JPH05213901A - S−アルキルイソチオウレイドアジンの製造方法 - Google Patents

S−アルキルイソチオウレイドアジンの製造方法

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JPH05213901A
JPH05213901A JP4273515A JP27351592A JPH05213901A JP H05213901 A JPH05213901 A JP H05213901A JP 4273515 A JP4273515 A JP 4273515A JP 27351592 A JP27351592 A JP 27351592A JP H05213901 A JPH05213901 A JP H05213901A
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azine
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JP4273515A
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Hans-Jochem Riebel
ハンス−ヨツヘム・リーベル
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D239/00Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings
    • C07D239/02Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings
    • C07D239/24Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings having three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
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    • C07D239/46Two or more oxygen, sulphur or nitrogen atoms
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    • C07D239/46Two or more oxygen, sulphur or nitrogen atoms
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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 式(II)のチオウレイドアジンを式(III)
のジアルキルサルフェートと20℃〜150℃で反応さ
せ、こゝに得られた式(Ia)の付加物を酸受容体と、非
プロトン性希釈剤の存在下に0℃〜50℃で反応させる
ことにより式(I)のS−アルキルイソチオウレイドア
ジンを製造する。 [式中Rはアルキル;X,Yは水素、ハロゲン、アルキ
ル、アルコキシ、モノ(ジ)アルキルアミノ等;Zは
N,CHである] 【効果】 除草剤の製造中間体として使用することがで
きる上記S−アルキルイソチオウレイドアジンを優れた
収率で製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、除草剤の調製に中間体として使
用することができる、既知のS−アルキル−イソチオウ
レイドアジンの製造方法に関する。
【0002】S−アルキル−イソチオウレイドアジン
は、ハロゲノアジンをS−アルキル−イソチウロニウム
塩と反応させるとき、得られることは知られている[参
照、欧州特許出願(EP−A)第117,014号、実
施例9]。しかしながら、この製造方法の収率は不満足
である。
【0003】さらに、S−アルキル−イソチオウレイド
アジンは、また、N−アジニル−イミノジチオカルボン
酸ジエステルをアンモニア反応させることによって製造
できることは知られている[参照、欧州特許出願(EP
−A)第358,018号、実施例II−1]。この方
法において出発物質として要求されるN−アジニル−イ
ミノジチオカルボン酸ジエステルの調製は、二硫化炭素
を使用し、工業的規模で実施することは非常に困難であ
る。
【0004】最後に、ある種のチオウレイドアジンを硫
酸ジメチルでアルキル化して対応するS−メチル−イソ
チオウレイドアジンを生成することは、また、可能であ
ることは知られている[参照、ジャーナル・オブ・ヘテ
ロサイクリック・ケミストリー(J.Het.Che
