JP2590887Y2 - ジョイスティック型操作器 - Google Patents
ジョイスティック型操作器Info
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- JP2590887Y2 JP2590887Y2 JP1993059882U JP5988293U JP2590887Y2 JP 2590887 Y2 JP2590887 Y2 JP 2590887Y2 JP 1993059882 U JP1993059882 U JP 1993059882U JP 5988293 U JP5988293 U JP 5988293U JP 2590887 Y2 JP2590887 Y2 JP 2590887Y2
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- Japan
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- sheet
- circumference
- switch
- tilting
- operation shaft
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は例えば車載用機器の各
種コントローラとして利用することができるジョイステ
ィック型操作器に関する。
種コントローラとして利用することができるジョイステ
ィック型操作器に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の運転中に運転者が自ずから各種
の機器(オーディオ機器、空調機器等)の制御を行なう
場合、視線を前方から逸すことなく、従って手探りで各
種の操作を行なうことになる。この場合、押釦式を採る
と押釦の機能位置を手探りで知ることはむずかしい。ま
た手探りで触れている間に誤まって目的としない押釦を
押してしまうことがある。
の機器(オーディオ機器、空調機器等)の制御を行なう
場合、視線を前方から逸すことなく、従って手探りで各
種の操作を行なうことになる。この場合、押釦式を採る
と押釦の機能位置を手探りで知ることはむずかしい。ま
た手探りで触れている間に誤まって目的としない押釦を
押してしまうことがある。
【0003】これに対しジョイスティック型の操作器は
手探りでも操作性がよく、確実に目的とする制御を行な
うことができる。またジョイスティック型操作器の場
合、操作軸に触れているだけでは誤まった操作が行なわ
れるおそれはない。つまり操作軸を傾動操作しなければ
操作が実行されないから、この点で意図しない操作が行
なわれる率を低減することができる。このような観点か
らジョイスティック型操作器が車載用コントローラとし
て利用される傾向にある。
手探りでも操作性がよく、確実に目的とする制御を行な
うことができる。またジョイスティック型操作器の場
合、操作軸に触れているだけでは誤まった操作が行なわ
れるおそれはない。つまり操作軸を傾動操作しなければ
操作が実行されないから、この点で意図しない操作が行
なわれる率を低減することができる。このような観点か
らジョイスティック型操作器が車載用コントローラとし
て利用される傾向にある。
【0004】図6に従来のジョイスティック型操作器の
構造を示す。図中1はケースを示す。ケース1はほぼ円
筒状或は角筒状とされ、ケース1の上面から傾動操作軸
2が突出され上端に傾動操作ツマミ3が設けられる。ケ
ース1の上面部分を支点に傾動操作軸2が傾動操作され
る。4は傾動操作軸2を傾動可能なように支持するため
の半球状体を示す。この半球状体4の球面にピン4Aが
突設され、このピン4Aをケース1側の凹面に形成した
凹溝1Aに係合させ、配線基板5と部材6及び7を廻り
止めする構造としている。
構造を示す。図中1はケースを示す。ケース1はほぼ円
筒状或は角筒状とされ、ケース1の上面から傾動操作軸
2が突出され上端に傾動操作ツマミ3が設けられる。ケ
ース1の上面部分を支点に傾動操作軸2が傾動操作され
る。4は傾動操作軸2を傾動可能なように支持するため
の半球状体を示す。この半球状体4の球面にピン4Aが
突設され、このピン4Aをケース1側の凹面に形成した
凹溝1Aに係合させ、配線基板5と部材6及び7を廻り
止めする構造としている。
【0005】傾動操作軸2の下端には傾動操作軸2の傾
動動作を十字方向にアクセスさせるためのアクチュエー
タ8が設けられる。アクチュエータ8は傾動操作軸2を
中心として外向に拡がるフランジを有し、このフランジ
と対向して十字方向に押釦スイッチ9が配置される。図
