JP2980415B2 - 材料貯蔵装置 - Google Patents

材料貯蔵装置

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JP2980415B2
JP2980415B2 JP3168300A JP16830091A JP2980415B2 JP 2980415 B2 JP2980415 B2 JP 2980415B2 JP 3168300 A JP3168300 A JP 3168300A JP 16830091 A JP16830091 A JP 16830091A JP 2980415 B2 JP2980415 B2 JP 2980415B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数箇所に立設した
立体棚のY軸方向を連結して、強度アップを図った材料
貯蔵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、材料貯蔵装置としては、例えば図
8に示すごとき構成のものが知られている。すなわち、
材料貯蔵装置101は、複数列設された立体棚103が
設けられ、この立体棚103に複数の収納棚105が設
けられていて、収納棚105に材料Mが収納されてい
る。なお、立体棚103はそれぞれ独立した柱107が
立設されているか、あるいはX軸方向(図8において前
後方向)に柱107は連結されている。
【0003】前記収納棚105に収納された材料Mを取
出したり、収納棚105へ材料(残材)Mを戻したりす
るため、立体棚103をまたぐような形でガータクレー
ン109が設けられていて、このガータクレーン109
はY軸方向(図8において左右方向)へ移動自在となっ
ている。また、このガータクレーン109の支柱111
にリフタガイド113が設けられ、このリフタガイド1
13に案内されZ軸方向(図8において上下方向)へ移
動自在なリフタ115が設けられている。
【0004】このリフタ115に図示を省略したが前記
収納棚105より材料Mを取出したり、戻したりするリ
フタアームが設けられている。
【0005】立体棚103の収納棚105に収納された
材料Mを取出す際は、ガータクレーン109をY軸方向
の所望の位置へ位置決めし、リフタ115を下降させて
所望の収納棚105の位置へ位置決めしてリフタアーム
により材料Mを取出すことができる。なお、材料(残
材)Mを収納棚105に戻す場合も同様な操作により行
なわれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の材料貯蔵装置101においては、収納棚105より
材料Mを取出したり収納する際には、リフタ115の上
下運動により行なわれる。したがって、リフタ115を
例えば刃物とすれば、立体棚103の棚部を切断するよ
うな形で、リフタ115が上下する。つまり、立体棚1
03の柱107間をつなぐことができず、立体棚103
の強度はY軸方向に弱いものとなっていた。
【0007】このことは、地震国においては不安材料を
残すし、Y軸方向の強度確保のために基礎工事が大がか
りになり、柱107の部材も大きくせざるを得ないとい
う問題があった。
【0008】この発明の目的は、上記問題点を改善する
ため、リフタのガイドを別の所に設けて、立体棚の柱を
Y軸方向に連結したことにより、立体棚のY軸方向の強
度を向上させ、柱を軽量化すると共に基礎工事も通常の
工事となし、コストの低減を図った材料貯蔵装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述のごとき従来の問題
に鑑みて、本発明は、収納棚を複数段設けた複数の柱を
X軸方向に複数設けると共に各柱をX軸補強部材により
連結してなる列をY軸方向に複数列設け、上記各列にお
ける両端側の各柱をY軸方向に延伸した補強用の各連結
部材によって連結して設け、上記各連結部材に設けたY
軸方向のレールに沿ってY軸方向へ移動自在のクレーン
本体に、前記各収納棚に対して材料を出入れするリフタ
アームを備えたリフタを上下動自在に備えてなる材料貯
蔵装置において、前記リフタに設けた複数のガイド部材
を上下方向に案内するためのガイド部を前記収納棚の先
端部に設け、前記リフタに立設した複数の連結部材の上
端部を嵌挿自在の嵌挿部を前記クレーン本体に設けてな
り、前記連結部材の長さを、前記ガイド部材が前記ガイ
ド部から外れる前に前記連結部材の上端部が前記嵌挿部
に結合される長さに設けた構成である。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0016】図1および図2を参照するに、材料貯蔵装
置1は、立体棚3とリフタ5を備えたクレーン7とで構
成されている。
【0017】立体棚3は、床面に立設された複数列の柱
9に、複数段に水平方向へ突出して収納棚11が設けら
れていて、この収納棚11に複数本の材料Mが載置収納
されている。前記柱9の上端部は、各柱9を結ぶX軸方
向(図1において左右方向、図2において図面に直交し