m.)22(1985)、1147−1148]。しか
しながら、この方法において使用する溶媒のジメチルホ
ルムアミドは、工業的使用が事実上許容されえないない
ようになった。
【0005】今回、一般式(I)
【0006】
【化5】
【0007】式中、Rはアルキルであり、XおよびYは
同一であるかまたは相異なり、そして水素またはハロゲ
ンであるか、あるいはアルキル、ハロゲノアルキル、ア
ルコキシアルキル、ハロゲノアルコキシ、アルコキシ、
アルキルチオ、ハロゲノアルキルチオ、アルキルアミノ
またはジアルキルアミノからなる系列からの基であり、
前記基の各々は置換されていてもよく、そしてZは窒素
またはCH基である、のS−アルキルイソチオウレイド
アジンは、一般式(II)
【0008】
【化6】
【0009】式中、X、YおよびZは前述の意味を有す
る、のチオウレイドアジンを、一般式(III)
【0010】
【化7】 RO−SO2−OR (III) 式中、Rは前述の意味を有する、のジアルキルサルフェ
ートと、適当ならば非極性希釈剤の存在下に、20℃〜
150℃の温度において反応させ、そしてこの方法で生
成する式(Ia)
【0011】
【化8】
【0012】式中、R、X、YおよびZは前述の意味を
有する、の付加物を、酸受容体と、非プロトン性希釈剤
の存在下に0℃〜50℃の温度において、中間体を単離
した後に、あるいは中間体を単離しないで、反応させる
とき、非常にすぐれた収率および高い純度で得られるこ
とが発見された。
【0013】驚くべきことには、本発明による方法は式
(I)の化合物を高い収率で比較的簡単な方法で製造す
ることができる。
【0014】本発明による方法は、好ましくは、式中、
Rがメチルまたはエチルであり、XおよびYが同一であ
るかまたは異なり、そして水素、フッ素、塩素または臭
素であるか、あるいはC1−C4アルキル、C1−C4ハロ
ゲノアルキル、C1−C2アルコキシ−C1−C2アルキ
ル、C1−C4アルコキシ、C1−C4ハロゲノアルコキ
シ、C1−C4アルキルチオ、C1−C4ハロゲノアルキル
チオ、C1−C4アルキルアミノまたはジ−(C1−C2
ルキル)−アミノからなる系列からの基であり、前記基
は置換されていてもよく、そしてZが窒素またはCH基
である、一般式(I)のS−アルキル−イソチオウレイ
ドアジンの調製に関する。
【0015】とくに、本発明による方法は、式中、Rが
メチルであり、Xが水素、塩素、メチル、エチル、トリ
フルオロメチル、メトキシ、エトキシ、ジフルオロメト
キシ、メチルチオ、エチルチオ、メチルアミノ、エチル
アミノまたはジメチルアミノであり、Yがメチル、トリ
フルオロメチル、メトキシ、エトキシまたはジフルオロ
メトキシであり、そしてZが窒素またはCH基である、
一般式(I)のS−アルキル−イソチオウレイドアジン
の調製に関する。
【0016】例えば、4,6−ジメチル−2−チオウレ
イドピリミジンおよび硫酸ジメチルおよび、引き続く工
程において、水酸化ナトリウムを出発物質を使用する
と、本発明による方法の過程は次の反応式により例示す
ることができる:
【0017】
【化9】
【0018】式(II)は出発物質として使用すべきチ
オウレイドアジンの一般定義を提供する。式(II)に
おいて、X、YおよびZは、好ましくは、またはとく
に、本発明に従い調製すべき式(I)の化合物の説明に
関して、X、YおよびZについて、好ましい、またはと
くに好ましいとして、既に前述した意味を有する。
【0019】式(II)の出発物質は、既知であるおよ
び/または既知の方法により調製することができる[参
照、欧州特許出願(EP−A)第173,313号]。
【0020】式(III)は出発物質としてさらに要求
されるジアルキルサルフェートの一般定義を提供する。
式(III)において、Rはメチルまたはエチル、とく
にメチルである。
【0021】式(III)の出発物質は合成のための既
知の化学物質である。
【0022】適当ならば、本発明による方法の第1相は
非極性希釈剤の存在下に実施する。適当な非極性希釈剤
は、好ましくは、芳香族の、適当ならば、1〜3アルキ
ル置換基を含有し、それらの各々が1〜3個の炭素原子
を有する、ベンゼノイド、炭化水素である。述べること
のできる例は、次のとおりである:ベンゼン、トルエ
ン、o−、m−およびp−キシレン、エチルベンゼン、
プロピルベンゼン、クメン、1,2,3−トリメチルベ
ンゼン、1,2,4−トリメチルベンゼンおよび1,
3,5−トリメチルベンゼン。トルエンは希釈剤として
非常にとくに好ましい。
【0023】本発明による方法の第1相において、反応
温度は広い範囲内で変化することができる。一般に、こ
の方法は20℃〜120℃、とくに70℃〜110℃の
