JPH05219758A - 電力変換装置のノイズ防止装置 - Google Patents

電力変換装置のノイズ防止装置

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JPH05219758A
JPH05219758A JP4017236A JP1723692A JPH05219758A JP H05219758 A JPH05219758 A JP H05219758A JP 4017236 A JP4017236 A JP 4017236A JP 1723692 A JP1723692 A JP 1723692A JP H05219758 A JPH05219758 A JP H05219758A
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filter
current
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ripple
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JP4017236A
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Inventor
Toshihiro Nomura
年弘 野村
Kunihiko Karube
邦彦 軽部
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
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  • Power Conversion In General (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電力変換装置のノイズフィルタを小形化し、装
置の小形化とコスト低減を計る。 【構成】平滑コンデンサCDの両端にDCカットコンデ
ンサCc1を介し変圧器PTの1次巻線を接続して、この
1位巻線に平滑コンデンサCDのリプル電圧を印加し、
変圧器PTの2次側からノイズカットコンデンサCc2及
びリアクトルLiを介し、フィルタリアクトルLf2のリ
プル電流を打消す位相の電流ILiを取出し、フィルタリ
アクトルLf2の直流電源側端子に注入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はトランジスタのスイッ
チング等を利用した電力変換装置、例えばモータ可変速
用トランジスタインバータ、スイッチング電源、高周波
誘導,誘電加熱電源等の内部で発生するリプルノイズを
低減する装置に関する。なお以下各図において同一の符
号は同一もしくは相当部分を示す。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の電力変換装置の一例を示す
構成図である。以下この図と共に、次に述べる図10を
用いて従来の技術を説明する。図8において1は電圧E
の直流電源、2は電力変換回路としてのインバータ、3
は負荷である。またLf1,Lf2はノイズフィルタ4を構
成するフィルタリアクトル、Cf1,Cf2は同じくフィル
タコンデンサである。またCDは電源平滑コンデンサQ
1〜Q4はスイッチング素子としてのトランジスタであ
る。
【0003】次に図10は図9の要部の動作波形を示す
ものである。図10において、VQ14 はトランジスタQ
1とQ4の電圧を、VQ23 はトランジスタQ2とQ3の
電圧を、VCDは平滑コンデンサCDの電圧を夫々示す。
またVfc1,Vfc2 はノイズフィルタ4のフィルタコンデ
ンサCf1,Cf2のそれぞれの電圧を示し、ICDは平滑コ
ンデンサCDの電流を示し、ILf1,ILf2 はフィルタリ
アクトルLf1,Lf2の夫々の電流を示し、IO は負荷電
流を示す。
【0004】ところで図9に示すようなインバータは、
電源1の数100Vの直流電流Eを、図10の負荷電流
IO に示すように交流に変換する。この例ではトランジ
スタQ1,Q4とQ1,Q2が交互にオン,オフするこ
とにより交流出力を得ている。その際、負荷3の特性に
もよるが、図10のICDに示すような波形の電流が平滑
コンデンサCDに流れる。この電流ICDとコンデンサC
Dのリアクタンス1/2πf・C(f:周波数、C:コ
ンデンサCDの容量)により、図10のVCDに示すよう
