JPH0522360A - Fifo試験診断回路 - Google Patents
Fifo試験診断回路Info
- Publication number
- JPH0522360A JPH0522360A JP3195966A JP19596691A JPH0522360A JP H0522360 A JPH0522360 A JP H0522360A JP 3195966 A JP3195966 A JP 3195966A JP 19596691 A JP19596691 A JP 19596691A JP H0522360 A JPH0522360 A JP H0522360A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- fifo
- circuit
- delay circuit
- circuits
- Prior art date
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- Granted
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- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
- Communication Control (AREA)
- Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ディジタル通信における異速度間のデータの
平滑化を、複数のFIFO回路を並列に使用して行う場
合、それらFIFO回路において同じようにデータが誤
っても、それを確実に検出する。 【構成】 所定データaを入力するFIFO回路3と、
そのデータaを所定時間遅延させる遅延回路6とを設け
る。遅延回路6により遅延されたデータdを入力とする
FIFO回路7と、FIFO回路3の出力データhを同
じ時間遅延させる遅延回路10とを設ける。遅延回路1
0により遅延されたデータjとFIFO回路7の出力デ
ータeとを比較する回路12を設け、この比較結果に応
じて両FIFO回路の試験診断を行う。
平滑化を、複数のFIFO回路を並列に使用して行う場
合、それらFIFO回路において同じようにデータが誤
っても、それを確実に検出する。 【構成】 所定データaを入力するFIFO回路3と、
そのデータaを所定時間遅延させる遅延回路6とを設け
る。遅延回路6により遅延されたデータdを入力とする
FIFO回路7と、FIFO回路3の出力データhを同
じ時間遅延させる遅延回路10とを設ける。遅延回路1
0により遅延されたデータjとFIFO回路7の出力デ
ータeとを比較する回路12を設け、この比較結果に応
じて両FIFO回路の試験診断を行う。
Description
【0001】
【技術分野】本発明はFIFO(First In First Out)
試験診断回路に関し、特に、データを並列に扱うために
使用する複数のFIFOにおいて各FIFOの試験診断
を行う回路に関する。
試験診断回路に関し、特に、データを並列に扱うために
使用する複数のFIFOにおいて各FIFOの試験診断
を行う回路に関する。
【0002】
【従来技術】一般に、ディジタル通信装置においてデー
タの待合せを行う場合には、FIFO回路を使用してい
る。このFIFO回路を2つ並列に使用して異速度間の
データの平滑化を行う場合、2つのFIFO回路の遅延
量が一致しない時や、オーバフローやアンダーフローを
起こした時には、出力データに誤りが生じるため、これ
を検出する必要がある。
タの待合せを行う場合には、FIFO回路を使用してい
る。このFIFO回路を2つ並列に使用して異速度間の
データの平滑化を行う場合、2つのFIFO回路の遅延
量が一致しない時や、オーバフローやアンダーフローを
起こした時には、出力データに誤りが生じるため、これ
を検出する必要がある。
【0003】そこで、従来は2つのFIFO回路の出力
データを比較することにより誤りを検出していた。その
従来のFIFO試験診断回路について図3を参照して説
明する。図において、従来の回路は、試験診断の対象た
るFIFO回路3及び7の他、両FIFO回路の出力デ
ータを比較する比較回路9と、その比較結果が不一致を
示したとき読出し動作を一定期間インヒビット(禁止)
するための計数器15及びアンド回路14とを含んで構
成されている。
データを比較することにより誤りを検出していた。その
従来のFIFO試験診断回路について図3を参照して説
明する。図において、従来の回路は、試験診断の対象た
