JPH05220279A - 一体発泡シートの無縫製表皮のセット方法及び無縫製表皮のセット用クランプ - Google Patents

一体発泡シートの無縫製表皮のセット方法及び無縫製表皮のセット用クランプ

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JPH05220279A
JPH05220279A JP4059319A JP5931992A JPH05220279A JP H05220279 A JPH05220279 A JP H05220279A JP 4059319 A JP4059319 A JP 4059319A JP 5931992 A JP5931992 A JP 5931992A JP H05220279 A JPH05220279 A JP H05220279A
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JP
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skin
clamp
recess
balls
setting
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JP4059319A
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Kazunari Koie
和成 鯉江
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Araco Co Ltd
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Araco Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無縫製表皮による一体発泡シートの表皮のセ
ットの際に、表皮に製品不良となるようなシワの発生を
防止すること。 【構成】 シートを成形するための凹部とこの凹部の周
囲には上方に突出した外周部を有する成形下型とこの成
形下型の外周部に対向配設されてこの外周部とクランプ
により無縫製の表皮を挾持して固定した後、下型から真
空吸引することにより下型の凹部に表皮をセットする方
法であって、前記クランプの前記下型の外周部とで表皮
を挾持する面には嵌め込み凹部を形成し、この嵌め込み
凹部には表皮と接触する複数個の球体を転動可能に等間
隔で嵌め込んで、転動する該球体と前記下型の外周部と
により表皮を支持しつつ下型から吸引することにより、
表皮が凹部に近接されていくのに伴い余剰の表皮が球体
と球体との間にシワを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は表皮と一体化した発泡
シートの表皮セット方法に関し、特に、下型からの表皮
の吸引セットの際に表皮に大きなシワの発生を防止する
ことのできる一体発泡シートの表皮セット方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の表皮一体発泡シートの製
造方法としてはいわゆるグラマー法がある。このグラマ
ー法によるシートの製造方法が図7及び図8に示されて
いる。このグラマー法ではシート27を反転させた形状
の凹部22を有し、その凹部22の表面22aから真空
吸引可能に形成された成形下型21と、下型21の凹部
22に嵌め込んで、シート27の外形形状と一致する空
間部24を形成することができる上型23と、表皮26
を真空セットする際に、表皮を上方から挾持して保持す
るクランプ28とを使用する。そして、凹部22の表面
22aに、真空吸引により表皮26をセットした後、ウ
レタン25を注入し、所定の条件でウレタン25を発泡
させ、表皮26が一体化されたシート27を製造する方
法である(図8参照)。
【0003】図7にはクランプ28によって表皮26が
下型21の上方に初期セットされた状態が示されてい
る。この方法において、表皮26をセットする際、この
下型21とクランプ28の間にシート27として一体化
しようとする表皮26を、その外表面を下型21のセッ
ト面22aに向けてぴんと張った状態になるようにクラ
ンプ28によって初期セットする。次に、図7に示され
るように、この初期のセット状態において、下型21に
接続された吸引装置29を作動させて中空部21a及び
