JPH05222732A - 引張り補強体 - Google Patents
引張り補強体Info
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- JPH05222732A JPH05222732A JP5654292A JP5654292A JPH05222732A JP H05222732 A JPH05222732 A JP H05222732A JP 5654292 A JP5654292 A JP 5654292A JP 5654292 A JP5654292 A JP 5654292A JP H05222732 A JPH05222732 A JP H05222732A
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- Japan
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- core material
- ground
- rotary shaft
- stirring
- hollow
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- Granted
Links
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- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
- Piles And Underground Anchors (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Abstract
補強することのできる引張り補強体を提供することにあ
る。 【構成】すなわち本発明は、回転軸13の周囲に掘削攪
拌翼12を設けた掘削攪拌用の中空ロッド1によって地
中に形成した攪拌土とセメントミルクとの混合体と、混
合体の中心に位置する、モルタルよりなる中央補強柱
と、掘削攪拌した土砂範囲の最先端の地盤に、先端を挿
入し、中央補強柱の中央に位置し、尾端を孔外に露出さ
せた芯材2とより構成した、引張り補強体である。
Description
いは一般の地盤を補強するための引張り補強体に関する
ものである。
るため、あるいは一般の地盤を補強するための補強体は
各種開発されている。
は、たとえば利用中の鉄道のすぐ近くで工事をするよう
な場合には次のような問題点がある。 <イ>周囲の地盤に影響を与えずに補強工事を行うこと
は困難である。 <ロ>特に大きな直径で土砂を改良する方法であると、
周囲の土砂の崩壊を招きやすく危険である。 <ハ>小さな直径で土砂を改良する方法であると、危険
性は少なくなるが施工に手間と時間がかかる。
になされたもので、大口径の引張り補強柱を用いて、安
全に地盤を補強することのできる引張り補強体を提供す
ることにある。
空回転軸の周囲に掘削攪拌翼を設けた掘削攪拌ロッドに
よって地中に形成した攪拌土とセメントミルクとの混合
体と、混合体の中心に位置する、モルタルよりなる中央
補強柱と、掘削攪拌した土砂範囲の最先端の地盤に、先
端を挿入し、中央補強柱の中央に位置し、尾端を孔外に
露出させた芯材とより構成した、引張り補強体である。
盤内で攪拌混合するので、周囲の地盤の崩落がなく構築
できる引張り補強体である。 <ロ>掘削攪拌中空ロッドにより引張り補強体を築造す
る際、該ロッドの中空部を通して芯材を引張り補強体の
先端部の地盤に挿入すると共に、芯材を中心部に配置す
ることができる引張り補強体である。 <ハ>芯材の周辺はほとんど攪拌されないので、攪拌中
空ロッドの引き抜き時に吐出したモルタルで包囲され、
芯材と周囲の改良土砂とを強固に密着させることが出来
る引張り補強体である。
ついて説明する。 <イ>掘削攪拌中空ロッド 本発明の施工方法に使用する掘削攪拌用の中空ロッド1
は、中空の回転軸13の先端の周囲に、掘削翼11、攪
拌翼12を突設した装置である。回転軸13は中空の長
い筒体によって形成する。この回転軸13の内部の中空
部を通して、回転軸13の後端からセメントミルクが供
給されたり、後述する芯材2が挿入される。
中空部と連通している先端孔14を開口する。この先端
孔14の径は、後述する芯材2が通過できる程度の大き
さに形成する。 そして回転軸13内の中空部の先端部
は先端孔14にすり付ける状態でテーパ状に形成する
と、芯材2挿入時のガイドとして利用できる。さらに先
端孔14には取り外し可能な蓋を取り付け、掘削土が外
部から中空部に侵入するのを防止すると共に、掘削が終
了後、芯材2を内部から押し出せるように構成する。さ
らに先端孔14の周囲にはセメントミルク吐出口を形成
する。そのために回転軸13の中空部を通して供給して
セメントミルクはこの吐出口をと押して掘削土に供給さ
れる。
部に固定し、回転軸13の回転にともなって地盤を掘削