では1組の押釦スイッチ9を示すが、実際には紙面と垂
直方向にも1組の押釦スイッチ9を配置する。従って押
釦スイッチ9が存在する方向に傾動操作軸2を傾動操作
することにより、アクチュエータ8の下端がケース1の
底面に形成した摺動案内面1Bを摺動する。アクチュエ
ータ8が摺動することによりアクチュエータ8が押釦ス
イッチ9を押圧操作し、接点信号を出力する。尚、11
は押釦スイッチ9を実装したプリント基板を示す。この
プリント基板11は中央に孔11Aを有し、この孔11
Aにアクチュエータ8を挿入し、アクチュエータ8のフ
ランジ部が丁度押釦スイッチ9の各押釦と対向するよう
に作られる。
動動作を十字方向にアクセスさせるためのアクチュエー
タ8が設けられる。アクチュエータ8は傾動操作軸2を
中心として外向に拡がるフランジを有し、このフランジ
と対向して十字方向に押釦スイッチ9が配置される。図
では1組の押釦スイッチ9を示すが、実際には紙面と垂
直方向にも1組の押釦スイッチ9を配置する。従って押
釦スイッチ9が存在する方向に傾動操作軸2を傾動操作
することにより、アクチュエータ8の下端がケース1の
底面に形成した摺動案内面1Bを摺動する。アクチュエ
ータ8が摺動することによりアクチュエータ8が押釦ス
イッチ9を押圧操作し、接点信号を出力する。尚、11
は押釦スイッチ9を実装したプリント基板を示す。この
プリント基板11は中央に孔11Aを有し、この孔11
Aにアクチュエータ8を挿入し、アクチュエータ8のフ
ランジ部が丁度押釦スイッチ9の各押釦と対向するよう
に作られる。
【0006】尚、この例では傾動操作軸2が押釦スイッ
チの操作子としても動作するように作られている。従っ
て以下傾動操作軸2を傾動操作兼摺動操作軸2及び傾動
操作ツマミ3を傾動操作ツマミ兼押釦3と称することに
する。絶縁部材7の内部に皿状の金属バネ接片12を配
置する。この金属バネ接片12は常時は傾動操作兼摺動
操作軸2に上向に偏倚力を与えている。金属バネ接片1
2と対向して絶縁板7Aに接点が形成され、傾動操作兼
摺動操作軸2を上から下に向かって押圧操作することに
より、金属バネ接片12がつぶれ、その弾性変形により
基板7Aに形成した接点が導通し接点信号を発信する。
部材6及び7は配線基板5に取付けられ、接点信号は配
線基板5に取出され、配線基板5から更に配線基板11
に引き渡され、配線基板11からケース1の外部に導出
される。
チの操作子としても動作するように作られている。従っ
て以下傾動操作軸2を傾動操作兼摺動操作軸2及び傾動
操作ツマミ3を傾動操作ツマミ兼押釦3と称することに
する。絶縁部材7の内部に皿状の金属バネ接片12を配
置する。この金属バネ接片12は常時は傾動操作兼摺動
操作軸2に上向に偏倚力を与えている。金属バネ接片1
2と対向して絶縁板7Aに接点が形成され、傾動操作兼
摺動操作軸2を上から下に向かって押圧操作することに
より、金属バネ接片12がつぶれ、その弾性変形により
基板7Aに形成した接点が導通し接点信号を発信する。
部材6及び7は配線基板5に取付けられ、接点信号は配
線基板5に取出され、配線基板5から更に配線基板11
に引き渡され、配線基板11からケース1の外部に導出
される。
【0007】一方傾動操作兼摺動操作軸2の外周には回
動ツマミ13が回動自在に装着される。回動ツマミ13
から下向に軸筒14が延長され、この軸筒14が部材6
の内部に貫通される。部材6の内部には回動子15が設
けられ、この回動子15に軸筒14を連結する。従って
回動ツマミ13を回動操作することにより回動子15が
回動操作される。回動子15の下面に摺動子15Aが取
付けられ、この摺動子15Aが或る回動角まで回動操作
されると部材6の底面に形成した接点に接触し、接点信
号を出力する。軸筒14には戻りバネ16を係合させ、
この戻りバネ16によって軸筒14及び回動ツマミ13
は或る回動角位置を中心に時計方向及び反時計方向に回
動操作すると、その回動操作位置で回動偏倚力を解くと
戻りバネ16の偏倚力によって元の位置に戻るように動
作する。尚、図中17は目隠しラバーを示す。
動ツマミ13が回動自在に装着される。回動ツマミ13
から下向に軸筒14が延長され、この軸筒14が部材6
の内部に貫通される。部材6の内部には回動子15が設
けられ、この回動子15に軸筒14を連結する。従って
回動ツマミ13を回動操作することにより回動子15が
回動操作される。回動子15の下面に摺動子15Aが取
付けられ、この摺動子15Aが或る回動角まで回動操作
されると部材6の底面に形成した接点に接触し、接点信
号を出力する。軸筒14には戻りバネ16を係合させ、
