JPH05210327A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH05210327A
JPH05210327A JP1528292A JP1528292A JPH05210327A JP H05210327 A JPH05210327 A JP H05210327A JP 1528292 A JP1528292 A JP 1528292A JP 1528292 A JP1528292 A JP 1528292A JP H05210327 A JPH05210327 A JP H05210327A
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JP
Japan
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rotating body
heat
peripheral surface
heating
nip portion
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Application number
JP1528292A
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English (en)
Inventor
Kenju Oka
建樹 岡
Katsuya Oda
勝也 小田
Akiyoshi Kanzaki
明佳 神前
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 回転体停止時は伝熱体をニップ部に対向する位置に設定
し、回転体動作時は伝熱体をニップ部に対向する位置よ
り上流側に設定する。これにより発熱体からの熱エネル
ギを確実にニップ部に伝える。 【目的】 本発明は発熱体から発せられる熱エネルギを
伝熱体を介して回転体外周面のニップ部に確実に伝達す
ることを目的とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、定着装置、詳しくは記
録紙上の未定着トナー像に熱エネルギを与えることによ
って定着を行う定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機やプリンタ等の作像装置
では、熱ローラ定着方式の定着装置が広く実用化されて
いる。熱ローラ定着方式は、回転体としての中空の加熱
ローラと該加熱ローラに圧接する加圧体としての加圧ロ
ーラとからなり、発熱体であるヒータ(主にハロゲンラ
ンプ)が加熱ローラに内蔵されている。そして加熱ロー
ラと加圧ローラとの間に記録紙を通過させることによっ
て定着を行う。
【0003】しかしながら、熱ローラ定着方式ではヒー
タからの輻射熱により加熱ローラ全体を加熱しているた
め熱効率が悪い。又、作像動作が行われていない間もオ
フセット防止のために加熱ローラ全体を所定の温度に維
持する必要があり、無駄な電力を消費する。更に、メイ
ンスイッチ投入後、加熱ローラを所定の温度まで昇温さ
せるのに必要な時間(以下、ウォームアップタイムと記
す。)が長く、その間オペレータは作像装置を使用でき
ないという問題がある。
【0004】そこで本出願人は先に、発熱体からの熱エ
ネルギを回転体の内周面に伝える伝熱体を回転体の内周
面であってニップ部に対向する位置に設け、発熱体から
の熱エネルギをニップ部に局所的に伝達する定着装置を
出願している(特願平03−302510号参照)。こ
の定着装置によると、発熱体からの熱エネルギをニップ
部に局所的に伝達するため熱効率がよく、結果としてウ
ォームアップタイムを短縮できるとともに、オフセット
現象を防止でき、更に記録紙を定着ローラから容易に剥
離することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、実際には回
転体は所定の厚みを有しているため、伝熱体から回転体
内周面に伝えられた熱エネルギが回転体外周面に伝わる
までに所定時間τが必要であり、回転体が回転している
時(以下、回転体動作時と記す。)の移動速度をvs(mm
/s)とすると、回転体は所定時間τの間に、 L= vsτ(mm) の距離だけ移動することになる。
【0006】このため、図11に示すように、伝熱体を
ニップ部に対向する位置に固定的に設けた場合、伝熱体
と接触している回転体内周面の領域aに伝えられた熱エ
ネルギは、回転体外周面においてニップ部nに対応する
領域には伝えられず、ニップ部nから回転体の回転方向
下流側に変位した領域bに伝わる。このため、ニップ部
nの後端から距離Lだけ離れた位置までの領域cに伝え