温度において実施する。
【0024】本発明による方法は、一般に、大気圧下に
実施する。しかしながら、また、この方法は高圧下にま
たは減圧下に実施することができる。
【0025】本発明による方法の第2相において使用で
きる酸受容体は、このタイプの反応に普通に使用できる
すべての酸受容体である。好ましくは、次のものが適当
である:アルカリ金属水素化物およびアルカリ土類金属
水素化物、例えば、水素化リチウム、水素化ナトリウ
ム、水素化カリウムおよび水素化カルシウム、アルカリ
金属水酸化物およびアルカリ土類金属水酸化物、例え
ば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ムおよび水酸化カルシウム、アルカリ金属炭酸塩、アル
カリ金属水素炭酸塩、アルカリ土類金属炭酸塩およびア
ルカリ土類金属水素炭酸塩、例えば、炭酸ナトリウム、
炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウムまたは炭酸水素カリ
ウムならびに炭酸カルシウム、アルカリ金属酢酸塩およ
び酢酸カリウム、アルカリ金属アルコラート、例えば、
ナトリウムメチラート、ナトリウムエチラート、ナトリ
ウムプロピラート、ナトリウムイソプロピラート、ナト
リウムブチラート、ナトリウムイソブチラート、ナトリ
ウムt−ブチラート、カリウムメチラート、カリウムプ
ロピラート、カリウムイソプロピラート、カリウムブチ
ラート、カリウムイソブチラートおよびカリウムt−ブ
チラート、さらに基本的窒素化合物、例えば、トリメチ
ルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、t
−ブチルアミン、ジイソブチルアミン、ジシクロヘキシ
ルアミン、エチルジイソプロピルアミン、エチルジシク
ロヘキシルアミン、N,N−ジメチルベンジルアミン、
N,N−ジメチル−アニリン、ピリジン、2−メチル
−、3−メチル−、4−メチル−、2,4−ジメチル
−、2,6−ジメチル−、2−エチル−、4−エチル−
および5−エチル−2−メチル−ピリジン、1,5−ジ
アザビシクロ−[4,3,0]−ノン−5−エン(DB
N)、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク
−7−エン(DBU)および1,4−ジアザビシクロ
[2.2.2]オクタン(DABCO)。炭酸カリウム
は酸受容体として非常にとくに好ましい。
【0026】本発明による方法の第2相として式(I
a)の付加物と酸受容体との反応は、非プロトン性極性
希釈剤の存在下に実施する。これに関して好ましく使用
される希釈剤は、ケトン、例えば、アセトン、メチルエ
チルケトン、メチルイソプロピルケトンおよびメチルイ
ソプロピルケトン、エステル、例えば、酢酸メチルおよ
び酢酸エチル、およびまたニトリル、例えば、アセトニ
トリルおよびプロピオニトリルである。アセトニトリル
は、本発明による方法の第2相のための希釈剤として非
常にとくに好ましい。
【0027】本発明による方法の第2相において、反応
温度は実質的な範囲内で変化することができる。一般
に、この方法は0℃〜50℃、好ましくは10℃〜40
℃、とくに20℃〜30℃の温度において実施する。
【0028】本発明による方法を実施するために、式
(II)のチオウレイドアジンの1モル当たり、一般に
1.0〜1.5モル、好ましくは1.05〜1.25モ
ルのジアルキルサルフェートを使用する。
【0029】一般に、出発物質および、適当ならば、希
釈剤を室温において組み合わせ、次いでこの混合物を要
求される反応温度にする。反応が完結したとき、この混
合物を室温(ほぼ20℃)に再び冷却する。希釈剤を使
用する場合、結晶質の形態で得られる式(Ia)の付加
物は吸引濾過により単離することができる。そうでない
場合、生成物を希釈剤、例えば、t−ブチルメチルエチ
ルおよび/またはアセトンとともに撹拌し、そして吸引
濾過する。本発明による方法の第1相は溶媒を使用しな
いで実施するとき、式(Ia)の粗生成物を、また、中
間体を単離せずにさらに反応させることができる。
【0030】本発明による方法の第2相を実施するため
に、式(Ia)の付加物を希釈剤および酸受容体ととも
に要求される温度と1または2時間以上の間撹拌する。
次いで、この混合物を濾過し、そして希釈剤を減圧下に
蒸留により濾液から注意して除去する。式(I)の結晶
質残留物として得られる。
【0031】本発明による方法により調製すべき式
(I)のS−アルキル−イソチオウレイドアジンは、除
草剤の調製のために使用することができる[参照、欧州
特許出願(EP−A)第121,082号および欧州特
