JPH05223812A - 動物の尿検査用試験材 - Google Patents

動物の尿検査用試験材

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JPH05223812A
JPH05223812A JP20009092A JP20009092A JPH05223812A JP H05223812 A JPH05223812 A JP H05223812A JP 20009092 A JP20009092 A JP 20009092A JP 20009092 A JP20009092 A JP 20009092A JP H05223812 A JPH05223812 A JP H05223812A
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urine
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urinary
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 動物の排泄物処理材に混ぜて使用すること
により、動物の病気を容易に手軽に発見できる動物用排
泄物検査用試験材を提供することを目的とする。 【構成】 尿検査用指示薬を含有するインキ組成物を
付着して、パルプ繊維が、動物の排泄物処理材の形態に
形成されている動物の排泄物検査用試験材である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、猫、犬、その他愛玩動
物等の飼育される動物の健康管理に用いられる動物の尿
検査用試験材に関する。
【0002】
【従来の技術】猫、犬、その他愛玩動物等の飼育動物の
病気の発見、診断、治療に際しては、専ら、その動物の
状態の観察によっている。また、尿中のブドウ糖の検出
のためには検査試薬が含浸された濾紙を支持体に貼着し
た試験片が、飼育動物の尿検査用試験材として用いられ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、パルプ繊維等を
素材ととし、例えば粒状に形成した、猫、犬、その他愛
玩動物等の飼育動物の排泄物処理材が使用されている
(例えば特開平1−257418号公報及び特開昭60
−237926号公報)が、前記尿中のブドウ糖検出用
試験片は動物の排泄物処理材として使用するものでない
ために、動物の病気を容易に、手軽に且つ早期に発見す
ることは困難であった。殊に、飼育主による動物の外観
的状態の観察は、動物が飼育主と接触する機会が比較的
少ないために、比較的難しいことであり、試験片を使用
するとしても、飼育動物は、飼育主に尿の排泄を予知さ
せないために、飼育動物からの排泄尿の採取は、飼育主
にとっても容易なことではない。したがって、飼育主が
飼育動物の排泄尿により、健康検査を行うとしても、飼
育主が飼育動物の尿を採取して、当該飼育動物の健康検
査を行うことは仲々難しいことであり、動物の飼育主に
とって飼育する動物の病気の発見は、遅れ勝ちであっ
た。
【0004】一般に、飼育動物について、尿中に含有さ
れる各成分の変動は、飼育動物の健康状態及び病態の変
動を総合的に表現するので、日々これら排泄物の変動を
検知することは、飼育動物の健康管理上極めて重要であ
る。例えば、飼育動物の尿中のブドウ糖の量を知ること
は、飼育動物についての糖尿病や腎疾患の早期発見、診
断ならびに管理を行う上で必要不可欠であり、飼育動物
の尿中の蛋白質の量を知ることは、飼育動物についての
腎疾患の早期発見および診断ならびに治療に大きな役割
を果すことになる。さらに、飼育動物の尿のpHを正確
に知ることは、飼育動物の腎疾患や尿路疾患中を確認す
る手助けとなり、尿中の潜血の有無を知ることは、腎臓
障害の早期発見、診断ならびに治療に大きな役割を果
し、尿中のウロビリノーゲンの量を知ることは肝機能の
診断に大きな役割を果している。
【0005】しかし、このように猫、犬等の飼育動物等
の動物の排泄物中、特に、尿は放置すると、塩類の析出
及び細菌の増加等が起こり変質するので、尿検査は迅速
且つ簡単に行われることが必要である。本発明は、従
来、猫、犬等の愛玩動物などの飼育動物の尿から、当該
動物の健康状態を飼育主が検査するときの、検査材に係
