JPH05217485A - 回路遮断器の電気操作装置 - Google Patents

回路遮断器の電気操作装置

Info

Publication number
JPH05217485A
JPH05217485A JP1914992A JP1914992A JPH05217485A JP H05217485 A JPH05217485 A JP H05217485A JP 1914992 A JP1914992 A JP 1914992A JP 1914992 A JP1914992 A JP 1914992A JP H05217485 A JPH05217485 A JP H05217485A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
opening
closing
circuit breaker
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1914992A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2689042B2 (ja
Inventor
Masao Horikawa
雅夫 堀川
Kazuhiro Okimoto
和広 沖本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terasaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Terasaki Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Terasaki Electric Co Ltd filed Critical Terasaki Electric Co Ltd
Priority to JP4019149A priority Critical patent/JP2689042B2/ja
Publication of JPH05217485A publication Critical patent/JPH05217485A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2689042B2 publication Critical patent/JP2689042B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Breakers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は回路遮断器の開路,閉路およびト
リップのそれぞれの状態に応じた表示が可能な表示装置
を有する回路遮断器の電気操作装置を提供することを主
要な特徴とする。 【構成】 回路遮断器が閉路状態において、ハンドル2
を操作する操作板45と開閉力伝達機構の操作ローラ3
8との係合が外れており、操作板45はこの装置の開閉
力の影響を受けることがなく、回路遮断器のハンドル2
の動作に追従できる状態にある。この状態で回路遮断器
1がトリップしたとき、ハンドル2は操作板45と連動
してトリップ位置まで移動する。回路遮断器の状態を表
示する開閉表示板56は、操作板45に連動しているた
め、「TRIP」状態の表示ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は回路遮断器の電気操作
装置に関し、特に、回路遮断器の電気操作装置に設けら
れる回路遮断器の開閉状態を表示する表示機能の改善に
関する。
【0002】
【従来の技術】回路遮断器には、回路を開閉する機能の
他に、過電流などの事故電流などから回路および電気機
器を保護するために自動的に回路を遮断するトリップ機
能が設けられている。
【0003】図11は従来の一般的な回路遮断器1の閉
路状態の外観側面図であって、回路遮断器1の図示しな
い開閉機構の固定軸によって回動自在に軸支されたハン
ドル2によって操作される。ハンドル2は回路遮断器1
の閉路,トリップおよび開路のそれぞれの状態に応じた
位置へ移動可能となっている。通常、開路操作はハンド
ル2の一端を閉路位置からほぼ直線的に開路位置へ移動
させ、閉路操作は逆に開路位置からほぼ直線的に閉路位
置へ移動させることによって行なわれる。
【0004】閉路状態において、回路遮断器1のトリッ
プ機能が動作したときは、回路遮断器1の開閉機構に含
まれるばねの力により、ハンドル2は開路位置と閉路位
置の中間のトリップ位置に自動的に移動する。なお、ト
リップ状態から閉路状態にするためには、ハンドル2を
一旦開路位置まで移動するリセット操作をした後閉路操
作を行なう。
【0005】図11に示した回路遮断器1は、ハンドル
2が閉路位置に拘束されているときに事故電流が流れた
場合、トリップ機能は正常に作動し、回路遮断器1は正
常に回路を遮断できる、いわゆるトップフリー機構とな
