JPH05209338A - 織機のための共役カム開口機械 - Google Patents

織機のための共役カム開口機械

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JPH05209338A
JPH05209338A JP4193914A JP19391492A JPH05209338A JP H05209338 A JPH05209338 A JP H05209338A JP 4193914 A JP4193914 A JP 4193914A JP 19391492 A JP19391492 A JP 19391492A JP H05209338 A JPH05209338 A JP H05209338A
Authority
JP
Japan
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cam
cam follower
conjugate
block
loom
Prior art date
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Pending
Application number
JP4193914A
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English (en)
Inventor
Lucio Burigana
ルチオ・ブリガナ
Giuseppe Serturini
ギウセーペ・セルトゥリーニ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FIMTESSILE FABBRICA IT MACCHINARIO TESSILE SpA
FUIMUTETSUSHIRE FUABURIKA IT M
FUIMUTETSUSHIRE FUABURIKA IT MASHINARIO TETSUSHIRE SpA
Original Assignee
FIMTESSILE FABBRICA IT MACCHINARIO TESSILE SpA
FUIMUTETSUSHIRE FUABURIKA IT M
FUIMUTETSUSHIRE FUABURIKA IT MASHINARIO TETSUSHIRE SpA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FIMTESSILE FABBRICA IT MACCHINARIO TESSILE SpA, FUIMUTETSUSHIRE FUABURIKA IT M, FUIMUTETSUSHIRE FUABURIKA IT MASHINARIO TETSUSHIRE SpA filed Critical FIMTESSILE FABBRICA IT MACCHINARIO TESSILE SpA
Publication of JPH05209338A publication Critical patent/JPH05209338A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03CSHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
    • D03C5/00Cam or other direct-acting shedding mechanisms, i.e. operating heald frames without intervening power-supplying devices
    • D03C5/005Leveling mechanisms
    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03CSHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
    • D03C5/00Cam or other direct-acting shedding mechanisms, i.e. operating heald frames without intervening power-supplying devices
    • D03C5/02Cam or other direct-acting shedding mechanisms, i.e. operating heald frames without intervening power-supplying devices operated by rotating cams

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Looms (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 綜こう枠を制御するカム従動子のデスモドロ
ミコな振動運動を惹起する薄い共役カムを有する型の織
機のための共役カム開口機械において、カム従動子13
が自由な振動ができるようにカム従動子13から分離す
ることのできる移動可能なカムブロック1を前記カムが
共に形成する。該機械は、また、複数の事前に設定でき
る異なる方法で前記カム従動節と相互作用する機構を備
