JPH05224023A - 光ファイバ心線の把持ホルダ - Google Patents

光ファイバ心線の把持ホルダ

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Publication number
JPH05224023A
JPH05224023A JP6132792A JP6132792A JPH05224023A JP H05224023 A JPH05224023 A JP H05224023A JP 6132792 A JP6132792 A JP 6132792A JP 6132792 A JP6132792 A JP 6132792A JP H05224023 A JPH05224023 A JP H05224023A
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JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
cores
base
gripping
holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6132792A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Mie
豊 三重
Yuji Sugiyama
雄二 杉山
Masayoshi Mishima
誠良 三島
Toshiaki Satake
俊明 佐武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd, Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP6132792A priority Critical patent/JPH05224023A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 心線数の異なる様々な光ファイバ心線の把持
に適する把持ホルダを提供する。 【構成】 把持ホルダを第1の基台1と第2の基台2に
よって構成し、第1の基台1の把持面3には異なる心数
に対応した幅をもつ複数の第1のクランプ面4a,4
b,4c,・・・,を形成し、各クランプ面を区画壁6
で区画する。第2の基台2の把持面7側には同様に幅の
異なる複数の第2のクランプ面10a,10b,10c,・・
・,を形成し、各クランプ面間を区画溝11で区画する。
光ファイバ心線を把持するときには、その光ファイバ心
線の心数に合ったクランプ面を選択し、そのクランプ面
で光ファイバ心線を把持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単心又は多心の光ファ
イバ心線の皮剥ぎ、皮剥ぎされて露出した裸光ファイバ
の端面カット、裸光ファイバ端面同志の融着接続、等の
各作業を行うときに、光ファイバ心線を把持する光ファ
イバ心線の把持ホルダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ心線の皮剥ぎ、端面カット、
融着接続を手動によって行う個々の装置が知られている
が、この種の装置は、前記各作業を行うときに、光ファ
イバ心線を把持する把持ホルダを備えている。
【0003】最近、光ファイバ心線として、テープ状の
多心光ファイバ心線が広く使用されており、この多心の
光ファイバ心線を把持する場合には、単心の場合に比
べ、広幅の把持面によって光ファイバ心線を把持する必
要がある。
【0004】従来においては、接続する光ファイバ心線
の心数に1対1に対応するホルダをもった専用の装置を
備えておき、接続する心数に応じて使用する装置を使い
分けたり、あるいは、1心、2心、4心、8心という如
く、心数に応じた把持面の幅をもったホルダを予め個別
に複数種類用意しておき、接続する光ファイバ心線の心
数に応じて把持ホルダを交換することが行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、接続す
る光ファイバ心線の心数に応じて接続作業の装置を複数
種類用意するのは非常に面倒であり、経済的にも不利で
ある。また、接続する光ファイバ心線の心数に応じて把
持ホルダを交換する方式もその交換作業が非常に煩わし
いものとなる。
【0006】本発明者等は、光ファイバ心線の皮剥ぎ、
皮剥ぎされた裸光ファイバの端面カット、その端面カッ
トされた裸光ファイバ同志の融着接続、融着接続部の補
強等の接続作業を自動的に行う自動接続装置を開発して
おり、このような自動接続装置の把持ホルダとして前記
従来の方式を採用することは好ましくない。
【0007】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的は、接続する光ファイバ心線の
心数に応じて専用のホルダをもった装置をその都度用意
したり、心数に合った把持ホルダをいちいち交換する煩
わしさがなく、その上、光ファイバ心線の自動接続装置
に適した光ファイバ心線の把持ホルダを提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次のように構成されている。すなわち、本
発明の光ファイバ心線の把持ホルダは、光ファイバ心線
を挟んで把持する第1の基台と第2の基台とを備え、第
1の基台の把持面側には光ファイバ心線の心数に対応す
る異なる幅をもった複数の第1のクランプ面が形成され
るとともに、これらの各第1のクランプ面は区画壁によ
って区画されており、第2の基台の把持面側には前記第