っている。そして、ハンドル2の拘束が解かれると、ハ
ンドル2はトリップ位置に自動的に移動する。
【0006】図12および図13は回路遮断器に用いら
れる従来の電気操作装置の一例であって、実開昭57−
1216147号公報に示されているものである。図1
2および図13に示した従来の装置は、固定枠60内に
構築され、回路遮断器1のハンドル2を保持する1対の
ハンドル保持装置61がスライド板62に設けられる。
スライド板62は、固定枠60の側板60aと60bに
至るガイド棒63に沿って左右方向にスライド可能とな
っている。ガイド棒63をガイドとして、投入ばね64
が側板60aとスライド板62の「L」字状曲げ部62
aとの間に設けられる。スライド板62の他辺において
直角に曲げられた部分に設けられた軸66によってロー
ラ65が回動自在に軸支される。
【0007】一方、投入ばね64を蓄勢するためのドラ
ム67が固定枠60の側板60cに設けられた軸68に
よって軸支され、図示しないラチェット装置によって反
時計方向に回転する。ラチェット装置は、図示しない減
速機付モータの回転または手動操作装置のポンピング操
作によって駆動される。ドラム67にはカム69が、ド
ラム67と一体に回動可能でかつカム69が反時計方向
に回転したときローラ65の外縁と係合可能に設けられ
る。また、スライド板62には、回路遮断器1の状態を
表示する図示しない開閉表示板がスライド板62の移動
とともに左右方向に移動可能に設けられている。
【0008】次に、従来の装置の動作について説明す
る。図12は回路遮断器1が閉路状態を示しており、こ
の状態において、スライド板62はその「L」字状曲げ
部62aが投入ばね64の拡張力によって側板60bに
押し付けられ静止している。回路遮断器1を開路状態に
するには、モータの回転などによりラチェット装置を介
してドラム67を時計方向に回転させる。ドラム67の
回転につれてローラ65がカム69の外縁と係合し押圧
されるため、ローラ65を有するスライド板62が投入
ばね64を蓄勢しながらガイド棒63に沿って右へスラ
イドする。スライド板62の移動とともにハンドル保持
装置61を介してハンドル2が右へ移動し、回路遮断器
1を図13の開路状態にし、スライド板62は図示しな
いラッチ機構によってこの状態に保持される。モータは
図示しないリミットスイッチによって停止し、カム69
の回転も停止する。開路状態から閉路状態にするには、
ラッチ機構のラッチを釈放すると投入ばね64の蓄勢力
が釈放され、スライド板62が高速で左に移動し、図1
2の状態となって回路遮断器1が閉路状態となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述のごとく、従来の
装置のスライド板62は開路および閉路状態において、
回路遮断器のハンドル2をそれぞれの位置に拘束し、か
つ遮断器の状態を表示する表示機構はスライド板62に
連動する構造となっている。したがって、回路遮断器が
開路および閉路状態のときは、表示機構の表示は「開
路」および「閉路」であり問題ない。しかし、回路遮断
器が図12に示す閉路状態において、回路遮断器のトリ
ップ機構が動作した場合、回路遮断器の接点が開放され
トリップ状態となるが、投入ばね64のばね力が回路遮
断器の開閉機構のばね力より大きいためにスライド板6
2はトリップ方向に移動しない。すなわち、図12は回
路遮断器がトリップ状態の図でもあったのである。この
ため、表示は「閉路」のままであり、オペレータが「閉
路」の状態と錯覚してしまうという問題点があった。
【0010】また、この電気操作装置の操作電源が停電
したとき、開路操作は手動ハンドルを何回もポンピング
操作してカム69を回転する必要があったため、緊急時
にすぐ開路できないという問題もあった。
【0011】それゆえに、この発明の主たる目的は、回
路遮断器の開路,閉路およびトリップのそれぞれの状態
に応じた表示ができる表示装置を有する回路遮断器の電
気操作装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる発明
は、ハンドルをほぼ直線状に操作することによって開閉
しかつトリップしたときハンドルが閉路位置より開路方
向へ移動する開路遮断器の電気操作装置であって、ハン
ドルの操作方向に直線的にスライドしかつハンドルを保
持する手段と第1および第2の係合手段を有するハンド
ル操作手段と、ハンドル操作手段に連動する開閉表示手
段と、電気操作装置において発生する開閉力をハンドル
操作手段に伝達する開閉力伝達手段とを有し、開閉力伝
達手段を開閉力によって回転する部材と回転する部材に
偏心して設けられた係合部材を有し、開路および閉路操
作中は回転する部材が回転し、開閉力伝達手段の係合部
材がハンドル操作手段のそれぞれ第1または第2の係合
手段と係合しハンドル操作手段をそれぞれ開路または閉
路方向にスライドさせ、閉路操作完了後は開閉力伝達手
段の係合手段とハンドル操作手段の第2の係合手段との
