JPH0521579A - 真空処理装置 - Google Patents

真空処理装置

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JPH0521579A
JPH0521579A JP17486791A JP17486791A JPH0521579A JP H0521579 A JPH0521579 A JP H0521579A JP 17486791 A JP17486791 A JP 17486791A JP 17486791 A JP17486791 A JP 17486791A JP H0521579 A JPH0521579 A JP H0521579A
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JP
Japan
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chamber
vacuum
wafers
processing
transfer
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP17486791A
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English (en)
Inventor
Masafumi Suzuki
雅史 鈴木
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、真空処理装置に関し、搬送室と処
理室間でウェーハを搬送装置で入れ換え搬送する際、搬
送装置の動作を少なくしてウェーハの入れ換え時間を短
縮することができ、装置の処理能力を向上させることが
でき、しかも1個の処理室と搬送室間でウェーハを入れ
換え搬送することができ、各処理室間でクロスコンタミ
ネーションを生じないようにすることができ、更には、
上下動させないで精度良く、かつ容易にウェーハを入れ
替え搬送することができる真空処理装置を提供すること
を目的とする。 【構成】 ゲート弁4を介して処理室3b、3cと隣接
して設けられた搬送室1と、該処理室3b、3cと該搬
送室1間でウェーハを搬送するフィンガーを有する搬送
装置2とを有する枚葉式の真空処理装置において、該搬
送室1のフィンガー2aを少なくも2個以上にし、かつ
該フィンガー2a同志を水平に設けるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真空処理装置に係り、
特に搬送室と処理室間でウェーハを搬送装置で入れ換え
搬送する際、搬送装置の動作を少なくしてウェーハの入
れ換え時間を短縮することができる真空処理装置に関す
る。従来のクラスター型の真空処理装置では高真空を維
持し、かつ信頼性を保ちつつ搬送を行うため、真空回転
導入及びロボットアーム構造にし、1フィンガーロボッ
トを採用している。
【0002】
【従来の技術】以下、具体的に図面を用いて従来技術を
説明する。図4は従来の真空処理装置の構成を示す概略
図である。図4において、31は真空搬送室31であり、こ
の真空搬送室31内にはウウェーハを搬送するシングルフ
ィンガー32aを有する真空搬送装置32が設けられてい
る。33a 、33b 、33c 、33dはゲート弁34を介し真空搬
送室31と隣接して設けられたロードロック室、A処理
室、B処理室及びC処理室である。35は大気搬送装置で
あり、この大気搬送装置35はロードロック室33a、アラ
イメントステージ36及びキャリアステーション37間でウ
ェーハを搬送させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の真空処理装置では、真空搬送装置32のシングル
フィンガー32a でウェーハを搬送しており、ウェーハを
真空搬送室31から処理室33b、33c、33dに搬送する
際、処理室33b、33c、33dの真空度を十分に高くして
からゲート弁34を開けなければならず、図5に示す如く
搬送時にゲート弁34を3個開け、毎回ゲート弁34を閉じ
なければならなかった。そして、図5の矢印A〜Oに示
す如く(矢印1つに付き搬送装置1サイクルの動作)、
次の処理を開始させるのに真空搬送装置32の動作として
は14サイクルの動作を修了させなければならない等、ウ
ェーハの入れ換え時間が非常にかかり、装置の処理能力
