JPH05210629A - 表示制御システム - Google Patents
表示制御システムInfo
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- JPH05210629A JPH05210629A JP4016693A JP1669392A JPH05210629A JP H05210629 A JPH05210629 A JP H05210629A JP 4016693 A JP4016693 A JP 4016693A JP 1669392 A JP1669392 A JP 1669392A JP H05210629 A JPH05210629 A JP H05210629A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ホストコンピュータに接続した端末上で、各国
語で表現されたメッセージの表示を制御する表示制御シ
ステムにおいて、メッセージを端末に表示した際の文字
化けを抑制し、目的とするメッセージを確実に表示でき
るようにする。 【構成】辞書1に第1の文字列と、これに対応する第2
の文字列からなる組みを複数用意する。検索手段4は、
前記辞書1と表示要求文字列記憶手段2を参照して、指
定された表示要求文字列と一致する第1の文字列を検索
し、検索された第1の文字列に対応した第2の文字列を
出力する。判断手段5は、文字コード系記憶手段3を参
照して、前記検索手段4が出力した第2の文字列の文字
コード系を、端末側で表示できる文字コード系に変換で
きるかどうかを判断する。出力制御手段6は、前記判断
手段5の判断結果により、変換できる場合は前記第2の
文字列を前記文字コード系に変換して表示手段7に出力
し、変換できない場合は前記第1の文字列又は表示要求
文字列を表示手段7に出力する。
語で表現されたメッセージの表示を制御する表示制御シ
ステムにおいて、メッセージを端末に表示した際の文字
化けを抑制し、目的とするメッセージを確実に表示でき
るようにする。 【構成】辞書1に第1の文字列と、これに対応する第2
の文字列からなる組みを複数用意する。検索手段4は、
前記辞書1と表示要求文字列記憶手段2を参照して、指
定された表示要求文字列と一致する第1の文字列を検索
し、検索された第1の文字列に対応した第2の文字列を
出力する。判断手段5は、文字コード系記憶手段3を参
照して、前記検索手段4が出力した第2の文字列の文字
コード系を、端末側で表示できる文字コード系に変換で
きるかどうかを判断する。出力制御手段6は、前記判断
手段5の判断結果により、変換できる場合は前記第2の
文字列を前記文字コード系に変換して表示手段7に出力
し、変換できない場合は前記第1の文字列又は表示要求
文字列を表示手段7に出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ホストコンピュータ
に接続した端末装置の表示画面上において、各国語で表
現されたメッセージの表示を制御する表示制御システム
に関する。
に接続した端末装置の表示画面上において、各国語で表
現されたメッセージの表示を制御する表示制御システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】端末装置の表示画面上にユーザへの指
示、注意を喚起するメッセージを表示する場合、ユーザ
の母国語により表示を行う方がメッセージ内容が明確に
伝わるため効率が良い。しかしながら、ユーザの国の数
だけメッセージを変えたプログラムを作ることは容易で
はなく、プログラムの保守にも手間がかかる。
示、注意を喚起するメッセージを表示する場合、ユーザ
の母国語により表示を行う方がメッセージ内容が明確に
伝わるため効率が良い。しかしながら、ユーザの国の数
だけメッセージを変えたプログラムを作ることは容易で
はなく、プログラムの保守にも手間がかかる。
【0003】これを解決するものとして、特開平2−2
68322号公報には、プログラム自身のコードは変え
ず、各国語で表現されたメッセージを別に保持するよう
にしたデータ処理装置が開示されている。
68322号公報には、プログラム自身のコードは変え
ず、各国語で表現されたメッセージを別に保持するよう
にしたデータ処理装置が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記データ処理装置で
