JPH0129093B2 - - Google Patents
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- JPH0129093B2 JPH0129093B2 JP56084860A JP8486081A JPH0129093B2 JP H0129093 B2 JPH0129093 B2 JP H0129093B2 JP 56084860 A JP56084860 A JP 56084860A JP 8486081 A JP8486081 A JP 8486081A JP H0129093 B2 JPH0129093 B2 JP H0129093B2
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- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 5
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 4
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 4
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K5/00—Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
- H03K5/125—Discriminating pulses
- H03K5/1252—Suppression or limitation of noise or interference
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/28—Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
- G01R31/317—Testing of digital circuits
- G01R31/3177—Testing of logic operation, e.g. by logic analysers
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F11/00—Error detection; Error correction; Monitoring
- G06F11/22—Detection or location of defective computer hardware by testing during standby operation or during idle time, e.g. start-up testing
- G06F11/25—Testing of logic operation, e.g. by logic analysers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Nonlinear Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Manipulation Of Pulses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はデジタル機器、特にロジツクアナライ
ザにおけるグリツチ検出回路に関する。
ザにおけるグリツチ検出回路に関する。
ロジツクアナライザは、デジタル機器のリアル
タイム(実時間)解析を行うために開発された装
置である。ロジツクアナライザはCRT(陰極線
管)上に、複数のデジタル信号を表示するという
点では、オシロスコープと類似するが、デジタル
情報、即ち、データワードを伝送する時間中の任
意の点における複数の信号の組合せを表示すると
という点でオシロスコープとは異なる。ロジツク
アナライザは、夫々の信号に対して、独立した入
力と記憶のためのチヤンネルを具えている。通
常、並列データビツトを同時に処理し、表示する
ため、そのデータワードの大きさに応じて複数の
チヤンネルが設けられている。夫々のチヤンネル
に入力されたデジタル信号は、内部基準クロツク
によつて定まる周期でサンプリングされる。デジ
タル信号は、本質的には一連のパルス信号である
から、サンプリングされた信号は高又低いずれか
のレベルである。
タイム(実時間)解析を行うために開発された装
置である。ロジツクアナライザはCRT(陰極線
管)上に、複数のデジタル信号を表示するという
