JPH05214260A - カチオンアゾ染料の高濃度水溶液の製造方法 - Google Patents
カチオンアゾ染料の高濃度水溶液の製造方法Info
- Publication number
- JPH05214260A JPH05214260A JP4122365A JP12236592A JPH05214260A JP H05214260 A JPH05214260 A JP H05214260A JP 4122365 A JP4122365 A JP 4122365A JP 12236592 A JP12236592 A JP 12236592A JP H05214260 A JPH05214260 A JP H05214260A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formula
- hydrogen
- dye
- alkyl
- methyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B29/00—Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B69/00—Dyes not provided for by a single group of this subclass
- C09B69/02—Dyestuff salts, e.g. salts of acid dyes with basic dyes
- C09B69/06—Dyestuff salts, e.g. salts of acid dyes with basic dyes of cationic dyes with organic acids or with inorganic complex acids
- C09B69/065—Dyestuff salts, e.g. salts of acid dyes with basic dyes of cationic dyes with organic acids or with inorganic complex acids of cationic azo dyes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B67/00—Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
- C09B67/0071—Process features in the making of dyestuff preparations; Dehydrating agents; Dispersing agents; Dustfree compositions
- C09B67/0075—Preparations with cationic dyes
- C09B67/0076—Preparations of cationic or basic dyes in liquid form
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Coloring (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
- Thiazole And Isothizaole Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】(a)硫酸を含有する溶液中において、
D−NH2 (1)
のアミンをジアゾ化し、
(b)このジアゾニウム塩を、式(2)のカップリング
成分にカップリングし、 (c)生成したアゾ染料を水溶性炭酸水素塩で処理し、 (d)その染料炭酸水素塩を有機酸を使用して、その酸
の染料塩に変換することを特徴とする具体的には、例え
ば で示すカチオンアゾ染料の塩の高濃度水溶液の製造方法
を提供する。 【効果】この染料溶液は優れた貯蔵安定性を有してい
る。すなわち、低温で数カ月間貯蔵しても結晶が析出し
ない。これらの溶液は実質的に塩酸塩を含有しておら
ず、通常の装置において腐食を起こすこともない。
成分にカップリングし、 (c)生成したアゾ染料を水溶性炭酸水素塩で処理し、 (d)その染料炭酸水素塩を有機酸を使用して、その酸
の染料塩に変換することを特徴とする具体的には、例え
ば で示すカチオンアゾ染料の塩の高濃度水溶液の製造方法
を提供する。 【効果】この染料溶液は優れた貯蔵安定性を有してい
る。すなわち、低温で数カ月間貯蔵しても結晶が析出し
ない。これらの溶液は実質的に塩酸塩を含有しておら
ず、通常の装置において腐食を起こすこともない。
Description
【0001】本発明は、カチオンアゾ染料の塩の高濃度
水溶液を製造するための新規な方法に関する。
水溶液を製造するための新規な方法に関する。
【0002】カチオン染料の塩の製造方法は、ドイツ特
許出願第A−1644389号に開示されている。この
方法は、カチオン染料の水溶性塩を水溶性炭酸水素塩で
処理し、そして得られた炭酸水素塩を、さらに別の任意
工程において、無機酸または有機酸で処理している。適
当な染料として、イミダゾール系の染料およびベンゾイ
ミダゾール系の染料の名前があげられている。これらの
染料は、すべての実施例において、塩化物の形で使用さ
れている。
許出願第A−1644389号に開示されている。この
方法は、カチオン染料の水溶性塩を水溶性炭酸水素塩で
処理し、そして得られた炭酸水素塩を、さらに別の任意
工程において、無機酸または有機酸で処理している。適
当な染料として、イミダゾール系の染料およびベンゾイ
ミダゾール系の染料の名前があげられている。これらの
染料は、すべての実施例において、塩化物の形で使用さ
れている。
【0003】このドイツ特許出願第A−1644389