られた熱エネルギは定着には寄与せず、無駄に雰囲気中
に放射される。このため、機内温度を不必要に上昇させ
ることになる。
【0007】一方、時間τを短くするために回転体の肉
厚を薄くすることが考えられるが、肉厚を薄くすると回
転体の強度が不足し、実用に耐えないという問題があ
る。
【0008】
【目的】本発明は発熱体から発せられる熱エネルギを伝
熱体を介して回転体外周面のニップ部に確実に伝達する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の問題を解決するた
めに請求項1に記載の発明に係る定着装置は、記録紙の
通紙方向に回転可能に設けられた回転体と、該回転体の
外周面に圧接する加圧体と、前記回転体に内設され、熱
エネルギを発生する発熱体と、前記回転体の内周面に当
接し、前記発熱体からの前記熱エネルギを前記回転体の
内周面に伝達する伝熱体と、前記回転体の内周面におい
て、前記伝熱体を前記回転体と前記加圧体とによって形
成されるニップ部に対向する第1の位置と前記ニップ部
よりも回転体の回転方向上流側の第2の位置との間を移
動させる移動手段と、前記伝熱体が前記回転体停止時に
は第1の位置に、前記回転体動作時には第2の位置に位
置するように前記移動手段を制御する制御手段と、を備
えたことを特徴とする定着装置である。
【0010】更に請求項2に記載の発明に係る定着装置
は、前記移動手段によって前記伝熱体の後端が前記ニッ
プ部の後端から離れる距離は、次式で定義される距離L
に基づいて設定されることを特徴とする請求項1に記載
の定着装置である。 L=vs(2x0/πh)2 (mm) 但し、vs:回転体の移動速度 (mm/s) x0:回転体の厚さ (mm) h2:回転体の熱拡散率 (mm2/s)
【0011】
【作用】上記構成の定着装置では、発熱体からの熱エネ
ルギは伝熱体を介して回転体の内周面に伝達される。そ
して伝熱体は回転体停止時はニップ部に対向する位置に
あり、回転体動作時にはニップ部よりも回転体の回転方
向上流側に移動するように制御される。このため、回転
体内周面に伝えられた熱エネルギはニップ部に確実に伝
わり、ニップ部以外に放出されることはない。
【0012】
【実施例】以下、添付図面にしたがって実施例を説明す
る。
【0013】図1は、本発明の一実施例である定着装置
の全体構成を示す図であり、図2はその斜視図である。
定着装置100は、不図示の感光体及び搬送ローラ等の
エレメントを駆動するメインモータMによって矢印a方
向に回転駆動される回転体としての加熱ローラ1(材
質:ステンレス鋼、ローラ径:24mm、肉厚: 0.3mm、熱
伝導率:16.3W/m・℃、比熱:0.46kJ/kg・℃、密度:7.8
×103kg・m3)と、この加熱ローラ1に圧接し、矢印b方
向に従動回転する加圧体としての加圧ローラ2と、不図
示の転写部でトナー像を転写された記録紙を案内する定
着前ガイド板3と、定着が施された記録紙の加熱ローラ
1への巻き付きを防止する分離爪4と、定着が施された
記録紙を案内する定着後ガイド板5とからなる。加圧ロ
ーラ2は金属芯20(材質:ステンレス鋼、芯径:12m
m)に離型層21(材質:シリコンゴム、層厚:4mm )
が形成された公知のものである。加熱ローラ1に加圧ロ
ーラ2が圧接していることによりニップ部n(3.6mm )
が形成されている。そして、定着前ガイド板3の先端部
には、ニップ部nの近傍に記録紙があるか否かを検出す
るペーパセンサPが設けられている。尚、加熱ローラ1
の外周面には離型層としてフッ素樹脂層が形成されてい
る。次に、加熱ローラ1の内部構成を説明する。
【0014】加熱ローラ1の内部は加熱部50と揺動部
60とから構成されている。加熱部50は、加熱ローラ
1と同心軸上に設けられている回動軸14と、この回動
軸14に固定され、セラミック基板12を支持している
ホルダ13と、セラミック基板12上に焼き付けられた
抵抗発熱体11と、この抵抗発熱体11から発生する熱
エネルギを加熱ローラ1に伝える伝熱体10(材質:ア
ルミニウム、幅: 3.6mm)とから構成されている。以上
の構成により、加熱部50は回動軸14を中心として加
熱ローラ1の内壁に接触した状態で回動する。尚、加熱
部50は加熱ローラ1の軸方向全域にわたって設けられ
てる。
【0015】又、揺動部60は、加熱部50のホルダ1
3に設けられた回転軸14に一端を固定され、他端にピ
ン16を有するレバー15と、ピン16に係合するプラ
ンジャ17’を有し、レバー15を回動軸14を中心と
して矢印c方向に回動するソレノイド17と、ピン16
に一端が係合され、レバー15を矢印c’方向に付勢す
るスプリング18とから構成されている。
【0016】以上の如き構成において、回転体停止時、