は、表示すべきメッセージに一意のメッセージIDを付
け、プログラム内ではこのメッセージIDを指定するこ
とにより、実際に表示すべきメッセージを指定する方式
がとられている。しかし、表示する端末装置でそのメッ
セージを表示できるかどうかについては考慮されていな
いため、メッセージの文字コード系が端末装置で表示で
きる文字コード系に合わない場合には、文字化けを起こ
してしまうという問題点があった。
は、表示すべきメッセージに一意のメッセージIDを付
け、プログラム内ではこのメッセージIDを指定するこ
とにより、実際に表示すべきメッセージを指定する方式
がとられている。しかし、表示する端末装置でそのメッ
セージを表示できるかどうかについては考慮されていな
いため、メッセージの文字コード系が端末装置で表示で
きる文字コード系に合わない場合には、文字化けを起こ
してしまうという問題点があった。
【0005】この発明は、端末装置の表示できる文字コ
ード系を特定することにより、文字化けを抑制し、目的
とするメッセージを確実に表示することができる表示制
御システムを提供することを目的とする。
ード系を特定することにより、文字化けを抑制し、目的
とするメッセージを確実に表示することができる表示制
御システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明に係わる表示制御システムにおいては、特
定の国語で表現された第1の文字列と、この第1の文字
列に対応し、前記第1の文字列とは異なる国語で表現さ
れた第2のメッセージからなる組みを複数記憶する辞書
手段と、前記辞書手段を参照して、プログラムに記述さ
れた表示要求文字列と一致する第1の文字列を検索し、
検索された第1の文字列に対応した第2の文字列を出力
する検索手段と、文字列を表示するための表示手段と、
前記検索手段が出力した第2の文字列の文字コード系を
前記表示手段が表示できる文字コード系に変換できるか
どうかを判断する判断手段と、前記判断手段の判断結果
により、第2の文字列を表示手段で表示できる文字コー
ド系に変換できる場合は前記検索された第2の文字列を
端末側の文字コード系に変換して出力し、変換できない
場合は前記第1の文字列又は表示要求文字列を、そのま
ま出力する出力制御手段とを具えている。
め、この発明に係わる表示制御システムにおいては、特
定の国語で表現された第1の文字列と、この第1の文字
列に対応し、前記第1の文字列とは異なる国語で表現さ
れた第2のメッセージからなる組みを複数記憶する辞書
手段と、前記辞書手段を参照して、プログラムに記述さ
れた表示要求文字列と一致する第1の文字列を検索し、
検索された第1の文字列に対応した第2の文字列を出力
する検索手段と、文字列を表示するための表示手段と、
前記検索手段が出力した第2の文字列の文字コード系を
前記表示手段が表示できる文字コード系に変換できるか
どうかを判断する判断手段と、前記判断手段の判断結果
により、第2の文字列を表示手段で表示できる文字コー
ド系に変換できる場合は前記検索された第2の文字列を
端末側の文字コード系に変換して出力し、変換できない
場合は前記第1の文字列又は表示要求文字列を、そのま
ま出力する出力制御手段とを具えている。
【0007】これらの表示制御システムは、例えばホス
トコンピュータとその端末装置からなる計算機システム
上で実現することができる。
トコンピュータとその端末装置からなる計算機システム
上で実現することができる。
【0008】
【作用】ホストコンピュータがプログラムに記述された
表示要求文字列をユーザの端末にメッセージとして表示
しようとすると、検索手段4は前記辞書手段を調べ、プ
ログラムに記述された表示要求文字列をキーとして、こ
れと一致する第1の文字列を検索し、さらにこの第1の
文字列に対応した第2の文字列を出力する。これによっ
て、実際に表示すべきメッセージが特定される。判断手
段は、前記検索手段が出力した第2の文字列の文字コー
ド系が端末側の表示手段で表示できる文字コード系に変
換できるかどうかを判断する。出力制御手段は、前記判
断手段により変換できると判断された場合は前記第2の
文字列を前記文字コード系に変換して表示手段に出力
し、変換できないと判断された場合は、前記第1の文字
列又は表示要求文字列のいずれか一方を表示手段に出力
する。
表示要求文字列をユーザの端末にメッセージとして表示
