JPH05216875A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH05216875A
JPH05216875A JP4017875A JP1787592A JPH05216875A JP H05216875 A JPH05216875 A JP H05216875A JP 4017875 A JP4017875 A JP 4017875A JP 1787592 A JP1787592 A JP 1787592A JP H05216875 A JPH05216875 A JP H05216875A
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JP
Japan
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end position
information
target area
target
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JP4017875A
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English (en)
Inventor
Shinichi Kobayashi
紳一 小林
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、編集対象となる領域の指定の容易な
情報処理装置を提供することを目的とする。 【構成】入力手段4から編集の対象領域の開始位置が入
力されると、領域終了位置推定手段41は編集の対象領
域の終了位置を推定するための情報7をもとにして編集
の対象領域を推定する。この場合、対象領域の定義方法
(例えば、文字列指定、行指定、対角指定)は、領域定
義方法決定手段42が、編集機能や、扱うデータの種類
に応じて決定する。 【効果】カーソルを所望の文字列の先頭から末尾まで移
動させる手間を省略できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、日本語ワードプロセッ
サなどの情報処理装置、特に文書データの一部分を編集
の対象領域として扱う情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のワードプロセッサなどの情報機器
には、文書作成をより容易とするため、また、より見や
すい文書を作成するため、文字列に対して複写や削除や
下線引きなどの編集をする機能が多く用意されている。
【0003】これらの機能の一例として、文字に下線を
引く処理の概要を図21を用いて説明する。
【0004】あらかじめ、下線を引く文字列の先頭にカ
ーソルを移動しておき、下線キーを押すと、本処理が起
動される。
【0005】まず、カーソルのある文字を領域開始位置
とする(ステップ400)。さらに、領域開始位置と同
一の位置を暫定的な領域終了位置とする(ステップ40
1)。
【0006】次に、領域開始位置から領域終了位置まで
の文字列を編集の対象領域とし、網かけ等の特殊表示す
る(ステップ402)。
【0007】次に、キー入力を受けると(ステップ40
3)、キーがカーソルキーであるか否かを判定する(ス
テップ404)。カーソルキーであると判定した場合
は、上下左右いずれかの指示された方向にカーソルを移
動させ、移動した先を新しい領域終了位置とする(ステ
ップ407)。その後、ステップ402に戻り、変更さ
れた対象領域の表示を更新する。
【0008】一方、ステップ404で、カーソルキーで
ないと判定した場合は、続いて、操作の確定処理などを
指示するための”実行”キーであるか否かを判定する
(ステップ405)。”実行”キーであると判定した場
合は、対象領域内の文字に下線を引き(ステップ40
6)、本処理を終了する。
【0009】ステップ405で、”実行”キーでないと
判定した場合は、ステップ403に戻り、キー入力待ち
となる。
【0010】このような技術については、例えば、総研
出版発行(古郡廷治著)「文字処理のための計算機科学
概論」の136ページに記載されている。
【0011】該文献には、字を削除する場合、削除する
部分の先頭文字までカーソルを動かしてからDELキー
を押し、次に削除する部分の終わりまでカーソルを動か
してリターンキーを押すと、指定した部分の削除が行わ
れると記述されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
は、編集対象とする文字列を指定する際に、カーソルを
指定する文字列の先頭から末尾まで移動させなければな
らない。該移動は、通常キーボードの操作においては、
上下方向のカーソルキーおよび左右方向のカーソルキー
を押すことにより、それを実現していたが、より操作
性、効率のよい操作方法が求められていた。
【0013】本発明の目的は、編集対象とする文字列を
指定する際に、カーソルを文字列の先頭から末尾まで移
動させなくても編集の対象領域を指定することのできる
情報処理装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたもので、その一態様としては、編集
の対象となる領域(以下「対象領域」という)の開始位
置を示す領域開始位置情報を入力する入力手段と、上記
対象領域を推定する対象領域推定手段と、上記対象領域
推定手段により推定された対象領域を変更する変更手段
と、上記対象領域推定手段の推定した対象領域と他の領
域との表示態様を異なったものとして出力する出力手段
