JPH05214242A - ポリアミドゲル状物及びその製法 - Google Patents

ポリアミドゲル状物及びその製法

Info

Publication number
JPH05214242A
JPH05214242A JP2251192A JP2251192A JPH05214242A JP H05214242 A JPH05214242 A JP H05214242A JP 2251192 A JP2251192 A JP 2251192A JP 2251192 A JP2251192 A JP 2251192A JP H05214242 A JPH05214242 A JP H05214242A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gel
polyamide
nylon
solvent
molecular weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2251192A
Other languages
English (en)
Inventor
Makiko Hattori
真貴子 服部
Masatoshi Saito
政利 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP2251192A priority Critical patent/JPH05214242A/ja
Publication of JPH05214242A publication Critical patent/JPH05214242A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 重量平均分子量10万以上のポリアミド、ア
ルコールなどの有機溶媒、ハロゲン化塩、過ハロゲン酸
塩、またはチオシアン酸塩等の塩からなり、示差熱量走
査計での測定融解熱が測定されないポリアミド状物。こ
のゲル状物は上記ポリアミド/有機溶媒/塩を過熱融解
後0℃以下の温度に20℃/min以上で急冷却するこ
とにより製造できる。 【効果】 脱溶媒することなく超延伸可能であり、この
ゲル状物から得られるポリアミド繊維は従来にない高強
力、高弾性率ポリアミド繊維となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポリアミドゲル状物及び
その製法に関する。更に詳しくは、高強力、高弾性率ナ
イロン繊維を得るための前駆体となるポリアミドゲル状
物及びその製法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に従来から市販されているナイロン
繊維は、衣料分野やタイヤコードなどの産業資材分野に
おいて幅広く使用されており、それらナイロン繊維はポ
リマーを溶融後、冷風下に吐出して紡糸する、いわゆる
溶融紡糸法によって製造されている。しかし、このよう
な溶融紡糸法において得られる糸状の強度、及び弾性率
は紡糸条件を大幅に変えても、各々高々12g/d、9
0g/dまでしか実現されておらず、この強度の値は炭
素−炭素共有結合の強さから計算される糸状の理論強度
の数パーセントにすぎない。
【0003】従来より、繊維の高強力、高弾性化の手法
として、使用するポリマーの分子量をあげることが広く
知られている。しかしながら、ポリアミドではポリマー
の分子量を高くすると、溶融粘度の著しい上昇及び未溶
融物の増加により、現在の溶融紡糸法では安定な紡糸を
行うことが困難となり、ひいては紡口からの吐出が難し
く、紡糸が不可能となる。また、溶融する際に260℃
以上の温度に加熱するため、ポリマーの酸化分解によっ
て分子量低下が起こり、高分子量のポリアミドをそのま
まの分子量で糸状にすることは出来ず、高分子量の状態
で溶融紡糸ができず、結果として高強力化をはかること
はできない。また、糸状の高配向化も、現状では分子内
及び分子間の絡み合いのために高延伸ができず、飛躍的
な性能の向上は望めないという問題点があった。
【0004】前述のように高強力・高弾性率繊維を得る
手段の1つとして、ポリエチレンにおいて、ゲル紡糸法
が報告されている(特公昭60−47922号公報)。
ゲル紡糸法の特徴は、高分子量ポリマーを用いているの
にも拘わらず、溶媒に溶かすので紡糸原液の粘度が下げ
られ、紡口から安定に吐出することができる。しかも、
ポリマー濃度が低い場合、ポリマーが絡み合いの少ない
状態でゲル化、固化できるので、このあと、繊維の破損
を伴うことなく容易に超延伸を行うことができる。その
結果、高配向繊維が得られ、しかも高分子量ポリマーを
用いているため、分子鎖末端による構造欠陥も少なく、
