JPH05119226A - 光フアイバの融着接続装置 - Google Patents

光フアイバの融着接続装置

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JPH05119226A
JPH05119226A JP30660891A JP30660891A JPH05119226A JP H05119226 A JPH05119226 A JP H05119226A JP 30660891 A JP30660891 A JP 30660891A JP 30660891 A JP30660891 A JP 30660891A JP H05119226 A JPH05119226 A JP H05119226A
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JP
Japan
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holder
optical fibers
fusion splicing
fiber
optical fiber
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Pending
Application number
JP30660891A
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English (en)
Inventor
Shinko Hamada
真弘 浜田
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接続する多心光ファイバの心線数に応じた接
続条件を自動的に設定することが可能な融着接続装置を
実現する。 【構成】 接続すべき光ファイバ1の一方は、ファイバ
ホルダー2に保持され、ホルダー台4にセットされる。
被覆が除去された光ファイバは、V溝台9のV溝上にセ
ットされ、クランパ10でクランプされる。ファイバホ
ルダー2には、ホルダー台4との取付面に、心線数に対
応してマグネット3が埋め込まれ、センサー5で読み取
られる。センサー5の出力は、I/O部6からCPU7
の送られ、データメモリ8に記憶された心線数に応じた
放電パワー等の接続条件が読み出され、自動的に適正条
件の下で融着接続工程が行なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバを複数本ま
とめて一括接続する融着接続装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多心光ファイバを一括して融着接続する
方法が知られており、そのための被覆除去、切断の工具
等の開発も行なわれている。図5は、その融着接続工程
の説明図である。21a,21bは5心のテープ型光フ
ァイバである。(A)図に示すように、光ファイバ21
aをファイバホルダー24aでクランプし、その端部の
被覆22を除去して、光ファイバ心線23を露出させ
る。ついで、(B)図に示すように、その先端部を切り
揃え、(C)図に示すように、同様に先端部が切り揃え
られた他方の光ファイバ21bの光ファイバ心線を突き
合わせ、放電電極24による放電加熱により、融着させ
て接続する。このような接続方法において重要なこと
は、光ファイバを融着接続装置にセットして、光ファイ
バ心線の接続端面を相互に突き合わせた際に、5心とも
軸合わせがなされていることである。上下左右方向の軸
合わせを行なうためには、(D)図に断面を示すよう
に、位置決め治具として、光ファイバ心線23をセット
するV溝台26とファイバクランパ27を用いて、光フ
ァイバ心線を把持することが行なわれている。
【0003】また、このような融着接続に用いられる融
着接続装置としては、一括接続する光ファイバ心線数を
任意に選択することができ、かつ、単心接続も可能な装
置も知られている。このように、任意の心数の光ファイ
バを一括接続する融着接続装置では、特開昭61−21
0306号公報に記載されているように、接続する光フ
ァイバ心線数に応じた溝数を有する複数のホルダーを用
意し、このホルダーごと光ファイバを融着接続装置にセ
ットすることが知られている。
【0004】融着接続装置においては、接続する心線数
により、放電パワー等の接続条件が相違するから、融着
接続装置内には、あらかじめ接続する心線数に応じた接
続条件を装置内部に記憶させておいて、接続作業時に、
オペレータが、光ファイバの心線数をスイッチ等を用い
て設定し、設定に応じた接続条件によって、融着接続装
置を制御するようにしている。
【0005】図4は、その一例の概略図であり、図示し
ない融着接続装置本体に設けられた心線数設定スイッチ
11により設定されたデータが、I/O部6からCPU
7に送られる。CPU7は、送られたデータに基づい
て、データ用メモリ8に記憶された接続条件を読み出
し、放電パワー等を制御して融着接続を行なう。したが
って、設定作業の誤操作等の問題があり、心線数の設定
に誤りがあると、接続損失が大きい接続が行なわれてし
まうという事態が生じることがあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した問
題点を解決するためになされたもので、接続する多心光
ファイバの心線数に応じた接続条件を自動的に設定する
ことが可能な融着接続装置を実現することを目的とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、接続する光フ
ァイバの心線数に対応したホルダーを用いて多心光ファ
イバを1台の装置で接続できるようにした、単心・多心
共用の光ファイバの融着接続装置において、前記ホルダ
ーに前記心線数を記憶した記憶部を設けるとともに、そ
の読取部を設けたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、接続する光ファイバの心線数
に対応したホルダーにおいて、そのホルダーの心線数が
