JPH05213484A - プリンタの用紙検出装置 - Google Patents
プリンタの用紙検出装置Info
- Publication number
- JPH05213484A JPH05213484A JP4022333A JP2233392A JPH05213484A JP H05213484 A JPH05213484 A JP H05213484A JP 4022333 A JP4022333 A JP 4022333A JP 2233392 A JP2233392 A JP 2233392A JP H05213484 A JPH05213484 A JP H05213484A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- sensor
- printer
- printing
- sheet
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 罫線や枠等の所定フォーマットが既に印刷さ
れている定型用紙に印刷を行うときに、プリンタが罫線
等を印刷用紙の終了端と誤検出しないようにする。 【構成】 プリンタに給紙された印刷用紙20の終了端
の通過を印字ヘッド2の手前に設置したペーパーエンド
センサにて検出するプリンタで、複数のペーパーエンド
センサ5,6を、印刷用紙20の進行方向に対し位置を
ずらして設置し、少なくとも1つのペーパーエンドセン
サが用紙「有」を検出しているときは用紙有りと判定す
る。これにより、定型用紙の既印刷部分が一方のペーパ
ーエンドセンサ5にかかってこのセンサ5がこれを用紙
「無し」と検出しても、他方のセンサ6は用紙「有り」
となるので、誤検出がなくなる。
れている定型用紙に印刷を行うときに、プリンタが罫線
等を印刷用紙の終了端と誤検出しないようにする。 【構成】 プリンタに給紙された印刷用紙20の終了端
の通過を印字ヘッド2の手前に設置したペーパーエンド
センサにて検出するプリンタで、複数のペーパーエンド
センサ5,6を、印刷用紙20の進行方向に対し位置を
ずらして設置し、少なくとも1つのペーパーエンドセン
サが用紙「有」を検出しているときは用紙有りと判定す
る。これにより、定型用紙の既印刷部分が一方のペーパ
ーエンドセンサ5にかかってこのセンサ5がこれを用紙
「無し」と検出しても、他方のセンサ6は用紙「有り」
となるので、誤検出がなくなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンタに給紙された印
刷用紙の終了端の通過をペーパーエンドセンサ(以下、
PEセンサという。)にて判定する用紙検出装置に係
り、特に、罫線等が既に印刷されている定型用紙に印刷
するとき罫線等を用紙の終了端と誤判定することのない
用紙検出装置に関する。
刷用紙の終了端の通過をペーパーエンドセンサ(以下、
PEセンサという。)にて判定する用紙検出装置に係
り、特に、罫線等が既に印刷されている定型用紙に印刷
するとき罫線等を用紙の終了端と誤判定することのない
用紙検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタには、印刷中の用紙の終了端が
印字ヘッドに達する前にこれを検出し、用紙の無い状態
での印刷の継続を中断したり、用紙有無のランプの点灯
をする等の制御を行うため、PEセンサを印字ヘッド手
前に設置している。また、特開平1−171965号公
報記載の従来技術では、移動可能に設置したPEセンサ
にて用紙の走行状況を管理しており、特開平2−180
72号公報記載の従来技術では、プラテンの長手方向に
平行に2つのPEセンサを設置して用紙の斜行チェック
を行うようになっている。
印字ヘッドに達する前にこれを検出し、用紙の無い状態
での印刷の継続を中断したり、用紙有無のランプの点灯
をする等の制御を行うため、PEセンサを印字ヘッド手
前に設置している。また、特開平1−171965号公
報記載の従来技術では、移動可能に設置したPEセンサ