点では、オシロスコープと類似するが、デジタル
情報、即ち、データワードを伝送する時間中の任
意の点における複数の信号の組合せを表示すると
という点でオシロスコープとは異なる。ロジツク
アナライザは、夫々の信号に対して、独立した入
力と記憶のためのチヤンネルを具えている。通
常、並列データビツトを同時に処理し、表示する
ため、そのデータワードの大きさに応じて複数の
チヤンネルが設けられている。夫々のチヤンネル
に入力されたデジタル信号は、内部基準クロツク
によつて定まる周期でサンプリングされる。デジ
タル信号は、本質的には一連のパルス信号である
から、サンプリングされた信号は高又低いずれか
のレベルである。
この信号中に、スプリアスすなわちランダムな
狭幅パルスやノイズスパイクが現れることがあ
る。これらは一般にグリツチと呼ばれ、データ読
み誤りや好ましくないトリガ動作、あるいは誤信
号発生等を生ずる。したがつて、グリツチに起因
するこれらの誤動作を排除あるいは訂正するため
にサンプリングクロツク周期内に生じるグリツチ
の検出が必要となる。従来のグリツチ検出回路は
複雑で、しかもすべてのクロツクサイクルにおけ
るグリツチの検出、及び二次的グリツチ(即ち同
一クロツク周期内に複数の過渡部を伴うもの)の
検出が不可能であるという制限があつた。
狭幅パルスやノイズスパイクが現れることがあ
る。これらは一般にグリツチと呼ばれ、データ読
み誤りや好ましくないトリガ動作、あるいは誤信
号発生等を生ずる。したがつて、グリツチに起因
するこれらの誤動作を排除あるいは訂正するため
にサンプリングクロツク周期内に生じるグリツチ
の検出が必要となる。従来のグリツチ検出回路は
複雑で、しかもすべてのクロツクサイクルにおけ
るグリツチの検出、及び二次的グリツチ(即ち同
一クロツク周期内に複数の過渡部を伴うもの)の
検出が不可能であるという制限があつた。
したがつて、本発明の第1の目的は、デジタル
解析装置における構成の簡単なグリツチ検出回路
を提供することである。
解析装置における構成の簡単なグリツチ検出回路
を提供することである。
本発明の第2の目的は、内部基準クロツのすべ
てのサイクルにおいて、また基準クロツク周期の
任意の点においてグリツチ検出が可能な回路を提
供することである。
てのサイクルにおいて、また基準クロツク周期の
任意の点においてグリツチ検出が可能な回路を提
供することである。
本発明の第3の目的は、一次的グリツチ、二次
的グリツチを共に検出可能なグリツチ検出回路を
提供することである。
的グリツチを共に検出可能なグリツチ検出回路を
提供することである。
本発明の他の目的及び効果は、添付した図面と
後述の説明により、当業者には明らかになるであ
ろう。
後述の説明により、当業者には明らかになるであ
ろう。
本発明によれば、データ解析及び表示装置にお
けるサンプリングクロツク間の任意の点で生じた
グリツチ(その極性、即ち変化方向は問わない)
を検出可能なグリツチ検出回路が得られる。この
グリツチ検出回路は、実際にはデータ取込みチヤ
ンネルのクロツク制御データラツチと並列に配置
される。データラツチは選択したクロツクエツジ
で入力信号の論理状態を記憶する。データラツチ
出力は、その記憶された論理状態に応じて、ラツ
チの入力側の相補データ線に接続されている第1
の一対の相補RS―フリツプフロツプ(以下フリ
ツプフロツプをFFという)のうちの一方を不動
作にする。入力信号の状態がラツチに記憶されて
いる状態から変化すると、エネーブルされた第1
の一対のRS―FFの1つがセツトされる。さらに
入力信号がラツチに記憶された状態に戻ると、第
2のRS―FFがセツトされ、グリツチの発生を示
す。次のクロツクエツジで、グリツチ表示信号が
出力端子に転送される。サンプリングクロツクの
すべてのサイクルでグリツチを検出できるよう
に、第1の一対のRS―FFと第2のRS―FFをリ
セツトするリセツト回路も用意されている。
けるサンプリングクロツク間の任意の点で生じた
グリツチ(その極性、即ち変化方向は問わない)
を検出可能なグリツチ検出回路が得られる。この
グリツチ検出回路は、実際にはデータ取込みチヤ
ンネルのクロツク制御データラツチと並列に配置
される。データラツチは選択したクロツクエツジ
で入力信号の論理状態を記憶する。データラツチ
出力は、その記憶された論理状態に応じて、ラツ
チの入力側の相補データ線に接続されている第1
の一対の相補RS―フリツプフロツプ(以下フリ
ツプフロツプをFFという)のうちの一方を不動