許出願(EP−A)第358,018号]。
【0032】
【実施例】調製の実施例 実施例1
【0033】
【化10】
【0034】10.7g(50ミリモル)の4,6−ジ
メトキシ−2−チオウレイド−ピリミジンおよび7.0
g(62ミリモル)の硫酸ジメチルの混合物を、80℃
〜90℃に30分間加熱する。次いで、それを20℃に
冷却し、そして固体の生成物を粉砕し、t−ブチルメチ
ルエーテルとともに撹拌し、そして吸引濾過する。この
生成物をアセトンとともに撹拌し、そして再び吸引濾過
する。
【0035】15.6g(理論値の92%)の4,6−
ジメトキシ−2−(S−メチル−イソチオウレイド)−
ピリミジンと硫酸モノメチルとの1:1付加物、融点1
51℃、が得られる。
【0036】実施例2
【0037】
【化11】
【0038】10.7g(50ミリモル)の4,6−ジ
メトキシ−2−チオウレイド−ピリミジン、7.0g
(62ミリモル)の硫酸ジメチルおよび100mlのト
ルエンの混合物を100℃に60分間加熱し、次いで室
温(20℃)に冷却する。結晶質生成物を吸引濾過によ
り単離する。
【0039】15.7g(理論値の92%)の4,6−
ジメトキシ−2−(S−メチル−イソチオウレイド)−
ピリミジンと硫酸モノメチルとの1:1付加物、融点1
51℃、が得られる。
【0040】実施例3
【0041】
【化12】
【0042】100mlのアセトニトリル中の15g
(44ミリモル)の4,6−ジメトキシ−2−(S−メ
チル−イソチオウレイド)−ピリミジンと硫酸モノメチ
ルとの1:1付加物(調製、参照、実施例1および2)
を、6.6g(47ミリモル)の炭酸カリウムととも
に、22℃60分間撹拌する。濾過後、溶媒を濾液から
水ポンプの真空下に蒸留により注意して除去する。
【0043】9.6g(理論値の96%)の4,6−ジ
メトキシ−2−(S−メチル−イソチオウレイド)−ピ
リミジンが、結晶質生成物、融点126℃、が得られ
る。
【0044】実施例4
【0045】
【化13】
【0046】21.5g(0.10モル)の4,6−ジ
メトキシ−2−チオウレイド−ピリミジンおよび11.
2g(0.10モル)の硫酸ジメチルの混合物を、90
℃〜100℃に30分間加熱する。次いで、20℃に冷
却し、200mlのアセトニトリルをこの反応の生成物
に添加し、そしてこの混合物を30分間撹拌する。次い
で、15g(0.11モル)の炭酸カリウムをそれに添
加し、そしてこの混合物を22℃に4時間加熱する。次
いでこの混合物を濾過し、そして希釈剤を溶媒を濾液か
ら水ポンプの真空下に蒸留により注意して除去する。
【0047】17.8g(理論値の78%)の4,6−
ジメトキシ−2−(S−メチル−イソチオウレイド)−
ピリミジンが、結晶質生成物、融点125℃、が得られ
る。本発明の主な特徴および態様は、次の通りである。
【0048】1、一般式(I)
【0049】
【化14】
【0050】式中、Rはアルキルであり、XおよびYは
同一であるか、あるいは異なり、そして水素またはハロ
ゲンであるか、あるいはアルキル、ハロゲノアルキル、
アルコキシアルキル、ハロゲノアルコキシ、アルコキ
シ、アルキルチオ、ハロゲノアルキルチオ、アルキルア
ミノまたはジアルキルアミノからなる系列からの基であ
り、前記基の各々は置換されていてもよく、そしてZは
窒素またはCH基である、のS−アルキルイソチオウレ
イドアジンを調製する方法であって、一般式(II)
【0051】
【化15】
【0052】式中、X、YおよびZは前述の意味を有す
る、のチオウレイドアジンを、一般式(III)
【0053】
【化16】 RO−SO2−OR (III) 式中、Rは前述の意味を有する、のジアルキルサルフェ
ートと、適当ならば非極性希釈剤の存在下に、20℃〜
150℃の温度において、反応させ、そして式(Ia)
【0054】
【化17】
【0055】式中、R、X、YおよびZは前述の意味を
有する、のこの方法において形成した付加物を、酸受容
体と、非プロトン性希釈剤の存在下に0℃〜50℃の温
度において、中間体を単離した後に、あるいは中間体を
単離しないで、反応させることを特徴とする方法。
【0056】2、式中、Rはメチルまたはエチルであ
り、XおよびYは同一であるか、あるいは異なり、そし
て水素、フッ素、塩素または臭素であるか、あるいはC
1−C4アルキル、C1−C4ハロゲノアルキル、C1−C2
アルコキシ−C1−C2アルキル、C1−C4アルコキシ、
1−C4ハロゲノアルコキシ、C1−C4アルキルチオ、
1−C4ハロゲノアルキルチオ、C1−C4アルキルアミ
ノまたはジ−(C1−C2アルキル)−アミノからなる系
列からの基であり、前記基は置換されていてもよく、そ
してZは窒素またはCH基である、一般式(I)のS−
