JPH05209374A - ポリエステル繊維質材料を捺染および光化学的に安定化する方法 - Google Patents

ポリエステル繊維質材料を捺染および光化学的に安定化する方法

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JPH05209374A
JPH05209374A JP4206280A JP20628092A JPH05209374A JP H05209374 A JPH05209374 A JP H05209374A JP 4206280 A JP4206280 A JP 4206280A JP 20628092 A JP20628092 A JP 20628092A JP H05209374 A JPH05209374 A JP H05209374A
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alkoxy
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hydrogen
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Rudolf Rommel
ロンメル ルドルフ
Peter Liechti
リーヒティ ペーター
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ポリエステル繊維質材料を分散染料で捺染お
よび光化学的に安定化し、そして次に該材料を熱処理に
付す方法であって、分散染料に加えてUV吸収剤を有す
る水性捺染用糊料を使用して該材料を捺染することを特
徴とする方法。 【効果】 本発明の方法は、良好な白色下地の布上に強
力な耐水堅牢性および耐摩擦堅牢性の捺染を可能にす
る。本発明の捺染はすぐれた耐光堅牢度を有し繊維質材
料は光学的に安定である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリエステル繊維質材
料を分散染料を使用して捺染および光化学的に安定化す
る方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】分散染料を使用してポリエステル繊維質
材料を捺染する方法は、とりわけ西ドイツ特許公開3918
603 号から公知である。しかしながら、この特許明細書
の方法において使用される捺染用インキおよび繊維質材
料は、光の作用および同時に熱にさらすことによって著
しく損傷される。自動車分野または水着分野あるいは例
えば内装備品織物の分野において、厳しい損傷が捺染用
インキの耐光堅牢性および繊維の光化学安定性から引き
起される場合は、この方法により得られた捺染された織
物を使用することはできない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】それ故に、本発明の目
的は、ポリエステル織物を光化学的に安定化して、そし
て該織物に適用される捺染用インキの耐光堅牢性を強化
することを可能にするポリエステル織物の捺染方法を提
供するものである。UV吸収剤を含有する捺染用糊料を
使用することによって、一方においては織物が光化学的
に安定化されて、そして強化された耐光堅牢性が捺染用
インキに付与され、そして驚くべきことは、他方におい
て、著しく良好な発色(Colour yields )も得られると
いうことが見出された。
【0004】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明は、
ポリエステル繊維質材料を分散染料で捺染および光化学
的に安定化し、そして次に該材料を熱処理に付する方法
であって、分散染料に加えてUV吸収剤を含有している
水性捺染用糊料を使用して、該材料を捺染することを特
徴とする方法を提供する。本発明の方法に適したUV吸
収剤は、165℃までの温度で昇華抵抗性である化合物
である。
【0005】捺染用糊料中に存在するUV吸収剤は、好
ましくは、式
【化7】
【0006】(式中、Rは、C1 −C5 アルキル、C1
−C5 アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシであり、R1
およびR2 は、それぞれ相互に独立して、C1 −C18
ルキル;ヒドロキシ、C1 −C5 アルコキシ、C1 −C
5 アルキルチオ、アミノもしくはC1 −C5 モノーもし
くはC1 −C5 ジアルキルアミノにより置換されている
1 −C18アルキル;フェニル;塩素、ヒドロキシ、C
1 −C5 アルキルおよび/もしくはC1 −C12アルコキ
シにより置換されているフェニル;または式(OCH2
CH2)p −OR3 の基であり、nは0,1または2であ
り、pは1〜5であり、そしてR3 は水素またはC1
5 アルキルである)で示されるヒドロキシ−s−トリ
アジン類である。
【0007】アルキルとしてのR、R1 、R2 およびR
3 は、直鎖状または分岐鎖状であり、一般的には、メチ