なリプル電圧が平滑コンデンサCDの両端に発生する。
【0005】このようなリプル電圧が電源1に印加され
たり、電波となり周辺の機器に影響を与えるため、法的
(電気用品取締法,CISPR等)にそのリプル電圧の
値が制限されている。そこで従来は、このリプル電圧を
低減するために図9に示すようなフィルタ4をインバー
タ2と電源1の間に付加していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のように電力変換
装置のスイッチングトランジスタのオンオフにより発生
するリプル電圧を低減するためには、通常、ノイズフィ
ルタが必要である。しかし最近の電力変換装置の傾向と
して、平滑コンデンサCDの保守軽減のため、従来使用
していた電解コンデンサをフィルムコンデンサに置換え
ようとする動きがある。この場合、フィルタコンデンサ
1つ当りの容量が電解コンデンサほど大きくできないの
で、従来通りにリプル電圧を抑制するためには、ノイズ
フィルタの多段化が必要となって来ている。また大容量
変換器の場合、フィルタリアクトルにも負荷電流が流れ
るためリアクトル巻線を太くしなければならず、フィル
タリアクトルが大形化したり、高価な高圧大電流素子
(トランジスタ,IGBT等)を用いたアクティブフィ
ルタの使用等が必要となる。これらの理由で装置全体が
大形化し且つコストが増大するという問題がある。
【0007】そこでこの発明の課題は、平滑コンデンサ
のリプル成分のみに着目し、従来のフィルタ構成部品の
数10分の1の大きさの部品でフィルタ作用を十分に果
たすことができ、従来のフィルタを小形化し、あるいは
多段フィルタを1段フィルタにすることができるような
電力変換装置のノイズ防止装置を提供することにある
【0008】。
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1のノイズ防止装置は、直流母線を入力線
又は出力線とする電力変換回路(インバータ2など)、
前記直流母線に直列に挿入されたフィルタリアクトル
(Lf2など)と前記直流母線間に接続されたフィルタコ
ンデンサ(Cf2など)とを持つLCフィルタ(ノイズフ
ィルタ4など)、該LCフィルタと前記電力変換回路と
の間の前記直流母線間に接続された平滑コンデンサ(C
Dなど)、を備えた電力変換装置において、前記平滑コ
ンデンサに発生するリプル電圧又はリプル電流を用いて
前記フィルタリアクトルに流れるリプル電流と大きさの
ほぼ等しい逆位相の電流を発生し、前記フィルタリアク
トルの前記電力変換回路と逆側の端子に注入するノイズ
防止電流発生手段を備えたものとする。
【0009】また請求項2のノイズ防止装置では、請求
項1に記載のノイズ防止装置において、前記ノイズ防止
電流発生手段はリアクトルと変圧器(PTなど)とを用
いて逆位相の電流を発生させるようにする。 また請求
項3のノイズ防止装置では、請求項1に記載のノイズ防
止装置において、前記ノイズ防止電流発生手段は変流器
(CTなど)を用いて逆位相の電流を発生させるように
する。
【0010】また請求項4のノイズ防止装置では、請求
項1に記載のノイズ防止装置において、前記ノイズ防止
電流発生手段は演算増巾器(OP1など)等の電子回路
を用いてトランスレスにて逆位相の電流を発生させるよ
うにする。また請求項5のノイズ防止装置は、直流母線
を入力線又は出力線とする電力変換回路(インバータ2
など)、前記直流母線の正,負の2線に夫々直列に挿入
されたフィルタリアクトル(Lf3など)と前記直流母線
間に接続された2つ直列のフィルタコンデンサ(Cf3,
Cf4など)とを持つLCフィルタ、該LCフィルタと前
記電力変換回路との間の前記直流母線間に接続された平
滑コンデンサ(CDなど)、を備え、前記2つのフィル
タコンデンサの相互の接続点をアースとした電力変換装
置において、前記平滑コンデンサと前記アースとの間に
発生するリプル電圧又はリプル電流を用いて前記フィル
タリアクトルに流れるリプル電流と大きさのほぼ等しい
逆位相の電流を発生し、前記フィルタリアクトルの前記
電力変換回路と逆側の端子に注入するノイズ防止電流発
生手段(ノイズ防止回路51など)を備えたものとす
る。
【0011】
【作用】平滑コンデンサに発生するリプル電圧またはリ
プル電流を用い、フィルタリアクトルに流れるリプル電
流と大きさのほぼ等しい逆位相の電流を発生させ、この
電流をフィルタ回路に注入する装置を電力変換装置に付
