JPH0520831B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0520831B2 JPH0520831B2 JP58107027A JP10702783A JPH0520831B2 JP H0520831 B2 JPH0520831 B2 JP H0520831B2 JP 58107027 A JP58107027 A JP 58107027A JP 10702783 A JP10702783 A JP 10702783A JP H0520831 B2 JPH0520831 B2 JP H0520831B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape cassette
- shutter
- opening
- tape
- openings
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 208000007101 Muscle Cramp Diseases 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はテープカセツトの改善に関するもので
特にテープ保護のためのシヤツターを設けたテー
プカセツトに関する。
特にテープ保護のためのシヤツターを設けたテー
プカセツトに関する。
従来例の構成とその問題点
近年、テープカセツト式磁気録音再生は高密度
記録化の方向にあり、コンパクトカセツトによる
デイジタル記録再生装置も実用化の段階にきてい
る。ところが従来のテープカセツトは、開口部か
ら録音テープがのぞいているためテープに指先が
触れて指絞がついたり、ごみやほこりがテープに
附着してテープとヘツドとの間の接触不良を生じ
記録或は再生時の信号の脱落の原因となる恐れが
ある。
記録化の方向にあり、コンパクトカセツトによる
デイジタル記録再生装置も実用化の段階にきてい
る。ところが従来のテープカセツトは、開口部か
ら録音テープがのぞいているためテープに指先が
触れて指絞がついたり、ごみやほこりがテープに
附着してテープとヘツドとの間の接触不良を生じ
記録或は再生時の信号の脱落の原因となる恐れが
ある。
以下、従来のテープカセツトについて説明す
る。第１図は従来のテープカセツトの正面図で、
１，２は各々カセツト上ハーフ、カセツト下ハー
フ、３，４，５はカセツト上ハーフ１、カセツト
下ハーフ２とで形成されたテープカセツト側面の
開口部、６は開口部からのぞいてみえる録音テー
プである。
る。第１図は従来のテープカセツトの正面図で、
１，２は各々カセツト上ハーフ、カセツト下ハー
フ、３，４，５はカセツト上ハーフ１、カセツト
下ハーフ２とで形成されたテープカセツト側面の
開口部、６は開口部からのぞいてみえる録音テー
プである。
このようなテープカセツトにテープ保護のため
のカバーやふたを設けることも種々提案されてい
るが、ふたの構造が複雑であつたり、AB両面を
使用できないと云う不都合があつた。又、スライ
ドシヤツター式のものでは、その移動量が大きく
なりすぎてテープレコーダの開閉操作機構が複雑
になるという問題点があつた。
のカバーやふたを設けることも種々提案されてい
るが、ふたの構造が複雑であつたり、AB両面を
使用できないと云う不都合があつた。又、スライ
ドシヤツター式のものでは、その移動量が大きく
なりすぎてテープレコーダの開閉操作機構が複雑
になるという問題点があつた。
発明の目的
本発明は上記従来の問題点を解消するもので、
AB両面をそれぞれ使用でき、かつシヤツターの
移動量を少くし、従つて種々な開口部配置にも対
応でき、しかも確実な開閉のできるテープカセツ
トを提供することを目的とする。
AB両面をそれぞれ使用でき、かつシヤツターの
移動量を少くし、従つて種々な開口部配置にも対
応でき、しかも確実な開閉のできるテープカセツ
トを提供することを目的とする。
発明の構成
本発明は、テープカセツト側面に設けた複数個
の開口部に沿つて前後方向に重ねられ互に逆方向
に移動する二つのシヤツターに、前記テープカセ
ツトの開口部に対応したそれぞれ対応する開口部
を形成し、各シヤツターがテープカセツトの開口
部のそれぞれ半分ずつを塞いだ状態でテープカセ
ツトの開口部の閉状態を得、各シヤツターが、テ
ープカセツトの開口部のうちの最大長の開口長の
ほぼ半分移動した状態で、テープカセツトの開口
部の開状態を得るようにしたものであり、極めて
少しのシヤツターの移動でもつて開口部の開閉が
でき、テープレコーダ側の開閉操作機構の構成も
簡単にすることができるものである。
の開口部に沿つて前後方向に重ねられ互に逆方向
に移動する二つのシヤツターに、前記テープカセ
ツトの開口部に対応したそれぞれ対応する開口部
を形成し、各シヤツターがテープカセツトの開口
部のそれぞれ半分ずつを塞いだ状態でテープカセ
ツトの開口部の閉状態を得、各シヤツターが、テ
ープカセツトの開口部のうちの最大長の開口長の
ほぼ半分移動した状態で、テープカセツトの開口
部の開状態を得るようにしたものであり、極めて
少しのシヤツターの移動でもつて開口部の開閉が
でき、テープレコーダ側の開閉操作機構の構成も
簡単にすることができるものである。
実施例の説明
第２図は本発明の一実施例の正面図で、７はカ
セツト前縁内側に設けたシヤツター案内溝、８，