アルキル−イソチオウレイドアジンを調製する上記第1
項記載の方法。
【0057】3、式中、Rはメチルであり、Xは水素、
塩素、メチル、エチル、トリフルオロメチル、メトキ
シ、エトキシ、ジフルオロメトキシ、メチルチオ、エチ
ルチオ、メチルアミノ、エチルアミノまたはジメチルア
ミノであり、Yはメチル、トリフルオロメチル、メトキ
シ、エトキシまたはジフルオロメトキシであり、そして
Zは窒素またはCH基である、一般式(I)のS−アル
キル−イソチオウレイドアジンを調製する上記第1項記
載の方法。
【0058】4、反応はこの方法の第1相において50
℃〜120℃の温度において実施し、そしてこの方法の
第2相において10℃〜40℃の温度において実施す
る、ことを特徴とする、上記第1項記載の方法。
【0059】5、反応はこの方法の第1相において70
℃〜110℃の温度において実施し、そしてこの方法の
第2相において20℃〜30℃の温度において実施す
る、ことを特徴とする、上記第1項記載の方法。
【0060】6、式(II)のチオウレイドアジンの1
モル当たり、1.0〜1.5モル、好ましくは1.05
〜1.25モルの式(III)のジアルキルサルフェー
トを使用する、ことを特徴とする、上記第1項記載の方
法。
【0061】7、この方法の第1相は非極性希釈剤、好
ましくはトルエンの存在下に実施する、ことを特徴とす
る、上記第1項記載の方法。
【0062】8、この方法の第2相において使用する非
プロトン性極性希釈剤はアセトニトリルである、ことを
特徴とする、上記第1項記載の方法。
【0063】9、この方法の第2相において使用する酸
受容体は炭酸カリウムである、ことを特徴とする、上記
第1項記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 239/56 8615−4C 251/46 251/50 251/52 // A01N 47/42 A 8930−4H

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 式中、 Rはアルキルであり、 XおよびYは同一であるかまたは相異なり、そして水素
    またはハロゲンであるか、あるいはアルキル、ハロゲノ
    アルキル、アルコキシアルキル、ハロゲノアルコキシ、
    アルコキシ、アルキルチオ、ハロゲノアルキルチオ、ア
    ルキルアミノまたはジアルキルアミノからなる系列から
    の基であり、前記基の各々は置換されていてもよく、そ
    してZは窒素またはCH基である、のS−アルキルイソ
    チオウレイドアジンを製造するにあたり、一般式(I
    I) 【化2】 式中、 X、YおよびZは前述の意味を有する、のチオウレイド
    アジンを、一般式(III) 【化3】 RO−SO2−OR (III) 式中、 Rは前述の意味を有する、のジアルキルサルフェート
    と、適当ならば非極性希釈剤の存在下に、20℃〜15
    0℃の温度において反応させ、そしてこの方法で生成す
    る式(Ia) 【化4】 式中、 R、X、YおよびZは前述の意味を有する、の付加物
    を、酸受容体と、非プロトン性希釈剤の存在下に0℃〜
    50℃の温度において、中間体を単離した後に、あるい
    は中間体を単離しないで反応させることを特徴とする前
    記一般式(I)のS−アルキルイソチオウレイドアジン
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 反応はこの方法の第1相において50℃
    〜120℃の温度において実施し、そしてこの方法の第
    2相において10℃〜40℃の温度において実施するこ
    とを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 式(II)のチオウレイドアジンの1モ
    ル当たり、1.0〜1.5モル、好ましくは1.05〜
    1.25モルの式(III)のジアルキルサルフェート
    を使用することを特徴とする請求項1記載の方法。
JP4273515A 1991-09-19 1992-09-18 S−アルキルイソチオウレイドアジンの製造方法 Pending JPH05213901A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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DE4131136.1 1991-09-19
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