る問題点を解決することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、飼育主が、
猫、犬等の愛玩動物などの飼育動物の尿から、上記飼育
動物の健康状態を、容易に且つ簡単に検査できる動物の
尿検査用試験材を提供することを目的とする。
【0007】即ち、本発明は、尿検査用指示薬を含有す
るインキ組成物を付着して、パルプ繊維が、動物の排泄
物処理材の形態に形成されていることを特徴とする動物
の尿検査用試験材にある。
【0008】本発明において、パルプ繊維は、片状、撚
られ状状又は粒状に形成され、このパルプ繊維に付着す
るインキ組成物は、尿ブドウ糖検出用指示薬、尿蛋白検
出用指示薬、尿pH検出用指示薬又は尿血検出用指示薬
等の尿検査用指示薬を含有している。本発明のインキ組
成物には、尿検査時に、尿検査用指示薬がパルプ繊維か
ら容易に溶離しないように、結合剤を介してパルプ繊維
に接着するように、尿検査用指示薬の他に結合剤が含有
されている。
【0009】本発明において、尿ブドウ糖検出用インキ
組成物としては、周知の人の尿ブドウ糖検出用インキ組
成物を使用することができる。例えば、尿ブドウ糖検出
用インキ組成物は、周知の、尿中のブドウ糖に作用して
変色又は発色する尿ブドウ糖検出用指示薬、例えば、糖
酸化酵素、ペルオキシダーゼ、被酸化性の尿中のブドウ
糖検出用指示薬と、結合剤と、安定剤から成る試薬組成
物を、非水溶性溶媒中に溶解、又は分散されて構成され
る。また、本発明において、尿蛋白検出用インキ組成物
としては、周知の人の尿蛋白検出用インキ組成物を使用
することができる。例えば、尿蛋白検出用インキ組成物
は、周知の、尿中の蛋白質と作用して変色又は発色する
指示薬、PH緩衝剤、蛋白質吸着性のイオン交換体、結
合剤および吸水性粉末から成る試薬組成物が溶媒中に溶
解、又は分散されて構成される。
【0010】本発明において、尿pH検出用インキ組成
物としては、周知の人の尿pH検出用インキ組成物を使
用することができる。例えば、尿pH検出用インキ組成
物は、周知のpH指示薬、4級アンモニウム塩またはア
ミン塩等の結合剤および吸水性粉末から成る試薬組成物
が溶媒中に溶解、又は、分散されて構成される。本発明
において、潜血検出用インキ組成物としては、周知の人
の潜血検出用インキ組成物を使用することができる。被
酸化性指示薬、有機過酸化物、結合剤並びに必要に応じ
て界面活性剤及び背景色素から成る試薬組成剤を非水溶
媒中に溶解あるいは分散させて構成される。本発明にお
いて、尿ウロビリノーゲン検出用組成物は、周知の人の
尿ウロビリノーゲン検出用インキ組成物を使用すること
ができる。例えば、尿ウロビリノーゲン検出用インキ組
成物は、周知の、尿中のウロビリノーゲンと反応して発
色する色素前駆体、強酸性緩衝剤、結合剤および吸水性
粉末から成る試薬組成剤が非水溶媒中に溶解又は分散さ
れて構成される。
【0011】
【作用】本発明によれば、尿検査用指示薬を含有するイ
ンキ組成物を、パルプ繊維に、印刷、塗布又は含浸させ
ることにより付着させて、尿検査用試験材が構成されて
いるので、この尿検査用試験材を飼育動物の排泄物処理
材に混ぜて使用することができることとなり、飼育動物
の排泄時に、試験材中の指示薬が、尿中の成分と自動的
に接触して、尿中の成分と指示薬との呈色反応による呈
色の有無により、飼育動物の健康状態及び病態を容易に
且つ簡単に発見することができる。したがって、本発明
によると、飼育主は、飼育動物の排泄に格段の注意を払
うことなく、自動的に、排泄物による、飼育動物の健康
管理を行うことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施の態様について、図面を
参照してそ説明するが、本発明は、以下の説明及び例示
によって、何ら制限されるものではない。図1は、本発
明の一実施例について、その概略を示す概略の説明図で
あり、図2は、図1に示される実施例とは異なる本発明
の別の一実施例について、その概略を示す概略の説明図
であり、図3は、図1及び図2に示される実施例とは異
なる本発明のさらに別の一実施例について、その概略を
示す概略の説明図である。
【0013】図1の実施例において、尿検査用試験材1
は、板状のパルプ繊維の小さい片状に形成されている。
この片状のパルプ繊維製の尿検査用試験材1は、大片
2、中片3、および、小片4等に、大きさを変えて形成
