JP2000129871A - 水平スライド式トップライト - Google Patents

水平スライド式トップライト

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JP2000129871A
JP2000129871A JP10301834A JP30183498A JP2000129871A JP 2000129871 A JP2000129871 A JP 2000129871A JP 10301834 A JP10301834 A JP 10301834A JP 30183498 A JP30183498 A JP 30183498A JP 2000129871 A JP2000129871 A JP 2000129871A
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JP
Japan
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moving frame
top light
cover
daylighting
horizontal slide
Prior art date
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Pending
Application number
JP10301834A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadao Okochi
貞男 大河内
Yoshihiro Maruyama
賀弘 丸山
Tomio Kano
富夫 加納
Tsuguji Nozaki
嗣示 野崎
Norikazu Asai
規和 浅井
Kiyonori Yamauchi
清徳 山内
Tomoyasu Tsuge
友恭 柘植
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota T&S Construction Co Ltd
Original Assignee
Toyota T&S Construction Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyota T&S Construction Co Ltd filed Critical Toyota T&S Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 雨水が溜まらない水平スライド式トップライ
トを提供し、ろく屋根への水平スライド式トップライト
の設置を可能にする。 【構成】 水平の採光板8を備えた移動枠6を水平移動
して開閉する。前記移動枠6に、該移動枠6と採光板8
の上部を被覆するカバー10を設ける。該カバー10を
透明材で形成するとともにその上面に水勾配をつける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水平スライド式トッ
プライトに関するもので、より詳しくは、建物のろく屋
根において採光用として設けられ、かつ水平方向にスラ
イドして開閉される形式のトップライトに関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】従来、図4に示すように、
水勾配を有する傾斜屋根100に開閉可能なスライド式
トップライト101を設けて、採光とともにこれをスラ
イドして開き、開放感をもたせるものがある。
【0003】このトップライト101においては、傾斜
状態に設置されているため、そのトップライト101上
に雨水が溜まらないため問題はないが、このようなスラ
イド式のトップライト101を図5に示すような水平な
ろく屋根102に設置すると次のような問題がある。
【0004】すなわち、ろく屋根102の固定枠103
にトップライト101を水平に配置すると、図6及び図
7に示すように、降雨時に、トップライト101の側枠
104における上辺105の上面と硝子106の上面と
の間の段差Hによって硝子106上に雨水W1 が溜り、
雨上がり後に、トップライト101を矢印A方向にスラ
イドして開口した場合、その溜った雨水W1 が図7のW
2 の如く側枠104の上辺105を超えて室内に落下
し、室内を汚す問題がある。
【0005】そのため、ろく屋根には水平スライド式ト
ップライトを設置することができなかった。そこで本発
明は、ろく屋根においても設置できる水平スライド式ト
ップライトを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の問題を解決するた
めに、本発明は、水平の採光板を備えた移動枠を水平移
動して開閉する水平スライド式トップライトであって、
前記移動枠に、該移動枠と採光板の上部を被覆するカバ
ーを設け、該カバーを透明材で形成するとともにその上
面に水勾配をつけたことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1乃至図3に示す実施例に基き
本発明の実施の形態について説明する。図3において、
水平な屋根(厳密には略水平な屋根)、いわゆるろく屋
根1には採光用の窓穴2が貫通形成され、その周囲に取
付枠3が固設されている。該取付枠3のうち両側の取付
枠3a,3aには水平なレール4が設けられ、該レール
4にトップライト5の移動枠6が滑動体7を介して水平
に移動可能に設置されている。該移動枠6の移動方向
は、図3において紙面の表裏方向であり、図1において
は矢印A−B方向である。該移動枠6はアルミニウム等
の金属材料で形成されている。
【0008】前記移動枠6の内側には網入り硝子や透明
樹脂などの透明材からなる採光板8が水平に固設され、
該採光板8と移動枠6間には防水シールリング9が施さ
れている。なお、前記採光板8の内側には他の採光板8
aが空間を有して配置され、ペア碍子として採光板8,
8aの結露を防止している。
