JPH0521584U - 入力装置 - Google Patents

入力装置

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JPH0521584U
JPH0521584U JP7624791U JP7624791U JPH0521584U JP H0521584 U JPH0521584 U JP H0521584U JP 7624791 U JP7624791 U JP 7624791U JP 7624791 U JP7624791 U JP 7624791U JP H0521584 U JPH0521584 U JP H0521584U
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rib
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JP7624791U
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功一 森戸
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Sony Corp
Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケース内に浸入した水を溜めて自然乾燥させ
たり排出させることができるように工夫することによ
り、ケースの窓孔から水が浸入しても短絡事故が起こり
にくい高信頼性の操作ローラ付き入力装置を提供する。 【構成】 ケース1に、該ケース1内で窓孔1aを包囲
するリブ2bを突設するとともに、該ケース1内に、操
作ローラ7を収納して上記リブ2bに嵌合される主室1
4aと、該主室14aに隣接して排水路15に通じる副
室14bと、これら主室14aおよび副室14bの連通
路としての切欠14dとを具備した水受け部材14を配
設した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばテレビやビデオテープレコーダ用のリモートコントロール装 置(以下、リモコンと略称)などとして好適で、操作ローラを回動操作すると表 示装置に制御信号が出力されるようになっている入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の入力装置としては、従来、実開平3−34383号公報に開示されて いる如きリモコンがある。このものは、ケースの窓孔から操作ローラの一部が突 出し、該ケース内で該操作ローラの回動軸にエンコーダが取り付けてあり、該エ ンコーダにて検出される該操作ローラの回転量および回転方向に応じた制御信号 が外部機器たる表示装置に出力されるようになっている。このようなリモコンを 用いると、例えば、操作者が操作ローラを回動操作することにより、表示装置の CRT等に表示されているカーソルを、該操作ローラの回転量および回転方向に 応じて移動させることができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、この種の入力装置においては、操作ローラを露出させるためのケー スの窓孔と該操作ローラとの間に、円滑な回動操作を保証するためのクリアラン スを確保しておかねばならないので、誤って水などをケースにこぼしてしまった 場合、このクリアランスを介してケース内に浸入した水がプリント配線板等へ流 れ込んで短絡事故を招来する虞があった。
【0004】 したがって本考案の目的とするところは、上記従来技術の課題を解消し、ケー スの窓孔から水が浸入しても短絡事故が起こりにくい高信頼性の操作ローラ付き 入力装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記した本考案の目的は、ケースに、該ケース内で窓孔を包囲するリブを突設 するとともに、該ケース内に、操作ローラを収納して上記リブに嵌合される主室 と、該主室に隣接して排水路に通じる副室と、これら主室および副室の連通路と しての切欠とを具備した水受け部材を配設することによって達成される。
【0006】
【作用】
上記手段によれば、ケース内で窓孔を臨む空間を該ケースのリブと水受け部材 の主室とで仕切ることができるので、該窓孔から浸入した若干量の水を他所へ漏 らすことなく該主室に溜めて自然乾燥させることができ、また、主室に多量の水 が浸入してきたときには切欠から溢れさせて副室へと導き、該副室から排水路を 経てケース外等へ水を排出することができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0008】 図1ないし図6はすべて本考案による入力装置の一実施例としてのリモコンを 説明するためのもので、図1は該リモコンの要部分解斜視図、図2は該リモコン の動作説明図、図3は該リモコンを操作ローラの長手方向に沿って切断して見た 断面図、図4は該リモコンを操作ローラの径方向に沿って切断して見た断面図、 図5は該リモコン全体の平面図、図6は該リモコンの操作ローラと可動軸受部材 と押釦スイッチとの位置関係を示す一部省略斜視図である。
【0009】 これらの図に示す入力装置は、テレビやビデオテープレコーダ用のリモコンで あって、上ケース2と下ケース3とを組み合わせてなる樹脂製のケース1の内部 に、プリント配線板4やエンコーダ5等を組み込み、操作面たる上ケース2の表 面に、電源のオン・オフ切替やメニュー選択、音量調節等を行うための複数のキ ースイッチ6と、カーソル位置の制御等を行うための操作ローラ7とを露出させ ている。
