JPH0521911U - 超音波診断装置の送波回路 - Google Patents

超音波診断装置の送波回路

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JPH0521911U
JPH0521911U JP7192691U JP7192691U JPH0521911U JP H0521911 U JPH0521911 U JP H0521911U JP 7192691 U JP7192691 U JP 7192691U JP 7192691 U JP7192691 U JP 7192691U JP H0521911 U JPH0521911 U JP H0521911U
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JP
Japan
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circuit
wave
filter
filter circuit
ultrasonic diagnostic
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Application number
JP7192691U
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English (en)
Inventor
健二 飯尾
Original Assignee
横河メデイカルシステム株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 必要に応じてバースト波駆動と片たたき波
(三角波)駆動とを任意に選択し使用できるようにす
る。 【構成】 高圧電源回路2が出力する高電圧を、選択ス
イッチ3で選択したフィルタ回路4または5に加える。
フィルタ回路4は時定数が大きく、フィルタ回路5は時
定数が小さい。フィルタ回路4および5の出力をスイッ
チング回路6を介して、超音波プローブ20に与える。
フィルタ回路4を選択するとバースト波駆動となり、フ
ィルタ回路5を選択すると片たたき波(三角波)駆動と
なる。 【効果】 ドプラモード,Bモードに応じて適切な時定
数のフィルタ回路を選択すれば、最適の駆動波形が超音
波プローブへと送り出される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、超音波診断装置の送波回路に関し、さらに詳しくは、バースト波 駆動と片たたき波(三角波)駆動の両方を簡単な構成で可能とした超音波診断装 置の送波回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4に、従来の超音波診断装置の送波回路の一例を示す。 この送波回路51では、高圧電源回路2から出力された高電圧が、抵抗Rおよ びコンデンサCにより構成されるフィルタ回路55を介して、スイッチング回路 6に供給される。 スイッチング回路6は、制御信号発生回路10から出力される制御信号IN(図 5の(イ))により、トランジスタQ2を所定期間だけオンとする。
【0003】 そこで、フィルタ回路55の時定数(=R・C)が大きいときは、バースト波 (図5の(ロ))の駆動信号OUT が超音波プローブ20に供給される。 一方、フィルタ回路55の時定数(=R・C)が小さいときは、片たたき波( 三角波)(図5の(ハ))の駆動信号OUT が超音波プローブ20に供給される。
【0004】 一般に、ドプラーモードにはバースト波が好ましいため、ドプラーモードを重 視した超音波診断装置ではフィルタ回路55の時定数を大きくしている。 一方、Bモードには片たたき波(三角波)が好ましいため、Bモードを重視し た超音波診断装置ではフィルタ回路55の時定数を小さくしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の超音波診断装置の送波回路51では、フィルタ回路55の時定数に よって、バースト波駆動か,片たたき波(三角波)駆動かに決まってしまうため 、モードを変えたときに最適の駆動波形を使用できなくなる問題点がある。
【0006】 そこで、この考案の目的は、必要に応じてバースト波駆動と片たたき波(三角 波)駆動とを任意に選択し使用できるようにした超音波診断装置の送波回路を提 供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案の超音波診断装置の送波回路は、高電圧を発生する高圧電源回路と、 その高圧電源回路の出力側に設けた異なる時定数を有する複数のフィルタ回路と 、それら複数のフィルタ回路のいずれかを選択するフィルタ選択回路と、そのフ ィルタ選択回路で選択されたフィルタ回路の出力電圧を所定期間だけ超音波プロ ーブへと送り出すスイッチング回路とを具備したことを構成状の特徴とするもの である。
