JPH05213871A - カイニン酸合成の中間体及びその製造方法 - Google Patents

カイニン酸合成の中間体及びその製造方法

Info

Publication number
JPH05213871A
JPH05213871A JP4020895A JP2089592A JPH05213871A JP H05213871 A JPH05213871 A JP H05213871A JP 4020895 A JP4020895 A JP 4020895A JP 2089592 A JP2089592 A JP 2089592A JP H05213871 A JPH05213871 A JP H05213871A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chemical
chemical formula
formula
compound
represented
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4020895A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Takano
高野誠一
Kohei Inomata
猪股浩平
Kuniro Ogasawara
国郎 小笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taisho Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP4020895A priority Critical patent/JPH05213871A/ja
Publication of JPH05213871A publication Critical patent/JPH05213871A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Indole Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、キラリティーを極めて有効に制御
して合成反応を進行させることができるカイニン酸の合
成方法を提供することを目的としている。 【構成】 本発明は、キラリティーを有するアルコール
体を反応出発物質とし、分子内ポーソン・カンド反応を
利用するカイニン酸の合成方法。 【効果】 本発明によると、高い立体異性の制御が可能
となり、合成反応の各ステップでジアステレオ混合体か
らジアステレオマーの選択・分離等を行なうことが不要
なので効率的であり、反応の条件設定および操作が容易
であるので量産が可能であり、キラルな物質をも合成反
応の出発物質とすることができ、天然カイニン酸と同一
のカイニン酸を合成することができるという技術的効果
を奏する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駆虫薬および神経刺激
性活性剤として知られているカイニン酸の合成に有用な
中間体およびその製造方法に関する。本発明によると、
キラリティーを有する特定のアルコール体を出発物質と
し、立体異性をコントロールしつつ、分子内ポーソン・
カンド(Pauson-Khand)反応を複素環式化合物の合成反
応に用いることにより新規な中間物質を経て、カイニン
酸が合成される。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】カイニ
ン酸は、海人草(マクリ)の有効成分で従来から回虫駆
除薬として使用され、あるいは、哺乳類、両生類のニュ
ーロンの刺激性物質としてハンチントン病やてんかん等
の研究に使用されてきた重要な化学物質である。カイニ
ン酸を得るには、珊瑚礁に生育する紅藻である海人草か
ら抽出する方法があるが、この方法には原料である海人
草の継続的な大量入手が困難であるという問題点があ
る。また、化学合成による方法があるが、この方法には
合成反応の際に、各中間体において存在する無数の光学
活性な立体異性体を選択し、制御しつつ合成反応を進行
させる反応条件の設定が難しく、非効率的であり、工業
的でないという問題点がある。
【0003】そこで、本発明は、上記の事情を考慮し
て、難しい反応条件を設定する必要がなく、レジオコン
トロール(regiocontrol)とジアステレオコントロール
(diastereocontrol)とを行なうことができ、ポーソン
・カンド(Pauson-Khand)反応を複素環式化合物に利用
することにより、キラリティーを極めて有効に制御して
合成反応を進行させることができるカイニン酸の工業的
な合成方法に有用な、カイニン酸の中間体及びその製造
方法を提供することを目的としている。
【0004】
【前記課題を解決するための手段】前記課題を解決する
ための前記請求項1に記載の発明は、下記(化14)で
表わされるカイニン酸合成の中間体であり、
【0005】
【化14】
【0006】ただし、RはCH2 OBn(ただし、Bn
はベンジル基を表わす。)を表わし、Xは水酸基を表わ
し、Meはメチル基を表わす。
【0007】請求項2に記載の発明は、下記(化13)
で表わされるカイニン酸合成の中間体であり、
【0008】
【化13】
【0009】ただし、Meはメチル基、Bnはベンジル
基を表わす。
【0010】請求項3に記載の発明は、下記(化11)
で表わされるカイニン酸合成の中間体であり、
【0011】
【化11】
【0012】ただし、Meはメチル基、Bnはベンジル
基を表わす。
【0013】請求項4に記載の発明は、下記(化9)で
表されるカイニン酸合成の中間体であり、
【0014】
【化9】
【0015】ただし、Meはメチル基、Bnはベンジル
基を表わす。
【0016】請求項5に記載の発明は、下記(化1)で
