JPH0522247U - ガイドレールへの機器取付け装置 - Google Patents

ガイドレールへの機器取付け装置

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JPH0522247U
JPH0522247U JP7947691U JP7947691U JPH0522247U JP H0522247 U JPH0522247 U JP H0522247U JP 7947691 U JP7947691 U JP 7947691U JP 7947691 U JP7947691 U JP 7947691U JP H0522247 U JPH0522247 U JP H0522247U
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locking
bent
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shaped
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一義 福原
修三 西野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ガイドレールに対する機器の取付けを簡単容易
ならしめること。 【構成】ガイドレール1の垂直壁部外側面5aの上下両
端近傍に、レール長さ方向に連続し且つ内部よりも小巾
のスリット状開口部14,15を備えた係止溝16,1
7を形成し、機器2の上下一側面2aには、当該側面の
延長方向に直線状に延出し且つ先端が鉤形に折曲された
直線形係止片25を取付け、前記機器2の上下他側面2
bには、当該側面から直角外方に折曲されて延出した
後、更に前記直線形係止片25と同一方向に直角に折曲
されて延出し且つ先端が鉤形に折曲されたL形係止片2
6を取付け、これら両係止片25,26の鉤部25c,
26dを前記両係止溝16,17内に嵌入係止させたと
き、当該鉤部25c,26dを有する両係止片の平行な
延出部25b,26cが前記スリット状開口部14,1
5の内側辺に当接しているように構成したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、搬送用電車を案内する、断面が略コの字形のガイドレールの垂直壁 部外側面に配線用端子箱などの機器を取付けるための取付け装置に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】
従来のこの種のガイドレールへの機器取付け装置は、前記ガイドレールの垂直 壁部外側面にレール長さ方向に連続して形成された、内側が広くなった角形の蟻 溝と、この蟻溝内に嵌合し得る取付け板またはナットと、この取付け板またはナ ットに螺合する締結ボルトとから構成していた。
【0003】 このような従来の取付け装置では、単に部品点数が多くてコスト高になるばか りでなく、機器取付け作業に手間がかかる欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記のような従来の問題点を解決するために成されたものであって、 その特徴を後述する実施例の参照符号を付して示すと、本考案のガイドレールへ の機器取付け装置は、断面が略コの字形のガイドレール1の垂直壁部外側面5a の上下両端近傍に、レール長さ方向に連続し且つ内部よりも小巾のスリット状開 口部14,15を備えた係止溝16,17を形成し、当該ガイドレールの垂直壁 部外側面5aに取付ける機器2の上下一側面2aには、当該側面の延長方向に直 線状に延出し且つ先端が鉤形に折曲された直線形係止片25を取付け、前記機器 2の上下他側面2bには、当該側面から直角外方に折曲されて延出した後、更に 前記直線形係止片25と同一方向に直角に折曲されて延出し且つ先端が鉤形に折 曲されたL形係止片26を取付け、これら両係止片25,26を、その先端折曲 鉤部25c,26dを弾性に抗して変形させて前記両係止溝16,17内に嵌入 させたとき、当該鉤部25c,26dが前記係止溝のスリット状開口部14,1 5を形成する肩部14a,15aの内側に係合すると共に、当該鉤部25c,2 6dを有する両係止片の平行な延出部25b,26cが前記係止溝のスリット状 開口部14,15の内側辺に当接しているように構成したものである。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を添付の例示図に基づいて説明すると、図1において 、1はアルミニウムの押し出し成形品から成るガイドレール、2は取付けられる 端子箱などの機器である。前記ガイドレール1は、上側水平部3と下側水平部4 とを垂直壁部5で連結一体化した、断面が略コの字形のものであって、実際には 、前記上側水平部3、下側水平部4、および垂直壁部5には、重量および材料軽 減用の空洞が適当な仕切り壁を残して形成されるが、これら空洞部は図示省略し ている。