作にする。入力信号の状態がラツチに記憶されて
いる状態から変化すると、エネーブルされた第1
の一対のRS―FFの1つがセツトされる。さらに
入力信号がラツチに記憶された状態に戻ると、第
2のRS―FFがセツトされ、グリツチの発生を示
す。次のクロツクエツジで、グリツチ表示信号が
出力端子に転送される。サンプリングクロツクの
すべてのサイクルでグリツチを検出できるよう
に、第1の一対のRS―FFと第2のRS―FFをリ
セツトするリセツト回路も用意されている。
第1図に本発明によるグリツチ検出回路の代表
的な回路図が示される。各構成要素は標準的論理
記号を用いて図示されていて、市販の任意のもの
が使用できる。しかし全体の回路は、モノリシツ
クIC構成に適している。特に本発明の実施に際
し、ロジツクアナライザのような電子機器は、第
1図に示すデータチヤンネルを多数含むので、
IC化に適するこの回路が有効となる。サンプリ
ングクロツク周期より短い幅の信号を検出するの
がグリツチ検出回路の機能であるから、本発明の
実施には高速応答特性の論理回路を必要とする。
的な回路図が示される。各構成要素は標準的論理
記号を用いて図示されていて、市販の任意のもの
が使用できる。しかし全体の回路は、モノリシツ
クIC構成に適している。特に本発明の実施に際
し、ロジツクアナライザのような電子機器は、第
1図に示すデータチヤンネルを多数含むので、
IC化に適するこの回路が有効となる。サンプリ
ングクロツク周期より短い幅の信号を検出するの
がグリツチ検出回路の機能であるから、本発明の
実施には高速応答特性の論理回路を必要とする。
データチヤンネルは、入力端子10、相補出力
を持つた差動増幅器12、データラツチのための
D―FF14、出力端子16を具える。クロツク
信号は、クロツク入力端子18とバツフア増幅器
28を介して、データラツチ用D―FF14のク
ロツク入力端に入る。FF14のD入力端の信号
レベル(高又は低のいずれか)は、クロツク信号
のクロツクエツジでQ出力端に転送される。
を持つた差動増幅器12、データラツチのための
D―FF14、出力端子16を具える。クロツク
信号は、クロツク入力端子18とバツフア増幅器
28を介して、データラツチ用D―FF14のク
ロツク入力端に入る。FF14のD入力端の信号
レベル(高又は低のいずれか)は、クロツク信号
のクロツクエツジでQ出力端に転送される。
グリツチ検出回路は、第1の二安定回路である
第1の一対のRS―FF20,22と、グリツチ検
知手段である一対のNORゲート24,26と第
2のRS―FF30を有する。FF20,22の各
セツトS入力端は、夫々差動増幅器12の相補出
力端に接続される。一方RS―FF20の2個のリ
セツトR入力端の一方はデータラツチ用FF14
のQ出力端に接続され、RS―FF22の2個のリ
セツトR入力端の一方は、データラツチ用FF1
4の出力端に接続される。図示した回路では、
正論理が用いられているから、“1”状態は高で
あり、正極性のパルスエツジを用いる。そこでS
入力端が高でないとき、FF20,22のいずれ
か一方のR入力端が高ならば出力は高となり、
夫夫対応するNORゲート24または26の出力
を低にする。RR20または22のいずれかのS
入力端が高の場合、そのFFのR入力が両方共低
のとき出力を低にする。このことからFF14
のQ出力データが高ならば、RS―FF20とそれ
に対応するNORゲート24は、RS―FF22と
NORゲート26が負のグリツチを検出する間、
不動作となるということが判る。同様に、FF1
4のQ出力データが低の場合、RS―FF22と
NORゲート26は、RS―FF20とNORゲート
24が正のグリツチを検出する間、不動作にな
る。クロツクの1周期の間に、差動増幅器12の
相補出力の一方が、低、高、低の順に変化して
も、1個のグリツチが検出される。初期状態は
夫々、エネーブルされたFF20または22のS
入力、及び両R入力が低、出力が高、対応する
NORゲート出力が低である。エネーブルされた
FFのS入力が低から高へ変化すると出力は低
となる。高から低へ変化するとき、出力は低の
まま変化せず、対応するNORゲートの両入力は
低、NORゲートの出力は高となり検出信号を発
生する。さらに、この信号はRS―FF30のR入
力の1個を高にし、出力を高にする。第2の
RS―FF30の出力が高のときエネーブルされ
た第1のRS―FF20又は22のR入力が高とな
り、RS―FF20又は22の出力は高に、RS
―FF30のR入力は低となる。RS―FF30の
