JPH05218377A - 半導体光検知器 - Google Patents

半導体光検知器

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JPH05218377A
JPH05218377A JP4020009A JP2000992A JPH05218377A JP H05218377 A JPH05218377 A JP H05218377A JP 4020009 A JP4020009 A JP 4020009A JP 2000992 A JP2000992 A JP 2000992A JP H05218377 A JPH05218377 A JP H05218377A
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JP
Japan
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layer
compound semiconductor
light receiving
substrate
signal processing
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JP4020009A
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English (en)
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Yoshihiro Hisa
義浩 久
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘテロエピタキシャル層を有する半導体光検
知器であって、信号処理回路と化合物半導体層に形成さ
れた受光部の熱膨張係数の差に起因するウエハの歪を緩
和し、ヒートサイクルに強く高信頼性のモノリシック型
半導体光検知器を得る。 【構成】 複数の信号入力部を有する信号処理回路1a
が形成されたSi基板1と、このSi基板1の少なくと
も前記各信号処理回路1a部分を覆う絶縁膜10と、前
記Si基板1と絶縁膜10を覆う単結晶Si層41と、
この単結晶Si層41上に形成された複数の化合物半導
体層と、前記化合物半導体層に形成された複数の受光部
とからなることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受光部を化合物半導体
層,信号処理回路をSi基板により形成したモノリシッ
ク型の半導体光検知器の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は、例えば米国特許明細書第44
47291号に示された従来の半導体光検知器を示す断
面図である。この図において、1は信号処理回路が形成
されたSi基板、2は受光部が形成された化合物半導体
層、3はこの化合物半導体層2の電気的な保護膜、20
は前記Si基板1と化合物半導体層2をはり合わせるた
めの接着剤、10,11はそれぞれ絶縁膜、30はゲー
ト電極、31はこのゲート電極30用のパッド電極、3
2は前記Si基板1用のパッド電極、33は前記両パッ
ド電極31と32のそれぞれを接続するための接続電極
である。
【0003】次に、化合物半導体層2がn型の場合につ
いて説明する。Si基板1用のパッド電極32を−にバ
イアスし、ゲート電極30の下の化合物半導体層2の表
面に反転層を形成する。次に、パッド電極32を電気的
にフローティング状態にする。このとき、反転層の近
傍、すなわち、少数キャリアの拡散長の範囲内に光が入
射しない場合は、反転層表面の電位は熱励起のみのキャ
リアの発生により時間的にゆっくりと上昇する。ところ
が、光が入射すると上記電位は入射光子数に比例してす
ばやく上昇する。所定時間光を入射させた後、再びパッ
ド電極32の電圧を測定すると、入射光子数に比例した
電圧変化を知ることができる。この例は、受光部がMI
S構造の場合についての説明であるが、受光部がpn接
合型の場合でも、半導体光検知器の全体構造が大きく変
わることはない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体光検知器
は、以上のように構成されており、受光部を2次元アレ
イ状の構成にした場合、まず、受光部ピッチは40μm
以下とし、アレイサイズを128×128以上にするの
が現実的である。その場合、化合物半導体層2の電極接