係合が外れてハンドル操作手段が開路方向へ移動可能と
なるように構成される。
【0013】請求項2にかかる発明は、閉路操作完了後
は開閉力伝達手段の係合部材とハンドル操作手段の第2
の係合手段との係合が外れてハンドル操作手段が回路方
向へ移動可能となるとともに、開路操作完了後において
開閉力伝達手段の係合部材とハンドル操作手段の第1の
係合手段との係合が外れてハンドル操作手段が閉路方向
へ移動可能となるように構成される。
【0014】請求項3にかかる発明は、開閉力は開路操
作および閉路操作ともにモータの回転によって得られる
かまたは開路操作においてはモータよりの回転により、
閉路操作においては開路操作におけるモータの回転によ
って蓄勢されるばねの釈放によって得られる。
【0015】
【作用】この発明にかかる回路遮断器の電気操作装置
は、回路遮断器が閉路状態において、ハンドル操作手段
と開閉力伝達手段との係合がはずれている。したがっ
て、ハンドル操作手段はこの装置の開閉力の影響を受け
ることがなく、回路遮断器のハンドルの動作に追従でき
る状態にある。この状態で、回路遮断器がトリップした
とき、ハンドルはトリップ位置へ移動し、ハンドル操作
手段も連動してトリップ位置まで移動する。回路遮断器
の状態を表示する表示機構は、ハンドル操作手段に連動
しているため、「トリップ」状態の表示ができる。
【0016】
【実施例】図1は回路遮断器が閉路状態におけるこの発
明の一実施例の要部を説明するための平面図であり、図
2はこの発明の一実施例による装置を回路遮断器1に取
付けた外観平面図であり、図3は回路遮断器1が閉路状
態におけるこの実施例のカバー3を取外した状態を示す
平面図であり、図4は図3の側面断面図であり、図5は
図1の側面図であり、図6は開路状態の要部を説明する
ための平面図であり、図7はトリップ状態の要部を説明
するための平面図であり、図8は各動作状態における操
作ローラ38と操作板45の位置関係を説明するための
図であり、図9および図10は手動操作ハンドル7を取
付けたそれぞれ開路状態および閉路状態の要部側面図で
ある。
【0017】この発明の一実施例による開路操作は、簡
単に言えば、モータの回転によって1方向にしか回転し
ない回転ラチェット機構を回転させたとき、ラチェット
機構に設けられて偏心運動する部材によって回路遮断器
を操作する部材を直線的な運動として伝達することによ
って行なわれる。そして、この操作中ラチェット機構
は、同時に、閉路するための投入ばねを蓄勢する。ま
た、閉路操作は、この投入ばねの蓄勢力を釈放し急速に
ラチェット機構を回転させることによって行なわれる。
なお、モータの回転の代わりに手動によるラチェット機
構の操作も可能であるが、この発明の主要部ではない。
また、ラチェット機構をバイパスして回路遮断器のハン
ドルを操作する部材を直接操作する手動操作も可能であ
る。
【0018】図2は回路遮断器1にこの実施例による装
置を取付けた状態を示す。この装置の表面のカバー3に
は、回路遮断器1の開閉状態を表示する開閉表示窓4と
後述する投入ばね5の蓄勢状態を示す投入ばね蓄勢表示
窓6が設けられる。さらに、表面には後述の手動操作ハ
ンドル7を操作時に取付ける手動操作ハンドル受け8が
現れる。
【0019】図3ないし図8において、この装置は側板
9a,9bと底板9cとからなる「コ」字状に曲げられ
たフレーム9,側板10a,10bおよびカバー3で構
成された箱体の内部に構築され、側板10a,10bに
固定された中間固定板11に構築された固定部分と、回
路遮断器1のハンドル2を保持し操作するスライド部分
とからなり、取付部材12を介して回路遮断器1に取付
けられる。取付部材12には制御回路端子台13が設け
られる。フレーム9の底板9cには回路遮断器1のハン
ドル2のための開口部が設けられている。
【0020】次に、固定部分について具体的に説明す
る。 固定部分は図3,図4に示すように、開閉力発生源と
なる中間固定板11に設けられたモータ14と、モータ
14の回転を開閉力として伝達する開閉力伝達機構15
と、投入力を蓄勢する投入ばね5を含んでいる。
【0021】モータ14にはモータ14の回転を減速
する減速ギア装置17が設けられ、減速された回転板1
8には偏心軸19が設けられている。
【0022】開閉力伝達機構15は、中間固定板11
と、図示しないスペーサを用いて中間固定板11に固定
された固定補助板20とに構築される。中間固定版11
および固定補助板20に渡って回動自在に設けられたシ
ャフト21には、固定補助板20の上側にカム22が、
固定補助板20と中間固定板11の間にはラチェット2
3が、中間固定板11の下側には操作ローラ取付板24
がいずれもシャフト21と共に一体に回転するように設
けられている。さらに、ラチェット23をはさんで
「コ」字状に曲げられたラチェットレバー25がシャフ
ト21によって回動自在に軸支されている。