しようとすると、検索手段4は前記辞書手段を調べ、プ
ログラムに記述された表示要求文字列をキーとして、こ
れと一致する第1の文字列を検索し、さらにこの第1の
文字列に対応した第2の文字列を出力する。これによっ
て、実際に表示すべきメッセージが特定される。判断手
段は、前記検索手段が出力した第2の文字列の文字コー
ド系が端末側の表示手段で表示できる文字コード系に変
換できるかどうかを判断する。出力制御手段は、前記判
断手段により変換できると判断された場合は前記第2の
文字列を前記文字コード系に変換して表示手段に出力
し、変換できないと判断された場合は、前記第1の文字
列又は表示要求文字列のいずれか一方を表示手段に出力
する。
【0009】このように、端末の文字コード系に変換で
きるときは、その文字コード系に合わせてメッセージが
変換され、端末の文字コード系に変換できないときは埋
めこまれたメッセージ(又は表示要求文字列)のまま表
示されるので、端末の文字コード系に合わない場合の文
字化けを抑制することができる。
きるときは、その文字コード系に合わせてメッセージが
変換され、端末の文字コード系に変換できないときは埋
めこまれたメッセージ(又は表示要求文字列)のまま表
示されるので、端末の文字コード系に合わない場合の文
字化けを抑制することができる。
【0010】
【実施例】以下、この発明に係わる表示制御システムの
一実施例を図面を参照しながら詳細に説明する。
一実施例を図面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】図2は、上記表示制御システムを適用した
計算機システムの概要を示す構成ブロック図である。図
において、システムの全体的な制御を行うホストコンピ
ュータ11上には、プログラム中の表示要求文字列に対
応する埋めこまれたメッセージと出力したいメッセージ
からなる対を複数個格納したファイル(以下、辞書とい
う)12が、表示する国語の数だけ格納されている。こ
のホストコンピュータ11に接続する形(直接又はなん
らかの伝送手段を介してもよい)で端末装置(キャラク
タ端末)13があり、この端末装置13上には、ユーザ
インターフェースとしての表示装置14が接続されてい
る。ユーザは端末装置13上で操作を行う。
計算機システムの概要を示す構成ブロック図である。図
において、システムの全体的な制御を行うホストコンピ
ュータ11上には、プログラム中の表示要求文字列に対
応する埋めこまれたメッセージと出力したいメッセージ
からなる対を複数個格納したファイル(以下、辞書とい
う)12が、表示する国語の数だけ格納されている。こ
のホストコンピュータ11に接続する形(直接又はなん
らかの伝送手段を介してもよい)で端末装置(キャラク
タ端末)13があり、この端末装置13上には、ユーザ
インターフェースとしての表示装置14が接続されてい
る。ユーザは端末装置13上で操作を行う。
【0012】ホストコンピュータ11は、プログラムに
記述された表示要求文字列をメッセージとして端末側に
ある表示装置14で表示する場合、表示要求文字列に対
応する埋めこまれたメッセージを辞書12で検索した
後、出力したいメッセージに変換する。さらに、端末装
置13で表示できる文字コード系に合わせてメッセージ
のコードを変換して端末装置13に出力にする。端末装
置13で表示できる文字コードに変換できないときに
は、埋めこまれたメッセージ又は表示要求文字列のまま
端末装置13へ出力する。
記述された表示要求文字列をメッセージとして端末側に
ある表示装置14で表示する場合、表示要求文字列に対
応する埋めこまれたメッセージを辞書12で検索した
後、出力したいメッセージに変換する。さらに、端末装
置13で表示できる文字コード系に合わせてメッセージ
のコードを変換して端末装置13に出力にする。端末装
置13で表示できる文字コードに変換できないときに
は、埋めこまれたメッセージ又は表示要求文字列のまま
端末装置13へ出力する。
【0013】図1は、上記計算機システム上で動作する
表示制御システムの機能的な構成を表した図である。
表示制御システムの機能的な構成を表した図である。
【0014】辞書1は図2の辞書11であり、プログラ
ムに記述された表示要求文字列に対応する埋めこまれた
メッセージと、実際に表示すべき出力したいメッセージ
からなる組みが、図3のような形式で格納されている。
