JPH0522161U - オペレータシートのロツク装置 - Google Patents

オペレータシートのロツク装置

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JPH0522161U
JPH0522161U JP7944591U JP7944591U JPH0522161U JP H0522161 U JPH0522161 U JP H0522161U JP 7944591 U JP7944591 U JP 7944591U JP 7944591 U JP7944591 U JP 7944591U JP H0522161 U JPH0522161 U JP H0522161U
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Japan
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seat body
lock
seat
operator
lock lever
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JP7944591U
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守 田中
健治 秋山
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シート本体を使用位置及び反転位置にロック
できるようにしてオペレータの安全を図ることにある。 【構成】 シート本体1の前部をヒンジ4によりボック
ス3の前部に蝶着することにより、上記ヒンジ4を中心
にシート本体1が前方へ反転できるようにしたオペレー
タシートにおいて、上記シート本体1の近傍にシート本
体1を反転位置にロックするロックレバー5と、シート
本体1を使用位置にロックするロックプレート10を設
けると共に、これらロックレバー5及びロックプレート
10の間を連結杆13で連動させたもので、使用位置及
び反転位置にシート本体1がロックできるため、不用意
にシート本体1が反転したり、倒れたりすることがなく
安全である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は産業車両等に設けられたオペレータシートのロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来ホイールローダなどの産業車両には、オペレータが着席するオペレータシ ートが設けられている。 またオペレータシートにはシート本体の前部がヒンジにより蝶着されていて、 このヒンジを中心にシート本体全体が前方へ反転できるようにしたものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし上記従来の反転自在なオペレータシートは、オペレータが着席できる使 用位置にシート本体をロックする機構や、反転位置にシート本体をロックする機 構がないため、オペレータが誤ってシート本体の前端に手を着いたりすると、シ ート本体が不用意に反転してオペレータが転倒したり、また反転状態のシート本 体に体が触れたりすると、不用意にシート本体が倒れて指を挟んだりする不具合 があった。 この考案は上記不具合を改善する目的でなされたもので、使用状態及び反転状 態にシート本体がロックできるオペレータシートのロック装置を提供して、使用 時の安全性を向上しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記目的を達成するために、シート本体の前部をヒンジによりボッ クスの前部に蝶着することにより、上記ヒンジを中心にシート本体が前方へ反転 できるようにしたオペレータシートにおいて、上記シート本体の近傍にシート本 体を反転位置にロックするロックレバーとシート本体を使用位置にロックするロ ックプレートを設けると共に、これらロックレバー及びロックプレートの間を連 結杆で連動させたものである。
【0005】
【作用】
上記構成により使用状態で誤ってシート本体の前部に手を着いたり、反転状態 のシート本体に誤って体が触れても、不用意にシート本体が反転したり倒れるこ とがないため安全である。
【0006】
【実施例】
この考案の一実施例を図面を参照して詳述する。 図1は産業車両等に設けられたオペレータシートの分解斜視図、図2は組立状 態の一部切欠側面図を示す。 これら図において1はシート本体で、着座部1aと背当て部1b及び肘掛け部 1cよりなり、着座部1aの底面にはブラケット2が固着されている。
【0007】 3は上記シート本体1を支持するボックスで、このボックス3の上面を開閉自 在に閉鎖する上面板3a上に上記ブラケット2の下部が固着されていると共に、 上記上面板3aの前側下面に突設された突出部3bと、上記ボックス3の前側内 面の間がヒンジ4により蝶着されていて、このヒンジ4を中心に上面板3aとと もにシート本体1が前方へ反転できるようになっている。