続用のスルーホールは、イオンミリング法を用いたとし
ても、スルーホールの直径を化合物半導体層2の厚みよ
り小さくするのは困難で、同程度かそれ以上になってし
まうために、受光部ピッチと有効受光面積を考えた場
合、化合物半導体層2の厚みは10μm程度が最適とな
る。上記受光部ピッチとアレイサイズから計算すると、
受光部面積は約5×5mm2 となり、仮に1チップ毎に
ウエハプロセスを行ったとしても、5×5mm2 の範囲
内で均一性よく化合物半導体層2の厚み10μmを得る
のは非常に困難である。一般的には、生産性を高めるた
めに数十チップ/ウエハとするが、その場合、化合物半
導体層2の層厚制御はほぼ不可能となる。さらに、接着
剤20にはエポキシ系の材料が用いられるが、耐熱性が
あまりよくないために、絶縁膜10,11,パッド電極
31,32,接続電極33等を形成する場合、ウエハの
加工温度を十分に上げることができず、電極の合金化を
十分にできないことと、フォトレジスト等の有機膜によ
る汚れの除去を十分にできないことにより、光検知器と
しての信頼性が著しく悪くなってしまう。また、光検知
器のうち、特に赤外線検知器として用いる場合、光検知
器を80K以下の極低温に冷却する必要があり、光検知
器を真空容器内に入れなければならない。その場合、接
着剤20に気泡が混入していると、光検知器周囲を真空
にした時、非常に薄い化合物半導体層2が気泡の膨張に
耐えられずに破壊してしまう。さらに、光検知器を低温
に冷却して用いる場合、Si基板1と化合物半導体層2
の熱膨張係数の違いと、保存温度の常温と素子使用温
度、例えば77Kのヒートサイクルが増加するにつれ化
合物半導体層2側に結晶欠陥が発生増大し、光検知能力
が著しく悪くなってしまうという問題点があった。
【0005】本発明は、上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、請求項1に記載の発明は、生産
性の高い半導体光検知器を容易に得るとともに、ウエハ
加工温度を制限されない半導体光検知器を得ることを目
的とする。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、上記目的
に加えて、化合物半導体層とSi基板の熱膨張係数の違
いによる化合物半導体層の結晶欠陥発生をなくすことを
目的とする。
【0007】また、請求項3に記載の発明は、上記目的
に加えて、受光部が2次元アレイ状の光検知器におい
て、最も重要となる中心付近の画素開口率を下げること
なく、熱膨張係数の違いによる化合物半導体層の結晶欠
陥発生をなくすことを目的とする。
【0008】さらに、請求項4に記載の発明は、上記目
的に加えて、化合物半導体層中の受光部を高品質な結晶
領域に形成することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1に
記載の半導体光検知器は、複数の信号入力部を有する信
号処理回路を形成したSi基板上の一部を絶縁膜で覆
い、さらに、この絶縁膜をSi層で覆った後に複数の化
合物半導体層を結晶成長させ、複数の受光部を形成し、
これら複数の受光部とこれらの受光部に対応した信号処
理回路の信号入力部を接続電極により接続したものであ
る。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、複数の受
光部間に分離溝を設けたものである。
【0011】また、請求項3に記載の発明は、受光部中
心付近を除く特定の受光部間に分離溝を設けたものであ
る。
【0012】さらに、請求項4に記載の発明は、絶縁膜
上のSi層に発生する結晶粒界位置に対応する位置に分
離溝を設けたものである。
【0013】
【作用】本発明の請求項1に記載の発明においては、化
合物半導体層がエピタキシャル結晶成長により形成され
るために層厚制御は容易で、かつ高精度である。さら
に、接着剤を用いていないために、電極形成等のウエハ
加工工程において、ウエハ温度を高温にできる。
【0014】本発明の請求項2に記載の発明において
は、化合物半導体層中の各受光部間にある分離溝が、熱
膨張係数の違いに起因する化合物半導体層中の結晶歪み
を吸収する。
【0015】本発明の請求項3に記載の発明において
は、化合物半導体層に形成された複数の受光部の特定の
受光部間に分離溝を設けたことにより、この分離溝によ
り複数の受光部がいくつかのユニットに分けられ、各ユ
ニット内での受光部開口率は大きくなる。特に、受光部