とを備えたことを特徴とする情報処理装置が提供され
る。
【0015】この場合、特定の文字種、文字に付属した
属性情報、ケイ線、品詞情報、特定の制御情報のうちの
少なくとも一種類の情報を含んで構成される領域終了位
置推定情報を、記憶する記憶手段を有し、上記対象領域
推定手段は、上記領域開始位置情報と上記領域終了位置
推定情報とに基づき、上記対象領域を推定することが好
ましい。
【0016】また、上記対象領域推定手段は、対象領域
の定義方法として、文字列指定モードと、対角指定モー
ドと、行指定モードと、のうち少なくとも一つを有し、
文字列指定モードにおいては、上記領域開始位置と、上
記領域終了位置推定情報に基づいて推定される領域終了
位置と、の間に存在する領域を対象領域と推定し、上記
対角指定モードにおいては、上記領域開始位置と、上記
領域終了位置推定情報に基づいて推定される領域終了位
置と、を対角とする矩形領域を対象領域と推定し、上記
行指定モードにおいては、上記領域開始位置の存在する
行からと、上記領域終了位置推定情報に基づいて推定さ
れる領域終了位置が存在する行までを対象領域と推定
し、上記対象領域推定手段の上記対象領域の定義方法を
決定する領域定義方法決定手段を有することが好まし
い。
【0017】上記領域定義方法決定手段は、編集対象と
なるデータの種類、編集機能を検出し、該検出結果に対
応して上記定義方法を決定することが好ましい。
【0018】上記対象領域の終了位置にカーソルを移動
するカーソル移動手段を備えたものであってもよい。
【0019】更には、上記対象領域推定手段に対し、対
象領域の次候補の推定を指示する次候補推定指示手段を
有することが好ましい。
【0020】また、上記領域終了位置推定情報は、過去
において領域終了位置の確定に際して採用された頻度を
示す頻度属性を有し、上記対象領域推定手段は、上記属
性の値の高い領域終了位置推定情報を優先的に用いて上
記対象領域を推定し、かつ、推定した対象領域が使用者
による変更を受けたか否かに基づいて当該領域終了位置
推定情報の上記頻度属性を更新するものであってもよ
い。
【0021】
【作用】入力手段により領域の開始位置を与えられる
と、領域定義方法決定手段は、該開始位置の存在する部
分のデータの種類や編集機能の種類に基づいて領域定義
方法を、文字列指定モード、対角指定モード、行指定モ
ードのいずれにするか決定する。対象領域推定手段は、
該決定された領域定義方法に従って、領域終了位置推定
情報と該開始位置とに基づいて、対象領域を推定する。
すると、出力手段は、該対象領域の表示態様を変更し
て、他の領域と区別できるようにする。また、カーソル
移動手段は、該対象領域の終了位置にカーソルを移動す
る。そこで、必要に応じて、使用者は変更手段、次候補
推定指示手段を使用して、該対象領域が所望の領域とな
るようにする。
【0022】なお、対象領域推定手段は、頻度属性の高
い領域終了位置推定情報を用いて上記対象領域の推定を
行うと共に、該情報を用いて推定した対象領域が使用者
による変更を受けたか否か等の実績に基づいて、該頻度
属性の更新を行う。
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0024】本実施例の基本的制御構成を情報処理装置
(例えば、ワードプロセッサ)に組み入れた際のブロッ
ク図を図1に示す。
【0025】この情報処理装置は、制御手段1と、入力
手段2と、出力手段3と、対象領域推定手段4と、複数
の各種データ格納部から構成されている。
【0026】入力手段2は、文書データ9内の任意の文
字を領域指定の第一点目として入力し、領域開始位置情
報6に保持する機能を有する。
【0027】対象領域推定手段4は、領域終了位置推定
手段41および領域定義方法決定手段42を含んで構成
される。
【0028】領域定義方法決定手段42は、文書データ
9内において対象領域を推定する際の、領域の定義方法
を決定する機能を有する。該定義方法としては、文字列
指定モード、行指定モード、対角指定モードの三種類を
有しており、いずれか一つが選択される。ここで、文字
列指定モードとは、領域開始位置と領域終了位置の二点
が指定されると、該二点間の文字列を対象領域とするモ
ードである。行指定モードとは、上記領域開始位置を含
む行から、領域終了位置を含む行までの領域を対象領域
とするモードである。また、対角指定モードとは、上記
二点を対角とした矩形の領域を対象領域とするモードで
ある。但し、定義方法はこれに限定されるものではな
く、他の方法でもよい。また、逆に、これら定義方法の
全てを備えている必要はない。
【0029】さらに、該領域定義方法決定手段42は、
編集機能の種類や、扱うデータの種類に対応して領域の
定義方法を自動決定する機能を有する。例えば、下線や
網かけを文字に付けるような文字属性を変更するような
編集機能の場合は、文字列指定モードを標準としてい
る。また、ブロック編集や表作成などの二次元的なデー
タを扱う編集機能の場合は、対角指定モードを標準とし
ている。なお、本実施例では、自動設定された該定義方
法を利用者が変更可能な構成としている。該変更方法
は、後述する領域定義方法変更キーを、利用者が操作す
るたびに、文字列指定モード・行指定モード・対角指定
モードの三種類の方法を、サイクリックに変更するもの
である。但し、これに限定されるものではなく、例え
ば、三種類のメニューを表示しておき、テンキーより番
号を入力することにより選択するという方法等でもよ
い。更には、予め利用者に選択してもらい、その情報を
保持しておいてもよい。また、さらには、領域開始位置
