JPH0521120Y2 - - Google Patents

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JPH0521120Y2
JPH0521120Y2 JP7732585U JP7732585U JPH0521120Y2 JP H0521120 Y2 JPH0521120 Y2 JP H0521120Y2 JP 7732585 U JP7732585 U JP 7732585U JP 7732585 U JP7732585 U JP 7732585U JP H0521120 Y2 JPH0521120 Y2 JP H0521120Y2
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【考案の詳細な説明】 この考案は音響装置に係り、殊に本体ケースの
同一面にスピーカ部、操作部および表示部等を配
設したものに関する。
〔考案の背景〕 本体ケース前面にスピーカ部のみならず、操作
部や表示部を備え、使用性を向上させた音響装置
がたとえばからおけ装置などで普及している。こ
の種からおけ装置にあつては、通常マイクを使用
するものがあるが、たとえば幼児用からおけ装置
などの玩具にあつては乱雑に扱われることが多
く、しかも、幼児に取り扱いやすいように、小
型、軽量に設計されているので本体ケースが安定
感に乏しく、本体使用中にマイクの接続コードに
より、本体ケースが倒れやすく、この際に操作部
が床面に当たるなどして誤動作を招きやすい。殊
に上述のような幼児用のものであつては幼児の弱
い力でも操作が行なえるように操作部が比較的軽
いタツチとなつているので、特に留意が必要であ
る。
そこでこの考案は本体ケースの前面に発音部と
操作部と表示部を配し、発音部と表示部を操作部
の両端に位置させるとともに両者を突出させ、さ
らに発音部と表示部の稜線を結ぶ直線Pより低位
置に操作部を配設することにより、操作性を向上
せしめ、しかも操作部がスピーカ部と表示部によ
り操作部に対して必要な外力を受けにくい構造と
し、倒れやすい小型、軽量の音響機器であつても
操作部が他の器物等により誤操作されにくいもの
を提供するものである。
〔実施例〕
以下この考案を図面に基づいて説明する。
第1図はこの考案に係る音響装置として、マイ
コンによる音声発生装置を内蔵した幼児用からお
け装置を示したものである。本体ケース3はスチ
ロール樹脂、ABS樹脂やポリプロピレン樹脂等
の合成樹脂製の2分割上、下ケース1,2から成
つており上ケース1には後述するようにスピーカ
部11、操作部12,13および表示部10を備
えたユニツトケース18が上ケース1の対角線P
上に開設された開孔部19内に装着されている。
上ケース1の上方には凹入部6を有す電源スイツ
チ機能を備えた音量つまみ5が回動自在に装着さ
れ、側方にマイク23の装着部7が形成されてい
る。4は本体ケース3の握り部である。
第2図に示すようにユニツトケース18には、
スピーカ28と対向する位置に複数の細孔からな
る放音孔を有しドーム状に突設された凸部11a
を有す発音部としてのスピーカ部11、スイツチ
27の上方に装着されたスイツチボタン121
122,131,132から成る操作部12,13
を露呈するためのスイツチ開口部81,82,91
2および表示カバー16の装着のために矩形状
の窓部30を開設してなる表示部10が、それぞ
れ形成されている。このようにケースユニツト1
8は多数の穿設個所を有するものであるので、強
度的に弱くなりがちであり、このため本実施例で
は本体ケース3の肉厚に比べ、ユニツトケース1
8の肉厚を大きくしたり、あるいは強度の優れた
合成樹脂や金属などを材料として使用することが
好ましい。殊に幼児用玩具では、軽量化する必要
があるので本体ケース3は比較的薄肉に作られる
が、本実施例では本体ケースは薄肉の合成樹脂で
作り部分的に特に穿設個所が多く強度の弱い個所
を、強度的に優れた別部材で形成しているので、
全体としては軽量化をそれほど阻害せずに良いも
のである。
また、配線基板38には上述のスイツチ27の
他に複数の曲データを記憶しスイツチ27の押圧
操作により選曲、曲演奏、テンポ調整および音程
調整等を行なえる機能部29および上記スイツチ
27の操作状態を示す表示板26がそれぞれ固定