ル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチ
ル、イソブチル、第2ブチル、第3ブチル、ペンチル、
イソペンチル、第3ペンチル、n−ヘキシル、2−エチ
ルヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチル、イソオクチ
ル、n−ノニル、イソノニル、n−ドデシル、ヘプタデ
シルまたはオクタデシルである。C1 −C5 アルコキシ
またはC1 −C5 アルキルチオの例は、メトキシ、エト
キシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブ
トキシ、第2ブトキシ、第3ブトキシ、ペントキシ、イ
ソペントキシ、メチルチオ、エチルチオ、プロピオチ
オ、イソプロピルチオ、ブチルチオ、イソブチルチオ、
第2ブチルチオ、第3ブチルチオ、ペンチルチオ、イソ
ペンチルチオまたは第3ペンチルチオである。モノ−C
1 −C5 アルキルアミノの例は、モノメチルアミノ、モ
ノエチルアミノ、モノプロピルアミノ、モノイソプロピ
ルアミノ、モノブチルアミノまたはモノペンチルアミノ
である。ジ−C1 −C5 アルキルアミノの例は、ジメチ
ルアミノ、メチルエチルアミノまたはジエチルアミノで
ある。ハロゲンは、フッ素、臭素または好ましくは塩素
を意味する。
【0008】重要なs−トリアジンは、式
【化8】 (式中、R4 およびR5 は、それぞれ相互に独立して、
置換されていないフェニル、またはC1 −C5 アルキル
および/もしくはC1 −C5 アルコキシにより置換され
ているフェニルであり、そしてR6 は、水素またはC1
−C5 アルキルである)で示される化合物である。
【0009】他の好ましいトリアジンは、式
【化9】 (式中、R7 は、C1 −C5 アルキル、C1 −C5 アル
コキシであり、R8 およびR9 は、それぞれ相互に独立
して、置換されていないフェニル;C1 −C5 アルキル
および/もしくはC1 −C5 アルコキシにより置換され
ているフェニル;または式(OCH2 CH2)p1−OR10
の基であり、p1 は1〜3であり、そしてR10はメチル
またはエチルである)で示される化合物である。
【0010】特に重要な化合物は、R7 がC1 −C5
ルコキシであり、そしてR8 およびR9 が、それぞれ相
互に独立して、トリル、キシリルまたはフェニルである
化合物である。式(3)のさらに好ましいUV吸収剤
は、R7 がC1 −C5 アルコキシでありそしてR8 およ
びR9 がそれぞれフェニルである化合物である。
【0011】式(1)、(2)および(3)の適当な化
合物の例は、次の通りである。 2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)−
4,6−ジメチル−s−トリアジン:m.p.131
℃: 2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジメチルフェニ
ル)−4,6−ジメチル−s−トリアジン:m.p.1
77℃: 2−(2’−ヒドロキシ−4’,5’−ジメチルフェニ
ル)−4,6−ジメチル−s−トリアジン:λ349μ
m:T48%: 2−(2’−ヒドロキシ−4’,5’−ジメチルフェニ
ル)−4,6−ジエチル−s−トリアジン:m.p.9
8℃: 2−(2’−ヒドロキシ−5’−クロロフェニル)−
4,6−ジメチル−s−トリアジン;m.p.160
℃: 2−(2’−ヒドロキシフェニル)−4,6−ジメチル
−s−トリアジン:m.p.133℃: 2−(2’−ヒドロキシ−5’−第3ブチルフェニル)
−4,6−ジメチル−s−トリアジン:λ352μm:
T60%: 2−(2’−ヒドロキシフェニル)−4,6−ジデシル
−s−トリアジン:m.p.53℃: 2−(2’−ヒドロキシフェニル)−4,6−ジノニル
−s−トリアジン:m.p.45℃: 2−(2’−ヒドロキシフェニル)−4,6−ジヘプタ
デシル−s−トリアジン:λ338μm:T80%: 2−(2’−ヒドロキシフェニル)−4,6−ジプロピ
ル−s−トリアジン:m.p.18から20℃: 2−(2’−ヒドロキシフェニル)−4,6−ビス(β
−メチルメルカプトエチル)−s−トリアジン:λ34
1μm:T60%: 2−(2’−ヒドロキシフェニル)−4,6−ビス(β
−ジメチルアミノエチル)−s−トリアジン:λ340
μm:T63%: 2−(2’−ヒドロキシフェニル)−4,6−ビス(β
−ブチルアミノエチル)−s−トリアジン:λ341μ
m:T66%: 2−(2’−ヒドロキシフェニル)−4,6−ジ第3ブ
チル−s−トリアジン;λ338μm:T68%: 2−(2’−ヒドロキシフェニル)−4,6−ジオクチ
ル−s−トリアジン:m.p.40℃: 2−(2’−ヒドロキシ−4’−メトキシフェニル)−
4,6−ジフェニル−s−トリアジン:m.p.204
−205℃: 2−(2’−ヒドロキシ−4’−エトキシフェニル)−
4,6−ジフェニル−s−トリアジン:m.p.201
−202℃ and 2−(2’−ヒドロキシ−4’−イソプロピルフェニ
ル)−4,6−ジフェニル−s−トリアジン:m.p.