この戻りバネ16によって軸筒14及び回動ツマミ13
は或る回動角位置を中心に時計方向及び反時計方向に回
動操作すると、その回動操作位置で回動偏倚力を解くと
戻りバネ16の偏倚力によって元の位置に戻るように動
作する。尚、図中17は目隠しラバーを示す。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】図6に示した従来のジ
ョイスティック型操作器は構造が複雑で、組立に手間が
掛る欠点がある。また構造が複雑なことから故障が起き
易い欠点もある。更に形状が大きくなる欠点もある。
ョイスティック型操作器は構造が複雑で、組立に手間が
掛る欠点がある。また構造が複雑なことから故障が起き
易い欠点もある。更に形状が大きくなる欠点もある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この考案では、配線基板
の円周上の複数箇所に形成された接点と、その円周の中
心に形成された接点と、その円周の外側の複数箇所に形
成された接点と、これらの各接点とそれぞれ対向して同
一の可撓性シートに形成されたドームを配置し、この各
ドームの天井面にそれぞれ導電体が取付られた複数のシ
ート状スイッチと、上記配線基板を収容保持したケース
と、上記ケースより突出し、上記円周の中心点を支点と
して傾動自在に、かつ上記中心点方向に摺動自在に上記
ケースに支持された傾動操作軸兼摺動操作軸と、この傾
動操作軸兼摺動操作軸に支持されて上記円周に沿って配
置された複数の操作子と、上記傾動操作兼摺動操作軸の
外側に回動自在に支持された回動操作ツマミと、この回
動操作ツマミに取付けられ、複数の操作片を有する回動
操作子とを設けている。
の円周上の複数箇所に形成された接点と、その円周の中
心に形成された接点と、その円周の外側の複数箇所に形
成された接点と、これらの各接点とそれぞれ対向して同
一の可撓性シートに形成されたドームを配置し、この各
ドームの天井面にそれぞれ導電体が取付られた複数のシ
ート状スイッチと、上記配線基板を収容保持したケース
と、上記ケースより突出し、上記円周の中心点を支点と
して傾動自在に、かつ上記中心点方向に摺動自在に上記
ケースに支持された傾動操作軸兼摺動操作軸と、この傾
動操作軸兼摺動操作軸に支持されて上記円周に沿って配
置された複数の操作子と、上記傾動操作兼摺動操作軸の
外側に回動自在に支持された回動操作ツマミと、この回
動操作ツマミに取付けられ、複数の操作片を有する回動
操作子とを設けている。
【0010】そして上記傾動操作兼摺動操作軸を傾動す
ることによって、上記円周上に設けた複数のシート状ス
イッチを選択的にオン、オフ操作できるようにし、上記
傾動操作兼摺動操作軸を摺動することによって、上記円
周の中心部に設けたシート状スイッチをオン、オフ操作
できるようにし、上記回動操作ツマミを回動することに
よって、上記円周の外側に設けた複数のシート状スイッ
チを選択的にオン、オフ操作できるように構成する。又
請求項2の考案では、上記円周の外側に設けた 接点に対
応するドームの中央部に、底面の傾斜面に導電体が取付
けられた筒状の押釦が設けられ、その押釦を側面から押
し倒すと上記ドームが変形して、上記傾斜面に取付けら
れた導電体が、対応する接点と接触するように構成す
る。又請求項3の考案では、上記シート状スイッチ以外
に同一平面上に他のシート状スイッチを配置し、このシ
ート状スイッチをケースに設けたキィーによってオン、
オフ操作するように構成する。
ることによって、上記円周上に設けた複数のシート状ス
イッチを選択的にオン、オフ操作できるようにし、上記
傾動操作兼摺動操作軸を摺動することによって、上記円
周の中心部に設けたシート状スイッチをオン、オフ操作
できるようにし、上記回動操作ツマミを回動することに
よって、上記円周の外側に設けた複数のシート状スイッ
チを選択的にオン、オフ操作できるように構成する。又
請求項2の考案では、上記円周の外側に設けた 接点に対
応するドームの中央部に、底面の傾斜面に導電体が取付
けられた筒状の押釦が設けられ、その押釦を側面から押
し倒すと上記ドームが変形して、上記傾斜面に取付けら
れた導電体が、対応する接点と接触するように構成す
る。又請求項3の考案では、上記シート状スイッチ以外
に同一平面上に他のシート状スイッチを配置し、このシ
ート状スイッチをケースに設けたキィーによってオン、
オフ操作するように構成する。
【0011】
【作用】この構造とすることにより、スイッチがシート
状であるため、構造が簡素化され組立も容易に行なうこ
とができる。またスイッチがシート状であるため全体の