されている。また上記基板38にはスピーカ28
および音量つまみ5がリード線等により電気的に
接続されており(図示せず)、特にスピーカ28
については基板38に開設した開口部39内に収
容され、スピーカ周縁28aが開口部周縁39a
に当接する構造となつている。基板38には上ケ
ース2の内面から突出しているピン31,32と
対向する位置に孔部40が開設されている。
第3図は本体ケース3を下ケース2側から見た
ものであり、下ケース2の底面側には電池収納部
20が形成されており、本実施例においては電池
収納部20がマイクの接続コード22、歌詞カー
ド41等の付属品収納部を兼用しており、これら
付属品22,41と電池21がスライド開閉自在
な電池蓋24により取り出し自在となつている。
ユニツトケース18について第2図および第4
図を参照しながらさらに詳しく述べると、ユニツ
トケース18には、上述した基板38に穿設され
た孔部40と同様に上ケース2の内面から突出し
ているピン31,32との装着のために、装着部
14,15に貫通孔35,36が設けられてい
る。33は半透明もしくは透明の表示カバー16
の貫通孔25挿入されるピン33である。121
122,131,132は押圧式スイツチ27に被
蓋するスイツチボタンであり略丸形状のボタン1
1,122と略三角形状のボタン131,132
ら成つている。スイツチボタン121と131が薄
肉で弾性を有す脚部421により一体的に形成さ
れ、スイツチボタン122と132が脚部422
より一体的に形成されている。該脚部421,4
2の略中央部441,442はそれぞれ、上ケー
ス内面に形成された装着部431,432に位置決
め支持あるいは固着され、スイツチボタン121
122,131,132はこの装着部431,432
支点として押圧される。
表示部10には表面側に突出する段部10aが
形成されており、第5図のA−A断面図および第
6図からも明らかなように、床面Fにスピーカ部
11のドーム状凸部11aと表示部10の段部1
0aが当接するのでその間に配設されたスイツチ
ボタンは、床面に対して若干の空隙を有すもので
ある。よつて不意に倒れることがあつても操作部
が床面に当たらず、誤動作することがなく、さら
にこの実施例にあつては本体ケース3の底面側に
スピーカ部11や電池21等の重量物を有するの
で重心が下方に位置し、倒れにくいものであり、
仮に倒れることがあつてもスピーカ部11のドー
ム状凸部11aが曲面状に、しかも底面側にある
ので衝撃を受止めることができる。
37はスピーカ装着の際のガイドリブである。
45は上述の凸部11aの周縁に形成された平坦
部11bであり、第5図により特に明らかなよう
にスピーカ周縁28aと当接するものである。
第6図は上ケース1の内面から突出するピン3
1,32によりユニツトケース18に配線基板3
8を組み込んだ状態を示す断面図であり、スピー
カ28は、基板38とユニツトケース18にサン
ドイツチ状に挾着される構造となる。なお48
は、スピーカ28をさらに補強するためのささえ
部であり、孔部48aにピン32が挿入される。
そして、第4図によく示されるようにスピーカ周
縁28aの裏側28bを基板38を介して係止さ
れている。上述の上ケース1のピン31,32は
ユニツトケース18、配線基板38の貫通孔3
5,36および孔部40を貫通して挿入された
後、先端部31a,32aを熱もしくは圧力等で
潰して容易にはずれないようにしている。特に3
2には、上記ささえ部48の孔部48aも挿入さ
れており、このささえ部48も同時に固定され
る。このように本体ケースの開孔部19内に別体
のユニツトケース18を装着すると、本体ケース
前面が異常に撓むなどの不都合を解消でき、強度
の向上が図れ、殊に幼児用の玩具等においては小
型、軽量を考慮して、本体ケースの肉厚を薄くす
ることが必要であるが乱雑に扱われやすいもので
あつたので、強度的に難のある、たとえばスピー
カ部の放音孔などは破損しやすいものであつた
が、この実施例のようにスピーカ部11や表示部
10などは別体のユニツトケースにより形成され
るので、強度が向上し、しかも突出部としてスピ
ーカ部11にドーム状凸部11a、表示部10に
段部10a等を突設しているのでさらに強度を向
上できるものである。