されている。本例においては、大片1は、折曲げた状態
又はネクタイを結んだように結ばれた状態(図示されて
いない)に形成することができる。
【0014】本例において、この尿検査用片状のパルプ
繊維試験材1は、予め、シート状に形成された繊維製品
に、公知の人の尿検査用のインキ組成物、例えば、尿ブ
ドウ糖検出用インキ組成物、尿蛋白検出用インキ組成
物、尿pH検出用インキ組成物、尿潜血検出用インキ組
成物又は尿ウロビリノーゲン検出用インキ組成物を、印
刷、塗布又は含浸させることにより、付着させて、裁断
することにより製造される。しかし、この片状のパルプ
繊維試験材1には、印刷、塗布又は含浸する場所を違え
て、これら人の尿検査用のインキ組成物の2種以上を、
重複しないように、複数箇所に印刷又は塗布することに
より付着させることができる。この場合は、一枚の尿検
査用パルプ繊維試験材1で、複数項目の尿検査を一度に
行うことができる。また、本例の尿検査用パルプ繊維試
験材1は、板状のパルプ繊維材を片状に裁断後、周知の
人の尿検査用のインキ組成物を、吹付等により塗布及び
含浸させて製造することができる。
【0015】本例は以上のように構成されているので、
例えば、周知の人の尿検査用のpH検出用インキ組成物
を、印刷、塗布又は含浸させることにより、板状のパル
プ繊維材に付着させ、これを片状に裁断して、片状の尿
pH検査用パルプ繊維試験材1とした。このようにして
製造された片状の尿pH検査用パルプ繊維試験材1を、
例えば、猫等の動物のトイレ用のパルプ繊維製の排泄物
処理材と混ぜて、猫等のトイレ箱内に3cmの厚さに敷
いて使用した。排泄物処理材に対する尿検査用パルプ繊
維試験材1の配合割合(重量)は、排泄物処理材に対し
て、尿pH検査用パルプ繊維試験材1の割合が、10対
2.5であった。猫は、このトイレ用箱を、普段と同様
にトイレとして使用しており、排泄物処理材の使用上何
等支障がなかった。本例の尿pH検査用パルプ繊維試験
材1を混ぜた猫の排泄物処理材は、猫の排尿の度に猫の
尿のpHを検出することができた。本例において、pH
指示薬は、ブロムチモールブルーが使用され、吸水性粉
末は、紙粉が使用された。
【0016】図2の実施例において、尿検査用試験材5
は、シート状パルプ繊維体が撚られて棒状の小片に形成
されている。この短い棒状の尿検査用パルプ繊維試験材
5には、図1に示された実施例と同様に、公知の人の尿
検査用の、尿ブドウ糖検出用インキ組成物、尿蛋白検出
用インキ組成物、尿pH検出用インキ組成物、尿潜血検
出用インキ組成物又は尿ウロビリノーゲン検出用インキ
組成物が、一箇所に、印刷、塗布又は含侵されて付着さ
れている。しかし、この短い棒状のパルプ繊維試験材5
には、図1の実施例と同様に、これら公知の人の尿検出
用インキ組成物の2種以上を、場所を違えて、複数箇所
に印刷、塗布又は含浸させて付着させることができる。
この場合は、図1に示された実施例と同様に、複数の尿
検査を一度に行うことができる。
【0017】本例は以上のように構成されているので、
例えば、公知の人の尿pH検出用インキ組成物を印刷、
塗布又は含浸させた短い棒状の尿pH検査用パルプ繊維
試験材5を、例えば、猫等の動物のトイレ用のパルプ繊
維製の排泄物処理材と混ぜて、猫等のトイレ箱内に3c
mの厚さに敷いて使用した。排泄物処理材に対する短い
棒状の尿pH検査用パルプ繊維試験材5の配合割合は、
排泄物処理材10に対して、この短い棒状の尿pH検査
用パルプ繊維試験材5は、2.5であった。猫は、この
トイレ用箱を、普段と同様にトイレとして使用してお
り、使用の上で何等支障がなかった。本例の短い棒状の
尿pH検査用パルプ繊維試験材5を混ぜた猫の排泄物処
理材は、猫の排尿の度に猫の尿のpHを検出することが
できた。
【0018】図3の実施例において、尿検査用試験材6
は、粒状に形成されている。この粒状の尿検査用試験材
6は、パルプ繊維、例えば紙粉を、公知の人の尿検査用
インキ組成物、例えば、尿ブドウ糖検出用インキ組成
物、尿蛋白検出用インキ組成物、尿pH検出用インキ組
成物、尿潜血検出用インキ組成物又は尿ウロビリノーゲ
ン検出用インキ組成物と共に混合して、公知のパン型造
粒装置により造粒することにより、公知の尿検査用イン
キ組成物を、塗布又は含浸させた紙粉を、粒状に成形す
ることにより製造された。この粒状のパルプ繊維尿検査