形状も小形にすることができ、故障の少ない信頼性の高
いジョイスティック型操作器を提供することができる。
状であるため、構造が簡素化され組立も容易に行なうこ
とができる。またスイッチがシート状であるため全体の
形状も小形にすることができ、故障の少ない信頼性の高
いジョイスティック型操作器を提供することができる。
【0012】
【実施例】図1はこの考案の一実施例を示す。図中1は
ケースを示す。ケース1はこの例では上ケース1Cと下
ケース1Dとによって構成した場合を示す。2は傾動操
作兼摺動操作軸、3は傾動操作ツマミ兼押釦、13は回
動ツマミを示す点は従来の技術の説明と同じである。こ
の考案においてはケース1の底面側に配線基板20を配
置する。配線基板20の上面に例えばシリコンゴムのよ
うな可撓性を有する可撓性シート21を積層する。可撓
性シート21には上方に突出してドーム22が形成され
ドーム22の上部に押釦23を一体に形成する。押釦2
3の下面、つまりドーム22の天井面に図4に拡大して
示すように例えば導電ゴムのような導電体24を被着
し、この導電体24を配線基板20の上面に形成した一
対の接点A,B間に跨がせて接触させることにより、接
点信号を発信させる構造としている。この種のスイッチ
の構造は従来よりよく知られているから、ここではこれ
以上詳細に説明することは省略する。
ケースを示す。ケース1はこの例では上ケース1Cと下
ケース1Dとによって構成した場合を示す。2は傾動操
作兼摺動操作軸、3は傾動操作ツマミ兼押釦、13は回
動ツマミを示す点は従来の技術の説明と同じである。こ
の考案においてはケース1の底面側に配線基板20を配
置する。配線基板20の上面に例えばシリコンゴムのよ
うな可撓性を有する可撓性シート21を積層する。可撓
性シート21には上方に突出してドーム22が形成され
ドーム22の上部に押釦23を一体に形成する。押釦2
3の下面、つまりドーム22の天井面に図4に拡大して
示すように例えば導電ゴムのような導電体24を被着
し、この導電体24を配線基板20の上面に形成した一
対の接点A,B間に跨がせて接触させることにより、接
点信号を発信させる構造としている。この種のスイッチ
の構造は従来よりよく知られているから、ここではこれ
以上詳細に説明することは省略する。
【0013】結局、ドーム22の形成位置においてシー
ト状スイッチSWが形成される。シート状スイッチSW
は図3に示すように円周SYCに沿って等間隔に配置す
る。図3の例では4個のスイッチを90°角間隔に配置
した場合を示す。操作者から見て上下方向(Y軸方向)
にシート状スイッチSWY1,SWY2を180°対向させ
て配置し、左右方向(X軸方向)にシート状スイッチS
WX1,SWX2を配置した場合を示す。
ト状スイッチSWが形成される。シート状スイッチSW
は図3に示すように円周SYCに沿って等間隔に配置す
る。図3の例では4個のスイッチを90°角間隔に配置
した場合を示す。操作者から見て上下方向(Y軸方向)
にシート状スイッチSWY1,SWY2を180°対向させ
て配置し、左右方向(X軸方向)にシート状スイッチS
WX1,SWX2を配置した場合を示す。
【0014】円周SYCの中心には押釦用のシート状ス
イッチSWP を配置し、更に円周SYCの外側に回転操
作用のシート状スイッチSWR1,SWR2を配置する。こ
の回転操作用のシート状スイッチSWR1とSWR2の各押
釦23は他のシート状スイッチSWY1,SWY2,S
WX1,SWX2,SWP 等の押釦23より背を高く形成し
ている。SWS 及びSWM は機能入力用のシート状スイ
ッチを示す。一例としてSWS は電源のオン、オフ用ス
イッチ、SWM はモード切替用スイッチとして利用する
こととする。
イッチSWP を配置し、更に円周SYCの外側に回転操
作用のシート状スイッチSWR1,SWR2を配置する。こ
の回転操作用のシート状スイッチSWR1とSWR2の各押
釦23は他のシート状スイッチSWY1,SWY2,S
WX1,SWX2,SWP 等の押釦23より背を高く形成し
ている。SWS 及びSWM は機能入力用のシート状スイ
ッチを示す。一例としてSWS は電源のオン、オフ用ス
イッチ、SWM はモード切替用スイッチとして利用する
こととする。
【0015】円周SYCに沿って配置したシート状スイ
ッチSWY1,SWY2,SWX1,SWX2の押釦23上にX
軸方向及びY軸方向に操作するXY操作子25を係合さ
せる。XY操作子25はこの例では半球状に形成し、半
球状の開口端の縁をシート状スイッチSWY1,SWY2,