加し、フィルタコンデンサのリプル電圧をほぼ0にす
る。
【0012】
【実施例】図1は請求項1および2に関わる発明の実施
例としての電力変換装置の構成を示す回路図であり、こ
の図は図9のインバータ2に本発明によるノイズ防止回
路5を適用した実施例である。また図2は図1の要部の
動作波形図である。図1においては、インバータ2のス
イッチング動作に関しては図9と同じであり、トランジ
スタQ1〜Q4のオン,オフにより、平滑コンデンサC
Dには、図2のVCDのような電圧が印加される。
【0013】ところで図1におけるノイズ防止回路5で
は、その入力点aを平滑コンデンサCDの電源正極P側
とし、直流電圧成分を除去しリプル成分のみを得るため
の直流分カットコンデンサCc1を介して前記入力点aが
変圧器PTの1次側の一端に接続され、この1次側の他
端cは電源負極N側に接続されている。さらに変圧器P
Tの2次側の一端cは電源負極N側に接続され、この2
次側の他端は直流分カットコンデンサCc2とリアクトル
Liを介し出力点bとなって、フィルタリアクトルLf2
とフィルタコンデンサCf2との接続点に接続されてい
る。
【0014】このようなノイズ防止回路5を付加する
と、平滑コンデンサCDに発生したVCDのリプル電圧成
分のみが変圧器PTの1次側に図2のVPT1 のように印
加される。その際、変圧器PTの1次と2次の極性が反
転するように変圧器PTを接続しておけば、PTの2次
側電圧波形は図2のVPT2 のようになる。このような電
圧VPT2 が直流カットコンデンサCc2とリアクトルLi
を介してフィルタコンデンサCf2へ印加されると、リア
クトルLiを流れる電流と図2に示すILiのように、フ
ィルタリアクトルLf2の電流ILf2 のリプル成分と極性
が逆になる。ここでリアクトルLiの値、変圧器PTの
変圧比を適当に選べば、ILi=−(ILf2のリプル成
分)にすることができる。従ってフィルタコンデンサC
f2に流入する電流 (ILi+ILf2)の振動成分は図2に示
すように無くすことができる。その結果、平滑コンデン
サCDに発生したスイッチングによるリプル電圧はフィ
ルタコンデンサCf2の電圧Vcf2 では図2のように発生
しなくなる。
【0015】図3は請求項1および3に関わる発明の実
施例としてのノイズ防止回路5の構成を示す。図3にお
いて図1のノイズ防止回路5と異なるところは変圧器P
Tの代りに変流器CTを用い、リアクトルLiの位置が
変流器CTの1次側(入力点a側)移動しただけであり
動作原理は図1と同じである。次に図4は請求項1およ
び3に関わる発明の別の実施例としてのノイズ防止回路
5の構成図である。図3においては平滑コンデンサCD
のリプル電圧を利用したのに対し、図4においては平滑
コンデンサCDのリプル電流を直接、変流器CTの1次
側に流してその2次側から取出すものである。この図4
の場合、リアクトルLiとDCカットコンデンサCc1を
省略することができる。
【0016】図5は請求項1および4に関わる発明の実
施例としてのノイズ防止回路5の構成図である。この図
5では図1における変圧器PTの代りに演算増幅器OP
1を用いている。R1, R2は抵抗である。このOP1
とR1, R2とで反転増幅器6を形成している。この図
4の動作原理としては平滑コンデンサCDの振動電圧成
分が抵抗R1の両端に現れ、反転増幅器6の入力とな
る。反転増幅器6の出力は直流分カットコンデンサCc2
に接続されており、この点の電圧は図2に示した変圧器
PTの2次側波形VPT2 と等価となる。そして図1と同
様の動作を行う。
【0017】図6は請求項5に関わる発明の実施例とし
ての電力変換装置の要部構成を示す回路図である。即ち
図1〜図5は平滑コンデンサCDの片側だけに発生する
リプル成分(ノーマルモードノイズ)を除去する場合の
実施例であるが、図6は平滑コンデンサCDの両側とフ
レームグラウンド(本体アース)FG間に発生するリプ
ル成分(コモンモードノイズ)を除去する場合の実施例
を示す。
【0018】図6において51はノイズ防止回路、Lf3
は電源正極P側の直流母線の電流と電源負極N側の直流
母線の電流とを夫々通ずる巻線を持つフィルタリアクト
ル、Cf3,Cf4は直列接続のフィルタコンデンサであ
り、この2つのフィルタコンデンサCf3,Cf4の相互の
接続点はフレームグラウンドFGに結合されている。な
おCsはトランジスタQ1,Q2の相互の接続点とフレ
