JPH05216508A - 制御装置の異常検出方式 - Google Patents
制御装置の異常検出方式Info
- Publication number
- JPH05216508A JPH05216508A JP4009615A JP961592A JPH05216508A JP H05216508 A JPH05216508 A JP H05216508A JP 4009615 A JP4009615 A JP 4009615A JP 961592 A JP961592 A JP 961592A JP H05216508 A JPH05216508 A JP H05216508A
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- Japan
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- execution
- control
- control command
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- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
- Programmable Controllers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 制御装置の誤動作を未然に防ぐことにより、
高信頼性の制御装置を提供する。 【構成】 コマンド実行部２は中央制御部３より受信し
た実行待ち制御コマンドＣｊを実行する前に、前回実行
を完了した実行済制御コマンドＣｉに移るための移行条
件Ｔｉ，ｊが、メカ部３から出力される状態信号Ｓと一
致しているかどうかチェックする。一致していなければ
異常を中央制御部１へ通知し、制御コマンド実行前に異
常を検出する。
高信頼性の制御装置を提供する。 【構成】 コマンド実行部２は中央制御部３より受信し
た実行待ち制御コマンドＣｊを実行する前に、前回実行
を完了した実行済制御コマンドＣｉに移るための移行条
件Ｔｉ，ｊが、メカ部３から出力される状態信号Ｓと一
致しているかどうかチェックする。一致していなければ
異常を中央制御部１へ通知し、制御コマンド実行前に異
常を検出する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は制御装置の異常検出方式
に関し、特に制御コマンドが正常に実行されたかどうか
を検出する方式に関する。
に関し、特に制御コマンドが正常に実行されたかどうか
を検出する方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、中央制御部と、中央制御部から受
信した制御コマンドを実行するコマンド実行部とで構成
される制御装置において、コマンド実行部が制御コマン
ドを実行する前に該制御コマンドの実行条件をチェック
し異常を検出すると中央制御部へ通知し誤動作を検出し
ていた。
信した制御コマンドを実行するコマンド実行部とで構成
される制御装置において、コマンド実行部が制御コマン
ドを実行する前に該制御コマンドの実行条件をチェック
し異常を検出すると中央制御部へ通知し誤動作を検出し
ていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来の制御装置の
異常検出方式では、現在受信した制御コマンドの実行条
件が正常でありさえすれば、前回実行の制御コマンドが
正常又は異常終了したかを感知せず、現在受信した制御
コマンドを実行するため、該コマンドの実行によって誤
動作を引き起こしてしまうという危険性がある。
異常検出方式では、現在受信した制御コマンドの実行条
件が正常でありさえすれば、前回実行の制御コマンドが
正常又は異常終了したかを感知せず、現在受信した制御
コマンドを実行するため、該コマンドの実行によって誤
動作を引き起こしてしまうという危険性がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の制御装置の異常
検出方式は、制御シーケンスを完遂するための一連の制
御コマンド群を中央制御部がコマンド実行部に送出して
実行させる制御装置の異常検出方式において、前記コマ
ンド実行部は実行済みコマンドの次に実行待ちコマンド
を実行するための移行条件を格納した移行条件テーブル
を備え、前記中央制御部から受けた制御コマンドを前記
実行持ちコマンドとして前回実行した制御コマンドを前
記実行済みコマンドとした前記移行条件を検索し、当該
移行条件が満足されていれば当該中央制御部から受けた
制御コマンドを実行し満足されていなければ前記中央制
御部に異常を通知することを特徴とする。
検出方式は、制御シーケンスを完遂するための一連の制
御コマンド群を中央制御部がコマンド実行部に送出して