るFIFO回路3及び7の他、両FIFO回路の出力デ
ータを比較する比較回路9と、その比較結果が不一致を
示したとき読出し動作を一定期間インヒビット(禁止)
するための計数器15及びアンド回路14とを含んで構
成されている。
【0004】FIFO回路3及び7は、複数ビットの入
力端子及び出力端子を有し、入力端子2に入力される書
込みクロックbのタイミングでデータが書込まれ、読出
しクロックkのタイミングでデータが読出される回路で
ある。そして、データ入力端子1に入力されたデータa
はFIFO回路3において所定時間遅延された後にデー
タ出力端子4から出力される。また、データ入力端子5
に入力されたデータcは、FIFO回路7において所定
時間遅延された後にデータ出力端子8から出力される。
力端子及び出力端子を有し、入力端子2に入力される書
込みクロックbのタイミングでデータが書込まれ、読出
しクロックkのタイミングでデータが読出される回路で
ある。そして、データ入力端子1に入力されたデータa
はFIFO回路3において所定時間遅延された後にデー
タ出力端子4から出力される。また、データ入力端子5
に入力されたデータcは、FIFO回路7において所定
時間遅延された後にデータ出力端子8から出力される。
【0005】データ入力端子1に入力されるデータa
は、FIFO回路3及び7の他のビットに試験診断用と
して入力され、夫々所定時間遅延された後にデータh,
fとして比較回路9に入力される。比較回路9は、両デ
ータの値が一致しているときはハイレベル、不一致のと
きはローレベルとなるリセット信号iを出力し、これが
ローレベルのときにはFIFO回路3及び7がリセット
される。
は、FIFO回路3及び7の他のビットに試験診断用と
して入力され、夫々所定時間遅延された後にデータh,
fとして比較回路9に入力される。比較回路9は、両デ
ータの値が一致しているときはハイレベル、不一致のと
きはローレベルとなるリセット信号iを出力し、これが
ローレベルのときにはFIFO回路3及び7がリセット
される。
【0006】リセット信号iの発生時には、データの読
出しを一定期間禁止すべく、計数器15で入力端子13
のクロックnをカウントし、そのカウント動作中はイン
ヒビット信号mによってアンド回路14の出力である読
出しクロックkをローレベルに固定する。
出しを一定期間禁止すべく、計数器15で入力端子13
のクロックnをカウントし、そのカウント動作中はイン
ヒビット信号mによってアンド回路14の出力である読
出しクロックkをローレベルに固定する。
【0007】かかる構成とされた従来のFIFO試験診
断回路の動作について図4及び図5のタイミングチャー
トをも参照しつつ説明する。
断回路の動作について図4及び図5のタイミングチャー
トをも参照しつつ説明する。
【0008】まず、図4において、A,B,C,………
と値が変化する入力データaについては、データ入力端
子1から入力され、入力端子2より入力される書込みク
ロックbのタイミングでFIFO回路3とFIFO回路
7とに書込まれ、読出しクロックkのタイミングでFI
FO回路3からデータhとして読出されると共にFIF
O回路7からデータfとして読出される。
と値が変化する入力データaについては、データ入力端
子1から入力され、入力端子2より入力される書込みク
ロックbのタイミングでFIFO回路3とFIFO回路
7とに書込まれ、読出しクロックkのタイミングでFI
FO回路3からデータhとして読出されると共にFIF
O回路7からデータfとして読出される。
【0009】ここで、いずれか一方のFIFO回路にオ
ーバフロー又はアンダフローが発生して出力データが誤
った時や、データを書込んでから読出されるまでの遅延
量が、2つのFIFOのいずれかでずれている時等に
は、データhとデータfとは一致しない。比較回路9
は、データeとデータfとを比較して、データが一致し
ていないときはリセット信号iをFIFO回路3及び7
のリセット入力端子(RST)へ出力すると共に計数器
15へも出力する。計数器15は、リセット信号iを入
力して一定期間のインヒビット信号mを出力し、アンド
回路14にて入力端子13からのクロックnをインヒビ
ットして読出しクロックkを停止する。
ーバフロー又はアンダフローが発生して出力データが誤
った時や、データを書込んでから読出されるまでの遅延
量が、2つのFIFOのいずれかでずれている時等に
は、データhとデータfとは一致しない。比較回路9
は、データeとデータfとを比較して、データが一致し
ていないときはリセット信号iをFIFO回路3及び7
のリセット入力端子(RST)へ出力すると共に計数器