【0006】 更に詳述すれば、前記ガイドレール1の上下両水平部3,4の先端からは、直 角内向きに振れ止め用レール部6,7が一体に連設されると共に、垂直壁部5の 内側上下両端近傍には、給電レールユニットを取付けるための上下一対の内向き 係止片8,9が一体に連設され、上下両水平部3,4の外側面の左右巾方向両側 辺には、レールサポートなどの取付けのための左右一対の角形蟻溝10〜13が 形成され、更に、垂直壁部5の外側面5aにおける上下両端近傍には、内部より も小巾のスリット状開口部14,15を備えた上下一対の係止溝16,17が設 けられている。
【0007】 前記振れ止め用レール部6,7、内向き係止片8,9、角形蟻溝10〜13、 および係止溝16,17は、全てレール長さ方向に連続して形成されており、前 記係止溝16,17は、スリット状開口部14,15の内側辺側(上下両水平部 3,4から遠い側)にのみ張出肩部14a,15aを備えた、断面が略三角形の 対称形状のものである。
【0008】 前記ガイドレール1は、例えば上側水平部3の角形蟻溝10,11を利用して 取付けられたレールサポートを介して床面上方適当高さに架設され、図2に示す ように、搬送用電車18を案内するものである。この搬送用電車18としては各 種のものが知られているが、図示の搬送用電車18は、前記ガイドレール1内に 嵌合して下側水平部4の内側上面を転動する走行用駆動車輪19とこれを駆動す るモータ20、前記上下一対の振れ止め用レール部6,7を左右両側から挟む振 れ止め用垂直軸ローラ21、および前記垂直壁部5の内側に前記内向き係止片8 ,9を介して取付けられた給電レールユニット22に摺接する集電ユニット(図 示省略)などを備えた電車本体23と、この電車本体23から吊り下げられる被 搬送物支持装置24とから構成されている。
【0009】 図1、図3、および図4に示すように、前記端子箱などの機器2は、前記ガイ ドレール1の上下一対の係止溝16,17におけるスリット状開口部14,15 間の上下間隔よりも若干小さい上下巾を有する箱形のものであって、その上側面 2aには左右一対の直線形係止片25が取付けられ、下側面2bには左右一対の L形係止片26が取付けられている。
【0010】 前記直線形係止片25は、前記機器2の上側面2aへの取付け部25aと、こ の取付け部25aから前記機器上側面2aの延長方向に直線状に延出する延出部 25bと、この延出部25bの先端がレの字形に折曲された鉤部25cとから成 るものであり、前記取付け部25aにおいて前記機器上側面2aにビス27で取 付けられている。前記L形係止片26は、前記機器2の下側面2bへの取付け部 26aと、この取付け部26aから直角外方に折曲されて延出する横向き延出部 26bと、この横向き延出部26bから更に前記直線形係止片25の延出部25 bと同一方向に直角に折曲されて延出する延出部26cと、この延出部26cの 先端がレの字形に折曲された鉤部26dとから成るものであり、前記取付け部2 6aにおいて前記機器下側面2bにビス28で取付けられている。
【0011】 尚、前記両係止片25,26の鉤部25c,26dは、互いに平行な延出部2 5b,26cに対して内側(他方の延出部26c,25bのある側)に折曲形成 され、前記両係止片25,26の互いに平行な延出部25b,26c間の間隔は 、前記ガイドレール1の上下一対の係止溝16,17におけるスリット状開口部 14,15間の上下間隔と略等しい。また前記両係止片25,26の鉤部25c ,26dの先端とこれに隣接する延出部25b,26cとの間の間隔は、前記両 係止溝16,17におけるスリット状開口部14,15の巾よりも大きい。
【0012】 機器2をガイドレール1に取付けるときは、図4に示すように、下側のL肩係 止片26をガイドレール1の垂直壁部5から離すように機器2を斜めにした状態 で、まず上側の直線形係止片25の鉤部25cをその弾性に抗して上側の係止溝 16内に嵌入させる。係止溝16内では、前記鉤部25cが弾性により元の位置 まで開いて、スリット状開口部14を形成する張出肩部14aの内側に係合する 。次にこの係止片25と係止溝16との嵌合部を支点にして機器2をガイドレー ル1の垂直壁部5に当接させるように回動させるのであるが、L形係止片26の 鉤部26dが下側の係止溝17のスリット状開口部15に隣接したならば、当該 L形係止片26の横向き延出部26bを指先またはハンマーなどでスリット状開 口部15の方に押圧、当該L形係止片26の鉤部26dをその弾性に抗して係止 溝17内に嵌入させる。係止溝17内では、前記鉤部26dが弾性により元の位 置まで開いて、スリット状開口部15を形成する張出肩部15aの内側に係合す る。