【0023】ラチェット23の歯面には送りツメ27
と固定ツメ26が対接している。送りツメ27はラチェ
ットレバー25に回動自在に軸支され、固定ツメ26は
シャフト21によって回動自在に軸支された手動ラチェ
ット操作レバー59に回動自在に軸支されている。な
お、手動ラチェット操作レバー59はモータ14の役目
を手動で行なえる部材であるが通常は静止している。送
りツメ27および固定ツメ26の先端は、いずれも図示
しないばねによりラチェット23の歯面に押圧されてい
る。また、ラチェット23には歯が一部欠落した部分2
3aが設けられている。
【0024】ラチェットレバー25の一端に設けられ
た軸28と減速ギア装置17の偏心軸19の間には、リ
ンク29がいずれの軸に対しても回動自在に取付けられ
ている。
【0025】投入ばね5はカム22に設けられた偏心
軸30によって回動自在に軸支された投入ばね金具31
とフレーム9の側板9bに設けられた投入ばね金具32
との間に取付けられている。
【0026】固定軸によって固定補助板20に回動自
在に軸支されたスイッチ動作レバー33が図示しないば
ねによって時計方向に偏倚されて設けられている。スイ
ッチ動作レバー33の一端に回動自在に設けられたロー
ラ34がカム22の外周に当接している。スイッチ動作
レバー33の他端には、投入ばね5の蓄勢状態を表示す
る蓄勢表示板35が取付けられるとともに、リミットス
イッチ36の動作ノブが投入ばね5の蓄勢完了時に動作
するように対面している。カム22の外周形状は、カム
22が回転して、投入ばね5が蓄勢したときローラ34
が当接する外周部分からカム22の中心までの寸法と、
投入ばね5が釈放したときのその寸法が異なるような形
状をしている。
【0027】操作ローラ取付板24に取付けられた偏
心軸37によって操作ローラ38が回動自在に軸支され
ている。
【0028】図3および図6にはラッチ装置が開示さ
れている。ラッチ装置は、ラッチ39とラッチ受け41
とからなる。ラッチ39は、「コ」字状に曲げられた形
状で、中間固定板11および固定補助板20にわたって
設けられた固定軸によって回動自在に軸支され、図示し
ないばねによって時計方向に偏倚されてストッパ16に
おいて係止している。ラッチ39の一端39aは操作ロ
ーラ38と係合自在であり、ラッチ39の他端にはロー
ラ40が回動自在に軸支されている。ローラ40は、固
定軸によって中間固定板11に回動自在に軸支されたラ
ッチ受け41の一端41aと係合可能に対面している。
ラッチ受け41は図示しないばねにより時計方向に偏倚
されており、常時はラッチ受けストッパ42と係合し静
止している。なお、ラッチ受け41の他端41bは閉路
用電磁石43のロッド44に対面している。閉路用電磁
石43は投入信号によってロッド44が飛び出る構造と
なっている。
【0029】次に、スライド部分について説明する。 操作板45のスライド方向と平行な両縁部には、スラ
イドローラ46が回動自在に軸支されている。フレーム
9の側板9a,9bに取付けられた「L」字状曲げ金具
48と底板9cとによって「コ」字状の溝が形成され
る。この「コ」字状の溝には、操作板45がスライドで
きるようにスライドローラ46がはめ込まれる。操作板
45は図示しない弱いばねによって右方向に偏倚されて
いる。
【0030】操作板45の一端には開口部49が形成
されていて、開口部49の左右の縁部分には一対のハン
ドル操作レバー50,50′が、それらの一端において
操作板45に回動自在に軸支されている。ハンドル操作
レバー50,50′の他端には、相互に引張り合うよう
に強いばね力を有するハンドル操作レバーばね51が設
けられる。ハンドル操作レバーばね51は、後述する開
路,閉路またはリセット操作において、ハンドル2の閉
路または開路を停止位置よりも、さらに操作板45がハ
ンドル2を移動させようとしたときのダンパーの役目を
する。ハンドル操作レバー50,50′は、お互いに向
かい合う縁部からはみ出すようにアール部分を有するハ
ンドル操作ブッシュ52,52′が設けられている。
【0031】ハンドル操作ブッシュ52と52′の間に
は、回路遮断器1のハンドル2が保持されるため、それ
らの間隔がハンドル2の厚み以上になるように維持する
ための操作レバーストッパ53が操作板45に形成され
る。
【0032】操作板45の他端には「L」字状に曲げ
られた閉当接面54および閉当接面54より右側に位置
した開当接面55が「L」字状に切り曲げされて形成さ
れる。閉路操作時に操作ローラ取付板24が回転したと
きに、操作ローラ38が閉当接面54と係合して閉当接
面54を滑動しながら操作板45を左方向へスライドさ
せるとともに、閉路操作完了後は操作板45が右へ移動
しても操作ローラ38が閉当接面54と係合しなくなる
ように閉当接面54の位置および形状が決められてい
る。
【0033】開路操作時に操作ローラ取付板24が回転
したときに、操作ローラ38が開当接面55と係合して