えている。 【効果】 薄い共役カムを有する型の織機において、該
織機の動作停止の間杼口を閉じた状態で綜こう枠を自動
的に一様な高さにでき、また低い杼口で綜こう枠を一様
な高さにでき、さらに2往復杼口にしたがって綜こう枠
を交互に高い位置と低い位置にできる。これにより、出
来映えのよい織布ができ、清掃し易く、ソーティングの
容易な織機が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、織機に係り、特に、適
宜なリンク機構を介して綜こう枠を移動させるのに適し
たカム従動子の正のすなわちデスモドロミコ(desmodro
mico)な運動が得られる型の織機のための共役カム開口
機械に関する。ここで、カム従動子は、各カムと共役な
対をなしたローラを有するレバーを備えている。本発明
の目的は、一方では織機のより効率的な動作を保障し、
他方では製造される織物の品質を改良することのできる
型の機械を改良することである。
【0002】
【従来の技術】カム及びカム従動子の形状と配列に関し
ては、非常に有利な解法が既に知られている。この解法
によれば、カム及びカム従動子は、綜こう枠の厚さに等
しい非常にコンパクトな配列、通常は約12mmの厚さ、
で配置され、カム従動子のレバーに平行な第3の中間平
面に関し対称的に位置のずれた2個の平行な平面上に置
かれたカム従動子のローラを有している。また、各カム
従動子の2個のローラが、2枚の板状に形成された支持
体に固定的に結合された2本のピンを支点として配列さ
れ、カム及びカム従動子の共役な表面に対して、カムに
対しては凹状の形状を、カム従動子に対しては凸状形状
を、又は互いに逆の形状を選択し、その結果カム及びカ
ム従動子が互いに逆方向に動かすということが知られて
いる。公知技術のこれらのすべての配列により、2個の
基本的な課題に到達することができる。すなわち、カム
とカム従動子の間の厚さを可能な限り減少することと、
カム及びカム従動子の頑丈な構造により動的性能を可能
な限り増大することである。それにもかかわらず、最も
改良された織機でさえ、それらは上述の特徴を有してい
るので、現代の織機の増大する要求を満たすことはでき
なくなりがちである。事実、紡織技術に置いてなされた
最近の進歩のため、織機は過去には要求されなかった機
能を果たすよう要求されている。実際、現代の織機は以
下のことを実行できなければならない。
【0003】すなわち、 a)経糸又は緯糸の破損に起因する織機の動作停止の間、
杼口を閉じた状態で綜こう枠を自動的に一様な高さにす
ること。この機能は、開いた杼口位置で増大する張力に
さらされる経糸のゆるみに起因して目立つ織布の欠陥を
防止するのに極めて重要である。事実、当業者には、織
機の停止状態で通常そうである、かなり長時間杼口の開
いた状態に経糸を保つと、糸の張力過剰により、操作者
の操作の後に織機が再起動された時、「バー(bars)」
と呼ばれる明白な欠陥を発生させる伸びが含まれるよう
になることが知られている。もし織機が停止し、操作者
が操作を控えている間に、綜こうが閉じた杼口位置で一
様な高さにされると、この欠陥は除去できる。
【0004】b)低い杼口で綜こう枠を手動又は自動的に
一様な高さにすること。この機能は、スレー・リード清
掃作業に重要であり、この清掃作業において、すべての
綜こうを同時に低くすることにより、低い杼口で綜こう
枠が一様な高さであると、経糸をリードから離すことが
でき、それによりこのような作業が容易になる。
【0005】c)2往復杼口に従って綜こう枠を交互に高
い位置と低い位置にすること。この機能は、偶数及び奇
数の枠にそれぞれ挿入された経糸を分離することを可能
にする。この分離は、「ソーティング(sorting)」と
呼ばれ、空のビームの糸の末端を新しいビームの糸の先
端に結び付ける操作に要求される。糸を結び正確に接続
する操作は非常に難しいことを考えると、また巻き込ま
れる量の巨大さ(数千又は数万の糸)の故に、経糸のソ
ーティングが織機の給糸ステップにおいていかに重要で
あるかを理解するのは容易であろう。
【0006】本発明によれば既述した型の織機を用いて
上述の機能を有効かつ適切に遂行できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、事
実、綜こう枠を制御するカム従動子のデスモドロミコな
振動運動を引き起こす薄い共役カムを有する型の織機の
ための共役カム開口機械であって、カム従動子の自由振
動を許容するように前記カム従動子から分離できる移動
可能なカムブロックを前記カムが共同して形成する事を
本質的特徴とし、さらに、前記カムブロックの分離動作
と同期し、かつ複数の異なった事前に選択のできる方法
で前記カム従動子と相互作用する機構を備えていること
を本質的特徴とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】好ましくは、前記機械に
おいては、カムブロックがその端に固定される一対の連
接棒を動作させる一対の偏心器の前記カム従動子の振動
軸の周りの回転により該カム従動子からカムブロックが
分離できる。カム従動子から該カムブロックが分離する
とカム従動子の自由振動が可能となる。