用試験材6は、略同一の粒径の粒に造粒されている。こ
の粒状のパルプ繊維試験材6は、また、図1及び図2に
示された実施例と同様に、公知の人の尿検査用のインキ
組成物、例えば、尿ブドウ糖検出用インキ組成物、尿蛋
白検出用インキ組成物、尿pH検出用インキ組成物、尿
血検出用インキ組成物又は尿ウロビリノーゲン検出用イ
ンキ組成物が、塗布又は含侵させることにより付着され
たものを造粒してもよい。
【0019】本例は以上のように構成されているので、
例えば、公知の人の尿pH検出用インキ組成物を、塗布
又は含浸させた紙粉製の粒状の尿pH検査用パルプ繊維
試験材6を、例えば、紙粉製の猫砂等の動物の排泄物処
理材と混ぜて、猫等のトイレ箱内に3cmの厚さに敷い
て使用した。配合割合は、紙粉製の動物の排泄物処理材
10に対して、本発明の粒状の尿pH検査用パルプ繊維
試験材6の割合を2.5とした。猫は、このトイレ用箱
を普段と同様にトイレとして使用しており、使用の上で
何等支障がなかった。本例の粒状の尿pH検査用パルプ
繊維試験材6を混ぜた排泄物処理材は、猫の排尿の度に
猫の尿のpHを検出することができた。本例において、
pH指示薬は、ブロムチモールブルーが使用された。
【0020】例1.尿中のブドウ糖検出用インキ組成物 一般に、尿中のブドウ糖は、グルコースオキシダーゼ等
のブドウ糖酸化酵素の作用により、空気中の酸素と反応
して、最終的にグルコン酸と過酸化水素に酸化される。
生成した過酸化水素は、ペルオキシダーゼの作用により
酸素を発生する。この酸素は、直ちに、オルトートリジ
ン等の被酸化性指示薬と反応して、この指示薬を発色さ
せる。この発色の程度により、尿中のブドウ糖の有無な
らびにその量が半定量的に決定される。例えば、糖酸化
酵素として、グルコースオキシダーゼ又はペルオキシダ
ーゼを使用し、非酸化性指示薬としてオルトートリジン
を使用し、さらに感度調節剤としてアスコルビン酸の脂
肪族カルボン酸エステルを使用することにより呈色濃度
を改良できる。
【0021】本発明の尿ブドウ糖検査用パルプ繊維試験
材におけるブドウ糖検出用インキ組成物のパルプ繊維へ
の結合剤を、次に列挙する。(1)ポリエステル樹脂、
アルキド樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリスチレン樹脂及
びアクリル樹脂などの合成樹脂、(2)メチルセルロー
ス、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、
カルボキシメチルセルロース等のセルロース誘導体、
(3)澱粉、多糖類、ゼラチン、カゼイン、アルギン酸
ナトリウム等の天然高分子、及び(4)前記(1)乃至
(3)に挙げた結合剤の組み合わせたもの。
【0022】安定剤としては、例えば、P−メトキシフ
ェノール、抗酸化性物質のトコフェロール類、界面活性
剤のグリセロールモノアセテート又はグリセロールモノ
オレエート等のグリセロールエステル類、アスコルビン
酸の脂肪酸エステルがある。溶解又は分散に使用する非
水溶媒の例としては、芳香族炭化水素に対してベンゼ
ン、トルエンが使用でき、脂肪族炭化水素に対してはメ
チルエチルケトンが使用でき、エステル類に対しては酢
酸エチルが使用でき、アルコールに対してはn−ブタノ
ールが使用できる。その他の使用成分として、カオリ
ン、合成シリカ及び炭酸カルシウム等の吸水性粉末が使
用でき、また非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性
剤、陽イオン界面活性剤及びポリエチレングリコール類
等の潤滑剤が使用できる。
【0023】例2.尿蛋白検出用インキ組成物 尿蛋白質検出用インキ組成物は、蛋白誤差を示す指示
薬、PH緩衝剤、蛋白質吸着性のイオン交換体、結合剤
および吸水性粉末から成る試薬組成物を溶媒中に溶解又
は分散させて構成される。酸性側のpHに保たれたとき
に蛋白誤差を示す指示薬、例えば、テトラブロモブルー
に被検査体液中の蛋白質が接すると、この指示薬と蛋白
質とが複合物を形成して酸性色である黄色から、塩基性
色である青色に変色し、この変色の程度は被検査体液中
に存在する蛋白質の量に応ずる。蛋白誤差を示す指示薬
としては、テトラブロモフェノールブルー、テトラブロ
モチモールブルー等が好適である。PH緩衝剤は、上述
の蛋白誤差を示す指示薬が色彩変化を起こすPHの近く