の指定後、対象領域の定義方法の種類を表示し、その中
から選択してもらう構成としてもよい。
【0030】領域終了位置推定手段41は、例えば、特
定の文字種および文字に付属した属性情報およびケイ線
等のうち少なくとも一つから構成される領域終了位置推
定情報7をもとにして、対象領域の終了位置となりそう
な個所を推定する機能を有する。なお、当然ながら、該
推定された対象領域が所望の領域とは異なる場合には、
後述する領域変更キーや、カーソル境界移動キー等を操
作することにより、変更することが可能となっている。
【0031】該領域終了位置推定情報7の具体例を図2
に示した。
【0032】図2は、区切り文字を示したものである。
領域終了位置推定手段41は、該図2に示されているよ
うな区切り文字、例えば”。”や”?”を検出すると、
該部分を領域終了位置として推定する。そして、その直
前の文字までを対象領域とする。これらを区切り文字と
したのは、下線、網かけ、文字書体の変更等のような編
集は、通常、これらの区切り文字を超えて行うことが少
ないからである。
【0033】但し、領域終了位置推定情報7の構成はこ
れに限られるものではない。
【0034】なお、図2に示した情報を用いるのは、対
象領域の定義方法が、文字列指定モードであることが前
提となる。対角指定モード、行指定モードについては、
動作説明と併せて別途説明する規則や情報に従って推定
される。
【0035】対象領域情報8は、これらにより推定され
た領域の情報を保持するものである。
【0036】対象領域出力手段5は、対象領域情報8を
もとにして、文書データ9における対象領域を領域外と
区別できる特殊な表現方法、例えば、網かけ、破線で、
出力手段3に出力させる。
【0037】制御手段1は、入力手段2から入力された
文書情報に対して、編集校正や登録などのワープロ処理
を行い、出力手段3に出力させる機能を有している。
【0038】以上のような基本構成からなる本実施例の
情報処理装置を実現するための具体的なハードウエア構
成を示したものが図3である。
【0039】入力装置20としてはキーボード21やマ
ウス22等を、また、出力装置30としては表示ディス
プレイ31やプリンタ32などを有している。ただし、
これらに限定されるものではない。
【0040】内部記憶装置11は、メモリなどの記憶素
子からなり、その内部には、対象領域推定手段4および
対象領域出力手段5のプログラムエリアが設けられてい
る。また、領域開始位置情報6や領域終了位置推定情報
7、対象領域情報8の各保持エリア、文書データ9の保
持エリアが設けられている。
【0041】外部記憶装置12は、フロッピーディスク
やハードディスクなどからなるもので、その内部には、
領域終了位置推定情報7および文書データ9の格納部が
設けられている。
【0042】制御装置10は、上記各装置の制御および
インターフェイスをつかさどるものである。
【0043】図4は、キーボード21の盤面を示すもの
であり、編集校正機能などのワープロ処理を指示するた
めのファンクションキー群210、主に文字を入力する
ためのキー群211、数字入力のためのテンキー21
2、画面をスクロールするためのスクロールキー21
3、カーソルを移動するためのカーソルキー214など
から構成される。また、後述する終了キー、下線キー、
実行キー、領域定義方法変更キー、領域変更キー、カー
ソル境界移動キーなども割り当てられている。
【0044】但し、具体的なハードウエア構成はこれに
限定されるものではない。
【0045】ワープロ処理の全体の概要を図5を用いて
説明する。
【0046】動作開始後、制御手段1は、入力手段2か
らキー入力を受けると(ステップ100)、キーが終了
を意味するキーであるか否かを判定する(ステップ10
1)。終了を意味するキーであると判定した場合は、処
理を終了する。
【0047】一方、終了キーでなかった場合には、続い
て、カーソルキーであるか否かを判定する(ステップ1
02)。その結果、カーソルキーであると判定した場合
は、上下左右いずれかの指示された方向にカーソルを移
動させ(ステップ103)、その後、ステップ100に
戻る。
【0048】ステップ102で、カーソルキーでないと
判定した場合は、続いて、下線キーであるか否かを判定
する(ステップ104)。下線キーであると判定した場
合は、下線機能の処理に移行し(ステップ105)、下
線機能終了後、ステップ100に戻る。
【0049】ステップ104で、下線キーでないと判定
した場合は、その他の所定の機能の処理に移行し(ステ
ップ106)、該機能終了後、ステップ100に戻る。
【0050】ここでは、特に下線機能を例に取り上げて
説明しているが、特にこれに限定されるものではなく、
他の機能でも基本的には同様である。
【0051】なお、上記従来技術の説明において示した
図21のフローチャートは、該図のステップ105に相
当するものである。
【0052】本実施例における文字に下線を引く処理、
すなわち、図5のステップ105における処理を、図6
を用いて説明する。該処理(図6参照)は、従来技術
(図21参照)のステップ401の処理に代わって、ス
テップ411の処理を有する点に特徴を有する。また、
該図に示した処理は、領域終了位置推定手段41のみを
考慮し、領域定義方法は文字列指定モードであることを
前提としている。
【0053】あらかじめ、下線を引く文字列の先頭にカ
ーソルを移動しておき、下線キーを押すと、本処理が起
動される。
【0054】まず、カーソルのある文字を領域開始位置
とする(ステップ400)。さらに、領域終了位置を推