実行させる制御装置の異常検出方式において、前記コマ
ンド実行部は実行済みコマンドの次に実行待ちコマンド
を実行するための移行条件を格納した移行条件テーブル
を備え、前記中央制御部から受けた制御コマンドを前記
実行持ちコマンドとして前回実行した制御コマンドを前
記実行済みコマンドとした前記移行条件を検索し、当該
移行条件が満足されていれば当該中央制御部から受けた
制御コマンドを実行し満足されていなければ前記中央制
御部に異常を通知することを特徴とする。
【０００５】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００６】図１は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。
る。
【０００７】中央制御部１は、制御シーケンスを完遂す
るための一連の制御コマンド群Ｃｎをコマンド実行部２
へ送る。コマンド実行部２は、受信した制御コマンド群
Ｃｎに従って、あらかじめ定められた制御シーケンスに
よりメカ部（機構部）３を動作させ、各制御コマンドＣ
ｎに対する応答信号Ａｎをそれぞれ中央制御部１へ送出
する。メカ部３はコマンド実行部２からの動作指令信号
Ｍによりアクチュエータ群３１を動作させ、動作状態を
表わすセンサ群３２の状態信号Ｓをコマンド実行部２へ
渡す。
るための一連の制御コマンド群Ｃｎをコマンド実行部２
へ送る。コマンド実行部２は、受信した制御コマンド群
Ｃｎに従って、あらかじめ定められた制御シーケンスに
よりメカ部（機構部）３を動作させ、各制御コマンドＣ
ｎに対する応答信号Ａｎをそれぞれ中央制御部１へ送出
する。メカ部３はコマンド実行部２からの動作指令信号
Ｍによりアクチュエータ群３１を動作させ、動作状態を
表わすセンサ群３２の状態信号Ｓをコマンド実行部２へ
渡す。
【０００８】図２は、コマンド実行部２に設けられたコ
マンドから次のコマンドへの移行条件テーブル２１であ
り、現在実行しようとする実行待ち制御コマンドをＣｊ
（ｊ＝１〜ｎ但しｎは制御コマンドの数）とし、既に実
行を完了した前回の実行済制御コマンドをＣｉ（ｉ＝１
〜ｎ）としたとき、制御コマンドＣｉからＣｊへの移行
条件をＴｉ，ｊとした場合を示している。
マンドから次のコマンドへの移行条件テーブル２１であ
り、現在実行しようとする実行待ち制御コマンドをＣｊ
（ｊ＝１〜ｎ但しｎは制御コマンドの数）とし、既に実
行を完了した前回の実行済制御コマンドをＣｉ（ｉ＝１
〜ｎ）としたとき、制御コマンドＣｉからＣｊへの移行
条件をＴｉ，ｊとした場合を示している。
【０００９】次に本発明の動作について説明する。
【００１０】中央制御部１は、コマンド実行部２が制御
コマンド受信可状態であると制御コマンドＣｎをコマン
ド実行部２へ送る。ここで制御コマンドＣｎを現在の実
行待ち制御コマンドＣｊとする。コマンド実行部２は制
御コマンドＣｊを受信すると、図２に示す移行条件テー
ブル２１を参照して前回の実行済み制御コマンドＣｉか
ら現在の実行待ち制御コマンドＣｊの移行条件Ｔｉ，ｊ
を検索する。
コマンド受信可状態であると制御コマンドＣｎをコマン
ド実行部２へ送る。ここで制御コマンドＣｎを現在の実
行待ち制御コマンドＣｊとする。コマンド実行部２は制
御コマンドＣｊを受信すると、図２に示す移行条件テー
ブル２１を参照して前回の実行済み制御コマンドＣｉか
ら現在の実行待ち制御コマンドＣｊの移行条件Ｔｉ，ｊ
を検索する。
【００１１】さらに、コマンド実行部２は移行条件Ｔ
ｉ，ｊを確認するために、メカ部３内のセンサ群３２の
状態信号Ｓを読み取り移行条件Ｔｉ，ｊが一致すれば実
行待ち制御コマンドＣｊを実行する。制御コマンドＣｊ
の実行は、動作指令信号Ｍによりアクチュエータ群３１
をセンサ群３２の状態信号Ｓをセンスしながら行い、実
行結果を応答信号Ａｊ（図１にはＣｎに対応したＡｎと
して示す）として中央制御部１へ送る。中央制御１は応
答信号Ａｊにより次の制御に移る。
ｉ，ｊを確認するために、メカ部３内のセンサ群３２の
状態信号Ｓを読み取り移行条件Ｔｉ，ｊが一致すれば実
行待ち制御コマンドＣｊを実行する。制御コマンドＣｊ
の実行は、動作指令信号Ｍによりアクチュエータ群３１
をセンサ群３２の状態信号Ｓをセンスしながら行い、実
行結果を応答信号Ａｊ（図１にはＣｎに対応したＡｎと
して示す）として中央制御部１へ送る。中央制御１は応
答信号Ａｊにより次の制御に移る。
【００１２】一方、移行条件Ｔｉ，ｊが一致しなけれ
ば、コマンド実行部２は制御コマンドＣｊを実行せずに
制御コマンド異常を応答信号Ａｊにより中央制御部１へ
通知する。中央制御部１は制御コマンド異常を受け取る
と異常処理を実行し誤動作を未然に防ぐ。
ば、コマンド実行部２は制御コマンドＣｊを実行せずに
制御コマンド異常を応答信号Ａｊにより中央制御部１へ
通知する。中央制御部１は制御コマンド異常を受け取る