ームグラウンドFGとの間に形成されたと見倣されるス
トレートキャパシタンスである。
【0019】また図6のノイズ防止回路51において、
Cc11 は変圧器PTの1次側のDCカットコンデンサ、
Cc21,Cc22 は同じく変圧器PTの2次側のDCカット
コンデンサである。この例では、ノイズ防止回路51の
入力点aは平滑コンデンサCDの負極母線N側に接続さ
れ、同じくこのノイズ防止回路51の出力点b1とb2
は夫々フィルタコンデンサCf3の電流正極P側とフィル
タコンデンサCf4の電源負極N側に接続されている。ま
たこのノイズ防止回路51における変圧器PTの1次側
と2次側との相互の接続点cはフレームグラウンドFG
に接続されている。
【0020】図7は図6の要部波形を示し、図7におい
て上から順にVQ1はトランジスタQ1の電圧を、VQ2は
トランジスタQ2の電圧を、ICSはストレーキャパシタ
レスCsの電流を、VCSはこのストレーキャパシタレス
Csの電圧を、VCDは平滑コンデンサCDの両極の各電
位を、VPT2 は変圧器PTの2次側電圧を、ILi1,ILi
2 は夫々ノイズ防止回路51の出力点b1,b2の各出
力電流を、ILi31, ILi32はフィルタリアクトルLf3の
電源正,負極側母線の各電流を、Vcf3 −Vcf4 はフィ
ルタコンデンサCf3の電圧Vcf3 とフィルタコンデンサ
Cf4の電圧Vcf4 との差(つまりこのフィルタコンデン
サ部の電源正,負極P,N間の電圧)を夫々示す。
【0021】図6において、インバータ2のトランジス
タQ1、Q2は発熱するため、絶縁されて放熱板に取り
付けられる。その際、この放熱板は電力変換装置のフレ
ームグラウンドFGと接続される。ここでQ1,Q2と
FGは絶縁されているので一種のコンデンサCs (スト
レーキャパシタレス)が形成される。さらにトランジス
タQ1,Q2がオン,オフ動作を行うと、このストレー
キャパシタレスCs に図7に示す充放電電流Icsが流
れ、図7のように電圧Vcsが発生する。この電圧Vcsに
より平滑コンデンサ電圧VCDは図7に示すような波形と
なる。この電圧を法的規制値に納めるために従来ではフ
ィルタリアクトルLf3、フィルタコンデンサCf3,Cf4
からなる大容量のノイズフィルタを用いていた。しかし
ノイズ防止回路51を図6のように適用することで、図
1と同様の原理でノイズを防止できる。
【0022】図8は請求項1〜4に関わる発明のさらに
異なる実施例としての電力変換装置の要部構成を示す回
路図で、この図8は本発明を電力変換装置の出力側に適
用した場合を示す。同図において14はインバータ2の
出力を整流して負荷3に与える整流回路、またこの整流
回路14内において、Trはトランス、Di1,Di2は整
流器である。この場合、平滑コンデンサCDは電力変換
器としての整流器の出力側に設けられ、フィルタリアク
トルLf2とフィルタコンデンサCf2からなるノイズフィ
ルタが平滑コンデンサCDの負荷側に設けられ、この平
滑コンデンサCDとノイズフィルタLf2,Cf2との相対
配置は、図1のインバータ2の入力部を整流器Di1,D
i2の出力部に、図1の直流電源1を負荷3に、夫々置換
えた場合の配置と同じである。
【0023】この場合は、インバータ2によって発生し
た交流電圧をトランスTrと整流器Di1,Di2を介し直
流に変換する。その際、リプル電圧を平滑するコンデン
サC
【0024】Dが必要であるが、
【発明が解決しようとする課題】で示したように平滑コ
ンデンサCDのフィルムコンデンサ化により、負荷3が
周期的に変動する場合、この平滑コンデンサCDのリプ
ルが問題となる。そこで整流回路14にノイズ防止回路
5を適用することにより、図1と同様の原理によりノイ
ズを防止することができる。
【0025】
【発明の効果】従来の電力変換装置においては、 リプル電圧が大きい場合、フィルタを多段接続してリ
プルを除去している。 負荷電流が大きくなるとフィルタリアクトルも大きく
し、または高圧大電流能動素子を用いたアクティブフィ
ルタを用いている。
【0026】というような理由から装置の大形化やコス
ト上昇を招いていたのに対し、本発明によれば平滑コン
デンサのリプル成分(電圧で数V、電流で数10mA)
のみに着目し、このリプル成分からフィルタリアクトル
のリプル電流を打消す電流を取出してフィルタリアクト
ルの電力変換回路と逆の側の端子に注入するようにした
ので、従来のフィルタの数10分の1の大きさの部品で