1の基台の各第1のクランプ面に同一幅をもって対向す
る複数の第2のクランプ面が形成され、これらの各第2
のクランプ面は前記第1の基台の区画壁が嵌まる区画溝
を介して区画されていることを特徴として構成されてい
る。
【0009】
【作用】本発明では、把持ホルダの第1の基台と第2の
基台との把持面側には接続する光ファイバ心線の心数に
応じた複数の異なる幅をもったクランプ面が形成されて
おり、したがって、接続する光ファイバ心線の心数に合
った第1と第2のクランプ面間に光ファイバ心線を通
し、その光ファイバ心線を接続作業の所定の作業位置に
位置合わせした状態で、第1のクランプ面と第2のクラ
ンプ面により光ファイバ心線を挟んでクランプすること
により、光ファイバ心線はがたつきなく確実に把持され
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1には本発明に係る把持ホルダの一実施例の構
成が示されている。本実施例の把持ホルダは光ファイバ
心線の自動接続装置に装備されるもので、第1の基台1
と第2の基台2とを有して構成されている。第1の基台
1の把持面3側には1心、2心、4心、8心という如
く、光ファイバ心線の異なる心数に対応する異なる幅を
もった複数の第1のクランプ面4a,4b,4c,・・
・,が設けられており、この各第1のクランプ面はゴム
等の弾性部材5を第1の基台1の把持面3側に配設する
ことにより形成されている。そして、各第1のクランプ
面4a,4b,4c,・・・,の境界部からは区画壁6
がクランプ面に対して直角に突設されており、この区画
壁6により各第1のクランプ面4a,4b,4c,・・
・,は区画されている。
【0011】前記第1の基台1に対向する第2の基台2
の把持面7側には同様にゴム等の複数の弾性部材8が対
向する第1の基台1側の弾性部材5とほぼ同一幅をもっ
て配設され、1心、2心、4心、8心等の異なる幅をも
った第2のクランプ面10a,10b,10c,・・・,が形
成されている。そして各第2のクランプ面間には区画溝
11が形成され、この区画溝11によって各第2のクランプ
面10a,10b,10c,・・・,は区画されている。区画
溝11の溝幅は前記区画壁6と同一かあるいはこれよりも
わずかに広い溝となっており、また、溝の深さは区画壁
6の突出長よりも深くなっていて、区画壁6が対応する
区画溝11にがたつきなく完全に入り込むことができるよ
うになっている。
【0012】第1のクランプ面と第2のクランプ面は図
2に示すように、その表面が波形となっており、第1の
クランプ面と第2のクランプ面で光ファイバ心線をクラ
ンプするとき、光ファイバ心線を把持する接触長さを長
くすることで、把持力を強くし、確実に把持できるよう
に工夫している。
【0013】前記第1の基台1と第2の基台2の少なく
とも一方は図示されていない把持機構に連結されてお
り、制御装置(図示せず)の制御動作により、第1のク
ランプ面と第2のクランプ面による光ファイバ心線の把
持とその把持解除とが自在となっている。また、第1の
基台1と第2の基台2は進退移動機構(図示せず)に連
結されており、制御装置の制御動作により、図4に示す
ように、光ファイバ心線9の供給方向に対して直交する
方向に進退移動が行われ、接続する光ファイバ心線9の
心数に応じたクランプ面を光ファイバ心線9の供給通路
に位置合わせることができるようになっている。
【0014】図3に示すように、制御装置は制御部12と
メモリ13とを備えている。メモリ13には接続する光ファ
イバ心線9の心数に合った融着条件やその他の作業条件
を加味した制御プログラムが格納されており、例えば、
接続する光ファイバ心線9の心数指定をスイッチ操作で
指定することにより、その心線指定信号は制御部12に加
えられ、制御部12はこの心数指定信号に応じてメモリ13
に予め与えられている制御プログラムからその心数に合
ったプログラムを設定するとともに、把持ホルダ(第1
の基台1および第2の基台2)を光ファイバ心線9の供
給方向と直交する方向に移動し、心数指定信号によって
指定された心数に合うクランプ面、例えば4b,10bの
クランプ面を光ファイバ心線9の供給通路上に位置させ
る。
【0015】本実施例は上記のように構成されており、
次に、光ファイバ心線9の把持動作について説明する。
まず、接続する光ファイバ心線9の心数を自動接続装置
の操作スイッチにより指定すると、その心数指定信号が
制御装置の制御部12に加えられ、前述したように、その
心数に合う制御プログラムの設定と、把持ホルダの進退
移動によりその心数に合ったクランプ面、例えば4b,
10bが選択設定される。
【0016】この状態で、光ファイバ心線9の供給が行
われるが、このとき、図5の(a)に示すように、第1
の基台1と第2の基台2は上方に離れた位置、つまり、
クランプ面が開いた状態で光ファイバ心線が供給されて
くるのを待つ。次に、光ファイバ心線9が第1のクラン
プ面4bと第2のクランプ面10bとの間に来たとき、第
1の基台1と第2の基台2は相対的に閉じる方向に移動
し、区画壁6の先端側が僅かに区画溝11に嵌まり込む状
態にし、この状態で、光ファイバ心線9は第1のクラン
プ面4bと第2のクランプ面10bと区画壁6によって形
成される通路空間を通って皮剥ぎ、融着接続等の所定の
作業位置に送り込まれる。
【0017】光ファイバ心線9がその所定の作業位置ま
で送り込まれたときに、第1の基台1と第2の基台2の
挟み込み動作が行われ、区画壁6が区画溝11に完全に嵌
まり込んで、光ファイバ心線9は第1のクランプ面4b
と第2のクランプ面10bに挟まれてクランプされ、皮剥