図3では、埋めこまれたメッセージが英語、出力したい
メッセージが日本語の場合を示している。これらの組み
は表示されるメッセージの数に応じて複数個格納されて
いる。
ムに記述された表示要求文字列に対応する埋めこまれた
メッセージと、実際に表示すべき出力したいメッセージ
からなる組みが、図3のような形式で格納されている。
図3では、埋めこまれたメッセージが英語、出力したい
メッセージが日本語の場合を示している。これらの組み
は表示されるメッセージの数に応じて複数個格納されて
いる。
【0015】表示要求文字列記憶手段2は、プログラム
に記述された表示要求文字列を記憶し、文字コード系記
憶手段3は、表示手段7で表示できる文字コード系を記
憶する。ホストで実行されるプログラムは図4に示すよ
うな形式で記述されている。図4において、「fmnp
rintf」が表示要求のあることを示し、“Than
k you very much\n.”の部分が表示
要求文字列を示している。図4では、表示要求文字列の
記述が一つだけの例を示しているが、実際には複数の表
示要求文字列が記述される。
に記述された表示要求文字列を記憶し、文字コード系記
憶手段3は、表示手段7で表示できる文字コード系を記
憶する。ホストで実行されるプログラムは図4に示すよ
うな形式で記述されている。図4において、「fmnp
rintf」が表示要求のあることを示し、“Than
k you very much\n.”の部分が表示
要求文字列を示している。図4では、表示要求文字列の
記述が一つだけの例を示しているが、実際には複数の表
示要求文字列が記述される。
【0016】検索手段4は、辞書1と表示要求文字列記
憶手段2を参照して、表示要求文字列に対応する埋めこ
まれたメッセージを検索し、該当するメッセージがある
ときには、前記埋めこまれたメッセージに対応する出力
したいメッセージを判断手段5に出力する。判断手段5
は、文字コード系記憶手段3を参照して、前記出力した
いメッセージの文字コード系が端末で表示できる文字コ
ード系に変換できるかどうかを判断する。
憶手段2を参照して、表示要求文字列に対応する埋めこ
まれたメッセージを検索し、該当するメッセージがある
ときには、前記埋めこまれたメッセージに対応する出力
したいメッセージを判断手段5に出力する。判断手段5
は、文字コード系記憶手段3を参照して、前記出力した
いメッセージの文字コード系が端末で表示できる文字コ
ード系に変換できるかどうかを判断する。
【0017】出力制御手段6は、前記判断手段5で変換
できると判断されたときは、前記第2の文字列の文字コ
ード系を端末側の文字コード系に変換して出力し、変換
できないと判断されたときは、前記埋めこまれたメッセ
ージ又は表示要求文字列のまま出力する。表示手段7
は、図2の表示装置14であり、出力制御手段6から出
力されたメッセージ又は表示要求文字列を図示せぬ表示
画面上に表示する。実際に表示したときの一例を図5に
示す。表示手段7において、例えばJISの漢字コード
に変換できる場合は「どうもありがとう」と表示され
る。これに対して、端末が例えばアスキーに対応してい
るような場合は漢字に変換できないので、「Thank
you very much」と表示される。
できると判断されたときは、前記第2の文字列の文字コ
ード系を端末側の文字コード系に変換して出力し、変換
できないと判断されたときは、前記埋めこまれたメッセ
ージ又は表示要求文字列のまま出力する。表示手段7
は、図2の表示装置14であり、出力制御手段6から出
力されたメッセージ又は表示要求文字列を図示せぬ表示
画面上に表示する。実際に表示したときの一例を図5に
示す。表示手段7において、例えばJISの漢字コード
に変換できる場合は「どうもありがとう」と表示され
る。これに対して、端末が例えばアスキーに対応してい
るような場合は漢字に変換できないので、「Thank
you very much」と表示される。
【0018】上記表示要求文字列記憶手段2、文字コー
ド系記憶手段3、検索手段4、判断手段5、出力制御手
段6は、図2のホストコンピュータ11内のCPUや主
記憶装置などのハードウェアとソフトウェアにより構成
することができる。
ド系記憶手段3、検索手段4、判断手段5、出力制御手
段6は、図2のホストコンピュータ11内のCPUや主
記憶装置などのハードウェアとソフトウェアにより構成
することができる。
【0019】次に、上述した表示制御システムにおい