が低下しているという問題があった。
【0004】また、各処理室33b、33c、33d間でウェ
ーハを真空搬送装置32で移し替える際、真空搬送室31を
介して各処理室33b、33c、33d間でウェーハが真空搬
送装置32によって移動するため、クロスコンタミネーシ
ョンという問題があった。また、上記1フィンガーの場
合よりも処理スピードを上げることができる従来の真空
処理装置には、2つのフィンガーをZ方向で2段に設け
るものが知られている。しかしながら、2つのフィンガ
ーをZ方向で2段に設けると、搬送装置をZ方向で上下
動させなければならないが、特に、カセットを直接アク
セスするのが精度的に難しい等、精度良く上下動させる
のが面倒で困難であるという問題があった。
【0005】そこで本発明では、搬送室と処理室間でウ
ェーハを搬送装置で入れ換え搬送をする際、搬送装置の
動作を少なくしてウェーハの入れ換え時間を短縮するこ
とができ、装置の処理能力を向上させることができ、し
かも1個の処理室と搬送室間でウェーハを入れ換え搬送
することができ、各処理室間でクロスコンタミネーショ
ンを生じないようにすることができ、更には、上下動さ
せないで精度良く、かつ容易にウェーハを入れ替え搬送
することができる真空処理装置を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による真空処理装
置は上記目的達成のため、ゲート弁を介して処理室と隣
接して設けられた搬送室と、該処理室と該搬送室間でウ
ェーハを搬送するフィンガーを有する搬送装置とを有す
る枚葉式の真空処理装置において、前記搬送室のフィン
ガーを少なくも2個以上にし、かつ該フィンガー同志を
水平方向に設けて構成するものである。
【0007】本発明においては、枚葉式のロードロック
室を設け、搬送室とロードロック室の間に近接した2個
のゲート弁を設け、更に該ゲート弁中間を高真空排気す
る高真空排気装置を設けるように構成してもよい。
【0008】
【作用】本発明では、図1に示すように、ゲート弁4を
介して処理室3b、3cと隣接して設けられた真空搬送
室1と、各処理室3b、3cと真空搬送室1間でウェー
ハを搬送する真空搬送装置2とを有するように枚葉式の
真空処理装置を構成している。そして、真空搬送装置2
のフィンガーをツインフィンガー2aにし、しかもフィ
ンガー2a同志を水平方向に設けて構成している。そし
て、図2に示す如く、搬送装置2を搬送室1から処理室
3bに移動させ、片方のフィンガー2aでウェーハを受
け取り、次いで、搬送装置2を処理室3bから搬送室1
に移動させ全体を回転させ、今度は新しいウェーハを反
対のフィンガー2aで処理室3bに持っていく。
【0009】このため、真空搬送室1と処理室3b間で
ウェーハを真空搬送装置2で入れ換え搬送する際、図2
に示す如く、真空搬送室1と1個の処理室3b間でウェ
ーハの入れ換え搬送することができ、搬送時にゲート弁
4を1個開け閉めするだけで済ませることができる。従
って、各処理室3b、3c間でクロスタミネーションを
生じないようにすることができる。
【0010】そして、従来、次の処理を開始させるのに
真空搬送装置を14サイクル動作させなければならなかっ
たのが、本発明では、図2の矢印A〜Gに示す如く(矢
印1つに付き搬送装置1サイクルの動作)、7回の動作
で済ませることができる。このため、ウェーハの入れ換
え時間を短縮することができ、装置処理能力を向上させ
ることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1は本発明の一実施例に則した真空処理装置の構成を示
す概略図である。図1において、1は真空搬送室であ
り、この真空搬送室1内にはウェーハを搬送するツイン
フィンガー2aを有する真空搬送装置2が設けられてい
る。3a、3b、3cはゲート弁4を介し真空搬送室1
と隣接して設けられたロードロック室、A処理室及びB
処理室である。5は大気搬送装置であり、この大気搬送
装置5はロードロック室3a、アライメントステージ6
及びキャリアステーション7間でウェーハを搬送させ
る。
【0012】本実施例では、ゲート弁4を介して処理室
3b、3cと隣接して設けられた真空搬送室1と、各処
理室3b、3cと真空搬送室1間でウェーハを搬送する
真空搬送装置2とを有するように枚葉式の真空処理装置
を構成している。そして、真空搬送装置2のフィンガー
をツインフィンガー2aにし、しかもフィンガー同志を