表皮26と凹部22によって形成された空間を真空状態
にすべく吸引する。同時にクランプ28を上下動させて
表皮26が下型21からの吸引力によって、段階的に下
型21の凹部22に引き込まれていくようにする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記方法に
おいては、表皮26が無縫製の表皮、すなわち、縫製に
よって予めシート27の立体的形状に合わせられていな
いような平面状の表皮の場合、下型21に真空吸引セッ
トする際に、下型21の凹部22に表皮26が絞り込み
状にセットされるものであるため、当然にセットされた
表皮26の外周部分は余ってしまうことになる。したが
って、上述した吸引の際、吸引は一定の減圧下で行われ
るが、表皮26はクランプ28が断続的に作動して凹部
22に送り込まれるものであり、表皮26に荷重のかか
った状態と、そうでない状態とが交互に発生する。この
ため、余剰の表皮部分は段階的にまとまって発生し、絞
り込みの度合いの大きい箇所等では局部的に大きく折り
畳まれてしまい、一体発泡されたシート27には部分的
に大きなシワ30が発生し、製品不良となることが多い
(図9参照)。そこで、本発明では、無縫製表皮による
一体発泡シートの表皮のセットの際に、表皮に製品不良
となるようなシワの発生を防止することができる一体発
泡シートの表皮セット方法及びこの方法に使用するクラ
ンプを提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明において、上記技
術課題を解決するための技術的手段の一つは、シートを
成形するための凹部とこの凹部の周囲には上方に突出し
た外周部を有する成形下型とこの成形下型の外周部に対
向配設されてこの外周部とクランプにより無縫製の表皮
を挾持して固定し、下型から真空吸引することにより下
型の凹部に表皮をセットする方法であって、前記クラン
プの前記下型の外周部とで表皮を挾持する面には嵌め込
み凹部を形成し、この嵌め込み凹部には表皮と接触する
複数個の球体を転動可能に等間隔で嵌め込んで、転動す
る該球体と前記下型の外周部とにより表皮を支持しつつ
下型から吸引することにより、表皮が凹部に近接されて
いくのに伴い余剰の表皮が球体と球体との間にシワを形
成する構成とした一体発泡シートの無縫製表皮のセット
方法に存する。さらにもう一つの技術的手段は、シート
を成形するための凹部とこの凹部の周囲には上方に突出
した外周部を有する成形下型の凹部に真空吸引によって
表皮をセットする際に無縫製の表皮を成形下型の外周部
上の無縫製の表皮を挾持して固定するクランプであっ
て、前記クランプの前記下型の外周部とで表皮を挾持す
る面には嵌め込み凹部を形成し、この嵌め込み凹部には
表皮と接触する複数個の球体を転動可能に等間隔で嵌め
込んで、転動する該球体と前記下型の外周部とにより表
皮を支持可能とする構成とした無縫製表皮のセット用ク
ランプに存する。
【0006】
【作用】上記の方法によれば、下型による吸引セットの
際、クランプに組み込まれたボールが転動することによ
り、下型の外周部上の表皮がボールの転動面よって押さ
えられながら、滑らかにかつ連続的に下型の凹部にセッ
トされていくことになる。このため、余剰の表皮は確実
にボールとボールの間に均一に分散され、セット面の周
囲には均等に細かいシワを造ることができる。このよう
なシワは外観的に悪いものではなく、むしろ好ましいも
のである。したがって、製品不良となるような局部的な
大きいシワを発生することがない。また、上記のクラン
プによれば上述の作用に加えて、クランプが一定の荷重
で表皮を支持すれば表皮を凹部に送り込ませることがで
きるので、吸引に合わせてクランプを上下動させる必要
もない。セットの進行状態にあわせて真空吸引の度合い
を調節したりする必要もなくなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について説明する。
図2には、本発明に用いられる一体発泡シートの製造装
置が示されている。この装置は成形下型1とこれに対向
配設された成形上型8とクランプ11及び真空吸引装置
10から構成されている。
【0008】成形下型1は、製造しようとするシートを
反転させた状態の外形形状に倣った凹部2を有して、こ
の凹部2の周囲には上方に突き出た外周部3が形成され
ている。この下型1の内部は中空状4に形成され、下型
1の一部には真空吸引装置10に連通する通気口5が貫