と異常処理を実行し誤動作を未然に防ぐ。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、制御コマ
ンドを実行する前に現在実行しようとする制御コマンド
の実行条件により実行を開始するのでなく、前回実行し
た制御コマンドから現在実行しようとしている制御コマ
ンドへの移行条件が一致したときのみ、制御コマンドを
実行するようにしたので前回コマンドの異常が何らかの
理由により検出されなかった時、誤動作を確実に防ぐこ
とができるという効果がある。
ンドを実行する前に現在実行しようとする制御コマンド
の実行条件により実行を開始するのでなく、前回実行し
た制御コマンドから現在実行しようとしている制御コマ
ンドへの移行条件が一致したときのみ、制御コマンドを
実行するようにしたので前回コマンドの異常が何らかの
理由により検出されなかった時、誤動作を確実に防ぐこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】図１に示した移行条件テーブル２１の図であ
る。
る。
１ 中央制御部 ２ コマンド実行部 ３ メカ部 ３１ アクチュエータ群 ３２ センサ群 Ｃｎ 制御コマンド Ａｎ 応答信号 Ｍ 動作指令信号 Ｓ 状態信号 Ｃｉ 実行済みコマンド Ｃｊ 実行待ちコマンド Ｔｉ，ｊ ＣｉからＣｊへの移行条件
【手続補正書】
【提出日】平成４年２月１４日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図１
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
Claims (1)
- 【請求項１】 制御シーケンスを完遂するための一連の
制御コマンド群を中央制御部がコマンド実行部に送出し
て実行させる制御装置の異常検出方式において、前記コ
マンド実行部は実行済みコマンドの次に実行待ちコマン
ドを実行するための移行条件を格納した移行条件テーブ
ルを備え、前記中央制御部から受けた制御コマンドを前
記実行持ちコマンドとして前回実行した制御コマンドを
前記実行済みコマンドとした前記移行条件を検索し、当
該移行条件が満足されていれば当該中央制御部から受け
た制御コマンドを実行し満足されていなければ前記中央
制御部に異常を通知することを特徴とする制御装置の異
常検出方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4009615A JPH05216508A (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | 制御装置の異常検出方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4009615A JPH05216508A (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | 制御装置の異常検出方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05216508A true JPH05216508A (ja) | 1993-08-27 |
Family
ID=11725200
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4009615A Withdrawn JPH05216508A (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | 制御装置の異常検出方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05216508A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018193571A1 (ja) * | 2017-04-20 | 2018-10-25 | 日本電気株式会社 | 機器管理システム、モデル学習方法およびモデル学習プログラム |
-
1992
- 1992-01-23 JP JP4009615A patent/JPH05216508A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018193571A1 (ja) * | 2017-04-20 | 2018-10-25 | 日本電気株式会社 | 機器管理システム、モデル学習方法およびモデル学習プログラム |
| JPWO2018193571A1 (ja) * | 2017-04-20 | 2020-03-05 | 日本電気株式会社 | 機器管理システム、モデル学習方法およびモデル学習プログラム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990408 |