従来のフィルタと同等のリプル除去効果が得られる。そ
のためコストの低減、装置の小形化を計ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1および2に関わる発明の実施例として
の電力変換装置の構成を示す回路図
【図2】図1の要部の波形図
【図3】請求項1および3に関わる発明の実施例として
のノイズ防止回路の構成図
【図4】請求項1および3に関わる発明の別の実施例と
してのノイズ防止回路の構成図
【図5】請求項1および4に関わる発明の実施例として
のノイズ防止回路の構成図
【図6】請求項5に関わる発明の実施例としての電力変
換装置の要部構成を示す回路図
【図7】図6の要部の波形図
【図8】請求項1〜4に関わる発明のさらに異なる実施
例としての電力変換装置の要部構成を示す回路図
【図9】図1に対応する従来の回路図
【図10】図9の要部の波形図
【符号の説明】
1 直流電源 2 インバータ 3 負荷 4 ノイズフィルタ 5 ノイズ防止回路 6 反転増巾器 14 整流回路 51 ノイズ防止回路 CD 平滑コンデンサ Lf2 フィルタリアクトル Lf3 フィルタリアクトル Cf2 フィルタコンデンサ Cf3 フィルタコンデンサ Cf4 フィルタコンデンサ PT 変圧器 CT 変流器 OP1 演算増巾器 R1 抵抗 R2 抵抗 Li リアクトル Cc1 DCカットコンデンサ Cc11 DCカットコンデンサ Cc2 DCカットコンデンサ Cc21 DCカットコンデンサ Cc22 DCカットコンデンサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流母線を入力線又は出力線とする電力変
    換回路、 前記直流母線に直列に挿入されたフィルタリアクトルと
    前記直流母線間に接続されたフィルタコンデンサとを持
    つLCフィルタ、 該LCフィルタと前記電力変換回路との間の前記直流母
    線間に接続された平滑コンデンサ、 を備えた電力変換装置において、 前記平滑コンデンサに発生するリプル電圧又はリプル電
    流を用いて前記フィルタリアクトルに流れるリプル電流
    と大きさのほぼ等しい逆位相の電流を発生し、前記フィ
    ルタリアクトルの前記電力変換回路と逆側の端子に注入
    するノイズ防止電流発生手段を備えたことを特徴とする
    電力変換装置のノイズ防止装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のノイズ防止装置におい
    て、前記ノイズ防止電流発生手段はリアクトルと変圧器
    とを用いて前記逆位相の電流を発生させることを特徴と
    する電力変換装置のノイズ防止装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のノイズ防止装置におい
    て、前記ノイズ防止電流発生手段は変流器を用いて前記
    逆位相の電流を発生させることを特徴とする電力変換装
    置のノイズ防止装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載のノイズ防止装置におい
    て、前記ノイズ防止電流発生手段は演算増巾器等の電子
    回路を用いてトランスレスにて前記逆位相の電流を発生
    させることを特徴とする電力変換装置のノイズ防止装
    置。
  5. 【請求項5】直流母線を入力線又は出力線とする電力変
    換回路、前記直流母線の正,負の2線に夫々直列に挿入
    されたフィルタリアクトルと前記直流母線間に接続され
    た2つの直列のフィルタコンデンサとを持つLCフィル
    タ、 該LCフィルタと前記電力変換回路との間の前記直流母
    線間に接続された平滑コンデンサ、 を備え、前記2つのフィルタコンデンサの相互の接続点
    をアースとした電力変換装置において、 前記平滑コンデンサと前記アースとの間に発生するリプ
    ル電圧又はリプル電流を用いて前記フィルタリアクトル
    に流れるリプル電流と大きさのほぼ等しい逆位相の電流
    を発生し、前記フィルタリアクトルの前記電力変換回路
    と逆側の端子に注入するノイズ防止電流発生手段を備え
    たことを特徴とする電力変換装置のノイズ防止装置。
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