JPH0522471Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0522471Y2
JPH0522471Y2 JP6594487U JP6594487U JPH0522471Y2 JP H0522471 Y2 JPH0522471 Y2 JP H0522471Y2 JP 6594487 U JP6594487 U JP 6594487U JP 6594487 U JP6594487 U JP 6594487U JP H0522471 Y2 JPH0522471 Y2 JP H0522471Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
damper unit
vehicle body
assembly
lifter table
assembled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6594487U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63172787U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6594487U priority Critical patent/JPH0522471Y2/ja
Publication of JPS63172787U publication Critical patent/JPS63172787U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0522471Y2 publication Critical patent/JPH0522471Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、昇降可能なリフターテーブル上の所
定位置に、下端部を支持体に回動可能に支承する
とともに上端部を車体に組付けた組付姿勢では傾
斜状態となるダンパユニツトを含むサスペンシヨ
ン組立体が位置決め配置され、ダンパユニツトを
組付姿勢としたままでリフターテーブルが上昇し
たときにダンパユニツトの上端部が当接する張出
部をダンパユニツトの上端部を組付けるべき組付
部の直下に有する車体が、前記リフターテーブル
の上方位置に位置決め配置される車体へのサスペ
ンシヨン組立体組付装置に関する。
(2) 従来の技術 従来、かかる組付装置としては、たとえば実公
昭57−50181号公報で開示されたもののように、
車体にガイド部材を係合し、このガイド部材に倣
わせながらリフターテーブルを上昇させることに
より、組付時にサスペンシヨンと車体との干渉を
防止するようにしたものがある。
(3) 考案が解決しようとする問題点 ところが、上記従来のものでは、車種が異なる
度にガイド部材を取換えねばならず、多車種の車
体を混合して組立てるラインでは、取換作業が煩
雑であり、組付の自動化にも対処できない。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもので
あり、複数車種の車体へのサスペンシヨン組立体
の組付を同一組付装置で容易にしかも自動的に行
ない得るようにした車体へのサスペンシヨン組立
体組付装置を提供することを目的とする。
B 考案の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本考案によれば、リフターテーブルには、ダン
パユニツトを保持する保持部材が、ダンパユニツ
トを組付姿勢に保持する位置と、ダンパユニツト
を張出部との当接を回避する回避姿勢に保持する
位置との間で回動可能に配設されるとともに、前
記保持部材を回動駆動する回動駆動手段が配設さ
れる。
(2) 作用 上記構成によれば、サスペンシヨン組立体への
組付時にリフターテーブルが上昇する際には、そ
の上昇途中でダンパユニツトを組付姿勢から回避
姿勢へと姿勢変換させることによりダンパユニツ
トの上端部が張出部に当接することを回避し、さ
らに組付姿勢へと戻すことによりダンパユニツト
の上端部を組付部に組付けることが可能となる。
(3) 実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、第1図、第2図および第3図におい
て、図示しない昇降駆動手段により昇降駆動され
るリフターテーブル1上の所定位置には、図示し
ないエンジンを含むフロントサスペンシヨン組立
体2が位置決め載置され、該リフターテーブル1
の上方位置には、フロントサスペンシヨン組立体
2を組付けるべき車体3の前部が位置決め配置さ
れる。
フロントサスペンシヨン組立体2は、車体3に
連結されるアツパアーム4に上端が連結されるナ
ツクル5と、該ナツクル5に回転自在に支承され
た車軸6と、ブーツ7で覆われる等速ジヨイント
(図示せず)を介して車軸6に連結されるドライ
バシヤフト8と、ナツクル5の下部に連結される
支持体としてのロアアーム9と、上端部が車体3
の組付部10に組付けられるダンパユニツト11
等を備える。しかもダンパユニツト11の下端に
ドライブシヤフト8を跨ぐダンパフオーク12が
連結されており、このダンパフオーク12の下端
部がロアアーム9を間に挟むとともに車体3の前
後方向に沿う軸線を有する軸13により回動自在
にしてロアアーム9に支承される。またダンパユ