高強力・高弾性率繊維を得ることができる。
【0005】ポリアミドにおける高強力・高弾性率繊維
を得る試みとしては、J.Polym.Sci.Pol
ym.Lett.Edn.,15,323にはナイロン
6にLiClを添加して溶融紡糸することによって、弾
性率が130g/dの繊維を得る方法が開示されてい
る。しかしこの方法で紡糸した繊維は熱水中でLiCl
が溶出し、その部分が欠陥となるため弾性率が低下する
という問題がある。また、Polymer,26,19
84には高分子量ナイロン6を蟻酸/クロロホルムに溶
解して乾式紡糸することにより、強度10g/d、弾性
率190g/dの繊維を得ることが開示されているが、
蟻酸のようにポリマーを加水分解する溶媒では、これ以
上の高分子量化の効果は期待できない。この他にも、
J.Appl.Polym.Sci.,24,1979
には、ナイロン6をアンモニアと固相押し出しする方法
が、Polymer、23,1983には、高強力、高
弾性率ナイロン繊維を得るために、ナイロン繊維を多段
でゾーン・アニーリングする方法が開示されているが、
いずれの場合もナイロン6の理論強度及び弾性率の数パ
ーセントしか実現されていない。
【0006】一方、特開平2−300236号公報に
は、ナイロン66をN−メチルピロリドン/LiClに
加熱溶解して室温下で放冷することによってゲル状物を
得るということが記載されているが、このゲル状物は溶
媒を除いた後、熱延伸(150℃〜)をして初めて高延
伸が可能であり、溶媒抽出という過程を経てキセロゲル
化しないと、高延伸が実現されていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、ポリア
ミド、特にナイロンポリマーを適当な溶媒に溶解し、ゲ
ル化させる、いわゆるゲル紡糸法を用いて得られる従来
にない高強力・高弾性率ナイロン繊維を得るための前駆
体となるポリアミドゲル、及びその製造方法を提供する
ことを目的として鋭意検討した結果以下のことを見いだ
した。即ち、高分子量ナイロンを分子量低下をおこさ
ず、溶媒に溶解し冷却した際、冷却速度によって2つの
異なるゲル状態を得ることを見いだした。しかも、0℃
以下に急冷却させることにより、示差熱量走査計を用い
て求めた融解熱が実質的には観測されず、熱的には完全
無定形体で、しかも脱溶媒することなく500%以上延
伸可能なゲルを生成することができる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、脂肪族ポリア
ミド、有機溶媒、塩からなるゲル状物であって、示差熱
量走査計を用いて求めた該ゲル状物の融解熱が実質的に
は観測されないことを特徴とするポリアミドゲル状物、
及び、ポリアミドを有機溶媒−塩の混合溶媒系に加熱溶
解後、該原液組成物を冷却しゲル状物を製造する方法に
おいて、該系を0℃以下の温度に20℃/min以上で
急冷却することを特徴とする特許請求範囲第1項記載の
ポリアミドゲル状物の製法、である。
【0009】本発明に用いられるポリアミドとして特に
著しいゲル化能を有するのは、Poly(imino−
l−oxohexamethylene)(ナイロン
6)、Poly(iminoadipoylimino
hexamethylene)(ナイロン66)、Po
ly(iminoadipoyliminodecam
ethylene)(ナイロン610)、Poly(i
mino−l−oxoundecamethylen
e)(ナイロン11)、Poly(imino−l−o
xododecamethylene)(ナイロン1
2)、Poly(iminotetramethyle
neiminoadipoyl)(ナイロン46)など
の脂肪族ポリアミドである。又、これらポリアミドの重
量平均分子量は10万以上であることが望ましい。重量
平均分子量が10万未満では、延伸性のあるゲルを得る
ために、ポリマー濃度を高くする必要があり、分子鎖の
絡み合いの少ない低濃度領域では、ゲル化しないか、ゲ
ル化してもゲル化速度が極めて遅くなる。
【0010】この重量平均分子量は例えば、以下の方法
で測定される。すなわち、ポリアミドを20wt%Ca
Cl2 /MeOH溶液に溶解し、40℃、入射光波長6
33nmで光散乱を測定し、Zimmの方法で解析する
ことによって求められる。その際、ポリマー溶液はあら
かじめセルロース半透膜を用い20wt%CaCl2
MeOH溶液で透析しDonnan膜平衡に達したもの
を用いる。
【0011】一方、ポリマーの濃度は溶液0.5〜30
wt%が好ましい。ポリマーの濃度が高い場合は溶媒系
に溶解しないか、もしくは溶解してゲル化させても、分
子鎖の絡み合いが多くなり超延伸は期待できない。本発