15へも出力する。計数器15は、リセット信号iを入
力して一定期間のインヒビット信号mを出力し、アンド
回路14にて入力端子13からのクロックnをインヒビ
ットして読出しクロックkを停止する。
【0010】すなわち、従来の回路によれば、データを
書込んでから読出されるまでの遅延量が、2つのFIF
O回路間でずれている時やいずれか一方のFIFO回路
にオーバフローやアンダフロー等が発生した時には、リ
セット信号iがローレベルとなり、データの誤り(図4
中の斜線部)を検出できた。ところが、図5に示されて
いるように、データが読出されるまでの遅延量のずれ
が、2つのFIFO回路で同時に発生した時、又はオー
バフローやアンダフローが同時に発生して2つのFIF
O回路から読出されたデータが同じように誤った時等は
データの誤り(図5中の斜線部)を検出することは不可
能であり、FIFO回路のリセットができず誤ったデー
タをそのまま伝送してしまうという欠点があった。
書込んでから読出されるまでの遅延量が、2つのFIF
O回路間でずれている時やいずれか一方のFIFO回路
にオーバフローやアンダフロー等が発生した時には、リ
セット信号iがローレベルとなり、データの誤り(図4
中の斜線部)を検出できた。ところが、図5に示されて
いるように、データが読出されるまでの遅延量のずれ
が、2つのFIFO回路で同時に発生した時、又はオー
バフローやアンダフローが同時に発生して2つのFIF
O回路から読出されたデータが同じように誤った時等は
データの誤り(図5中の斜線部)を検出することは不可
能であり、FIFO回路のリセットができず誤ったデー
タをそのまま伝送してしまうという欠点があった。
【0011】
【発明の目的】本発明は上述した従来の欠点を解決する
ためになされたものであり、その目的は2つのFIFO
回路において同じようにデータが誤っても、確実にそれ
を検出することのできるFIFO試験診断回路を提供す
ることである。
ためになされたものであり、その目的は2つのFIFO
回路において同じようにデータが誤っても、確実にそれ
を検出することのできるFIFO試験診断回路を提供す
ることである。
【0012】
【発明の構成】本発明によるFIFO試験診断回路は、
所定データを入力とする第1のFIFOと、前記データ
を所定時間遅延させる第1の遅延回路と、この第1の遅
延回路により遅延されたデータを入力とする第2のFI
FOと、前記第1のFIFOの出力データを前記所定時
間遅延させる第2の遅延回路と、この第2の遅延回路に
より遅延されたデータと前記第2のFIFOの出力デー
タとを比較する比較回路とを有し、この比較結果に応じ
てFIFOの試験診断をなすようにしたことを特徴とす
る。
所定データを入力とする第1のFIFOと、前記データ
を所定時間遅延させる第1の遅延回路と、この第1の遅
延回路により遅延されたデータを入力とする第2のFI
FOと、前記第1のFIFOの出力データを前記所定時
間遅延させる第2の遅延回路と、この第2の遅延回路に
より遅延されたデータと前記第2のFIFOの出力デー
タとを比較する比較回路とを有し、この比較結果に応じ
てFIFOの試験診断をなすようにしたことを特徴とす
る。
【0013】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明によるFIFO試験診断回路の一実施
例の構成を示すブロック図であり、図3と同等部分は同
一符号により示されている。
る。図1は本発明によるFIFO試験診断回路の一実施
例の構成を示すブロック図であり、図3と同等部分は同
一符号により示されている。
【0014】図において、本実施例のFIFO試験診断
回路が図3の従来回路と異なる点は、遅延回路6及び1
0と、比較回路12と、アンド回路11とが追加された
点である。これら各回路の追加により、FIFO回路7
については遅延回路6で所定時間(例えば、データの1
ビット分)遅延させた後にデータを入力し、FIFO回
路3についてはその出力後に遅延回路10で同じ時間だ
けデータを遅延させて、その両データを比較回路12で
比較しているのである。そして、その比較結果に応じて
FIFO3及び7をリセットすると共に計数器15及び
アンド回路14により、読出しクロックkを停止させる
のである。つまり、同じ時間だけ遅延するため、データ
が正しければ比較結果は一致を示し、そうでなければ不
一致を示すのである。
回路が図3の従来回路と異なる点は、遅延回路6及び1
0と、比較回路12と、アンド回路11とが追加された
点である。これら各回路の追加により、FIFO回路7
については遅延回路6で所定時間(例えば、データの1