号の教示によれば、染料炭酸水素塩に変換した後に、塩
酸塩を完全に除去することは不可能である。有機酸との
反応の後でさえも、染料溶液は残留量の塩酸塩を含有
し、これが貯蔵容器および/または染色装置の腐食をも
たらす可能性がある。さらに、いくつかの染料において
は、その染料を低温(約0乃至5℃)で貯蔵した場合に
問題が生じる。なぜならば、塩酸塩含有溶液から染料が
部分的に晶出してくるからである。
号の教示によれば、染料炭酸水素塩に変換した後に、塩
酸塩を完全に除去することは不可能である。有機酸との
反応の後でさえも、染料溶液は残留量の塩酸塩を含有
し、これが貯蔵容器および/または染色装置の腐食をも
たらす可能性がある。さらに、いくつかの染料において
は、その染料を低温(約0乃至5℃)で貯蔵した場合に
問題が生じる。なぜならば、塩酸塩含有溶液から染料が
部分的に晶出してくるからである。
【0004】本発明によって、特定のアゾ染料の場合に
は、硫酸を含有している溶液中においてジアゾ化を行な
い、そしてカップリング後した後に染料を硫酸塩または
硫酸水素塩として沈殿させることによって上記の問題を
回避することができることが見い出された。驚くべきこ
とに、この方法によると、きわめて容易に濾過し、洗浄
できる形で染料が沈殿し、したがって塩酸塩含有カップ
リング成分が使用された場合でも、染料が実質的に塩酸
塩を含有することなく得られる。
は、硫酸を含有している溶液中においてジアゾ化を行な
い、そしてカップリング後した後に染料を硫酸塩または
硫酸水素塩として沈殿させることによって上記の問題を
回避することができることが見い出された。驚くべきこ
とに、この方法によると、きわめて容易に濾過し、洗浄
できる形で染料が沈殿し、したがって塩酸塩含有カップ
リング成分が使用された場合でも、染料が実質的に塩酸
塩を含有することなく得られる。
【0005】すなわち、本発明はカチオンアゾ染料の塩
の高濃度の水溶液の製造方法に関し、その方法は、 (a)硫酸を含有する溶液中において、式 D−NH2 (1) (式中、Dは置換されていないか、または置換されたベ
ンゼン系、チアゾール系、ベンゾチアゾール系またはチ
アジアゾール系の残基である)のアミンをジアゾ化し、 (b)そのアミンのジアゾ化物を、次式
の高濃度の水溶液の製造方法に関し、その方法は、 (a)硫酸を含有する溶液中において、式 D−NH2 (1) (式中、Dは置換されていないか、または置換されたベ
ンゼン系、チアゾール系、ベンゾチアゾール系またはチ
アジアゾール系の残基である)のアミンをジアゾ化し、 (b)そのアミンのジアゾ化物を、次式
【化8】 (式中、R1 は水素、C1 −C4 −アルキル、C1 −C
4 −アルコキシ、ハロゲンまたはC1 −C4 −アルカノ
イルアミノであり、R2 は水素またはC1 −C4 −アル
キルであり、nは2乃至6の整数であり、R3 、R4 、
R5 は互いに独立的に、置換されていないか、または置
換されたアルキル基を意味であるか、またはR3 とR4
とは、それらが結合している窒素原子と一緒で、あるい
はR3 、R4 、R5 はそれらが結合している窒素原子と
一緒で複素環式基を形成するか、またはR3 およびR4
はそれぞれC1 −C4 −アルキルであり、そしてR5 は
アミノであり、 An- は陰イオンである)のカップリング成分にカップ
リングし、そのあと (c)生成したアゾ染料を水溶性炭酸水素塩で処理し、
そして (d)その染料炭酸水素塩を有機酸を使用して、その酸
の染料塩に変換することを特徴とする。
4 −アルコキシ、ハロゲンまたはC1 −C4 −アルカノ
イルアミノであり、R2 は水素またはC1 −C4 −アル
キルであり、nは2乃至6の整数であり、R3 、R4 、
R5 は互いに独立的に、置換されていないか、または置
換されたアルキル基を意味であるか、またはR3 とR4
とは、それらが結合している窒素原子と一緒で、あるい
はR3 、R4 、R5 はそれらが結合している窒素原子と
一緒で複素環式基を形成するか、またはR3 およびR4
はそれぞれC1 −C4 −アルキルであり、そしてR5 は
アミノであり、 An- は陰イオンである)のカップリング成分にカップ
リングし、そのあと (c)生成したアゾ染料を水溶性炭酸水素塩で処理し、
そして (d)その染料炭酸水素塩を有機酸を使用して、その酸
の染料塩に変換することを特徴とする。
【0006】式(1)のアミンは、好ましくは式
【化9】 (式中、Xは水素、ハロゲン、シアノまたはニトロであ
り、YとY1 とは互いに独立的に水素またはハロゲンで
あり、そしてZはニトロ、C1 −C4 −アルキルスルホ
ンまたはN,N−ジ−C1 −C4 −アルキルスルファモ
イルである)のアニリンであるか、または式
り、YとY1 とは互いに独立的に水素またはハロゲンで
あり、そしてZはニトロ、C1 −C4 −アルキルスルホ
ンまたはN,N−ジ−C1 −C4 −アルキルスルファモ
イルである)のアニリンであるか、または式
【化10】 (式中、Pは水素またはニトロである)のチアゾールで
あるか、または式
あるか、または式
【化11】 (式中、QとQ1 とは互いに独立的に水素、ハロゲンま
たはニトロである)のベンゾチアゾールであるか、また
は式
たはニトロである)のベンゾチアゾールであるか、また
は式
【化12】 または
【化13】 (両式中、Tは水素、または置換されていないか、また
は置換されたフェニルである)のチアジアゾールであ
る。これらのアミンの中でも、下記式のアミンが特に好
ましい。
は置換されたフェニルである)のチアジアゾールであ
る。これらのアミンの中でも、下記式のアミンが特に好
ましい。
【化14】 (式中、X1 は水素、ハロゲンまたはシアノであり、Y
は水素、またはハロゲンである)。
は水素、またはハロゲンである)。