表わされるアルコール体を下記(化2)で表わされるフ
タルイミド体を経由して下記(化3)で表わされるアミ
ン体を生成し、このアミン体から下記(化4)で表わさ
れる第3級カルバメート体を経由して(化5)で表わさ
れるイン−エン体を生成し、このイン−エン体をジコバ
ルトオクタカルボニルと反応させて(化6)で表わされ
るコバルト錯体を形成し、このコバルト錯体をN−メチ
ルモルフォリン−N−オキシドで処理して(化7)で表
わされるビシクロエノン体を生成し、このビシクロエノ
ン体を還元して(化8)で表わされる飽和ビシクロケト
ン体を生成し、この飽和ビシクロケトン体を還元して
(化9)で表わされるカイニン酸合成の中間体を製造す
ることを特徴とするカイニン酸合成の中間体の製造方法
である。
【0017】
【化1】
【0018】
【化2】
【0019】
【化3】
【0020】
【化4】
【0021】
【化5】
【0022】
【化6】
【0023】
【化7】
【0024】
【化8】
【0025】
【化9】
【0026】上記(化1)で示される出発原料から本発
明の中間体を経てカイニン酸を得る迄の合成経路を図面
と共に説明する。図1に示すように、上記(化1)で表
わされるキラリティー有するアルコール体とフタルイミ
ド、トリフェニルフォスフィンおよびジイソプロピルア
ゾジカルボキシレートとを溶媒中で反応させる。この反
応によって、キラリティーの反転した上記(化2)で表
わされるイミド体が生成する。
【0027】前記イミド体(化2)と含水ヒドラジンと
を溶媒中で反応させると、1級アミンであるところの、
上記(化3)で表わされるアミン体が生成する。前記ア
ミン体(化3)とジイソプロピルエチルアミンおよびメ
チルクロロカーボネートとを反応させると、上記(化
4)で表わされるカルバメート体が生成する。前記カル
バメート体(化4)と(E)−1−クロロ−4−テトラ
ヒドロピラニルオキシ−2−ブテンとを溶媒中で還元条
件下に反応させると、上記(化5)表わされるイン−エ
ン体が生成する。
【0028】前記イン−エン体(化5)とベンゼンとジ
コバルトオクタカルボニルとを反応させると、上記(化
6)で表わされるコバルト錯体が生成する。前記コバル
ト錯体(化6)とN−メチルモルフォリン−N−オキシ
ドとを反応させると、上記(化7)で表わされるビシク
ロエノン体が生成する。
【0029】前記ビシクロエノン体(化7)における不
飽和結合を選択的に還元すると、上記(化8)で表わさ
れる飽和ビシクロケトン体が生成する。ただし、この反
応では、ジアステレオマーも同時に生成するが、それぞ
れを分離することなくジアステレオマーの混合物を次の
反応に供する。
【0030】前記飽和ビシクロケトン体(化8)とp−
トルエンスルフォン酸とをアルコール溶媒中で反応させ
ることにより、上記(化9)で表わされるところの、カ
イニン酸合成の中間体であるアルコール体が生成する。
前記アルコール体(化9)とトリエチルアミンとメタン
スルフォニルクロライドと1、8−ジアザビシクロ
[5、4、0]ウンデカ−7エンとを反応させると、カ
イニン酸合成の中間体であるところの上記(化11)で
表わされるエノン体が生成する。
【0031】図2に示すように、前記エノン体(化1
1)とジイソブチルアルミニウムヒドリド及びヨウ化第
一銅から得られる錯体とをテトラヒドロフラン−ヘキサ
メチルホスホリックトリアミド混合溶液中で反応させる
ことにより、図2における構造式12を経由して、カイ
ニン酸合成の中間体であるところの上記(化13)で表
わされるケトール体が生成する。
【0032】前記ケトール体(化13)をバイヤービリ
ガー(Baeyer-Villiger )反応に供することにより上記
(化14)で表わされるδ−ラクトン体が生成する。前
記δ−ラクトン体(化14)をヨウ素、トリフェニルフ
ォスフィンおよびイミダゾールで処理して、図2におけ
る構造式15で表わされるヨード体を生成し、前記ヨー
ド体につき、脱ベンジル化、Jones 酸化及びメチル化を
引き続いて行うことにより、図2における構造式16で
表わされるアルコール体を経由して、図2における構造
式17で表わされるラクトンエステル体を生成する。
【0033】前記ラクトンエステル体と活性亜鉛と触媒
量の酢酸とを、エタノール中において反応させると、図
2における構造式18で表わされるジカルボン酸が生成
し、更にメチル化により、図2における構造式19で表
わされるジエステル体が生成する。前記ジエステル体
を、40%含水水酸化ナトリウムのメタノール溶液で加
水分解することにより、図2における構造式20で表わ
されるカイニン酸が生成する。以下、本発明について実
施例をもとに詳細に説明する。
【0034】
【実施例】
(実施例1) イミド体(化2)の生成 反応出発物質としてキラリティーを有するアルコ−ル体
(化1)4.0g(20.8mmol)のテトラヒドロ
フラン(100ml)溶液に、トリフェニルホスフィン
6.56g(25.0mmol)およびフタルイミド
3.68g(25.0mmol)を加え、次いで氷冷下
にジイソプロピルアゾジカルボキシレ−ト6.2ml
(25.0mmol)を加え、20分間撹拌した。減圧
下に溶媒を留去して残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィに付し、酢酸エチル−n−ヘキサン(1;6)の
流分よりイミド体(化2)6.4g(100%)を得
た。
【0035】データ; [α]D 30 :+34.2°(c0.82,クロロホル
ム); IRνmax(neat)cm-1:3276,177
7,1722; NMR(重クロロホルム):δ2.39(d,1H,J
=2.9Hz),3.85(dd,1H,J=5.5,
10.2Hz),4.22(dd,1H,J=10.
