JPS629031Y2 - - Google Patents
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- JPS629031Y2 JPS629031Y2 JP8682982U JP8682982U JPS629031Y2 JP S629031 Y2 JPS629031 Y2 JP S629031Y2 JP 8682982 U JP8682982 U JP 8682982U JP 8682982 U JP8682982 U JP 8682982U JP S629031 Y2 JPS629031 Y2 JP S629031Y2
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- arm
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- plane
- base end
- drive mechanism
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 18
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000009429 electrical wiring Methods 0.000 description 2
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、主として組立、その他溶接、塗装、
搬送、加工などの作業を行なう作業用ロボツトに
関する。
搬送、加工などの作業を行なう作業用ロボツトに
関する。
従来、作業用ロボツトとして、特開昭56−
56396号に記載されているように、ベースに第1
アームの基端部を水平方向に回転自由に支持し、
この第1アームの先端部に第2アームを、基端部
に第3アームをそれぞれ前記第1アームの回転方
向と同方向、即ち水平方向に回転自由に支持する
と共に、前記第2アームと第3アームとをリンク
で連結し、かつ前記第1アームの基端部に、該第
1アーム及び前記第3アームの回転駆動機構を設
け、該回転駆動機構により前記第1アーム及び第
2アームをそれぞれ独立して水平方向に回転駆動
し、前記第2アームの先端に装着する作業機を2
次元的に運動させて、組立などの作業を行なう如
く構成したものが提案されている。
56396号に記載されているように、ベースに第1
アームの基端部を水平方向に回転自由に支持し、
この第1アームの先端部に第2アームを、基端部
に第3アームをそれぞれ前記第1アームの回転方
向と同方向、即ち水平方向に回転自由に支持する
と共に、前記第2アームと第3アームとをリンク
で連結し、かつ前記第1アームの基端部に、該第
1アーム及び前記第3アームの回転駆動機構を設
け、該回転駆動機構により前記第1アーム及び第
2アームをそれぞれ独立して水平方向に回転駆動
し、前記第2アームの先端に装着する作業機を2
次元的に運動させて、組立などの作業を行なう如
く構成したものが提案されている。
この従来構造によれば、第2アームに装着する
作業機を2次元的に運動させて水平方向における
作業領域を広くでき、しかも第2アーム用回転駆
動機構の荷重が第1アームに作用しない構造とす
ることができるので、第1アームの荷重負担を小
さくでき、該第1アームを小形、軽量化できるの
であるが、前記第2、第3アーム及びリンクのう
ち、第2アーム及び第3アームを、水平方向に回
転駆動する前記第1アームの底面に枢支し、前記
リンクを、前記第1アームの回転平面より下方の
位置に配置しているため、即ち、前記第2アーム
及び第3アームを、前記第1アームの中心線を含
み、前記第1アームの回転軸線が垂直に通る平面
に対し大きく偏位した位置に配置しているため、
前記第1〜第3アームを水平方向に回転駆動し、
水平領域の作業を行なう場合で、特に第2アーム
の回転駆動時、前記第1アームに偏荷重が作用し
て、該第1アームに支持した前記第2アームをス
ムーズに回転動作させることができないし、又、
第2アームの回転駆動時に第1アームを回転駆動
するとき、該第1アームをスムーズに回転動作さ
せることができなかつたのである。
作業機を2次元的に運動させて水平方向における
作業領域を広くでき、しかも第2アーム用回転駆
動機構の荷重が第1アームに作用しない構造とす
ることができるので、第1アームの荷重負担を小