【0007】ハロゲンの例は、フッ素、臭素または好ま
しくは塩素である。R1 およびR2 が意味するアルキル
基の例は、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピ
ル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、ter
t−ブチルなどであり、R1 が意味するアルコキシ基の
例は、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロ
ポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、sec−ブトキ
シ、tert−ブトキシなどである。R1 はC1 −C4
−アルカノイルアミノであることもできる。たとえば、
アセチルアミノ、プロピオニルアミノ、ブチリルアミ
ノ、イソブチリルアミノ、バレリルアミノ、またはイソ
バレリルアミノでありうる。R3 、R4 およびR5 は、
互いに独立的に置換されていないか、または置換された
アルキル基である。
しくは塩素である。R1 およびR2 が意味するアルキル
基の例は、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピ
ル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、ter
t−ブチルなどであり、R1 が意味するアルコキシ基の
例は、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロ
ポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、sec−ブトキ
シ、tert−ブトキシなどである。R1 はC1 −C4
−アルカノイルアミノであることもできる。たとえば、
アセチルアミノ、プロピオニルアミノ、ブチリルアミ
ノ、イソブチリルアミノ、バレリルアミノ、またはイソ
バレリルアミノでありうる。R3 、R4 およびR5 は、
互いに独立的に置換されていないか、または置換された
アルキル基である。
【0008】本明細書全体にわたって“置換されていな
いか、または置換されたアルキル基”とは、一般につぎ
のような基を意味するものと理解されたい。例えばメチ
ル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチ
ル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、
直鎖状または分枝状のペンチルまたはヘキシル、シクロ
ペンチルまたはシクロヘキル、ならびに場合によっては
置換された、適当にはヒドロキシル、アルコキシ、シア
ノ、カルバモイルまたはN−モノ−またはジアルキルカ
ルバモイル、またはフェニル(これは典型的にはアルキ
ルまたはアルコキシによってさらに置換されていてもよ
い)によって置換されたそれらの基。このような置換さ
れた基の代表例は、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチ
ル、2−ヒドロキシプロピル−1−イル、メトキシエチ
ル、エトキシエチル、プロポキシプロピル、ベンジル、
シアノエチル、カルバモイルエチルなどである。
いか、または置換されたアルキル基”とは、一般につぎ
のような基を意味するものと理解されたい。例えばメチ
ル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチ
ル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、
直鎖状または分枝状のペンチルまたはヘキシル、シクロ
ペンチルまたはシクロヘキル、ならびに場合によっては
置換された、適当にはヒドロキシル、アルコキシ、シア
ノ、カルバモイルまたはN−モノ−またはジアルキルカ
ルバモイル、またはフェニル(これは典型的にはアルキ
ルまたはアルコキシによってさらに置換されていてもよ
い)によって置換されたそれらの基。このような置換さ
れた基の代表例は、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチ
ル、2−ヒドロキシプロピル−1−イル、メトキシエチ
ル、エトキシエチル、プロポキシプロピル、ベンジル、
シアノエチル、カルバモイルエチルなどである。
【0009】R3 とR4 とは、それらが結合している窒
素原子と一緒で複素環式基であることもできる。この場
合に適当な複素環式基は、ピロリジノ、ピペリジノ、モ
ルホリノまたはピペラジノ基である。あるいはまた、R
3 、R4 およびR5 は、それらが結合している窒素原子
と一緒で複素環式基であることもできる。その代表例
は、ピリジニウム、イミダゾリウム、またはモノ四級化
トリエチレンジアミン基であり、これらの基は場合によ
ってはさらに好ましくは、C1 −C4 −アルキルによっ
て置換されていてもよい。
素原子と一緒で複素環式基であることもできる。この場
合に適当な複素環式基は、ピロリジノ、ピペリジノ、モ
ルホリノまたはピペラジノ基である。あるいはまた、R
3 、R4 およびR5 は、それらが結合している窒素原子
と一緒で複素環式基であることもできる。その代表例
は、ピリジニウム、イミダゾリウム、またはモノ四級化
トリエチレンジアミン基であり、これらの基は場合によ
ってはさらに好ましくは、C1 −C4 −アルキルによっ
て置換されていてもよい。
【0010】好ましくは、Yは水素、そしてXは水素、
シアノまたは好ましくは塩素である。R1 は好ましくは
水素、メチルまたは塩素であり、最も好ましくは置換ア
ミノ基に対してo−位置の塩素、またはm−位置のメチ