にPH値を保つために用いられ、例えば、PH3〜4を
試薬組成物に与えるものであれば、クエン酸とクエン酸
ナトリウムの組み合わせが好適である。
【0024】蛋白質吸着性のイオン交換体は、親水性イ
オン交換体のカルボキシル基を有する弱酸性陽イオン交
換体で、スチレン系、アクリル系等の合成樹脂である。
結合体としては、アルコール類でエステル化された無水
マレイン酸系共重合体である。無水マレイン酸系共重合
体樹脂としては、メチルビニールエーテル、あるいは、
イソブチレン、あるいは、スチレンに無水マレイン酸系
共重合体およびアルコールとを反応させたエステル化物
が好適である。無水マレイン酸系共重合体としては、
(1)ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、ポリレタン樹
脂、ポリスチレン樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル樹
脂、塩化ビニル共重合体樹脂、ポリビニルプチラール樹
脂、ポリビニールアルコール樹脂、無水マレイン酸系共
重合体樹脂等の合成樹脂、(2)メチルセルロース、エ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボ
キシメチルセルロース等のセルロース誘導体、(3)澱
粉、多糖類、ゼラチン、カゼイン、アルギン酸ナトリウ
ム等の天然高分子等がある。
【0025】吸水性粉末としては、カオリン、合成シリ
カ、ガラス、セルロースブロック、微結晶セルロース、
イオン交換セルロース、イオン交換樹脂、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムを使用する
ことができる。溶媒としては、芳香族炭化水素、脂肪族
炭化水素、エステル類、アルコール類の非水溶媒を使用
することができる。その他の成分として、潤滑剤として
は、非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤、陽イオ
ン界面活性剤、ポリエチレングリコール類を使用するこ
とができ、形態保持剤としては、カルボキシル基を有す
る水膨張性樹脂が好適である。
【0026】例3.尿pH検出用インキ組成物 尿pH検出用インキ組成物は、pH指示薬、4級アンモ
ニウム塩またはアミン塩、結合剤および吸水性粉末から
成る試薬組成物が溶媒中に溶解、あるいは、分散されて
成る。ただし、4級アンモニウム塩またはアミン塩が除
かれても良い。pH指示薬は、被検査体液の水素イオン
濃度に応じて色調の変化する指示薬であれば用いること
ができる。また、複数の指示薬を選択、組み合わせるこ
とによって、広い範囲のpH領域を測定することもでき
る。例えば、pH指示薬としてメチルレッドとブロモチ
モールブルーとを組み合わせて用いれば、pH5〜9の
範囲でpHの判定を行うことができる。
【0027】4級アンモニウム塩またはアミン塩につい
ては、試薬組成物中に4級アンモニウム塩を適量配合す
ることによって、一旦発色された色の経時的な褪色現象
が大きく抑制され、かつ、鮮明な色を得ることができ
る。4級アンモニウム塩としては、アルキルトリメチル
アンモニウム塩、アルキルジメチルベンジンアンモニウ
ム塩、サパミン型アンモニウム塩等を使用することがで
きる。これらのうち、アルキルジメチルベンジンアンモ
ニウム塩が好適である。また、陽イオン型界面活性剤で
ある第1級アミン塩、第2級アミン塩又はポリエチレン
グリコールも使用できる。
【0028】結合剤としては、かんしょ澱粉、馬鈴薯澱
粉、こんにゃく粉、ふのり、寒天、アルギン酸ナトリウ
ム、トロロアオイ、トンガロゴム、アラビアゴム、ニカ
ワ、レバン、ゼラチン、ガゼイン、コラーゲン等の天然
親水性高分子化合物、メチルセルローズ、ヒドロキシプ
ロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース等のセルロース誘導体、カルボ
キシメチル澱粉、ジアルデヒド澱粉等の誘導体等の半合
成親水高分子化合物、ポリビニールアルコール、ポリア
クリルアミド、ポリビニルピロリドンまたは、これらの
共重合体、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチレンオ
キシド等の合成高分子化合物が用いられる。
【0029】皮膜形成を有する水溶性高分子化合物とし