2,20.3Hz),4.55(d,2H,J=2.9
Hz),5.34(ddd,1H,J=2.6,5.
8,10.2Hz),7.23(s,5H),7.62
−7.93(m,4H); MS:m/z293(M+ ),91(100%)。
【0036】アミン体(化3)の生成 前記イミド体(化2)6.4g(21.0mmol)の
エタノ−ル(80ml)溶液に含水ヒドラジン(85%
/H2 O)2.4ml(63.0mmol)を加え、2
0分間かけて加熱還流した。反応液に精製水(50m
l)を加え、不溶物を溶解後、減圧下にエタノ−ルを留
去した。水層を炭酸カリウムでアルカリ性にした後、ジ
クロロメタン(50ml×3)で抽出し、合わせた有機
層を炭酸カリウムで乾燥し、減圧下に溶媒を留去した残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィに付し、酢酸エ
チル−n−ヘキサン(4;1)の流分からアミン体(化
3)3.11g(85%)を得た。
【0037】データ; [α]D 31 :+8.1°(c1.29,クロロホル
ム); IRνmax(neat)cm-1:3290,110
0; NMR(重クロロホルム):δ1.72(brs,2
H,D2 Oで置換),2.23(d,1H,J=2.3
Hz),3.41(dd,1H,J=8.4Hz),
3.59(dd,1H,J=4.4,8.7Hz),
3.79(ddd,1H,J=2.3,4.4,7.0
Hz),4.54(s,2H),7.29(s,5
H); MS:m/z175(M+ ),91(100%)。
【0038】カルバメ−ト体(化4)の生成 前記アミン体(化3)2.91g(16.6mmol)
のジクロロメタン(20ml)溶液に、氷冷下に、ジイ
ソプロピルエチルアミン3.8ml(21.6mmo
l)およびメチルクロロカルボネ−ト1.5ml(2
0.0mmol)を順次に加え,30分間かけて撹拌し
た。反応液をジクロロメタン(20ml)で希釈し、重
炭酸ナトリウム水溶液(10ml)および飽和食塩水
(10ml)で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥
し、減圧下に溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィに付し、酢酸エチル−n−ヘキサン
(1;6)の流分からカルバメ−ト体(化4)3.33
g(86%)を得た。
【0039】データ; [α]D 27 :+33.3°(c2.08,クロロホル
ム); IRνmax(neat)cm-1:3294,172
2; NMR(重クロロホルム):δ2.31(d,1H,J
=2.4Hz),3.60(d,2H,J=4.6H
z),3.68(s,3H),4.48−4.79
(m,1H),4.60(s,2H),5.03−5.
42(m,1H),7.33(m,5H); MS:m/z234(M+ +1),233(M+ )91
(100%); 計算値:C1315NO3 233.1051,測定値:2
33.0990。
【0040】イン−エン体(化5)の生成 水素化ナトリウム(60%in oil)302mg(6.3
0mmol)のジメチルフォルムアミド(5ml)溶液
に、前記カルバメ−ト体(化4)941mg(4.04
mmol)のジメチルフォルムアミド(6ml)溶液
を、氷冷下に滴下し、30分間かけて撹拌した。次いで
(E)−1−クロロ−4−テトラヒドロピラニルオキシ
−2−ブテン1.0g(5.25mmol)のジメチル
フォルムアミド(4ml)溶液を同温で滴下し、30分
間かけて撹拌した。反応液に精製水(10ml)を加え
た後、ジエチルエ−テル(20ml×3)で抽出し、有
機層を精製水(10ml)、飽和炭酸水素ナトリウム水
(10ml)及び飽和食塩水(10ml)で順次に洗浄
した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下に溶媒を留
去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィに付
し、酢酸エチル−n−ヘキサン(1;4)の流分からイ
ン−エン体(化5)1.36g(87%)を得た。
【0041】データ; [α]D 27 :+11.2°(c1.33,クロロホル
ム); IRνmax(neat)cm-1:3246,170
7; NMR(重クロロホルム):δ1.38−1.89
(m,6H),2.35(d,1H,J=2.7H
z),3.32−4.44(m,7H),3.71
(s,3H),4.45−4.78(m,4H),5.
