JPH0520787U - 自動麻雀機 - Google Patents
自動麻雀機Info
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- JPH0520787U JPH0520787U JP7090391U JP7090391U JPH0520787U JP H0520787 U JPH0520787 U JP H0520787U JP 7090391 U JP7090391 U JP 7090391U JP 7090391 U JP7090391 U JP 7090391U JP H0520787 U JPH0520787 U JP H0520787U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ターンテーブル上の牌を分配する搬送路を各
コーナーごとに設けた自動麻雀機において、牌の分配が
進むに連れてターンテーブルの表面に汚れや湿気で牌が
張り付いても、スムーズにターンテーブル外へ払い落と
して各コーナーへの牌の分配完了までの時間を短縮す
る。 【構成】 牌投入口10から投入される多数の牌5を撹拌
するターンテーブル2と、該ターンテーブル2を囲む4
つのコーナーに夫々配設される牌積上げ供給装置3と、
ターンテーブル2上の牌5を各コーナーの牌積上げ供給
装置3に分配する4つの搬送路4とを具備し、夫々の搬
送路4には、連絡する牌積上げ供給装置3に定数分の牌
が供給されるとその搬送路4による牌供給を遮断するゲ
ートを設けてなる自動麻雀機において、ターンテーブル
2の回転中心に配置固定したサイコロ台の支柱7の外側
に、ターンテーブル2の回転方向と逆方向に回転する回
転枠16を取付け、その回転枠16にターンテーブル2の外
周縁付近に達する長さを有した牌振り落とし部材19を取
付けた
コーナーごとに設けた自動麻雀機において、牌の分配が
進むに連れてターンテーブルの表面に汚れや湿気で牌が
張り付いても、スムーズにターンテーブル外へ払い落と
して各コーナーへの牌の分配完了までの時間を短縮す
る。 【構成】 牌投入口10から投入される多数の牌5を撹拌
するターンテーブル2と、該ターンテーブル2を囲む4
つのコーナーに夫々配設される牌積上げ供給装置3と、
ターンテーブル2上の牌5を各コーナーの牌積上げ供給
装置3に分配する4つの搬送路4とを具備し、夫々の搬
送路4には、連絡する牌積上げ供給装置3に定数分の牌
が供給されるとその搬送路4による牌供給を遮断するゲ
ートを設けてなる自動麻雀機において、ターンテーブル
2の回転中心に配置固定したサイコロ台の支柱7の外側
に、ターンテーブル2の回転方向と逆方向に回転する回
転枠16を取付け、その回転枠16にターンテーブル2の外
周縁付近に達する長さを有した牌振り落とし部材19を取
付けた
Description
【0001】
本考案は自動麻雀機の改良に関し、詳しくは、ターンテーブル上の牌を夫々の 牌積上げ供給装置に分配する搬送路を、各牌積上げ供給装置ごとに設けてなる自 動麻雀機に関する。
【0002】
従来から自動麻雀機が知られている。自動麻雀機は、天板に牌投入口を開設し た卓本体の内部に、その牌投入口から投入される多数の牌を撹拌するターンテー ブルと、該ターンテーブルを囲む4つのコーナーに夫々配設される牌積上げ供給 装置と、ターンテーブル上の牌を各コーナーの牌積上げ供給装置に分配する搬送 路とを備えてなる。そうして、搬送路により供給される牌を、各コーナーにおけ る牌積上げ供給装置で一列17個ずつ二段に積上げ、且つ積上げた牌を卓本体上面 に持上げるようになっている。
【0003】 ところで、旧来の自動麻雀機においては、一つの搬送路によって各コーナーの 牌積上げ供給装置に牌を分配するようになっていたので、その分配終了までに相 当の時間を要するという欠点を有していた。そこで、近年においては、搬送路を 複数、詳しくは4つのコーナーごとに設けた自動麻雀機が提供されている。
【0004】 このような自動麻雀機においては、連絡するコーナーの牌積上げ供給装置に定 数分の牌が供給されたことを検出すると、その搬送路による牌供給を遮断するゲ ートが、夫々の搬送路の出口側又は入口側に設けられており、分配が終了したコ ーナーの搬送路に乗った牌をターンテーブルに戻すようになっている。
【0005】