明に用いられる有機溶媒は、以下に述べる金属塩を溶解
することができ、しかも、その金属塩との混合系におい
て、ポリアミドの溶解が可能で、更にポリマーの分解の
原因となる活性プロトンを有さないもので、例えば、ア
ルコール類、ラクタム類、アミド化合物、ウレア化合
物、イミド化合物及びエーテル化合物等が挙げられる。
これらの中でポリアミドの溶解性の観点から特に好まし
いのは、メタノール、エタノール、ベンジルアルコー
ル、N−メチルピロリドン、N,N′ジメチルアセトア
ミド、N,N′−ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド、γーブチロラクタムである。
【0012】又、金属塩は周期律表でIA、IIA、I
IIB族のハロゲン化塩、過ハロゲン酸塩及びチオシア
ン酸塩が挙げられ、好ましくは、リチウム、カルシウ
ム、マグネシウム、亜鉛のハロゲン化塩または過ハロゲ
ン酸塩、及び、リチウム、ナトリウム、カリウム、カル
シウムのチオシアン酸塩である。また、添加される塩の
量は混合溶媒中1〜50wt%で、好ましくは1〜20
wt%である。塩濃度が極端に高い場合は、ゲル化ある
いは、固化の後脱塩後、その部分が糸条中にボイドとし
て残留し、糸物性の低下につながる。
【0013】本発明のゲル状物は、例えば以下の様にし
て製造することができる。まず、金属塩を有機溶媒に溶
解した後、ポリアミドを加え、室温下十分攪拌し分散も
しくは膨潤させたのち、加熱溶解して得た原液組成物を
0℃以下に急冷却する。この時、急冷却する方法は、冷
媒中に原液組成物を直接導いても、又、原液組成物を容
器に入れるなど冷媒と直接接しないよう、間接的に冷却
しても構わない。ただし、原液組成物の内部まで、冷却
速度20℃/min以上で速やかに0℃以下に冷却され
る状態でなければならない。
【0014】このようにして得られた本発明のゲル状物
は示差熱量走査計測定においてベースラインの若干の変
動は見られるものの、融解ピークは観測されず、熱的に
は完全無定形体である。なお、示差熱量走査計の測定に
際しては、生成したゲルを示差熱量走査計用密閉型セル
にサンプリングしても、又、該溶液を密閉型セルに入れ
た後急冷却して、セル中でゲルを生成させて測定しても
構わない。ただし、この時の示差熱量走査計の昇温速度
は2〜5℃/minであり、サンプリング量は約20m
gである。
【0015】
【実施例】
【0016】
【実施例1】重量平均分子量10万のナイロン66を、
23wt%塩化カルシウム/メタノール溶液に加え、室
温下1日攪拌し膨潤させた後、70℃で加熱溶解した。
これにメタノールを徐々に加え、ポリマー濃度10wt
%(対溶液)、塩化カルシウム濃度15wt%(対溶
媒)の溶液を調製した。この溶液15mgを示差熱量走
査計測定セルに詰め、示差熱量走査計中で70℃に5分
間保った後、25℃/minで−60℃まで冷却、更に
20分かけて−150℃まで冷却し、本発明のゲル状物
を製造した。このゲル状物を5℃/minで70℃まで
昇温しその時の示差熱量走査曲線を測定した。測定には
セイコー電子(株)製DSC200を用いた。その結果
図1に示すように、縦軸に吸熱、発熱をとり(下方が吸
熱)、横軸に温度をとると、ベースラインがわずかには
変動するものの、明確なピークは表れず、ゲルの融解ピ
ークは観測されなかった。又、同ゲルを昇温過程中−7
0℃でセル外に取り出し、−70℃の雰囲気下で延伸し
たところ約6倍延伸した。
【0017】
【実施例2】重量平均分子量30万のナイロン66を、
23wt%塩化カルシウム/メタノール溶液に加え、室
温下1日攪拌し膨潤させた後、70℃で加熱溶解した。
これにメタノールを徐々に加え、ポリマー濃度10wt
%(対溶液)、塩化カルシウム濃度20wt%(対溶
媒)の溶液を調製した。更に、この原液と20wt%塩
化カルシウム/メタノール溶液を様々な割合で混合し、
ポリマー濃度0.5、1、2、3、4、6、8wt%の
溶液をそれぞれ調製した。同様の操作で塩化カルシウム
濃度12.5、15、17.5wt%でポリマー濃度
0.5〜10wt%の溶液も調製した。
【0018】上記の原液組成物1mlを2mlのサンプ
ル瓶に入れ、栓をして密封した。サンプル瓶ごとウォー
ターバスに入れ50℃に保った後、−70〜0℃の低温
浴にいれて急冷却した。すると、以下の図2に示す領域
で弾性をもったゲルを30分以内に形成した。また、こ
れらのゲルをサンプル瓶からピンセットで引っ張り上げ
ると最小5倍、最大10倍延伸可能であった。
【0019】次に、上記の原液組成物15mgを示差熱
量走査計測定用セルに詰め、示差熱量走査計中で50℃
に5分間保った後、各々図2に示すゲル化領域の温度に