ルであり、nは2または3が好ましい。R2 は好ましく
は水素、メチルまたは最も好ましくはエチルである。R
3 とR4 とは好ましくはそれぞれメチルであり、そして
R5 は好ましくはメチル、ヒドロキシ−C1 −C3 −ア
ルキル、ベンジルまたはアミノであるか、またはR3 、
R4 およびR5 はそれらが結合している窒素原子と一緒
で置換されていないか、またはメチル置換ピリジニウム
基である。
シアノまたは好ましくは塩素である。R1 は好ましくは
水素、メチルまたは塩素であり、最も好ましくは置換ア
ミノ基に対してo−位置の塩素、またはm−位置のメチ
ルであり、nは2または3が好ましい。R2 は好ましく
は水素、メチルまたは最も好ましくはエチルである。R
3 とR4 とは好ましくはそれぞれメチルであり、そして
R5 は好ましくはメチル、ヒドロキシ−C1 −C3 −ア
ルキル、ベンジルまたはアミノであるか、またはR3 、
R4 およびR5 はそれらが結合している窒素原子と一緒
で置換されていないか、またはメチル置換ピリジニウム
基である。
【0011】本新規方法は、特にYが水素であり、そし
てX1 が水素または塩素である式(8)のアミンをジア
ゾ化し、そしてそのジアゾ化アミンをR1 が水素、メチ
ルまたは塩素であり、nが2または3であり、R2 が水
素、メチルまたはエチルであり、R3 およびR4 がそれ
ぞれメチルであり、そしてR5 がメチル、ヒドロキシ−
C1 −C3 −アルキル、ベンジルまたはアミノである式
(2)のカップリング成分、あるいはR3 、R4 および
R5 がそれらが結合している窒素原子と一緒でピリジニ
ウム基を形成している式(2)のカップリング成分にカ
ップリングすることによってアゾ染料の濃厚水溶液を製
造するのに好適である。
てX1 が水素または塩素である式(8)のアミンをジア
ゾ化し、そしてそのジアゾ化アミンをR1 が水素、メチ
ルまたは塩素であり、nが2または3であり、R2 が水
素、メチルまたはエチルであり、R3 およびR4 がそれ
ぞれメチルであり、そしてR5 がメチル、ヒドロキシ−
C1 −C3 −アルキル、ベンジルまたはアミノである式
(2)のカップリング成分、あるいはR3 、R4 および
R5 がそれらが結合している窒素原子と一緒でピリジニ
ウム基を形成している式(2)のカップリング成分にカ
ップリングすることによってアゾ染料の濃厚水溶液を製
造するのに好適である。
【0012】硫酸を含有している溶液中における式
(1)のアミンのジアゾ化は、それ自体公知の条件下に
おいて、典型的には−10乃至30℃の温度、好ましく
は−10乃至5℃の温度範囲においてで亜硝酸ナトリウ
ムを使用して実施される。ジアゾ化の前に、式(1)の
アミンを分散剤の添加および/または摩砕によって均質
な微分散物にしておくのが好ましい。
(1)のアミンのジアゾ化は、それ自体公知の条件下に
おいて、典型的には−10乃至30℃の温度、好ましく
は−10乃至5℃の温度範囲においてで亜硝酸ナトリウ
ムを使用して実施される。ジアゾ化の前に、式(1)の
アミンを分散剤の添加および/または摩砕によって均質
な微分散物にしておくのが好ましい。
【0013】式(2)のカップリング成分へのアミンの
カップリングも、それ自体公知の方法によって、適当に
は−10乃至+30℃、好ましくは−5乃至+10℃の
温度範囲において実施される。カップリング後、高めら
れた温度、適当には50乃至90℃の温度で反応混合物
をしばらくの間、適当には0.5乃至3時間攪拌するの
が有利であることが判明した。このあと反応混合物を好
ましくは室温まで冷却する。この時に染料が硫酸塩また
は硫酸水素塩として晶出する。本新規方法の好ましい実
施態様においては、染料が硫酸水素塩の形で得られるよ
うな条件下においてカップリングが実施される。これは
通常約1.5以下のpHである場合である。沈殿した染料
は、そのあと好ましくは硫酸ナトリウムを含有している
硫酸の水溶液で洗浄される。
カップリングも、それ自体公知の方法によって、適当に
は−10乃至+30℃、好ましくは−5乃至+10℃の
温度範囲において実施される。カップリング後、高めら
れた温度、適当には50乃至90℃の温度で反応混合物
をしばらくの間、適当には0.5乃至3時間攪拌するの
が有利であることが判明した。このあと反応混合物を好
ましくは室温まで冷却する。この時に染料が硫酸塩また
は硫酸水素塩として晶出する。本新規方法の好ましい実
施態様においては、染料が硫酸水素塩の形で得られるよ
うな条件下においてカップリングが実施される。これは
通常約1.5以下のpHである場合である。沈殿した染料
は、そのあと好ましくは硫酸ナトリウムを含有している
硫酸の水溶液で洗浄される。
【0014】次に、染料を水溶性炭酸水素ナトリウムで
処理して染料炭酸水素塩を形成する。これは、染料を約
0乃至70℃、好ましくは約0乃至40℃の温度範囲に
おいてアルカリ性の水溶液または水性懸濁液中で水溶性
炭酸水素塩、好ましくは炭酸水素カリウム、炭酸水素リ
チウムまたは最も好ましくは炭酸水素ナトリウムで処理
することにより行なわれる。
処理して染料炭酸水素塩を形成する。これは、染料を約
0乃至70℃、好ましくは約0乃至40℃の温度範囲に
おいてアルカリ性の水溶液または水性懸濁液中で水溶性
炭酸水素塩、好ましくは炭酸水素カリウム、炭酸水素リ
チウムまたは最も好ましくは炭酸水素ナトリウムで処理
することにより行なわれる。
【0015】炭酸水素塩は少なくとも化学当量的割合で
使用する。しかし、化学当量よりも過剰量、好ましくは
20%過剰までの量で使用するのが好都合である。次
に、沈殿した染料炭酸水素塩を濾過単離し、そして、必
要な場合には、炭酸水素塩溶液および/または水で洗
う。所望の場合には、上記の操作を繰り返す。すなわ
ち、染料を再度水に溶解し、炭酸水素塩を添加して沈殿