【0009】前記一対の偏心器の回転は、レバーの手動
による操作又はその代わりにモータで駆動されるサーボ
機構により得ることができる。
【0010】事前に選択できる同期機構は、前記複数の
異なる方法に従ってカム従動子と相互作用できる特定の
位置を占めるように、軸方向及び角度方向にその位置を
変えることのできる、部分的に円筒形で部分的に櫛形の
横材を備えている。
【0011】前記横材は、好ましくは、カムブロックの
分離動作に同期するように、カム従動子の振動軸のスプ
ロケットと咬合する歯付き扇形を備えている。さらに、
該横材の軸及び角度方向の運動は、前記相互作用の特定
の位置を事前選択できるように、指標を有するハンドル
により操作される角柱状のピンにより制御され、該横材
の特定の位置は固定された座にピン手段が嵌合すること
により決定される。このような機械では、上述した横材
機構の相互作用の特定の位置の外に、角柱状ピンを制御
するハンドルの操作により、所望の位置を事前に選択す
る事ができ、次に、カム従動子からカムブロックを分離
でき、それにより事前に選択した位置に対応する機能を
実現できる。
【0012】本発明は、添付の図面を参照して、以下に
さらに詳細に説明される。
【0013】
【実施例】図1及び図2に示すように、本発明による織
機は、軸4の周りをロールベアリング3を介在させて自
由に回転するドラム2に固定的に装着されたカムブロッ
ク1(図1では1個のカムを示している)を備えてい
る。カムブロック1は、該カムブロック1の回転運動を
惹起し、自身の回転を軸7により制御されるスプロケッ
ト6と咬合する円形歯車5をその両端に装着している。
【0014】カムブロック1の回転軸4は、Uボルト8
を介して2本の連接棒9に連結されている。連接棒の終
端9Aは2個の偏心器10に自由に結合しており、偏心
器10は、外箱11に軸支されている。
【0015】偏心器10は双方とも、その中に軸12が
装着される穴を備えている。軸12はその終端ピンに関
して偏心しており、2個の偏心器10を回転させるため
に共に結合する機能と、カムブロック1と共同動作する
カム従動子13に対して振動軸として作用する機能の両
機能を有している。
【0016】軸12がその中央部分においてその終端ピ
ンに対して偏心していることは、単に軸12を適宜に回
転させることにより、カム従動子13と対応するカム1
との間の正確な調整を保障することを意味する。
【0017】最後に、2個の固定して置かれた停止部材
を備えた、手動で操作されるレバー12Aが軸12の一
方の側に装着できる。自動的に操作することを望むなら
ば、軸12を回転させるモータで駆動する機構とレバー
12Aとを置き換えることができる。レバー12Aを操
作(又はレバー12Aと置換されたモータ駆動機構によ
り操作)することにより、一対の偏心器10を回転でき
る。これにより、偏心器10に結合した連接棒9が移動
し、したがってカムブロック1が上方に移動する。円形
歯車5はそれぞれのスプロケット6上で回転するので、
カムブロック1はカム従動子13から離れ、かくして軸
12の振動から自由になる。
【0018】以下の図3,4,5,6及び7は、本発明
による織機が果たすよう予定している機能を遂行するこ
とができるような、偏心器10の回転と同期した事前に
選択した機構を示す。
【0019】図4に詳細に示すように、上記機構は、少
なくとも2個の著しく異なった部分を備えた可変的に形
成した横材14からなる。上記著しく異なった部分の1
つは、均一な円筒表面を有する部分14Aであり、もう
1つの部分は、角度的に多様化した櫛形の部分14Bで
ある。この櫛形の部分14Bは凸部と凹部とを交互に有
し、凹部はカム従動子13と同一の厚さを有している。
【0020】動作中に、上記円筒表面は、このように形
成したので、カム従動子13の突出部15と接触するよ
うになる。この突出部15には、プラスチック又は他の
材料で作られた滑りブロック15Aを備えている(図
3)。
【0021】横材14は、適宜な偏心の方法で、その2
個の終端で2個のクランプ支持体16,17で軸支され
(図4)、この支持体の第1のものは、カム従動子13
及び偏心器10を担持する軸12にキー止めされたスプ
ロケット19と咬合する歯付き扇形18を備えている
(図3)。
【0022】横材14の2個の直径を有する1本のピン
14Cが、支持体16中にそのために設けられた座すな
わち空洞(16A,16B,16C,16D)の1つに
通常は挿入され、それにより該横材14の偏心軸の周り
の回転を防止している。
【0023】ピン14Cの大きい方の直径部分は、この
直径に対応する座16A,16B,16Cと共に動作す
る。一方、ピン14Cの小さい方の直径部分は、座16
Cに非常に接近した、該直径部分に対応する座16Dと
共に動作し、それにより先の3個の位置に対応した軸方
向の変位が起こる。
【0024】前述したように歯車を駆動することによ
り、形成された横材14の回転によるカム従動子13か
らのカムブロック1の分離の動作の同期が保障される。
【0025】事実、横材14の終端ピン14Cの容器の
みならず支持体16も外箱11にその終端を支持された
軸21上に結合クランプ20で固着されている。
【0026】動作においては、軸12の操作により生じ
る偏心器10の回転により、前記軸12にキー止めされ