SWX1,SWX2の各押釦23の上面に係合させた場合を
示す。半球状のXY操作子25の半球面は上ケース1C
に形成した球面受部1Eで受け止め、操作子25をXY
の何れの方向にも傾動可能に支持する。
ッチSWY1,SWY2,SWX1,SWX2の押釦23上にX
軸方向及びY軸方向に操作するXY操作子25を係合さ
せる。XY操作子25はこの例では半球状に形成し、半
球状の開口端の縁をシート状スイッチSWY1,SWY2,
SWX1,SWX2の各押釦23の上面に係合させた場合を
示す。半球状のXY操作子25の半球面は上ケース1C
に形成した球面受部1Eで受け止め、操作子25をXY
の何れの方向にも傾動可能に支持する。
【0016】XY操作子25の半球の頂面部分に軸筒2
5Aが半球面を貫通して形成し、この軸筒25Aに傾動
操作兼摺動操作軸2を摺動自在に貫通させる。傾動操作
兼摺動操作軸2と軸筒25Aとの間は比較的緩く係合
し、傾動操作兼摺動操作軸2を下向に摺動させるとき、
傾動操作兼摺動操作軸2だけが無理なく摺動しシート状
スイッチSWP を操作するがXY操作子25には下向の
力を与えないようにする。傾動操作兼摺動操作軸2の下
端には抜け止め用環2Aを嵌合させている。また26は
傾動操作兼摺動操作軸2を弾性的に鉛直な姿勢に維持さ
せるためのスプリングを示す。
5Aが半球面を貫通して形成し、この軸筒25Aに傾動
操作兼摺動操作軸2を摺動自在に貫通させる。傾動操作
兼摺動操作軸2と軸筒25Aとの間は比較的緩く係合
し、傾動操作兼摺動操作軸2を下向に摺動させるとき、
傾動操作兼摺動操作軸2だけが無理なく摺動しシート状
スイッチSWP を操作するがXY操作子25には下向の
力を与えないようにする。傾動操作兼摺動操作軸2の下
端には抜け止め用環2Aを嵌合させている。また26は
傾動操作兼摺動操作軸2を弾性的に鉛直な姿勢に維持さ
せるためのスプリングを示す。
【0017】一方上ケース1Cの球面受部1Eの部分か
ら上方に向って円筒部1Fが突設される。この円筒部1
Fに対して回動ツマミ13を回動自在に支持する。回動
ツマミ13は時計方向及び反時計方向の何れの方向に回
動操作しても戻しバネ27によって或る基準位置に復帰
するように偏倚力が与えられる。回動ツマミ13には図
2に示すように下向に長く突出した突片13Aを有し、
この突片13Aを上ケース1Cに形成した円状のスリッ
トSLに挿入する。突片13Aは孔13Bを有し、孔1
3Bに上ケース1Cの下側から挿入した回動操作子13
Cに形成した爪13Eを係合させる。爪13Eを孔13
Bに係合させることにより回動ツマミ13は上ケース1
Cに対して抜け止めされる。これと共に回動操作子13
Cは回動ツマミ13の回動操作に連動して上ケース1C
内で回動操作される。回動操作子13Cには下向に突出
した操作片13Dを有し、この操作片13Dが図3に示
したシート状スイッチのSWR1とSWR2の押釦23に横
方向から係合し、押釦23を図5に示すように押し倒す
ことにより導電体24を配線基板20に形成した接点
A,B(図4)に接触させ接点信号を発信させる。この
ためには押釦23の下面は傾斜面とし、この傾斜面に導
電体24を取付け、押釦23を横方向から傾むける方向
に操作したとき、導電体24が接点A,Bに接触するよ
うに構成することができる。従って操作片13Dは常時
はシート状スイッチSWR1及びSWR2のほぼ中間の位置
に配置され、回動ツマミ13を時計廻り方向又は反時計
方向に回動することにより操作片13Dが背の高いシー
ト状スイッチSWR1又はSWR2に当接し、操作片13D
によって押釦23に押し倒し力を与えることにより、シ
ート状スイッチSWR1とSWR2から接点信号を発信させ
る。
ら上方に向って円筒部1Fが突設される。この円筒部1
Fに対して回動ツマミ13を回動自在に支持する。回動
ツマミ13は時計方向及び反時計方向の何れの方向に回
動操作しても戻しバネ27によって或る基準位置に復帰
するように偏倚力が与えられる。回動ツマミ13には図
2に示すように下向に長く突出した突片13Aを有し、
この突片13Aを上ケース1Cに形成した円状のスリッ
トSLに挿入する。突片13Aは孔13Bを有し、孔1
3Bに上ケース1Cの下側から挿入した回動操作子13
Cに形成した爪13Eを係合させる。爪13Eを孔13
Bに係合させることにより回動ツマミ13は上ケース1
Cに対して抜け止めされる。これと共に回動操作子13
Cは回動ツマミ13の回動操作に連動して上ケース1C
内で回動操作される。回動操作子13Cには下向に突出
した操作片13Dを有し、この操作片13Dが図3に示
したシート状スイッチのSWR1とSWR2の押釦23に横