ビット分)遅延させた後にデータを入力し、FIFO回
路3についてはその出力後に遅延回路10で同じ時間だ
けデータを遅延させて、その両データを比較回路12で
比較しているのである。そして、その比較結果に応じて
FIFO3及び7をリセットすると共に計数器15及び
アンド回路14により、読出しクロックkを停止させる
のである。つまり、同じ時間だけ遅延するため、データ
が正しければ比較結果は一致を示し、そうでなければ不
一致を示すのである。
【0015】かかる構成とされた本実施例のFIFO試
験診断回路の動作について図2のタイミングチャートを
も参照しつつ説明する。まず、入力端子1から入力され
た入力データaは入力端子2から入力される書込みクロ
ックbのタイミングでFIFO回路3へ書込まれる。遅
延回路6は入力データaを書込みクロックbで1ビット
遅延させた遅延データdをFIFO回路7へ出力し、F
IFO回路7ではその遅延データdが書込みクロックb
のタイミングで書込まれる。FIFO回路3及びFIF
O回路7に書込まれたデータは、読出しクロックkのタ
イミングで、FIFO回路3からは読出しデータhとし
て、FIFO回路7からは読出しデータeとして、夫々
読出される。
験診断回路の動作について図2のタイミングチャートを
も参照しつつ説明する。まず、入力端子1から入力され
た入力データaは入力端子2から入力される書込みクロ
ックbのタイミングでFIFO回路3へ書込まれる。遅
延回路6は入力データaを書込みクロックbで1ビット
遅延させた遅延データdをFIFO回路7へ出力し、F
IFO回路7ではその遅延データdが書込みクロックb
のタイミングで書込まれる。FIFO回路3及びFIF
O回路7に書込まれたデータは、読出しクロックkのタ
イミングで、FIFO回路3からは読出しデータhとし
て、FIFO回路7からは読出しデータeとして、夫々
読出される。
【0016】FIFO回路3から読出された読出しデー
タhは遅延回路10に入力され、読出しクロックkで1
ビット遅延され、遅延データjとして出力される。比較
回路12はその遅延データjと読出しデータeとを入力
として、各々のデータの比較を行い、一致又は不一致を
検出する。そして、一致している場合はハイレベル、不
一致の場合は、ローレベルとなるリセット信号Pを出力
する。以上の構成により、2つのFIFO回路で同じよ
うにデータが誤ってもそれを検出できる。
タhは遅延回路10に入力され、読出しクロックkで1
ビット遅延され、遅延データjとして出力される。比較
回路12はその遅延データjと読出しデータeとを入力
として、各々のデータの比較を行い、一致又は不一致を
検出する。そして、一致している場合はハイレベル、不
一致の場合は、ローレベルとなるリセット信号Pを出力
する。以上の構成により、2つのFIFO回路で同じよ
うにデータが誤ってもそれを検出できる。
【0017】また、書込みクロックbのタイミングでF
IFO回路3及びFIFO回路7に書込まれたデータa
は、従来と同様に読出しクロックkのタイミングで、F
IFO回路3からは読出しデータhとして、FIFO回
路7からは読出しデータfとして、夫々読出される。比
較回路9は読出しデータhと読出しデータfとを入力し
て、各々のデータの比較を行い、一致又は不一致を検出
する。そして、一致している場合はハイレベル、不一致
の場合はローレベルとなるリセット信号iを出力する。
以上の構成により、従来と同様に、いずれか一方のFI
FO回路でのデータの誤りを検出できる。
IFO回路3及びFIFO回路7に書込まれたデータa
は、従来と同様に読出しクロックkのタイミングで、F
IFO回路3からは読出しデータhとして、FIFO回
路7からは読出しデータfとして、夫々読出される。比
較回路9は読出しデータhと読出しデータfとを入力し
て、各々のデータの比較を行い、一致又は不一致を検出
する。そして、一致している場合はハイレベル、不一致
の場合はローレベルとなるリセット信号iを出力する。
以上の構成により、従来と同様に、いずれか一方のFI
FO回路でのデータの誤りを検出できる。
【0018】アンド回路11はリセット信号iとリセッ
ト信号Pとを入力とし、少なくともどちらか一方がロー
レベルを出力した場合、ローレベルとなるリセット信号
gをFIFO回路3及び7と計数器15へ出力する。計
数器15はリセット信号gを入力して、リセット信号g
がハイレベルの時はそのままハイレベルを出力し、リセ
ット信号jがローレベルの時はローレベル入力時点から
一定期間ローレベルとなるインヒビット信号mをアンド
回路14に出力する。アンド回路14はインヒビット信