急冷却し30分保ち、上記ゲル状物を製造した。これら
のゲル状物を5℃/minで70℃まで昇温しその時の
示差熱量走査曲線を測定した。測定にはセイコー電子社
製DSC200を用いた。その結果、いずれの場合もゲ
ルの融解ピークは観測されなかった。
【0020】
【実施例3】塩化カルシウム48gをメタノール160
gに溶解し、これに重量平均分子量40万のナイロン6
6を31.5g加え、室温下攪拌、膨潤させた。これを
約70℃で加熱溶解したのち、更にメタノール111g
を徐々に追加して、ポリマー濃度9wt%(対溶液)、
塩化カルシウム濃度15wt%(対溶媒)の原液組成物
を調製した。これを約60℃に保って細孔から押し出
し、1cmの空気層を通過させた後、ドライアイス−メ
タノールから成る低温浴に直接導いた結果、原液組成物
は糸状のまま、すみやかにゲル化した。この糸状ゲルを
速やかにあらかじめ−70℃に冷却しておいた示差熱量
走査計用セルに10mg詰めセイコー電子(株)製DS
C200で昇温速度5℃/minで−70℃から70℃
まで昇温し、示差熱量走査曲線を測定した。その結果、
ゲルの融解ピークは観測されなかった。しかも、この糸
状ゲルを浴中で延伸すると、約10倍延伸可能であっ
た。
【0021】
【比較例1】重量平均分子量10万のナイロン66を、
23wt%塩化カルシウム/メタノール溶液に加え、室
温下1日攪拌し膨潤させた後、70℃で加熱溶解した。
これにメタノールを徐々に加え、ポリマー濃度10wt
%(対溶液)、塩化カルシウム濃度15wt%(対溶
媒)の溶液を調製した。この溶液を室温下(25℃)で
放冷し、3日間25℃に保ってゲルを生成した。このゲ
ルを示差熱量走査計測定用セルに20mg詰め、セイコ
ー電子(株)製DSC200を用い、昇温速度2℃/m
inで70℃まで昇温しその時の示差熱量走査曲線を測
定した。その結果以下の図3に示すように、7.8mJ
/mgのゲルの融解ピークが観測された。また上記ゲル
をピンセットを用い25℃で引っ張ったところ脆くて破
断してしまった。
【0022】
【比較例2】実施例1と同様の原液組成物を調製し、そ
れを溶解温度(約70℃)から容器ごと1日に5℃ずつ
冷却してその温度に保って観察したところ、以下の図4
の領域でゲルを形成した。しかし、このゲルは、弾性に
乏しく脆くて延伸できなかった。また、ゲル化速度も遅
く、最短でも3時間を要した。しかも、塩化カルシウム
濃度20wt%の原液組成物では、0℃以上では、ゲル
を形成しなかった。
【0023】次に、上記のゲルを容器から取り出し15
mgを示差熱量走査計測定用セルに詰め、セイコー電子
社製DSC200を用い、昇温速度2℃/minで10
℃から70℃まで昇温しその時の示差熱量走査曲線を測
定した。その結果、いずれの場合もゲルの融解ピークが
観測された。その際、同じ塩化カルシウム濃度ではポリ
マー濃度に比例して大きな吸熱量が、一方同じポリマー
濃度では塩化カルシウム濃度が小さいほど大きな吸熱量
が観測された。
【0024】
【発明の効果】本発明のポリアミドゲル状物は、脱溶媒
することなく高倍な延伸が可能であり、このゲル状物か
ら得られるポリアミド繊維は、従来にない高強力、高弾
性率ポリアミド繊維となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のゲル状物の昇温過程における示差熱
量走査曲線。
【図2】実施例2のゲル形成領域の相図。
【図3】比較例1のゲル状物の昇温過程における示差熱
量走査曲線。
【図4】比較例2のゲル形成領域の相図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C08L 77:06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脂肪族ポリアミド、有機溶媒、塩からな
    るゲル状物であって、示差熱量走査計を用いて求めた該
    ゲル状物の融解熱が実質的には観測されないことを特徴
    とするポリアミドゲル状物。
  2. 【請求項2】 ポリアミドを有機溶媒−塩の混合溶媒系
    に加熱溶解後、該原液組成物を冷却しゲル状物を構造す
    る方法において、該系を0℃以下の温度に20℃/mi
    n以上で急冷却することを特徴とする請求項1記載のポ
    リアミドゲル状物の製法。