即ち、加熱ローラ1及び加圧ローラ2が停止している時
には、図3に示すように、加熱部50をニップ部nに対
向する位置に静止させる。一方、回転体動作時、即ち、
加熱ローラ1及び加圧ローラ2が回転している時には、
図4に示すように加熱ローラ1の回転方向において加熱
部50の後端50aがニップ部nの後端naからL(m
m)上流側に離れるように移動させる。この距離Lは、
加熱部50から加熱ローラ1の内周面に伝えられた熱エ
ネルギが従来のように(図11参照)ニップ部n以外に
放出されることなく、ニップ部nに確実に伝達できるよ
うに設定されるものであり、設定方法については以下に
詳述する。
【0017】まず、加熱ローラ1の温度変化は時間に依
存するため、加熱ローラ1自体の熱エネルギの伝わり方
は固体の非定常熱伝導の微分方程式として知られている
次式で定義できる。 (∂T/∂t)=(K/ρc)∇2T (1 )ここで、Kは熱伝導率(W/m・℃)、ρは密度(kg/m3)、
cは比熱(J/kg・℃)である。
【0018】又、初期温度T0 の固体が温度T1 の環境
下に置かれた場合、固体中の任意の点Pでの温度変化は
図5に示すように時間に依存し、点Pでの温度は時間が
経過するにしたがって温度T1 に漸近的に近づくことも
知られている。本図中の温度T1−(T1-T0)/e は時定数の
温度であり、この時定数に対応する時間において点Pは
定常状態になるものとし、このときの時間を緩和時間τ
と定義する。
【0019】一方、本実施例では加熱部50の幅は加熱
ローラ1の径に比べ十分小さいので、加熱部50と加熱
ローラ1内周面との接触部は平面と考えることができ
る。
【0020】このことから、加熱ローラ1内周面から加
熱ローラ1外周面への熱伝導は図6に示すように初期温
度T0 、厚さ2x0 の無限平板における非定常熱伝導と
近似できる。ここで、無限平板が温度T1 の環境下に置
かれた場合、緩和時間τは式(1)より、 τ=(2x0/πh)2 (2 )と定義される。ここで、h2=K/ρc は熱拡散率であ
る。
【0021】又、初期温度T0 、厚さx0 の無限平板が
片面のみから温度T1 で熱せられた場合の緩和時間は図
6の対称性から式(2)と同じと考えることができる。
(以上、式(1)、(2)は次の参考文献より引用し
た。参考文献:小林渕郎・広瀬立成 監訳、丸善株式会
社出版、「コンパクト物理ハンドブック」)以上のこと
から、本実施例において、加熱ローラ1は、加熱部50
から加熱ローラ1に伝えられた熱エネルギが加熱ローラ
1表面において緩和する時間τの間に、次式で求められ
る距離L(mm)だけ移動する。 L= vsτ= vs(2x0/πh)2 (3 )ここで、vs(mm/s) は加熱ローラ1の移動速度であ
る。
【0022】従って、加熱部50の後端50aをニップ
部nの後端naよりも上流側に距離L(mm)移動するよう
にすれば、加熱部50の後端50aから加熱ローラ1の
内周面に伝えられた熱エネルギは、ニップ部n以外に放
出されることなくニップ部nに確実に伝えられる。
【0023】本実施例では、x0=0.3(mm)、c=0.46(kJ/kg
・℃)、ρ=7.8(×103kg/m3)、K=16.3(W/m・℃)、vs=50(mm
/s) であるので、距離L(mm)は 0.4(mm)以上に設定すれ
ばよいことになる。因みに、本実施例では加熱ローラ1
の製造誤差等を考慮して L=1.0(mm)を採用している。
尚、距離L (mm)を理論値よりも大きく設定すると、ニ
ップ部nより上流側の加熱ローラ1外周面に熱エネルギ
が伝達されることになるが、この熱エネルギは予備加熱
として定着に寄与する。
【0024】また、距離L(mm)は使用する加熱ローラ1
の材質、肉厚等に応じて最適な値を設定する必要がある
ことは云うまでもない。
【0025】上記構成の定着装置100は、図7に示す
ようにCPU80によって動作制御されるように関連付
けられている。
【0026】制御装置はCPU80を中心に構成され、
CPU80の入力ポート(A1〜A3)にはメインスイ
ッチMSとペーパセンサPSが接続されていると共に、
不図示のホストコンピュ−タからのプリント信号PSが
入力される。一方、CPU80の出力ポート(B1〜B
3)には、定着装置100を制御するために、メインモ
ータM、抵抗発熱体11のON、OFFを切り換えるヒ
ータスイッチHS及びソレノイド17が接続されてい
る。
【0027】メインスイッチMSが投入されると、CP
U80の出力ポートB2からヒータスイッチHSをON
にする信号が出力される。これにより抵抗発熱体11が
発熱し、伝熱体10及び加熱ローラ1を介してニップ部
nに対向する加圧ローラ2表面が加熱される。又、ソレ