９は、シヤツター駆動部案内溝、１０，１２はシ
ヤツター、１１，１３はシヤツター１０，１２の
駆動部、２５は仕切り機である。第３図はその内
部を示す上面図で、１４，１５は各々シヤツター
１２，１０の復帰ばね、第４図は各々シヤツター
１０，１２の閉状態における相対的位置関係を示
す正面図で、一点鎖線l1，l2，l3は開口部４，３，
５の中心位置を示す。
セツト前縁内側に設けたシヤツター案内溝、８，
９は、シヤツター駆動部案内溝、１０，１２はシ
ヤツター、１１，１３はシヤツター１０，１２の
駆動部、２５は仕切り機である。第３図はその内
部を示す上面図で、１４，１５は各々シヤツター
１２，１０の復帰ばね、第４図は各々シヤツター
１０，１２の閉状態における相対的位置関係を示
す正面図で、一点鎖線l1，l2，l3は開口部４，３，
５の中心位置を示す。
以上のように構成された本実施例のテープカセ
ツトについて、以下その動作を説明する。まず第
３図に示す閉状態において、シヤツター駆動部１
１，１３を各々左右方向に開くようにばね１５，
１４の力に抗して溝８，９に沿つて駆動し、最長
開口長ａの２分の１づつ移動させると、シヤツタ
ー１０の各開口３′，４′，５′も１／2aつづ左方
へ移動し、カセツトの開口３，４，５と重なる。
同様にシヤツター１２の各開口３″，４″，５″も
１／2aづつ右方へ移し、カセツトの開口３，４，
５と重なる故、シヤツターは完全に開放された状
態となり、ヘツド、ピンチローラ等のテープへの
当接が可能となる。シヤツター駆動部１１，１３
の開位置での保持を解除するとばね１４，１５の
附勢力によつてシヤツターが閉位置に復帰する。
従つてカセツトの挿脱と関連づけて、左右両方の
シヤツター駆動部の駆動を行い自動的に開閉を行
わせることができるものである。尚、ｂが充分に
大きくて移動量をａ／２より大きくとり得るとき
はシヤツターを閉状態で互に重なり合わせること
ができシヤツター効果を一層確実なものにするこ
とができる。
ツトについて、以下その動作を説明する。まず第
３図に示す閉状態において、シヤツター駆動部１
１，１３を各々左右方向に開くようにばね１５，
１４の力に抗して溝８，９に沿つて駆動し、最長
開口長ａの２分の１づつ移動させると、シヤツタ
ー１０の各開口３′，４′，５′も１／2aつづ左方
へ移動し、カセツトの開口３，４，５と重なる。
同様にシヤツター１２の各開口３″，４″，５″も
１／2aづつ右方へ移し、カセツトの開口３，４，
５と重なる故、シヤツターは完全に開放された状
態となり、ヘツド、ピンチローラ等のテープへの
当接が可能となる。シヤツター駆動部１１，１３
の開位置での保持を解除するとばね１４，１５の
附勢力によつてシヤツターが閉位置に復帰する。
従つてカセツトの挿脱と関連づけて、左右両方の
シヤツター駆動部の駆動を行い自動的に開閉を行
わせることができるものである。尚、ｂが充分に
大きくて移動量をａ／２より大きくとり得るとき
はシヤツターを閉状態で互に重なり合わせること
ができシヤツター効果を一層確実なものにするこ
とができる。
第５図は他の実施例で、シヤツター１０，１２
の左端のみを互に接続し、右端に駆動部１３と、
復帰ばね２４とを設けたものである。
の左端のみを互に接続し、右端に駆動部１３と、
復帰ばね２４とを設けたものである。
第６図は別の実施例の要部を示す上面図で、両
シヤツター１０，１２の両端を延長して互に接続
しエンドレス状に形成し、左右方向に掛け渡した
ものである。１６，１７は案内ローラ、１８，１
９，２０，２１は案内ピンである。復帰ばねは１
４，１５と２つ使用しているが一本でも実施可能
である。
シヤツター１０，１２の両端を延長して互に接続
しエンドレス状に形成し、左右方向に掛け渡した
ものである。１６，１７は案内ローラ、１８，１
９，２０，２１は案内ピンである。復帰ばねは１
４，１５と２つ使用しているが一本でも実施可能
である。
上記の構成では片面使用のテープカセツトに用
いて或いは、両面使用のテープカセツトに用いて
テープレコーダで、左右一対のシヤツター駆動手
段の一方と対応させるようにしてもよい。２２，
２３は案内ローラである。このように構成するこ
とによつて、開閉に際しては一方の駆動片のみの
駆動でよいからテープレコーダの開閉操作機構の
構造を極めて簡単にすることができる。
いて或いは、両面使用のテープカセツトに用いて
テープレコーダで、左右一対のシヤツター駆動手
段の一方と対応させるようにしてもよい。２２，
２３は案内ローラである。このように構成するこ
とによつて、開閉に際しては一方の駆動片のみの
駆動でよいからテープレコーダの開閉操作機構の
構造を極めて簡単にすることができる。
なお、上記の実施例ではいずれもシヤツター駆
動部をカセツトの前面に設けたが、左右両側面に
設けてもよいものである。
動部をカセツトの前面に設けたが、左右両側面に
設けてもよいものである。
発明の効果
本発明は、テープカセツト側面に設けた複数個
の開口部に沿つて互に逆方向に移動する二つのシ
ヤツターに、テープカセツトの開口部に対応した
開口部を形成し、各シヤツターがテープカセツト
の開口部の半分ずつを塞いだ状態で、テープカセ
ツトの開口部の閉状態を得、各シヤツターが、テ
ープ開口部のうちの最大長の開口長のほぼ半分移
動した状態で、テープカセツトの開口部の開状態
を得るようにしたから、極めて少しの量のシヤツ
ターの移動でもつて開口部の開閉が確実にできる