定し、カーソルを自動的に移動させる(ステップ41
1)。なお、該ステップ411における処理の詳細は後
ほど図7を用いて説明する。
【0055】次に、領域開始位置から領域終了位置まで
の文字列を編集の対象領域とし、特殊表示する(ステッ
プ402)。この特殊表示は、対象領域出力手段5が、
ワープロの文字修飾表示などで使われている技術を利用
し、出力手段3を介して行う。つまり、文字のドットパ
ターンと特定のパターンとの論理和または論理積または
排他論理和をとり、その結果のパターンを出力すること
により他の文字と区別することができる。
【0056】次に、入力手段2からキー入力を受けると
(ステップ403)、キーがカーソルキーであるか否か
を判定する(ステップ404)。カーソルキーであると
判定した場合は、上下左右いずれかの指示された方向に
カーソルを移動させ、移動した先を新しい領域終了位置
とする(ステップ407)。その後、ステップ402に
戻り、変更された対象領域の表示を更新する。
【0057】一方、ステップ404で、カーソルキーで
ないと判定した場合は、続いて、操作の確定処理などを
指示するための”実行”キーであるか否かを判定する
(ステップ405)。”実行”キーであると判定した場
合は、対象領域内の文字に下線を引き(ステップ40
6)、本処理を終了して、図5のステップ100に復帰
する。
【0058】ステップ405で、”実行”キーでないと
判定した場合は、ステップ403に戻り、キー入力待ち
となる。
【0059】次に、ステップ411の処理を図7を用い
て詳細に説明する。
【0060】図6のステップ400で与えられている領
域開始位置を、Sとする(ステップ4100)。また、
領域開始位置の文字を領域終了位置の仮の候補、つま
り、領域終了位置仮候補Tとする(ステップ410
1)。
【0061】次に、領域開始位置Sと領域終了位置仮候
補Tが同一の行にあるか否かを判定する(ステップ41
02)。同一行にあると判定した場合は、領域終了位置
仮候補Tの次の文字を判断対象文字Uとおく(ステップ
4103)。そして、領域終了位置推定情報7に基づい
て該判断対象文字Uを領域終了位置とするか否かを判定
する(ステップ4104〜4107)。
【0062】具体的には、まず、該判断対象文字Uが区
切り文字(図2参照)であるかを判定する(ステップ4
104)。該判断対象文字Uが区切り文字であると判定
した場合は、領域終了位置仮候補Tを領域終了位置とし
(ステップ4105)、本処理を終了する。
【0063】ステップ4104で、判断対象文字Uは区
切り文字でないと判定した場合は、続いて、該判断対象
文字Uは文字ケイ線であるか否か、また、判断対象文字
Uの位置にケイ線が存在するか、否かを判定する(ステ
ップ4106)。いずれかに該当する場合には、領域終
了位置仮候補Tを領域終了位置とし(ステップ410
5)、本処理を終了する。
【0064】ステップ4106で、ケイ線でないと判定
した場合は、続いて、領域終了位置仮候補Tと、判断対
象文字Uとの、文字修飾(例えば、アンダーライン、網
かけ)が異なるか否かを判定する(ステップ410
7)。文字修飾が異なると判定した場合は、領域終了位
置仮候補Tを領域終了位置とし(ステップ4105)、
本処理を終了する。
【0065】ステップ4107で、文字修飾が異ならな
いと判定した場合は、領域終了位置仮候補Tの次の文
字、すなわちその時点での判断対象文字Uを、新しい領
域終了位置仮候補Tとし(ステップ4108)、ステッ
プ4102に戻る。
【0066】ステップ4102で、領域開始位置Sと領
域終了位置仮候補Tが同一の行にないと判定した場合
は、探索条件を満足しなかったということで、便宜上領
域開始位置Sのある行の行末の文字を領域終了位置と
し、本処理を終了する。あるいは、このとき、探索条件
を緩和するなどしてもよい。
【0067】以上、図6、図7を用いて説明した処理を
実行することにより、対象領域の第一点目すなわち開始
位置、にカーソルを移動し目的の編集キーを押すと、推
定された対象領域の第二点目、すなわち推定された領域
終了位置にカーソルが移動される。従って、カーソルを
移動する手間を省くことができる。もちろん、利用者の
意に反する場合は、カーソルを移動できるので変更可能
である。少なくとも、従来の領域開始位置と同一の位置
を暫定的な領域終了位置としていた場合より、カーソル
を移動させる距離を短縮できる確率が向上する。
【0068】次に、領域定義方法決定手段42による定
義方法の変更をも含めた処理を図8を用いて説明する
(注:図6に示した処理は、領域定義方法として、文字
列指定モードを前提としていた。)。また、該図8に示
した処理は、使用者が終了位置の次候補の提示を要求で
きる点にも特徴を有するものである。
【0069】あらかじめ、下線を引く文字列の先頭にカ
ーソルを移動しておき、下線キーを押すと、本処理が起
動される。
【0070】まず、カーソルのある文字を領域開始位置
とする(ステップ420)。
【0071】次に、領域定義方法を、文字列指定モー
ド、行指定モード、対角指定モードのうちのいずれにす
るかを決定する(ステップ421)。本実施例において
は、上述したとおり、領域定義方法決定手段42が編集
機能の種類や扱うデータの種類に応じて自動決定する。
【0072】続いて、領域終了位置を推定し、カーソル
を自動的に移動させる(ステップ422)。
【0073】次に、ステップ421で決定された領域定
義方法にしたがって、領域開始位置と領域終了位置とで
指定される領域を対象領域とし、網かけ、破線等の特殊
表示を行う(ステップ423)。
【0074】次に、入力手段2からキー入力を受けると