の中心部にユニットを配置することにより半導体光検知
器の検知能力が向上する。
【0016】本発明の請求項4に記載の発明において
は、分離溝を設ける際に、分離溝位置をSi半導体層の
結晶粒界位置に対応させ、上記結晶粒界位置をさけるよ
うに受光部を形成したため、受光部は結晶粒界の無い高
品質結晶領域に形成され、半導体光検知器の検知能力を
著しく向上させる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図について説明す
る。図1は本発明の一実施例による半導体光検知器を示
す断面側面図である。図1において、1はSi基板で、
信号処理回路1aが形成されている。40はこの信号処
理回路1aを保護するためのSiO2 層、41は単結晶
Si層、42はGaAsバッファ層、43はCdTeバ
ッファ層で、これらGaAsバッファ層42とCdTe
バッファ層43は、p型Cdx Hg1-x Te層2aの結
晶性をよくするための緩衝の役目をする。n型Cdx
1-x Te層2bは受光部となる。10は絶縁膜で、受
光部となるn型Cdx Hg1-x Te層2bは接続電極3
3とパッド電極32を介して、信号処理回路1aと電気
的に接続されている。
【0018】次に、本発明の半導体光検知器の製造方法
について図2〜図6を参照して説明する。まず、信号処
理回路1aを形成したSi基板1の表面をSiO2 層4
0で覆う(図2(a))。次に、SiO2 層40に部分
的に開口部を設けた後(図2(b))、全面をポリシリ
コン層50で覆う(図2(c))。次に、まずSiO2
層40の開口部に、例えばCO2 レーザ光を照射して加
熱し、ポリシリコン層50を単結晶Siにし、徐々にレ
ーザ光(太矢印で示す)をスキャンさせて(図3
(a))、ポリシリコン層50をすべて単結晶Si層4
1に変える(図3(b))。次に、GaAsバッファ層
42とCdTeバッファ層43を順次形成する(図3
(c))。これらの各バッファ層42,43は、格子欠
陥の少ないp型CdxHg1-x Te層2aを得るための
層で、単結晶Si層41とp型Cdx Hg1-xTe層2
aの格子不整合を緩和させる働きをする。p型Cdx
1-x Te層2aを形成した状態を図3(d)に示す。
次に、SiO2 層51をマスクとして、ボロンのイオン
注入を行い熱処理を行うと、イオン注入部のCdx Hg
1-x Teはn型Cdx Hg1-x Te層2bとなる(図4
(a))。次に、イオン注入のマスクであるSiO2
51を除去した後(図4(b))、ポジ型フォトレジス
ト52を形成し(図4(c))、これをマスクとしてア
ルゴンイオンエッチングで化合物半導体層(p型Cdx
Hg1-x Te層2a,n型Cdx Hg1-x Te層2b,
GaAsバッファ層42,CdTeバッファ層43)お
よび単結晶Si層41,SiO2 層40をエッチングす
る(図4(d))。次に、ポジ型フォトレジスト52を
除去した後(図5(a))、フォトレジスト53を形成
し(なお、フォトレジスト53の開口部は、開口部の上
端にひさし部分ができるようにソーク処理を施してあ
る。例えばポジレジストを塗布したウエハをクロロベン
ゼン中に入れ、クロロベンゼンに接触したポジレジスト
表面を変質させる。変質した表面は現像時の溶解速度が
遅くなる。)、その上にパッド電極となるAl層32′
を蒸着する(図5(b))。次に、フォトレジスト53
を除去すると、Si信号処理回路1aにパッド電極32
を形成できる。次に、ウエハ全面にSiO2 層の絶縁膜
10を形成する(図5(c))。次に、パッド電極32
とn型Cdx Hg1-x Te層2bの所定部分の絶縁膜1
0にフォトレジスト53を用いて開口部を設ける(図5
(d))。次に、フォトレジスト53を除去した後、全
面に接続電極33となるCr/Au層33′を形成した
後、接続電極33の形成位置にフォトレジスト54の開
口パターンを形成する(図6(a))。最後に、フォト
レジスト54をマスクとしてCr/Au層33′をエッ
チングした後、フォトレジスト54を除去すると、図6
(b)に示すような半導体光検知器が完成する。図7は
本方法により製造した半導体光検知器の斜視図を表わ
す。
【0019】次に、作用について説明する。半導体光検
知器を製造するとき、従来技術では、非常に薄い化合物
半導体層を信号処理回路の形成されたSi基板に接着剤
で貼り合わせるための製造工程の内、接着剤の中の気泡
を完全に除くこと,接着剤の厚み制御,化合物半導体層
へ全くダメージを与えずに層厚を薄くすること,工程中