開当接面55を滑動しながら操作板45を右方向へスラ
イドさせるとともに、開路操作完了後は操作板45が左
へ移動しても操作ローラ38が開当接面55と係合しな
くなるように開当接面55の位置および形状が決められ
ている。
【0034】左から「ON」,「TRIP」,「OF
F」と表示された開閉表示板56は「L」字状曲げ金具
57を介して操作板45に取付けられており、操作板4
5の移動とともに左右に移動する。
【0035】次に、手動操作部分について説明する。図
9および図10において、「L」字状曲げ金具57には
操作板45と垂直方向に長穴57aが形成されている。
長穴57aには手動操作ハンドル受け8に設けられた軸
58が摺動自在にはめ込まれている。手動操作ハンドル
受け8は、その一端において、フレーム9の側板9bに
回動自在に軸支されており、手動操作ハンドル受け8の
他端には別置きの手動操作ハンドル7が装着されてい
る。
【0036】次に、動作について説明する。図1および
図5は閉路状態を示し、図6は開路状態および図7はト
リップ状態を示している。また、図8は各状態における
操作ローラ38および開当接面55と閉当接面54の位
置関係を説明するための図であって、(a)閉路状態,
(b)開路操作途中,(c)開路状態,(d)閉路操作
途中および(e)トリップ状態をそれぞれ示している。
【0037】まず、閉路状態から開路状態に至る動作に
ついて説明する。 図1,図5および図8の(a)において、開路信号に
よりモータ14が回転すると、偏心軸19の偏心運動に
よりリンク29が左右に往復運動し、ラチェットレバー
25はシャフト21を中心として所定の角度で回転往復
運動をする。
【0038】リンク29が右へ移動したときラチェッ
トレバー25が反時計方向へ回転することによって、送
りツメ27がラチェット23を反時計方向へ1歯分回転
させる。このとき、カム22も反時計方向に回転し、投
入ばね5は少し拡張し蓄勢される。このとき、固定ツメ
26はラチェット23に対して作用しない。
【0039】リンク29が左へ移動したとき、ラチェ
ットレバー25は時計方向へ回転する。このとき、送り
ツメ27はラチェット23に対して作用しないので、投
入ばね5の蓄勢力によってラチェット23が時計方向へ
逆転しようとする動作は、固定ツメ26がラチェット2
3の歯と係合して阻止される。
【0040】上述の,の繰返しにより、ラチェッ
ト23は反時計方向へ回転し、投入ばね5は拡張し蓄勢
される。
【0041】上述のの過程において、図8(b)に
示すごとく操作ローラ取付板24がシャフト21を中心
として反時計方向に回転し、操作ローラ38は開当接面
55と係合し、開当接面55の係合面を滑動しながら操
作板45を右方向へ移動させる。操作板45はハンドル
操作ブッシュ52,ハンドル操作レバー50を介してハ
ンドル2を右へ移動させ、回路遮断器1が図6の開路状
態となる。
【0042】図6は開路完了状態を示している。回路
遮断器1が開路状態になるのとほぼ同時に投入ばね5の
蓄勢力が最大となり、引続いて偏心軸30の中心が投入
ばね金具32とシャフト21の中心線を越える。そし
て、操作ローラ取付板24が投入ばね5の蓄勢力により
わずかに反時計方向へ回転するが、操作ローラ38がラ
ッチ39の一端39aと係合し、ラッチ39を反時計方
向に回転させる。その結果、ラッチ39は、その他端に
おいてローラ40がラッチ受け41の一端41aと係合
して停止するため、操作ローラ取付板24の回転は阻止
される。すなわち、投入ばね5の蓄勢力が保持されてい
るため、閉路操作を待機する状態となる。
【0043】上述のの状態において、送りツメ27
はラチェット23の歯の欠落した部分23aに対接しも
はやラチェット23を左へ回転させることはなく、ほぼ
同時にスイッチ動作レバー33がリミットスイッチ36
をOFFにし、モータ14を停止して開路操作が完了す
る。
【0044】このとき、開閉表示窓4には「OFF」
および投入ばね蓄勢表示窓6には「チャージ」の表示が
現れる。
【0045】上述のの静止状態においては、図8
(c)のごとく操作ローラ38と開当接面55との係合
が解消されているために、たとえば後述する手動閉路操
作によって操作板45が左方向に動かされようとしたと
き、操作ローラ38が障害になることがなく、操作板4
5は円滑に移動できる。
【0046】次に、開路状態より閉路状態への動作につ
いて説明する。 図6および図8(c)において、閉路用電磁石43に
閉路信号が加えられると、ロッド44が飛び出してラッ
チ受け41の他端41bを押し、ラッチ受け41を反時
計方向に回転させて、ラッチ受けの一端41aとローラ
40の係合が外れる。そして、投入ばね5の蓄勢力を保
持していたラッチ39が反時計方向に回転してラッチの
一端39aと操作ローラ38の係合が外れる。
【0047】この結果、操作ローラ取付板24は投入
ばね5の蓄勢力によって高速でシャフト21を中心とし
て反時計方向に回転するため、図8(d)のごとく操作