させ、そして濾過単離する。濃厚水溶液にするために
は、得られた染料炭酸水素塩を後から有機酸または有機
酸の水溶液に注入する。染料炭酸水素塩はその中でCO
2 を発生してきわめて容易に溶解する。適当な有機酸の
例をあげれば、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、乳酸、シュ
ウ酸、マロン酸、コハク酸、酒石酸、クロロ酢酸、メタ
ンスルホン酸などである。これらの酸の中でも好ましい
有機酸は、ギ酸、プロピオン酸、乳酸、酢酸であり、最
も好ましいのは酢酸である。
使用する。しかし、化学当量よりも過剰量、好ましくは
20%過剰までの量で使用するのが好都合である。次
に、沈殿した染料炭酸水素塩を濾過単離し、そして、必
要な場合には、炭酸水素塩溶液および/または水で洗
う。所望の場合には、上記の操作を繰り返す。すなわ
ち、染料を再度水に溶解し、炭酸水素塩を添加して沈殿
させ、そして濾過単離する。濃厚水溶液にするために
は、得られた染料炭酸水素塩を後から有機酸または有機
酸の水溶液に注入する。染料炭酸水素塩はその中でCO
2 を発生してきわめて容易に溶解する。適当な有機酸の
例をあげれば、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、乳酸、シュ
ウ酸、マロン酸、コハク酸、酒石酸、クロロ酢酸、メタ
ンスルホン酸などである。これらの酸の中でも好ましい
有機酸は、ギ酸、プロピオン酸、乳酸、酢酸であり、最
も好ましいのは酢酸である。
【0016】得られた染料溶液は、所望により、水およ
びその他の任意の添加剤で稀釈して、特定の染料濃度に
調整することができる。この染料溶液は優れた貯蔵安定
性を有している。すなわち、低温で数カ月間貯蔵しても
結晶が析出しない。これらの溶液は実質的に塩酸塩を含
有しておらず、通常の装置において腐食を起こすことも
ない。以下、本発明を実施例によってさらに説明する。
これら実施例は本発明を限定するものではない。
びその他の任意の添加剤で稀釈して、特定の染料濃度に
調整することができる。この染料溶液は優れた貯蔵安定
性を有している。すなわち、低温で数カ月間貯蔵しても
結晶が析出しない。これらの溶液は実質的に塩酸塩を含
有しておらず、通常の装置において腐食を起こすことも
ない。以下、本発明を実施例によってさらに説明する。
これら実施例は本発明を限定するものではない。
【0017】実施例1 水450部に陰イオン分散剤2部と2−クロロ−4−ニ
トロアニリンの259部とを添加し、そしてこの混合物
を高速ロータ−ステーターミキサーで均質懸濁物が得ら
れるまで攪拌する。得られた懸濁物に非イオン分散剤1
部と氷670部とを添加し、次に93%硫酸364部を
20分間かけて添加する。外部冷却によってこのバッチ
を−5℃に冷却する。このあと、氷210部を添加し、
温度を約0℃に保持しながら25分間かけて40%亜硝
酸ナトリウムの260部を添加する。このジアゾ化混合
物を0乃至5℃において1時間攪拌する。このあと、ス
ルファミン酸を添加して過剰の亜硝酸塩を分解し、そし
て濾過助剤(ケイソウ土)を加えて清澄濾過する。濾過
残留物を250部の水で洗い、そして洗浄水を清澄濾液
に加える。上記のジアゾ溶液を、水431部と氷600
部との混合物にN−エチル−2’−(N−エチルアニリ
ノ)ピリジニウム塩酸塩394部と非イオン分散剤0.
3部とを溶解した0乃至5℃の溶液に、1時間かけて添
加する。このカップリング混合物をこの温度において3
時間攪拌し、その後1時間かけて70乃至72℃まで加
熱し、そしてこの温度においてさらに1時間攪拌する。
このあとカップリング混合物を2時間で25℃まで冷却
し、そして濾過する。濾過残留物を、水540部中の無
水硫酸ナトリウム60部と93%硫酸20部との溶液6
20部で洗う。これにより染料濃度が約67%(陽イオ
ンとして計算)の湿潤濾過ケーキ832部を得る。反応
器に水500部を入れ、攪拌しながら、上記湿潤濾過ケ
ーキの89部を添加する。20乃至25℃において15
分間攪拌した後、30%NaOHを添加してpHを7乃至
8に調整する。この時に染料は完全に溶解する。この染
料溶液を水50部で稀釈し、次に炭酸水素ナトリウム4
8部を15分間で添加する。次に、このバッチを20乃
至25℃において2時間攪拌する。この時、染料は微結
晶の形態で沈殿する。この沈殿を吸引濾過して集め、そ
の濾過ケーキを水450部中でスラリーとし、上記のご
とくもう一度炭酸水素塩として沈殿させ、そして濾過し
て集める。攪拌しながら、得られた濾過ケーキを60部
の氷酢酸に20乃至25℃において30分間かけて加え
る。この混合物を20乃至25℃において2時間攪拌
し、そのあと水25部で稀釈して200部に調整する。
これにより透明な染料溶液が得られ、この溶液は0℃に
おいて長期間貯蔵した後でも結晶化することはない。
トロアニリンの259部とを添加し、そしてこの混合物
を高速ロータ−ステーターミキサーで均質懸濁物が得ら
れるまで攪拌する。得られた懸濁物に非イオン分散剤1
部と氷670部とを添加し、次に93%硫酸364部を
20分間かけて添加する。外部冷却によってこのバッチ
を−5℃に冷却する。このあと、氷210部を添加し、
温度を約0℃に保持しながら25分間かけて40%亜硝
酸ナトリウムの260部を添加する。このジアゾ化混合
物を0乃至5℃において1時間攪拌する。このあと、ス
ルファミン酸を添加して過剰の亜硝酸塩を分解し、そし
て濾過助剤(ケイソウ土)を加えて清澄濾過する。濾過
残留物を250部の水で洗い、そして洗浄水を清澄濾液
に加える。上記のジアゾ溶液を、水431部と氷600
部との混合物にN−エチル−2’−(N−エチルアニリ
ノ)ピリジニウム塩酸塩394部と非イオン分散剤0.