(ステップ424)、キーがカーソルキーであるか否か
を判定する(ステップ425)。カーソルキーであると
判定した場合は、上下左右いずれかの指示された方向に
カーソルを移動させ、移動した先を新しい領域終了位置
とする(ステップ426)。その後、ステップ423に
戻り、変更された対象領域の表示を更新する。
【0075】ステップ425で、カーソルキーでなかっ
た場合には、続いて、領域の定義方法を変更するための
キーであるか否かを判定する(ステップ427)。領域
定義方法変更キーであると判定した場合は、領域定義方
法を変更し(ステップ428)、ステップ423に戻
り、新たな領域定義方法に従って対象領域の特殊表示を
更新する。
【0076】ステップ427で、領域定義方法変更キー
でないと判定した場合は、続いて、対象領域を変更する
ためのキーであるか否かを判定する(ステップ42
9)。領域変更キーであると判定した場合は、領域終了
位置の別の候補を推定し、カーソルを自動的に移動させ
る(ステップ430)。別候補推定にあたっては、現在
の領域終了位置候補から文末方向に探索するのが一般的
である。その後、ステップ423に戻り、変更された対
象領域の表示を更新する。
【0077】ステップ429で、領域変更キーでないと
判定した場合は、続いて、処理を確定させるための実行
キーであるか否かを判定する(ステップ431)。実行
キーであると判定した場合は、対象領域内の文字に下線
を引き(ステップ432)、本処理を終了して、図5の
ステップ100に復帰する。
【0078】なお、ステップ431で、実行キーでない
と判定した場合は、ステップ424に戻り、キー入力待
ちとなる。
【0079】領域定義方法が対角指定モードである場合
(図8のステップ421参照)の領域終了位置推定処理
を図9を用いて説明する。なお、該処理は図8のステッ
プ422に該当するものである。
【0080】図8のステップ420において与えられる
領域開始位置をSとする(ステップ4200)。領域開
始位置Sのある行の行末の文字の桁数を最大桁数Rとす
る(ステップ4201)。また、領域開始位置Sのある
行の次の行を判断対象行Lとする(ステップ420
2)。
【0081】まず、判断対象行Lに文字が存在するか否
かを判定する(ステップ4203)。判断対象行Lに文
字がまったく存在しないと判定した場合は、判断対象行
Lの1行前の行のR桁を領域終了位置とし、該位置にま
でカーソルを移動させて(ステップ4204)、本処理
を終了する。そして、図8のステップ423に復帰す
る。
【0082】また、判断対象行Lに存在する文字が空白
か制御文字だけの場合も(ステップ4205で判定)、
判断対象行Lの1行前の行の時点での最大桁数Rの位置
を領域終了位置とし、該位置にまでカーソルを移動させ
て(ステップ4204)、本処理を終了する。そして、
図8のステップ423に復帰する。
【0083】ステップ4203およびステップ4205
で、判断対象行Lに何らかの有意味な文字があると判定
した場合は、続いて、対象領域のその時点での最大桁数
Rより、判断対象行Lの行末の文字の桁数の方が大きい
か否かを判定する(ステップ4206)。その時点での
最大桁数Rより大きいと判定した場合は、判断対象行L
の行末の文字の桁数を新しい最大桁数Rとする。そし
て、判断対象行Lの次の行を新しい判断対象行Lとし
(ステップ4208)、ステップ4203に戻り同様の
操作を繰り返す。
【0084】次に、領域定義方法が行指定モードである
場合(図8のステップ421参照)の領域終了位置推定
処理を図10を用いて説明する。なお、該処理は図8の
ステップ422に該当するものである。
【0085】図8のステップ420において与えられる
領域開始位置をSとする(ステップ4300)。領域開
始位置Sのある行を終了行の候補、つまり仮終了行Mと
する(ステップ4301)。また、領域開始位置Sのあ
る行の次の行を判断対象行Pとする(ステップ430
2)。
【0086】まず、判断対象行Pに文字が存在するか否
かを判定する(ステップ4303)。判断対象行Pに文
字がまったく存在しないと判定した場合は仮終了行Mを
領域終了位置とし、該位置にまでカーソルを移動させて
(ステップ4304)、本処理を終了する。そして、図
8のステップ423に復帰する。
【0087】また、判断対象行Pに存在する文字が空白
か制御文字だけの場合も(ステップ4305で判定)、
仮終了行Mを領域終了位置とし、該位置にまでカーソル
を移動させて(ステップ4304)、本処理を終了す
る。そして、図8のステップ423に復帰する。
【0088】ステップ4303およびステップ4305
で、判断対象行Pに何らかの有意味な文字があると判定
した場合は、判断対象行Pを新しい仮終了行Mとする
(ステップ4306)。更に、仮終了行Mの次の行を新
しい判断対象行Pとし(ステップ4307)、ステップ
4303に戻る。そして、この後も同様の処理を繰り返
す。
【0089】このように、行指定モードにおいては領域
終了位置が決定した場合、領域開始位置のある行から領
域終了位置の行までのすべての行が選択された対象領域
となる。なお、行指定モードで文字データを扱う場合
は、対象領域として決定された行に含まれるすべての文
字が対象となる。
【0090】以上説明してきた領域指定を、画面の表示
状態を示す図を用いて更に具体的に説明する。
【0091】文字列指定モードにおける領域終了位置推
定手段41の処理の推移に応じた表示画面の様子を、図
11〜図13を用いて説明する。
【0092】図11は、図7のステップ4104におい