号mのローレベルの期間、入力端子13からのクロック
nをインヒビットして読出しクロックkを停止する。
ト信号Pとを入力とし、少なくともどちらか一方がロー
レベルを出力した場合、ローレベルとなるリセット信号
gをFIFO回路3及び7と計数器15へ出力する。計
数器15はリセット信号gを入力して、リセット信号g
がハイレベルの時はそのままハイレベルを出力し、リセ
ット信号jがローレベルの時はローレベル入力時点から
一定期間ローレベルとなるインヒビット信号mをアンド
回路14に出力する。アンド回路14はインヒビット信
号mのローレベルの期間、入力端子13からのクロック
nをインヒビットして読出しクロックkを停止する。
【0019】ここで、FIFO回路3とFIFO回路7
とで同時にアンダフローやオーバフローが発生した時、
または何らかの原因で出力データが誤った時、例えば図
2(a)中の読出しデータh,e,jの斜線部が誤って
出力されたと仮定した場合、比較回路12においてこの
誤り部分が検出され、リセット信号gとして出力され
る。
とで同時にアンダフローやオーバフローが発生した時、
または何らかの原因で出力データが誤った時、例えば図
2(a)中の読出しデータh,e,jの斜線部が誤って
出力されたと仮定した場合、比較回路12においてこの
誤り部分が検出され、リセット信号gとして出力され
る。
【0020】また、FIFO回路3の出力データが誤
り、FIFO回路3より1クロック遅れてFIFO回路
7の出力データが誤った時、例えば図2(b)中の読出
しデータh、fの斜線部が誤って出力されたと仮定した
場合、比較回路9にてこの誤り部分が検出され、リセッ
ト信号gとして出力される。
り、FIFO回路3より1クロック遅れてFIFO回路
7の出力データが誤った時、例えば図2(b)中の読出
しデータh、fの斜線部が誤って出力されたと仮定した
場合、比較回路9にてこの誤り部分が検出され、リセッ
ト信号gとして出力される。
【0021】つまり、本実施例の試験診断回路によれ
ば、2つのFIFO回路3及び7がどのようにデータ誤
りを起こしても、リセット信号i又はPのいずれかが出
力されるため、確実に両FIFO回路をリセットできる
のである。また、リセットせずにエラーを表示して停止
する等各種の試験診断に利用することができる。
ば、2つのFIFO回路3及び7がどのようにデータ誤
りを起こしても、リセット信号i又はPのいずれかが出
力されるため、確実に両FIFO回路をリセットできる
のである。また、リセットせずにエラーを表示して停止
する等各種の試験診断に利用することができる。
【0022】なお、以上の実施例においては、FIFO
回路が2つの場合について説明したが、3つ以上の場合
にも本発明が適用できることは明らかである。その場合
には、FIFO回路の数に応じて比較回路の数を増加す
れば良い。
回路が2つの場合について説明したが、3つ以上の場合
にも本発明が適用できることは明らかである。その場合
には、FIFO回路の数に応じて比較回路の数を増加す
れば良い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、一方のF
IFO回路の出力側に1個、他方のFIFO回路の入力
側に1個の遅延回路を有する回路構成としたので、2つ
のFIFO回路を並列に使用したときにオーバフローや
アンダフロー等が同時に発生し、両方のFIFO回路か
ら読出したデータが同じように誤った場合でも、そのデ
ータ誤りを検出することができるという効果がある。
IFO回路の出力側に1個、他方のFIFO回路の入力
側に1個の遅延回路を有する回路構成としたので、2つ
のFIFO回路を並列に使用したときにオーバフローや
アンダフロー等が同時に発生し、両方のFIFO回路か
ら読出したデータが同じように誤った場合でも、そのデ
ータ誤りを検出することができるという効果がある。
【図1】本発明の実施例によるFIFO試験診断回路の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図2】図1の回路の各部の動作を示すタイミングチャ
ートである。
ートである。
【図3】従来のFIFO試験診断回路の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図4】図3の回路の各部の動作を示すタイミングチャ
ートである。
ートである。
【図5】図3の回路の各部の動作を示すタイミングチャ
ートである。
ートである。
3,7 FIFO回路
6,10 遅延回路
9,12 比較回路