ローラ38が、閉当接面54と係合し、閉当接面54の
係合面を滑動しながら操作板45を左へ移動させる。操
作板45は、ハンドル操作ブッシュ52′,ハンドル操
作レバー50′を介してハンドル2を左へ移動させる。
【0048】そして、回路遮断器1が閉路しても操作板
45は左へ余分に移動し、操作ローラ38と閉当接面5
4の係合が外れた後、投入ばね5の蓄勢力が最小とな
り、操作ローラ取付板24の回転が停止する。この状態
が図1および図5に示されている。なお、上述の操作板
45の余分な移動は、回路遮断器1の閉路余裕を確保す
るためであって、この移動中ハンドル2は移動しないた
め、この余分な移動はハンドル操作レバーばね51の力
に抗して行なわれ、操作ローラ38と閉当接面54の係
合が外れたとき、ハンドル操作レバーばね51の蓄勢力
が釈放され、操作板45は余分な移動分だけ右へ戻る。
【0049】このとき、開閉表示窓4には「ON」お
よび投入ばね蓄勢表示窓6には「ディスチャージ」の表
示が現れる。
【0050】上述のの静止状態においては、図8
(a)に示すごとく操作ローラ38と閉当接面54の係
合が外れているので、後述する回路遮断器1がトリップ
したときや手動開路操作によって操作板45が右方向に
動かされようとしたとき、操作ローラ38が障害になる
ことがなく、操作板45は円滑に移動できる。
【0051】次に、閉路状態よりトリップ状態への動作
について説明する。 図1,図5および図8(a)において、過電流などに
より回路遮断器1がトリップすると、回路遮断器1の内
部に設けられた図示しないばねの釈放により、ハンドル
2は右へ移動する。ハンドル2はハンドル操作ブッシュ
52′,ハンドル操作レバー50′を介して操作板45
を右へ移動させて、閉路位置と開路位置の中間位置で停
止する。閉路位置では、前述のごとく操作ローラ38は
閉当接面54との係合が外れているので、この動作にお
いて操作板45が右方向へ移動する障害にはならない。
この状態が図7および図8(e)に示される。
【0052】このとき、開閉表示窓4には「TRI
P」の表示が現れ、この動作中ラチェット23の回転は
ないため、投入ばね5の蓄勢はなく、投入ばね蓄勢表示
窓6の表示は「ディスチャージ」のままである。
【0053】次に、トリップ状態より閉路状態へのリセ
ット操作について説明する。図7および図8(e)にお
いて、モータ14を回転させると、開路操作と同様にラ
チェット23が反時計方向に回転し、トリップの位置で
操作ローラ38が開当接面55と係合し、操作板45を
右すなわち開路方向へ移動させ、前述の開路状態にな
る。
【0054】次に、手動操作について説明する。 手動操作は、手動操作ハンドル7を手動操作ハンドル
受け8の他端に装着して行なう。閉路操作は、図9にお
いて、手動操作ハンドル7を側板9bの軸を中心として
反時計方向へ回転する。手動操作ハンドル受け8に設け
られた軸58が「L」字状曲げ金具57に形成された長
穴57aの縁を摺動しながら「L」字状曲げ金具57を
介して操作板45を左に移動させ、図10に示した状態
を閉路状態にする。
【0055】開路操作は閉路操作と逆に図10に示し
た状態から手動操作ハンドル7を時計方向へ回転するこ
とによって行なう。また、リセット操作も手動操作ハン
ドル7を時計方向へ回転することによって行なう。開
路,閉路およびトリップの状態においては、前述のごと
く操作ローラ38は操作板45の移動の障害にはならな
いから、いずれもの手動操作を1回の操作ストロークで
簡単に行なえる。
【0056】なお、この発明の一実施例は、開路操作お
よびリセット操作はモータの回転によって行なわれ、閉
路操作は蓄勢された投入ばねを釈放することによって行
なわれる例である。この例の他、開路,閉路およびリセ
ット操作ともにモータの回転または電磁石によって開閉
力伝達手段を回動させる構造によっても本願発明の目的
を達成できる。
【0057】なお、回路遮断器の中にはトリップすれば
自動的にハンドルが閉路位置と開路位置の中間位置では
なく、開路位置に移動するもの、すなわちトリップすれ
ば自動的に開路状態になるいわゆる自動リセット型のも
のもあるが、本願発明ではこのような回路遮断器にも適
用可能である。
【0058】また、この発明の一実施例では、開閉表示
装置として機械的なものを使用しているが、操作板45
の位置を検出するリミットスイッチを使用して電気的に
も表示することができる。
【0059】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、回路
遮断器の開路,閉路およびトリップの3状態を電気操作
装置によって表示できるので、オペレータが容易にそれ
ぞれの状態を確認でき、安全を確保できる。また、操作
回路が停電したときの手動操作も容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】回路遮断器1が閉路状態におけるこの発明の一