記憶部に記憶されているから、それを読取部で読み取る
ことにより、心線数を自動的に設定することができる。
したがって、ホルダーを装置に取り付けることにより、
接続条件を制御でき、誤操作が生じることはない。記憶
部としては、マグネットや磁性層等の磁気的な記憶手
段、バーコードやスリットパターン等の光学的な記憶手
段、接点パターンや抵抗値等の電気的な記憶手段等の適
宜の手段を用いることができ、読み取りは、記憶手段に
応じた周知の読取手段を用いることができる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の融着接続装置の一実施例の
概略構成図である。図中、1は光ファイバ、2はファイ
バホルダー、3はマグネット、4はホルダー台、5はセ
ンサー、6はI/O部、7はCPU、8はデータ用メモ
リ、9はV溝台、10はファイバクランパである。な
お、図の左側にも、光ファイバ1に接続される他方の光
ファイバ心線を保持するための同様のホルダーおよびホ
ルダー台が対称的に設けられているが、図示は省略し
た。他方の光ファイバを保持するホルダーおよびホルダ
ー台には、マグネットおよびセンサーを設ける必要はな
い。
【0010】接続すべき光ファイバ1は、ファイバホル
ダー2で保持され、ホルダー台4にセットされる。被覆
が除去され、光ファイバ心線が露出される。光ファイバ
心線は、V溝台9のV溝上にセットされ、ファイバクラ
ンパ10でクランプされる。
【0011】ファイバホルダー2には、図2に示すよう
に、溝2bが設けられた固定台2aと、図示しない軸支
手段により回動可能に固定台2aに取り付けられた上蓋
2cから構成されている。上蓋2cは指が入る程度の間
隔をもって2枚設けられ、内面に摩擦係数の大きいゴム
等のライニング材が形成されている。溝2bは、光ファ
イバの幅に応じた寸法で形成されている。したがって、
多心光ファイバの心数に応じて溝幅が異なるから、融着
接続装置で扱う多心光ファイバの心数の種類に対応した
それぞれのファイバホルダーが用意されている。
【0012】図1にもどって説明する。ファイバホルダ
ー2には、ホルダー台4との取付面にマグネット3が埋
め込まれている。マグネットの有無、あるいは、配置
は、光ファイバの種類や心線数に対応するようにされて
いる。また、ホルダー台4には、マグネットが取り付け
られるべき位置に対応してセンサー5が設けられてい
る。
【0013】したがって、マグネットの埋め込みの位置
は、その融着接続装置で適用できる光ファイバの心線数
によって異なる。例えば、4心と8心のみの2種類の多
心光ファイバの接続が可能なタイプの融着接続装置で
は、設けられるべきマグネット3の位置を1箇所とし、
ホルダー台4のセンサー5はその位置に対応した1個で
よく、マグネットが有るか、無いかを検出すればよい。
【0014】しかしながら、さらに多くの種類の光ファ
イバを接続する融着接続装置では、マグネット3が配置
される位置およびセンサー5の数を増加すればよい。例
えば、1〜12心までの8種類の光ファイバを接続可能
とする場合は、マグネット3が配置される位置およびセ
ンサー5の数を3とする。例えば、図3の説明図に示す
ような3ビットの情報とすればよい。
【0015】マグネット3の配置の有無の情報は、ファ
イバホルダー2をホルダー台4にセットした際に、ホル
ダー台4に組み込んだセンサー5によって読み取られ、
その読取データは、I/O部6からCPU7に送られ
る。CPU7は、送られたデータをデータメモリ8の内
容と比較して、その心線数を識別するとともに、識別結
果に基づいて、あらかじめデータメモリ8に入力してお
いた心線数に応じた放電パワー等の接続条件を読み出
す。読み出したデータにより融着条件が自動的に制御さ
れるので、オペレータの操作が大幅に省略でき、自動的
に適正条件の下での融着接続工程が行なわれる。
【0016】なお、上述した実施例では、ファイバホル
ダー2が用いられる心線数の種類を識別する手段とし
て、マグネットを用いて、識別情報を記憶させたが、記
憶手段は、上述した実施例に限られるものではなく、例
えば、ファイバホルダー2の裏面や側面などに、光学的
記憶手段としてバーコードを張り付け、融着接続装置本
体側にその検出機構を設けるようにしてもよい。さら
に、導通片や種類に応じた抵抗値の固定抵抗等、電気的
な記憶手段を用いてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の融着接続装置においては、光ファイバを把持するファ
イバホルダーをセットするだけで、自動的に適正な接続
条件での融着接続が可能となり、光ファイバを効果的に
一括接続することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の融着接続装置の一実施例の概略構成図
である。
【図2】ファイバホルダーの一例の斜視図である。
【図3】マグネットを用いた記憶手段の記憶情報の説明
図である。
【図4】従来の融着接続装置の制御方法の説明図であ
る。
【図5】多心光ファイバの一括融着接続工程の説明図で
ある。
【符号の説明】
1 光ファイバ 2 ファイバホルダー 3 マグネット 4 ホルダー台 5 センサー 6 I/O部 7 CPU 8 データ用メモリ 9 V溝台 10 ファイバクランパ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続する光ファイバの心線数に対応した
    ホルダーを用いて多心光ファイバを1台の装置で接続で
    きるようにした、単心・多心共用の光ファイバの融着接
    続装置において、前記ホルダーに前記心線数を記憶した
    記憶部を設けるとともに、その読取部を設けたことを特
    徴とする光ファイバの融着接続装置。
JP30660891A 1991-10-25 1991-10-25 光フアイバの融着接続装置 Pending JPH05119226A (ja)

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