とともに、開口部と開口部との間の距離が比較的
接近しているカセツト（ｂ≧ａ／２）にも適用でき ると云う特長がある。さらに両シヤツターの左右
の一方或いは両方の端を接続することにより、一
方のシヤツターを移動させる操作のみで他方のシ
ヤツターをも駆動することができ、テープレコー
ダ側の開閉操作機構の構成を簡素化することがで
きるものである。
の開口部に沿つて互に逆方向に移動する二つのシ
ヤツターに、テープカセツトの開口部に対応した
開口部を形成し、各シヤツターがテープカセツト
の開口部の半分ずつを塞いだ状態で、テープカセ
ツトの開口部の閉状態を得、各シヤツターが、テ
ープ開口部のうちの最大長の開口長のほぼ半分移
動した状態で、テープカセツトの開口部の開状態
を得るようにしたから、極めて少しの量のシヤツ
ターの移動でもつて開口部の開閉が確実にできる
とともに、開口部と開口部との間の距離が比較的
接近しているカセツト（ｂ≧ａ／２）にも適用でき ると云う特長がある。さらに両シヤツターの左右
の一方或いは両方の端を接続することにより、一
方のシヤツターを移動させる操作のみで他方のシ
ヤツターをも駆動することができ、テープレコー
ダ側の開閉操作機構の構成を簡素化することがで
きるものである。
第１図は従来のテープカセツトの正面図、第２
図は本発明の一実施例におけるテープカセツトの
正面図、第３図はその内部を示す上面図、第４図
はシヤツターの相対的な位置関係を示すための正
面図、第５図は他の実施例の要部を示す上面図、
第６図は更に他の実施例の要部を示す上面図であ
る。 ３，４，５……カセツトの開口部、６……テー
プ、１０，１２……シヤツター、１１，１３……
シヤツター駆動部。
図は本発明の一実施例におけるテープカセツトの
正面図、第３図はその内部を示す上面図、第４図
はシヤツターの相対的な位置関係を示すための正
面図、第５図は他の実施例の要部を示す上面図、
第６図は更に他の実施例の要部を示す上面図であ
る。 ３，４，５……カセツトの開口部、６……テー
プ、１０，１２……シヤツター、１１，１３……
シヤツター駆動部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ テープカセツトの複数個の開口部に沿つて前
後方向に重ねられ互に逆方向に移動する二つのシ
ヤツターに、前記テープカセツトの開口部に対応
したそれぞれ対応する開口部を形成し、各シヤツ
ターがテープカセツトの開口部のそれぞれを半分
ずつ塞いだ状態でテープカセツトの開口部の閉状
態を得、各シヤツターが、テープカセツトの開口
部のうちの最大長の開口長のほぼ半分移動した状
態でテープカセツトの開口部の開状態を得るよう
にすると共に、シヤツターをばね附勢し、開状態
から閉状態へ自己復帰するようにしたことを特徴
とするテープカセツト。 ２ 最大開口部の開口長ａと、開口部と開口部と
の開にある仕切り棧長ｂとの関係をｂ≧ａ／２とし たことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
テープカセツト。 ３ 互に逆方向に移動する二つのシヤツターの左
右いずれか一方の端を互いに接続して全体をＵタ
ーンする如く案内し、一方のシヤツターのみの駆
動操作で他方のシヤツターをも駆動するようにし
たことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
テープカセツト。 ４ 互に逆方向に移動する二つのシヤツターの左
右両端を互に接続してエンドレス状に形成したシ
ヤツターをテープカセツト内左右に植設した案内
手段に掛け渡したことを特徴とする特許請求の範
囲第１項記載のテープカセツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10702783A JPS60681A (ja) | 1983-06-15 | 1983-06-15 | テ−プカセツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10702783A JPS60681A (ja) | 1983-06-15 | 1983-06-15 | テ−プカセツト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60681A JPS60681A (ja) | 1985-01-05 |
| JPH0520831B2 true JPH0520831B2 (ja) | 1993-03-22 |
Family
ID=14448657
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10702783A Granted JPS60681A (ja) | 1983-06-15 | 1983-06-15 | テ−プカセツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60681A (ja) |
-
1983
- 1983-06-15 JP JP10702783A patent/JPS60681A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60681A (ja) | 1985-01-05 |
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