【0008】 また上記上面板3aの前側には、長孔3cが穿設されていて、この長孔3cに ロックレバー5が上下方向に挿通されている。 上記ロックレバー5の中間部はヒンジ4の固着された突出部3bの側面にピン 6により回動自在に枢着されていて、このロックレバー5の上端部には、該ロッ クレバー5を手前側へ回動するハンドル7が固着されていると共に、ロックレバ ー5の下端側には、ロックレバー5の枢着点よりやや後方に位置するようにボッ クス3の内面より突設されたロックピン8に係合する係止溝5aが切欠形成され ている。
【0009】 一方上記ロックレバー5の挿通された長孔3cの後方には別の長孔3dが穿設 されていて、この長孔3dにロックプレート10が挿通されている。 上記ロックプレート10は中間部が上面板3aの上面に突設された軸受け3e にピン11により回動自在に支承されていて、ピン11に嵌装されたスプリング 12により反時計まわり方向へ付勢されている。
【0010】 また上記ロックプレート10の上端とロックレバー5の上端部の間は連結杆1 3により互いに連結されていて、ロックレバー5の回動に連動してロックプレー ト10が回動すると共に、ロックプレート10の下部には、ボックス3の内側面 に突設されたロックピン14に係脱自在に係合するフック10aが形成されてい る。
【0011】 次に作用を説明すると、オペレータシートの使用状態では図2に示すように、 ロックプレート10のフック10aがロックピン14に係合されてシート本体1 の反転をロックしている。 従ってこの状態でシート本体1の手前側に誤って手を着いてもシート本体1が 不用意に反転することもなく安全である。
【0012】 次にシート本体1を前方へ反転する場合は、ハンドル7を図2に示すように矢 印a方向へ回動してロックレバー5の上端を時計まわり方向へ回動させ、ロック レバー5と連結杆13により連動されたロックプレート10を回動して、ロック プレート10のフック10aをロックピン14より外す。そしてこの状態で図3 に示すようにシート本体1をヒンジ4を中心に前方へ反転させると、レバー5の 後縁が前側のロックピン8に当接される。 この状態でさらにシート本体1を前方へ反転させると、ロックレバー5は後縁 にロックピン8が当接された状態でさらに回動されて、ロックレバー5の下端に 形成された係止溝5aに図4に示すようにロックピン8が係合する。 これによってシート本体1が反転状態でロックされるので、誤ってシート本体 1に体が触れても、シート本体1が不用意に倒れることがない。
【0013】 また反転状態に係止されたシート本体1を使用状態に戻す場合は、ハンドル7 を図4に示すように矢印a方向へ回動してロックレバー5を時計まわり方向へ回 動させ、ロックピン8と係止溝5aの係合を外した後、シート本体1を使用位置 へ回動させればよく、シート本体1が使用位置に達すると、ロックプレート10 のフック10aが後側のロックピン14と係合するので、使用位置にシート本体 1をロックすることができるようになる。
【0014】
【考案の効果】
この考案は以上詳述したように、シート本体を使用位置及び反転位置にロック できるようにしたことから、使用状態で誤ってシート本体の前端に手などを着い ても不用意にシート本体が反転することがないため、オペレータが転倒すること もなく、安全である。 またシート本体を反転させた状態で誤ってシート本体に体などが触れてもシー ト本体が不用意に倒れることがないので、指などを挟む危険もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例になるオペレータシートの
ロック装置を示す分解斜視図である。
【図2】同組立て状態の一部切欠側面図である。
【図3】シート本体反転時の作用説明図である。
【図4】シート本体反転状態の作用説明図である。
【符号の説明】
1 シート本体 3 ボックス 4 ヒンジ 5 ロックレバー 10 ロックプレート 13 連結杆

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート本体1の前部をヒンジ4によりボ
    ックス3の前部に蝶着することにより、上記ヒンジ4を
    中心にシート本体1が前方へ反転できるようにしたオペ
    レータシートにおいて、上記シート本体1の近傍にシー
    ト本体1を反転位置にロックするロックレバー5と、シ
    ート本体1を使用位置にロックするロックプレート10
    を設けると共に、これらロックレバー5及びロックプレ
    ート10の間を連結杆13で連動してなるオペレータシ
    ートのロック装置。
JP7944591U 1991-09-05 1991-09-05 オペレータシートのロック装置 Expired - Lifetime JP2552137Y2 (ja)

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JPH0522161U true JPH0522161U (ja) 1993-03-23
JP2552137Y2 JP2552137Y2 (ja) 1997-10-27

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ID=13690082

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