JPH05216644A - レコード編集装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】レコード編集を行う際、それぞれの項目を把握
せずに処理できることから、プログラムの開発／保守工
数を削減させる。 【構成】入力手段１−１で、定義コマンドを入力し、そ
の情報をキーワード／値に分解／解析する。定義情報管
理手段１−２で、各管理情報の項目と管理情報レコード
上の位置、桁数等のレコードを構成するのに必要な情報
を定義項目情報ファイルに登録／管理する。定義項目情
報読み込み手段１−３で、定義項目情報ファイル１−２
を読み込み、定義項目情報テーブルに格納する。管理情
報レコード生成手段１−４で、入力手段１−１で得られ
た定義コマンドの内容と、定義項目情報テーブルとを照
らし合わせ、その情報により管理情報レコード生成を行
い、情報管理ファイル１−５に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は定義情報によるレコード
編集装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、定義コマンドの内容により、管理
情報ファイルの登録／更新を行うのに、定義コマンドに
より指定されたキーワードを判定して、キーワードに対
応する管理情報レコード中の項目に値を編集するという
処理をキーワード単位で作成していた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】この従来のレコード編
集方式では、定義コマンドのキーワードを判定して値を
編集しているために、キーワード単位の処理を作成する
必要があり、また、キーワードの変更／追加に対して、
キーワード判定／編集処理を変更／追加する必要があ
り、プログラムの開発／保守工数がかかるという問題点
があった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明のレコード編集装
置は、定義コマンドを入力し、分解／解析を行う入力手
段と、各管理情報の項目と、管理情報レコード上の位
置、桁数等を定義項目情報ファイルに登録／管理する定
義情報管理手段と、前記定義項目情報ファイル読み込
み、定義項目情報テーブルに格納する定義項目情報読み
込み手段と、前記入力手段から得られた定義コマンド情
報と前記定義項目情報テーブルとを照合し、管理情報レ
コード生成を行い情報管理ファイルに出力する管理情報
レコード生成手段とを有することを特徴とする。

【０００５】

【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。

【０００６】図１は本発明の一実施例を示すブロック図
であり、レコード編集装置入力手段１−１と、定義情報
管理手段１−２と、レコード情報読み込み手段１−３お
よび管理情報レコード生成手段１−４により構成され
る。

【０００７】入力手段１−１は、定義コマンドを入力
し、その情報をキーワード値に分解し、それらの解析を
行う。

【０００８】定義情報管理手段１−２は、各管理情報の
項目と、管理情報レコード上の位置、桁数等のレコード
を構成するのに必要な情報を定義項目情報ファイルに登
録し、管理する。

【０００９】定義項目情報読み込み手段１−３は、定義
項目情報ファイル１−２を読み込み、定義項目情報テー
ブルへの格納を行う。

【００１０】管理情報レコード生成手段１−４は、入力
手段１−１で得られた定義コマンドの内容と、定義項目
情報読み込み手段１−３から得られた定義項目情報テー
ブルとを照らし合わせ、その情報により管理情報レコー
ド生成を行い、情報管理ファイル１−５に出力する。

【００１１】次に図２を用いて本発明によるレコード編
集例を説明する。

【００１２】今、定義２−１の指示１のパラメータ、指
示２のパラメータをそれぞれレコード編集するという処
理を考える。

【００１３】入力手段１−１は定義２−１を入力し、個
々のキーワードと値（Ｐ１，Ｋ１，Ｐ１１，Ｋ２，Ｐ１
２，………）に分解し、それぞれの桁数、属性等の解析
を行う。

【００１４】また、定義情報管理手段１−２は、定義項
目情報ファイル２−２で示すように、各項目（Ｐ１，Ｐ
２，Ｋ１，Ｋ２，………）の桁数、管理情報レコード上
の位置および格納方法等の必要情報を予め定義項目情報
ファイルに登録しておく。格納方法には、値をそのまま
格納、キーワードと値をセットにして格納、キーワード
により値を編集して格納などの情報をＩＤ化して登録し
ておく。

【００１５】まず、定義項目情報読み込み手段１−３
は、定義項目情報ファイル２−２を読み込み、定義項目
情報テーブル２−３に格納する。

【００１６】管理情報レコード生成手段１−４は、定義
したパラメータのうちレコード編集する項目（Ｐ１，Ｐ
２，Ｋ１，Ｋ２，………）を定義項目情報テーブル２−
３より検索し、桁数、位置、格納方法等の情報により、
管理情報ファイル２−４に格納する。

【００１７】管理情報レコード生成手段１−４による管
理情報ファイル２−４の生成方式を具体的に例をあげる
と、例えば、パラメータＰ１は指定されたものをそのま
ま情報管理レコードのＡの位置に、キーワードＫ１で指
定された値（Ｐ１１，Ｐ２１）はその値のみをＢの位置
に、また、キーワードＫ２で指定された値（Ｐ１２，Ｐ
２２）は値の前にキーワードを付けて編集してＣの位置
に格納を行う。

【００１８】

【発明の効果】本発明により、レコード編集を行う時、
各レコード単位に編集処理を作成する必要がなく、項目
を変更した場合であっても、レコード編集のプログラム
を変更する必要がなく、それぞれの項目を把握していな
くてもレコード編集を行えるため、プログラムの開発／
保守工数の削減が期待できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。

【図２】本発明におけるレコード編集例を示す図であ
る。

【符号の説明】

１−１ 入力手段 １−２ 定義情報管理手段 １−３ 定義項目情報読み込み手段 １−４ 管理情報レコード生成手段 １−５ 情報管理ファイル

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 定義コマンドを入力し、分解／解析を行
   う入力手段と、 各管理情報の項目と、管理情報レコード上の位置、桁数
   等を定義項目情報ファイルに登録／管理する定義情報管
   理手段と、 前記定義項目情報ファイル読み込み、定義項目情報テー
   ブルに格納する定義項目情報読み込み手段と、 前記入力手段から得られた定義コマンド情報と前記定義
   項目情報テーブルとを照合し、管理情報レコード生成を
   行い情報管理ファイルに出力する管理情報レコード生成
   手段とを有することを特徴とするレコード編集装置。