にて用紙の走行状況を管理しており、特開平2−180
72号公報記載の従来技術では、プラテンの長手方向に
平行に2つのPEセンサを設置して用紙の斜行チェック
を行うようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術で
は、印刷用紙の終了端を1個のPEセンサにて検出した
り、或いはプラテンに対して平行に設けた2個のPEセ
ンサにて用紙の終了端を検出している。印字データを白
紙の用紙に印刷するのであれば、1個あるいは用紙終了
端に平行に設けた2個のPEセンサにて確実に用紙の有
無を検出することができる。
は、印刷用紙の終了端を1個のPEセンサにて検出した
り、或いはプラテンに対して平行に設けた2個のPEセ
ンサにて用紙の終了端を検出している。印字データを白
紙の用紙に印刷するのであれば、1個あるいは用紙終了
端に平行に設けた2個のPEセンサにて確実に用紙の有
無を検出することができる。
【0004】しかし、近年では、図6に示す様な定型用
紙に印刷することが多くなっている。例えば図6(a)
は見積書の一つの定型を示すものであり、「見積書」の
表題と、合計金額を記入するカラー部分20が既に印刷
されており、この定型用紙に必要な項目と金額のみを後
から印刷するようになっている。また、図6(b)の定
型用紙には枠21が既に印刷されており、この定型用紙
に対して枠21内に印字が納まる様に後から必要なデー
タを印刷するものである。図6(c)はトラクタフィー
ダによる連続紙を示し、既に一行毎にカラー印刷22が
されており、この用紙のカラー部分22に重ねて印字デ
ータの印字を後から行うものである。
紙に印刷することが多くなっている。例えば図6(a)
は見積書の一つの定型を示すものであり、「見積書」の
表題と、合計金額を記入するカラー部分20が既に印刷
されており、この定型用紙に必要な項目と金額のみを後
から印刷するようになっている。また、図6(b)の定
型用紙には枠21が既に印刷されており、この定型用紙
に対して枠21内に印字が納まる様に後から必要なデー
タを印刷するものである。図6(c)はトラクタフィー
ダによる連続紙を示し、既に一行毎にカラー印刷22が
されており、この用紙のカラー部分22に重ねて印字デ
ータの印字を後から行うものである。
【0005】斯かる定型用紙を用いて印刷する場合、P
Eセンサが用紙の終了端を誤検出する虞がある。PEセ
ンサは、用紙の「白」とプラテンの「黒」とを光の反射
にて識別し、用紙の有無つまり用紙終了端の通過を判定
するものであり、PEセンサの前面に、図6(a)のカ
ラー印刷部分20,図6(b)の枠21,図6(c)の
カラー印刷部分22が来た状態ではその反射光量が少な
くなるため、これを用紙無しの状態と判定してしまうこ
とがあるからである。このため、定型用紙に印刷する場
合、PEセンサの検出信号にて行う印字制御等が狂うこ
とがある。
Eセンサが用紙の終了端を誤検出する虞がある。PEセ
ンサは、用紙の「白」とプラテンの「黒」とを光の反射
にて識別し、用紙の有無つまり用紙終了端の通過を判定
するものであり、PEセンサの前面に、図6(a)のカ
ラー印刷部分20,図6(b)の枠21,図6(c)の
カラー印刷部分22が来た状態ではその反射光量が少な
くなるため、これを用紙無しの状態と判定してしまうこ
とがあるからである。このため、定型用紙に印刷する場
合、PEセンサの検出信号にて行う印字制御等が狂うこ
とがある。
【0006】本発明の目的は、既に印刷済み部分のある
定型用紙等の印刷用紙に印刷する場合でも用紙終了端の
通過を誤判定することのないプリンタの用紙検出装置を
提供することにある。
定型用紙等の印刷用紙に印刷する場合でも用紙終了端の
通過を誤判定することのないプリンタの用紙検出装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、プリンタに
給紙された印刷用紙の終了端の通過を印字ヘッドの手前
に設置したPEセンサにて検出するプリンタの用紙検出