て、メッセージを端末に表示する場合の一連の処理手順
を、図6のフローチャートにより説明する。ここでは、
一つの辞書を使うものとする。
て、メッセージを端末に表示する場合の一連の処理手順
を、図6のフローチャートにより説明する。ここでは、
一つの辞書を使うものとする。
【0020】まず、検索手段4は辞書1を捜し、辞書が
あるかどうかを判断する(ステップ101)。ここで、
辞書があるときは、辞書を読み込んで「埋めこまれたメ
ッセージ」と「出力したいメッセージ」の対応表を作
成する(ステップ102)。次に、判断手段5は文字コ
ード系記憶手段3を検索し、端末で表示できる文字コー
ド系を調べる(ステップ103)。
あるかどうかを判断する(ステップ101)。ここで、
辞書があるときは、辞書を読み込んで「埋めこまれたメ
ッセージ」と「出力したいメッセージ」の対応表を作
成する(ステップ102)。次に、判断手段5は文字コ
ード系記憶手段3を検索し、端末で表示できる文字コー
ド系を調べる(ステップ103)。
【0021】ステップ101で辞書がないとき、又はス
テップ103で文字コード系を調べた後、検索手段4は
表示要求文字列記憶手段2を調べ、表示要求があるかど
うかを判断する(ステップ104)。ここで、表示要求
がないときは処理を終了し、表示要求があるときは、表
示要求文字列記憶手段2から表示要求文字列を得る(ス
テップ105)。次に検索手段4は、この段階で対応表
があるかどうかを判断する(ステップ106)。対応
表があると判断されると、判断手段5は出力したいメ
ッセージの文字コード系が、端末で表示できる文字コー
ド系に変換できるかどうかを判断する(ステップ10
7)。そして、変換できる場合は前記表示要求文字列に
対応する出力したいメッセージが対応表にあるかどう
かを判断する(ステップ108)。出力したいメッセー
ジが対応表にあると判断されると、出力制御手段6は
出力したいメッセージの文字コード系を端末の文字コー
ド系に変換して(ステップ109)、表示手段7に出力
する。表示手段7では、変換されたメッセージをディス
プレイ画面上に表示する(ステップ110)。
テップ103で文字コード系を調べた後、検索手段4は
表示要求文字列記憶手段2を調べ、表示要求があるかど
うかを判断する(ステップ104)。ここで、表示要求
がないときは処理を終了し、表示要求があるときは、表
示要求文字列記憶手段2から表示要求文字列を得る(ス
テップ105)。次に検索手段4は、この段階で対応表
があるかどうかを判断する(ステップ106)。対応
表があると判断されると、判断手段5は出力したいメ
ッセージの文字コード系が、端末で表示できる文字コー
ド系に変換できるかどうかを判断する(ステップ10
7)。そして、変換できる場合は前記表示要求文字列に
対応する出力したいメッセージが対応表にあるかどう
かを判断する(ステップ108)。出力したいメッセー
ジが対応表にあると判断されると、出力制御手段6は
出力したいメッセージの文字コード系を端末の文字コー
ド系に変換して(ステップ109)、表示手段7に出力
する。表示手段7では、変換されたメッセージをディス
プレイ画面上に表示する(ステップ110)。
【0022】また、ステップ106で対応表がないと
き、ステップ107で出力したいメッセージの文字コー
ド系が端末で表示できる文字コード系に変換できないと
き、並びにステップ108で表示要求文字列に対応する
出力したいメッセージが対応表にないときは、プログ
ラムに埋めこまれたメッセージをそのまま表示手段7に
出力する。表示手段7では、埋めこまれたメッセージを
ディスプレイ画面上に表示する(ステップ111)。こ
の例では、埋めこまれたメッセージをディスプレイ画面
上に表示するようにしているが、埋めこまれたメッセー
ジの代わりに表示要求文字列を表示することもできる。
き、ステップ107で出力したいメッセージの文字コー
ド系が端末で表示できる文字コード系に変換できないと
き、並びにステップ108で表示要求文字列に対応する
出力したいメッセージが対応表にないときは、プログ
ラムに埋めこまれたメッセージをそのまま表示手段7に
出力する。表示手段7では、埋めこまれたメッセージを
ディスプレイ画面上に表示する(ステップ111)。こ
の例では、埋めこまれたメッセージをディスプレイ画面
上に表示するようにしているが、埋めこまれたメッセー
ジの代わりに表示要求文字列を表示することもできる。
