JPH0520824Y2 - - Google Patents

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JPH0520824Y2
JPH0520824Y2 JP7627688U JP7627688U JPH0520824Y2 JP H0520824 Y2 JPH0520824 Y2 JP H0520824Y2 JP 7627688 U JP7627688 U JP 7627688U JP 7627688 U JP7627688 U JP 7627688U JP H0520824 Y2 JPH0520824 Y2 JP H0520824Y2
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JP
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side walls
eaves
pair
upper opening
opposing inner
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JP7627688U
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JPH022919U (ja
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は採光型自然換気装置に関する。
従来の技術とその問題点 工場、体育館などの屋根に設置される自然換気
装置に於ては、換気性及び防水性に加え採光性の
よいものが望まれる。従来自然換気装置として、
上下に対設された上部開口と下部開口の間に中間
樋体を設置すると共に、上部開口に整流板を備え
るような形式の自然換気装置が提案されている。
この従来の自然換気装置は、換気性及び防水性に
ついては特に問題はないが、採光性の点で尚満足
すべきものではなかつた。
本考案はこのような従来の問題点を一掃するこ
とを目的としてなされたものである。
問題点を解決するための手段 本考案は、対設された左右一対の垂直側壁と、
上記側壁の上端より内方へ突設された左右一対の
ひさし部と、之等ひさし部の対向内端の間に形成
された上部開口と、上記側壁の下端より内方へ突
設された左右一対の水切り部と、之等水切り部の
対向内端の間に形成された下部開口と、上部開口
と下部開口の上下間隔の中間に設置された中間樋
体と、上部開口の左右巾の中間に垂直に設置され
ていて、中間樋体との間で上下間隔を形成する整
流板を、具備する自然換気装置に於て、上記垂直
側壁の対向内面及び整流板の左右両面に光反射面
が形成され、ひさし部、中間樋体及び水切り部が
透光材から構成されていることを特徴とする採光
型自然換気装置に係る。
実施例 以下に本考案の実施例を添附図面にもとづき説
明すると次の通りである。
第1〜3図は複式の本考案実施の一例を示し、
左右に連設された5基のユニツトAから構成され
ている。
ユニツトAは、左右に対設された一対の垂直側
壁1,1と、該側壁1,1の上端より内方へ突設
された左右一対の斜め下向きのひさし部2,2
と、之等ひさし部2,2の対向内端の間に形成さ
れた上部開口3と、上記側壁1,1の下端より内
方へ突出された左右一対の斜め上向きの水切り部
4,4と、之等水切り部4,4の対向内端に間に
形成された下部開口5と、上記上部開口3と下部
開口5の上下間隔の中間に設置された中間樋体6
と、上記上部開口3の左右巾の中間に垂直に設置
されていて、中間樋体6との間で上下間隔12を
形成する整流板7を具備している。上記側壁1…
…のうち、両端の側壁1′,1′を除く中間側壁1
……には上部と下部に、各ユニツトA……内を連
通させ圧力バランスを均一化させるための連通口
8が形成されている。尚整流板7を、その中心の
回転軸7aを支点として遠隔操作的に開閉動し得
るような構成にすることにより、整流板7をダン
パーとして機能させることができる。
上述の構成を有する本考案装置に於て、室内の
空気は第1図に矢符11で示すように、自然対流
により下部開口5、中間樋体6の両側部の空所及
び上部開口3を順次経て外部に排出され、この際
整流板7は整流作用に加え、風下側に於て負圧域
を発生させ吸引作用を促進せしめる作用をなし、
全体として優れた換気性能が得られる。更に整流
板7は風雨時に於ては、雨水の装置内への吹き込
みを防止し、ひさし部2,2、中間樋体6及び水
切り部4,4の雨水浸入防止機能と相俟つて全体
として優れた防水性能が得られる。
本考案は、このように優れた換気性と防水性を
有する自然換気装置に於て、側壁1,1の対向内
面及び整流板7の左右両面を光反射面9,10と
なすと共に、ひさし部2,2、中間樋体6を透光
材例えばアクリル板、ポリカーボネート板などの
透明プラスチツクス板から構成したことを特徴と
している。側壁1及び整流板7の構成材として
は、強度の優れた被覆金属板などの永久的反射面
を有するものが適当である。
第4図は採光時の状況を示す概略説明図であ
り、斜方向から照射される太陽光の一成分(a)は透
光性のひさし部2、中間樋体6及び水切り部4を
直接透過して室内に射し込み、また他の一成分(b)
は整流板7の一方の光反射面10により反射され
て上記成分(a)とは反対の方向に射し込み、更に他
の一成分(c)は側壁1内面の光反射面9により反射
されて、上記成分(b)と同方向に射し込むなど、太
陽光は斜入射であるに拘らず室内に広範囲に反射
拡散されて取り込まれ、優れた採光性が得られ
る。
第1〜4図に示された複式の場合は、採光量よ
り換気量を多く望む場合に有用であり、換気量よ
り採光量を多く望む場合には、第5図に示される
ように単式にして、屋根Bを透光性材料で葺くよ
うにしてもよい。
効 果 本考案による自然換気装置は、換気性、防水性
及び採光性のいずれをも充分に満足し得るもので
あり、特に工場や体育館などの屋根に設置して有
用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の複式の一実施例を示す全体の
概略説明図、第2図は屋根への設置状況を示す縦
断面図、第3図は側壁を省略して示す側面図、第
4図は採光状況を示す説明図、第5図は本考案の
単式の一例を示す説明図である。 図において、1,1′は側壁、2はひさし部、
3は上部開口、4は水切り部、5は下部開口、6
は中間樋体、7は整流板、8は連通口、9,10
は光反射面である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 対設された左右一対の垂直側壁と、上記側壁の
    上端より内方へ突設された左右一対のひさし部
    と、之等ひさし部の対向内端の間に形成された上
    部開口と、上記側壁の下端より内方へ突設された
    左右一対の水切り部と、之等水切り部の対向内端
    の間に形成された下部開口と、上部開口と下部開
    口の上下間隔の中間に設置された中間樋体と、上
    部開口の左右巾の中間に垂直に設置されていて、
    中間樋体との間で上下間隔を形成する整流板を、
    具備する自然換気装置に於て、上記垂直側壁の対
    向内面及び整流板の左右両面に光反射面が形成さ
    れ、ひさし部、中間樋体及び水切り部が透光材か
    ら構成されていることを特徴とする採光型自然換
    気装置。
JP7627688U 1988-06-07 1988-06-07 Expired - Lifetime JPH0520824Y2 (ja)

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JP7627688U JPH0520824Y2 (ja) 1988-06-07 1988-06-07

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Publication Number Publication Date
JPH022919U JPH022919U (ja) 1990-01-10
JPH0520824Y2 true JPH0520824Y2 (ja) 1993-05-28

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