181−182℃ 4,6−ビス(2−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ
ル)−2−(2−プロポキシエトキシ)−1,3,5−
トリアジン 4,6−ビス(2−ヒドロキシ−4−プロポキシフェニ
ル)−2−(2−メトキシエトキシ)−1,3,5−ト
リアジン 4,6−ビス(2−ヒドロキシ−4−エトキシフェニ
ル)−2−(2−メトキシエトキシ)−1,3,5−ト
リアジン 4,6−ビス(2−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ
ル)−2−(2−メトキシエトキシ)−1,3,5−ト
リアジン 4,6−ビス(2−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ
ル)−2−(2−エトキシエトキシ)−1,3,5−ト
リアジン 4,6−ビス(2−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ
ル)−2−[2−(2−エトキシエトキシ)エトキシ]
−1,3,5−トリアジン 4,6−ビス(2−ヒドロキシ−4−エトキシフェニ
ル)−2−(2−エトキシエトキシ)−1,3,5−ト
リアジン 4,6−ビス(2−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ
ル)−2−[2−(2−エトキシエトキシ)エトキシ]
−1,3,5−トリアジン 4,6−ビス(2−ヒドロキシ−4−メトキシフェニ
ル)−2−{2−[2−(2−エトキシ)エトキシ]エ
トキシ}エトキシ−トリアジン 4,6−ビス(2−ヒドロキシ−4−エトキシフェニ
ル)−2−{2−[2−(2−エトキシ)エトキシ]エ
トキシ}エトキシ−1,3,5−トリアジン
【0012】(Tは1cmの層の厚さにおけるクロロホル
ム100ml中の物質1mgの溶液の透過率であり;λ[μ
m]は、最大吸光係数である)捺染用糊料に使用するの
に適した他のUV吸収剤は、式
【0013】
【化10】
【0014】[式中、置換分X1 およびX2 の一方は水
素であり、そしてX1 およびX2 の他方の置換分は水
素、C1 −C5 アルキル、C1 −C5 アルコキシ、ハロ
ゲンまたは基 −CH2 −N(R11)CO−(O)m-1 −R12 (式中、R11は、水素、C1 −C10アルキル、C5 −C
8 シクロアルキル、C7−C10アラルキルまたはC6
10アリールであり、R12は、水素、C1 −C20アルキ
ル、C2 −C17アルケニル、C5 −C8 シクロアルキ
ル、C7 −C10アラルキル、C8 −C10アラルケニルま
たはC6 −C10アリールであり、そしてmは1または2
であり、そしてm=1である場合は、R11およびR
12は、環結合基=N−CO−と一緒になって単核状また
は多核状の窒素含有複素環を形成することもでき、そし
てこの場合においては、R11は、−CO−または置換さ
れていないメチレンまたはC1 −C5 アルキル−置換メ
チレンであり、そしてR12は、C2 −C5 アルキレン、
2 −C5 アルケニレン、C6 −C10アリーレンまたは
隣接的に結合したジ−、テトラ−またはヘキサヒドロ−
6 −C10アリーレンである)であり、X3 は、C1
5 アルキル、C1 −C5 アルコキシ、ハロゲン、C6
−C10アリール、C7 −C10アラルキルまたはC5 −C
8 シクロアルキルであり、環Aは、1、2および3位に
おいてC1 −C5 アルキル、C1 −C5 アルコキシ、カ
ルボキシ、C1 −C5 アルコキシカルボニル、H2 NC
O−、SO2 −、C1 −C5 アルキルスルホニルまたは
ハロゲンで置換されいてもよい]で示されるベンゾトリ
アゾール類である。
【0015】それぞれC1 −C10アルキルおよびC1
20として定義された置換分R11およびR12は、直鎖状
または分岐鎖状であり、そして一般的には、メチル、エ
チル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソ
ブチル、第2ブチル、第3ブチル、ペンチル、イソペン
チル、第3ペンチル、n−ヘキシル、2−エチルヘキシ
ル、n−ヘプチル、n−オクチル、イソオクチル、n−
ノニル、イソノニル、n−デシル、n−ドデシル、ヘプ
タデシル、オクタデシルまたはイコシルである。
【0016】C6 −C10アリールとしてのR11およびR
12は、フェニルまたはナフチルのような単環式または二
環式の芳香族基である。C7 −C10 アラルキルとして
のR11およびR12は、例えばベンジル、フェネチル、α
−メチルフェネチルまたはα,α−ジメチルベンジルで