【0010】 上記操作ローラ7は金属製の回動軸7aに一体化されていて、この回動軸7a が、ケース1内に組み込んだ樹脂製の可動軸受部材8の受け部8aに軸支されて いるので、この操作ローラ7は、ケース1の操作面に開設した窓孔1aから一部 を突出させた状態で回動自在である。また、上ケース2の裏面に突設した凹状突 起2aと、ケース1内で上記プリント配線板4を支持している樹脂製の支持板9 の凹状突起9aとによって、上記回動軸7aとは軸心をずらして突設した可動軸 受部材8の軸部8bを軸支し、この可動軸受部材8がケース1に対し回動可能な 状態に保持されていることから、操作ローラ7を押し込むと回動軸7aを介して 可動軸受部材8に回転力が付与され、これら操作ローラ7および可動軸受部材8 が一体に軸部8bを中心として回転するようになっている。そして、この可動軸 受部材8の所定位置に突設した押圧突起8cが、プリント配線板4の一辺端に配 設した押釦スイッチ10に当接させてあることから、操作ローラ7を押し込んで 可動軸受部材8を回転させると、押圧突起8cが押釦スイッチ10を押圧駆動す るようになっている(図2,6参照)。
【0011】 また、操作ローラ7の回動軸7aの一端部にはプーリ11が取り付けてあり、 同様に上記エンコーダ5の回動軸5aにもプーリ12が取り付けてあって、これ ら両プーリ11,12をタイミングベルト13によって連結している。つまり、 プーリ11,12やタイミングベルト13を用いることにより、操作ローラ7の 回転軸心とエンコーダ5の回転軸心とを離間させつつ、両回動軸7a,5aがず れを起こすことなく連動できる構成になっており、操作ローラ7の回転量および 回転方向はエンコーダ5によって確実に検出される。
【0012】 さらにまた、上ケース2の裏面に窓孔1aを包囲する角筒状のリブ2bが突設 してあるとともに、ケース1内の操作ローラ7と可動軸受部材8との間にゴム製 の水受け部材14が配設してある。この水受け部材14は、操作ローラ7を収納 して上記リブ2bに嵌合される主室14aと、主室14aに隣接して排水路15 (図3参照)に通じる小さな副室14bとに区別でき、主室14a側の側壁と副 室14b側の側壁にはそれぞれ操作ローラ7の回動軸7aを逃がすためのU字溝 14cが設けてあり、主室14aと副室14bとを仕切る隔壁には逃げ溝を兼ね てはいるがU字溝14cよりも深い連通路としての切欠14dが設けてある。な お、上ケース2のリブ2bにも同様に、回動軸7aを逃がすためのU字溝2cが 設けてある。また、図1に示す可動軸受部材8の透孔8dや支持板9の透孔9b は、水受け部材14の副室14bに連通して排水路15を形成するためのもので ある。
【0013】 上記構成からなるリモコンは、ケース1の窓孔1aから露出する操作ローラ7 を回動操作すると、その回転量および回転方向がエンコーダ5にて検出され、テ レビ受像機のCRTに表示されているカーソルの位置を制御する信号が出力され て該カーソルを任意に移動させることができる。また、設定したカーソル位置に 表示されている画像情報を確定するときには、図2に示す如く、回動操作した操 作ローラ7を押し込んで、可動軸受部材8の押圧突起8cを介して押釦スイッチ 10を押圧駆動することにより、所定の制御信号が出力されて必要な画像情報が 得られるようになっている。したがって操作者は、操作ローラ7を回動操作した 後、手指を移動させることなく該操作ローラ7を押圧操作すれば所望の制御信号 を出力することができ、操作時の手指の移動量が少なくなって良好な操作性が期 待できる。なお、操作ローラ7に対する押圧操作は、押釦スイッチ10に組み込 まれている図示せぬ復帰ばねの弾発力に抗して行われるので、かかる押圧操作力 を除去すれば、該復帰ばねの弾発力によって操作ローラ7および可動軸受部材8 は元の位置まで押し返される。つまり、操作ローラ7および可動軸受部材8は軸 部8bを中心として回動し、その回動角は、押圧突起8cを押釦スイッチ10の 作動ストローク分だけ変位させることができる大きさである。
【0014】 また、上記リモコンは、操作ローラ7の回動軸7aに設けたプーリ11とエン コーダ5の回動軸5aに設けたプーリ12とをタイミングベルト13で連結し、 小径化した操作ローラ7の回転軸心を小型とはいえ径寸法がやや大きいエンコー ダ5の回転軸心よりも高い位置に設定してあるので、ケース1の操作面(上ケー ス2の表面)に大きな段差を形成する必要がなく、よって意匠性を損なったり設 計自由度を制約する心配がない。そして、このようにタイミングベルト13を介 して連結された操作ローラ7とエンコーダ5との軸間距離は、該タイミングベル ト13の遊び分だけ変動が許容されるので、操作ローラ7を可動軸受部材8の軸 部8bを中心としてある程度回動させても何ら問題は生じず、この実施例のよう に操作ローラ7を押し込むと軸間距離が広がるように(図2参照)各部材が配置 してあると、押圧操作後に操作ローラ7および可動軸受部材8を初期位置へ復帰 させる際にタイミングベルト13自身の復帰力をも利用することができる。ただ し、この実施例とは逆に、操作ローラ7を押し込むと軸間距離が狭まるように各 部材が配置してある場合にも、押釦スイッチ10の上記復帰ばねとして弾発力が ある程度強いものを使用すれば問題はない。