16(t,1H,J=2.2Hz),5.15−5.3
4(m,2H),7.32(s,5H); MS:m/z387(M+ ),91(100%)。
【0042】コバルト錯体(化6)の生成 前記イン−エン体(化5)873mg(2.52mmo
l)のベンゼン(15ml)溶液にジコバルトオクタカ
ルボニル1.03g(3.02mmol)を加えて室温
で7時間かけて撹拌した。反応液をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィに付し、酢酸エチル−n−ヘキサン
(1;6)の流分から粗コバルト錯体(化6)1.31
g(82%)を得た。それ以上の精製を行なうことなく
次の反応に用いた。
【0043】ビシクロエノン体(化7)の生成 前記コバルト錯体(化6)3.59g(5.33mmo
l)のジクロロメタン(30ml)溶液にN−メチルモ
ルホリン−N−オキシド3.75g(32.0mmo
l)を氷冷下に加え、30分間かけて撹拌した。反応液
をシリカゲルを用いてろ過した後、減圧下に溶媒を留去
した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィに付
し、酢酸エチル−n−ヘキサン(1;1)の流分からジ
アステレオ混合物としてビシクロエノン体(化7)1.
93g(84%)を得た。ジアステレオマ−の分離を行
なうことなく次の反応に用いた。
【0044】飽和ビシクロケトン体(化8)の生成 水素化リチウムアルミニウム247mg(6.51mm
ol)のテトラヒドロフラン−ヘキサメチルホスホリッ
クトリアミド(4:1v/v,12.5ml)溶液に、
−78℃下にヨウ化第一銅1.24g(6.51mmo
l)を加え、1時間かけて撹拌した。反応液に前記ビシ
クロエノン体(化7)1.93g(4.65mmol)
のテトラヒドロフラン−ヘキサメチルホスホリックトリ
アミド(4:1v/v,12.5ml)溶液を7分間か
けて滴下し、同温で25分間かけて撹拌した。反応液に
飽和塩化アンモニウム水溶液(15ml)およびセライ
トを加え、室温で2時間かけて撹拌した後、セライトろ
過に付した。水層をジエチルエ−テル(30ml×3)
で抽出し、合わせた有機層を水(20ml)及び飽和食
塩水(20ml)で順次に洗浄した後、硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、減圧下に溶媒を留去した。残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィに付し、酢酸エチル−n−ヘ
キサン(1;1v/v)の流分からジアステレオ混合物
として飽和ビシクロケトン体(化8)1.68g(86
%)を得た。ジアステレオマ−の分離を行なうことなく
次の反応に用いた。
【0045】アルコ−ル体(化9)の生成 前記飽和ビシクロケトン体(化8)1.36g(3.2
6mmol)のメタノ−ル(12ml)溶液にp−トル
エンスルフォン酸一水和物19mg(0.0978mm
ol)を加え室温で1時間かけて撹拌した。反応液を減
圧下に溶媒を留去し、残渣をジクロロメタン(30m
l)で希釈し、重ソウ水溶液(10ml)および飽和食
塩水(10ml)で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥
し、減圧下に溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィに付し、酢酸エチル−n−ヘキサン
(1;1)の流分からアルコ−ル体(化9)651mg
(60%)を得た。
【0046】データ; [α]D 30 :−18.3°(c0.62,クロロホル
ム); IRνmax(neat)cm-1:3458,174
1,1694; NMR(重クロロホルム):δ1.88−2.29
(m,2H),2.30−3.21(m,5H),3.
