JP2570580Y2 - ウェーハ処理装置 - Google Patents
ウェーハ処理装置Info
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- JP2570580Y2 JP2570580Y2 JP1991067275U JP6727591U JP2570580Y2 JP 2570580 Y2 JP2570580 Y2 JP 2570580Y2 JP 1991067275 U JP1991067275 U JP 1991067275U JP 6727591 U JP6727591 U JP 6727591U JP 2570580 Y2 JP2570580 Y2 JP 2570580Y2
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- Japan
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- wafer
- carrier
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えばイオン注入装
置のように、処理室内でウェーハにイオン注入等の処理
を施すウェーハ処理装置に関し、より具体的には、その
ウェーハ搬送システムの改良に関する。
置のように、処理室内でウェーハにイオン注入等の処理
を施すウェーハ処理装置に関し、より具体的には、その
ウェーハ搬送システムの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のウェーハ処理装置の従来例を図
3に示す。このウェーハ処理装置は、ウェーハ2を処理
する(例えばイオンビームを照射してイオン注入を行
う)処理室4と、この処理室4に真空弁8をそれぞれ介
して隣接されておりかつ大気圧側との間にも真空弁10
がそれぞれ設けられた二つのエアロック室6を備えてい
る。両エアロック室6は、ウェーハ2を大気圧側と処理
室4との間で出し入れするためのものである。各室4、
6は、図示しない真空排気装置によってそれぞれ真空排
気される。
3に示す。このウェーハ処理装置は、ウェーハ2を処理
する(例えばイオンビームを照射してイオン注入を行
う)処理室4と、この処理室4に真空弁8をそれぞれ介
して隣接されておりかつ大気圧側との間にも真空弁10
がそれぞれ設けられた二つのエアロック室6を備えてい
る。両エアロック室6は、ウェーハ2を大気圧側と処理
室4との間で出し入れするためのものである。各室4、
6は、図示しない真空排気装置によってそれぞれ真空排
気される。
【0003】各エアロック室6内には、処理前または処
理後の複数枚のウェーハ2を収納可能な一時預けキャリ
ア12がそれぞれ設けられている。
理後の複数枚のウェーハ2を収納可能な一時預けキャリ
ア12がそれぞれ設けられている。
【0004】両エアロック室6の前には、固定部21お
よびその上で矢印Aのようにスライドする移動台22か
ら成るリニアモータ20が設けられており、この移動台
22にウェーハ搬送ロボット14が載せられている。
よびその上で矢印Aのようにスライドする移動台22か
ら成るリニアモータ20が設けられており、この移動台
22にウェーハ搬送ロボット14が載せられている。
【0005】ウェーハ搬送ロボット14は、例えば図4
に示すような、三つの回転可能なアーム16〜18を有
し、かつそれらを上下動させることができる多関節ロボ
ットである。従って、アーム18の先端部のウェーハ支
持部(フォークと呼ばれるものを設ける場合もある)
を、水平面内で二次元的に移動かつ上下動させることが
できる。
に示すような、三つの回転可能なアーム16〜18を有
し、かつそれらを上下動させることができる多関節ロボ
ットである。従って、アーム18の先端部のウェーハ支
持部(フォークと呼ばれるものを設ける場合もある)
を、水平面内で二次元的に移動かつ上下動させることが
できる。
【0006】リニアモータ20のエアロック室6とは反
対側にはキャリアステージ30が設けられており、そこ
に、この例では四つのキャリア32が載置されている。
各キャリア32は、それぞれ、複数枚のウェーハ2を収
納可能である。
対側にはキャリアステージ30が設けられており、そこ
に、この例では四つのキャリア32が載置されている。
各キャリア32は、それぞれ、複数枚のウェーハ2を収
納可能である。
【0007】また、リニアモータ20のスライド方向横
には、ウェーハ2を吸着する吸着ヘッド26と、ウェー
ハ2の中心やオリエンテーションフラットを検出するセ