【0009】前記移動枠6にはカバー10が付設されて
いる。該カバー10はその基部10aが前記移動枠6に
水密的に固着されている。図の実施例では基部10aを
移動枠6のスライドに支障とならないように移動体6の
四方外周面に沿う方形に形成し、シール部材11を介し
て止め具12により移動枠6に固着している。そして、
前記四方の基部10aから一体にカバー部10bが形成
され、該カバー部10bによって前記移動枠6及び採光
板8の上面を被覆している。
【0010】前記カバー10は、硝子、アクリル樹脂、
その他の透明樹脂など、光を良好に通す透明材で成形さ
れており、更にそのカバー部10bの形状は、その上面
に付着した雨水の水はけが良いように水勾配をつけてい
る。水勾配をつけるには、図の実施例では切妻に形成し
たが、その他寄棟、ボールト、ドーム状等でも良い。ま
た、カバー部10bを前記のような形状に形成すること
により、該カバー部10bと前記採光板8との間に空間
13が形成され、該空間13により断熱層が形成され
る。
【0011】以上のようであるから、図2及び図3に示
すように、カバー10を移動枠6に前記のように固設し
たトップライト5を窓穴2の上部全面を閉塞するように
位置させた状態では、外光は透明なカバー10及び採光
板8,8aを透過して室内に入り、採光できる。
【0012】また、降雨時における雨水はカバー10に
おける傾斜したカバー部10aを流下し、移動枠6の外
側部から屋根1上に落下し、採光板8及び移動枠6上に
は溜まらず、かつカバー部10a上にも溜まらない。
【0013】したがって、雨上がり後に移動枠6とカバ
ー10からなるトップライト5を開口移動する際に溜水
が室内に落下することがなく、室内を雨水で汚すことが
ない。
【0014】更に、移動枠6とカバー部10a間には空
間13が形成されているため、これが断熱層となり、特
に冬期において金属製の移動枠6の内面及び採光板8,
8aの内面に結露が生じることを防止できるとともにそ
の断熱層によって外気熱がトップライト5部を通じて室
内へ伝熱することが抑制され、生活がより快適になる。
【0015】更に、カバー部10aが傾斜しているた
め、水平の硝子面のみのものに比べて該カバー部10a
上面への汚れの付着が少なくなり、また、付着しても雨
水により流れ、採光が良好に長く確保できる。
【0016】
【発明の効果】以上のようであるから、本発明のトップ
ライトを閉じた状態では、透明なカバーと採光板により
採光できるは勿論、カバーの上面に水勾配を付けたこと
により、降雨時の雨水が採光板や移動枠上、更にはカバ
ーの上面に溜まらない。したがって、雨上がり後にトッ
プライトを開く際に、前記水平のトップライトのように
溜水が室内に落下して室内を汚すことがない。
【0017】更に、採光板と移動枠の上部に、カバーに
よって空間を形成することにより、この空間が断熱層に
なり、採光板や移動枠の結露を防止でき、かつ、この断
熱層により外気熱の室内への伝熱を抑制し、生活をより
快適にすることができる。
【0018】更に、カバーの上面が水勾配により傾斜し
ているため、水平の硝子面のみのものに比べてカバー上
面への汚れの付着が少なくなり、採光が良好に長く確保
できる。
【0019】以上のことから、トップライトを水平にス
ライドすることによる問題を解消した水平スライド式ト
ップライトを提供でき、ろく屋根への水平スライド式ト
ップライトの設置の普及を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すもので、カバーを分離し
た斜視図。
【図2】図1においてカバーを付設した状態を示す斜視
図。
【図3】図2におけるX−X線拡大断面図。
【図4】従来の傾斜屋根にスライド式トップライトを付
設した略図。
【図5】ろく屋根に図4のスライド式トップライトを付
設した略図。
【図6】図5における水平スライド式トップライトの斜
視図。
【図7】図6のY−Y線拡大断面図。
【符号の説明】
2…開口部 5…トップライト 6…移動枠 10…カバー 10a…水勾配をつけたカバー部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加納 富夫 愛知県豊田市亀首町上向イ田65番地 豊田 総建株式会社内 (72)発明者 野崎 嗣示 愛知県豊田市亀首町上向イ田65番地 豊田 総建株式会社内 (72)発明者 浅井 規和 愛知県豊田市亀首町上向イ田65番地 豊田 総建株式会社内 (72)発明者 山内 清徳 愛知県豊田市亀首町上向イ田65番地 豊田 総建株式会社内 (72)発明者 柘植 友恭 愛知県豊田市亀首町上向イ田65番地 豊田 総建株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平の採光板を備えた移動枠を水平移動
    して開閉する水平スライド式トップライトであって、前
    記移動枠に、該移動枠と採光板の上部を被覆するカバー
    を設け、該カバーを透明材で形成するとともにその上面
    に水勾配をつけたことを特徴とする水平スライド式トッ
    プライト。
JP10301834A 1998-10-23 1998-10-23 水平スライド式トップライト Pending JP2000129871A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015098698A (ja) * 2013-11-19 2015-05-28 大日本プラスチックス株式会社 採光装置改修方法、および、改修採光装置
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CN113235962A (zh) * 2021-06-01 2021-08-10 杜丽君 基于民用高层建筑物的窗框拆卸外墙墙面防坠落装置

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