た方向)の補強としてX軸補強部材13が延伸して柱9
と一体的に設けられている。また、Y軸方向(図1にお
いて図面に直交した方向、図2において左右方向)の補
強として連結部材15が延伸して柱9と一体的に設けら
れている。なお、連結部材15の上面には後述するクレ
ーンの車輪を案内するレール17がY軸方向へ延伸して
設けられている。
【0018】上記構成により、各立体棚3の柱9は上部
をX軸補強部材13とY軸方向の補強としての連結部材
15とにより一体的に構成されているため、従来と比べ
著しく強度をアップすることができる。
【0019】リフタ5を備えたクレーン7は、前記柱9
のY軸方向を結ぶ連結部材15上にY軸方向へ延伸して
設けたレール17上に、複数個のクレーン車輪19が乗
り、このクレーン車輪19はクレーン本体21に回転自
在に設けられている。車輪19の駆動源としては、クレ
ーン本体21に固着した電動機23より回転伝達部材2
5である例えばチェーン等を介して車輪19は回転さ
れ、Y軸方向へクレーン7は移行されることになる。
【0020】前記クレーン本体21は、下方向が開口し
た逆U字形状を成し、前記立体棚3をまたいだ形で、前
記レール17上に設けられている。そして、クレーン本
体21の上部には、リフタ5をZ軸方向(図1および図
2において上下方向)へ移動させる駆動部27が設けら
れている。この駆動部27は、電動機(図示省略)等よ
り連結軸29に回転が伝達され、連結軸29の両端にワ
イヤドラム31が設けられ、このワイヤドラム31にワ
イヤ33の一端が固着され、ワイヤ33の他端は前記リ
フタ5に連結されている。
【0021】上記構成により、電動機(図示省略)を駆
動させ連結軸29を回転させると、ワイヤドラム31も
回転して、ワイヤ33を巻取るとリフタ5は上昇し、巻
戻すとリフタ5は下降する。
【0022】リフタ5が上下動する際、リフタ5の案内
と振れを止めるために、リフタ5の両端近傍にガイド部
材35と連結(固定)部材37とが垂直状態に設けられ
ている。より詳細には、図3および図4を併せて参照す
るに、ガイド部材35は、リフタ5の側面両側に垂直状
態に設けられ、ガイド部材35の両端は挿入しやすいよ
うに円錐状部39が形成され、長さLは、図4に示され
ているごとく、収納棚11の棚間ピッチlに対して長さ
Lは、L>2lのごとく長さを決定する方が安定する。
【0023】このガイド部材39は、収納棚11の先端
に設けたガイド部としてのガイド溝41に挿通され、上
下移動時の案内となっている。
【0024】連結部材37は、リフタ5の両端上部に立
設され、上端には前記ガイド部材35と同様な円錐状部
39が形成されている。この連結部材37が嵌挿される
嵌挿部としての穴43が前記クレーン本体21に設けら
れている。なお、連結部材37の長さは、ガイド部材3
5が立体棚3の最上部に設けたガイド溝41から外れる
前にクレーン本体21に結合される長さとする。
【0025】上記構成により、リフタ5を最上部まで上
昇させた時は、連結部材37がクレーン本体21に設け
た穴43に嵌合されるので、クレーン7をY軸方向へ移
動させてもリフタ5が振れることがない。また、リフタ
5を下降させ所望の材料Mを収納棚11より取出す際
は、ガイド部材35がガイド溝41に案内されるので、
リフタ5は円滑に上下移動ができると共に振れることが
ない。
【0026】リフタ5にて所望の材料Mを収納棚11よ
り取出したり、収納棚11へ戻したりするため、リフタ
5にはリフタアームが設けられている。
【0027】このリフタアームは種々の形式が知られて
いて、図1および図2には図示を省略してあるが、例え
ば、図5および図6に示されているような型式のものが
ある。
【0028】図5を参照するに、リフタアーム45は、
ラックピニオン型式でありリフタアーム45の下面に形
成したラック47にピニオン49が噛合し、ピニオン4
9は電動機(図示省略)等により回転される。
【0029】上記構成により、電動機を駆動するとピニ
オン49は回転し、ラック47を介してリフタアーム4
5はY軸方向へ移動自在となり、収納棚11に収納され
た材料Mを取出したり、収納棚11へ材料Mを戻したり
することができる。
【0030】また、図6に示すリフタアーム51は、回
動式のものであり、材料Mの位置に合わせて、リフタア
ーム51の回転角度θが制御される方式である。
【0031】図7には他の実施例を示し、立体棚3の柱
9の中間にリフタ5を案内する専用の柱53を付設した
もので、この柱53を案内としてリフタ5は上下に移動
自在となる。このようにリフタ5を案内する柱53を付
設したことにより、立体棚3の柱9の上端をY軸方向へ
連結する連結部材15を設けることが可能となる。
【0032】上述したごとく、リフタ5の案内として収
納棚11を利用したことにより、立体棚3の柱9をY軸
方向へ連結部材15にて連結することが可能となり、柱
9の強度はアップし、柱は軽量のもので良く、また、基
礎工事も通常の工事で良く、従来と比べ著しくコストの
低減を図ることができる。
【0033】なお、この発明は前述した各実施例に限定