方向から係合し、押釦23を図5に示すように押し倒す
ことにより導電体24を配線基板20に形成した接点
A,B(図4)に接触させ接点信号を発信させる。この
ためには押釦23の下面は傾斜面とし、この傾斜面に導
電体24を取付け、押釦23を横方向から傾むける方向
に操作したとき、導電体24が接点A,Bに接触するよ
うに構成することができる。従って操作片13Dは常時
はシート状スイッチSWR1及びSWR2のほぼ中間の位置
に配置され、回動ツマミ13を時計廻り方向又は反時計
方向に回動することにより操作片13Dが背の高いシー
ト状スイッチSWR1又はSWR2に当接し、操作片13D
によって押釦23に押し倒し力を与えることにより、シ
ート状スイッチSWR1とSWR2から接点信号を発信させ
る。
【0018】上ケース1Cには前後に窓1G,1H(図
2)を設ける。この窓1Gと1Hのそれぞれにキィー2
8と29(図1)を装着し、これらのキィー28と29
によって図3に示したシート状スイッチSWM とSWS
を操作するように構成する。キィー28はケース1の外
側から押圧操作することにより下端側を軸支点とされ上
側が回動遊端とされてケース1内に倒れ込み、シート状
スイッチSWM を押下操作し、接点信号を発信させるこ
とができる。またキィー29はケース1に対して上下方
向に摺動する構造によって支持され、常時はシート状ス
イッチSWS のドーム22の反発力によって上位置に保
持されているが、下向に摺動させることによりキィー2
9から突出した突片29A(図1)が押釦23を押下操
作し、シート状スイッチSWS から接点信号を発信させ
ることができる。
2)を設ける。この窓1Gと1Hのそれぞれにキィー2
8と29(図1)を装着し、これらのキィー28と29
によって図3に示したシート状スイッチSWM とSWS
を操作するように構成する。キィー28はケース1の外
側から押圧操作することにより下端側を軸支点とされ上
側が回動遊端とされてケース1内に倒れ込み、シート状
スイッチSWM を押下操作し、接点信号を発信させるこ
とができる。またキィー29はケース1に対して上下方
向に摺動する構造によって支持され、常時はシート状ス
イッチSWS のドーム22の反発力によって上位置に保
持されているが、下向に摺動させることによりキィー2
9から突出した突片29A(図1)が押釦23を押下操
作し、シート状スイッチSWS から接点信号を発信させ
ることができる。
【0019】上ケース1Cの下面は下ケース1Dによっ
て塞がれる。この例では下ケース1Dを後方(キィー2
9を設けた側)に向う程下ケース1Dの厚みを漸次大き
くし、これにより平面に置いた場合、傾動操作ツマミ兼
押釦3及び回動ツマミ13が操作者に向って手前に傾斜
した姿勢となるようにし、この前傾姿勢により操作が容
易に行なえるように構成した場合を示す。
て塞がれる。この例では下ケース1Dを後方(キィー2
9を設けた側)に向う程下ケース1Dの厚みを漸次大き
くし、これにより平面に置いた場合、傾動操作ツマミ兼
押釦3及び回動ツマミ13が操作者に向って手前に傾斜
した姿勢となるようにし、この前傾姿勢により操作が容
易に行なえるように構成した場合を示す。
【0020】以上説明したこの考案のジョイスティック
型操作器によれば傾動操作ツマミ兼押釦3を前方及び後
方に傾動させることによりシート状スイッチSWY1又は
SWY2から接点信号を発信させることができる。また傾
動操作ツマミ兼押釦3を左右方向に傾動させることによ
りシート状スイッチSWX1又はSWX2から接点信号を発
信させることができる。従ってこれらのシート状スイッ
チSWY1,SWY2及びSWX1,SWX2から発信される接
点信号により、例えば車載したオーディオ機器の音色調
整等を行なわせることができる。また傾動操作ツマミ兼
押釦3を下向に押下操作すると、傾動操作兼摺動操作軸
2が下向に摺動し、シート状スイッチSWP を押下操作
することができ、シート状スイッチSWP から接点信号
を発信させることができる。この接点信号により例えば
ラジオ受信機の選局切換或はコンパクトディスクプレー
ヤの再生開始指令等に利用することができる。
型操作器によれば傾動操作ツマミ兼押釦3を前方及び後
方に傾動させることによりシート状スイッチSWY1又は
SWY2から接点信号を発信させることができる。また傾
動操作ツマミ兼押釦3を左右方向に傾動させることによ
りシート状スイッチSWX1又はSWX2から接点信号を発
信させることができる。従ってこれらのシート状スイッ
チSWY1,SWY2及びSWX1,SWX2から発信される接