ニツト11の上端部および中間部間にはコイルば
ね14が介装される。
車体3には、ダンパユニツト11の上端部に設
けた組付フランジ11aを組付けるべき組付部1
0が設けられており、ダンパユニツト11は、組
付部10に組付けた組付姿勢において、上方に向
かうにつれて車体3の内方側に傾く傾斜状態とな
る。しかも車体3には、組付部10の直下で外方
側に張出した張出部15があり、組付姿勢にある
ダンパユニツト11が組付部10に組付けられる
べく下方から上昇したときには、組付フランジ1
1aが張出部15に当接する。
そこで、リフターテーブル1には、該リフター
テーブル1を上昇せしめてフロントサスペンシヨ
ン組立体2を車体3に組付ける際に、ダンパユニ
ツト11を第1図の鎖線で示す回避姿勢として張
出部15との干渉を回避すべく、姿勢変換機構1
6が設けられる。
この姿勢変換機構16は、リフターテーブル1
上に、鉛直軸線を有して立設される支軸17と、
該支軸17により回動自在に支承されて上下に延
びる回動部材18と、ダンパユニツト11のダン
パフオーク12に当接すべく回動部材18の上端
に固設される保持部材19と、回動部材18およ
び保持部材19を回動駆動すべく回動部材18に
連結される回動駆動手段としてのシリンダ20と
から成る。
回動部材18は上下に延びる等辺山形鋼の中間
部を補強板21,21で補強して形成されたもの
であり、この回動部材18の下端部が、円筒状軸
受部材22を介して支軸17により回動自在に支
承される。また保持部材19の先端は、ダンパフ
オーク12に車体3の内方側から当接すべく略L
字形に形成されており、ダンパフオーク12に保
持部材19を当接させてダンパユニツト11を組
付姿勢に保持すべく、回動部材18にはストツパ
23が突設され、リフターテーブル1に固設され
た規制部材24にはストツパ23に当接し得る規
制ねじ25が進退可能に螺合される。すなわち、
規制ねじ25がストツパ23に当接した状態で、
回動部材18および保持部部材19は、ダンパユ
ニツト11を組付姿勢に保つ状態にあり、ダンパ
ユニツト11はリフターテーブル1上にある状態
では組付姿勢からさらに車体3の内方側に倒れる
ことはない。
また回動部材18の下部には連結腕26が直角
に突設されており、水平軸線を有してリフターテ
ーブル1上に支持、固定されたシリンダ20のピ
ストンロツド20aがリンク27を介して連結腕
26の先端に連結される。これによりシリンダ2
0を収縮作動せしめたときには、回動部材18は
そのストツパ23が規制ねじ25に当接した状態
すなわち保持部材19がダンパユニツト11を組
付姿勢とする位置にあり、シリンダ20を伸長作
動せしめると、回動部材18すなわち保持部材1
9はダンパユニツト11を第1図の鎖線で示す回
避姿勢すなわち軸13のまわりにダンパユニツト
11が車体3の外方側に回動した姿勢となる位置
まで回動する。
リフターテーブル1上には、前記姿勢変換機構
16の他に、フロントサスペンシヨン組立体2を
車体3に組付けるためのナツトランナー28,2
9,30,31,32,33などが配設される。
次にこの実施例の作用について説明すると、フ
ロントサスペンシヨン組立体2の車体3への組付
けにあたつては、所定位置に位置決め配置された
車体3の下方の所定位置に、フロントサスペンシ
ヨン組立体2を所定位置に位置決め載置したリフ
ターテーブル1をもたらし、次いでリフターテー
ブル1を所定量上昇させた後、各ナツトランナー
28〜33により自動的な組付が行なわれる。
しかもリフターテーブル1が車体3の下方の所
定位置にもたらされたときには、保持部材19は
ダンパユニツト11を組付姿勢に保つ位置にある
が、リフターテーブル1の上昇時にはシリンダ2
0が伸長作動するのに伴つて保持部材19はダン
パユニツト11を回避姿勢とする位置まで回動す
る。これにより、リフターテーブル1の上昇時に
ダンパユニツト11は車体3の張出部15とは相
互に干渉しない姿勢となつており、組付姿勢とし
ても張出部15との相互干渉を回避し得る位置ま
でダンパユニツト11が上昇したときに、シリン
ダ20が収縮作動することにより、保持部材19
はダンパユニツト11を組付姿勢とする元の位置
まで戻る。
したがつて、リフターテーブル1が上限位置ま
で上昇したときには、ダンパユニツト11は組付
姿勢となつており、車体3の組付部10に組付フ
ランジ11aを組付けることが可能となる。
このようにして、フロントサスペンシヨン組立
体2は、そのダンパユニツト11の姿勢を姿勢変
換機構16で変換することにより、車体3に容易
にかつ自動的に組付けられる。しかも、車種が異
なつたとしてもダンパユニツト11の位置が変わ
らなければ同一の姿勢変換機構16で対処するこ
とが可能であり、多車種の車両組立ラインでのフ
ロントサスペンシヨン組立体2の組付能率を向上
することができる。
また以上の実施例では、フロントサスペンシヨ
ン組立体2について述べたが、リヤサスペンシヨ
ン組立体についても本考案を適用可能である。
C 考案の効果 以上のように本考案によれば、リフターテーブ
ルには、ダンパユニツトを保持する保持部材が、
ダンパユニツトを組付姿勢に保持する位置と、ダ
ンパユニツトを張出部との当接を回避する回避姿
勢に保持する位置との間で回動可能に配設される
とともに、前記保持部材を回動駆動する回動駆動
手段が配設されるので、ダンパユニツトをその組
付姿勢と回避姿勢との間で姿勢変換することによ
り、車体の張出部との干渉を避けてダンパユニツ