44−4.05(m,6H),3.68(s,3H),
4.53(s,2H),7.32(s,5H); MS:m/z333(M+ ),212(100%),9
1; 計算値:C1014NO4 212.0927,測定値:2
12.0927。
【0047】エノン体(化11)の生成 前記アルコ−ル体(化9)786mg(2.36mmo
l)のジクロロメタン(10ml)溶液にトリエチルア
ミン0.43ml(3.07mmol)及びメタンスル
フォニルクロリド0.22ml(2.83mmol)を
氷冷下に順次に加え、10分間かけて撹拌した後、1,
8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン
0.71ml(4.72mmol)を加え、1時間かけ
て同温で撹拌した。反応液をジクロロメタン(20m
l)で希釈し、5%塩酸溶液(5ml)、重ソウ水溶液
(5ml)および飽和食塩水(5ml)で順次に洗浄し
た後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下に溶媒を留去
して粗エノン体(化11)を得、精製することなく次の
反応に用いた。
【0048】ケトール体(化13)の生成 ヨウ化第一銅358mg(1.88mmol)のテトラ
ヒドロフラン−ヘキサメチルホスホリックトリアミド
(4:1v/v10ml)溶液に水素化ジイソブチルア
ルミニウム0.34ml(1.88mmol)を−78
℃で加え1時間かけて撹拌した後、前記エノン体(化1
1)494mg(1.57mmol)のテトラヒドロフ
ラン−ヘキサメチルホスホリックトリアミド(4:1v
/v5ml)溶液を加え、15分間かけて撹拌した。次
いで反応液に乾燥したばかりのパラフォルムアルデヒド
941mg(31.4mmol)を加えた後に室温に昇
温し、2.5時間かけて撹拌した。反応液に氷冷下に飽
和塩化アンモニウム水(10ml)およびセライトを加
え、4時間かけて撹拌した後、セライトろ過に付し、水
層をジエチルエ−テル(15ml×3)で抽出し、合わ
せた有機層を重ソウ水溶液(10ml)および飽和食塩
水(10ml)で順次に洗浄した後、硫酸マグネシウム
で乾燥し、減圧下に溶媒を留去した。残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィに付し、酢酸エチル−n−ヘキ
サン(2;1v/v)の流分からアルコ−ル体(化1
3)465mg(85%)を得た。
【0049】データ; [α]D 30 :+18.2°(c1.91,クロロホル
ム); IRνmax(neat)cm-1:3446,173
2,1694; NMR(重クロロホルム):δ1.01(s,3H),
1.70(brs,1H,D2 O で置換),1.98
(d,1H,J=8.1Hz),2.19(d,1H,
J=8.1Hz),2.55(d,1H,J=8.7H
z),2.79−3.11(m,2H),3.12−
4.01(m,6H),3.68(s,3H),4.5
2(s,2H),7.30(s,5H); MS:m/z347(M+ ),91(100%)。
【0050】δ−ラクトン体(化14)の生成 前記ケトール体(化13)465mg(1.34mmo
l)のジクロロメタン(10ml)溶液に炭酸水素ナト
リウム2.25g(26.8mmol)およびm−クロ
ロ過安息香酸1.65g(6.70mmol)を室温下
に順次に加え、2時間かけて撹拌した。反応液にジメチ
ルスルフィド(0.3ml)および精製水(10ml)
を加え、水層をジクロロメタン(15ml×3)で抽出
した。合わせた有機層を重ソウ水溶液(10ml)およ
び飽和食塩水(10ml)で洗浄した後、硫酸マグネシ
ウムで乾燥し減圧下に溶媒を留去した。残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィに付し、酢酸エチル−n−ヘ
キサン(1;1v/v)の流分からケトール体(化1
3)107mg(23%)を回収し、ジエチルエ−テル
−ジクロロメタン(1;1v/v)の流分からδ−ラク
トン体(化14)332mg(68%)を得た。
【0051】データ; [α]D 28 :−12.2°(c2.03,クロロホル
ム); IRνmax(neat)cm-1:3430,172
8,1694; NMR(重クロロホルム):δ1.28(s,3H),
1.80(brs,1H,D2 Oで置換),1.10
(dd,1H,J=7.2,21.0),2.08−
3.19(m,4H),2.10−3.86(m,6
H),3.67(s,3H),4.52(s,2H),
7.32(s,5H); MS:m/z364(M+ +1),363(M+ ),2
42(100%),91; 計算値:C1925NO6 363.1682,測定値:3
63.168。
【0052】ヨ−ド体(図2中の構造式15)の生成 前記δ−ラクトン体(化14)162mg(0.446
mmol)のテトラヒドロフラン−アセトニトリル
(4:1v/v10ml)溶液にトリフェニルホスフィ
ン702mg(2.68mmol)、イミダゾ−ル18
2mg(2.68mmol)及びヨウ素680mg
(2.68mmol)を順次に加え、12時間かけて加
熱還流した。反応液をテトラヒドロフラン−ジエチルエ
−テル(1;1v/v10ml)で希釈し、精製水(5
ml)、10%チオ硫酸ナトリウム水溶液(5ml)、
重ソウ水溶液(5ml)及び飽和食塩水(5ml)で順
次に洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下に
溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィに付し、酢酸エチル−n−ヘキサン(1;3v/
v)の流分からヨ−ド体(構造式15)132mg(6
3%)を得た。
【0053】データ; [α]D 32 :−30.1°(c0.42,クロロホル
ム); IRνmax(neat)cm-1:1737,170
0; NMR(重クロロホルム):δ1.50(s,3H),
2.26(d,2H,J=10.2,11.9),2.