Q出力はリセツトされるまでの間高を保持し、こ
れがグリツチ表示信号となる。
第1の一対のRS―FF20,22と、グリツチ検
知手段である一対のNORゲート24,26と第
2のRS―FF30を有する。FF20,22の各
セツトS入力端は、夫々差動増幅器12の相補出
力端に接続される。一方RS―FF20の2個のリ
セツトR入力端の一方はデータラツチ用FF14
のQ出力端に接続され、RS―FF22の2個のリ
セツトR入力端の一方は、データラツチ用FF1
4の出力端に接続される。図示した回路では、
正論理が用いられているから、“1”状態は高で
あり、正極性のパルスエツジを用いる。そこでS
入力端が高でないとき、FF20,22のいずれ
か一方のR入力端が高ならば出力は高となり、
夫夫対応するNORゲート24または26の出力
を低にする。RR20または22のいずれかのS
入力端が高の場合、そのFFのR入力が両方共低
のとき出力を低にする。このことからFF14
のQ出力データが高ならば、RS―FF20とそれ
に対応するNORゲート24は、RS―FF22と
NORゲート26が負のグリツチを検出する間、
不動作となるということが判る。同様に、FF1
4のQ出力データが低の場合、RS―FF22と
NORゲート26は、RS―FF20とNORゲート
24が正のグリツチを検出する間、不動作にな
る。クロツクの1周期の間に、差動増幅器12の
相補出力の一方が、低、高、低の順に変化して
も、1個のグリツチが検出される。初期状態は
夫々、エネーブルされたFF20または22のS
入力、及び両R入力が低、出力が高、対応する
NORゲート出力が低である。エネーブルされた
FFのS入力が低から高へ変化すると出力は低
となる。高から低へ変化するとき、出力は低の
まま変化せず、対応するNORゲートの両入力は
低、NORゲートの出力は高となり検出信号を発
生する。さらに、この信号はRS―FF30のR入
力の1個を高にし、出力を高にする。第2の
RS―FF30の出力が高のときエネーブルされ
た第1のRS―FF20又は22のR入力が高とな
り、RS―FF20又は22の出力は高に、RS
―FF30のR入力は低となる。RS―FF30の
Q出力はリセツトされるまでの間高を保持し、こ
れがグリツチ表示信号となる。
グリツチ出力回路は、第2の二安定回路である
グリツチラツチ用のD―FF32を具えており、
そのQ出力端は出力端子34に接続されている。
D―FF32のD入力端の論理状態は、クロツク
の正極性クロツクエツジを受けて、Q出力端に転
送される。したがつてグリツチ発生を示す高は、
少なくともクロツクの1周期の間、出力端子34
に保持される。
グリツチラツチ用のD―FF32を具えており、
そのQ出力端は出力端子34に接続されている。
D―FF32のD入力端の論理状態は、クロツク
の正極性クロツクエツジを受けて、Q出力端に転
送される。したがつてグリツチ発生を示す高は、
少なくともクロツクの1周期の間、出力端子34
に保持される。
リセツト回路は、ANDゲート36とD―FF3
8を有する。グリツチのない初期状態では、FF
38のR入力は高、したがつてQ出力は低であ
る。グリツチを検出すると、上述したように、
RS―FF30のQ出力は低に、出力は高にな
る。そして次の正極性のクロツクエツジでグリツ
チデータの高がFF32のD入力端からQ出力端
に転送される。ANDゲート36の両入力が高と
なつたとき、リセツトFF38はクロツクエツジ
を受け、D入力端の高をQ出力端に転送する。リ
セツトFF38のQ出力は第2のRS―FF30の
S入力端に供給され、そのQ出力を高にする。さ
らにRS―FF30のQ出力はリセツトFF38の
R入力端に供給されR入力を高にする。同時に、
FF30の出力は低となり、次のクロツク周期
のために第1のRS―FF20及び22をエネーブ
ルする。
8を有する。グリツチのない初期状態では、FF
38のR入力は高、したがつてQ出力は低であ
る。グリツチを検出すると、上述したように、
RS―FF30のQ出力は低に、出力は高にな
る。そして次の正極性のクロツクエツジでグリツ
チデータの高がFF32のD入力端からQ出力端
に転送される。ANDゲート36の両入力が高と
なつたとき、リセツトFF38はクロツクエツジ
を受け、D入力端の高をQ出力端に転送する。リ
セツトFF38のQ出力は第2のRS―FF30の
S入力端に供給され、そのQ出力を高にする。さ
らにRS―FF30のQ出力はリセツトFF38の
R入力端に供給されR入力を高にする。同時に、
FF30の出力は低となり、次のクロツク周期