できるように構成する。掘削翼11は公知のものを利用
できるが、例えばその歯形はスパイラル状にして、複数
に分割したものを採用する。掘削翼11は、掘削だけで
なく、掘削土とセメントミルクを攪拌すると共に掘削攪
拌中空ロッド1を逆回転して引き出す際、掘削土とセメ
ントミルクの混合物を先端方向に押し戻す役割もしてい
る。
軸13の周囲に固定し、回転軸13の回転にともなって
土とセメントミルクなどを攪拌できるように構成する。
この攪拌翼12は例えば複数本の翼からなり、スパイ
ラル状に形成したものを採用することができる。共回り
防止翼は掘削翼11と攪拌翼12の中間の回転軸13の
周囲には、共回り防止翼を配置する。これは前後の翼1
1、12の直径よりも大きい直径を有する翼体であり、
回転軸13に回転自在に取り付けておけば、土砂が各翼
11、12の回転と一体となって共回りをすることを阻
止することができる。
向けて挿入する部材が芯材2である。この芯材2は長尺
の補強材であり、鉄筋、FRP、カーボン、鋼管などを
用いる。この芯材2は、引張り強度が強く、その強度を
長く持続でき酸化し難いものが特に望まれる。
って、攪拌中空ロッド1は地盤を掘削しながら前進す
る。この際、セメントミルクを回転軸13の先端付近の
吐出口から吐出する。同時に回転軸13が回転している
から、掘削した土とこのセメントミルクが攪拌翼12で
攪拌される。その結果、土砂交じりモルタル(シルトモ
ルタル)によって構成した直径の大きい補強体ができあ
がる。
とめる。そして回転軸13の中空部を通して芯材2を回
転軸13の後端から挿入する。回転軸13の先端には先
端孔14が開口してあり、外部へのみ取り外し自在の蓋
が設けてある。そこで鉄筋などからなる芯材2によって
蓋を押し出すと、容易に蓋を外すことができる。蓋が外
れて開口した先端孔14から、芯材2を外部に突出し、
後端から打撃するなどして多少の深さだけ地中に打ち込
む。
る。すると攪拌中空ロッド1は徐々に後退し、芯材2を
残した状態で外部に引き抜くことができる。この際に回
転速度と引抜き速度を適度に調整することにより、改良
された補強体の土砂を先端に向けて圧縮する状態で中空
ロッド1を引抜くことができる。この場合に回転軸13
はその先端が固定されているから、芯材2を正確にその
中心に位置させたまま中空ロッド1を引抜くことがで
き、芯材2の位置が中心から偏ることがない。
ることになり、中空部が生じて周囲の土砂を緩めること
になる。そこで中空ロッド1の引き抜きの際に、先端付
近からモルタルを吐出する。するとこのモルタルが不足
分の容積を補うことになる。このモルタルの吐出した円
柱部分は攪拌されていないから、芯材2の周囲は土砂が
あまり混じらない高品質のモルタルよりなる中央補強柱
31が形成されることになる。
2の尾端が孔外に露出する。その尾端を把持してジャッ
キによって引っ張り、所定の引っ張り翼を与えてアンカ
ーとしての作用を行う。
ら、次のような効果を達成することができる。 <イ>従来のアンカーに比較して直径が大きく、それだ
け施工長さの短い補強体を地中に構築したものである。
したがって多数本のアンカーを配置を変えて施工するよ
うな従来の方法と比較して少数本の施工ですむから、効
率のよい作業によって広い範囲の地域の土砂の改良を行
うことができる。 <ロ>改良すべき土砂をまったく外部に持ち出すことな
く、構築することのできる補強体である。したがって鉄
道や道路、建築物に接近したような場所での施工におい
ても周囲の地盤を沈下させる危険がなく、安全に作業を
行うことができる。
の高いモルタルの中央補強柱、周囲は土砂とセメントミ
ルクの混合体、として構成することができる。したがっ
て信頼性の高い、高品質の補強体を得ることができる。 <ニ>中空の中空ロッド1を後退させるときに、その中
心に芯材2を置いてくることができる。したがって芯材
2は常に改良した土砂の補強体の中心に位置しており、
緊張を与えた場合にもその引っ張り力を確実に地盤に伝
達して高い強度を得ることができる。そのために芯材2
の位置が偏らない信頼性の高い補強体を得ることができ
る。 <ホ>掘削攪拌中空ロッド1の引抜きの際に、回転速度
と引抜き速度を適度に調整することにより、改良された
補強体の土砂を先端に向けて圧縮する状態で中空ロッド
1を引抜くことができる。したがって引抜きによっても
土砂は緩むことがなく、反対に圧縮されて締め固めら
れ、強固な補強体を形成することができる。
Claims (5)
- 【請求項1】中空回転軸の周囲に掘削攪拌翼を設けた掘
削攪拌ロッドによって地中に形成した攪拌土とセメント
ミルクとの混合体と、 混合体の中心に位置する、モルタルよりなる中央補強体
と、 掘削攪拌した土砂範囲の最先端の地盤に、先端を挿入
し、中央補強柱の中央に位置し、尾端を孔外に露出させ
た芯材とより構成した、 引張り補強体 - 【請求項2】掘削攪拌した土砂範囲の最先端の地盤に、
