JPH052095Y2 - - Google Patents

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JPH052095Y2
JPH052095Y2 JP1987031699U JP3169987U JPH052095Y2 JP H052095 Y2 JPH052095 Y2 JP H052095Y2 JP 1987031699 U JP1987031699 U JP 1987031699U JP 3169987 U JP3169987 U JP 3169987U JP H052095 Y2 JPH052095 Y2 JP H052095Y2
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JP
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handle
slider
hook
column
slide fastener
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JP1987031699U
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JPS63138116U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、おもに農業用コンバイン、脱穀機、
製粉機などで製品化された粉粒体を袋に収納する
が、その袋口に取り付けたスライドフアスナーに
使用し、前記機械に有する収納装置の袋口を閉鎖
する伝動装置に適応し得る自動操作用スライダー
に関する。
〔従来の技術〕
この種のスライドダーとして、本考案の出願人
が実開昭62−7211号公報によつて開示したものが
公知となつている。当該公報による技術は、スラ
イダー胴体の上翼に引手を起伏自在に設けると共
に、引手をクランプバネとストツパーで起立保持
できるように構成したもので、機械力で自動的に
スライドフアスナーを閉鎖する場合、引手を起立
しておき、機械のフツクが移動することにより、
フツクが引手に係合し、フツクの移動に応じてス
ライダーが摺動するものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述の如く、引手を起立してスライダーを摺動
する理由は、第4図に示すように、袋1をその上
縁部両端部に通した支持杆2,2で吊り下げ、ス
ライドフアスナー3を設けた袋口を開いて粉粒体
を袋1内に投入した後、スライドフアスナー3と
平行に設けた伝動装置4より突出するフツク5を
移動することにより、フツク5が引手6に係合し
てスライダー胴体7を摺動するが、フツク5はス
ライダー胴体7より高い位置で往復動するもので
あり、フツク5に係合するために引手6を起立し
ておかなければならない。
スライダーを摺動する場合には、引手を介して
与えられる摺動力をスライダー胴体に近付ける
程、軽く動かすことができ有利であるが、前述の
スライダーでは引手を直立して摺動力を与えるた
めに、引手に加わる荷重が大きくなり、ストツパ
ーの当り面が使用中に摩耗する欠点が生じる。ま
た、引手を一々起立しなければならない手間が掛
かるものであつた。
本考案は以上の問題点を解除することにあり、
引手が常に自動的に起立保持でき、フツクの係合
が確実になると共に、フツクによる摺動力がスラ
イダーに近づけること、即ち低い位置で摺動でき
るスライドフアスナーの自動操作用スライダーを
提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、スライダー胴体を形成するダイヤモ
ンドで連結した上下両翼のうち、上翼に起立する
柱体を形成し、該柱体に鋼線を屈曲した環状部
と、その両先端部を上下に段違い状に屈折して互
いに平行する軸部とを備えた引手を、起立した状
態で前記軸部を上下に段違いに枢着して取付けて
いることを特徴とする。
(実施例) 本考案を具体的に説明すると、第1図に示す如
く、スライダー胴体7は上翼8と下翼9とを互い
に前端部でダイヤモンド10で一体に連結したも
ので、上翼8に前後方向に長い柱体11を突設
し、柱体11のほぼ中央部に引手6を前後に回転
できるように枢着するが、引手6は第2図に明示
する如く、鋼線を曲げて環状部12を形成し、そ
の両端部をそれぞれ軸部13,14となし、しか
も上下段違い状に配設し、柱体11の上下にあけ
た支軸孔15,16に、上軸部13は上支軸孔1
5に、下軸部14は下支軸孔16にそれぞれ係合
して枢着したものである。
従つて引手6を倒した場合、各軸部13,14
が上下に段違い状に枢着しているため、環状部1
2に捩り応力が発生し、その反発力で直立するも
のである。
尚、前記伝動装置4のフツク5は、平板の先端
部を三角状に先細に形成したもので、第2図図示
の如く、引手6の環状部12の巾をフツク5の巾
より狭く形成するものである。
本考案によるスライダーを用いたスライドフア
スナー付き袋1を、第4図図示の如く両支持杆
2,2に支持して、袋口を閉鎖する場合には、伝
動装置4を駆動してフツク5を閉鎖方向に移送す
れば、第3図図示の如く、フツク5の先端部が環
状部12内に係合し、更にフツク5が前進する
と、鎖線で示している如く、フツク5の押圧力に
よつて引手6が前方へ傾めに倒れ、環状部12の
上部がフツク5の上面に接した後、フツク5の移
動力が引手を介してスライダー胴体7に伝えられ
て摺動する。袋口を閉鎖した後は、伝動装置4を
逆動せしめフツク5を後退するもので、フツク5
の後退と同時に引手6が起立するものである。
(考案の効果) 本考案によるスライドフアスナーの自動操作用
スライダーによれば、スライダー胴体の柱体に、
鋼線を屈曲した環状部と、その両先端部を上下に
段違い状に屈折して互いに平行する軸部とを備え
た引手を、起立した状態で前記軸部を上下に段違
いに枢着して取付け、その引手を前後方向に倒伏
でき、しかも倒伏時に起立方向への応力が発生す
るように設けたもので、引手は自動的に起立保持
されるものであるから、機械力でスライダー胴体
を摺動する際に、一々引手を起立する手間が省け
るものである。更に、スライダー胴体を摺動する
機械側のフツクをスライダー胴体上に近づけて設
けても、引手の環状部への係合突片が確実とな
り、しかもスライダー胴体を後方より押し付ける
ものでなく、引き付ける状態で摺動するものであ
るから、引手やスライダー胴体に無理な外力が加
わらず、軽快に摺動することが出来るものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるスライドフアスナーの自
動操作用スライダーを示す斜視図、第2図は同じ
く引手の取付け構造を示す一部切欠した正面図、
第3図はスライダーを摺動するときの状態を示す
要部断面図、第4図は本考案のスライダー付きス
ライドフアスナーを取り付けた袋を農業用機械に
装着した状態で示す斜視図である。 6……引手、7……スライダー胴体、8……上
翼、11……柱体、12……環状部、17……リ
ツプ溝、18……脚部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スライダー胴体7を形成するダイヤモンド10
    で連結した上下両翼8,9のうち、上翼8に起立
    する柱体11を形成し、該柱体11に鋼線を屈曲
    した環状部12と、その両先端部を上下に段違い
    状に屈折して互いに平行する軸部13,14とを
    備えた引手6を、起立した状態で前記軸部13,
    14を上下に段違いに枢着して取付けていること
    を特徴とするスライドフアスナーの自動操作用ス
    ライダー。
JP1987031699U 1987-03-04 1987-03-04 Expired - Lifetime JPH052095Y2 (ja)

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JP1987031699U JPH052095Y2 (ja) 1987-03-04 1987-03-04

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JP1987031699U JPH052095Y2 (ja) 1987-03-04 1987-03-04

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JPS63138116U JPS63138116U (ja) 1988-09-12
JPH052095Y2 true JPH052095Y2 (ja) 1993-01-20

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JPS4821259U (ja) * 1971-07-17 1973-03-10
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JPS627211B2 (ja) * 1981-06-24 1987-02-16 Nitto Electric Ind Co

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JPS63138116U (ja) 1988-09-12

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