【0023】上述した実施例において、辞書1を図7の
ように複数個用意し、これらの辞書の中から一つの辞書
を選択するようにしてもよい。図7では、日本語、フラ
ンス語及びイタリア語の辞書が用意され、各辞書には何
語の辞書であるかを識別するための図示せぬ識別子が付
いている。ホストで実行されるプログラムは、図8に示
すような形式で記述されている。プログラムの記述は図
5と同じであり、「SetLanguage(“Fre
nch”):」の部分が何語で表示するかを識別するた
めの処理として追加されている。ここでは、フランス語
が指定されている。
ように複数個用意し、これらの辞書の中から一つの辞書
を選択するようにしてもよい。図7では、日本語、フラ
ンス語及びイタリア語の辞書が用意され、各辞書には何
語の辞書であるかを識別するための図示せぬ識別子が付
いている。ホストで実行されるプログラムは、図8に示
すような形式で記述されている。プログラムの記述は図
5と同じであり、「SetLanguage(“Fre
nch”):」の部分が何語で表示するかを識別するた
めの処理として追加されている。ここでは、フランス語
が指定されている。
【0024】これらの辞書を使用した場合の処理手順は
図9のようになる。このフローチャートでは、ステップ
201で指定の辞書があるかどうかを判断する処理が加
えられている。その他のステップ202からステップ2
11までの処理は、図5のステップ102からステップ
111までの処理と全く同じである。図7に示した複数
の辞書の中からフランス語を選択した場合の表示例を図
10に示す。図10のようなメッセージには、アルファ
ベットで表示できない文字が含まれていないので、どの
端末でもこのように表示される。
図9のようになる。このフローチャートでは、ステップ
201で指定の辞書があるかどうかを判断する処理が加
えられている。その他のステップ202からステップ2
11までの処理は、図5のステップ102からステップ
111までの処理と全く同じである。図7に示した複数
の辞書の中からフランス語を選択した場合の表示例を図
10に示す。図10のようなメッセージには、アルファ
ベットで表示できない文字が含まれていないので、どの
端末でもこのように表示される。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係わる
表示制御システムにおいては、プログラムに記述された
表示要求文字列に対応する埋めこまれるメッセージと出
力したいメッセージからなる組みを複数個用意してお
き、表示要求文字列をユーザの端末にメッセージとして
表示する場合、プログラムに埋めこまれたメッセージを
出力したいメッセージに変換すると共に、この出力した
いメッセージの文字コード系が端末側で表示できる文字
コード系に変換できるかどうかを判断し、変換できる場
合は前記出力したいメッセージを端末の文字コード系に
変換して出力し、変換できない場合は埋めこまれたメッ
セージ又は表示要求文字列のまま出力するようにしたた
め、メッセージが端末装置の表示できるコード系に合わ
ない場合はコード系の無理な変換が行われないため、端
末側での文字化けの発生が抑制され、目的とするメッセ
ージを確実に表示することができる。
表示制御システムにおいては、プログラムに記述された
表示要求文字列に対応する埋めこまれるメッセージと出
力したいメッセージからなる組みを複数個用意してお
き、表示要求文字列をユーザの端末にメッセージとして
表示する場合、プログラムに埋めこまれたメッセージを
出力したいメッセージに変換すると共に、この出力した
いメッセージの文字コード系が端末側で表示できる文字
コード系に変換できるかどうかを判断し、変換できる場
合は前記出力したいメッセージを端末の文字コード系に
変換して出力し、変換できない場合は埋めこまれたメッ
セージ又は表示要求文字列のまま出力するようにしたた
め、メッセージが端末装置の表示できるコード系に合わ
ない場合はコード系の無理な変換が行われないため、端
末側での文字化けの発生が抑制され、目的とするメッセ
ージを確実に表示することができる。
【0026】また、プログラムに埋めこまれたメッセー
ジをキーとして実際に出力したいメッセージを特定する
ようにしたので、プログラムの保守を容易にすることが
できる。
ジをキーとして実際に出力したいメッセージを特定する