しかしながら、上記搬送路を複数設けた従来の自動麻雀機によれば、搬送路で 送られてきた牌をゲートによってターンテーブルに落下させるが、牌が汚れてい たり、湿気を帯びていたりすると、その牌はターンテーブルの上に載ってピッタ リと張り付いたようよ状態となり、ターンテーブルの回転中心に設けられた固定 支柱に取付けられている牌振り落とし部材(金属製コイルスプリング)に該ター ンテーブルの回転によって当たり、ターンテーブル外へ払い落とされるが再びタ ーンテーブル上に載って同様な状態を繰り返すため、いつまでも牌が開いている 搬送路に送り込まれず、牌の整列が完了しないといった不具合が生じている。尚 、上記の牌振り落とし部材を複数本取付けて牌がターンテーブル上に乗っている 時間を短縮することも考えられるが、牌振り落とし部材を複数本設けると牌がタ ーンテーブル上に沢山乗っている段階においては牌振り落とし部材がかえって邪 魔になり、搬送路への送り込みを阻害することになる。
【0006】 本考案は上述したような従来事情に鑑みてなされたものであり、その目的とす る処は、複数の搬送路を設けてなる自動麻雀機において、牌が汚れていたり、湿 気を帯びていてもターンテーブルから確実に振り落として各コーナーへの牌の分 配完了までの時間をより短かくできるようにすることにある。
【0007】
以上の目的を達成するために、本考案の自動麻雀機は、牌投入口から投入され る多数の牌を撹拌するターンテーブルと、該ターンテーブルを囲む4つのコーナ ーに夫々配設される牌積上げ供給装置と、ターンテーブル上の牌を各コーナーの 牌積上げ供給装置に分配する4つの搬送路とを具備し、夫々の搬送路には、連絡 する牌積上げ供給装置に定数分の牌が供給されるとその搬送路による牌供給を遮 断するゲートを設けてなる自動麻雀機において、上記ターンテーブルの回転中心 に配置固定したサイコロ台の支柱の外側に、ターンテーブルの回転方向と逆方向 に回転する回転枠を取付け、その回転枠にターンテーブルの外周縁付近に達する 長さを有した牌振り落とし部材を取付けたことを特徴とする。
【0008】 上記回転枠の回転駆動は、ターンテーブルの回転を利用し歯車機構を介して回 転させる方法、或いはターンテーブルとは関係なく別途独立した駆動機構を設け て回転させる方法等、いずれの方法でも良いものである。又、その回転枠に取付 ける牌振り落とし部材の本数は1本でも、複数本でも良いが、複数本とする場合 は牌の攪拌、送り込みに邪魔とならない2本、或いは3本位が効果的である。更 に、上記の牌振り落とし部材は、金属線や樹脂線をコイルスプリング状に成形し たもの、或いは樹脂製の棒杆等、牌と当たっても牌に傷を付けたりせず、牌を確 実に振り落とすことが出来るものであれば良いものである。
【0009】
以上の構成によれば、分配が進に連れてターンテーブル上に乗った牌の数が少 なくなり、しかも牌が汚れや湿気によってターンテーブルの表面に張り付いても その牌はターンテーブルの回転方向と逆方向に回転する回転枠に取り付けられた 牌振り落とし部材と当たってターンテーブルの外へ振り落とされる。そして、そ の振り落としはターンテーブルと回転枠が相対的に逆方向に回転するため、ター ンテーブル上に乗った牌が振り落とされるまでの時間は短縮される。
【0010】
以下、本考案自動麻雀機の一実施例を図1〜図3を参照して説明すると、図1 は本考案に係る自動麻雀機の主要部の斜視図で天板を外して示し、図中1は卓本 体、2はターンテーブル、3は牌積上げ供給装置、4は搬送路、5は牌を示して いる。
【0011】 卓本体1は上面を開放する平面方形な箱形に形成されており、その内部中央に サイコロ台6が支持されると共に、サイコロ台6を支持する支柱7を中心にター ンテーブル2が回転自在に支持されている。更に、ターンテーブル2を囲む4つ のコーナーには、夫々牌積上げ供給装置3が配設され、各コーナーの牌積上げ供 給装置3とターンテーブル2とは夫々搬送路4で連絡している。
【0012】 また卓本体1はその上面開口を天板8により開閉自在に被蓋され、その天板8 の中央にサイコロ台6が嵌入する略正方形状の窓孔9が開設され、その窓孔9の 孔縁とサイコロ台6の周縁との間に牌投入口10が設けられると共に、その牌投入 口10は扉11で開閉自在とされ、そうした牌投入口10の直下に、上記ターンテーブ ル2が位置するようになっている。
【0013】 ターンテーブル2は、図示するような切頭円錐状に形成されており、卓本体1 の内底部に設けたモーター(図示省略)の作動で回転して、牌投入口から投入さ れる多数の牌5を撹拌するものである。前記モーターは不図示の制御部によりそ の作動開始・停止を電気的に制御される。
【0014】 上記ターンテーブル2の上部水平面にはリング状に形成されたすぐばかさ歯車 12が歯面を上向きにしてビス13で固定され、そのすぐばかさ歯車12と噛み合うす ぐばかさ歯車14がターンテーブル2の中心に起立固定している支柱7の外周面に 取付けられたシャフト15に遊転自在に取付けられている。又、上記支柱7の外側 には回転枠16がカラー21を介して回転可能に嵌合され、その回転枠16の内側面に は前記すぐばかさ歯車14と噛み合うすぐばかさ歯車17が歯面を下方に向けてビス で固定されている。