3部とを溶解した0乃至5℃の溶液に、1時間かけて添
加する。このカップリング混合物をこの温度において3
時間攪拌し、その後1時間かけて70乃至72℃まで加
熱し、そしてこの温度においてさらに1時間攪拌する。
このあとカップリング混合物を2時間で25℃まで冷却
し、そして濾過する。濾過残留物を、水540部中の無
水硫酸ナトリウム60部と93%硫酸20部との溶液6
20部で洗う。これにより染料濃度が約67%(陽イオ
ンとして計算)の湿潤濾過ケーキ832部を得る。反応
器に水500部を入れ、攪拌しながら、上記湿潤濾過ケ
ーキの89部を添加する。20乃至25℃において15
分間攪拌した後、30%NaOHを添加してpHを7乃至
8に調整する。この時に染料は完全に溶解する。この染
料溶液を水50部で稀釈し、次に炭酸水素ナトリウム4
8部を15分間で添加する。次に、このバッチを20乃
至25℃において2時間攪拌する。この時、染料は微結
晶の形態で沈殿する。この沈殿を吸引濾過して集め、そ
の濾過ケーキを水450部中でスラリーとし、上記のご
とくもう一度炭酸水素塩として沈殿させ、そして濾過し
て集める。攪拌しながら、得られた濾過ケーキを60部
の氷酢酸に20乃至25℃において30分間かけて加え
る。この混合物を20乃至25℃において2時間攪拌
し、そのあと水25部で稀釈して200部に調整する。
これにより透明な染料溶液が得られ、この溶液は0℃に
おいて長期間貯蔵した後でも結晶化することはない。
【0018】実施例2−11 実施例1に記載した方法によって、さらに次表に示すア
ゾ染料の濃厚水溶液を製造することができた。
ゾ染料の濃厚水溶液を製造することができた。
【表1】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンスペーター ビリィ スイス国,プラテルン 4133,グラベンマ ットストラーセ 6 (72)発明者 ゲールハルド ハニカ ドイツ国,レーラッハ 7850,フリードリ ッヒ−ヘッカー−ストラーセ 32
Claims (17)
- 【請求項1】 カチオンアゾ染料の塩の高濃度水溶液の
製造方法において、 (a)硫酸を含有する溶液中において、式 D−NH2 (1) (式中、Dは置換されていないか、または置換されたベ
ンゼン系、チアゾール系、ベンゾチアゾール系またはチ
アジアゾール系の残基である)のアミンをジアゾ化し、 (b)そのアミンのジアゾ化物を、次式 【化1】 (式中、R1 は水素、C1 −C4 −アルキル、C1 −C
4 −アルコキシ、ハロゲンまたはC1 −C4 −アルカノ
イルアミノであり、R2 は水素またはC1 −C4 −アル
キルであり、nは2乃至6の整数であり、R3 、R4 、
R5 は互いに独立的に、置換されていないか、または置
換されたアルキル基であるか、またはR3 とR4 とは、
それらが結合している窒素原子と一緒で、あるいはR
3 、R4 、R5 はそれらが結合している窒素原子と一緒
で複素環式基を形成するか、またはR3 およびR4 はそ
れぞれC1 −C4 −アルキルであり、そしてR5 はアミ
ノである、An- は陰イオンである)のカップリング成
分にカップリングし、そのあと(c)生成したアゾ染料
を水溶性炭酸水素塩で処理し、そして(d)その染料炭
酸水素塩を有機酸を使用して、その酸の染料塩に変換す
ることを特徴とする方法。 - 【請求項2】 アミンが式 【化2】 (式中、Xは水素、ハロゲン、シアノまたはニトロであ
り、YとY1 とは互いに独立的に水素またはハロゲンで
あり、そしてZはニトロ、C1 −C4 −アルキルスルホ
ンまたはN,N−ジ−C1 −C4 −アルキルスルファモ
イルである)のアニリンであるか、または式 【化3】 (式中、Pは水素またはニトロである)のチアゾールで
あるか、または式 【化4】 (式中、QとQ1 とは互いに独立的に水素、ハロゲンま
たはニトロである)のベンゾチアゾールであるか、また
は式 【化5】 または 【化6】 (両式中、Tは水素、または置換されていないか、また
は置換されたフェニルである)のチアジアゾールである
請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 式 【化7】 (式中、X1 は水素、ハロゲンまたはシアノであり、Y
は水素またはハロゲンである)のアミンを使用する請求
項2記載の方法。 - 【請求項4】 Yが水素であり、そしてX1 が水素、シ
アノまたは好ましくは塩素である式(8)のアミンをジ
アゾ化する請求項3記載の方法。 - 【請求項5】 R1 が水素、メチルまたは塩素である式
(2)のカップリング成分を使用する請求項1乃至4の
いずれかに記載の方法。 - 【請求項6】 nが2または3である式(2)のカップ
リング成分を使用する請求項1乃至5のいずれかに記載
の方法。 - 【請求項7】 R2 が水素、メチルまたは好ましくはエ
チルである式(2)のカップリング成分を使用する請求
項1乃至6のいずれかに記載の方法。 - 【請求項8】 R3 とR4 とがそれぞれメチルである式
(2)のカップリング成分を使用する請求項1乃至7の
いずれかに記載の方法。 - 【請求項9】 R5 がメチル、ヒドロキシ−C1 −C3
−アルキル、ベンジルまたはアミノである式(2)のカ
ップリング成分を使用する請求項1乃至8のいずれかに
記載の方法。 - 【請求項10】 R3 、R4 およびR5 が、それらが結
合している窒素原子と一緒で置換されていないか、また
はメチル置換ピリジニウム基である式(2)のカップリ
ング成分を使用する請求項1乃至9のいずれかに記載の
方法。 - 【請求項11】 Yが水素であり、そしてX1 が水素ま
たは塩素である式(8)のアミンをジアゾ化し、そして
そのアミンのジアゾ化物をR1 が水素、メチルまたは塩
素であり、nが2または3であり、R2 が水素、メチル
またはエチルであり、R3 とR4 とがそれぞれメチルで
あり、そしてR5 がメチル、ヒドロキシ−C1 −C3 −
アルキル、ベンジルまたはアミノである式(2)のカッ
プリング成分、あるいはR3 、R4 およびR5 がそれら
が結合している窒素原子と一緒でピリジニウム基を形成
している式(2)のカップリング成分にカップリングす
る請求項1記載の方法。 - 【請求項12】 硫酸を含有している溶液中において、
−10乃至+5℃の温度範囲で亜硝酸ナトリウムを使用
してジアゾ化を行なう請求項1乃至11のいずれかに記
載の方法。 - 【請求項13】 −10乃至+30℃の温度範囲におい