55−3.02(m,2H),3.11−3.88
(m,8H),3.70(s,3H),4.53(s,
2H),7.33(s,5H); MS:m/z474(M+ +1),473(M+ ),3
52(100%); 計算値:C1115NO4 I:352.0048,測定
値:352.0052。
【0054】アルコ−ル体(図2中の構造式16)の生
成 前記ヨ−ド体(構造式15)131mg(0.277m
mol)のジクロロメタン(3ml)溶液に、−70℃
で三臭化ホウ素0.42ml(1M溶液中にジクロロメ
タン0.415mmol)を加え、15分間かけて撹拌
した。反応液に炭酸水素ナトリウム水(5ml)を加
え、水層をジクロロメタン(10ml×3)で抽出し、
合わせた有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下に
溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィに付し酢酸エチル−n−ヘキサン(4;1v/v)
の流分からアルコ−ル体(図2中の構造式16)70m
g(66%)を得た。
【0055】データ; [α]D 30 :−9.02°(c1.41,クロロホル
ム); IRνmax(neat)cm-1:3440,172
8,1694; NMR(重クロロホルム):δ2.50(s,3H),
2.22(dd,1H,J=5.8,16.0Hz),
2.50−2.99(m,2H),2.90−3.44
(m,4H),3.44−3.87(m,5H,1H,
2 Oで置換),3.71(s,3H); MS:m/z352(M+ −CH2 OH,100%)2
65; 計算値:C1115NO4 I:352.0048,測定
値:352.0049。
【0056】ラクトンエステル体(図2中の構造式1
7)の生成 前記アルコ−ル体(構造式16)70mg(0.183
mmol)のアセトン(2ml)溶液に8Nジョ−ンズ
試薬0.11ml(0.914mmol)を氷冷下に加
え、15分間かけて撹拌した後、室温で更に35分間か
けて撹拌した。反応液にイソプロパノ−ル(0.1m
l)、精製水(5ml)及び濃塩酸(0.1ml)を加
え、水層をジクロロメタン(5ml×3)で抽出し、硫
酸マグネシウムで乾燥し、減圧下に溶媒を留去した。残
渣をジメチルフォルムアミド(2ml)に溶解し炭酸カ
リウム120mg(0.869mmol)及びヨウ化メ
チル0.11ml(1.74mmol)を順次に加え、
室温で30分間かけて撹拌した。反応液に精製水(5m
l)を加え、水層をジエチルエ−テル(10ml×3)
で抽出した。合わせた有機層を精製水(3ml)及び飽
和食塩水(3ml)で順次に洗浄し、硫酸マグネシウム
で乾燥し、減圧下に溶媒を留去した。残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィに付し、酢酸エチル−n−ヘキ
サン(2;1v/v)の流分からラクトンエステル体
(図2中の構造式17)40mg(53%)を得た。
【0057】データ; [α]D 30 :+9.0°(c0.52,クロロホル
ム); IRνmax(neat)cm-1:1742,171
2; NMR(重クロロホルム):δ2.00(s,3H),
2.36(dd,1H,J=11.6,13.1H
z),2.60−3.10(m,6H),3.29
(d,1H,J=8.7Hz),3.72(s,3H)
4.15(d,1H,J=8.7Hz); MS:m/z:412(M+ +1),411(M+ )3
52(100%); 計算値:C1319NO6 I:412.0259,測定
値:412.0237, 計算値:C1115NO4 I:352.0048,測定
値:352.0070。
【0058】ジエステル体(図2中の構造式19)の生
成 前記ラクトンエステル体(構造式17)40mg(0.