ある。C5 −C8 シクロアルキルとしてのR11およびR
12は、例えばシクロペンチル、シクロヘキシル、シクロ
ペプチルまたはシクロオクチルである。C2 −C17アル
ケニルとしてのR12は、一般的には、ビニル、アリル、
1−プロペニル、2−ブテニル、2−ペンチニル、2−
ヘキセニル、2−デセニル、3,6,8−デカトリエニ
ルまたは2−ヘプタデセニルである。C8 −C10アラル
ケニルとしてのR12は、例えば、スチリルまたはシンナ
ミルである。
【0017】R11およびR12が一緒になって結合し、そ
してR11が−CO−である場合は、残りのR12はC2
5 アルキレンとして:エチレン、トリメチレンまたは
テトラメチレンであって、窒素−含有複素環2.5−ジ
オキソピロリジン、2,6−ジオキソピペリジンおよび
2,7−ジオキソアザシクロヘプタンを形成し、C2
5 アルケニレンとして:ビニレン、プロペニレンまた
はブテニレンであって、複素環2,5−ジオキソ−△3
−ピロリンまたは2,3,6,7−テトラヒドロ−1H
−アゼピン−2,7−ジオンを形成し、C6 −C10アリ
ーレンとして:o−フェニレンまたはo−ナフチレンで
あって、複素環1H−イソインドール−1,3(2H)
−ジオン(フタルイミド)または2H−ベンズ[f]イ
ソインドール−1,3−ジオンを形成し、またはジ−、
テトラまたはヘキサヒドロ−C6 −C10アリーレンとし
て:シクロヘキサジエンまたはシクロヘキセンであっ
て、複素環3,4−ジヒドロフタルイミド、3,4,
5,6−テトラヒドロフタルイミドまたは3,4,5,
6,8,9−ヘキサヒドロフタルイミドを形成する。R
11およびR12が一緒になって結合し、そしてR11が置換
されていないメチレンまたはC1 −C5 アルキル−置換
メチレンである場合は、R12が上記意義を有する場合、
相当するオキソ化合物が、ジオキソ化合物の代りに形成
される。
【0018】捺染用糊料は、また式
【化11】 [式中、R13は、水素、ヒドロキシ、C1 −C14アルコ
キシまたはフェノキシであり、そしてC1 −C14アルコ
キシは、式
【化12】 (式中、R14は、水素、ハロゲンまたはC1 −C5 アル
キルであり、R15は、水素、ヒドロキシまたはC1 −C
5 アルコキシであり、そしてR16は、水素またはヒドロ
キシである)の基により置換されていてもよく、及び/
またはアシルオキシにより置換されていてもよい]で示
されるベンゾフェノン系のUV吸収剤を含有することが
できる。
【0019】アシルは、C1 −C5 アルカノイル、一般
的にはホルミル、アセチル、プロピオニル、アクリロイ
ル、メタアクリロイルまたはベンゾイルである。式
(1)、(2)および(3)の化合物は、既知でありそ
してそれ自体既知の方法で、有利には、沸騰有機溶剤中
において、アミジンおよびo−ヒドロキシベンゼンカル
ボキシレートを好ましくは約2:1で加熱することによ
って製造することができる[例えば、米国特許3896125
号明細書および Helv. Chim. Acta 55,1566-1595(1972)
を参照されたい]。式(5)の化合物は、有利には米国
特許3468938 号、3696077 号または4698064 号に開示さ
れているようなそれ自体既知の方法によって製造するこ
とができる。
【0020】式(4)の化合物の若干は、既知であるか
または新規な化合物である。この新規な化合物は、それ
自体既知の方法により、有利には3’位または5’位に
おいて置換されていてもよい相当する2−(2’−ヒド
ロキシフェニル)ベンゾトリアゾールをカルボキサミド
またはウレタンのN−メチロール化合物と反応させるこ
とにより製造することができる(例えば米国特許407971
号を参照されたい)。本発明の方法に使用するのに適し
たUV吸収剤は、水性分散液の形態で使用される。
【0021】これらの水性分散液に対する適当な分散剤
は、次の化合物類から選択される。 (a)式
【化13】
【0022】(式中、Xは、無機の酸素含有酸、例えば
硫酸または好ましくは燐酸の酸残基であるかまたは有機
酸の酸残基であり、Yは、C1 −C12アルキル、アリー
ルまたはアリールアルキルであり、“アルキレン”はエ
チレンまたはプロピレン基であり、qは1〜4であり、
そしてYは、4〜50である)で示されるアルキレンオ
キシド重付加物の酸エステルまたはこれらの塩 (b)ポリスチレンスルホネート (c)脂肪酸タウリド(fattyacid tauride) (d)アルキル化ジフェニルオキシドモノ−またはジス
ルホネート (e)ポリカルボキシレートのスルホネート (f)それぞれ8〜22個の炭素原子を有する脂肪アミ
ン、脂肪アミド、脂肪酸または脂肪アルコールまたは3