ンサー部28とを有していて、ウェーハ2のセンタリン
グおよびオリエンテーションフラットの位置合わせを行
うオリフラ合わせ装置24が設けられている。
には、ウェーハ2を吸着する吸着ヘッド26と、ウェー
ハ2の中心やオリエンテーションフラットを検出するセ
ンサー部28とを有していて、ウェーハ2のセンタリン
グおよびオリエンテーションフラットの位置合わせを行
うオリフラ合わせ装置24が設けられている。
【0008】このウェーハ処理装置の動作例を説明する
と、例えば図3の右側のエアロック室6側をロード側
(供給側)とし、左側のエアロック室6側をアンロード
側(回収側)とした場合、キャリアステージ30の右半
分には未処理のウェーハ2を収納したキャリア32が設
置され、左半分には空のキャリア32が設置される(そ
れぞれキャリア32を二つとしているのは、例えばそれ
らを処理を中断することなく交互に交換できるようにす
るためである)。
と、例えば図3の右側のエアロック室6側をロード側
(供給側)とし、左側のエアロック室6側をアンロード
側(回収側)とした場合、キャリアステージ30の右半
分には未処理のウェーハ2を収納したキャリア32が設
置され、左半分には空のキャリア32が設置される(そ
れぞれキャリア32を二つとしているのは、例えばそれ
らを処理を中断することなく交互に交換できるようにす
るためである)。
【0009】キャリア32が設置されると、ウェーハ搬
送ロボット14がロード側の目的のキャリア32の前ま
でスライドし(より厳密に言うと、リニアモータ20に
よってロボット14がスライドさせられ)、そのアーム
18によって目的のキャリア32から1枚のウェーハ2
を取り出した後、オリフラ合わせ装置24の所まで更に
スライドしてそれにウェーハ2を渡す。
送ロボット14がロード側の目的のキャリア32の前ま
でスライドし(より厳密に言うと、リニアモータ20に
よってロボット14がスライドさせられ)、そのアーム
18によって目的のキャリア32から1枚のウェーハ2
を取り出した後、オリフラ合わせ装置24の所まで更に
スライドしてそれにウェーハ2を渡す。
【0010】オリフラ合わせ装置24では、ウェーハ2
のセンタリングとオリエンテーションフラットの位置合
わせが行われ、それが済むと、ウェーハ搬送ロボット1
4は、当該ウェーハ2を取り出し、ロード側のエアロッ
ク室6の前までスライドし、同エアロック室6内の一時
預けキャリア12にウェーハ2を納める。このとき真空
弁10は開かれている。
のセンタリングとオリエンテーションフラットの位置合
わせが行われ、それが済むと、ウェーハ搬送ロボット1
4は、当該ウェーハ2を取り出し、ロード側のエアロッ
ク室6の前までスライドし、同エアロック室6内の一時
預けキャリア12にウェーハ2を納める。このとき真空
弁10は開かれている。
【0011】上記のような動作が、ロード側の各キャリ
ア32のウェーハ2ごとに行われる。
ア32のウェーハ2ごとに行われる。
【0012】ロード側の一時預けキャリア12へ所要枚
数のウェーハ2の収納が完了すると、真空弁10を閉
じ、同エアロック室6内を真空排気した後、真空弁8を
開いてウェーハ2を処理室4内に図示しない搬送装置に
よって搬送し、そこで所望の処理(例えばイオン注入)
が行われる。
数のウェーハ2の収納が完了すると、真空弁10を閉
じ、同エアロック室6内を真空排気した後、真空弁8を
開いてウェーハ2を処理室4内に図示しない搬送装置に
よって搬送し、そこで所望の処理(例えばイオン注入)
が行われる。
【0013】処理後のウェーハ2は、アンロード側のエ
アロック室6内のキャリア12内に一旦集められ、その
後同エアロック室6の前にスライドしたウェーハ搬送ロ
ボット14によって目的のキャリア32に納められる。
アロック室6内のキャリア12内に一旦集められ、その
後同エアロック室6の前にスライドしたウェーハ搬送ロ
ボット14によって目的のキャリア32に納められる。
【0014】
【考案が解決しようとする課題】上記ウェーハ処理装置
においては、ウェーハ搬送ロボット14が各キャリア3
2、オリフラ合わせ装置24および各エアロック室6の
間を移動するため全体の移動距離が非常に長くなってウ
ェーハ搬送時間が長くなり、そのためスループットが低
いという問題がある。
においては、ウェーハ搬送ロボット14が各キャリア3
2、オリフラ合わせ装置24および各エアロック室6の
間を移動するため全体の移動距離が非常に長くなってウ
ェーハ搬送時間が長くなり、そのためスループットが低
いという問題がある。
【0015】一般的にウェーハ搬送時間を短くするため
にウェーハ搬送ロボット14が載せられた移動台22を