【0015】 しかも、上記リモコンは、ケース1内で窓孔1aを臨む空間を上ケース2のリ ブ2bと水受け部材14の主室14aとで仕切ることができるので、水をこぼす などして窓孔1aからケース1内へ若干量の水が浸入したとしても、その水を他 所へ漏らすことなく主室14aに溜めて自然乾燥させることができ、仮に、主室 14aに多量の水が浸入したとしても、その水は切欠14dから溢れて副室14 bへと導かれ、該副室14bから排水路15を経て排出されるので、窓孔1aか ら浸入した水が短絡事故を招来する虞がなく、信頼性が高まっている。
【0016】 なお、操作ローラ7の回動操作や押圧操作で得られる機能は必要に応じて適宜 設定することができ、例えば、操作ローラ7を回動操作して画像のコマ送りやス クロールを行わせたり、押圧操作して巻戻しや早送りのオン・オフ切替を行わせ るといった機能設定も可能である。
【0017】 また、本考案がリモコン以外の操作ローラ付き入力装置にも適用できることは 言うまでもない。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、操作ローラが露出するケースの窓孔から 水が浸入しても、水受け部材の主室に溜めて自然乾燥させたり、該水受け部材の 副室から排水路を経て排出することができるので、該窓孔から浸入した水が短絡 事故を招来する虞がなく、信頼性の高い操作ローラ付き入力装置を提供すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るリモコンの要部分解斜
視図である。
【図2】該リモコンの動作説明図である。
【図3】該リモコンを操作ローラの長手方向に沿って切
断して見た断面図である。
【図4】該リモコンを操作ローラの径方向に沿って切断
して見た断面図である。
【図5】該リモコン全体の平面図である。
【図6】該リモコンの操作ローラと可動軸受部材と押釦
スイッチとの位置関係を示す一部省略斜視図である。
【符号の説明】
1 ケース 1a 窓孔 2 上ケース 2b リブ 5 エンコーダ 7 操作ローラ 8 可動軸受部材 14 水受け部材 14a 主室 14b 副室 14d 切欠 15 排水路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースの窓孔から一部突出する操作ロー
    ラを回動操作することにより外部機器たる表示装置に制
    御信号を出力する入力装置において、上記ケースに、該
    ケース内で上記窓孔を包囲するリブを突設するととも
    に、該ケース内に、上記操作ローラを収納して上記リブ
    に嵌合される主室と、該主室に隣接して排水路に通じる
    副室と、これら主室および副室の連通路としての切欠と
    を具備した水受け部材を配設したことを特徴とする入力
    装置。
JP1991076247U 1991-08-29 1991-08-29 入力装置 Expired - Lifetime JP2551829Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991076247U JP2551829Y2 (ja) 1991-08-29 1991-08-29 入力装置
US07/933,445 US5448240A (en) 1991-08-29 1992-08-21 Remote control input device
EP92114745A EP0531829B1 (en) 1991-08-29 1992-08-28 Remote control device
DE69225933T DE69225933T2 (de) 1991-08-29 1992-08-28 Fernbedienungseinrichtung

Applications Claiming Priority (1)

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JP1991076247U JP2551829Y2 (ja) 1991-08-29 1991-08-29 入力装置

Publications (2)

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JPH0521584U true JPH0521584U (ja) 1993-03-19
JP2551829Y2 JP2551829Y2 (ja) 1997-10-27

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103025450A (zh) * 2010-07-25 2013-04-03 株式会社中原 板的制造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59149734U (ja) * 1983-03-24 1984-10-06 シャープ株式会社 リモ−トコントロ−ル送信機の収納装置
JPS60235227A (ja) * 1984-05-09 1985-11-21 Fujitsu Ltd カ−ソル座標の操作ロ−ラ

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JP2551829Y2 (ja) 1997-10-27

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