てカップリングを行ない、そして次に反応混合物を50
乃至95℃に0.5乃至3時間加熱する請求項1乃至1
2のいずれかに記載の方法。 - 【請求項14】 染料が硫酸水素塩の形で得られるよう
な条件下においてカップリングを行なう請求項1乃至1
3のいずれかに記載の方法。 - 【請求項15】 炭酸水素ナトリウムの添加によってア
ゾ染料を沈殿させる請求項1乃至14のいずれかに記載
の方法。 - 【請求項16】 染料炭酸水素塩を有機酸中、または場
合によっては有機酸の水性溶液中に溶解する、そしてこ
の際、該有機酸をギ酸、プロピオン酸、乳酸および好ま
しくは酢酸からなる群から選択する請求項1乃至15記
載のいずれかに記載の方法。 - 【請求項17】 請求項1乃至17のいずれかに記載の
方法によって得られた染料溶液。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH147491 | 1991-05-17 | ||
CH01474/91-9 | 1991-05-17 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05214260A true JPH05214260A (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=4211334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4122365A Pending JPH05214260A (ja) | 1991-05-17 | 1992-05-15 | カチオンアゾ染料の高濃度水溶液の製造方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5284939A (ja) |
EP (1) | EP0514336B1 (ja) |
JP (1) | JPH05214260A (ja) |
KR (1) | KR100214352B1 (ja) |
DE (1) | DE59207647D1 (ja) |
ES (1) | ES2099241T3 (ja) |
MX (1) | MX9202216A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008500421A (ja) * | 2004-05-26 | 2008-01-10 | クラリアント インターナショナル リミティド | 濃縮染料溶液 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102004025444A1 (de) * | 2004-05-19 | 2005-12-15 | Basf Ag | Verfahren zur Herstellung von Flüssigeinstellungen basischer Azofarbstoffe |
EP1820537A1 (en) * | 2006-02-18 | 2007-08-22 | Wella Aktiengesellschaft | Agents for coloring keratin fibers |
EP1820536B1 (en) * | 2006-02-18 | 2011-12-14 | Wella GmbH | Coloring agents for keratin fibers |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL6703423A (ja) * | 1966-03-03 | 1967-09-04 | ||
CH482785A (de) * | 1966-05-23 | 1969-12-15 | Ciba Geigy | Verfahren zur Herstellung neuer basischer Azofarbstoffe |
FR1508131A (fr) * | 1966-09-08 | 1968-01-05 | Kuhlmann Ets | Nouveaux sels de colorants cationiques |
GB1154006A (en) * | 1966-10-28 | 1969-06-04 | Ici Ltd | New Water-Soluble Azo Dyestuffs |
GB1211078A (en) * | 1967-01-16 | 1970-11-04 | Ici Ltd | New water-soluble basic monoazo dyestuffs |
GB1281162A (en) * | 1968-09-25 | 1972-07-12 | Ici Ltd | Azo dyestuffs |
CH501710A (fr) * | 1968-11-21 | 1971-01-15 | Sandoz Ag | Procédé de préparation de carbonates de colorants cationiques |
CH73569A4 (ja) * | 1969-01-20 | 1972-08-31 | ||
CH579125A5 (en) * | 1971-05-11 | 1976-08-31 | Ciba Geigy Ag | Water-sol prepns of cationic dye salts - made by conversion to the bicarbonate and reaction with organic acids |
US4057388A (en) * | 1972-12-01 | 1977-11-08 | Ciba-Geigy Ag | Dry heat process for dyeing and printing organic material which can be dyed with cationic dyestuffs |
DE2962156D1 (en) * | 1978-11-30 | 1982-03-25 | Ugine Kuhlmann | Concentrated aqueous solutions of cationic dyestuffs, process for their preparation and their use |
DE3030918A1 (de) * | 1980-08-16 | 1982-04-01 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Verfahren zur herstellung von loesungen kationischer azofarbstoffe |