〜6個の炭素原子の3価〜6価のアルカノールと酸化エ
チレンおよび/または酸化プロピレン1〜60モル、好
ましくは20〜30モルの重付加物、ここで重付加物
は、有機ジカルボン酸または有機多塩基酸により酸エス
テルへ変換される (g)リグニンスルホネート、および (h)ホルムアルデヒド縮合物
【0023】分散液は、また、非イオン性の界面活性
剤、他の陰イオン性および/または非イオン性の化合
物、商業的に入手できる消泡剤、防腐剤および凍結防止
剤を含有することもできる。分散液は、有利には、式
(1)、(2)、(3)、(4)または(5)のUV吸
収剤を混合機中で分散剤、例えば式(6)の酸エステル
および水で糊料にし、そして消泡剤、防腐剤および凍結
防止剤を包含する非イオン性界面活性剤、さらに陰イオ
ン性および/または非イオン性化合物のような何れかの
所望の追加的な成分の添加後、混合物を1〜30時間、
好ましくは1〜10時間分散することにより製造され
る。分散は、有利には高剪断力により、例えばボールミ
ル、サンドミルまたはビードミルの中でミル処理するこ
とにより行われる。ミル処理後、商業的安定剤または増
粘剤の水溶液および所望により水を加えそして混合物を
均質な分散が得られるまで攪拌する。UV吸収剤は、そ
の水性分散液の形態で捺染用糊料に加えられる。捺染用
糊料は、捺染用糊料の重量を基にして0.5〜8%、好
ましくは1〜2%の濃度の適当なUV吸収剤を含有す
る。
【0024】本発明の方法に使用するのに適した繊維質
材料は、酸−改質したポリエステル繊維、そして好まし
くは線状ポリエステル繊維である。本明細書において、
線状ポリエステル繊維は、例えばテレフタル酸とエチレ
ングリコールまたはイソフタル酸またはテレタフタル酸
と1,4−ビス−(ヒドロキシメチル)シクロヘキサン
との縮合により得られた合成繊維およびテレフタル酸お
よびイソフタル酸およびエチレングリコールの共重合体
を意味する。織物工業においてこれまで殆んどもっぱら
使用されてきた線状ポリエステルは、テレフタル酸およ
びエチレングリコールからなる。酸−改質したポリエス
テル繊維は、一般的には、テレフタル酸またはイソフタ
ル酸、エチレングリコールおよびナトリウム 3−
(1,3−または2,3−ジヒドロキシプロポキシ)プ
ロパンスルホネート、ナトリウム (2,3−ジメチロ
ールブトキシ)プロパンスルホネート、ジナトリウムイ
ソプロピリデンジベンゼンオキシプロピルスルホネート
または3,5−ジカルボキシベンゼンスルホン酸、スル
ホン化テレフタル酸、スルホン化4−メトキシベンゼン
カルボン酸またはスルホン化ビフェニル−4,4’−ジ
カルボン酸の重縮合物である。
【0025】分散染料は、種々の類の水不溶性または難
溶性の染料、一般的には、ニトロ染料、アミノケトン染
料、ケトンイミン染料、メチン染料、ニトロジフェニル
染料、キノリン染料および好ましくはアントラキノン染
料またはアゾ染料、例えばモノアゾまたはジアゾ染料で
ある。異なる分散染料の混合物を使用することもでき
る。しかしながら、染料(溶解または非溶解)それ自体
を使用しないで、水不溶性または難溶性の染料(または
染料混合物)を含有する水性処方物の形態の染料を使用
することが有利である。このような処方物は、好ましく
はドイツ特許公開2850482 号に記載されている。捺染用
糊料に加えられる染料の量は、所望の色の深みに依存す
る。織物材料の重量を基にして0.01〜15重量%、
好ましくは0.02〜10重量%の量が有用であること
が見出された。
【0026】染料およびUV吸収剤の水性分散液を含有
するほかに、捺染用糊料は、有利には、好ましくは天然
源の酸−安定増粘剤、例えばイナゴマメ粉誘導体、特に
単独または改質セルローズ、好ましくはカルボキシメチ
ルセルローズ20〜25重量%と組み合わされたアルギ
ン酸ナトリウムを含有する。必要に応じて捺染用糊料
は、さらに酸供与体、例えばブチロラクトンまたは燐酸
水素ナトリウム、防腐剤、キレート剤、乳化剤、水不溶
性溶剤、酸化剤または脱気剤を含有することができる。
【0027】特に適当な防腐剤は、ホルムアルデヒド供
与体、一般的にはパラホルムアルデヒドおよびトリオキ
サン、好適には約30−40%ホルムアルデヒド溶液で
ある。適当なキレート化剤は、ナトリウム、ニトリロト
リアセテート、ナトリウムエチレンジアミンテトラアセ
テート、好ましくはナトリウム ポリメタホスフェー
ト、特にナトリウム ヘキサメタホスフェートである。
乳化剤は、好ましくは酸化アルキレンおよび脂肪アルコ
ールの重付加物、特にオレイルアルコールおよび酸化エ
チレンの重付加物である。水不溶性溶剤は、好ましくは
高沸点飽和炭化水素、特に約160〜210℃の沸点範