JP2251192A 1992-02-07 1992-02-07 ポリアミドゲル状物及びその製法 Withdrawn JPH05214242A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2251192A JPH05214242A (ja) 1992-02-07 1992-02-07 ポリアミドゲル状物及びその製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2251192A JPH05214242A (ja) 1992-02-07 1992-02-07 ポリアミドゲル状物及びその製法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05214242A true JPH05214242A (ja) 1993-08-24

Family

ID=12084790

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2251192A Withdrawn JPH05214242A (ja) 1992-02-07 1992-02-07 ポリアミドゲル状物及びその製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05214242A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011513571A (ja) * 2008-03-13 2011-04-28 スティヒティング ダッチ ポリマー インスティテュート 低減された結晶性を有するポリアミド

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011513571A (ja) * 2008-03-13 2011-04-28 スティヒティング ダッチ ポリマー インスティテュート 低減された結晶性を有するポリアミド

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Fujiwara et al. Preparation of high‐strength poly (vinyl alcohol) fibers by crosslinking wet spinning
JPH06228400A (ja) 均一分散結晶フィブリルを含む強化ポリビニル・アルコール・ヒドロゲル及びその製造方法
US5133916A (en) Polyvinyl alcohol fiber having excellent resistance to hot water and process for producing the same
EP0011785B1 (en) Aromatic polyamide composition and processes for preparing film and fiber therefrom
JPH05214242A (ja) ポリアミドゲル状物及びその製法
JP3411279B2 (ja) ポリケトン繊維の調製法
JP2971335B2 (ja) メタ型芳香族ポリアミド繊維の製造方法
JPS61108713A (ja) 優れた繊維物性を有するポリビニルアルコ−ル系繊維およびその製造法
JP2732879B2 (ja) 全芳香族共重合ポリアミド
JP2763786B2 (ja) 高弾性率ポリアミド線状体及びその製造方法
JPH0233314A (ja) 高強力ポリビニルアルコール系繊維およびその製造法
JP2589767B2 (ja) ゲル形成性ボリアミド原液組成物
JPS63190010A (ja) 高強力ポリビニルアルコ−ル系繊維の製造方法
JP2019026990A (ja) ポリビニルアルコール系繊維の製造方法
JP2905545B2 (ja) 耐熱水性にすぐれた高強度高弾性率ポリビニルアルコール系繊維
JP3124811B2 (ja) ポリヘキサメチレンアジパミド繊維の製造方法
US4301106A (en) Spinning process for nylon 4 fiber
JPH09268424A (ja) 新規なセルロースエステル溶液及びそれを用いたセルロースエステルの製造方法
JPH0268309A (ja) 高強度ポリビニルアルコール系繊維の製造法
JPS6328911A (ja) 高強度、高弾性率ポリビニルアルコ−ル系繊維の製造方法
JPH0578910A (ja) ポリビニルアルコール系繊維およびその製造法
CN117295855A (zh) 单丝及其制造方法
JPH0222335A (ja) ポリエチレンテレフタレートのフィラメントまたはフィルム
JPH06212513A (ja) 高強度ポリビニルアルコール系繊維の製造法
JPH01315464A (ja) ポリアミド原液組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990518