速く移動するようにスピードを上げたりするが、そのよ
うにすると、移動台22の急な加速・減速が行われるた
め、オリフラ合わせ装置24でセンタリングおよびオリ
フラ合わせを行った後のウェーハ2がエアロック室6へ
搬送される時にその中心やオリエンテーションフラット
に位置ずれを生じる可能性がある。
にウェーハ搬送ロボット14が載せられた移動台22を
速く移動するようにスピードを上げたりするが、そのよ
うにすると、移動台22の急な加速・減速が行われるた
め、オリフラ合わせ装置24でセンタリングおよびオリ
フラ合わせを行った後のウェーハ2がエアロック室6へ
搬送される時にその中心やオリエンテーションフラット
に位置ずれを生じる可能性がある。
【0016】また、ウェーハ搬送ロボット14を載せた
移動台22がスライドすることによって、そのガイド部
等からパーティクル(ごみ等)が発生し、これがウェー
ハ2に付着するという問題もある。
移動台22がスライドすることによって、そのガイド部
等からパーティクル(ごみ等)が発生し、これがウェー
ハ2に付着するという問題もある。
【0017】そこでこの考案は、上記のような点を改善
して、スループットの向上、搬送トラブルの低減および
パーティクルの低減を図ることを主たる目的とする。
して、スループットの向上、搬送トラブルの低減および
パーティクルの低減を図ることを主たる目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この考案のウェーハ処理装置は、ウェーハを処理す
る処理室と、この処理室に真空弁をそれぞれ介して隣接
されておりかつ大気圧側との間にも真空弁がそれぞれ設
けられた二つのエアロック室と、両エアロック室内にそ
れぞれ設けられていて、複数枚のウェーハを収納可能な
二つの一時預けキャリアと、両エアロック室の前にそれ
ぞれ設けられていて、ウェーハ支持部を水平面内で二次
元的に移動かつ上下動させる機能をそれぞれ有する二つ
のウェーハ搬送ロボットと、両ロボットの間に設けられ
ていて、ウェーハのセンタリングおよびオリエンテーシ
ョンフラットの位置合わせを行うオリフラ合わせ装置
と、両ウェーハ搬送ロボットのエアロック室とは反対側
にそれぞれ複数台ずつ並設されていて、複数枚のウェー
ハを収納可能なキャリアをそれぞれ装着することがで
き、かつ各キャリアが互いにほぼ平行に向く状態と、対
応するウェーハ搬送ロボットの方に向く状態とに回転可
能なキャリア台とを備えることを特徴とする。
め、この考案のウェーハ処理装置は、ウェーハを処理す
る処理室と、この処理室に真空弁をそれぞれ介して隣接
されておりかつ大気圧側との間にも真空弁がそれぞれ設
けられた二つのエアロック室と、両エアロック室内にそ
れぞれ設けられていて、複数枚のウェーハを収納可能な
二つの一時預けキャリアと、両エアロック室の前にそれ
ぞれ設けられていて、ウェーハ支持部を水平面内で二次
元的に移動かつ上下動させる機能をそれぞれ有する二つ
のウェーハ搬送ロボットと、両ロボットの間に設けられ
ていて、ウェーハのセンタリングおよびオリエンテーシ
ョンフラットの位置合わせを行うオリフラ合わせ装置
と、両ウェーハ搬送ロボットのエアロック室とは反対側
にそれぞれ複数台ずつ並設されていて、複数枚のウェー
ハを収納可能なキャリアをそれぞれ装着することがで
き、かつ各キャリアが互いにほぼ平行に向く状態と、対
応するウェーハ搬送ロボットの方に向く状態とに回転可
能なキャリア台とを備えることを特徴とする。
【0019】
【作用】上記構成によれば、ウェーハ搬送ロボットを各
エアロック室の前にそれぞれ設けており、しかも大気圧
側の各キャリアは回転式のキャリア台によって各ウェー
ハ搬送ロボットの方に向けられるので、ウェーハ搬送ロ
ボットを従来例のようにスライドさせる必要がなくな
る。その結果、ウェーハの搬送時間が短縮されてスルー
プットが向上する他、スライド時のような急な加速・減
速を必要としないのでウェーハの位置ずれによる搬送ト
ラブルを防止することができ、かつパーティクルの発生
も減る。
エアロック室の前にそれぞれ設けており、しかも大気圧
側の各キャリアは回転式のキャリア台によって各ウェー
ハ搬送ロボットの方に向けられるので、ウェーハ搬送ロ
ボットを従来例のようにスライドさせる必要がなくな
る。その結果、ウェーハの搬送時間が短縮されてスルー
プットが向上する他、スライド時のような急な加速・減
速を必要としないのでウェーハの位置ずれによる搬送ト
ラブルを防止することができ、かつパーティクルの発生
も減る。
【0020】
【実施例】図1は、この考案の一実施例に係るウェーハ