実施例の要部を説明するための平面図である。
【図2】この発明の一実施例による装置を回路遮断器1
に取付けた外観平面図である。
【図3】回路遮断器1が閉路状態におけるこの発明の一
実施例のカバー3を取外した状態を示す平面図である。
【図4】図3の側面断面図である。
【図5】図1の側面図である。
【図6】開路状態の要部を説明するための平面図であ
る。
【図7】トリップ状態の要部を説明するための平面図で
ある。
【図8】各動作状態における操作ローラ38と操作板4
5の位置関係を説明するための図である。
【図9】手動操作ハンドル7を取付けた開路状態を示す
要部側面図である。
【図10】手動操作ハンドル7を取付けた閉路状態を示
す要部側面図である。
【図11】従来の回路遮断器1のハンドルの位置を説明
するための外観側面図である。
【図12】従来の回路遮断器における閉路状態の要部側
面図である。
【図13】従来の回路遮断器における開路状態の要部側
面図である。
【符号の説明】
1 回路遮断器 2 ハンドル 5 投入ばね 7 手動操作ハンドル 9 フレーム 10a,10b 側板 11 中間固定板 14 モータ 15 開閉力伝達機構 20 固定補助板 21 シャフト 22 カム 23 ラチェット 24 操作ローラ取付板 25 ラチェットレバー 26 固定ツメ 27 送りツメ 30 偏心軸 35 蓄勢表示板 37 偏心軸 38 操作ローラ 39 ラッチ 40 ローラ 41 ラッチ受け 43 閉路用電磁石 44 ロッド 45 操作板 46 スライドローラ 49 開口部 50,50′ ハンドル操作レバー 52,52′ ハンドル操作ブッシュ 54 閉当接面 55 開当接面 56 開閉表示板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドルをほぼ直線状に操作することに
    よって開閉し、かつトリップしたとき前記ハンドルが閉
    路位置より開路方向へ移動する回路遮断器の電気操作装
    置において、 前記ハンドルの操作方向に直線的にスライドしかつ前記
    ハンドルを保持する手段と第1および第2の係合手段と
    を有するハンドル操作手段と、 前記ハンドル操作手段に連動する開閉表示手段と、 前記電気操作装置において発生する開閉力を前記ハンド
    ル操作手段に伝達する開閉力伝達手段とを有し、 前記開閉力伝達手段は、前記開閉力によって回転する部
    材と前記回転する部材に偏心して設けられた係合部材を
    有し、開路および閉路操作中は前記回転する部材が回転
    し、前記開閉力伝達手段の前記開閉部材が前記ハンドル
    操作手段のそれぞれ前記第1または第2の係合手段と係
    合して、前記ハンドル操作手段をそれぞれ開路または閉
    路方向にスライドさせ、 閉路操作完了後は前記開閉力伝達手段の係合部材と前記
    ハンドル操作手段の第2の係合手段との係合が外れて前
    記ハンドル操作手段が開路方向へ移動可能となることを
    特徴とする、回路遮断器の電気操作装置。
  2. 【請求項2】 前記閉路操作完了後は前記開閉力伝達手
    段の係合部材と前記ハンドル操作手段の第2の係合手段
    との係合が外れて前記ハンドル操作手段が開路方向へ移
    動可能となるとともに、開路操作完了後において前記開
    閉力伝達手段の係合部材と前記ハンドル操作手段の第1
    の係合手段との係合が外れて前記ハンドル操作手段が閉
    路方向へ移動可能となることを特徴とする、請求項1の
    回路遮断器の電気操作装置。
  3. 【請求項3】 前記開閉力は開路操作および閉路操作と
    もにモータの回転によって得られるかまたは開路操作に
    おいてはモータの回転により、閉路操作においては開路
    操作におけるモータの回転によって蓄勢されるばねの釈
    放によって得られることを特徴とする、請求項1または
    2の回路遮断器の電気操作装置。
JP4019149A 1992-02-04 1992-02-04 回路遮断器の電気操作装置 Expired - Fee Related JP2689042B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4019149A JP2689042B2 (ja) 1992-02-04 1992-02-04 回路遮断器の電気操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4019149A JP2689042B2 (ja) 1992-02-04 1992-02-04 回路遮断器の電気操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05217485A true JPH05217485A (ja) 1993-08-27
JP2689042B2 JP2689042B2 (ja) 1997-12-10