点信号により、例えば車載したオーディオ機器の音色調
整等を行なわせることができる。また傾動操作ツマミ兼
押釦3を下向に押下操作すると、傾動操作兼摺動操作軸
2が下向に摺動し、シート状スイッチSWP を押下操作
することができ、シート状スイッチSWP から接点信号
を発信させることができる。この接点信号により例えば
ラジオ受信機の選局切換或はコンパクトディスクプレー
ヤの再生開始指令等に利用することができる。
【0021】更に回動ツマミ13によって2つのシート
状スイッチSWR1又はSWR2から接点信号を選択的に発
信させることができるから、これらの接点信号を利用し
て音量の増加、減少の制御を行なわせることができる。
また更にキィー28と29の操作によっても接点信号を
発信させることができるから、これらの接点信号により
車載されたオーディオ機器のモード切替制御及び電源の
オン、オフ制御等を行なわせることができる。
状スイッチSWR1又はSWR2から接点信号を選択的に発
信させることができるから、これらの接点信号を利用し
て音量の増加、減少の制御を行なわせることができる。
また更にキィー28と29の操作によっても接点信号を
発信させることができるから、これらの接点信号により
車載されたオーディオ機器のモード切替制御及び電源の
オン、オフ制御等を行なわせることができる。
【0022】
【考案の効果】上述したように、この考案によるジョイ
スティック型操作器によればシート状スイッチ構造を利
用したから、全てのスイッチを配線基板20上で構成す
ることができる。よって構造を簡素化することができ
る。特に内部の配線が配線基板20上で全て処理される
からこの点でも構造を簡素化することができ、組立が容
易な構造とすることができる。
スティック型操作器によればシート状スイッチ構造を利
用したから、全てのスイッチを配線基板20上で構成す
ることができる。よって構造を簡素化することができ
る。特に内部の配線が配線基板20上で全て処理される
からこの点でも構造を簡素化することができ、組立が容
易な構造とすることができる。
【0023】また全てのスイッチをシート状スイッチで
構成したからケース1の上下方向の寸法を短かくするこ
とができる。この結果操作器全体の形状を小形化するこ
とができる利点も得られる。尚上述の実施例では円周S
YCに沿って4個のスイッチSWY1,SWY2,SWX1,
SWX2を配置した構造を説明したが、4個に限らず6
個、8個等にすることができる。また被制御機器として
はオーディオ機器に限らず、テレビ、或は空調機器に適
用することもできる。更に車載用機器に限られるもので
もないことは容易に理解できよう。
構成したからケース1の上下方向の寸法を短かくするこ
とができる。この結果操作器全体の形状を小形化するこ
とができる利点も得られる。尚上述の実施例では円周S
YCに沿って4個のスイッチSWY1,SWY2,SWX1,
SWX2を配置した構造を説明したが、4個に限らず6
個、8個等にすることができる。また被制御機器として
はオーディオ機器に限らず、テレビ、或は空調機器に適
用することもできる。更に車載用機器に限られるもので
もないことは容易に理解できよう。
【図1】この考案の一実施例を説明するための断面図。
【図2】図1に示した実施例の要部構造を説明するため
の分解断面図。
の分解断面図。
【図3】図1に示した実施例の他の要部構造を説明する
ための斜視図。
ための斜視図。
【図4】図1に示した実施例に用いたシート状スイッチ
の構造を説明するための拡大断面図。
の構造を説明するための拡大断面図。
【図5】図1に示した実施例の更に他の要部構造を説明
するための拡大断面図。
するための拡大断面図。
【図6】従来の技術を説明するための断面図。
1 ケース 1C 上ケース 1D 下ケース 2 傾動操作兼摺動操作軸 3 傾動操作ツマミ兼押釦 13 回動ツマミ 20 配線基板 21 シート 22 ドーム 23 押釦 24 導電体 25 XY操作子 26 スプリング 27 戻しバネ 28,29 キィー SWY1,SWY2 シート状スイッチ SWX1,SWX2 シート状スイッチ SWM ,SWS シート状スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 25/04 H01H 25/00 H01H 25/06
Claims (3)
- 【請求項1】 配線基板の円周上の複数箇所に形成され
た接点と、 その円周の中心に形成された接点と、 その円周の外側の複数箇所に形成された接点と、 これらの各接点とそれぞれ対向して同一の可撓性シート