装置において、複数のPEセンサを印刷用紙の進行方向
に対し位置をずらして設置すると共に、少なくとも1つ
のPEセンサが用紙「有」を検出しているときは用紙有
りと判定する手段を設けることで、達成される。
給紙された印刷用紙の終了端の通過を印字ヘッドの手前
に設置したPEセンサにて検出するプリンタの用紙検出
装置において、複数のPEセンサを印刷用紙の進行方向
に対し位置をずらして設置すると共に、少なくとも1つ
のPEセンサが用紙「有」を検出しているときは用紙有
りと判定する手段を設けることで、達成される。
【0008】
【作用】少なくとも2つのPEセンサがずれた状態で設
置されているので、1つのPEセンサの前面に印刷済み
部分が来て用紙無しと検出しても、これとずれた位置に
あるPEセンサは印刷済み箇所から外れているため、用
紙有りを検出する。
置されているので、1つのPEセンサの前面に印刷済み
部分が来て用紙無しと検出しても、これとずれた位置に
あるPEセンサは印刷済み箇所から外れているため、用
紙有りを検出する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図2は、プリンタ要部の斜視図である。印刷用
紙20は、案内板1とプラテン4との間を通って給紙さ
れ、プラテン4の回転と共に印字ヘッド2の前面に進行
して印字がなされ、ベイルバー3とプラテン4との間を
通って排出される。
明する。図2は、プリンタ要部の斜視図である。印刷用
紙20は、案内板1とプラテン4との間を通って給紙さ
れ、プラテン4の回転と共に印字ヘッド2の前面に進行
して印字がなされ、ベイルバー3とプラテン4との間を
通って排出される。
【0010】図1は、図2に示すプリンタ要部の上面図
(a),左側面図(b),正面図(c)である。印字ヘ
ッド2の用紙進行方向手前側に配設されている案内板1
には、用紙進行方向に対してずれた位置に2個の孔が穿
設されており、各孔にはPEセンサ5とPEセンサ6が
埋め込まれネジ止めされている。本実施例では2個のP
Eセンサ5,6を用いるものであり、PEセンサ5は従
来と同様の位置に配置され、PEセンサ6はPEセンサ
5よりも印字ヘッド2側で且つプラテン4の長手方向に
もずらした位置に配置されている。
(a),左側面図(b),正面図(c)である。印字ヘ
ッド2の用紙進行方向手前側に配設されている案内板1
には、用紙進行方向に対してずれた位置に2個の孔が穿
設されており、各孔にはPEセンサ5とPEセンサ6が
埋め込まれネジ止めされている。本実施例では2個のP
Eセンサ5,6を用いるものであり、PEセンサ5は従
来と同様の位置に配置され、PEセンサ6はPEセンサ
5よりも印字ヘッド2側で且つプラテン4の長手方向に
もずらした位置に配置されている。
【0011】図3は、プリンタの制御回路のブロック図
である。センサ部の検出信号はプリンタ制御部に入力さ
れ、プリンタ制御部の用紙有無の判定結果がアラーム表
示部に送られ、用紙無しの場合にはアラーム表示部のラ
ンプ10が点灯される。本実施例では、センサ部は2個
のPEセンサ5,6で構成され、プリンタ制御部はCP
U,RAM,ROM等で成る制御部8とI/Oポート7
とで構成され、PEセンサ5,6の検出信号はI/Oポ
ート7を介して制御部8に取り込まれ、制御部8の用紙
有無の判定結果はI/Oポート7を通して用紙無し表示
ランプ10に出力される。
である。センサ部の検出信号はプリンタ制御部に入力さ
れ、プリンタ制御部の用紙有無の判定結果がアラーム表
示部に送られ、用紙無しの場合にはアラーム表示部のラ
ンプ10が点灯される。本実施例では、センサ部は2個
のPEセンサ5,6で構成され、プリンタ制御部はCP
U,RAM,ROM等で成る制御部8とI/Oポート7
とで構成され、PEセンサ5,6の検出信号はI/Oポ
ート7を介して制御部8に取り込まれ、制御部8の用紙
有無の判定結果はI/Oポート7を通して用紙無し表示
ランプ10に出力される。
【0012】今、プリンタに印刷用紙20が給紙され、
PEセンサ5,6の両方の前面に用紙が有る状態とす