さくでき、該第1アームを小形、軽量化できるの
であるが、前記第2、第3アーム及びリンクのう
ち、第2アーム及び第3アームを、水平方向に回
転駆動する前記第1アームの底面に枢支し、前記
リンクを、前記第1アームの回転平面より下方の
位置に配置しているため、即ち、前記第2アーム
及び第3アームを、前記第1アームの中心線を含
み、前記第1アームの回転軸線が垂直に通る平面
に対し大きく偏位した位置に配置しているため、
前記第1〜第3アームを水平方向に回転駆動し、
水平領域の作業を行なう場合で、特に第2アーム
の回転駆動時、前記第1アームに偏荷重が作用し
て、該第1アームに支持した前記第2アームをス
ムーズに回転動作させることができないし、又、
第2アームの回転駆動時に第1アームを回転駆動
するとき、該第1アームをスムーズに回転動作さ
せることができなかつたのである。
又、鉛直領域の作業を行なうべく前記第1〜第
3アームを鉛直方向に回転駆動する使い方をした
場合は、前記第1アームに過大の偏荷重が作用す
るため、実際には、第1〜第3アームを鉛直方向
に回転駆動する使い方はできなかつたのである。
3アームを鉛直方向に回転駆動する使い方をした
場合は、前記第1アームに過大の偏荷重が作用す
るため、実際には、第1〜第3アームを鉛直方向
に回転駆動する使い方はできなかつたのである。
本考案は以上の点に鑑み考案したもので、目的
は、第1〜第3アームを水平方向又は鉛直方向に
回転駆動する使い方ができると共に、その使い方
如何に関係なく、第2アームを常にスムーズに回
転動作させることができ、しかもこの第2アーム
の回転駆動時に第1アームを回転駆動するときで
も、該第1アームをスムーズに回転動作させるこ
とのできる作業用ロボツトを提供する点にある。
は、第1〜第3アームを水平方向又は鉛直方向に
回転駆動する使い方ができると共に、その使い方
如何に関係なく、第2アームを常にスムーズに回
転動作させることができ、しかもこの第2アーム
の回転駆動時に第1アームを回転駆動するときで
も、該第1アームをスムーズに回転動作させるこ
とのできる作業用ロボツトを提供する点にある。
しかして本考案は、ベースに第1アームの基端
部を回転自由に支持し、この第1アームの先端部
に第2アームを、基端部に第3アームをそれぞれ
前記第1アームの回転方向と同方向に回転自由に
支持すると共に、前記第2アームと第3アームと
をリンクで連結し、かつ、前記第1アームの基端
部に、該第1アーム及び、前記第3アームの回転
駆動機構を設け、前記リンクを介して前記第2ア
ームを駆動する如くした作業用ロボツトであつ
て、前記第1アームを、該第1アームの中心線を
含み、前記第1アームの回転軸線が垂直に通る平
面を対称面として対称に構成し、前記第2アーム
及び前記リンクを、前記第1アームの側方で、前
記対称面内に配置したことを特徴とするものであ
る。
部を回転自由に支持し、この第1アームの先端部
に第2アームを、基端部に第3アームをそれぞれ
前記第1アームの回転方向と同方向に回転自由に
支持すると共に、前記第2アームと第3アームと
をリンクで連結し、かつ、前記第1アームの基端
部に、該第1アーム及び、前記第3アームの回転
駆動機構を設け、前記リンクを介して前記第2ア
ームを駆動する如くした作業用ロボツトであつ
て、前記第1アームを、該第1アームの中心線を
含み、前記第1アームの回転軸線が垂直に通る平
面を対称面として対称に構成し、前記第2アーム
及び前記リンクを、前記第1アームの側方で、前
記対称面内に配置したことを特徴とするものであ
る。
以下本考案ロボツトの実施例を図面に基づいて
説明する。
説明する。
図示したロボツトは、ベース1に鉛直方向に延
びる主柱2を立設して、この主柱2の先端に、水
平方向に延びる第1アーム3の基端部を、1対の
軸受4,4を介して回転自由に支持し、該第1ア
ーム3の先端部に、水平方向に延びる第2アーム
5を、前記主柱2と平行な第1枢支軸6を介して
前記第1アーム3の回転方向と同方向に回転自由
に支持し、かつ第1アーム3の基端部3aを、そ
の長さ方向外方に延長して、該延長部3bに、水
平方向に延びる第3アーム7を、前記主柱2と平
行な回転軸10を介して前記第1アーム3の回転
方向と同方向に回転自由に支持すると共に、前記
第2アーム5の中間部と第3アーム7の先端と
を、前記主柱2と平行な枢支軸11,12を介し