処理装置を示す平面図であり、キャリア台にキャリアを
設置した時の状態を示す。図2は、ウェーハを搬送する
時の状態を示す。図3の従来例と同一または相当する部
分には同一符号を付し、以下においては当該従来例との
相違点を主に説明する。
処理装置を示す平面図であり、キャリア台にキャリアを
設置した時の状態を示す。図2は、ウェーハを搬送する
時の状態を示す。図3の従来例と同一または相当する部
分には同一符号を付し、以下においては当該従来例との
相違点を主に説明する。
【0021】この実施例においては、前述したような各
エアロック室6の前であって各エアロック室6の中心線
36上に、前述したような機能を有するウェーハ搬送ロ
ボット14を1台ずつ設置している。両ウェーハ搬送ロ
ボット14は固定されており、従来例のリニアモータ2
0のようなものは設けていない。
エアロック室6の前であって各エアロック室6の中心線
36上に、前述したような機能を有するウェーハ搬送ロ
ボット14を1台ずつ設置している。両ウェーハ搬送ロ
ボット14は固定されており、従来例のリニアモータ2
0のようなものは設けていない。
【0022】また、キャリアステージ30には、前述し
たようなキャリア32をそれぞれ装着することができ、
かつ各キャリア32が、図1に示すように互いにほぼ平
行に向く状態と、図2に示すように対応するウェーハ搬
送ロボット14の方に向く状態とに回転可能なキャリア
台34をこの例では4台並設している。その内、右側の
2台はこの例ではロード側のものであり、右側の上記中
心線36を中心に等間隔で配置されている。左側の2台
はこの例ではアンロード側のものであり、左側の中心線
36を中心に等間隔で配置されている。
たようなキャリア32をそれぞれ装着することができ、
かつ各キャリア32が、図1に示すように互いにほぼ平
行に向く状態と、図2に示すように対応するウェーハ搬
送ロボット14の方に向く状態とに回転可能なキャリア
台34をこの例では4台並設している。その内、右側の
2台はこの例ではロード側のものであり、右側の上記中
心線36を中心に等間隔で配置されている。左側の2台
はこの例ではアンロード側のものであり、左側の中心線
36を中心に等間隔で配置されている。
【0023】また、前述したオリフラ合わせ装置24
は、2台のウェーハ搬送ロボット14の中央に設置して
いる。
は、2台のウェーハ搬送ロボット14の中央に設置して
いる。
【0024】このウェーハ処理装置の動作例を説明する
と、この実施例でも例えば図1の右側のエアロック室6
側をロード側とし、左側のエアロック室6側をアンロー
ド側とした場合、右側2台のキャリア台34には未処理
のウェーハ2を収納したキャリア32が装着され、左側
2台のキャリア台34には空のキャリア32が装着され
る。
と、この実施例でも例えば図1の右側のエアロック室6
側をロード側とし、左側のエアロック室6側をアンロー
ド側とした場合、右側2台のキャリア台34には未処理
のウェーハ2を収納したキャリア32が装着され、左側
2台のキャリア台34には空のキャリア32が装着され
る。
【0025】ウェーハ2を搬送する時は、図2に示すよ
うに、各キャリア台34が回転して、ロード側の二つの
キャリア32はロード側のウェーハ搬送ロボット14の
方に、アンロード側の二つのキャリア32はアンロード
側のウェーハ搬送ロボット14の方にそれぞれ向けられ
る。
うに、各キャリア台34が回転して、ロード側の二つの
キャリア32はロード側のウェーハ搬送ロボット14の
方に、アンロード側の二つのキャリア32はアンロード
側のウェーハ搬送ロボット14の方にそれぞれ向けられ
る。
【0026】次に、ロード側のウェーハ搬送ロボット1
4がそのアーム16〜18を延ばしかつ上下させて、目
的のキャリア32からウェーハ2を1枚取り出した後、
回転を行ってオリフラ合わせ装置24の方に向き、それ
にウェーハ2を渡す。
4がそのアーム16〜18を延ばしかつ上下させて、目
的のキャリア32からウェーハ2を1枚取り出した後、
回転を行ってオリフラ合わせ装置24の方に向き、それ
にウェーハ2を渡す。
【0027】オリフラ合わせ装置24では、従来例と同
様にウェーハ2のセンタリングとオリエンテーションフ
ラットの位置合わせが行われ、それが済むと、同ウェー
ハ搬送ロボット14は、当該ウェーハ2を取り出し、ロ
ード側のエアロック室6の方に回転し、アーム16〜1
8を伸ばしかつ上下させて、ウェーハ2を同エアロック
室6内の一時預けキャリア12に納める。勿論その時は
真空弁10は開かれている。
様にウェーハ2のセンタリングとオリエンテーションフ