る。PEセンサ5の発光光は用紙の「白」で反射され、
反射光を受光しその光量に応じた電気信号を出力するP
Eセンサ5の出力は制御部8に取り込まれる。また、P
Eセンサ6の発光光も用紙の「白」で反射され、反射光
を受光しその光量に応じた電気信号を出力するPEセン
サ6の出力も制御部8に取り込まれる。つまり、PEセ
ンサ5,6の検出信号は共に用紙「有り」示す状態とな
る。制御部8は、PEセンサ5,6の少なくとも一方が
用紙「有り」を示すときは用紙有りと判定し、用紙無し
表示ランプ10を消灯させる。
PEセンサ5,6の両方の前面に用紙が有る状態とす
る。PEセンサ5の発光光は用紙の「白」で反射され、
反射光を受光しその光量に応じた電気信号を出力するP
Eセンサ5の出力は制御部8に取り込まれる。また、P
Eセンサ6の発光光も用紙の「白」で反射され、反射光
を受光しその光量に応じた電気信号を出力するPEセン
サ6の出力も制御部8に取り込まれる。つまり、PEセ
ンサ5,6の検出信号は共に用紙「有り」示す状態とな
る。制御部8は、PEセンサ5,6の少なくとも一方が
用紙「有り」を示すときは用紙有りと判定し、用紙無し
表示ランプ10を消灯させる。
【0013】印刷用紙20がプラテン4の回転と共に進
行し、用紙20の終了端がPEセンサ5の位置を通り過
ぎ、PEセンサ6の前面にのみ用紙が有る状態の場合に
は、PEセンサ5の発光光はプラテン4の「黒」で吸収
されてしまい、反射光の光量は無いか非常に少ない。従
って、PEセンサ5から制御部8に送られる検出信号は
用紙「無し」を示すことになる。しかし、制御部8は両
センサ5,6の少なくとも一方が用紙「有り」を検出し
ているときは用紙「有り」と判定するため、用紙無し表
示ランプ10は消灯したままとなる。
行し、用紙20の終了端がPEセンサ5の位置を通り過
ぎ、PEセンサ6の前面にのみ用紙が有る状態の場合に
は、PEセンサ5の発光光はプラテン4の「黒」で吸収
されてしまい、反射光の光量は無いか非常に少ない。従
って、PEセンサ5から制御部8に送られる検出信号は
用紙「無し」を示すことになる。しかし、制御部8は両
センサ5,6の少なくとも一方が用紙「有り」を検出し
ているときは用紙「有り」と判定するため、用紙無し表
示ランプ10は消灯したままとなる。
【0014】用紙20の進行が進み、PEセンサ5,6
の両方の前面から用紙20が外れた場合には、PEセン
サ5,6の両方の検出信号が共に用紙「無し」を示すた
め、制御部8は用紙無し表示ランプ10を点灯させる信
号を出力する。
の両方の前面から用紙20が外れた場合には、PEセン
サ5,6の両方の検出信号が共に用紙「無し」を示すた
め、制御部8は用紙無し表示ランプ10を点灯させる信
号を出力する。
【0015】例えば、図6(b)に示す枠21が既に印
刷されている定型用紙をプリンタに給紙して所要データ
を印刷する場合に、枠21の部分が用紙の進行と共にP
Eセンサ5の前面に来たとする。この場合には、PEセ
ンサ5から発光された光は枠21部分に当たり、その反
射光量は少なくなってしまう。従って、PEセンサ5の
検出信号は用紙「無し」を示す虞がある。しかし、本実
施例では、もう1つ設けてあるPEセンサ6が枠21か
ら外れた箇所の用紙の「白」部分を検出するため、制御
部8は用紙「有り」と判定する。図6(a),(c)の
カラー部分20,22が既に印刷されている定型用紙で
も、上述と同様にこれらを用紙終了端として誤検出する
ことは避けられる。
刷されている定型用紙をプリンタに給紙して所要データ
を印刷する場合に、枠21の部分が用紙の進行と共にP
Eセンサ5の前面に来たとする。この場合には、PEセ
ンサ5から発光された光は枠21部分に当たり、その反
射光量は少なくなってしまう。従って、PEセンサ5の
検出信号は用紙「無し」を示す虞がある。しかし、本実
施例では、もう1つ設けてあるPEセンサ6が枠21か
ら外れた箇所の用紙の「白」部分を検出するため、制御
部8は用紙「有り」と判定する。図6(a),(c)の