設されて、中空部4の空気を真空吸引装置10により吸
引し、減圧状態にすることができるようになっている。
さらに、凹部2の表面は表皮14が真空吸引セットされ
るセット面6とされ、中空部4と連通する複数の吸引孔
6aがその全面にわたって貫設されている。このような
成形下型1の上方には成形上型8が設けられている。
【0009】成形上型8は、下型1の凹部2に対向状に
配設されるものであり、下型1の凹部2の上部にセット
され、所定の位置に保持可能な形状に形成されている。
この上型8の設置により、上型8の下面8aと下型1の
凹部2とにより形成される空間部の形状はシートの外形
形状に一致している。さらに、上型8は図示しない駆動
装置により上下動可能及びその下面8aを加熱可能にな
っている。
【0010】クランプ11は、図2及び図3に示されて
いるように、下型1の上方に突き出た外周部3に載置可
能な略方形状の枠状に形成されている。このクランプ1
1の下面は下型1の外周部3の上面3aの形状とほぼ一
致するとともに、その全面には枠の形状に沿って1列に
所定の大きさのボール12が複数個転動可能に嵌め込ま
れている。すなわち、クランプ11の下面にはボール1
2を保持するとともに転動することができるような嵌め
込み凹部13が形成されている。この凹部13の内面は
滑らかに処理され、嵌め込まれたボール12の大部分は
クランプ11の範囲内に保持されるような奥行きを有し
ている。さらに、ボール12が嵌め込まれた凹部13に
はボール12を所定の位置に保持するためにボール位置
決め部材13aが設けられている。
【0011】このボール位置決め部材13aは、クラン
プ11の下面の形状に倣った板状で上方に開口した断面
略コの字状に形成されている。そして、開口部の反対側
の面にはボール12の一断面に相当するボールの直径よ
りも小さい孔が所定の間隔で貫設されている。すなわ
ち、このボール位置決め部材13aは開口側をクランプ
下面に向けた状態で取り付けられ、新たにクランプ11
の下面11aを形成するものであり、この孔から凹部1
3に嵌め込まれたボール12の一部分がクランプ11下
方に露出するようになっている。なお、この孔はボール
12の転動を妨げるものではない。
【0012】このボール12は、クランプ11に形成さ
れた凹部13内において、滑らかに転動するように、表
面が滑らかな球形に形成され、滑りよいようにグリース
等が施されている。また、クランプ11と下型1の接す
る部分の面積を考慮した大きさであり、一定でしかも等
しい間隔で嵌め込まれている。この間隔は、所定の大き
さのボール12を一定の間隔で嵌め込んだ場合に、表皮
14が下型1の凹部2内に絞りこまれた際に、余ってく
る周囲の表皮14を凹部2の上部の外周に均一に分散で
きるように設定されている。このクランプ11は図示し
ない駆動装置により、上下動可能に設置されている。
【0013】表皮14は、従来と同様、製造しようとす
るシートの外形形状を覆うことができる大きさ及び形状
に裁断された平面状の1枚ものである。さらに、図4に
示されるように効率的に真空吸引可能とするために、外
皮となるファブリック15とスラブウレタン16の裏面
の全面に通気性の無いフィルム17がラミネートされて
いる。
【0014】次に、このような上下成形型1、8とクラ
ンプ11により一体発泡シートを製造する方法について
説明する。図5には下型1にクランプ11により表皮1
4がセットされた状態が示されている。まず、表皮14
がその外表面14aを下型1の凹部2に向けて下型1の
外周部3に対して所定の位置に仮に保持された後、クラ
ンプ11を降下させ、所定の荷重下でその下面11aに
嵌め込まれたボール12と下型1の外周部3とによって
表皮14が挾持されて保持される。この結果、下型1の
凹部2とクランプ11との間にその外表面14aを下型
1のセット面6に向けてぴんと張ってたるみの無い状態
で初期セットされる。この初期セット状態においては、
クランプ11にかけられた荷重によりボール12は自由
に転動しないように固定され、表皮14はクランプ11
に下面11aに嵌め込まれたボール12のクランプ11
下方に露出した部分の一部において接触している。
【0015】次に、下型1に接続された真空吸引装置1
0を作動させて中空部4及び表皮14とによって形成さ
れた空間を減圧状態にすべく吸引する。この結果、セッ
トされた表皮14には凹部2内方向に吸引する力が作用