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所
H04L 29/14
Claims (2)
- 【請求項1】 所定データを入力とする第1のFIFO
と、前記データを所定時間遅延させる第1の遅延回路
と、この第1の遅延回路により遅延されたデータを入力
とする第2のFIFOと、前記第1のFIFOの出力デ
ータを前記所定時間遅延させる第2の遅延回路と、この
第2の遅延回路により遅延されたデータと前記第2のF
IFOの出力データとを比較する比較回路とを有し、こ
の比較結果に応じてFIFOの試験診断をなすようにし
たことを特徴とするFIFO試験診断回路。 - 【請求項2】 所定データを入力とする第1のFIFO
と、前記データを所定時間遅延させる第1の遅延回路
と、この第1の遅延回路により遅延されたデータを第1
の入力とし、かつ前記データを第2の入力とし、これら
第1及び第2の入力データを夫々対応する第1及び第2
の出力データとして送出する第2のFIFOと、前記第
1のFIFOの出力データを前記所定時間遅延させる第
2の遅延回路と、この第2の遅延回路により遅延された
データと前記第2のFIFOの第1の出力データとを比
較する第1の比較回路と、前記第1のFIFOの出力デ
ータと前記第2のFIFOの第2の出力データとを比較
する第2の比較回路とを有し、前記第1及び第2の比較
回路の比較結果に応じてFIFOの試験診断をなすよう
にしたことを特徴とするFIFO試験診断回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3195966A JP2644112B2 (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | Fifo試験診断回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3195966A JP2644112B2 (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | Fifo試験診断回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0522360A true JPH0522360A (ja) | 1993-01-29 |
JP2644112B2 JP2644112B2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=16349955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3195966A Expired - Lifetime JP2644112B2 (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | Fifo試験診断回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2644112B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06349266A (ja) * | 1993-06-02 | 1994-12-22 | Nec Corp | メモリ回路 |
JP2004062389A (ja) * | 2002-07-26 | 2004-02-26 | Oki Electric Ind Co Ltd | メモリの異常動作検出回路,集積回路,及び異常動作検出方法 |
-
1991
- 1991-07-10 JP JP3195966A patent/JP2644112B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06349266A (ja) * | 1993-06-02 | 1994-12-22 | Nec Corp | メモリ回路 |
JP2551331B2 (ja) * | 1993-06-02 | 1996-11-06 | 日本電気株式会社 | メモリ回路 |
JP2004062389A (ja) * | 2002-07-26 | 2004-02-26 | Oki Electric Ind Co Ltd | メモリの異常動作検出回路,集積回路,及び異常動作検出方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2644112B2 (ja) | 1997-08-25 |
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