て水平方向に延びるリンク13で連結し、かつ前
記第1アーム3の基端部3aに、前記第1アーム
3の回転駆動機構8を、また前記基端部3aの延
長部3bに、前記第2アーム5の回転駆動機構9
をそれぞれ設けて、前記回転駆動機構8により、
前記第1アーム3を直接水平方向に回転駆動し、
前記回転駆動機構9により前記第2アーム5を、
第3アーム7及びリンク13を介して水平方向に
回転駆動し、前記第2アーム5の先端に装着する
作業機14を2次元的に運動させる如く構成した
ものである。尚、前記回転駆動機構8,9は、パ
ルスエンコーダ81,91を備えたモータ82,
92と減速機構83,93とにより構成してい
る。
びる主柱2を立設して、この主柱2の先端に、水
平方向に延びる第1アーム3の基端部を、1対の
軸受4,4を介して回転自由に支持し、該第1ア
ーム3の先端部に、水平方向に延びる第2アーム
5を、前記主柱2と平行な第1枢支軸6を介して
前記第1アーム3の回転方向と同方向に回転自由
に支持し、かつ第1アーム3の基端部3aを、そ
の長さ方向外方に延長して、該延長部3bに、水
平方向に延びる第3アーム7を、前記主柱2と平
行な回転軸10を介して前記第1アーム3の回転
方向と同方向に回転自由に支持すると共に、前記
第2アーム5の中間部と第3アーム7の先端と
を、前記主柱2と平行な枢支軸11,12を介し
て水平方向に延びるリンク13で連結し、かつ前
記第1アーム3の基端部3aに、前記第1アーム
3の回転駆動機構8を、また前記基端部3aの延
長部3bに、前記第2アーム5の回転駆動機構9
をそれぞれ設けて、前記回転駆動機構8により、
前記第1アーム3を直接水平方向に回転駆動し、
前記回転駆動機構9により前記第2アーム5を、
第3アーム7及びリンク13を介して水平方向に
回転駆動し、前記第2アーム5の先端に装着する
作業機14を2次元的に運動させる如く構成した
ものである。尚、前記回転駆動機構8,9は、パ
ルスエンコーダ81,91を備えたモータ82,
92と減速機構83,93とにより構成してい
る。
しかしてこの考案は、前記第1アーム3の断面
形状を、第3、第4図に示す如く例えば互いに直
交する長軸Xと短軸Yとをもつ中空のほゞ楕円形
に形成して、該第1アームの中心線Zを含み、回
転軸線、即ち、前記主柱2の中心線が垂直に通る
平面を対称面として、第1アームを対称に構成
し、前記第2アーム5及び前記リンク13を、前
記第1アーム3の側方で、かつ前記対称面内に配
置して、前記第2アーム5の回転駆動時、前記第
1アーム3に偏荷重が作用しないようにしたので
ある。
形状を、第3、第4図に示す如く例えば互いに直
交する長軸Xと短軸Yとをもつ中空のほゞ楕円形
に形成して、該第1アームの中心線Zを含み、回
転軸線、即ち、前記主柱2の中心線が垂直に通る
平面を対称面として、第1アームを対称に構成
し、前記第2アーム5及び前記リンク13を、前
記第1アーム3の側方で、かつ前記対称面内に配
置して、前記第2アーム5の回転駆動時、前記第
1アーム3に偏荷重が作用しないようにしたので
ある。
以上の構成において、前記第1アーム3は、第
1図に示す如くその基端部3aから先端に向つて
先細状に形成するのであるが、ストレート状に形
成してもよい。
1図に示す如くその基端部3aから先端に向つて
先細状に形成するのであるが、ストレート状に形
成してもよい。
しかし、第1アーム3には、その基端部3aに
は大きな曲げモーメントが作用し、先端に至る程
小さな曲げモーメントしか作用しないので、図示
した如く先細状に形成して軽量化を計るのが好ま
しい。又、前記第1アーム3は、中空であつて、
ほゞ楕円形なる断面を有し、その楕円の長軸Xを
上下方向に向けるのが好ましい。
は大きな曲げモーメントが作用し、先端に至る程
小さな曲げモーメントしか作用しないので、図示
した如く先細状に形成して軽量化を計るのが好ま
しい。又、前記第1アーム3は、中空であつて、
ほゞ楕円形なる断面を有し、その楕円の長軸Xを
上下方向に向けるのが好ましい。
又、前記第2アーム5は、第2図に示す如く第
1アーム3の中心線Zを含み、第1アーム3の回
転軸線が垂直に通る平面内にて前記中心線Zに対
し左右方向左側に配置して、前記第1アーム3よ
り左側の領域で組立などの作業を行なうのである
が、その他第1アーム3の前記中心線Zに対し左
右方向右側に配置して、前記第1アーム3より右
側の領域で組立などの作業を行なう如く成しても
よい。