0973mmol)のエタノ−ル(1ml)溶液に活性
亜鉛(0.292mmol)19mg及び酢酸(1滴)
を順次に加え、20分間かけて超音波を照射した。反応
液をジクロロメタン(10ml)で希釈し、10%塩酸
水溶液(5ml)で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾
燥し、減圧下に溶媒を留去した。残渣をジメチルフォル
ムアミド(0.5ml)に溶解し、炭酸カリウム53m
g(0.386mmol)及びヨ−ドメタン0.048
ml(0.772mmol)を順次に加え室温で20分
間かけて撹拌した。反応液に精製水(5ml)を加え、
ジエチルエ−テル(10ml×3)で抽出し、合わせた
有機層を精製水(5ml)及び飽和食塩水(5ml)で
洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下に溶媒
を留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
に付し、酢酸エチル−n−ヘキサン(1;3v/v)の
流分からジエステル体(図2中の構造式19)17mg
(59%)を得た。
【0059】データ; [α]D 30 :−25.6°(c0.86,クロロホル
ム); IRνmax(neat)cm-1:1742,171
1; NMR(重クロロホルム):δ1.71(s,3H),
2.24(d,1H,J=3.7),2.32(s,1
H),2.70−3.20(m,2H),3.31−
3.89(m,2H),3.69(s,3H)3.70
(d,2H,J=5.1),3.78(s,3H),
4.23(dd,1H,J=2.0,2.7Hz),
4.70(brs,1H),4.94(brs,1
H); MS:m/z:299(M+ ),267,240(10
0%),180,138; 計算値:C1421NO6 :299.1369,測定値:
299.1381。
【0060】カイニン酸(図2中の構造式20)の生成 前記ジエステル体(構造式19)150mg(0.50
2mmol)のメタノ−ル(5ml)溶液に40%(w
/v)水酸化ナトリウム水溶液5ml(0.05mo
l)を加え、12時間かけて加熱還流した。反応液を減
圧下に溶媒を留去し、残渣を陰イオン交換樹脂(IRA
−904)に付し、中性になるまで精製水を流した後、
1Nギ酸水溶液の流分から粗カイニン酸(化20)を
得、さらにシリカゲルカラムクロマトグラフィ(水洗シ
リカ)に付し、n−ブタノ−ル−酢酸−水(4;1:5
v/v)の流分からカイニン酸(構造式20)90.9
mg(78%)を得た。
【0061】データ; mp:245℃(dec); [α]D 30 :−13.9°(c0.50,水), 天然物のデータ: mp:245℃(dec); [α]D 22 :−14.2°(c0.23,水), その他の諸スペクトルデ−タは天然カイニン酸のそれと
完全に一致した。
【0062】ジエステル体(構造式19)天然カイニン
酸からの合成 カイニン酸(構造式20)300mg(1.29mmo
l)のジメチルフォルムアミド(5ml)溶液に氷冷下
にジイソプロピルエチルアミン0.72ml(4.14
mmol)及びメチルクロロカルボネ−ト0.30ml
(3.88mmol)を順次加え、10分間かけて撹拌
した後、室温でさらに12時間かけて撹拌した。反応液
に重ソウ水溶液(20ml)を加え、ジエチルエ−テル
(5ml)で洗浄した。水層に濃塩酸(5ml)を加え
て酸性にし、ジクロロメタン(15ml×3)で抽出し
て硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下に溶媒を留去し
た。残渣をジメチルフォルムアミド(5ml)に溶解
し、炭酸カリウム1.11g(8.04mmol)及び
ヨ−ドメタン0.50ml(8.04mmol)を順次
に加え、室温で2時間かけて撹拌した。反応液に精製水
(10ml)を加えジエチルエ−テル(15ml×3)
で抽出した。合わせた有機層を硫酸マグネシウムで乾燥
し、減圧下に溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィに付し、酢酸エチル−n−ヘキサン
(1;4v/v)の流分からジエステル(構造式19)
268mg(69%)を得た。
【0063】データ; [α]D 29 :−23.8°(c 1.07,クロロホル
ム) その他の諸スペクトルデ−タは天然カイニン酸のそれと
完全に一致した。
【0064】
【発明の効果】上述した本発明によると、高い立体異性
の制御が可能となり、合成反応の各ステップでジアステ
レオ混合体からジアステレオマーの選択・分離等を行な
うことが不要なので効率的であり、反応の条件設定およ
び操作が容易であるので量産が可能であり、キラルな物
質をも合成反応の出発物質とすることができ、天然カイ
ニン酸と同一のカイニン酸を合成することができるとい
う技術的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、(化1)で表わされるキラリティー有
するアルコール体からカイニン酸を合成する反応経路の
途中までを示す反応経路説明図である。
【図2】図2は、図1で示す反応経路に引き続きカイニ
ン酸を合成するまでの反応経路を示す反応経路説明図で
ある。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記(化14)で表わされるカイニン酸
    合成の中間体。 【化14】 ただし、RはCH2 OBn(ただし、Bnはベンジル基
    を表わす。)を表わし、Xは水酸基を表わし、Meはメ
    チル基を表わす。
  2. 【請求項2】 下記(化13)で表わされるカイニン酸
    合成の中間体。 【化13】 ただし、Meはメチル基、Bnはベンジル基を表わす。
  3. 【請求項3】 下記(化11)で表わされるカイニン酸
    合成の中間体。 【化11】 ただし、Meはメチル基、Bnはベンジル基を表わす。
  4. 【請求項4】 下記(化9)で表わされるカイニン酸合
    成の中間体。 【化9】 ただし、Meはメチル基、Bnはベンジル基を表わす。
  5. 【請求項5】下記(化1)で表わされるアルコール体を
    下記(化2)で表わされるフタルイミド体を経由して下
    記(化3)で表わされるアミン体を生成し、このアミン
    体から下記(化4)で表わされる第3級カルバメート体
    を経由して(化5)で表わされるイン−エン体を生成
    し、このイン−エン体をジコバルトオクタカルボニルと
    反応させて(化6)で表わされるコバルト錯体を形成