【0015】 上記した回転枠16の外側上面には断面略L字形に屈曲形成した取付け片18が支 柱7の中心を通る直径線上の相対した箇所にビス20で固定され、その取付け片18 の起立部に牌振り落とし部材19が連結固定されている。その牌振り落とし部材19 は金属製線材をコイルスプリング状に巻回したもので、その長さは取付け片18に 連結した状態で先端がターンテーブル2の外周縁付近に達する長さとする。
【0016】 上記の構成により、天板8の牌投入口10から卓本体1内のターンテーブル2上 に落とされた牌5はターンテーブル2の回転の回転と、そのターンテーブル2の 回転がすぐばかさ歯車12、すぐばかさ歯車14、及びすぐばかさ歯車17を介してタ ーンテーブル2の回転方向と逆の方向に回転する回転枠16に取付けられた牌振り 落とし部材19との接触で牌5は攪拌されてターンテーブル2外へと押し出され、 搬送路4に送り込まれ、牌積上げ供給装置3へ供給されて牌5の整列が行われる 。上記の作業が進んで4つのコーナーが夫々所定の枚数に達するとそのコーナー の搬送路4に設けられたゲートが閉じて牌5が送り込まれないようになるが、そ の残り少なくなった牌5が汚れや湿気によってターンテーブル2の表面に張り付 いた状態となることがある。
【0017】 上記のようなことが発生した場合、ターンテーブル2と,牌振り落とし部材19 を取付けた回転枠16は逆方向に回転するため、ターンテーブル2上に乗った牌5 はターンテーブル2の数分の1回転で牌振り落とし部材19と当たってターンテー ブル2外へ落とされ、開いている搬送路4へ送り込まれ、牌整列を完了するまで に要する時間を短縮することが出来る。
【0018】 上述した実施例は回転枠16をターンテーブル2の回転を利用して回転させたも のであるが、該回転枠16の回転はターンテーブルとは関係なく独立した回転動力 源を用いて行っても良いものである。又、上記の実施例においてターンテーブル 2の回転を回転枠16に伝達するためのすぐばかさ歯車14は1個としたが2個以上 配置しても良いことはいうまでもないことである。
【0019】
本考案の自動麻雀機は以上説明したように構成したので、牌が汚れや湿気によ ってターンテーブルの表面に張り付いた状態となっても、ターンテーブルの回転 と該ターンテーブルと逆の方向に回転する回転枠に取付けた牌振り落とし部材と の働きで牌をターンテーブルの数分の1回転の範囲内で確実に振り落とすことが 出来る。従って、従来の自動麻雀機に比べて、各コーナーへの牌の分配完了まで の時間を短縮できる効果がある。
【提出日】平成3年11月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【0015】 上記した回転枠16の外側上面には断面略L字形に屈曲形成した取付け片18が支 柱7の中心を通る直径線上の相対した箇所にビス20で固定され、その取付け片18 の起立部に牌振り落とし部材19が連結固定されている。その牌振り落とし部材19 は金属製線材をコイルスプリング状に巻回したもので、その長さは取付け片18に 連結した状態で先端がターンテーブル2の外周縁付近に達する長さとする。又、 その牌振り落とし部材19の先端には重り22を取付けて該牌振り落とし部材19が常 にターンテーブル2上面に載った状態に保持されるようにしてある。それによっ て扉11を開いて牌投入口10より牌5を投入した時、牌振り落とし部材19の下側へ 牌5が入り込んで、該牌振り落とし部材19を上方へ押し上げるのを防止し、安定 した牌振り落とし動作が発揮されるものである。
【図1】 本考案自動麻雀機の一実施例を示す主要部の
斜視図である。
斜視図である。
【図2】 図1の要部を示す一部切欠拡大図である。
【図3】 要部の分解斜視図である。
1…卓本体 2…ターンテーブ
ル 3…牌積上げ供給装置 4…搬送路 5…牌 7…支柱 16…回転枠 19…牌振り落とし
部材
ル 3…牌積上げ供給装置 4…搬送路 5…牌 7…支柱 16…回転枠 19…牌振り落とし
部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年11月7日
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
Claims (1)
- 【請求項1】 牌投入口から投入される多数の牌を撹拌