【0008】
【作用】
この考案の超音波診断装置の送波回路では、それぞれ異なった時定数を有する 複数のフィルタ回路のいずれかをフィルタ選択回路により任意に選択することが 出来る。 そこで、必要に応じて適切な時定数のフィルタ回路を選択すれば、スイッチン グ回路から最適の駆動波形が超音波プローブへと送り出されるようになる。
【0009】
【実施例】
以下、図に示す実施例によりこの考案をさらに詳細に説明する。なお、これに よりこの考案が限定されるものではない。 図1は、この考案の一実施例の超音波診断装置の送波回路1の構成図である。
【0010】 この送波回路1では、高圧電源回路2の出力側に選択スイッチ3が接続されて いる。 選択スイッチ3により、第1フィルタ回路4または第2フィルタ回路5のいず れかを任意に選択できる。
【0011】 第1フィルタ回路4は、抵抗R1(例えば100Ω)とコンデンサC1(例え ば0.1μF)とから構成され、比較的大きな時定数(例えば 10μsec)を有 している。抵抗R1とコンデンサC1との接続点から、ダイオードD1を介して 、出力が、スイッチング回路6に与えられる。
【0012】 第2フィルタ回路5は、抵抗R2(例えば1kΩ)とコンデンサC2(例えば 1000pF)とから構成され、比較的小さな時定数(例えば 1μsec)を有し ている。抵抗R2とコンデンサC2との接続点から、ダイオードD2を介して、 出力が、スイッチング回路6に与えられる。
【0013】 スイッチング回路6,制御信号発生回路10,超音波プローブ20は、従来と 同様の構成である。
【0014】 次に、図2,図3を参照して動作を説明する。 ドプラモードのときは、選択スイッチ3により第1フィルタ回路4を選択する 。 制御信号発生回路10から制御信号IN(図2の(イ))が入力されたとき、スイ ッチング回路6のトランジスタQ0はオン(図2の(ロ)),トランジスタQ1は オフ(図2の(ハ)),トランジスタQ3はオン(図2の(ニ))となり、第1フィ ルタ回路4のコンデンサC1の電圧がスイッチング回路6を介して超音波プロー ブ20に供給される。第1フィルタ回路4は大きな時定数を有するため、コンデ ンサC1の電圧は徐々に降下し、バースト波(図2の(ホ))となる。 すなわち、ドプラモードのとき好ましいバースト波駆動と出来る。
【0015】 Bモードのときは、選択スイッチ3により第2フィルタ回路5を選択する。 制御信号発生回路10から制御信号IN(図3の(イ))が入力されたとき、スイ ッチング回路6のトランジスタQ0はオン(図3の(ロ)),トランジスタQ1は オフ(図3の(ハ)),トランジスタQ3はオン(図3の(ニ))となり、第2フィ ルタ回路5のコンデンサC2の電圧がスイッチング回路6を介して超音波プロー ブ20に供給される。第2フィルタ回路5は小さな時定数を有するため、コンデ ンサC2の電圧は急速に降下し、片たたき波(三角波)(図3の(ホ))となる。 すなわち、Bモードのとき好ましい片たたき波(三角波)駆動と出来る。
【0016】
【考案の効果】
この考案の超音波診断装置の送波回路によれば、異なる時定数を有する複数の フィルタ回路の一つを選択することによりモードに応じた最適の波形で超音波プ ローブを駆動でき、常に高品質の画像が得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の超音波診断装置の送波回路の一実施
例の構成図である。
【図2】図1の送波回路のドプラモード動作時の各部の
波形図である。
【図3】図1の送波回路のBモード動作時の各部の波形
図である。
【図4】従来の超音波診断装置の送波回路の一例の構成
図である。
【図5】制御信号と駆動信号の波形図である。
【符号の説明】
1 超音波診断装置の送波回路 2 高圧電源回路 3 選択スイッチ 4 第1フィルタ回路 5 第2フィルタ回路 D1 ダイオード D2 ダイオード 6 スイッチング回路 10 制御信号発生回路 20 超音波プローブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高電圧を発生する高圧電源回路と、その
    高圧電源回路の出力側に設けた異なる時定数を有する複
    数のフィルタ回路と、それら複数のフィルタ回路のいず
    れかを選択するフィルタ選択回路と、そのフィルタ選択
    回路で選択されたフィルタ回路の出力電圧を所定期間だ
    け超音波プローブへと送り出すスイッチング回路とを具
    備したことを特徴とする超音波診断装置の送波回路。
JP7192691U 1991-09-09 1991-09-09 超音波診断装置の送波回路 Pending JPH0521911U (ja)

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