JPH05218787A - 弾性表面波フィルタ用重み付け電極 - Google Patents
弾性表面波フィルタ用重み付け電極Info
- Publication number
- JPH05218787A JPH05218787A JP4215792A JP4215792A JPH05218787A JP H05218787 A JPH05218787 A JP H05218787A JP 4215792 A JP4215792 A JP 4215792A JP 4215792 A JP4215792 A JP 4215792A JP H05218787 A JPH05218787 A JP H05218787A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weighting
- acoustic wave
- surface acoustic
- wave filter
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 伝達関数の表現の自由度を比較的大きく設定
し得る弾性表面波フィルタ用重み付け電極を提供するこ
と。 【構成】 圧電基板上に形成された交叉指状電極12,
13,14で構成された弾性表面波フィルタ用重み付け
電極であって、少くとも1つのタップが、互いに異なる
交叉幅W1,W2をもつ複数のセグメントに分割され、か
つ、交叉幅の和を場所によらず一定に設定すること。
し得る弾性表面波フィルタ用重み付け電極を提供するこ
と。 【構成】 圧電基板上に形成された交叉指状電極12,
13,14で構成された弾性表面波フィルタ用重み付け
電極であって、少くとも1つのタップが、互いに異なる
交叉幅W1,W2をもつ複数のセグメントに分割され、か
つ、交叉幅の和を場所によらず一定に設定すること。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弾性表面波フィルタに
関し、特に直列重み付け電極に関する。
関し、特に直列重み付け電極に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の弾性表面波フィルタに用いる直列
重み付け電極は、図2に示す様に、分割された各セグメ
ントの交叉幅W1,W2は、すべて同一であった。この図
2において符号22〜24は電極指を示し、符号25,
26はバス電極を示す。
重み付け電極は、図2に示す様に、分割された各セグメ
ントの交叉幅W1,W2は、すべて同一であった。この図
2において符号22〜24は電極指を示し、符号25,
26はバス電極を示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の直列重み付
け電極では、励振される表面波のエネルギー分布11が
一様であるため、回折効果による重み付けの誤差は生じ
にくいが、分割数をnとすると、重み付け係数は1/n
となり、伝達関数を表現する場合に、1/nでしか表現
できないため量子化誤差が大きくなり、所望の特性が得
にくいという問題があった。
け電極では、励振される表面波のエネルギー分布11が
一様であるため、回折効果による重み付けの誤差は生じ
にくいが、分割数をnとすると、重み付け係数は1/n
となり、伝達関数を表現する場合に、1/nでしか表現
できないため量子化誤差が大きくなり、所望の特性が得
にくいという問題があった。
【0004】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、とくに、伝達関数の表現の自由度を比較的大
きく設定し得る弾性表面波フィルタ用重み付け電極を提
供することを、その目的とする。
を改善し、とくに、伝達関数の表現の自由度を比較的大
きく設定し得る弾性表面波フィルタ用重み付け電極を提
供することを、その目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、圧電基板上
に形成された交叉指状電極で構成された弾性表面波フィ
ルタ用重み付け電極において、少くとも1つのタップ
が、互いに異なる交叉幅をもつ複数のセグメントに分割
され、かつ、交叉幅の和が場所によらず一定に設定す
る、という構成を採っている。これによって前述した目
的を達成しようとするものである。
に形成された交叉指状電極で構成された弾性表面波フィ
ルタ用重み付け電極において、少くとも1つのタップ
が、互いに異なる交叉幅をもつ複数のセグメントに分割
され、かつ、交叉幅の和が場所によらず一定に設定す
る、という構成を採っている。これによって前述した目
的を達成しようとするものである。
【0006】
【発明の実施例】次に、本発明について図面を参照して
説明する。図1は本発明の一実施例の重み付け電極の平
面図である。この図1において、符号12〜14は電極
指を示し、符号15,16はバス電極を示す。この実施
例においては、分割された各セグメントの交叉幅は一様
ではない。分割数がnのとき、各セグメントの交叉幅を
Wi(i=1,2,…n)とすると、重み付け係数はn
/Σ(1/Wi)となる。
説明する。図1は本発明の一実施例の重み付け電極の平
面図である。この図1において、符号12〜14は電極
指を示し、符号15,16はバス電極を示す。この実施
例においては、分割された各セグメントの交叉幅は一様
ではない。分割数がnのとき、各セグメントの交叉幅を
Wi(i=1,2,…n)とすると、重み付け係数はn
/Σ(1/Wi)となる。
【0007】このとき、Wiを変化させる事により、励
振される表面波のエネルギー分布は多少一様でなくなる
が、重み付け係数は0〜1/nの任意の大きさとする事
ができる。
振される表面波のエネルギー分布は多少一様でなくなる
が、重み付け係数は0〜1/nの任意の大きさとする事
ができる。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、直列重み
付け電極において異なった交叉幅をもつセグメントに分
割することにより、重み付け係数が0〜1/nの任意の
値をとる事ができる様にしたので、伝達関数の表現の自
由度が大きく、量子化誤差による設計上の制限を軽減す
ることができるという従来にない優れた弾性表面波フィ
ルタ重み付け電極を提供することができる。
付け電極において異なった交叉幅をもつセグメントに分
割することにより、重み付け係数が0〜1/nの任意の
値をとる事ができる様にしたので、伝達関数の表現の自
由度が大きく、量子化誤差による設計上の制限を軽減す
ることができるという従来にない優れた弾性表面波フィ
ルタ重み付け電極を提供することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】従来例を示す平面図である。
11 表面波エネルギー分布 12,13,14 電極指 15,16 バス電極
Claims (1)
- 【請求項1】 圧電基板上に形成された交叉指状電極で
構成された弾性表面波フィルタ用重み付け電極におい
て、少くとも1つのタップが、互いに異なる交叉幅をも
つ複数のセグメントに分割され、かつ、前記交叉幅の和
が場所によらず一定に設定することを特徴とした弾性表
面波フィルタ用重み付け電極。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4215792A JPH05218787A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 弾性表面波フィルタ用重み付け電極 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4215792A JPH05218787A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 弾性表面波フィルタ用重み付け電極 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05218787A true JPH05218787A (ja) | 1993-08-27 |
Family
ID=12628117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4215792A Pending JPH05218787A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 弾性表面波フィルタ用重み付け電極 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05218787A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7528683B2 (en) | 2004-12-20 | 2009-05-05 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Balanced acoustic wave filter device |
US7683735B2 (en) | 2005-02-16 | 2010-03-23 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Balanced acoustic wave filter |
US8125301B2 (en) * | 2008-06-25 | 2012-02-28 | Nihon Dempa Kogyo Co., Ltd. | Transversal type filter |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP4215792A patent/JPH05218787A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7528683B2 (en) | 2004-12-20 | 2009-05-05 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Balanced acoustic wave filter device |
US7683735B2 (en) | 2005-02-16 | 2010-03-23 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Balanced acoustic wave filter |
US8125301B2 (en) * | 2008-06-25 | 2012-02-28 | Nihon Dempa Kogyo Co., Ltd. | Transversal type filter |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000208 |