ラットの位置合わせが行われ、それが済むと、同ウェー
ハ搬送ロボット14は、当該ウェーハ2を取り出し、ロ
ード側のエアロック室6の方に回転し、アーム16〜1
8を伸ばしかつ上下させて、ウェーハ2を同エアロック
室6内の一時預けキャリア12に納める。勿論その時は
真空弁10は開かれている。
【0028】上記のような動作が、ロード側の各キャリ
ア32のウェーハ2ごとに行われる。
ア32のウェーハ2ごとに行われる。
【0029】ロード側の一時預けキャリア12へ所要枚
数のウェーハ2の収納が完了すると、真空弁10を閉
じ、同エアロック室6内を真空排気した後、真空弁8を
開いてウェーハ2を処理室4内に図示しない搬送装置に
よって搬送し、そこで所望の処理(例えばイオン注入)
が行われる。
数のウェーハ2の収納が完了すると、真空弁10を閉
じ、同エアロック室6内を真空排気した後、真空弁8を
開いてウェーハ2を処理室4内に図示しない搬送装置に
よって搬送し、そこで所望の処理(例えばイオン注入)
が行われる。
【0030】処理後のウェーハ2は、アンロード側のエ
アロック室6内の一時預けキャリア12内に一旦集めら
れ、その後、同エアロック室6の前のウェーハ搬送ロボ
ット14によって、目的のキャリア32内に納められ
る。
アロック室6内の一時預けキャリア12内に一旦集めら
れ、その後、同エアロック室6の前のウェーハ搬送ロボ
ット14によって、目的のキャリア32内に納められ
る。
【0031】上記構成によれば、ウェーハ搬送ロボット
14は従来例のようにスライドさせる必要がないため、
ウェーハ2の搬送距離が短くなって搬送時間が短縮さ
れ、それによってスループットが向上する。
14は従来例のようにスライドさせる必要がないため、
ウェーハ2の搬送距離が短くなって搬送時間が短縮さ
れ、それによってスループットが向上する。
【0032】また、ウェーハ搬送ロボット14はスライ
ドさせる必要がなく、従来のスライド時のような急な加
速・減速を必要としないので、オリフラ合わせ装置24
でセンタリングおよびオリエンテーションフラット合わ
せを行ったウェーハ2の位置ずれを防止することがで
き、それによって搬送トラブルの発生を減らすことがで
きる。
ドさせる必要がなく、従来のスライド時のような急な加
速・減速を必要としないので、オリフラ合わせ装置24
でセンタリングおよびオリエンテーションフラット合わ
せを行ったウェーハ2の位置ずれを防止することがで
き、それによって搬送トラブルの発生を減らすことがで
きる。
【0033】また、ウェーハ搬送ロボット14をスライ
ドさせなくて済むので、スライド機構部分からのパーテ
ィクルの発生がなくなり、パーティクルの低減を図るこ
とができる。
ドさせなくて済むので、スライド機構部分からのパーテ
ィクルの発生がなくなり、パーティクルの低減を図るこ
とができる。
【0034】なお、ウェーハ搬送ロボットは、上記ウェ
ーハ搬送ロボット14と同等の機能を有するものであれ
ば良く、必ずしも先に説明したような構造に限られるも
のではない。
ーハ搬送ロボット14と同等の機能を有するものであれ
ば良く、必ずしも先に説明したような構造に限られるも
のではない。
【0035】また、二つのウェーハ搬送ロボット14お
よびそれに関連する装置等は、必ずしも上記例のように
図の右側がロード側、左側がアンロード側である必要は
なく、その逆でも良く、またロード、アンロードと明確
に区別しなくても良い。
よびそれに関連する装置等は、必ずしも上記例のように
図の右側がロード側、左側がアンロード側である必要は
なく、その逆でも良く、またロード、アンロードと明確
に区別しなくても良い。
【0036】
【考案の効果】以上のようにこの考案によれば、ウェー
ハ搬送ロボットを各エアロック室の前にそれぞれ設けて
おり、しかも大気圧側の各キャリアを、回転式のキャリ
ア台によって、対応するウェーハ搬送ロボットの方に向
けることができるので、ウェーハ搬送ロボットを従来例
のようにスライドさせる必要がなくなる。その結果、ウ
ェーハの搬送時間が短縮されてスループットが向上する
他、スライド時のような急な加速・減速を必要としない
のでウェーハの位置ずれによる搬送トラブルを防止する
ことができ、かつパーティクルの発生も減る。しかも、
大気圧側の各キャリアは、回転式のキャリア台によっ
て、互いにほぼ平行に向けることができるので、キャリ
ア台に対するキャリアの着脱も容易である。
ハ搬送ロボットを各エアロック室の前にそれぞれ設けて
おり、しかも大気圧側の各キャリアを、回転式のキャリ
ア台によって、対応するウェーハ搬送ロボットの方に向
けることができるので、ウェーハ搬送ロボットを従来例