Family

ID=11991385

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4019149A Expired - Fee Related JP2689042B2 (ja) 1992-02-04 1992-02-04 回路遮断器の電気操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2689042B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006196233A (ja) * 2005-01-12 2006-07-27 Terasaki Electric Co Ltd 回路遮断器の電動操作装置
JP2007005230A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Terasaki Electric Co Ltd 回路遮断器の電動操作装置
CN102655067A (zh) * 2012-04-17 2012-09-05 温州控保电气有限公司 一种双电源型控制与保护开关电器
JP2013506256A (ja) * 2009-09-29 2013-02-21 湖北盛佳▲電▼器▲設備▼有限公司 自動スイッチングイン機能付きの内蔵式インテリジェント遮断器及びマイクロ遮断器
WO2014025102A1 (ko) * 2012-08-07 2014-02-13 현대중공업 주식회사 공회전 장치 및 이를 구비하는 회로 차단기
CN114121517A (zh) * 2021-11-04 2022-03-01 泉州市大西洋电力科技有限公司 一种开关断路器的智能控制机构

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4915311A (ja) * 1972-05-18 1974-02-09
JPS59228333A (ja) * 1983-06-08 1984-12-21 三菱電機株式会社 回路しや断器の電動操作装置
JPS6081727A (ja) * 1983-10-12 1985-05-09 古河電気工業株式会社 ブレ−カ遠隔開閉装置
JPS61198528A (ja) * 1985-02-26 1986-09-02 三菱電機株式会社 回路しや断器の電気操作装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4915311A (ja) * 1972-05-18 1974-02-09
JPS59228333A (ja) * 1983-06-08 1984-12-21 三菱電機株式会社 回路しや断器の電動操作装置
JPS6081727A (ja) * 1983-10-12 1985-05-09 古河電気工業株式会社 ブレ−カ遠隔開閉装置
JPS61198528A (ja) * 1985-02-26 1986-09-02 三菱電機株式会社 回路しや断器の電気操作装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006196233A (ja) * 2005-01-12 2006-07-27 Terasaki Electric Co Ltd 回路遮断器の電動操作装置
JP2007005230A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Terasaki Electric Co Ltd 回路遮断器の電動操作装置
JP4597791B2 (ja) * 2005-06-27 2010-12-15 寺崎電気産業株式会社 回路遮断器の電動操作装置
JP2013506256A (ja) * 2009-09-29 2013-02-21 湖北盛佳▲電▼器▲設備▼有限公司 自動スイッチングイン機能付きの内蔵式インテリジェント遮断器及びマイクロ遮断器
CN102655067A (zh) * 2012-04-17 2012-09-05 温州控保电气有限公司 一种双电源型控制与保护开关电器
CN102655067B (zh) * 2012-04-17 2016-12-07 温州控保电气有限公司 一种双电源型控制与保护开关电器
WO2014025102A1 (ko) * 2012-08-07 2014-02-13 현대중공업 주식회사 공회전 장치 및 이를 구비하는 회로 차단기
CN114121517A (zh) * 2021-11-04 2022-03-01 泉州市大西洋电力科技有限公司 一种开关断路器的智能控制机构
CN114121517B (zh) * 2021-11-04 2024-01-02 泉州市大西洋电力科技有限公司 一种开关断路器的智能控制机构

Also Published As

Publication number Publication date
JP2689042B2 (ja) 1997-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4186409B2 (ja) 回路しゃ断器
JP2689042B2 (ja) 回路遮断器の電気操作装置
US5014025A (en) Actuator-accessory reset arrangement for molded case circuit interrupter or electric switch
EP0978860B1 (en) Circuit breaker
EP1213739B1 (en) Electrically operating apparatus for circuit breaker
EP1515351B1 (en) Circuit breaker handle block
JP2001052589A (ja) 回路遮断器の開閉機構
US6380829B1 (en) Motor operator interlock and method for circuit breakers
US6778048B1 (en) Circuit breaker interface mechanism for bell alarm switch
US6903635B2 (en) Circuit breaker interface mechanism for auxiliary switch accessory
JP2854699B2 (ja) 真空遮断器
JP3441837B2 (ja) 開閉装置の操作機構
US5027092A (en) Tripping arrangement for molded case circuit interrupter
JP3678545B2 (ja) 開閉装置操作機構のインターロック装置
JP3785662B2 (ja) 回路しゃ断器の開閉操作機構
CN216902654U (zh) 一种脱扣装置和隔离开关
CN109545630B (zh) 一种断路器附件的操作机构、断路器附件及组合式断路器
JP2813098B2 (ja) 開閉装置の操作機構
JP3485467B2 (ja) 回路遮断器
US5023582A (en) Molded case circuit breaker compact latch asssembly
JPH0766723B2 (ja) 遮断器
JPH0568041U (ja) 遮断器
JP2589643Y2 (ja) 電動開閉装置
JPS59829A (ja) 回路遮断器
JPH0755804Y2 (ja) 遮断器

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970722

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080829

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090829

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090829

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100829

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100829

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees