JPH05214860A - 非常開放装置を備えた錠 - Google Patents

非常開放装置を備えた錠

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JPH05214860A
JPH05214860A JP26346892A JP26346892A JPH05214860A JP H05214860 A JPH05214860 A JP H05214860A JP 26346892 A JP26346892 A JP 26346892A JP 26346892 A JP26346892 A JP 26346892A JP H05214860 A JPH05214860 A JP H05214860A
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JP
Japan
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hub
lever
spring
bolt
plate
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Application number
JP26346892A
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English (en)
Inventor
Deo Errani
デオ・エラニ
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Kosutorutsuiooni It-Ne Setsuratouules Atsufuiini C I S A SpA
ITALIANA SERRATURE AFFINI
CISA SpA
Original Assignee
Kosutorutsuiooni It-Ne Setsuratouules Atsufuiini C I S A SpA
ITALIANA SERRATURE AFFINI
CISA SpA
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Filing date
Publication date
Application filed by Kosutorutsuiooni It-Ne Setsuratouules Atsufuiini C I S A SpA, ITALIANA SERRATURE AFFINI, CISA SpA filed Critical Kosutorutsuiooni It-Ne Setsuratouules Atsufuiini C I S A SpA
Publication of JPH05214860A publication Critical patent/JPH05214860A/ja
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    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B63/00Locks or fastenings with special structural characteristics
    • E05B63/16Locks or fastenings with special structural characteristics with the handles on opposite sides moving independently
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B59/00Locks with latches separate from the lock-bolts or with a plurality of latches or lock-bolts
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B63/00Locks or fastenings with special structural characteristics
    • E05B63/04Locks or fastenings with special structural characteristics for alternative use on the right-hand or left-hand side of wings
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  • Emergency Lowering Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノブを操作する力を軽減し、またハンドルの
側に拘わらずボルトをハンドルに関係させる。 【構成】 インナーハンドルの操作により、ハブ22が
リターンスプリング45に抗して回動し、開放レバー1
7によりスプリングラッチ9が引っ込められる。同時
に、ハブ22がプレート56を回動させる結果、レバー
53が回動する。このレバー53の回動により、レバー
53はラチェット71を回転させて歯止め66を引き上
げる。続いて、レバー53はその端部61で舌部62の
ウイング68を押圧することによってボルトを開放す
る。外側から錠を開放する場合、ノブ23の回転が復帰
スプリング45の圧縮を伴わず、スプリングラッチ9の
スプリング12のみの圧縮を伴う。ハンドルを反対側に
装着するには、小シリンダ46を180°回転させ、さ
らにねじ57をねじ込んでプレート56をハブ23と同
一の平面にねじ込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスプリングラッチとボル
ト(かんぬき)からなり、非常開放装置を備えた埋込錠
における種々の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、上述の型式の錠には、スプリン
グラッチを駆動するためにインナーハンドルとアウター
ノブが設けられる一方、ボルトを駆動するためにキーで
操作されるシリンダが設けられ、該シリンダは内側のプ
ッシュボタン装置と置き換えることができ、また外側の
電磁リリース装置と置き換えることができる。
【0003】しかしながら、ある状況例えばホテルで
は、スプリングラッチ駆動ハンドルを内側のみから操作
することによってスプリングラッチとボルトをロック位
置から同時に移動させることが必要となっている。この
必要性は、平穏でない時、例えば危険状態(火災)が起
こった時に、最初にキー又はプッシュボタンでボルトを
アンロックしなくても、室内に閉じ込められた人が迅速
に外に出られるようにするという安全上の理由による。
【0004】これらの要求(そのうちの一つは例えば本
願と同一の出願人により1990年1月10日に日本に
出願された平成2年特許願第3291号に記載されてい
る。)に応える錠には、外側からのスプリングラッチの
作動を阻止するために、ノブのハブはハンドルのハブか
ら分離されている。この構造において、アウターノブを
操作した時にはスプリングラッチのみが駆動することが
できるが、インナーハンドルを操作するとスプリングラ
ッチとボルトの両者が駆動する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】非常開放装置を備えた
公知の錠は構造上及び動作上の問題を有している。第1
に、ノブ及びハンドルを駆動後にそれらの非動作位置に
戻す復帰力が前記スプリングの圧縮によって得られる。
したがって、ノブがハンドルよりも短いレバーアームを
有していること、またスプリングがハンドルや該ハンド
ルに接続されて駆動力をボルトに伝達する他の部材を非
動作位置に復帰させる必要があることを考慮すると、ノ
ブの操作に無視できない大変な肉体的努力を必要とす
る。
【0006】第2に、内側又は外側のいずれに開くドア
にも適合するように錠を修正する必要があり、またその
場合、ノブとハンドルの位置を逆にするだけでなく、そ
の逆の位置においてハンドルとボルトの間の接続を維持
する必要がある。したがって、本発明の技術的課題は、
ノブが取り付けられる錠の側に拘わらずそのノブを操作
する力が軽減される非常開放装置を備えた錠における改
良を提供することにある。本発明の目的は、前記課題の
範囲内で、ハンドルが取り付けられる錠の側に拘わらず
ボルトをハンドルと関係させることができる錠を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題や目的、以下に
明らかになるその他の目的は、特許請求の範囲に定義さ
れた錠によって達成される。すなわち、本発明に係る錠
は、スプリングラッチとボルトからなり、前記スプリン
グラッチはエクスターナルレバー(ノブ)又はインター
ナルレバー(ハンドル)によって弾性復帰手段の付勢力
に抗して駆動可能であり、前記レバーは軸が共通するハ
ブに強固に回転可能に接続され、前記ハブはスプリング
ラッチを開放するための部材の両側で回転可能に支持さ
れ、前記スプリングラッチ開放部材は前記ハブに共通軸
で枢着されるとともにそのハブ間に介在する錠におい
て、前記スプリングラッチ開放部材を引き込むための歯
と、前記レバーが離されたときに前記ハブを弾性復帰さ
せる手段とを備え、前記歯は、前記ハブに形成され、前
記レバーのいずれか一方を操作することによりスプリン
グラッチを開放する方向にのみ前記スプリングラッチ開
放部材を引き込むようになっており、前記弾性復帰手段
は、スプリングからなり、該スプリングは前記ハブに接
線方向に導かれたブロックを介して前記ハブのタブに作
用し、前記ブロックは方向変換可能で、インナーレバー
が強固に接続されるハブのタブにのみ接触するように形
成されていることを特徴とし、さらに、ボルトをその閉
鎖位置から引き込むための装置を備え、該ボルト引込み
装置は、前記ハブの軸に平行な軸の回りに接合されたレ
バーと、該レバーに回転可能に接続されたプレートとか
らなり、前記レバーは、ボルトに係合する端部を有し、
前記プレートは、インナーレバーが接続されるハブの面
にそれを位置決めするための調整手段と、前記ハブに形
成された接触部と干渉する肩部とを備えていることを特
徴とする。
【0008】本発明の好ましいい実施例では、前記ブロ
ックは、小シリンダで構成され、該小シリンダの一端に
はスプリングが作用し、他端には面取り部に隣接するラ
グが設けられ、該ラグは、インナーレバーが強固に接続
されるハブのタブに係合し、前記面取り部は、アウター
レバーのハブのタブに対向して配置されている。
【0009】また、他の実施例では、前記プレートは、
前記レバーに強固に接続されてその回転軸として作用す
るピンに回転可能に、かつ、軸方向にスライド可能に連
結され、前記調整手段は、前記プレートにねじ込まれ、
前記レバーに接触して、該レバーに対してプレートを移
動させ、プレートの肩部が前記ハブの接触部と干渉する
状態に位置させる。
【0010】
【実施例】以下、添付図面にこれに限定されない例とし
てのみ図示された好ましい実施例を説明し、本発明のさ
らなる詳細を明らかにする。図1において、錠は参照番
号1で全体的に示されている。前記錠は種々の部材を収
容するケース2を有し、そのケースは平坦な四角柱形状
をなしている。ケース2はねじ4で固着されたカバー3
で閉じられ、そのねじは、ボトム6から突出するケース
の周辺壁7の近傍においてボトム6に固着されたブッシ
ュ5に螺合している。ケース2はドアの台座に挿入さ
れ、該台座を閉じるフロントプレート8によって固定さ
れている。錠はスプリングラッチ9とボルト10を有
し、これらはドアが閉じられた時に側柱のそれぞれの座
に係合するようになっている。
【0011】スプリングラッチ9はスプリング12が装
着されたステム11を有している。このステムはボトム
6から突出するサポート13の中に案内されている。ス
プリング12はサポート13とスプリングラッチ9の間
で当該スプリングラッチを外側に押圧するように作用し
ている。スプリングラッチの停止位置は、ステムに装着
されリング15によって軸方向に保持されたウイング1
4の受面(abutment)によって設定される。ウイング1
4は、直角に折曲されてボトム6に近接する部分16を
介してサポート13に接触し、これにより当該ウイング
14とサポート13の間にスプリングラッチ9を開放す
る要素を構成するレバー17が入り込む空間が残されて
いる。図3にさらに明瞭に示すように、レバー17はデ
ィスク状部18を有し、該ディスク状部にはほぼ直径に
沿う二つの歯19,20が周縁部に形成されるととも
に、円形孔21が中央に形成されている。
【0012】ディスク状部材24,25でそれぞれ構成
された二つのハブ22,23はディスク状部18の両面
と接触し、ディスク状部25はボトム6に隣接し、中央
に円筒状のカラー26を備えている。カラー26はレバ
ー17の枢軸として動作するように円形孔21に嵌合
し、その高さはディスク状部18の厚さより高くなって
いる。これにより、カラー26の端部はディスク状部1
8を越えて突出し、ハブ22の面に形成された円筒状の
座22aに嵌入している。
【0013】ハブ22,23は、レバー17と反対側に
円形の突起27(図においてはハブ22の突起のみが見
られる。)を有し、該突起27はボトム6とカバー3の
それぞれの座に回転可能に嵌合している。したがって、
ハブ22,23は錠のケースの中に回転可能に支持さ
れ、これによりレバー17はハブ22と23の間でカラ
ー26の上に回転可能に支持されている。ハブ22と2
3には矩形孔28,29が貫通しており、該矩形孔2
8,29は突起27と同軸であって、駆動レバー(内側
と外側)の矩形のピンを受け入れ可能になっている。実
際には、内側のレバーすなわち部屋の内側から開錠する
手段はハンドルで構成され、これに対し外側のレバーは
通常ノブ(球形)で構成されている。
【0014】ハンドル及びノブの矩形のピンは別個であ
り、このためハブ22及び23は互いに独立して回転可
能であることに注目すべきである。矩形孔28に挿入さ
れたハンドル又はノブのピンが矩形孔29に係合するの
を防止するために、筒状のキャビティ30がカラー26
に形成され、該キャビティ30の底に矩形孔29を部分
的に閉じるリング31が配置されている。この構造にお
いて、もしピンが矩形孔28を越えて突出すると、その
ピンはハブの回転継ぎ手となることなく、キャビティ3
0の中で自由に回転することができる。
【0015】ハブ22,23には、周縁にそれぞれ肩部
32,33が設けられるとともに、歯34,35が設け
られている。その歯34,35は、歯19,20と係合
するように、ディスク状部18に隣接する表面から突出
している。さらに、ハブ22,23には、参照番号38
によって全体的に示された装置によりスプリングラッチ
と同時にボルト10を迅速に動作(後退)させるため
に、接触部36,37が設けられている。ハブ22,2
3にはさらに、肩部32,33の近傍で半径方向に延び
た嘴状のタブ39,40が設けられている。タブ39,
40は弾性手段43が当接する表面を構成するエッジ4
1,42を有している。弾性手段43は肩部32,33
をケースのボトム6に固着された接触部44に接触した
状態に維持している。
【0016】弾性手段43は円筒形状のスプリング45
によって構成され、当該スプリング45は小シリンダ4
6からなるブロックに作用している。前記小シリンダ4
6の軸はスプリングラッチのスライド方向に垂直であ
る。スプリング45及び小シリンダ46は、プレート4
7によって形成された凹部にスライド可能に収容されて
いる。前記プレート47はブラケットを形成するために
折り曲げられ、錠のボトム6に強固に接続されている。
スプリング45は小シリンダをガイドするブラケットの
二つの平行部をつなぐブリッジ部に当接している。小シ
リンダ46の上端はその厚さの半分まで面取りされて、
該面取り部49で際立てられたラグ48を形成し、タブ
39とタブ40のいずれか一方のみが当接可能になって
いる。他方のタブは面取り部49と一直線に合うように
なっている。
【0017】ケースを閉じた状態では、小シリンダ46
はブラケットの平行部の間だけでなく、ケースのボトム
とカバーの間でガイドされ、ラグ48をそれと共通平面
をなすタブ39,40の縁と接触した状態に維持する。
ラグ48には円形孔50が貫通している。ケース2に
は、ボトム6と、プレート8と対向する周辺壁と、カバ
ー3とに刻まれたノッチ51が前記孔と同じレベルに設
けられている。円形孔50に合わせくぎ52を挿入する
ことにより、小シリンダ46を180°回動して、ラグ
48を一方のハブのタブと接触する位置から他方のハブ
のタブと接触する位置に移動させることができる。この
構造では、タブ39とタブ40のいずれか一方は面取り
部49に位置し、これによりスプリング45の作用を受
けないようになっている。
【0018】スプリングラッチとボルトを同時に作動さ
せる装置38は、図4に示されている。この装置は合成
形状のレバー53を有し、該レバーからブッシュ状のピ
ン54が突出している。前記ピンには平坦部55が形成
され、ボトム6とカバー3の座に回転可能に支持されて
いる。ピン54にはプレート56が回転可能に接続さ
れ、該プレート56にねじ込まれてケースのカバー3の
孔58よりアクセス可能な調整ねじ57により、レバー
53に対して移動可能になっている。調整ねじ57は、
レバー53と接触するねじ端部と、カバー3の内面と接
触する頭部を有している。これにより、調整ねじは軸方
向にロックされているが、回転可能でプレート56をピ
ン54に沿って移動させることができる。
【0019】プレート56の周縁には、接触部36又は
37と干渉する位置に肩部59が形成され、その位置は
プレート56がハブ22又はハブ23と共通平面の状態
に位置したかどうかに依存する。レバー53には、開放
中に錠のボルトを解除して引き込むためのフラップ60
と端部61が設けられている。ボルト10は舌部62を
有しており(図2参照)、その舌部は、ケースのボトム
6に固定された矩形ピン64の上をスロット63により
カイドされるようになっている。ピン64はガイド部材
としてだけでなく、ボルトのロック部材としても作用す
る。
【0020】前記ピンは、実際には、プレート状の歯止
め66の歯65と協働する。歯止め66は、舌部62に
支持され、その二つのウイング67及び68が舌部の各
スロットに係合することによって横方向にガイドされ
る。歯止め66は、一端が舌部のタブに接触し他端がウ
イング68に作用するスプリング69によって駆動さ
れ、ピン64をロックする位置に歯65を維持してい
る。ボルトを解放するために、歯止め66は座70に収
容されるように適合された公知のキーシリンダによっ
て、あるいはレバー53によって駆動される。
【0021】レバー53のフラップ60は、ピン72に
より舌部62に枢着されたラチェット71を介して歯止
め66に作用している。ラチェットはL字形で、その一
方のアームはレバー53のフラップ60と係合し、これ
に対し他方のアームはスプリング69の付勢力に抗して
歯68に作用している。図示された錠には、舌部62の
ストロークに対してボルト10のストロークを増加する
ための手段が講ぜられている。このため、ボルト10及
び舌部62は二つの合わせくぎ73,74によって組合
わせられている。第1の合わせくぎ73は舌部に強固に
接合され、ボルト及びケースのスロット75,76に滑
り込められている。これに対し、第2の合わせくぎ74
はボルトに強固に接合され、舌部のスロットに滑り込め
られている。
【0022】合わせくぎ74には連結ロッド78の端が
接合され、該連結ロッドはケースのボトム6に固定され
たピン79により揺動可能に支持されている。この連結
ロッド78にはスプリング80が作用し、該スプリング
はボトム6から突出する突出部81に係合し、開放中に
舌部に負荷される引張力と協働する。連結ロッド78に
は、合わせくぎ74とピン79の間の中間にスロットが
形成され、該スロットに合わせくぎ73が収容されてい
る。したがって、舌部62がその開放ストローク又は閉
鎖ストロークを達成すると、ボルトは支点79から合わ
せくぎ73,74までのアームの長さの比に比例して増
加したストロークを達成する結果、ボルトはケースから
大きく突出し、それを受け入れる座に安全に係合するこ
とになる。
【0023】錠の動作は次の通りである。図2に示すよ
うに錠の見えている側が内側であるとすると、その内側
にはスプリングラッチ9の駆動及びボルトの迅速な開放
のためのハンドルが存在する。これに対し、ノブは外側
に設けられ、スプリングラッチを作動させることはでき
ない。しかし、ボルトは外側と内側の両方からキー操作
されるシリンダによって駆動される。
【0024】この状態において、シリンダ46はラグ4
8が内側のハブ22の嘴39に作用し、一方プレート5
6はハブ22の面内に位置する。したがって、インナー
ハンドルを操作することによって、ハブ22はリターン
スプリング45に抗して回転する。ハブ22が回転する
と、歯34は開放レバー17の歯19に当接し、スプリ
ングラッチ9が引っ込められる。同時に、接触部36が
プレート56の肩部59に作用し、レバー53に回転可
能に接続されているプレート56をピン54の回りに回
転させる。この回転の最初の第1の部分では、レバー5
3はフラップ60によりラチェット71を回転させ、該
ラチェットは歯止め66を引き上げる。回転の第2の部
分では、レバー53はその端部61で舌部62の面から
突出するウイング68を押圧することによってボルトを
開放する。
【0025】本質的には、キー操作されるシリンダを動
作させることなく、ハンドルの操作により錠を瞬間的に
開放することができる。もし、外側から錠を開放するの
を望む場合には、まずキー操作されるシリンダによって
ボルトを引き込み、ノブを回す。この結果、ハブが歯3
5でもってレバー17に作用し、スプリングラッチを引
き込ませる。注目すべきことは、ノブの回転が復帰スプ
リング45の圧縮を伴わず、スプリングラッチのスプリ
ングのみの圧縮を伴うことである。このため、ユーザは
肉体的努力が少なくてすむ。なぜなら、ハブ23の嘴4
0は面取り部49の前方に配置され、自由に回転可能だ
からである。スプリング45の復帰力に対抗するために
ハンドルにかけられる大きな肉体的努力はハンドルの長
いレバーアームによって許容される。
【0026】もし、錠が上述の方向と反対方向に装着さ
れねばならない場合、すなわちハブ22に係合するノブ
を有する場合には、合わせくぎ2を孔50に挿入するこ
とによって小シリンダ46を180°回転させ、さらに
ねじ57をねじ込んでプレート56をハブ23と同一の
平面に移動させることにより、同様の動作状態に戻すこ
とができる。この構造では、ノブはスプリングラッチの
みを駆動することができ、ハンドルはハブ23と装置3
8によってスプリングラッチとボルトを駆動することが
できる。
【0027】なお、特許請求の範囲に記載された技術的
特徴が参照番号によって示されている箇所では、それら
の参照番号は請求の範囲の明瞭性を増加するためにのみ
含めてある。したがって、そのような参照番号は、当該
参照番号で実施例として示された各構成要件の範囲にい
かなる限定的影響も与えない。
【0028】
【発明の効果】本発明の実質的な利点は以下の通りであ
る。すなわち、右開きドアにも左開きドアにも、いくつ
かの簡単な調整をするだけで同一の錠を使用することが
でき、このため特に装備や在庫の準備に関して相当の技
術的節約が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る錠の斜視図である。
【図2】 ボルトがロック位置にあるときの錠の内部部
材の正面図である。
【図3】 ハブ及び中間開放部材の分解斜視図である。
【図4】 ボルト引込み装置の分解斜視図である。
【図5】 図2のV−V線断面図である。
【符号の説明】
9…スプリングラッチ、10…ボルト、12…弾性復帰
手段、17…スプリングラッチ開放部材、22,23…
ハブ、 34,35…歯、36,37…接触部、38…
ボルト引込み装置、39,40…タブ、43…弾性復帰
手段、45…スプリング、46…ブロック、48…ラ
グ、49…面取り部、53…レバー、54…ピン、56
…プレート、57…調整手段、59…肩部、60…端
部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプリングラッチとボルトからなり、前
    記スプリングラッチはエクスターナルレバー(ノブ)又
    はインターナルレバー(ハンドル)によって弾性復帰手
    段(12)の付勢力に抗して駆動可能であり、前記レバ
    ーは軸が共通するハブ(22,23)に強固に回転可能
    に接続され、前記ハブはスプリングラッチ(9)を開放
    するための部材(17)の両側で回転可能に支持され、
    前記スプリングラッチ開放部材は前記ハブ(22,2
    3)に共通軸で枢着されるとともにそのハブ間に介在す
    る錠において、 前記スプリングラッチ開放部材(17)を引き込むため
    の歯(34,35)と、前記レバーが離されたときに前
    記ハブ(22,23)を弾性復帰させる手段(43)と
    を備え、 前記歯(34,35)は、前記ハブ(22,23)に形
    成され、前記レバーのいずれか一方を操作することによ
    りスプリングラッチ(9)を開放する方向にのみ前記ス
    プリングラッチ開放部材(17)を引き込むようになっ
    ており、 前記弾性復帰手段(43)は、スプリング(45)から
    なり、該スプリング(45)は前記ハブ(22,23)
    に接線方向に導かれたブロック(46)を介して前記ハ
    ブ(22,23)のタブ(39,40)に作用し、前記
    ブロック(46)は方向変換可能で、インナーレバーが
    強固に接続されるハブ(22,23)のタブ(39,4
    0)にのみ接触するように形成されていることを特徴と
    し、 さらに、ボルトをその閉鎖位置から引き込むための装置
    (38)を備え、 該ボルト引込み装置(38)は、前記ハブ(22,2
    3)の軸に平行な軸の回りに接合されたレバー(53)
    と、該レバー(53)に回転可能に接続されたプレート
    (56)とからなり、 前記レバー(53)は、ボルト(10)に係合する端部
    (60)を有し、 前記プレート(56)は、インナーレバーが接続される
    ハブ(22,23)の面にそれを位置決めするための調
    整手段(57)と、前記ハブに形成された接触部(3
    6,37)と干渉する肩部(59)とを備えていること
    を特徴とする錠。
  2. 【請求項2】 前記ブロック(46)は、小シリンダで
    構成され、該小シリンダの一端にはスプリング(45)
    が作用し、他端には面取り部(49)に隣接するラグ
    (48)が設けられ、 該ラグ(48)は、インナーレバーが強固に接続される
    ハブ(22,23)のタブ(39,40)に係合し、 前記面取り部(49)は、アウターレバーのハブ(2
    2,23)のタブ(39,40)に対向して配置されて
    いる、ことを特徴とする請求項1に記載の錠。
  3. 【請求項3】 前記プレート(56)は、前記レバー
    (53)に強固に接続されてその回転軸として作用する
    ピン(54)に回転可能に、かつ、軸方向にスライド可
    能に連結され、 前記調整手段(57)は、前記プレート(56)にねじ
    込まれ、前記レバー(53)に接触して、該レバーに対
    してプレート(56)を移動させ、プレート(56)の
    肩部(59)が前記ハブ(22,23)の接触部(3
    6,37)と干渉する状態に位置させることを特徴とす
    る請求項2に記載の錠。
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