トを車体に組付けることが可能であり、従来のよ
うなガイド部材を用いた倣い運動をさせないの
で、多種類の車体へのサスペンシヨン組立体の組
付を容易にしかも自動的に行なうことが可能であ
り、組立作業能率の向上に寄与することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は縦断正面図であつて第2図の−線断面
図、第2図は第1図の−線断面図、第3図は
第2図の−線断面図である。 1……リフターテーブル、2……サスペンシヨ
ン組立体、3……車体、9……支持体としてのロ
アアーム、10……組付部、11……ダンパユニ
ツト、15……張出部、19……保持部材、20
……回動駆動手段としてのシリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 昇降可能なリフターテーブル上の所定位置に、
    下端部を支持体に回動可能に支承するとともに上
    端部を車体に組付けた組付姿勢では傾斜状態とな
    るダンパユニツトを含むサスペンシヨン組立体が
    位置決め配置され、ダンパユニツトを組付姿勢と
    したままでリフターテーブルが上昇したときにダ
    ンパユニツトの上端部が当接する張出部をダンパ
    ユニツトの上端部を組付けるべき組付部の直下に
    有する車体が、前記リフターテーブルの上方位置
    に位置決め配置される車体へのサスペンシヨン組
    立体組付装置において、リフターテーブルには、
    ダンパユニツトを保持する保持部材が、ダンパユ
    ニツトを組付姿勢に保持する位置と、ダンパユニ
    ツトを張出部との当接を回避する回避姿勢に保持
    する位置との間で回動可能に配設されるととも
    に、前記保持部材を回動駆動する回動駆動手段が
    配設されることを特徴とする車体へのサスペンシ
    ヨン組立体組付装置。
JP6594487U 1987-04-30 1987-04-30 Expired - Lifetime JPH0522471Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6594487U JPH0522471Y2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6594487U JPH0522471Y2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63172787U JPS63172787U (ja) 1988-11-09
JPH0522471Y2 true JPH0522471Y2 (ja) 1993-06-08

Family

ID=30903486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6594487U Expired - Lifetime JPH0522471Y2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0522471Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2548409Y2 (ja) * 1989-06-09 1997-09-24 トヨタ自動車株式会社 フロント組立体の自動搭載装置
JP5318686B2 (ja) * 2009-07-17 2013-10-16 本田技研工業株式会社 サスペンションアッセンブリ取り付け方法
JP5492964B2 (ja) * 2012-10-18 2014-05-14 本田技研工業株式会社 サスペンション用リフト装置及びサスペンション・ユニット取付方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63172787U (ja) 1988-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4543033A (en) Industrial robot
JPS594266B2 (ja) 先端制御ロボツト
JPH0522471Y2 (ja)
JPH11156769A (ja) 双腕型スカラロボット
KR101771955B1 (ko) 현가장치 제조방법
JPS6110937Y2 (ja)
JPS6230572Y2 (ja)
JPH0223505Y2 (ja)
JPH0112448B2 (ja)
JPH0113980B2 (ja)
JPS5913766Y2 (ja) トラクタ等の作業機における作業高さ調整装置
JPH0710869Y2 (ja) オートバイフレームの溶接治具
JPH0357344Y2 (ja)
JPH0794113B2 (ja) 工業用ロボツト
JPH0442967Y2 (ja)
JPS5849194Y2 (ja) 被溶接物の位置決め装置
JPH034448Y2 (ja)
JPS629031Y2 (ja)
JPH0617439U (ja) コンバインにおける縦回し式強制分草装置
JP2522975Y2 (ja) 田植機の苗載装置
JPH0731795U (ja) 無人搬送車
JPH07115312B2 (ja) 多関節形産業用ロボツトのア−ム駆動装置
JPS63217100A (ja) シ−ルド掘進機のセグメント組立装置
JPH0519192Y2 (ja)
JPH0349823Y2 (ja)