カラー部分20,22が既に印刷されている定型用紙で
も、上述と同様にこれらを用紙終了端として誤検出する
ことは避けられる。
【0016】図4は、本発明の別実施例に係るプリンタ
制御部の構成図である。本実施例では、図3に示す実施
例に比べ、PEセンサ6の検出信号を、タイマ11を通
して所定時間遅延させてから、プリンタ制御部に入力す
る構成となっている。例えば、図6(a),(c)のカ
ラー部分20,22や、図6(b)の枠21の幅が太
く、この幅内に2つのPEセンサ5,6が両方とも位置
してしまうことが考えられる。この場合には、両方のP
Eセンサ5,6が共に用紙「無し」を検出するため、制
御部8は用紙「無し」と誤判定することになってしま
う。しかし、図4に示す実施例を採用することで、この
誤判定を回避することができる。これを図5を参照して
説明する。
制御部の構成図である。本実施例では、図3に示す実施
例に比べ、PEセンサ6の検出信号を、タイマ11を通
して所定時間遅延させてから、プリンタ制御部に入力す
る構成となっている。例えば、図6(a),(c)のカ
ラー部分20,22や、図6(b)の枠21の幅が太
く、この幅内に2つのPEセンサ5,6が両方とも位置
してしまうことが考えられる。この場合には、両方のP
Eセンサ5,6が共に用紙「無し」を検出するため、制
御部8は用紙「無し」と誤判定することになってしま
う。しかし、図4に示す実施例を採用することで、この
誤判定を回避することができる。これを図5を参照して
説明する。
【0017】印刷用紙20がプリンタ内を進行し、太枠
21が図5(a)に示す様にPEセンサ5にかかったと
する。この場合、PEセンサ5は用紙「無し」を検出す
るが、PEセンサ6は用紙「有り」を検出するため、制
御部8は用紙「有り」と判定する。印刷用紙20が進行
して、図5(b)に示す様に、太枠21が両方のPEセ
ンサ5,6にかかったとする。この場合には、PEセン
サ5は用紙「無し」を検出する。しかし、PEセンサ6
から制御部8に入力される信号は、タイマ11の作用に
より、図5(b)の状態になる直前の図5(a)のとき
の検出信号であるため、制御部8には用紙「有り」の信
号がタイマ11から入力される。従って、制御部8は、
用紙「有り」と判定する。印刷用紙20の進行が進み、
図5(c)に示す様に、PEセンサ5の前面を太枠21
が通過したとする。このときは、PEセンサ6の前面に
太枠21がかかってから時間がある程度経過しているた
め、PEセンサ6からは用紙「無し」の検出信号が出力
され、その信号がタイマ11を通して制御部8に入力さ
れる。しかし、PEセンサ5の用紙「有り」の検出信号
は遅延無しに制御部8に入力されるため、制御部8は用
紙「有り」と判定することになる。
21が図5(a)に示す様にPEセンサ5にかかったと
する。この場合、PEセンサ5は用紙「無し」を検出す
るが、PEセンサ6は用紙「有り」を検出するため、制
御部8は用紙「有り」と判定する。印刷用紙20が進行
して、図5(b)に示す様に、太枠21が両方のPEセ
ンサ5,6にかかったとする。この場合には、PEセン
サ5は用紙「無し」を検出する。しかし、PEセンサ6
から制御部8に入力される信号は、タイマ11の作用に
より、図5(b)の状態になる直前の図5(a)のとき
の検出信号であるため、制御部8には用紙「有り」の信
号がタイマ11から入力される。従って、制御部8は、
用紙「有り」と判定する。印刷用紙20の進行が進み、
図5(c)に示す様に、PEセンサ5の前面を太枠21
が通過したとする。このときは、PEセンサ6の前面に
太枠21がかかってから時間がある程度経過しているた
め、PEセンサ6からは用紙「無し」の検出信号が出力
され、その信号がタイマ11を通して制御部8に入力さ
れる。しかし、PEセンサ5の用紙「有り」の検出信号
は遅延無しに制御部8に入力されるため、制御部8は用
紙「有り」と判定することになる。
【0018】尚、横罫線等を印刷用紙の終了端と誤判定
しない例を中心に説明したが、上述した実施例では、P