水平方向に設けて構成している。そして、図2に示す如
く、搬送装置2を搬送室1から処理室3bに移動させ、
片方のフィンガー2aでウェーハを受け取り、次いで、
搬送装置2を処理室3bから搬送装置1に移動させ全体
を回転させ、今度は新しいウェーハを反対のフィンガー
2aで処理室3bに持っていく。
【0013】このため、真空搬送室1と処理室3b間で
ウェーハを真空搬送装置2で入れ換え搬送する際、図2
に示す如く、真空搬送室1と1個の処理室3b間でウェ
ーハの入れ換え搬送することができ、搬送時にゲート弁
4を1個開け閉めするだけで済ませることができる。こ
のため、各処理室3b、3c間でクロスタミネーション
を生じないようにすることができる。そして、従来、次
の処理を開始させるのに真空搬送装置32を14サイクル動
作させなければならなかったのが、本実施例では、図2
の矢印A〜Gに示す如く(矢印1つに付き搬送装置1サ
イクルの動作)、7回の動作で済ませることができる。
このため、ウェーハの入れ換え時間を短縮することがで
き、装置の処理能力を向上させることができる。
【0014】また、2つのフィンガー2aを水平方向に
設けているため、上下動させるような複雑な制御は必要
なく、精度良く、かつ容易にウェーハを移し替え搬送す
ることができる。次に、本発明においては、図3に示す
ように、搬送室1とロードロック室3aに近接した2個
のゲート弁4a、4bを設け、ゲート弁4a、4b中間
を高真空排気する高真空排気装置11を設けて構成しても
よく、この場合、ロードロック室3aの大気/真空の繰
り返しにより図3に示す矢印の如く、リークが発生して
も真空搬送室1のウェーハに悪影響を与えないようにす
ることができる。また、ロードロック室3aの真空が悪
い状態でゲート弁4を開けても、その後処理室に搬送す
る時までには搬送室1を高真空回復させることができる
ため、リークによる悪影響を生じないようにすることが
できる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、搬送室と処理室間でウ
ェーハを搬送装置で入れ換え搬送する際、搬送装置の動
作を少なくして、ウェーハの入れ換え時間を短縮するこ
とができ、装置の処理能力を向上させることができ、し
かも1個の処理室と搬送室間でウェーハを入れ替え搬送
することができ、各処理室間でクロスコンタミネーショ
ンを生じさせないようにすることができ、更には上下動
させないで精度良く、かつ容易にウェーハを入れ替え搬
送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に則した真空処理装置の構成
を示す概略図である。
【図2】本発明の一実施例に則した搬送装置の動作を説
明する図である。
【図3】本発明に適用できる真空処理装置を説明する図
である。
【図4】従来例の真空処理装置の構成を示す概略図であ
る。
【図5】従来例の課題を説明する図である。
【符号の説明】
1 真空搬送室 2 真空搬送装置 2a ツインフィンガー 3a ロードロック室 3b、3c 処理室 4、4a、4b ゲート弁 11 高真空排気装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲート弁(4)を介して処理室(3b、
    3c)と隣接して設けられた搬送室(1)と、該処理室
    (3b、3c)と該搬送室(1)間でウェーハを搬送す
    るフィンガーを有する搬送装置(2)とを有する枚葉式
    の真空処理装置において、 該搬送室(1)のフィンガー(2a)を少なくも2個上
    にし、かつ該フィンガー(2a)同志を水平方向に設け
    て構成することを特徴とする真空処理装置。
  2. 【請求項2】 枚葉式のロードロック室(3a)を設
    け、前記搬送室(1)と該ロードロック室(3a)の間
    に近接した2個のゲート弁(4a、4b)を設け、更に
    該ゲート弁(4a、4b)中間を高真空排気する高真空
    排気装置(11)を設けることを特徴とする請求項1記載
    の真空処理装置。
JP17486791A 1991-07-16 1991-07-16 真空処理装置 Withdrawn JPH0521579A (ja)

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Effective date: 19981008