のために第1のRS―FF20及び22をエネーブ
ルする。
第1図の回路の動作を要約するために、第2図
に一例としての波形図を示す。AからIまでの波
形参照点は第1図に示されている。この例におい
て、今、B点の入力データが低であると仮定す
る。クロツク信号(点A)が高となるとデータ低
がデータラツチ用FF14のQ出力端(点C)に
転送される。データラツチ用FF14の出力端
から高がRS―FF22のR入力端の一方に送られ
る。このようにして、この例ではRS―FF22が
不動作とされ、RS―FF20が正のグリツチを検
出可能となる。次に正のグリツチが生じたとす
る。そのときB点の電圧、即ち、RS―FF20の
S入力は高となり、FF20の出力(D点)を
低にする。このデータが単に論理状態を変えただ
け、即ちグリツチでないならば、このときFF3
0のR入力端(E点)の論理状態は変化しないと
いうことに注意を要する。しかしながら、もし同
一クロツク周期中にB点のデータ電圧が低となつ
た、即ちグリツチが発生したとする。そうすれば
NORゲート24の両入力は低したがつて、その
出力(E点)は高となり第2のRS―FF30の
出力(F点)を高とし、第1のRS―FF20をリ
セツトして、FF20の出力(D点)を高に、
NORゲート24の出力(E点)を低にする。こ
のようにしてグリツチが検出されるとグリツチ検
出回路は、クロツク周期の残りの間B点のデータ
入力が変化しても、もはや応答しない。その結
果、3個の論理状態を含む信号アベレーシヨン
(aberrations)即ち二次的グリツチは、2個の論
理状態を含む信号アベレーシヨン即ち一次的グリ
ツチとして検出される。第2のRS―FF30の
出力端(F点)の高は、次の正極性のクロツクエ
ツジの前縁でグリツチラツチFF32のQ出力端
(G点)に転送される。ANDゲート36の出力
(H点)は、高となり、FF38にクロツクエツジ
を与え、そのQ出力(I点)を高にする。I点の
高はRS―FF30のS入力端に送られ、その出
力(F点)を低にして、第1のRS―FF20,2
2のリセツトを解除する。同時に第2のRS―FF
30のQ出力は高となり、リセツトFF38をリ
セツトし、そのQ出力(I点)を低にする。出力
端子34のグリツチ出力(G点)は、クロツク1
周期分の長さだけ高となる。しかしそのクロツク
周期間にはグリツチ検出回路は有効となつていて
新たなグリツチが検出できる。上記の説明からす
べてのクロツクサイクルにおいてグリツチ検出が
可能であることがわかる。
に一例としての波形図を示す。AからIまでの波
形参照点は第1図に示されている。この例におい
て、今、B点の入力データが低であると仮定す
る。クロツク信号(点A)が高となるとデータ低
がデータラツチ用FF14のQ出力端(点C)に
転送される。データラツチ用FF14の出力端
から高がRS―FF22のR入力端の一方に送られ
る。このようにして、この例ではRS―FF22が
不動作とされ、RS―FF20が正のグリツチを検
出可能となる。次に正のグリツチが生じたとす
る。そのときB点の電圧、即ち、RS―FF20の
S入力は高となり、FF20の出力(D点)を
低にする。このデータが単に論理状態を変えただ
け、即ちグリツチでないならば、このときFF3
0のR入力端(E点)の論理状態は変化しないと
いうことに注意を要する。しかしながら、もし同
一クロツク周期中にB点のデータ電圧が低となつ
た、即ちグリツチが発生したとする。そうすれば
NORゲート24の両入力は低したがつて、その
出力(E点)は高となり第2のRS―FF30の
出力(F点)を高とし、第1のRS―FF20をリ
セツトして、FF20の出力(D点)を高に、
NORゲート24の出力(E点)を低にする。こ
のようにしてグリツチが検出されるとグリツチ検
出回路は、クロツク周期の残りの間B点のデータ
入力が変化しても、もはや応答しない。その結
果、3個の論理状態を含む信号アベレーシヨン
(aberrations)即ち二次的グリツチは、2個の論
理状態を含む信号アベレーシヨン即ち一次的グリ
ツチとして検出される。第2のRS―FF30の
出力端(F点)の高は、次の正極性のクロツクエ
ツジの前縁でグリツチラツチFF32のQ出力端
(G点)に転送される。ANDゲート36の出力
(H点)は、高となり、FF38にクロツクエツジ
を与え、そのQ出力(I点)を高にする。I点の
高はRS―FF30のS入力端に送られ、その出
力(F点)を低にして、第1のRS―FF20,2
2のリセツトを解除する。同時に第2のRS―FF