囲を有するパラフィン(ホワイトスピリット)である。
酸化剤は、一般的には芳香族ニトロ化合物、好ましくは
芳香族モノーもしくはジニトロカルボン酸もしくはモノ
−またはジニトロスルホン酸(これは酸化アルキレン重
付加物の形態にあることができる)、好ましくはニトロ
ベンゼンスルホン酸である。脱気剤は、好ましくは高沸
点溶剤、好ましくはテルペンチン油、高級アルコール、
好ましくはC8 −C10アルコール、テルペンアルコール
または鉱油および(または)シリコーン油を基にした脱
気剤、特に鉱油およびシリコーン油の混合物約15〜2
5重量%および2−エチル−n−ヘキサノールのような
8 アルコール約75−85重量%からなる商業的処方
物である。
【0028】繊維質材料を捺染するに当っては、捺染用
糊料を普通の構造の印刷機、一般的にはグラビア印刷
機、回転スクリーン印刷機および表面スクリーン印刷機
を使用して、表面の全部または一部に直接適用する。繊
維質材料は、捺染後150℃までの温度範囲、好ましく
は80〜120℃の温度範囲で乾燥する。次に、繊維物
質の固定は、通常、乾燥加熱(熱固定)または大気圧下
における加熱蒸気(HT固定)を使用して実施される。
固定は、次の条件下で実施される。 HT固定:170から180℃で4から8分 熱固定:200から230℃で1から2分
【0029】捺染物は、通常、水で洗浄し、次いで場合
により亜二チオン酸ナトリウムを使用したアルカリ性媒
質中における還元的に後洗浄(aferclear )を行うこと
により仕上げられる。この後に述べた場合においては、
捺染物を再洗浄しそして乾燥する。本発明の方法は、ま
た転写にも適している。これの利用に当っては、捺染用
糊料を、普通の構造の印刷機、例えば回転スクリーン印
刷機、そしてもっとも好ましくはグラビア印刷機を使用
して、好ましくは模様のある支持体の全表面に適用す
る。
【0030】転写に使用される支持体は、普通なめらか
な表面を有する柔軟な好ましくは寸法安定性のあるリボ
ン、細片またはシートである。支持体は熱安定性であり
そして不活性、すなわち捺染用糊料の種々な成分に対し
て親和性を有していないものでなければならない。支持
体は、種々な材料、一般的には、例えばアルミニウムも
しくはスチールシートのような金属、プラスチック、紙
または平らな編織布材料から製造される。支持体は、ビ
ニル樹脂、エチルセルローズまたはポリウレタン樹脂の
フィルムで被覆することができる。費用の理由のため
に、紙がもっぱら使用される。
【0031】捺染用糊料を適用した後、捺染された支持
体を約80〜150℃、好ましくは80〜120℃で約
5〜20秒乾燥する。実際の転写は160〜250℃、
好ましくは190〜220℃で、プレス回分式でまたは
転写装置中で連続的に実施する。接触時間は温度に依存
し、そして230℃および加圧下で20〜60秒、好ま
しくは30〜45秒の範囲にある。それによって、染料
は支持体から繊維質材料に転写される。
【0032】熱および圧力処理の後に、捺染された繊維
質材料を支持体から除去する。通常、染料を固定するた
めの後処理、すなわち蒸気処理も、堅牢性を改善するた
めの洗浄工程も必要でない。本発明の方法は、布上に良
好な白色下地を有する強力な耐水堅牢性および耐摩擦堅
牢性の捺染を可能にする。捺染はすぐれた耐光堅牢度に
より特徴づけられそして繊維質材料は光化学的に安定で
ある。
【0033】
【実施例】以下の例において、部および%は、特にこと
わらない限り、重量部および重量%である。 例1.ポリエステル自動車内装用布を次のようにして製
造した捺染用糊料で捺染した。1000部当り、増粘
剤、例えば澱粉エーテル9部、増粘剤、例えばアルギン
酸ナトリウム18部、燐酸二水素ナトリウム3.75
部、塩素酸ナトリウム2.48部および水716.77
部を含有する増粘素材750部;を、式
【0034】
【化14】 の染料の商業的処方物35部;
【0035】式
【0036】
【化15】
【0037】のUV吸収剤25部、スチレン2.5から
3モルとフェノール1モル、酸化エチレンの重付加物
(18EO単位)及び五酸化リンとの反応生成物(トリ
エタノールアミンで中和した)8.5部、N,N’−エ
チレンビス(ステアラミド)2.0部、多糖類を基にし
た生体重合体0.3部からなる処方物70部;および水
145部と混合した。内装用布を、印刷台上でこの捺染
用糊料で捺染し、乾燥し、次いで過熱蒸気で180℃で
処理した。次に、布を冷水で洗浄し、60〜70℃で、 水酸化ナトリウム溶液(30%) 2g/l 亜二チオン酸ナトリウム 2g/l 商業的洗浄剤 1g/l で還元的に後洗浄を行い、次いで温水(60℃)および