されることなく、適宜の変更を行なうことにより、その
他の態様で実施例し得るものである。
【0034】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、要するに本発明は、収納棚(11)を複数段
設けた複数の柱(9)をX軸方向に複数設けると共に各
柱(9)をX軸補強部材(13)により連結してなる列
をY軸方向に複数列設け、上記各列における両端側の各
柱(9)をY軸方向に延伸した補強用の各連結部材(1
5)によって連結して設け、上記各連結部材(15)に
設けたY軸方向のレール(17)に沿ってY軸方向へ移
動自在のクレーン本体(21)に、前記各収納棚(1
1)に対して材料を出入れするリフタアームを備えたリ
フタ(5)を上下動自在に備えてなる材料貯蔵装置にお
いて、前記リフタ(5)に設けた複数のガイド部材(3
5)を上下方向に案内するためのガイド部(41)を前
記収納棚(11)の先端部に設け、前記リフタ(5)に
立設した複数の連結部材(37)の上端部を嵌挿自在の
嵌挿部(43)を前記クレーン本体(21)に設けてな
り、前記連結部材(37)の長さを、前記ガイド部材
(35)が前記ガイド部(41)から外れる前に前記連
結部材(37)の上端部が前記嵌挿部(43)に結合さ
れる長さに設けた構成である。
【0035】上記構成より明らかなように、本発明にお
いては、収納棚11を複数段設けた柱9はX軸補強部材
13により連結してあり、かつ複数列における各列の両
端側の柱9はY軸方向の補強用の連結部材15によって
連結してあるから、柱9のX軸方向,Y軸方向の補強を
行うことができるものである。そして、Y軸方向へ移動
自在に設けたクレーン本体21に上下動自在に設けたリ
フタ5にはガイド部材35が設けてあり、収納棚11の
先端部には前記ガイド部材35を上下方向に案内するた
めのガイド部が設けてあるから、揺れることなくリフタ
5を安定した姿勢で上下動することができるものであ
る。さらに、前記リフタ5には連結部材37が立設して
あり、クレーン本体21には上記連結部材37の上端部
を嵌挿自在の嵌挿部が設けてあり、かつ上記連結部材3
7の長さは、前記ガイド部材35がガイド部から外れる
前に前記連結部材37の上端部が前記嵌挿部に結合され
る長さに設けてあるから、リフタ5を最上昇せしめると
き、ガイド部材35がガイド部によってガイドされてい
る状態において連結部材37を嵌挿部に結合することが
でき、リフタ5に揺動等を生じることなしにクレーン本
体21に一体化できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の材料貯蔵装置を示す側面図である。
【図2】図1における正面図である。
【図3】図2におけるIII −III 線に沿った拡大断面図
である。
【図4】図3における側面説明図である。
【図5】リフタアームの一実施例を示す説明図である。
【図6】リフタアームの他の実施例を示す説明図であ
る。
【図7】この発明の他の実施例を示し、材料貯蔵装置の
部分斜視説明図である。
【図8】従来例を示し、材料貯蔵装置の斜視説明図であ
る。
【符号の説明】
1 材料貯蔵装置 3 立体棚 5 リフタ 7 クレーン 11 収納棚 15 連結部材 35 ガイド部材 37 連結部材 41 ガイド溝

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納棚(11)を複数段設けた複数の柱
    (9)をX軸方向に複数設けると共に各柱(9)をX軸
    補強部材(13)により連結してなる列をY軸方向に複
    数列設け、上記各列における両端側の各柱(9)をY軸
    方向に延伸した補強用の各連結部材(15)によって連
    結して設け、上記各連結部材(15)に設けたY軸方向
    のレール(17)に沿ってY軸方向へ移動自在のクレー
    ン本体(21)に、前記各収納棚(11)に対して材料
    を出入れするリフタアームを備えたリフタ(5)を上下
    動自在に備えてなる材料貯蔵装置において、前記リフタ
    (5)に設けた複数のガイド部材(35)を上下方向に
    案内するためのガイド部(41)を前記収納棚(11)
    の先端部に設け、前記リフタ(5)に立設した複数の連
    結部材(37)の上端部を嵌挿自在の嵌挿部(43)を
    前記クレーン本体(21)に設けてなり、前記連結部材
    (37)の長さを、前記ガイド部材(35)が前記ガイ
    ド部(41)から外れる前に前記連結部材(37)の上
    端部が前記嵌挿部(43)に結合される長さに設けたこ
    とを特徴とする材料貯蔵装置。
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JP4815204B2 (ja) 2005-12-01 2011-11-16 アイチエレック株式会社 永久磁石回転機及び圧縮機

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