1アーム3の中心線Zを含み、第1アーム3の回
転軸線が垂直に通る平面内にて前記中心線Zに対
し左右方向左側に配置して、前記第1アーム3よ
り左側の領域で組立などの作業を行なうのである
が、その他第1アーム3の前記中心線Zに対し左
右方向右側に配置して、前記第1アーム3より右
側の領域で組立などの作業を行なう如く成しても
よい。
又、前記第3アーム7は、第1図に示す如く前
記第1アーム3の前記対称面内に配置するのが好
ましいけれども、必ずしも前記対称面内に配置す
る必要はない。この場合、前記リンク13の動作
方向が前記対称面内にあればよい。又、前記第3
アーム7は、第1アーム3の基端部3aに設ける
延長部3bに支持するのが好ましいけれども、延
長部3bを設けることなく、前記基端部3aに支
持してもよい。
記第1アーム3の前記対称面内に配置するのが好
ましいけれども、必ずしも前記対称面内に配置す
る必要はない。この場合、前記リンク13の動作
方向が前記対称面内にあればよい。又、前記第3
アーム7は、第1アーム3の基端部3aに設ける
延長部3bに支持するのが好ましいけれども、延
長部3bを設けることなく、前記基端部3aに支
持してもよい。
又、中空とした第1アーム3の内部には、前記
作業機14に接続する例えばエアー配管或いは電
気配線などを配設するのである。
作業機14に接続する例えばエアー配管或いは電
気配線などを配設するのである。
以上の如く構成したロボツトは、例えば工場内
の床面に載置するのである。そして回転駆動機構
8のモータ82の駆動により、第1アーム3を減
速機構83を介して水平方向に回転駆動し、また
回転駆動機構9のモータ92の駆動により、第2
アーム5を、減速機構93、回転軸、10、第3
アーム7及びリンク13を介して水平方向に回転
駆動し、第2アーム5の先端に装着する作業機1
4を2次元的に運動させ、該作業機14により組
立などの作業を行なうのである。
の床面に載置するのである。そして回転駆動機構
8のモータ82の駆動により、第1アーム3を減
速機構83を介して水平方向に回転駆動し、また
回転駆動機構9のモータ92の駆動により、第2
アーム5を、減速機構93、回転軸、10、第3
アーム7及びリンク13を介して水平方向に回転
駆動し、第2アーム5の先端に装着する作業機1
4を2次元的に運動させ、該作業機14により組
立などの作業を行なうのである。
しかして前記第1アーム3は、その中心線Zを
含み、回転軸線が垂直に通る平面を対称面として
対称に構成しており、又、前記第2アーム5及び
リンク13は、前記第1アーム3の側方で、か
つ、前記対称面内に配置しているため、第2アー
ム5の回転駆動時、前記第1アーム3には偏荷重
が作用しないのである。従つて、前記第2アーム
5をスムーズに回転動作させることができるので
あり、また第2アーム5の回転駆動時に第1アー
ム3を回転駆動する場合でも、該第1アーム3を
スムーズに回転動作させることができるのであ
る。
含み、回転軸線が垂直に通る平面を対称面として
対称に構成しており、又、前記第2アーム5及び
リンク13は、前記第1アーム3の側方で、か
つ、前記対称面内に配置しているため、第2アー
ム5の回転駆動時、前記第1アーム3には偏荷重
が作用しないのである。従つて、前記第2アーム
5をスムーズに回転動作させることができるので
あり、また第2アーム5の回転駆動時に第1アー
ム3を回転駆動する場合でも、該第1アーム3を
スムーズに回転動作させることができるのであ
る。
又、前記第1アーム3には、該アーム3の先端
に支持する第2アーム5及び該第2アーム5に装
着する作業機14の荷重が集中荷重となつて作用
するが、前記第1アーム3の断面形状をほゞ楕円
形として、その長軸Xを上下方向に向けると共
に、前記第1アーム3を、その基端部3aから先
端に向つて先細状とすることにより、前記集中荷
重に充分対抗できるのであり、又、ねじり荷重に
も充分対抗できるのである。
に支持する第2アーム5及び該第2アーム5に装
着する作業機14の荷重が集中荷重となつて作用
するが、前記第1アーム3の断面形状をほゞ楕円
形として、その長軸Xを上下方向に向けると共
に、前記第1アーム3を、その基端部3aから先
端に向つて先細状とすることにより、前記集中荷
重に充分対抗できるのであり、又、ねじり荷重に
も充分対抗できるのである。
又、断面形状をほゞ楕円形とした第1アーム3