冷水で洗浄し、そして乾燥した。光、洗浄および摩擦に
対する堅牢性のような良好な最終使用特性を有する良好
な白色下地の完全な赤色捺染物を得た。 例2.式(101)のUV吸収剤25部を、式
【0038】
【化16】
【0039】のUV吸収剤25部で置換した以外は、例
1の操作をくり返した。 例3.式(101)のUV吸収剤25部を、式
【0040】
【化17】
【0041】のUV吸収剤25部で置換した以外は、例
1の操作をくり返した。 例4.式(101)のUV吸収剤25部を、式
【0042】
【化18】
【0043】のUV吸収剤25部で置換した以外は、例
1の操作をくり返した。 例5〜12.式(101)のUV吸収剤25部を、次の
UV吸収剤のそれぞれ25部で置換した以外は、例1の
操作をくり返した。
【0044】
【化19】
【0045】
【化20】
【0046】
【化21】
【0047】
【化22】
【0048】
【化23】
【0049】
【化24】
【0050】
【化25】
【0051】例13.転写紙を、以下に記載するように
して製造した捺染用糊料で捺染した。1000部当り、
ポリアクリル酸を基にした増粘剤24.5部、30%水
酸化ナトリウム水溶液3.15部、2−エチル−n−ヘ
キサノールを基にした脱気剤4.2部、ポリビニルアル
コール70部および水498.15部を含有する増粘素
材の600部;を、式(1)の染料の商業的処方物 1
00部;式(101)のUV吸収剤50部、スチレン
2.5から3モルとフェノール1モル、酸化エチレンの
重付加物(18EO単位)及び五酸化リンとの反応生成
物(トリエタノールアミンで中和した)17部、N,
N’−エチレンビス(ステアラミド)4.0部、多糖類
を基にした生体重合体0.6部からなる水性処方物20
0部;および水100部と混合した。染料を、捺染した
転写紙を230℃で60秒加熱することにより転写し
た。良好な均染性、良好な堅牢性のそして鋭い輪郭を有
するはっきりした模様のある捺染物を得た。 例14.捺染前にUV吸収剤を1〜4重量%の量で布上
にしみ込ませた以外は、例13の操作をくり返した。紙
を、UV吸収剤を含有していない捺染用糊料で同時に捺
染した。転写の過程において、染料は紙から織物布に移
動し、そして同時にUV吸収剤により固定された。ポリ
エステル布の白色下地上に良好な均染性、良好な堅牢性
のそして鋭い輪郭のはっきりした模様のある捺染を得
た。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステル繊維質材料を分散染料で捺
    染および光化学的に安定化し、そして次に該材料を熱処
    理に付す方法であって、分散染料に加えてUV吸収剤を
    含有する水性捺染用糊料を使用して該材料を捺染するこ
    とを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 165℃までの温度で昇華抵抗性である
    UV吸収剤を使用することからなる請求項1記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 UV吸収剤が、式 【化1】 (式中、Rは、C1 −C5 アルキル、C1 −C5 アルコ
    キシ、ハロゲン、ヒドロキシであり、 R1 およびR2 は、それぞれ相互に独立して、C1 −C
    18アルキル;ヒドロキシ、C1 −C5 アルコキシ、C1
    −C5 アルキルチオ、アミノもしくはC1 −C5 モノ−
    もしくはC1 −C5 ジ−アルキルアミノにより置換され
    ているC1 −C18アルキル;フェニル;塩素、ヒドロキ
    シ、C1 −C5 アルキルおよび/もしくはC1 −C12
    ルコキシにより置換されているフェニル;または式(O
    CH2 CH2p −OR3 の基であり、 nは0,1または2であり、 pは1から5であり、そしてR3 は水素またはC1 −C
    5 アルキルである)で示されるヒドロキシフェニル−s
    −トリアジンである請求項1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】 UV吸収剤が、式 【化2】 (式中、R4 およびR5 は、それぞれ相互に独立して、
    置換されていないフェニルまたはC1 −C5 アルキルお
    よび/もしくはC1 −C5 アルコキシにより置換されて
    いるフェニルであり、 そしてR6 は、水素またはC1 −C5 アルキルである)
    で示されるs−トリアジンである請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 UV吸収剤が、式 【化3】 (式中、R7 は、C1 −C5 アルキル、C1 −C5 アル