て、区切り文字を認識した場合の例である。
【0093】図11(1)では、“出張報告”の文字
“出”にカーソルがある状態を示している。この状態
で、下線キーを入力すると、まず、“出”を領域開始位
置Sとする。該領域開始位置Sに最も近い区切り文字
は、同一行の“出張報告”の後の改行を意味する制御文
字(これ以降単に、「改行マーク」という)であるの
で、その直前の文字“告”を領域終了位置と推定する。
これにより、領域開始位置“出”から領域終了位置
“告”までの文字“出張報告”が対象領域となる。そし
て、領域終了位置にカーソルを移動したものが図11
(2)の状態である。ここで、実行キーを入力すれば、
対象領域“出張報告”に下線が引かれ、図11(3)の
状態になる。
【0094】図12は、区切り文字ではなく、図7のス
テップ4106において、ケイ線を認識した場合の例で
ある。
【0095】図12(1)では、“特許の名称”の文字
“特”にカーソルがある状態を示している。この状態
で、明朝体からゴシック体に変更するための書体変更キ
ーを入力すると、まず、“特”を領域開始位置Sとす
る。該領域開始位置Sから右方向に探索していくと文字
“称”の次にケイ線を見つけることができる。よって、
文字“称”を領域終了位置と推定する。これにより、領
域開始位置“特”から領域終了位置“称”までの文字
“特許の名称”が対象領域となる。そして、領域終了位
置にカーソルを移動したものが図12(2)の状態であ
る。ここで、実行キーを入力すれば、対象領域“特許の
名称”をゴシック体に変換し、図12(3)の状態にな
る。
【0096】図13は、図7のステップ4107におい
て、文字修飾の違いを認識した場合の例である。なお、
文字修飾とは一般に、下線や網かけなどを指すが、本実
施例では、文字角や書体などの文字に付いた属性も含め
て広く考えている。
【0097】図13(1)では、“LAN”の文字“L”に
カーソルがある状態を示している。この状態で、下線キ
ーを入力すると、まず、“L”を領域開始位置Sとす
る。該“L”は、半角文字であり、そこから右方向に異
なる属性文字を探索していくと文字“N”の次に全角の
文字“に”を見つけることができる。よって、文字
“N”を領域終了位置と推定する。これにより、領域開
始位置S、つまり“L”から領域終了位置“N”までの文
字“LAN”が対象領域となる。そして、領域終了位置に
カーソルを移動したものが図13(2)の状態である。
ここで、実行キーを入力すれば、対象領域“LAN”に下
線を引き、図13(3)の状態になる。
【0098】次に、対角指定モードにおける領域終了位
置推定手段41の処理に応じた表示画面の推移の様子を
図14を用いて説明する。
【0099】図14(1)において、“文字コード 使
用可否 注意事項”の文字“文”を領域開始位置Sとす
る。この行の行末の改行マークのある桁の桁数を最大桁
数Rとする。次の行の行末文字の桁位置は最大桁数Rよ
り大きいので、“右寄せ 使用可 そろえの部分が空白
に置き換わる。”の後の改行マークの桁位置(の桁数)
を新しい最大桁数Rする。さらに次々と行末の桁位置を
比較し、大きいもの最大桁数Rとしてゆく。これを、有
意味な文字がなくなるまで繰り返す。こうして、最後の
有意味な文字が存在する行“枠あけ 使用不可 文字が
ずれる。”のR桁目が領域終了位置となり、領域開始位
置と領域終了位置の二点で決定される矩形領域を対角の
対象領域とする。図14(2)は、対象領域の境界にケ
イ線を引いた状態を示している。図14(3)は、さら
にこのあと、ケイ線機能を利用して、内部のケイ線を引
き終えた状態を示している。
【0100】図15は、領域変更キーを利用して対象領
域の推定誤りに対処する処理(図8参照)の推移を示し
た一例である。
【0101】図15(1)では、“移動・複写”の先頭
文字“移”にカーソルがある状態を示している。この状
態で、下線キーを入力すると、まず、“移”を領域開始
位置Sとする。領域開始位置Sに最も近い区切り文字
は、同一行の“移動・複写”の文字“・”であるので、
その直前の文字“動”を領域終了位置と推定する。これ
により、領域開始位置S、すなわち“移”から、領域終
了位置、すなわち“動”までの文字列“移動”が対象領
域となる。そして、領域終了位置にカーソルを移動した
ものが図15(2)の状態である。
【0102】しかし、実は、利用者は対象領域として
“移動”を希望していたとする。
【0103】この状態で、領域変更キーを入力すると、
領域終了位置の別の候補を推定する。この場合、次の区
切り文字は、“移動・複写は、よく”の後にある“、”
である。そのため該“、”の直前の文字“は”を領域終
了位置と推定する。これにより、領域開始位置の“移”
から、新たな領域終了位置の“は”までの間にある“移
動・複写は”が対象領域となる。そして、領域終了位置
にカーソルを移動したものが図15(3)の状態であ
る。
【0104】しかし、希望する対象領域“移動・複写”
とは未だ異なっているので、左方向のカーソルキーを入
力して、カーソルを“移動・複写は、よく”の文字
“写”に移動する。これにより、“移動・複写”を対象
領域とすることができる(図15(4)参照)。
【0105】ここで、実行キーを入力すれば、対象領域
“移動・複写”に下線が引かれ、図15(5)の状態に
なる。
【0106】次に、領域定義方法の違いによる対象領域
の差を図16〜図18を用いて説明する。
【0107】なお、ここでは“出張者: 小林 一郎”
の先頭文字“出”を領域開始位置Sとし、“出張先:
関西事業本部”の文字“先”を領域終了位置とする。
【0108】図16は、文字列指定モードの場合であ
