JPH0248259Y2 - - Google Patents

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JPH0248259Y2
JPH0248259Y2 JP1984164504U JP16450484U JPH0248259Y2 JP H0248259 Y2 JPH0248259 Y2 JP H0248259Y2 JP 1984164504 U JP1984164504 U JP 1984164504U JP 16450484 U JP16450484 U JP 16450484U JP H0248259 Y2 JPH0248259 Y2 JP H0248259Y2
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JP
Japan
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backrest
striker
vehicle body
hook
contact piece
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JP1984164504U
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JPS6178741U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は主として自動車等の車輌内に設置され
るシートの背もたれ部の前倒れを係止する機構に
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来例を第6図に示す。図において11はシー
ト1の背もたれ部であり側縁部にはカラー21を
介してフツク2が取付けられており、該フツク2
は上端に把手22が設けられ下端部においてバネ
23により下方に付勢せられる。一方車体3側か
らはフツク2に係合するストライカ4が突設され
る。
上記構成においてシート1の背もたれ部11の
フツク2が車体3側のストライカ4に係合して背
もたれ部11の前倒れが係止されている。そして
把手22を介してフツク2をバネ23の弾性に抗
して引上げるとフツク2とストライカ4との係合
が解除されて背もたれ部11は前倒れ可能とな
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来技術においてはシート1の背もたれ部
11が前倒れした時、車体3面からストライカ4
が出張つていて邪魔になると言う問題点があつ
た。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記の問題点を解決する手段として、
座部21と背もたれ部11とからなるシート1の
背もたれ部11にフツク2およびアーム6を取付
け、車体3側壁には該フツク2に係合するストラ
イカ4および該ストライカ4に連絡する接触片4
4を枢着し、通常状態では該ストライカ4は車体
3側壁から突出して該背もたれ部11のフツク2
と係合し、背もたれ部11が前倒れした状態で背
もたれ部11のアーム6が接触片44に当接して
該接触片44を回動せしめるとともに該接触片4
4に連絡するストライカ4を回動せしめて車体3
側壁に沿うようにすることを特徴とするものであ
る。
〔作用〕
上記構成にもとづく本考案の作用は下記の通り
である。
通常状態では該ストライカ4は車体3側壁から
突出して該背もたれ部11のフツク2と係合して
いる。シート1の背もたれ部11を前倒れさせる
と背もたれ部11のアーム6が回動して接触片4
4に当接し、接触片44は背もたれ部11のアー
ム6に押されて回動する。そうすると該接触片4
4に連絡しているストライカ4もそれにつれて回
動し車体3側壁に沿うようになる。
〔考案の効果〕
したがつて本考案においてはシートの背もたれ
部を前倒れさせた状態ではストライカは車体側壁
に沿うので出張らず邪魔にならないと言う効果が
奏せられる。
〔実施例〕
本考案を第1図〜第5図に示す一実施例によつ
て説明すれば、図において座席1は背もたれ部1
1と座部12とからなり、背もたれ部11の側縁
部にはカラー21を介してフツク2が取付けられ
ており、該フツク2は上端に把手22が設けられ
下端部においてバネ23により下方に付勢されて
いる。車体3側壁にはブラケツト41を介してス
トライカ4が枢着され、該ストライカ4の根部に
は連絡棒42の上端が接続され、該連絡棒42の
下端は車体3側にブラケツト43を介して枢着さ
れている接触片44の根部に接続する。そして該
ストライカ4は通常状態ではバネ45によつて車
体3側壁から突出する状態に保持されている。更
にシート1の背もたれ部11の回転軸5の一端に
はアーム6が取付けられており、該アーム6は車
体3側の接触片44と当接することが出来るよう
になつている。
上記構成において、第2図および第4図に示す
ように通常状態においてシート1の背もたれ部1
1のフツク2が車体3側壁から突出しているスト
ライカ4に係合している状態では背もたれ部11
は前倒れを係止されている。次いで把手22を介
してバネ23を弾性に抗してフツク2を引上げる
とフツク2とストライカ4との係合が解除されて
背もたれ部11は前倒れ可能となる。背もたれ部
11を前倒れさせて行くと背もたれ部11のアー
ム6が回転軸5の回転につれて回動して車体3側
の接触片44に当接し、該接触片44は上方に押
されて回動する。該接触片44の回動につれてス
トライカ4もバネ45の弾性に抗して連絡棒42
によつて引張られて上方へ回動し、第3図および
第5図に示す背もたれ部11が前倒れした状態で
はストライカ4の車体3側壁に沿う状態になるま
で回動する。
上記実施例の他、ストライカ4や接触片44を
支持するブラケツト41,43を車体3側壁に形
成した凹部に収容してもよい。このようにすれば
ブラケツト41,43も車体3側壁から出張らな
くなる。更にストライカ4は背もたれ部11の背
部の車体3側壁に取付けてもよい。この場合には
当然フツク2は背もたれ部11の背面側に取付け
られる。更に背もたれ部11はアームレストを兼
ねてもよい。即ちこの場合では背もたれ部11を
前倒れさせると隣のシートのアームレストとして
用いられる。
上記実施例においては背もたれ部11を元の位
置に立てればストライカ4はバネ45の弾性で元
の突出する状態に戻され背もたれ部11のフツク
2と係合可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示すもの
であり、第1図は分解斜視図、第2図は係止状態
斜視図、第3図は前倒れ状態斜視図、第4図は係
止状態斜視図、第5図は前倒れ状態側面図、第6
図は従来例の斜視図である。 図中、1……シート、2……フツク、3……車
体、4……ストライカ、6……アーム、11……
背もたれ部、12……座部、42……連絡棒、4
4……接触片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 座部と背もたれ部とからなるシートの背もたれ
    部にフツクおよびアームを取付け、車体側壁には
    該フツクに係合するストライカおよび該ストライ
    カに連絡する接触片を枢着し、通常状態では該ス
    トライカは車体側壁から突出して該背もたれ部の
    フツクと係合し、背もたれ部が前倒れした状態で
    背もたれ部のアームが接触片に当接して該接触片
    を回動せしめるとともに該接触片に連絡するスト
    ライカを回動せしめて車体側壁に沿うようにする
    ことを特徴とするシート背もたれ部の係止機構。
JP1984164504U 1984-10-30 1984-10-30 Expired JPH0248259Y2 (ja)

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JPS6178741U JPS6178741U (ja) 1986-05-26
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JP4978568B2 (ja) * 2008-06-11 2012-07-18 トヨタ自動車株式会社 自動車

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JPS6178741U (ja) 1986-05-26

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