するターンテーブルと、該ターンテーブルを囲む4つの
コーナーに夫々配設される牌積上げ供給装置と、ターン
テーブル上の牌を各コーナーの牌積上げ供給装置に分配
する4つの搬送路とを具備し、夫々の搬送路には、連絡
する牌積上げ供給装置に定数分の牌が供給されるとその
搬送路による牌供給を遮断するゲートを設けてなる自動
麻雀機において、ターンテーブルの回転中心に配置固定
したサイコロ台の支柱の外側に、ターンテーブルの回転
方向と逆方向に回転する回転枠を取付け、その回転枠に
ターンテーブルの外周縁付近に達する長さを有した牌振
り落とし部材を取付けたことを特徴とする自動麻雀機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991070903U JP2543481Y2 (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 自動麻雀機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991070903U JP2543481Y2 (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 自動麻雀機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0520787U true JPH0520787U (ja) | 1993-03-19 |
JP2543481Y2 JP2543481Y2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=13444957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991070903U Expired - Lifetime JP2543481Y2 (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 自動麻雀機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2543481Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112190917A (zh) * | 2020-09-13 | 2021-01-08 | 杭州天计科技有限公司 | 麻将机洗牌装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57174864A (en) * | 1981-04-17 | 1982-10-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Production method of cadmium electrode for alkali cell |
JPS6056522A (ja) * | 1983-09-09 | 1985-04-02 | Yoshida Kogyo Kk <Ykk> | ランナ−切断方法及び装置 |
-
1991
- 1991-09-04 JP JP1991070903U patent/JP2543481Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57174864A (en) * | 1981-04-17 | 1982-10-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Production method of cadmium electrode for alkali cell |
JPS6056522A (ja) * | 1983-09-09 | 1985-04-02 | Yoshida Kogyo Kk <Ykk> | ランナ−切断方法及び装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112190917A (zh) * | 2020-09-13 | 2021-01-08 | 杭州天计科技有限公司 | 麻将机洗牌装置 |
CN112190917B (zh) * | 2020-09-13 | 2023-10-27 | 杭州天计科技有限公司 | 麻将机洗牌装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2543481Y2 (ja) | 1997-08-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970225 |