30のQ出力は高となり、リセツトFF38をリ
セツトし、そのQ出力(I点)を低にする。出力
端子34のグリツチ出力(G点)は、クロツク1
周期分の長さだけ高となる。しかしそのクロツク
周期間にはグリツチ検出回路は有効となつていて
新たなグリツチが検出できる。上記の説明からす
べてのクロツクサイクルにおいてグリツチ検出が
可能であることがわかる。
上述の如くこの発明によれば、グリツチ検出に
必要な信号は、入力信号と、この入力信号をクロ
ツク信号でラツチした信号だけでよく、グリツチ
検出に要する信号が少なくて済む。また、必要と
する回路構成は、第1及び第2の二安定回路とグ
リツチ検出手段だけでよく、回路構成が非常に簡
単になる。
必要な信号は、入力信号と、この入力信号をクロ
ツク信号でラツチした信号だけでよく、グリツチ
検出に要する信号が少なくて済む。また、必要と
する回路構成は、第1及び第2の二安定回路とグ
リツチ検出手段だけでよく、回路構成が非常に簡
単になる。
以上は本発明の一実施例について図示説明した
が、本発明の趣旨を逸脱することなく種々の変更
及び変形がなし得ることは当業者には明白であろ
う。したがつて、本発明の技術的範囲には当然こ
れら変更変形をも包含するものと解すべきであ
る。
が、本発明の趣旨を逸脱することなく種々の変更
及び変形がなし得ることは当業者には明白であろ
う。したがつて、本発明の技術的範囲には当然こ
れら変更変形をも包含するものと解すべきであ
る。
第1図は、本発明の好適一実施例の回路図、第
2図は第1図に示した回路の動作説明に供するた
めの波形図である。 図中、20又は22は第1の二安定回路、2
4,30又は26,30はグリツチ検知手段、3
2は第2の二安定回路を示す。
2図は第1図に示した回路の動作説明に供するた
めの波形図である。 図中、20又は22は第1の二安定回路、2
4,30又は26,30はグリツチ検知手段、3
2は第2の二安定回路を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 クロツク信号の1周期中に生じたデジタル入
力信号の2回以上の論理レベル変化であるグリツ
チを検出する回路であつて、 上記入力信号及び該入力信号が上記クロツク信
号でラツチされた信号によりセツト及びリセツト
が制御され、上記入力信号の上記2回以上の論理
レベル変化の第1の変化に応じて変化する出力信
号を発生する第1の二安定回路と、 該第1の二安定回路の出力信号及び上記入力信
号を受け、該入力信号の上記2回以上の論理レベ
ル変化の第2の変化に対応して、グリツチ検知信
号を出力するグリツチ検知手段と、 上記グリツチ検知信号に応じて、グリツチ発生
を示す出力信号を発生する第2の二安定回路と を具えたことを特徴とするグリツチ検出回路。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/155,363 US4353032A (en) | 1980-06-02 | 1980-06-02 | Glitch detector |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5725720A JPS5725720A (en) | 1982-02-10 |
JPH0129093B2 true JPH0129093B2 (ja) | 1989-06-07 |
Family
ID=22555146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8486081A Granted JPS5725720A (en) | 1980-06-02 | 1981-06-02 | Glitch detecting circuit |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4353032A (ja) |
JP (1) | JPS5725720A (ja) |
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Also Published As
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JPS5725720A (en) | 1982-02-10 |
US4353032A (en) | 1982-10-05 |
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