Eセンサ5とPEセンサ6をプラテン4の長手方向にも
ずらして配置しているため、縦罫線等が一方のPEセン
サの前面にかかった状態でも、用紙無しと誤判定するこ
とがない。
しない例を中心に説明したが、上述した実施例では、P
Eセンサ5とPEセンサ6をプラテン4の長手方向にも
ずらして配置しているため、縦罫線等が一方のPEセン
サの前面にかかった状態でも、用紙無しと誤判定するこ
とがない。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、定型用紙等のように既
に印刷されている部分のある用紙を使用して印刷を行う
場合でも、既印刷部分により用紙「無し」と誤認するこ
とがなくなり、白紙の印刷用紙と同様にスムースな印刷
が可能になる。
に印刷されている部分のある用紙を使用して印刷を行う
場合でも、既印刷部分により用紙「無し」と誤認するこ
とがなくなり、白紙の印刷用紙と同様にスムースな印刷
が可能になる。
【図1】本発明の一実施例に係る用紙検出装置のPEセ
ンサ取付図である。
ンサ取付図である。
【図2】プリンタの要部斜視図である。
【図3】本発明の一実施例に係る用紙検出装置を構成す
るプリンタ制御部の構成図である。
るプリンタ制御部の構成図である。
【図4】本発明の別実施例に係るプリンタ制御部の構成
図である。
図である。
【図5】図4に示す実施例の動作説明図である。
【図6】定型用紙を例示する図である。
1…ペーパーガイド、2…印字ヘッド、3…ベイルバ
ー、4…プラテン、5,6…PEセンサ、7…I/Oポ
ート、8…制御部、10…用紙無し表示ランプ、11…
タイマ、20…印刷用紙、21…枠、22…カラー部
分。
ー、4…プラテン、5,6…PEセンサ、7…I/Oポ
ート、8…制御部、10…用紙無し表示ランプ、11…
タイマ、20…印刷用紙、21…枠、22…カラー部
分。
Claims (1)
- 【請求項1】 プリンタに給紙された印刷用紙の終了端
の通過を印字ヘッドの手前に設置したペーパーエンドセ
ンサにて検出するプリンタの用紙検出装置において、複
数のペーパーエンドセンサを印刷用紙の進行方向に対し
位置をずらして設置すると共に、少なくとも1つのペー
パーエンドセンサが用紙「有」を検出しているときは用
紙有りと判定する手段を設けたことを特徴とするプリン
タの用紙検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4022333A JPH05213484A (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | プリンタの用紙検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4022333A JPH05213484A (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | プリンタの用紙検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05213484A true JPH05213484A (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=12079786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4022333A Pending JPH05213484A (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | プリンタの用紙検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05213484A (ja) |
-
1992
- 1992-02-07 JP JP4022333A patent/JPH05213484A/ja active Pending
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