たスプロケット19の回転が生じる。歯付き扇形18
は、かくして回転させられ、これにより横材14が軸2
1に関して回転運動を行い、かくして横材14はカム従
動子13の突出部15上で動作する。
【0027】図3及び4に示すように、横材14は一端
に溝22が設けられており、ハンドル25により制御さ
れるピン24の角柱状終端23を収納できる。横材14
は、かくしてハンドル25の操作によりスプリング26
及び27に抗して軸方向に移動され、これによりピン1
4Cのそれが嵌合している支持体16の座からの離脱が
可能となり、かくして該横材の回転は常にハンドル25
の制御下におかれる。目盛りを付けた秤28及びハンド
ル25に設けられた指標29の助けを用いて、ピン14
Cを支持体16の対応して選択された座と直線状に配列
するように、横材14の角度位置を設定することが可能
である。そこで、横材14の正確な軸方向位置を元に戻
すにはスプリング27に対してハンドル25を解放する
ことで十分であり、同時にスプリング26はハンドル2
5を元の遊びのある位置に戻す。支持体16の4個の座
16A,16B,16C,16Dは、それぞれ横材14
の異なった機能に対応しており、このことは正確に言う
と、各座はそれぞれ、閉じた杼口の綜こうの一様な高さ
化、低い杼口の綜こうの一様な高さ化、経糸のソーティ
ングのための偶数、及び奇数の綜こうの持ち上げに対応
している。換言すれば、遂行すべき機能を選択するため
に、4個の可能な選択の中から、横材14の位置を事前
に選択することが可能である。
【0028】前に特定した機能のそれぞれを実行するこ
とのできる上述の機構とは異なる操作を以下に説明す
る。斜めの位置(図5)で綜こうを一様な高さにするた
めに、既に記載したモードにしたがって、横材14の円
筒形表面14Aがカム従動子13の突出部15と相互作
用できるように、横材14の位置を事前に選択する事が
必要である。このことは、ピン14Cを座16Aに嵌合
することにより得られる。
【0029】そのようにすることにより、カムブロック
1をカム従動子13から分離するために、(手動レバー
12A又は該レバーに代わるモータ駆動サーボ機構を用
いて)偏心器10を回転させると、スプロケット19
が、歯付き扇形18と咬合し、横材14の軸21の周り
の回転を惹起し、カム従動子13の突出部15を該横材
14が徐々に圧迫することにより、カム従動子13の回
転を発生させ、該カム従動子にリンク機構で接続された
綜こう枠を閉じた杼口での一様な高さ位置に移動させ
る。
【0030】最初の状態は、偏心器10の回転を反転す
ることにより復元される。低い杼口での綜こうの一様な
高さ化が(図6)、座16Bにピン14Cを嵌合し、カ
ム従動子13の突出部15に関して横材14の位置をよ
り後方に選択することにより、得られる。
【0031】この位置では横材14は、その軸の周囲に
は回転するが、突出部15と接触せず、それによりカム
ブロック1から遊離したカム従動子13が綜こう枠の重
量下で回転自在となり、適宜な停止部材30で停止され
ている。この状態では、綜こう枠は低い杼口で一様な高
さにある。
【0032】奇数及び偶数の綜こうをそれぞれ持ち上げ
ることに関する限り、二つの類似した位相(図7)で同
様のことが遂行される。横材14の角度位置は、その櫛
形表面14Bがカム従動子13上、とくにその突出部1
5に対して停止できるように、選択される。
【0033】第1の位相では、ピン14Cは、その大き
い方の直径部分で座16Cに挿入されている。この配列
では、カム従動子13からのカムブロック1の分離と同
期した、横材14の回転の間、櫛14Bの突出部のみ
が、その凹部は作用しないが、カム従動子13上で動作
できる。
【0034】櫛14Bには交互に凸部と凹部とが設けら
れているので、操作されたレバーの綜こう枠のみが持ち
上げられ、他の部分は低い位置に留まる。第2の位相に
おいては、最初の状態に復元された後、横材14の位置
は、該横材14が、カム従動子13の厚さに対応した1
段階だけ軸方向に移動した後にのみ、常にその櫛部14
Bの凸部がカム従動子13に面しているように、選択さ
れる。
【0035】このことは、ピン14Cの小さい方の直径
部分を座16Cに非常に接近した座16Dに挿入するこ
とにより得られ、かくして横材14の角度位置は、その
軸位置がかなり移動しても、非常にわずかな程度のみ変
化する。
【0036】この方法において、横材14の回転を繰り
返すことにより、以前動かなかったカム従動子13が動
作し、一方、以前動作したカム従動子13は対称的に非
動作状態に留まる。
【0037】この動作により、第1の位相で奇数の綜こ
う枠を持ち上げ、第2の位相で偶数の綜こう枠を持ち上
げることにより、2方向交互往復杼口を得ることができ
る。
【0038】
【発明の効果】本発明による織機のための共役カム開口
機械においては、上述の如く構成したので、薄い共役カ
ムを有する型の織機において、該織機の動作停止の間杼
口を閉じた状態で綜こう枠を自動的に一様な高さにで
き、また低い杼口で綜こう枠を一様な高さにでき、さら
に2往復杼口にしたがって綜こう枠を交互に高い位置と
低い位置にできる。これにより、出来映えのよい織布が