    コキシであり、R8 およびR9 は、それぞれ相互に独立
    して、置換されていないフェニル;C1 −C5 アルキル
    および/もしくはC1 −C5 アルコキシにより置換され
    ているフェニル;または式(OCH2 CH2)p1−OR10
    の基であり、 p1 は1〜3であり、そしてR10は、メチルまたはエチ
    ルである)で示される化合物である請求項3記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 R7 が、C1 −C5 アルコキシであり、
    そしてR8 およびR9 が、それぞれ相互に独立して、ト
    リルまたはキシリルである請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 R7 が、C1 −C5 アルコキシであり、
    そしてR8 およびR9 が、それぞれフェニルである請求
    項5記載の方法。
  8. 【請求項8】 UV吸収剤が、式 【化4】 [式中、置換分X1 およびX2 の一方は水素であり、そ
    してX1 およびX2 の他の置換分は水素、C1 −C5
    ルキル、C1 −C5 アルコキシ、ハロゲンまたは基 −CH2 −N(R11)CO−(O)m-1 −R12 (式中、R11は、水素、C1 −C10アルキル、C5 −C
    8 シクロアルキル、C7−C10アラルキルまたはC6
    10アリールであり、 R12は、水素、C1 −C20アルキル、C2 −C17アルケ
    ニル、C5 −C8 シクロアルキル、C7 −C10アラルキ
    ル、C8 −C10アラルケニルまたはC6 −C10アリール
    であり、そしてmは1または2であり、そしてm=1で
    ある場合は、 R11およびR12は、環結合基=N−CO−と一緒になっ
    て、単核状または多核状の窒素含有複素環を形成するこ
    ともでき、そしてこの場合においては、 R11は、−CO−または置換されていないメチレンもし
    くはC1 −C5 アルキル−置換メチレンであり、そして
    12は、C2 −C5 アルキレン、C2 −C5 アルケニレ
    ン、C6 −C10アリーレンまたは隣接的に結合したジ
    −、テトラーまたはヘキサヒドロ−C6 −C10アリーレ
    ンである)であり、X3 は、C1 −C5 アルキル、C1
    −C5 アルコキシ、ハロゲン、C6 −C10アリール、C
    7 −C10アラルキルまたはC5 −C8 シクロアルキルで
    あり、環Aは、1、2および3位においてC1 −C5
    ルキル、C1 −C5 アルコキシ、カルボキシ、C1 −C
    5 アルコキシカルボニル、H2 NCO−、SO2 −、C
    1 −C5 アルキルスルホニルまたはハロゲンで置換され
    ていてもよい]で示されるベンゾトリアゾールである請
    求項1または2記載の方法。
  9. 【請求項9】 UV吸収剤が、式 【化5】 [式中、R13は、水素、ヒドロキシ、C1 −C14アルコ
    キシまたはフェノキシであり、そしてC1 −C14アルコ
    キシは、式 【化6】 (式中、R14は、水素、ハロゲンまたはC1 −C5 アル
    キルであり、 R15は、水素、ヒドロキシまたはC1 −C5 アルコキシ
    であり、そしてR16は、水素またはヒドロキシである)
    の基により置換されてもよく、及び/またはアシルオキ
    シにより置換されていてもよい]で示されるベンゾフェ
    ノンである請求項1または2記載の方法。
  10. 【請求項10】 捺染用糊料が、捺染用糊料の重量を基
    にしてUV吸収剤0.5〜8%を含有する請求項1〜9
    の何れか1項記載の方法。
  11. 【請求項11】 ポリエステル繊維質材料を捺染および
    光化学的に安定化する補助剤としての式(1)、(4)
    または(5)のUV吸収剤の用途。
  12. 【請求項12】 ポリエステル繊維質材料を捺染する場
    合に、発色を強化するための式(1)、(4)または
    (5)のUV吸収剤の用途。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12の何れか1項記載の方
    法により処理したポリエステル繊維質材料。
  14. 【請求項14】 UV吸収剤0.5〜8%を含有する捺
    染用糊料。
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