ようにしたので、プログラムの保守を容易にすることが
できる。
【図1】実施例の計算機システム上で動作する表示制御
システムの機能的な構成を表した図。
システムの機能的な構成を表した図。
【図2】表示制御システムを適用した計算機システムの
概要を示す構成ブロック図。
概要を示す構成ブロック図。
【図3】辞書の形式を示す説明図。
【図4】プログラムの記述形式を示す説明図。
【図5】メッセージの表示例を示す図。
【図6】メッセージを端末に表示する場合の一連の処理
手順を示すフローチャート。
手順を示すフローチャート。
【図7】複数の辞書を用意した場合の形式を示す説明
図。
図。
【図8】プログラムの記述形式を示す説明図。
【図9】複数の辞書を使用してメッセージを端末に表示
する場合の一連の処理手順を示すフローチャート。
する場合の一連の処理手順を示すフローチャート。
【図10】メッセージの表示例を示す図。
1…辞書、2…表示要求文字列記憶手段、3…文字コー
ド系記憶手段、4…検索手段、5…判断手段、6…出力
制御手段、7…表示手段、11…ホストコンピュータ
ド系記憶手段、4…検索手段、5…判断手段、6…出力
制御手段、7…表示手段、11…ホストコンピュータ
Claims (1)
- 【請求項1】第1の文字列と、当該第1の文字列に対応
する第2の文字列からなる組みを複数記憶する辞書手段
と、 前記辞書手段を参照して、指定された表示要求文字列と
一致する第1の文字列を検索し、検索された第1の文字
列に対応した第2の文字列を出力する検索手段と、 文字列を表示するための表示手段と、 前記検索手段が出力した第2の文字列の文字コード系
を、前記表示手段で表示できる文字コード系に変換でき
るかどうかを判断する判断手段と、 前記判断手段の判断結果により、変換できる場合は前記
検索された第2の文字列を前記文字コード系に変換して
出力し、変換できない場合は前記第1の文字列又は表示
要求文字列を出力する出力制御手段と、 を具えたことを特徴とする表示制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4016693A JPH05210629A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 表示制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4016693A JPH05210629A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 表示制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05210629A true JPH05210629A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=11923384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4016693A Pending JPH05210629A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 表示制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05210629A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000082025A (ja) * | 1998-09-04 | 2000-03-21 | Toyota Motor Corp | 電子メール装置 |
US7835023B2 (en) | 2005-06-30 | 2010-11-16 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Print control apparatus, control program of print control apparatus and printing system |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP4016693A patent/JPH05210629A/ja active Pending
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