ノイド17はOFFしており、加熱部50は規制スプリ
ング18によってニップ部nに対向する位置に静止して
いる。
【0028】プリント信号PSがCPU80に入力され
ると、メインモータMがONして加熱ローラ1が矢印a
方向に回転すると共に、ソレノイド17がONしてピン
16が規制スプリング18の付勢に抗して矢印c方向に
持ち上がる。これにより、加熱部50は回動軸14を中
心として、加熱部50の後端50aがニップ部nの後端
naより1mm上流側に離れるまで矢印a’方向に移動す
る。
【0029】続いて、不図示の転写部でトナー像を転写
された記録紙がペーパセンサPに達すると、ペーパセン
サPの検出信号がCPU80に入力される。そして、記
録紙の後端がペーパセンサPを通過し終わるとペーパ信
号はOFFし、このOFFタイミングから所定時間後に
メインモータM及びソレノイド17がOFFされる。こ
こで、図8中のAはいわゆるウォームアップの領域、B
は回転体動作時の領域であり、Cは回転体停止時の領域
である。
【0030】尚、本実施例ではウォームアップ中は加熱
ローラ1を停止させる例を説明したが、待機時間に回転
させてもよい。又、回転体停止時において、加圧ローラ
2のニップ部nに対応する部分のみ局所的に加熱される
が、プリント信号PSが入力されてから記録紙が定着装
置100に至る間の回転によって均一に加熱されるため
定着ムラが生じる心配はない。
【0031】
【第2実施例】図9は、本発明に係る定着装置の第2実
施例の全体構成を示す図である。上記第1実施例では回
転体としてローラを使用する例を説明したが、本実施例
では回転体として熱伝導性の良い耐熱性フィルムをベル
ト状にしたものを使用した例を説明する。
【0032】伝熱シート70は、メインモータMによっ
て回転駆動される駆動軸71a、71bによって矢印d
方向に移動する。伝熱シート70の内面側には加熱部5
0及び揺動部60が設けられ、加熱部50に対向する位
置には加圧ローラ2が伝熱シート70に圧接した状態で
設けられている。
【0033】図10は図9の要部を示す図である。揺動
部60は、加熱部50を矢印e方向に移動するソレノイ
ド17、ソレノイド17と加熱部50とを連結する連結
棒19、及び加熱部50を矢印f方向に付勢し、回転体
停止時に加熱部50をニップ部に対向する位置に設定す
る規制スプリング18とから構成されている。尚、加熱
部50はソレノイド17のOFFの時、ニップ部nに対
向する位置で静止するように不図示のストッパによって
矢印f方向への移動を規制されている。
【0034】加熱部50は、回転体停止時にはソレノイ
ド17はOFFされており、ニップ部nに対向する位置
に静止される。一方、回転体動作時にはソレノイド17
はONされて、第1実施例と同様にニップ部に対向する
位置より移動方向上流側に距離L(mm)離れた位置に移動
される。
【0035】以上説明した第1、第2実施例において、
加熱部50の移動手段としてソレノイドを用いた例を説
明したが、ソレノイドに限るものではなく、例えばモー
タによって駆動される歯車を用いてもよい。
【0036】
【効果】以上の説明で明らかなように、本発明に係る定
着装置によれば、回転体内周面に伝えられた熱エネルギ
はニップ部に確実に伝わり、ニップ部以外に放出される
ことがないため、熱損失が極めて小さい定着装置を提供
することができる。又、機内温度を不必要に上昇するこ
ともなく、定着装置の近傍に熱に弱い部品(例えば、制
御回路)を設置することができるため、作像装置本体の
小型化を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る定着装置の1実施例の全体構成を
示す図である。
【図2】図1の斜視図である。
【図3】回転体停止時の加熱部50の設定位置を示す断
面図である。
【図4】回転体動作時の加熱部50の設定位置を示す断
面図である。
【図5】固体の任意の点の非定常温度変化を示す図であ
る。
【図6】厚さ2x0の無限平板を示す図である。
【図7】加熱部50の制御を行うブロック図である。
【図8】加熱部50の制御を行うタイムチャートを示す
図である。
【図9】本発明に係る定着装置の第2実施例の全体構成
をを示す図である。
【図10】図9の要部を示す図である。
【図11】従来技術を示す図である。
【符号の説明】
1:加熱ローラ 2:加圧ローラ 10:伝熱体 11:抵抗発熱体 13:ホルダ 14:回動軸 15:レバー 16:ピン 17:ソレノイド 18:規制スプリング 50:加熱部 50a:加熱部50の後端 60:揺動部 80:CPU 100:定着装置 n:ニップ部 na:ニップ部nの後端 M:メインモータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙上の未定着トナー像に熱エネルギ