する。さらに、クランプ11を駆動装置により上動させ
てボール12及び表皮14にかかる荷重を低減する。こ
の結果、クランプ下面11aのボール12が転動可能と
されるとともに、表皮14は真空吸引力によって凹部2
内に引き込まれ得る状態となる。この時、荷重の程度に
より、表皮14の引き込まれていく速度を加減すること
ができる。
【0016】この状態で、表皮14はクランプ11によ
ってある程度周囲方向に引っ張られながら、徐々にその
中央部分から凹部2のセット面6に近接される。すなわ
ち、従来と異なり、連続的にしかも常に一定の荷重が外
周にかかった状態で真空吸引される。したがって、セッ
ト面6のシートの着座部に対応する表面部分においても
均一に凹凸なく密着される。また、余剰の表皮部分も段
階的に発生するのでなく、徐々に少しづつ発生する。ま
た、図6(a)及び(b)には表皮14がボール12に
よって押さえられながら吸引される際のボール12と表
皮14の関係が示されている。この図6及び図5からも
明らかなように、常に、表皮14の凹部2に引き込まれ
ていく際の外周部分が、ボール12との接触面12aに
よって押さえられた状態となっている。このため、この
接触面12aによって押さえられた表皮部分にはシワ、
つまり表皮14が部分的に折り畳まれることはない一
方、徐々に発生する表皮14の余剰部分は確実にこの球
面で押さえられた部分以外、すなわち、ボール12とボ
ール12の間に分散されていくことになる。
【0017】そして、図6(b)に示されるように、こ
のボール12とボール12の間のボール非設置部分19
においては、表皮14が凹部2に引き込まれていくにつ
れ、余剰の表皮14が集まり、この各ボール非設置部分
19の延長線に沿って凹部2内の表皮14に細かいシワ
20が形成されていく。このシワ20は常にセット面6
の外周に対して直角状に形成された縦ジワであり、ま
た、ボール12とボール12との間に上から摘んだよう
に形成されるので、必ずシート内面側に折り畳まれるこ
とになる。このため、後の工程で、発泡材を注入して発
泡させ表皮14と一体化させる際において、余剰の表皮
14がシート外側に浮くことがない。
【0018】また、このボール12は、最終的にシート
の外形形状の外周部分に対して余剰となる表皮部分を多
数の細かいシワ20に均一に分散させるように設けられ
ているものである。すなわち、製造しようとするシート
において見栄えのよいシワ20の数とシワ20の重なり
程度となるように、ボール12の大きさ及びボール12
の設置間隔が決められているのである。
【0019】このように、セット面6に表皮14が密着
された後、従来と同様、凹部2内にウレタン発泡材が所
定量注入された後、上型8が降下され発泡させるための
空間部9が形成される。そして、発泡材が所定の条件下
で発泡されて、空間部を満たしてシートの外形形状が形
成されるとともに、その外表面に表皮14が一体化され
る。さらに、この発泡体は冷却固化され、上型1及びク
ランプ11を上動させることにより、表皮14が一体化
されて発泡されたシートが取り出される。以下、同様の
手順により、順次表皮一体発泡シートが製造される。
【0020】このように製造された一体発泡シートは従
来と異なり、余剰の表皮部分が確実にしかも均一に細か
いシワ20に分散されて一体化されており、きれいに表
皮14が絞りこまれて見栄えがよいシートとなってい
る。したがって、局部的に大きなシワが発生することが
なくなり、これを原因とした製品不良をなくすことがで
きる。さらにシート範囲外に余った表皮14が部分的に
偏ることがないので、表皮14の端部の処理も容易であ
る。一方、工程上も、真空吸引セットの際に、クランプ
11を一定の位置に保持すれば、表皮14は連続的にか
つ滑らかに吸引されていくので従来のようにクランプ1
1を断続的に上下動する必要がないため、工程作業が軽
減され、表皮セット工程の自動化も容易になり得る。
【0021】なお、本実施例においては、セット面6の
外周に均一に細かいシワ20を発生するように、同一形
状のボール12を等間隔でクランプ下面11aに設けた
が、シートの外形形状によっては、部分的に余剰の表皮
14が形成されやすい場合がある。このような場合で
も、そのような部位において、他の部位よりも多い余剰
の表皮14がボール12とボール12との間に均一に分
散されることにより、他の部位にできたシワ20よりも
深いシワ20が形成される。したがって、シートの外形