ては、ニトロセルロース、酢酸セルロース、エチルセル
ロース等のセルロース樹脂、ポリエステル樹脂、アルキ
ド樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹
脂、塩化ビニル樹脂、エポキシ樹脂、エマルジョン等が
用いられる。このうち、ウレタン樹脂およびポリビニル
プチラールがPH指示薬の呈色反応に悪影響を及ぼさな
いため好適である。
【0030】溶媒は試薬類、特に、結合剤を均一、か
つ、安定に溶解あるいは分散させ得るものが好適であ
る。具体的には、芳香族炭化水素、脂肪族炭化水素、エ
ステル類、アルコール類等の非水溶媒または水あるいは
これらの混合物が用いられる。上記各成分のはかに、少
量の湿潤剤、例えば、非イオン界面活性剤、陰イオン界
面活性剤、陽イオン界面活性剤、ポリエチレングリコー
ル類等をPH検出用試薬組成物中に配合することができ
る。塩基性物質としては水酸化アンモニウム、アルカリ
金属水酸化剤、アルカリ土類金属水酸化物等を用いる。
【0031】吸水性粉末としては、試薬組成物中に配合
されることによって被検査体液とPH指示薬との接触を
促進し、この指示薬と呈色反応を促進する。このような
吸水性粉末としては、水と接触した場合に極端に酸性あ
るいはアルカリ性を示すものは好適ではない。カオリ
ン、合成シリカ、ガラス、セルロースブロック、炭酸カ
ルシウム、珪酸アルミニウム等が用いられる。
【0032】例4.尿潜血検出用インキ組成物 尿潜血検出用インキ組成物は、被酸化性指示薬、有機過
酸化物、結合剤、および、必要に応じて界面活性剤およ
び背景色素から成る試薬組成物が、非水溶媒中に溶解あ
るいは分散されて成る。尿中に潜血が存在すると、この
潜血は、例えば、クメンヒドロペルオキシド等の有機過
酸化物と化合して、発生期の酸素を発生し、この酸素は
直ちにオルトートリジン、ベンジジン類等の被酸化性指
示薬と反応してこの指示薬を発色させる。有機過酸化物
としては、クメンヒドロペルオキシド等を用いる。
【0033】結合剤としては、(1)ポリエステル樹
脂、アルキド樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリスチレン樹
脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビニル樹脂、塩
化ビニル共重合体樹脂、ポリビニールプチラール樹脂、
ポリビニールアルコール樹脂などの合成樹脂類、(2)
メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチ
ルセルロース、カルボキシメチルセルロース等のセルロ
ース誘導体、(3)澱粉、多糖類、ゼラチン、カゼイ
ン、アルギン酸ナトリウム等の天然高分子および以上の
組み合わせから成る。
【0034】その他の成分としては、吸水性粉末である
カオリン、合成シリカ、ガラス、セルロースブロック、
微結晶セルロース、イオン交換セルロース、炭酸カルシ
ウム、炭酸マグネシウム、珪酸アルミニウム等が用いら
れる。溶媒は試薬類、特に、結合剤を均一、かつ、安定
に溶解あるいは分散させ得るものが好適である。具体的
には、芳香族炭化水素、脂肪族炭化水素、エステル類、
アルコール類等の非水溶媒または水あるいはこれらの混
合物が用いられる。湿潤剤としては、非イオン界面活性
剤、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、ポリエ
チレングリコール類等が用いられる。また、指示薬の呈
色色調を見易くするためオイルイエロー等の背景色素を
添加しても良い。
【0035】例5.尿ウロビリノーゲン検出用インキ組
成物 尿ウロビリノーゲン検出用インキ組成物は、ウロビリノ
ーゲンと反応して発色する色素前駆体、強酸性緩衝剤、
結合剤および吸水性粉末から成る試薬組成物が非水溶媒
中に溶解あるいは分散されて成る。尿中にウロビリノー
ゲンが存在すると、ウロビリノーゲンは、例えば、P−
ジメチルアミノベンズアルデヒド等のウロビリノーゲン
と結合して発色する、色素前駆体と結合して発色する
が、この発色の有無並びに程度を検出することによっ
て、尿中にウロビリノーゲンが存在するか否かが判定さ
れる。ウロビリノーゲンと反応して発色する色素前駆体
はP−ジメチルアミノベンズアルデヒド、P−ジエチル
アミノベンズアルデヒド、芳香族ジアゾニウム塩、P−