    を与えることによって定着を行う定着装置において、 前記記録紙の通紙方向に回転可能に設けられた回転体
    と、 該回転体の外周面に圧接する加圧体と、 前記回転体に内設され、前記熱エネルギを発生する発熱
    体と、 前記回転体の内周面に当接し、前記発熱体からの前記熱
    エネルギを前記回転体の内周面に伝達する伝熱体と、 前記回転体の内周面において、前記伝熱体を前記回転体
    と前記加圧体とによって形成されるニップ部に対向する
    第1の位置と前記ニップ部よりも回転体の回転方向上流
    側の第2の位置との間を移動させる移動手段と、 前記伝熱体が前記回転体停止時には第1の位置に、前記
    回転体動作時には第2の位置に位置するように前記移動
    手段を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】前記移動手段によって前記伝熱体の後端が
    前記ニップ部の後端から離れる距離は、次式で定義され
    る距離Lに基づいて設定されることを特徴とする請求項
    1に記載の定着装置。 L=vs(2x0/πh)2 但し、vs:回転体の移動速度(mm/s) x0:回転体の厚さ(mm) h2:回転体の熱拡散率(mm2/s)
JP1528292A 1991-10-22 1992-01-30 定着装置 Pending JPH05210327A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1528292A JPH05210327A (ja) 1992-01-30 1992-01-30 定着装置
EP19920117951 EP0538809A3 (en) 1991-10-22 1992-10-20 Image fixing device for image forming apparatus
US07/964,391 US5303016A (en) 1991-10-22 1992-10-20 Image fixing device for image forming apparatus including means for locally heating inner wall of fixing means at location corresponding to nip

Applications Claiming Priority (1)

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JP1528292A JPH05210327A (ja) 1992-01-30 1992-01-30 定着装置

Publications (1)

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JPH05210327A true JPH05210327A (ja) 1993-08-20

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ID=11884507

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JP1528292A Pending JPH05210327A (ja) 1991-10-22 1992-01-30 定着装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0869190A (ja) * 1994-08-31 1996-03-12 Nec Corp 定着装置
JPH0869194A (ja) * 1994-08-29 1996-03-12 Nec Corp ヒートロール定着装置
US5543905A (en) * 1991-10-22 1996-08-06 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Toner fixing device for image forming apparatus
KR20050080575A (ko) * 2004-02-10 2005-08-17 삼성전자주식회사 전자사진방식 화상형성장치의 정착장치
US7945198B2 (en) 2006-04-06 2011-05-17 Ricoh Company, Ltd. Fixing device and image forming apparatus comprising same

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