DE3101140A1 (de) * | 1981-01-16 | 1982-09-02 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Verfahren zur herstellung von loesungen kationischer azofarbstoffe |
DE3262955D1 (en) * | 1981-05-30 | 1985-05-15 | Yorkshire Chemicals Ltd | Process for the production of water-soluble powders or concentrated solutions of cationic dyes |
-
1992
- 1992-05-08 DE DE59207647T patent/DE59207647D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-05-08 ES ES92810342T patent/ES2099241T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1992-05-08 EP EP92810342A patent/EP0514336B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1992-05-13 MX MX9202216A patent/MX9202216A/es unknown
- 1992-05-14 US US07/882,981 patent/US5284939A/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-05-15 JP JP4122365A patent/JPH05214260A/ja active Pending
- 1992-05-15 KR KR1019920008227A patent/KR100214352B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008500421A (ja) * | 2004-05-26 | 2008-01-10 | クラリアント インターナショナル リミティド | 濃縮染料溶液 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ES2099241T3 (es) | 1997-05-16 |
US5284939A (en) | 1994-02-08 |
DE59207647D1 (de) | 1997-01-23 |
KR920021665A (ko) | 1992-12-18 |
MX9202216A (es) | 1992-11-01 |
EP0514336A1 (de) | 1992-11-19 |
KR100214352B1 (ko) | 1999-08-02 |
EP0514336B1 (de) | 1996-12-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DE2139311A1 (de) | Verfahren zur Herstellung von Azofarbstoffen | |
JPS59142256A (ja) | カチオン性ポリアゾ染料及びその製造法 | |
TWI221479B (en) | Reactive dyes containing a linkage | |
JPH05214260A (ja) | カチオンアゾ染料の高濃度水溶液の製造方法 | |
US4269770A (en) | Process for the preparation of cyanoazo dyestuffs | |
JP3487827B2 (ja) | セルロース繊維用の黒色反応性染料組成物 | |
DE2840121C2 (de) | Verfahren zur Herstellung von Chlorzinksalzen von Thiazoliumazofarbstoffen | |
KR960014747B1 (ko) | 금속착염화 가능한 아조 염료의 제조방법 | |
US5597905A (en) | Preparation of benzothiazolylazoanilines | |
CH621812A5 (en) | Process for the preparation of novel azo dyestuffs | |
JPS5876459A (ja) | ジアゾ化及びカツプリングによつてアゾ染料を製造する方法 | |
DE3035056C2 (de) | Verfahren zur Herstellung von 1,3,4-Thiadiazolazofarbstoffen | |
JPH07304975A (ja) | アゾ染料及びその製造のための中間体 | |
JPS5838756A (ja) | ポリエステル繊維用ジスアゾ染料 | |
TW200427784A (en) | Preparation of a liquid formulation of salts of sulfonated azo dyes | |
JPS63161059A (ja) | カチオンアゾまたはヒドラゾン染料の連続製造方法 | |
JP3205576B2 (ja) | 新規カチオン性染料 | |
US3176020A (en) | Indazolium derivatives | |
CA1112003A (en) | Disazo urea dyestuff solutions | |
US3985724A (en) | 1-(4'-Diazoniumphenyl)-pyridinium salts and the process of preparation | |
CH632780A5 (en) | Process for the preparation of a basic red dye | |
JP4718655B2 (ja) | 銅フタロシアニン系染料 | |
JP4571721B2 (ja) | 銅フタロシアニン系染料 | |
JPS62185759A (ja) | 反応性アゾ染料 | |
JPH0693197A (ja) | 繊維反応性ホルマザン染料の製法並びにアミノフェノール |