の長軸Xを上下方向に向けることにより、短軸Y
部分には、前記集中荷重が殆んど作用しないた
め、この短軸Y部分の長さが前記長軸X部分の長
さより短かくても、前記集中荷重に対抗できるの
である。従つて、強度を低下させることなく第1
アーム3の断面積を小さくでき、軽量化できるの
である。又、第1アーム3を、その基端部3aか
ら先端に向つて先細状とすることにより、第1ア
ーム3をより一層軽量化できるのである。
の長軸Xを上下方向に向けることにより、短軸Y
部分には、前記集中荷重が殆んど作用しないた
め、この短軸Y部分の長さが前記長軸X部分の長
さより短かくても、前記集中荷重に対抗できるの
である。従つて、強度を低下させることなく第1
アーム3の断面積を小さくでき、軽量化できるの
である。又、第1アーム3を、その基端部3aか
ら先端に向つて先細状とすることにより、第1ア
ーム3をより一層軽量化できるのである。
又、前記第1アーム3の基端部3aに延長部3
bを設けて、この延長部3bに、第3アーム7
と、該第3アームの回転駆動機構9とを設けたこ
とにより、前記第3アーム7及び回転駆動機構9
の荷重が第1アーム3の基端部3aより先端側に
作用しないので、第1アーム3の荷重負担を小さ
くでき、該第1アーム3を小形、軽量化できるの
である。
bを設けて、この延長部3bに、第3アーム7
と、該第3アームの回転駆動機構9とを設けたこ
とにより、前記第3アーム7及び回転駆動機構9
の荷重が第1アーム3の基端部3aより先端側に
作用しないので、第1アーム3の荷重負担を小さ
くでき、該第1アーム3を小形、軽量化できるの
である。
又、前記第1アーム3を中空とすることにより
作業機14に接続するエアー配管或いは電気配線
などを配設できるので、これらエアー配管などを
第1アームで保護できるばかりか、外部への張出
しを防止できるのである。
作業機14に接続するエアー配管或いは電気配線
などを配設できるので、これらエアー配管などを
第1アームで保護できるばかりか、外部への張出
しを防止できるのである。
又、本考案ロボツトは、工場内の床面に載置し
て、第1アーム3及び第2アーム5を水平方向に
回転駆動し、水平領域の作業を行なう如く成すの
であるが、その他工場内の壁面等に取付けて、第
1アーム3及び第2アーム5を鉛直方向に回転駆
動し、鉛直領域の装着を行なう如く成してもよ
い。この場合、前記第1アーム3を、該第1アー
ムの中心線Zを含み、回転軸線が垂直に通る平面
を対称面として、対称に構成し、前記第2アーム
5及びリンク13を、前記対称面内に配置して、
第2アーム5の回転駆動時、第1アーム3に偏荷
重が作用しないようにするのである。
て、第1アーム3及び第2アーム5を水平方向に
回転駆動し、水平領域の作業を行なう如く成すの
であるが、その他工場内の壁面等に取付けて、第
1アーム3及び第2アーム5を鉛直方向に回転駆
動し、鉛直領域の装着を行なう如く成してもよ
い。この場合、前記第1アーム3を、該第1アー
ムの中心線Zを含み、回転軸線が垂直に通る平面
を対称面として、対称に構成し、前記第2アーム
5及びリンク13を、前記対称面内に配置して、
第2アーム5の回転駆動時、第1アーム3に偏荷
重が作用しないようにするのである。
尚、以上説明した実施例は、第1アーム3を、
断面ほゞ楕円形に形成して、第1アームの中心線
Zを含み、前記第1アームの回転軸線が垂直に通
る平面を対称面として、対称に構成したが、この
第1アーム3の断面形状は、ほゞ楕円形の他、円
形、角形であつてもよい。
断面ほゞ楕円形に形成して、第1アームの中心線
Zを含み、前記第1アームの回転軸線が垂直に通
る平面を対称面として、対称に構成したが、この
第1アーム3の断面形状は、ほゞ楕円形の他、円
形、角形であつてもよい。
以上の如く本考案によれば、第2アームに装着
する作業機を2次元的に運動させて作業領域を広
くできると共に、前記第2アームを支持する第1
アームの荷重負担を小さくできながら、しかも前
記第1アームを、第1アームの中心線を含み前記
第1アームの回転軸線が垂直に通る平面を対称面
として、対称に構成し、前記第2アーム及び該第
2アームに連結するリンクを、前記第1アームの
側方で、かつ、前記対称面内に配置したから、前
記第1アーム及び第2アームを水平方向又は鉛直
方向に回転駆動する使い方ができると共、前記第
2アームの水平方向又は鉛直方向への回転駆動
時、前記第1アームに偏荷重が作用するのを防止