ぎ、融着接続等の所定の接続作業が行われるのである。
【0018】本実施例によれば、把持ホルダを構成する
第1の基台1と第2の基台2の把持面3,7に異なる幅
の複数のクランプ面が形成されているから、接続する光
ファイバ心線の心数に合ったクランプ面を選択すること
により、心数の異なる光ファイバ心線を1個のホルダを
使用して兼用把持することができる。したがって、従来
例のように、接続しようとする光ファイバ心線の心数に
応じて使用する装置をその都度変更したり、その接続し
ようとする心数に応じて把持ホルダを交換するという手
間隙が不要となり、極めて効率的に接続作業を行うこと
ができ、自動接続装置の把持ホルダとしても適したもの
となる。
【0019】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
とはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記
実施例では、光ファイバ心線の自動接続装置に装備する
把持ホルダを例にして説明したが、本発明の把持ホルダ
は手動式の装置の把持ホルダとしても適用されるもので
ある。
【0020】
【発明の効果】本発明は、1個の把持ホルダに異なる心
線数に対応する複数のクランプ面を形成したものである
から、1個の把持ホルダを使用して様々な心数の光ファ
イバ心線を把持することができる。
【0021】したがって、従来例のように、接続しよう
とする光ファイバ心線の心数が異なる毎に作業する装置
を変更したり、あるいは心数が異なる毎に把持ホルダを
いちいち交換するという手間隙が不要となり、使用上非
常に便利であるとともに、自動接続装置用の把持ホルダ
として非常に適したものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ファイバ心線の把持ホルダの一
実施例を示す構成説明図である。
【図2】同実施例における把持ホルダのクランプ面の長
さ方向の波形形状を示す説明図である。
【図3】本実施例の把持ホルダを装備した光ファイバ心
線の自動接続装置の制御部分の一例を示すブロック図で
ある。
【図4】接続する光ファイバ心線の心数に合うクランプ
面の選択動作の説明図である。
【図5】本実施例における把持ホルダのクランプ把持動
作の説明図である。
【符号の説明】 1 第1の基台 2 第2の基台 3 把持面 4a,4b,4c,・・・, 第1のクランプ面 6 区画壁 7 把持面 10a,10b,10c,・・・, 第2のクランプ面 11 区画溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三島 誠良 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 佐武 俊明 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ心線を挟んで把持する第1の
    基台と第2の基台とを備え、第1の基台の把持面側には
    光ファイバ心線の心数に対応する異なる幅をもった複数
    の第1のクランプ面が形成されるとともに、これらの各
    第1のクランプ面は区画壁によって区画されており、第
    2の基台の把持面側には前記第1の基台の各第1のクラ
    ンプ面に同一幅をもって対向する複数の第2のクランプ
    面が形成され、これらの各第2のクランプ面は前記第1
    の基台の区画壁が嵌まる区画溝を介して区画されている
    光ファイバ心線の把持ホルダ。
JP6132792A 1992-02-14 1992-02-14 光ファイバ心線の把持ホルダ Pending JPH05224023A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6132792A JPH05224023A (ja) 1992-02-14 1992-02-14 光ファイバ心線の把持ホルダ

Applications Claiming Priority (1)

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JP6132792A JPH05224023A (ja) 1992-02-14 1992-02-14 光ファイバ心線の把持ホルダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05224023A true JPH05224023A (ja) 1993-09-03

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ID=13167936

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6132792A Pending JPH05224023A (ja) 1992-02-14 1992-02-14 光ファイバ心線の把持ホルダ

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JP (1) JPH05224023A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023120480A1 (ja) * 2021-12-21 2023-06-29 住友電工オプティフロンティア株式会社 融着接続機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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