る。該モードでは、図16(2),(3)に示されてい
るように領域開始位置と、領域終了位置との間に位置す
る文字列全てが対象領域となっている。
【0109】図17は、対角指定モードの場合である。
該モードでは、図17(2),(3)に示されているよ
うに領域開始位置と、領域終了位置とを対角とする矩形
領域のみが対象領域となっている。
【0110】図18は、行指定モードの場合である。該
モードでは、図18(2),(3)に示すように、該領
域開始位置、領域終了位置が当該行内においてどこの位
置(桁)にあるかに関わらず、領域開始位置の存在する
行から領域終了位置の存在する行までの全ての部分が対
象領域となっている。
【0111】このように、領域開始位置と領域終了位置
は同じでも、領域定義方法が異なれば、対象領域も異な
ることが理解できる。
【0112】なお、図8のステップ424において、領
域定義方法変更キーを入力すれば、図16(2)の状態
から図17(2)の状態へと、あるいは図17(2)の
状態から図18(2)の状態へとサイクリックに、対象
領域を変更することができる。
【0113】以上説明したように、本実施例では、領域
の開始位置が与えられると、領域終了位置推定情報をも
とにして領域終了位置を推定するため、カーソルを文字
列の先頭から末尾まで移動させる手間を省略することが
できる。また、編集機能や扱うデータの種類により対象
領域の定義方法を自動設定するため、操作は、より容易
且つ効率よく行うことができる。
【0114】また、本実施例では、区切り文字等に基づ
いて、つまり単純な字面だけに基づいて判定を行ってい
るが、形態素解析や構文解析技術を利用すれば、より精
密な区切り位置を判定できる。例えば、図15と同じ文
章に該手法を適用した場合を図19に示す。該手法で
は、まず、図19(2)のように文章を品詞ごとに単語
を分解する。これにより、“移動・複写”を名詞と名詞
とを中点で結んだ複合名詞として扱い、“移動・複写”
を一つのかたまりとみなすことができる。つまり、図1
5の場合には、対象領域候補“移動”の次候補は“移動
・複写は”であったが、この例のように字句解析を利用
すれば、“移動・複写”を次候補とすることが可能とな
る。
【0115】本実施例では、領域終了位置推定情報7を
制御部と分離して、外部記憶装置12に保持している。
そのため、該領域終了位置推定情報7は、極めて独立性
に富んでおり、データの内容の変更にも十分対応のとれ
る構造となっている。また、システムの拡張にも柔軟性
がある。
【0116】さらに、上記領域終了位置推定情報7につ
いては、学習機能を持たせることにより、領域終了位置
推定情報7のデータの内容を変更し、判定の確率を高め
ることも可能である。これを実現するには、例えば、図
8のステップ430で別の候補を探すときに、前の候補
が拒否されたという情報を保持しておけばよい。図2の
ような区切り文字を領域終了位置推定情報とした場合、
文字ごとに拒否された頻度や、受理された頻度を保持し
ておくことにより、より受理されやすい第一候補を推定
することが可能となる。
【0117】上記実施例では、領域の終了位置の推定
を、区切り文字、ケイ線、文字修飾に着目して行ってい
るが、これ以外にも文字種別の違いを利用した推定方法
が考えられる。この場合には、各文字毎に定められてい
る区・点コード(図20参照)を、該領域終了位置推定
情報7とする。各文字種は区・点コードで定義されてい
るので、領域開始位置から文字の区・点コードを見てい
き、字種の変わり目までを対象領域とする。この判断を
追加すると、より細かい領域を扱うことになるので、領
域終了位置の第一候補を見つけるために利用するより
は、対象領域の次候補を見つける際に利用するとより効
果が期待できる。
【0118】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による情報
処理装置は、編集の対象領域の開始位置が与えられる
と、特定の文字種等の情報をもとにして編集の対象領域
を推定し、カーソルを該推定した位置まで移動させるの
で、カーソルを文字列の先頭から末尾まで移動させる手
間を省略することができ、使い勝手が向上する。また編
集機能や扱うデータの種類に応じて編集の対象領域の定
義方法を自動的に決定するため操作がより容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の基本的制御構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本実施例の領域終了位置推定情報の一例を示す
図である。
【図3】本発明の一実施例の情報処理装置を実現するた
めの具体的ハードウエア構成を示すブロック図である。
【図4】本実施例のキーボードの盤面を示す説明図であ
る。
【図5】本実施例のワープロ処理の概要を示したフロー
チャートである。
【図6】本実施例の文字に下線を引く処理の概要を示し
たフローチャートである。
【図7】文字列指定モードにおける領域終了位置推定手
段41の処理の概要を示したフローチャートである。
【図8】領域定義方法決定機能と対象領域の次候補選択
機能のある下線を引く処理の概要を示したフローチャー
トである。
【図9】対角指定モードにおける領域終了位置推定手段
41の処理の概要を示したフローチャートである。
【図10】行指定モードにおける領域終了位置推定手段
41の処理の概要を示したフローチャートである。
【図11】文字列指定モードにおいて、区切り文字を認
識して領域終了位置を推定する推移を示す表示の例であ
る。
【図12】文字列指定モードにおいて、ケイ線を認識し