できるのである。従つて、前記第2アームの回転
駆動方向如何に関係なく、第2アームをスムーズ
に回転動作させることができるのであり、また第
2アームの回転駆動時に第1アームを回転駆動す
る場合でも、該第1アームをスムーズに回転動作
させることができるのである。
する作業機を2次元的に運動させて作業領域を広
くできると共に、前記第2アームを支持する第1
アームの荷重負担を小さくできながら、しかも前
記第1アームを、第1アームの中心線を含み前記
第1アームの回転軸線が垂直に通る平面を対称面
として、対称に構成し、前記第2アーム及び該第
2アームに連結するリンクを、前記第1アームの
側方で、かつ、前記対称面内に配置したから、前
記第1アーム及び第2アームを水平方向又は鉛直
方向に回転駆動する使い方ができると共、前記第
2アームの水平方向又は鉛直方向への回転駆動
時、前記第1アームに偏荷重が作用するのを防止
できるのである。従つて、前記第2アームの回転
駆動方向如何に関係なく、第2アームをスムーズ
に回転動作させることができるのであり、また第
2アームの回転駆動時に第1アームを回転駆動す
る場合でも、該第1アームをスムーズに回転動作
させることができるのである。
第1図は本考案ロボツトの一実施例を示す正面
図、第2図は同じく一部省略平面図、第3図は第
1図−線断面図、第4図は第1図−線断
面図、第5図は第1図−線断面図、第6図は
第1図−線断面図である。 1……ベース、3……第1アーム、5……第2
アーム、7……第3アーム、8,9……回転駆動
機構、13……リンク、Z……中心線。
図、第2図は同じく一部省略平面図、第3図は第
1図−線断面図、第4図は第1図−線断
面図、第5図は第1図−線断面図、第6図は
第1図−線断面図である。 1……ベース、3……第1アーム、5……第2
アーム、7……第3アーム、8,9……回転駆動
機構、13……リンク、Z……中心線。
Claims (1)
- ベースに第1アームの基端部を回転自由に支持
し、この第1アームの先端部に第2アームを、基
端部に第3アームをそれぞれ前記第1アームの回
転方向と同方向に回転自由に支持すると共に、前
記第2アームと第3アームとをリンクで連結し、
かつ、前記第1アームの基端部に、該第1アーム
及び、前記第3アームの回転駆動機構を設け、前
記リンクを介して前記第2アームを駆動する如く
した作業用ロボツトであつて、前記第1アーム
を、該第1アームの中心線を含み前記第1アーム
の回転軸線が垂直に通る平面を対称面として対称
に構成し、前記第2アーム及び前記リンクを第1
アームの側方で、かつ、前記対称面内に配置した
ことを特徴とする作業用ロボツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8682982U JPS58188194U (ja) | 1982-06-10 | 1982-06-10 | 作業用ロボツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8682982U JPS58188194U (ja) | 1982-06-10 | 1982-06-10 | 作業用ロボツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58188194U JPS58188194U (ja) | 1983-12-14 |
JPS629031Y2 true JPS629031Y2 (ja) | 1987-03-02 |
Family
ID=30095596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8682982U Granted JPS58188194U (ja) | 1982-06-10 | 1982-06-10 | 作業用ロボツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58188194U (ja) |
-
1982
- 1982-06-10 JP JP8682982U patent/JPS58188194U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58188194U (ja) | 1983-12-14 |
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