中空ロッドの中空部を通して挿入した芯材を鋼製の棒材
から構成した、 請求項1記載の引張り補強体 - 【請求項3】掘削攪拌した土砂範囲の最先端の地盤に、
中空ロッドの中空部を通して挿入した芯材を繊維補強プ
ラスティックによって構成した、 請求項1記載の引張り補強体 - 【請求項4】掘削攪拌した土砂範囲の最先端の地盤に、
中空ロッドの中空部を通して挿入した芯材をカーボン繊
維によって構成した、 請求項1記載の引張り補強体 - 【請求項5】掘削攪拌した土砂範囲の最先端の地盤に、
中空ロッドの中空部を通して挿入した芯材を鋼管によっ
て構成した、 請求項1記載の引張り補強体
Priority Applications (6)
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JP5654292A JP2575329B2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 引張り補強体 |
US08/010,148 US5348424A (en) | 1992-02-07 | 1993-01-28 | Reinforcing block for excavation work and method of construction thereof |
CA002088287A CA2088287C (en) | 1992-02-07 | 1993-01-28 | Reinforcing block for excavation work and method of construction thereof |
DE69300529T DE69300529T2 (de) | 1992-02-07 | 1993-02-03 | Versteifungsblock für Ausgrabungen und Verfahren zum Herstellen desselben. |
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Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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Family
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JP (1) | JP2575329B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07189264A (ja) * | 1993-12-27 | 1995-07-28 | Railway Technical Res Inst | 撹拌混合補強体および斜面補強工法 |
JP2015183363A (ja) * | 2014-03-20 | 2015-10-22 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 | 小口径角型棒状補強体による土構造物の耐震・耐降雨対策斜面安定化工法 |
JP6216477B1 (ja) * | 2017-07-11 | 2017-10-18 | 積水ハウス株式会社 | 地盤改良工法および円柱状改良体 |
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JP2011247064A (ja) * | 2010-05-31 | 2011-12-08 | Tokyu Construction Co Ltd | 橋台と背面盛土の補強方法 |
JP2017020176A (ja) * | 2015-07-07 | 2017-01-26 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 | 橋台の補強構造及び補強方法 |
-
1992
- 1992-02-10 JP JP5654292A patent/JP2575329B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
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JP6216477B1 (ja) * | 2017-07-11 | 2017-10-18 | 積水ハウス株式会社 | 地盤改良工法および円柱状改良体 |
JP2019019458A (ja) * | 2017-07-11 | 2019-02-07 | 積水ハウス株式会社 | 地盤改良工法および円柱状改良体 |
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JP2575329B2 (ja) | 1997-01-22 |
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