て領域終了位置を推定する推移を示す表示の例である。
【図13】文字列指定モードにおいて、文字修飾の違い
を認識して領域終了位置を推定する推移を示す表示の例
である。
【図14】対角指定モードにおいて、領域終了位置を推
定する推移を示す表示の例である。
【図15】領域変更キーを利用して対象領域の推定誤り
に対処する表示の例である。
【図16】文字列指定モードにおいて、対象領域となる
領域を示した図である。
【図17】対角指定モードにおいて、対象領域となる領
域を示した図である。
【図18】行指定モードにおいて、対象領域となる領域
を示した図である。
【図19】字句解析利用して領域終了位置を推定する処
理を示す説明図である。
【図20】領域終了位置推定情報の一例を示す図であ
る。
【図21】従来の技術の文字に下線を引く処理の概要を
示したフローチャートである。
【符号の説明】
1…制御手段、2…入力手段、3…出力手段、4…対象
領域推定手段、5…対象領域出力手段、6…領域開始位
置情報、7…領域終了位置推定情報、8…対象領域情
報、9…文書データ、10…制御装置、11…内部記憶
装置、12…外部記憶装置、20…入力装置、21…キ
ーボード、22…マウス、30…出力装置、31…表示
ディスプレイ、32…プリンタ、41…領域終了位置推
定手段、42…領域定義方法決定手段、L…判断対象
行、M…仮終了行、P…判断対象行、R…最大桁数、S
…領域開始位置、T…仮候補、U…判断対象文字。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】編集の対象となる領域(以下「対象領域」
    という)の開始位置を示す領域開始位置情報を入力する
    入力手段と、 上記対象領域を推定する対象領域推定手段と、 上記対象領域推定手段により推定された対象領域を変更
    する変更手段と、 上記対象領域推定手段の推定した対象領域と他の領域と
    の表示態様を異なったものとして出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】特定の文字種、文字に付属した属性情報、
    ケイ線、品詞情報、特定の制御情報のうちの少なくとも
    一種類の情報を含んで構成される領域終了位置推定情報
    を、記憶する記憶手段を有し、 上記対象領域推定手段は、上記領域開始位置情報と上記
    領域終了位置推定情報とに基づき、上記対象領域を推定
    すること、 を特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】上記対象領域推定手段は、対象領域の定義
    方法として、文字列指定モードと、対角指定モードと、
    行指定モードと、のうち少なくとも一つを有し、 文字列指定モードにおいては、上記領域開始位置と、上
    記領域終了位置推定情報に基づいて推定される領域終了
    位置と、の間に存在する領域を対象領域と推定し、 上記対角指定モードにおいては、上記領域開始位置と、
    上記領域終了位置推定情報に基づいて推定される領域終
    了位置と、を対角とする矩形領域を対象領域と推定し、 上記行指定モードにおいては、上記領域開始位置の存在
    する行からと、上記領域終了位置推定情報に基づいて推
    定される領域終了位置が存在する行までを対象領域と推
    定し、 上記対象領域推定手段の上記対象領域の定義方法を決定
    する領域定義方法決定手段を有すること、 を特徴とする請求項1または2記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】上記領域定義方法決定手段は、編集対象と
    なるデータの種類、編集機能を検出し、該検出結果に対
    応して上記定義方法を決定することを特徴とする請求項
    3記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】上記対象領域の終了位置にカーソルを移動
    するカーソル移動手段を備えたことを特徴とする請求項
    1、2記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】上記対象領域推定手段に対し、対象領域の
    次候補の推定を指示する次候補推定指示手段を有するこ
    と、 を特徴とする請求項1、2または3記載の情報処理装
    置。
  7. 【請求項7】上記領域終了位置推定情報は、過去におい
    て領域終了位置の確定に際して採用された頻度を示す頻
    度属性を有し、 上記対象領域推定手段は、上記属性の値の高い領域終了
    位置推定情報を優先的に用いて上記対象領域を推定し、
    かつ、推定した対象領域が使用者による変更を受けたか
    否かに基づいて当該領域終了位置推定情報の上記頻度属
    性を更新すること、 を特徴とする請求項1、2、3または6記載の情報処理
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016162345A (ja) * 2015-03-04 2016-09-05 日本電信電話株式会社 マーキング支援方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016162345A (ja) * 2015-03-04 2016-09-05 日本電信電話株式会社 マーキング支援方法

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