形状から考えると、より自然に形成されたシワ20とな
って、外観を損なうことはなく見栄えが良い。
【0022】
【発明の効果】上記の発明によれば、クランプの表皮と
接触する下面に複数のボールをクランプの枠の形状に沿
って転動可能に嵌め込んで、ボールの一部分が表皮に接
触して、下型の外周部との間に表皮を押さえつつ、表皮
を吸引セットする構成としたことにより、連続的かつ滑
らかにセット可能になるとともに、ボールの押さえ作用
により余剰の表皮をセット面の外周に確実に均一でかつ
細かいシワを形成することが可能になる。このため、局
部的なシワの発生による製品不良がなくなり、また、従
来吸引の際に必要であったクランプを上下動させる作業
を省略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】成形下型の凹部に表皮が密着セットされた状態
の断面図(a)と(a)の一部拡大斜視図(b)であ
る。
【図2】上下成形型とクランプの断面図である。
【図3】クランプの下面の構造を示す斜視図である。
【図4】表皮の積層構造を示す一部拡大断面図である。
【図5】成形下型とクランプにより表皮が凹部上方に初
期セットされた状態の断面図である。
【図6】表皮が吸引されていくときのボールと表皮の関
係を示す拡大断面図(a)と同様の状態を示す拡大側面
図(b)である。
【図7】従来の表皮の初期セットの状態を示す断面図で
ある。
【図8】従来の一体発泡シートの製造法において発泡材
を発泡させた状態を示す断面図である。
【図9】従来の表皮セット方法において発生した製品不
良となる局部的なシワのあるシートの斜視図である。
【符号の説明】
1…成形下型 2…凹部 3…外周部 11…クランプ 12…球体(ボール) 13…嵌め込み凹部 14…表皮 20…シワ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 9:00 4F

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを成形するための凹部とこの凹部
    の周囲には上方に突出した外周部を有する成形下型とこ
    の成形下型の外周部に対向配設されてこの外周部とクラ
    ンプにより無縫製の表皮を挾持して固定した後、下型か
    ら真空吸引することにより下型の凹部に表皮をセットす
    る方法であって、 前記クランプの前記下型の外周部とで表皮を挾持する面
    には嵌め込み凹部を形成し、この嵌め込み凹部には表皮
    と接触する複数個の球体を転動可能に等間隔で嵌め込ん
    で、転動する該球体と前記下型の外周部とにより表皮を
    支持しつつ下型から吸引することにより、表皮が凹部に
    近接されていくのに伴い余剰の表皮が球体と球体との間
    にシワを形成する構成とした一体発泡シートの無縫製表
    皮のセット方法。
  2. 【請求項2】 シートを成形するための凹部とこの凹部
    の周囲には上方に突出した外周部を有する成形下型の凹
    部に真空吸引によって表皮をセットする際に無縫製の表
    皮を成形下型の外周部上の無縫製の表皮を挾持して固定
    するクランプであって、 前記クランプの前記下型の外周部とで表皮を挾持する面
    には嵌め込み凹部を形成し、この嵌め込み凹部には表皮
    と接触する複数個の球体を転動可能に等間隔で嵌め込ん
    で、転動する該球体と前記下型の外周部とにより表皮を
    支持可能とする構成とした無縫製表皮のセット用クラン
    プ。
JP4059319A 1992-02-12 1992-02-12 一体発泡シートの無縫製表皮のセット方法及び無縫製表皮のセット用クランプ Pending JPH05220279A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002537881A (ja) * 1999-03-04 2002-11-12 チェ,ジュン−ソー 寝具用マットレス、その製造方法及び製造装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002537881A (ja) * 1999-03-04 2002-11-12 チェ,ジュン−ソー 寝具用マットレス、その製造方法及び製造装置

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