メトキシベンゼンジアゾニウム四フッ化ホウ酸塩等が用
いられる。
【0036】ウロビリノーゲンと前記色素前駆体との反
応は酸性領域で良く進行するため、試薬組成中に強酸性
緩衝剤を配合する。強酸性緩衝剤としては、メタリン
酸、スルフォサリチル酸、ヘキサミン酸、ショウ酸等が
用いられる。結合剤としては、(1)ポリエステル樹
脂、アルキド樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリスチレン樹
脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビニル樹脂、ポ
リビニールアルコール樹脂、無水マレイン酸系共重合体
などの合成樹脂類、(2)メチルセルロース、エチルセ
ルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメ
チルロース等のセルロース誘導体、(3)澱粉、多糖
類、ゼラチン、カゼイン、アルギン酸ナトリウム等の天
然高分子および以上の組み合わせから成る。
【0037】その他の成分としては、吸水性粉末である
カオリン、合成シリカ、ガラス、セルロースブロック、
微結晶セルロース、イオン交換セルロース、イオン交換
樹脂、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、珪酸アルミ
ニウム等。溶媒は試薬類、特に、結合剤を均一、かつ、
安定に溶解あるいは分散させ得るものが好適である。具
体的には、芳香族炭化水素、脂肪族炭化水素、エステル
類、アルコール類等の非水溶媒または水あるいはこれら
の混合物が用いられる。湿潤剤としては、非イオン界面
活性剤、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、ポ
リエチレングリコール類等が用いられる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、尿検査用指示薬を含有
するインキ組成物を、パルプ繊維に、印刷、塗布又は含
浸させることにより付着させて、排泄物処理材と同様の
大きさ形状に尿検査用試験材が構成されるので、従来の
尿検査用試験材とは相違して、猫、犬等の愛玩飼育動物
の排泄物処理材に混ぜて使用することができ、これによ
り、該飼育動物の排尿時に、自動的に、猫、犬等の愛玩
飼育動物の尿検査を行うことができることとなって、飼
育動物の健康状態及び病態を容易に且つ簡単に発見する
ことが可能である。したがって、本発明によると、従来
の尿検査用の試験材に比して、飼育主が、飼育動物の行
動に格段の注意を払うことなく、排泄物による飼育動物
の健康管理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成図である。
【図2】本発明の第2の実施例の構成図である。
【図3】本発明の第3の実施例の構成図である。
【符号の説明】
1 小さい板状の尿検査用試験材 2 大片 3 中片 4 小片 5 短い棒状の尿検査用試験材 6 粒状尿検査用試験材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01N 33/493 B 7055−2J

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 尿検査用指示薬を含有するインキ組成物
    を付着して、パルプ繊維が、動物の排泄物処理材の形態
    に形成されていることを特徴とする動物の尿検査用試験
    材。
  2. 【請求項2】 パルプ繊維が、片状、撚られ状又は粒状
    に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の動
    物の尿検査用試験材。
  3. 【請求項3】 尿検査用指示薬が、尿糖検出用指示薬、
    尿蛋白検出用指示薬、尿pH検出用指示薬、尿含窒素成
    分検出用指示薬又は尿潜血検出用指示薬であることを特
    徴とする請求項1に記載の動物の尿検査用試験材。
  4. 【請求項4】 インキ組成物が、尿検査用指示薬、吸水
    性粉末及び結合剤を含有していることを特徴とする請求
    項1に記載の動物の尿検査用試験材。
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