でき、清掃し易く、ソーティングの容易な織機が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 カム従動子と相互作用するカムブロックの動
作と同期した機構と同様に、カム従動子に接近しかつ該
カム従動子から離れる動きを取り入れた、本発明による
機械の偏心器の配列を示す図である。
【図2】 図1に示した配列と機構の概括的平面図であ
る。
【図3】 本発明による織機を用いて機能を実行するた
めに偏心器と事前に選択できる機構との間の歯車の連結
の同期を示す図である。
【図4】 図1及び2の事前に選択できる同期機構のさ
らなる詳細を示す図である。
【図5】 カム従動子に作用する(交差時の綜こうの一
様な高さ化機能に対して事前選択した)図4の機構の部
分を形成する横材の回転軌道を示す図である。
【図6】 低い杼口を持った綜こう枠の一様な高さ化の
ために事前に選択した同一の横材の軌跡を示す図であ
る。
【図7】 経糸のソーティング機能をなすために、第1
の位相で奇数の綜こう枠を持ち上げ、第2の位相で偶数
の綜こう枠を持ち上げるために事前に選択した同一の横
材の軌跡を示す図である。
【符号の説明】
1 カムブロック 4,7,12,21 軸 5 円形歯車 6,19 スプロケット 9 連接棒 10 偏心器 12A レバー 13 カム従動子 14 横材 14A 円筒表面部分 14B 櫛形部分 14C,23 ピン 15 突出部 16,17 支持体 16A,16B,16C,16D 座 18 歯付き扇形 23 角柱状終端 25 ハンドル 29 指標 30 停止部材

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 綜こう枠を制御するカム従動子のデスモ
    ドロミコな振動運動を惹起する薄い共役カムを有する型
    の織機のための共役カム開口機械において、前記カム従
    動子が自由な振動ができるように該カム従動子から分離
    することのできる移動可能なカムブロックを前記カムが
    共に形成し、前記カムブロックの分離動作と同期し、か
    つ事前に設定できる複数の異なる方法で前記カム従動節
    と相互作用する機構を備えたことを特徴とする織機のた
    めの共役カム開口機械。
  2. 【請求項2】 その終端上に前記カムブロックを固定す
    る一対の連接棒を操作する一対の偏心器の、前記カム従
    動子の振動軸の周りの回転により該カム従動子から前記
    カムブロックを分離することのできる請求項1記載の織
    機のための共役カム開口機械。
  3. 【請求項3】 前記一対の偏心器の回転はレバーの手動
    操作により得られる請求項2記載の織機のための共役カ
    ム開口機械。
  4. 【請求項4】 前記一対の偏心器の回転はモータで駆動
    されるサーボ機構により得られる請求項2記載の織機の
    ための共役カム開口機械。
  5. 【請求項5】 前記同期機構が前記複数の異なる方法に
    従って前記カム従動子と相互作用する特定の位置を占め
    るように、その位置が軸方向及び角度方向に変化でき
    る、一部が円筒形で一部が櫛形の横材を該同期機構が備
    えた請求項1ないし4記載の織機のための共役カム開口
    機械。
  6. 【請求項6】 前記横材が、前記カムブロックの分離動
    作と同期できるように、前記カム従動子の振動軸のスプ
    ロケットと咬合する歯付き扇形を備えた請求項5記載の
    織機のための共役カム開口機械。
  7. 【請求項7】 前記横材の軸方向及び角度方向の運動
    が、前記相互作用の特定の位置を事前選択するために、
    指標の付いたハンドルにより操作される角柱状ピンによ
    り制御される請求項6記載の織機のための共役カム開口
    機械。
  8. 【請求項8】 前記横材の特定の位置が、固定した座に
    該横材のピン手段を嵌合することにより決定される請求
    項7記載の織機のための共役カム開口機械。
  9. 【請求項9】 前記綜こう枠を、閉じた杼口、低い杼
    口、及び経糸のソーティングに対する2つの往復杼口と
    同じ高さにすることに対応した、前記横材及び前記カム
    従動子の間の相互作用の4個の特定の位置を供給する請
    求項1ないし8記載の織機のための共役カム開口機械。
JP4193914A 1991-07-24 1992-07-21 織機のための共役カム開口機械 Pending JPH05209338A (ja)

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IT91A002051 1991-07-24
ITMI912051A IT1251102B (it) 1991-07-24 1991-07-24 Macchina a camme coniugate per la formazione del passo in telai di tessitura.

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JP (1) JPH05209338A (ja)
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