    し、このコバルト錯体をN−メチルモルフォリン−N−
    オキシドで処理して(化7)で表わされるビシクロエノ
    ン体を生成し、このビシクロエノン体を還元して(化
    8)で表わされる飽和ビシクロケトン体を生成し、この
    飽和ビシクロケトン体を還元して(化9)で表わされる
    カイニン酸合成の中間体を製造することを特徴とするカ
    イニン酸合成の中間体の製造方法。 【化1】 【化2】 【化3】 【化4】 【化5】 【化6】 【化7】 【化8】 【化9】
JP4020895A 1992-02-06 1992-02-06 カイニン酸合成の中間体及びその製造方法 Withdrawn JPH05213871A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4020895A JPH05213871A (ja) 1992-02-06 1992-02-06 カイニン酸合成の中間体及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4020895A JPH05213871A (ja) 1992-02-06 1992-02-06 カイニン酸合成の中間体及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05213871A true JPH05213871A (ja) 1993-08-24

Family

ID=12039959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4020895A Withdrawn JPH05213871A (ja) 1992-02-06 1992-02-06 カイニン酸合成の中間体及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05213871A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7272785B2 (en) 2003-05-20 2007-09-18 International Business Machines Corporation Data editing for improving readability of a display
JP2008001625A (ja) * 2006-06-21 2008-01-10 Univ Of Tokyo ピロリジン誘導体の合成方法
JP2013099363A (ja) * 2013-02-26 2013-05-23 South Product:Kk マクリの培養方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7272785B2 (en) 2003-05-20 2007-09-18 International Business Machines Corporation Data editing for improving readability of a display
US9262386B2 (en) 2003-05-20 2016-02-16 International Business Machines Corporation Data editing for improving readability of a display
JP2008001625A (ja) * 2006-06-21 2008-01-10 Univ Of Tokyo ピロリジン誘導体の合成方法
JP2013099363A (ja) * 2013-02-26 2013-05-23 South Product:Kk マクリの培養方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO1986002923A1 (en) Process for preparing bicyclo ad3.3.0 bdoctenes
JPH05213871A (ja) カイニン酸合成の中間体及びその製造方法
JPH06172256A (ja) 3−ヒドロキシ酪酸誘導体の製造法
CN111116530A (zh) 一种贝前列素的合成方法
JPS6344544A (ja) ジヒドロシクロシトラ−ル及びジヒドロシクロシトラ−ルの光学活性立体異性体の製法
US6265614B1 (en) Optically active intermediates for the preparation of optically active substituted oximes, hydrazones and olefins useful as neurokinin antagonists
WO2002060850A1 (fr) Procede de synthese d'acide gras insature $g(a)-cetol
JP2654834B2 (ja) 光学活性ビニル化合物、その製造中間体及びそれらの製造方法
JP2776995B2 (ja) (R)−(+)−ジヒドロ−α−イオノンの製法及びその新規中間体
JP2654835B2 (ja) 光学活性4―エン―6―オール化合物、その製造中間体及びそれらの製造方法
JP3266701B2 (ja) 2,3−ジヒドロポリプレノールの製造法
JPH0611735B2 (ja) 光学活性なβ―アルキル―γ―アシルオキシカルボン酸エステルの製造方法
JPH05221947A (ja) シクロプロパン誘導体の製法
JPS6042348A (ja) (3−オキソ−1−アルケニル)−シス−ビシクロ〔3.3.0〕オクテン誘導体
JPH0318630B2 (ja)
JP3391248B2 (ja) カルシトリオール中間体の製造法
JP2005298337A (ja) β−ヒドロキシアミノ酸誘導体の製造方法およびその中間体
JPH04278097A (ja) 光学活性2,4,4−トリメチル−2−シクロヘキセン−1−オール及びその製法
JPS6048964A (ja) 2−アゼチジノン誘導体及びその製造法
JPH03279339A (ja) ヒドロキシアルキン化合物
JPH0559115B2 (ja)
CH661269A5 (de) Heterocyclische essigsaeureester.
JPH03112976A (ja) 光学活性δラクトン化合物の製法
JPS58110539A (ja) カルバプロスタサイクリン類
JPH064613B2 (ja) 光学活性δラクトン化合物

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990518