に形成されたドームを配置し、この各ドームの天井面に
それぞれ導電体が取付られた複数のシート状スイッチ
と、 上記配線基板を収容保持したケースと、 上記ケースより突出し、上記円周の中心点を支点として
傾動自在に、かつ上記中心点方向に摺動自在に上記ケー
スに支持された傾動操作軸兼摺動操作軸と、 この傾動操作軸兼摺動操作軸に支持されて上記円周に沿
って配置された複数の操作子と、 上記傾動操作兼摺動操作軸の外側に回動自在に支持され
た回動操作ツマミと、 この回動操作ツマミに取付けられ、複数の操作片を有す
る回動操作子とを設け、 上記傾動操作兼摺動操作軸を傾動することによって、上
記円周上に設けた複数のシート状スイッチを選択的にオ
ン、オフ操作できるようにし、 上記傾動操作兼摺動操作軸を摺動することによって、上
記円周の中心部に設けたシート状スイッチをオン、オフ
操作できるようにし、 上記回動操作ツマミを回動することによって、上記円周
の外側に設けたシート状スイッチを選択的にオン、オフ
操作できるように構成 したことを特徴とするジョイステ
ィック型操作器。 - 【請求項2】 上記請求項1記載のジョイスティック型
操作器において、上記円周の外側に形成された複数の接
点と対応する複数のシート状スイッチは、上記ドームの
中央部に、底面の傾斜面に導電体が取付けられた筒状の
押釦が設けられ、その押釦を側面から押し倒すと上記ド
ームが変形して、上記傾斜面に取付けられた導電体が、
対応する接点と接触するように構成したことを特徴とす
るジョイスティック型操作器。 - 【請求項3】 上記請求項1又は2記載のジョイスティ
ック型操作器において、上記シート状スイッチ以外に同
一平面上に他のシート状スイッチを配置し、このシート
状スイッチをケースに設けたキィーによってオン、オフ
操作するように構成したことを特徴とするジョイスティ
ック型操作器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993059882U JP2590887Y2 (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | ジョイスティック型操作器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993059882U JP2590887Y2 (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | ジョイスティック型操作器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0730431U JPH0730431U (ja) | 1995-06-06 |
JP2590887Y2 true JP2590887Y2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=13125962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993059882U Expired - Lifetime JP2590887Y2 (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | ジョイスティック型操作器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2590887Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19633964A1 (de) * | 1996-08-22 | 1998-02-26 | Linde Ag | Bedienhebel |
JP3521050B2 (ja) * | 1997-01-28 | 2004-04-19 | 株式会社東海理化電機製作所 | 操作装置 |
JP7026499B2 (ja) * | 2017-12-19 | 2022-02-28 | 株式会社ユーシン | 操作装置 |
-
1993
- 1993-11-08 JP JP1993059882U patent/JP2590887Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0730431U (ja) | 1995-06-06 |
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Legal Events
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