で用いる種々の有機溶剤で溶けだした接着剤の汚れを完
全に除去すること等の数々の問題点がある。本発明で
は、Si基板1の表面を覆うSiO2 層40を単結晶S
i層41で覆い、各バッファ層42,43および化合物
半導体層2aを順次結晶成長させる技術を用いることに
より、接着剤を使用せず従来と同様の働きをする。接着
剤を用いることによる問題点は、上記問題点の項に記述
してあるが、さらに説明を加えると、Si基板1上の化
合物半導体層2aを基本型として、様々の機能を持たせ
ることが考えられるが、その場合、様々のウエハプロセ
ス工程を用いる必要がある。そうした場合、熱および有
機溶剤に弱い接着剤の存在は、ウエハプロセス工程の種
類を著しく限定することになる。また、信号処理回路1
aの形成されたSi基板1の上に形成された化合物半導
体層2aとしては、SiO2 層40と単結晶Si層41
を用いずに、直接Si基板1の上に各バッファ層42,
43,化合物半導体層2aを形成した構造のものが提案
されているが、この場合、化合物半導体層2aを形成す
る位置のSi基板1部分には信号処理回路を形成できな
いため、信号処理回路面積が限定されるとともに、化合
物半導体層2aもウエハ全面には形成できず、半導体光
検知器としては、画素の開口率が著しく低下する原因と
なる。また、信号処理回路1aの蓄積容量は、直接信号
処理回路面積に比例するため、蓄積容量も制限される。
特に、波長10μm付近を検知する赤外線検知器の場
合、この蓄積容量の制限は素子性能を著しく低下させ
る。しかし、本発明においては、従来技術同様、開口
率,蓄積容量とも最大限大きくできる。
【0020】さて、上記発明で接着剤に起因する問題点
は解決できるが、素子を、例えば低温に冷却して用いる
場合等は、Si基板1と化合物半導体層2aの熱膨張係
数の違いにより、保存温度の室温と、冷却温度のヒート
サイクルにより、結晶が脆弱な化合物半導体層2aに、
結晶転位,クラック等のダメージが入る。これを防ぐた
めの実施例の構造を図8に示す。この実施例は、図7の
実施例各画素間に分離溝60を形成したものである。な
お、分離溝60は、受光部となる化合物半導体層2aで
止まっていてもよいし、各バッファ層42,43まで分
離していても良い。また、Si基板1,SiO2 層40
まで分離してもよい。また、上記実施例は、画素のまん
中にスルーホール70を形成したものであるが、図9に
示すように、スルーホール70を画素間に形成していて
もよい。この場合、光感度がよくなる。
【0021】ところで、上記発明のように、分離溝60
を画素間に形成することによりヒートサイクルによる画
素部へのダメージを防ぐことができるが、画素の集積度
がさらに進むと、分離溝幅が画素面積に対して大きくな
り、無視できなくなる。これは、光検知器としての画素
開口率の低下を意味する。したがって、画素開口率を大
きくする方法として、化合物半導体層2aとSi基板1
の熱膨張係数の違いを無視できる範囲内で、複数の画素
を1つのユニットとして図10のように特定の位置に分
離溝60を形成する方法が考えられる。特に、光検知器
として重要になる中央部分に分離溝60を形成しないこ
とにより非常に高分解な性能の半導体光検知器が信頼性
よく得られる。
【0022】次に、画素分離溝を形成する位置に関して
考えてみると、例えば本発明の製造方法の図3(a)の
工程で、CO2 レーザを用いてポリシリコン層50を単
結晶Si層41に変えるときに、単結晶Si層41のつ
なぎ目、すなわち、図11に示すA部に結晶粒界が発生
する。この結晶粒界は、その上のGaAsバッファ層4
2中に結晶転位などを発生させる。これらの転位等は、
複数のバッファ層を形成することによりある程度は低減
できるが、完全には無くすことはできない。したがっ
て、この結晶転位は、光吸収層である化合物半導体層2
a中まで残ってしまう。もし、この転位の発生した領域
へpn接合を形成したとすると、pn接合のリーク電流
は非常に大きくなり、このことは光検知器の感度の低
下,ノイズの増大につながる。そこで、この転位が発生
している領域に分離溝を形成することにより、pn接合
等の光吸収領域を良質の結晶領域に形成でき、高性能の
半導体光検知器が得られる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に記載の発明は、信号処理回路の形成されたSi基板上
に複数の化合物半導体層を結晶成長し、この化合物半導
体層に複数の受光部を形成したので、信頼性が高く、高