【0013】 上記のように上下の各係止片25,26の鉤部25c,26dをガイドレール 1側の上下各係止溝16,17内に嵌入係止させることにより、図1に示すよう に機器2は、当該ガイドレール1の垂直壁部5の外側面5aに当接し、そして上 下各係止片25,26の互いに平行な延出部25b,26cは各係止溝16,1 7におけるスリット状開口部14,15の内側辺に当接する。従って機器2は、 ガイドレール1の垂直壁部5に対し上下方向にがたつくことなく固定される。勿 論、各係止片25,26の鉤部25c,26dと係止溝16,17内面との間の 摩擦の程度によっては、機器2をガイドレール1の長さ方向に摺動させて、取付 け位置を調整することも出来る。
【0014】 尚、両係止片25,26の先端折曲鉤部25c,26dは、外向きに折曲する ものであっても良いし、一方の鉤部は内向きに折曲し、他方の鉤部は外向きに折 曲するものであっても良い。更に、直線形係止片25を機器2の下側面2bに取 付け、L形係止片26を機器2の上側面2aに取付けることも可能である。
【0015】
【考案の作用及び効果】
以上のように本考案のガイドレールへの機器取付け装置によれば、ガイドレー ルの垂直壁部外側面に形成された上下一対の係止溝内に機器側の上下一対の係止 片を、その先端折曲鉤部の弾性に抗して嵌入させるだけで、ガイドレールの長さ 方向任意の位置に機器を取付けることが出来る。しかも機器側には前以て係止片 を取付けておけば良く、他に取付け板やナット、あるいはボルトなどの着脱自在 な部品を併用する必要はないので、取付け場所へ機器そのものを携行するだけで 、ガイドレールへの機器の取付けを極めて簡単容易且つ迅速に行え、機器の取付 けコスト低減に役立つ。
【0016】 更に前記上下の係止片は、一方を直線形とし、他方は横向き延出部を有するL 形としたので、まず機器そのものを持って直線形係止片のある側をガイドレール 側の一方の係止溝に対し強く押し付けるようにして、当該直線形係止片を一方の 係止溝に簡単容易に嵌入係止させることが出来、他方のL形係止片を係止溝に嵌 入係止させるときには、当該L形係止片の横向き延出部を利用して、指先やハン マーなどで比較的簡単容易に係止溝に嵌入係止させることが出来る。換言すれば 、両方とも直線形係止片である場合、あるいは両方ともL形係止片である場合よ りも、係止溝への係止片の嵌入係止作業が楽に容易に行うことが出来るのである 。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガイドレールへの機器取付け状態を示す縦断正
面図である。
【図2】ガイドレール、機器、および搬送用電車を示す
全体の概略縦断正面図である。
【図3】図1の一部切り欠き側面図である。
【図4】機器取付け方法を説明する要部の縦断正面図で
ある。
【符号の説明】
1…ガイドレール、 2…端子箱などの取付け機器、 5…ガイドレールの垂直壁部、 5a…同垂直壁部の外側面、 14,15…スリット状開口部、 14a,15a…張出肩部、 16,17…係止溝、 18…搬送用電車、 25…直線形係止片、 25a,26a…取付け部、 25b,26c…平行な延出部、 25c,26d…先端折曲鉤部、 26…L形係止片、 26c…横向き延出部、 27,28…係止片取付け用ビス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面が略コの字形のガイドレールの垂直壁
    部外側面の上下両端近傍に、レール長さ方向に連続し且
    つ内部よりも小巾のスリット状開口部を備えた係止溝を
    形成し、当該ガイドレールの垂直壁部外側面に取付ける
    機器の上下一側面には、当該側面の延長方向に直線状に
    延出し且つ先端が鉤形に折曲された直線形係止片を取付
    け、前記機器の上下他側面には、当該側面から直角外方
    に折曲されて延出した後、更に前記直線形係止片と同一
    方向に直角に折曲されて延出し且つ先端が鉤形に折曲さ
    れたL形係止片を取付け、これら両係止片を、その先端
    折曲鉤部を弾性に抗して変形させて前記両係止溝内に嵌
    入させたとき、当該鉤部が前記係止溝のスリット状開口
    部を形成する肩部の内側に係合すると共に、当該鉤部を
    有する両係止片の平行な延出部が前記係止溝のスリット
    状開口部の内側辺に当接しているように構成したガイド
    レールへの機器取付け装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61201319A (ja) * 1985-03-04 1986-09-06 Mitsubishi Electric Corp キ−ボ−ド入力方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61201319A (ja) * 1985-03-04 1986-09-06 Mitsubishi Electric Corp キ−ボ−ド入力方法

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