のようにスライドさせる必要がなくなる。その結果、ウ
ェーハの搬送時間が短縮されてスループットが向上する
他、スライド時のような急な加速・減速を必要としない
のでウェーハの位置ずれによる搬送トラブルを防止する
ことができ、かつパーティクルの発生も減る。しかも、
大気圧側の各キャリアは、回転式のキャリア台によっ
て、互いにほぼ平行に向けることができるので、キャリ
ア台に対するキャリアの着脱も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の一実施例に係るウェーハ処理装置
を示す平面図であり、キャリア台にキャリアを設置した
時の状態を示す。
を示す平面図であり、キャリア台にキャリアを設置した
時の状態を示す。
【図2】 この考案の一実施例に係るウェーハ処理装置
を示す平面図であり、ウェーハを搬送する時の状態を示
す。
を示す平面図であり、ウェーハを搬送する時の状態を示
す。
【図3】 従来のウェーハ処理装置の一例を示す平面図
である。
である。
【図4】 ウェーハ搬送ロボットの一例を示す概略側面
図である。
図である。
2 ウェーハ 4 処理室 6 エアロック室 8,10 真空弁 12 一時預けキャリア 14 ウェーハ搬送ロボット 24 オリフラ合わせ装置 32 キャリア 34 キャリア台
Claims (1)
- 【請求項1】 ウェーハを処理する処理室と、この処理
室に真空弁をそれぞれ介して隣接されておりかつ大気圧
側との間にも真空弁がそれぞれ設けられた二つのエアロ
ック室と、両エアロック室内にそれぞれ設けられてい
て、複数枚のウェーハを収納可能な二つの一時預けキャ
リアと、両エアロック室の前にそれぞれ設けられてい
て、ウェーハ支持部を水平面内で二次元的に移動かつ上
下動させる機能をそれぞれ有する二つのウェーハ搬送ロ
ボットと、両ロボットの間に設けられていて、ウェーハ
のセンタリングおよびオリエンテーションフラットの位
置合わせを行うオリフラ合わせ装置と、両ウェーハ搬送
ロボットのエアロック室とは反対側にそれぞれ複数台ず
つ並設されていて、複数枚のウェーハを収納可能なキャ
リアをそれぞれ装着することができ、かつ各キャリアが
互いにほぼ平行に向く状態と、対応するウェーハ搬送ロ
ボットの方に向く状態とに回転可能なキャリア台とを備
えることを特徴とするウェーハ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991067275U JP2570580Y2 (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | ウェーハ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991067275U JP2570580Y2 (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | ウェーハ処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0510463U JPH0510463U (ja) | 1993-02-09 |
JP2570580Y2 true JP2570580Y2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=13340258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991067275U Expired - Fee Related JP2570580Y2 (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | ウェーハ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2570580Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60221252A (ja) * | 1984-04-18 | 1985-11-05 | Toyoda Mach Works Ltd | 循環式搬送体に対する工作物着脱装置 |
-
1991
- 1991-07-29 JP JP1991067275U patent/JP2570580Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0510463U (ja) | 1993-02-09 |
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