しかもこの実施例にあつてはユニツトケース1
8が本体ケース3前面の略対角線方向に配設され
るものであるので本体ケース3全体の強度がさら
に向上されている。
またこの実施例においては、上ケース1に主要
部品を固定した配線基板38とユニツトケース1
8の間にスピーカ28、スイツチボタン121
122,131,132および表示カバー16等を
挾持する構造としているので組み立て性が著しく
向上し、コストの低減を図ることができる。
以上のように構成されたからおけ装置は、まず
電源スイツチ5を反時計廻りに回動し、電源を投
入する。スタート/ストツプボタン122を押す
と第7図のスイツチS122が閉じ、データ等を
記憶したCPU49からの音声信号がエンベロー
プ形成回路50に入力され、その後アンプ51に
より増幅されスピーカ28から放音される。上記
CPU49、エンベロープ形成回路50およびア
ンプ51等により本装置の機能部29が形成され
ている。
S122は曲の選択スイツチでありスイツチボ
タン121に対応する。本実施例においては、機
能部29に30曲の曲データが記憶されており、ス
イツチボタン121の押圧操作により曲を選択す
ることができ、この操作状態は表示部11に数値
として表示される。
S131,S132は音程およびテンポの設定値
切換スイツチであつて、スイツチボタン131
132にそれぞれ対応するものである。スイツチ
ボタン131,132を操作すると表示部10の上
記スイツチボタン131,132と対応する位置関
係にある個所101,102が点滅しながら音程あ
るいはテンポの設定値を数値として表示する。す
なわち、主に頻繁に利用されるスタート/ストツ
プボタン122および選択スイツチ121と、使用
者の好みに応じて必要なときだけしか使われない
音程およびテンポの切換スイツチ131,132
はスイツチの形状および操作状態の表示方法に異
なるようにし、誤動作を防止している。
以上のように本考案によれば、本体ケースの前
面に発音部11と操作部12,13と表示部10
を配し、発音部11と表示部10を操作部12,
13の両端に位置させるとともに両者を突出さ
せ、さらに発音部11と表示部10の稜線を結ぶ
直線Pより低位置に操作部12,13を配設して
なるので、特に小型、軽量なたとえば幼児用玩具
などの比較的倒れやすい音響装置が、使用中に倒
れることがあつても、操作部が床面に当接するこ
とがなく、誤操作を防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る音響装置を示した斜視
図、第2図は本考案に係る音響装置の一部分解
図、第3図は本考案に係る音響装置の背面側斜視
図、第4図は本考案に係る音響装置の背面側から
一部切欠き斜視図、第5図および第6図はA−A
断面図、第7図は本考案に係る音響装置の回路図
である。 3……本体ケース、10……表示部、11……
発音部、12,13……操作部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 本体ケースの前面に発音部11と操作部1
    2,13と表示部10を配し、発音部11と表
    示部10を操作部12,13の両端に位置させ
    るとともに両者を突出させ、さらに発音部11
    と表示部10の稜線を結ぶ直線Pより低位置に
    操作部12,13を配設してなる音響装置。 (2) 上記直線Pを本体ケース3の前面の対角線方
    向に設定してなる実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の音響装置。 (3) 上記発音部11が本体ケース3底面側に位置
    してなる実用新案登録請求の範囲第2項記載の
    音響装置。 (4) 上記発音部11がドーム状に突出して形成さ
    れている実用新案登録請求の範囲第2項記載の
    音響装置。
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JP2501915Y2 (ja) * 1990-11-15 1996-06-19 ツインバード工業株式会社 デュエットカラオケ用マイクロホン付テ―ププレ―ヤ―

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