機能の半導体光検知器を得られる効果がある。
【0024】また、本発明の請求項2に記載の発明は、
各画素間に分離溝を設けたことにより、請求項1,2の
効果に加え、ヒートサイクルに強い信頼性の高い半導体
光検知器を得られる効果がある。
【0025】また、本発明の請求項3に記載の発明は、
複数の受光部の特定の位置に分離溝を設けたので、請求
項1,2の効果に加え、画像分解能を向上できる効果が
ある。
【0026】さらに、本発明の請求項4に記載の発明
は、化合物半導体層中の結晶粒界の位置に対応させて分
離溝を設けたので、請求項1〜3の効果に加え高感度
で、ノイズの少ない半導体光検知器を歩留まりよく得ら
れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による半導体光検知器を示す
断面側面図である。
【図2】本発明の半導体光検知器の製造工程を示す断面
側面図である。
【図3】図2に引き続く製造工程を示す断面側面図であ
る。
【図4】図3に引き続く製造工程を示す断面側面図であ
る。
【図5】図4に引き続く製造工程を示す断面側面図であ
る。
【図6】図5に引き続く製造工程を示す断面側面図であ
る。
【図7】本発明の一実施例による半導体光検知器を示す
斜視図である。
【図8】本発明の他の実施例による半導体光検知器を示
す部分斜視図である。
【図9】本発明のさらに他の実施例による半導体光検知
器を示す部分斜視図である。
【図10】本発明のさらに他の実施例による半導体光検
知器を示す斜視図である。
【図11】本発明のさらに他の実施例による半導体光検
知器の結晶粒界の説明図である。
【図12】従来の半導体光検知器を示す断面側面図であ
る。
【符号の説明】
1 Si基板 1a 信号処理回路 2a p型Cdx Hg1-x Te層 2b n型Cdx Hg1-x Te層 3 保護膜 10 絶縁膜 32 パッド電極 33 接続電極 40 SiO2 層 41 単結晶Si層 42 GaAsバッファ層 43 CdTeバッファ層 50 ポリシリコン層 51 SiO2 層 52 ポジ型フォトレジスト 53 フォトレジスト 54 フォトレジスト
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 31/10 8422−4M H01L 31/10 A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の信号入力部を有する信号処理回路
    が形成されたSi基板と、このSi基板の少なくとも前
    記各信号処理回路部分を覆う絶縁膜と、前記Si基板と
    絶縁膜を覆うSi層と、このSi層上に形成された複数
    の化合物半導体層と、前記化合物半導体層に形成された
    複数の受光部と、これらの受光部と信号処理回路の複数
    個の信号入力部とが接続電極により接続されていること
    を特徴とする半導体光検知器。
  2. 【請求項2】 化合物半導体層に形成された複数の受光
    部の各受光部間に分離溝が形成されていることを特徴と
    する請求項1記載の半導体光検知器。
  3. 【請求項3】 化合物半導体層に形成された複数の受光
    部の特定の受光部間に分離溝が形成されていることを特
    徴とする請求項1記載の半導体光検知器。
  4. 【請求項4】 複数の信号入力部を有する信号処理回路
    が形成されたSi基板と、このSi基板上の少なくとも
    前記信号入力回路部分を覆う絶縁膜と、前記Si基板と
    絶縁膜を覆うSi層と、このSi層上に形成された複数
    の化合物半導体層と、前記化合物半導体層に形成された
    複数の受光部と、前記複数の信号入力部と前記受光部が
    対応しており、かつこれらが接続電極により接続されて
    おり、前記絶縁膜の存在により生じる前記Si層および
    複数の化合物半導体層中の結晶粒界をさけて複数の受光
    部を形成され、前記結晶粒界の位置に対応させて分離溝
    が形成されていることを特徴とする半導体光検知器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009521121A (ja) * 2005-12-21 2009-05-28 ダーハム サイエンティフィック クリスタルズ リミテッド デバイス形成方法及びデバイス
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