JPH05207270A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH05207270A
JPH05207270A JP3398692A JP3398692A JPH05207270A JP H05207270 A JPH05207270 A JP H05207270A JP 3398692 A JP3398692 A JP 3398692A JP 3398692 A JP3398692 A JP 3398692A JP H05207270 A JPH05207270 A JP H05207270A
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JP3398692A
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Toyota Honda
豊太 本多
Yukio Takeuchi
幸男 竹内
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファクシミリ装置において、画像走査の副走
査方向においてのみ画像を縮小或いは拡大することがで
き、縮小印字により記録紙の節約ができ、拡大印字によ
り見易くできるなどの利点をもつものを簡単な構成で実
現する。 【構成】 モデム102、手順制御部103、復号化部
104、印字部106、などから成る従来のファクシミ
リ装置において、画像処理部105、モータ制御部10
7などを設け、受信した画像データを縮小印字するとき
は、画像処理部105とモータ制御部107により、副
走査方向においてのみ縮小して印字する。拡大の場合も
同様である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置に係
り、特に扱うべき画像データを副走査方向においてのみ
縮小あるいは拡大することのできる画像処理手段を備え
たファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ファクシミリ装置の普及はめざま
しく、オフィスだけでなく家庭内にまで入りつつある。
このファクシミリ装置は、CCITT勧告T.30など
でその仕様を詳しく規定されており、ほとんどのファク
シミリ装置がこの勧告に準拠した仕様となっている。
【0003】そのため、このような従来のファクシミリ
装置においては、送信のために読み取る際の走査線密度
と、受信したデータを印字する際の走査線密度は一致し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術によ
るファクシミリ装置では、送信時の走査線密度と、受信
したデータを印字する際の走査線密度とが一致している
ので、通常、送信した原稿の大きさが、そのまま縮小も
拡大もされることなく、同じ大きさの印字出力となって
得られる。
【0005】従って、大きな文字で書かれた原稿や、余
白などの多い原稿の場合には、受信して印字出力された
記録紙には、文字が不必要に大きい分、或いは余白が存
在する分だけ無駄が多い。また、小さくて細かい文字の
原稿は、読み難いという問題があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、前記問題点を安
価かつ手軽に解決し、大きな文字で書かれた原稿や、余
白などの多い原稿が送信されてきた場合でも、それを受
信し印字出力された記録紙における無駄が少なく、また
小さくて細かい文字の原稿が送信されてきた場合でも、
それを受信し印字出力された記録紙において読み難さの
ないファクシミリ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述目的を達成するため
に、本発明では、ファクシミリ装置において、扱うべき
画像データを副走査線方向においてのみ縮小あるいは拡
大する画像処理手段を設けた。
【0008】
【作用】前記画像処理手段は、例えば、受信時に受信し
た画像データを副走査方向においてのみ縮小あるいは拡
大して、印字出力させる。また、送信時には、読み取り
データを副走査方向においてのみ縮小あるいは拡大して
送信させる。さらに、複写動作時には、読み取りデータ
を副走査方向においてのみ縮小あるいは拡大して、印字
出力させる。
【0009】その結果、大きな文字で書かれた原稿や、
余白などの多い原稿が送信されてきても、副走査方向に
おいて縮小できるので、縮小した分だけ、記録紙の無駄
が少なくなり、その上、縮小処理も簡単(安価にして手
軽)である。また小さくて細かい文字の原稿が送信され
てきた場合には、副走査方向において拡大して読み易く
することができ、その上、拡大処理も簡単(安価にして
手軽)である。
【0010】
【実施例】以下、本発明を実施例をもとに詳細に説明す
る。なお、以下の説明では、特に断りがない場合、ファ
クシミリはGIII規格のファクシミリを指すものとす
る。
【0011】図1は、本発明の一実施例であるファクシ
ミリ装置の受信部分の構成を示すブロック図である。図
において、101は電話回線、102は変復調を行なう
モデム、103はファクシミリ通信の手順の制御を行な
う手順制御部、104は受信した画像の符号化データを
復号化する復号化部、である。
【0012】そのほか、105は本発明にかかる重要な
要素で、復号化された画像データをその副走査方向にお
いてのみ縮小あるいは拡大処理する画像処理部、106
は画像処理部105で縮小あるいは拡大された画像を記
録紙に印字する印字部、107は印字する際のモータの
動作を制御するモータ制御部である。
【0013】図1の回路動作を説明する前に、本発明に
よるファクシミリ装置における受信結果の表示例を説明
する。図2はかかる表示例の説明図である。同図におい
て、(1)は拡大も縮小もしない(従来技術による)ま
まの受信結果の例を示す説明図であり、送信原稿と同じ
ものの筈である。
【0014】図1の(2)は、送信原稿が(1)と同じ
もので、受信した画像を副走査方向(図では上から下方
向)においてのみ1/2に縮小して印字出力した例を示
す説明図である。(3)は、受信した画像を副走査方向
においてのみ2倍に拡大して印字出力した例を示す説明
図である。
【0015】更に図2の(4)は、縮小して印字したも
のに、その旨を示すマークを付加した例を示す説明図で
ある。そのマークとしては、例えば図2の(4)に示さ
れている通りの「タテ1/2シュクショウ」とか、或い
は、そのほか「タテ1/2」、「タテ2バイ」のような
文字でもよいし、縮小や拡大を示す図形でもよい。な
お、このような倍率マークは、用紙の先頭部分でも最後
の部分でも、どこに印字してもかまわない。
【0016】図2からもわかるように、本発明によれ
ば、副走査方向においてのみ縮小することによって、送
られてきた情報をほとんど損なうことなく、記録紙を節
約するすることができ、また、副走査方向においてのみ
の拡大で細かい文字が大きくはっきり見えるようにな
る。しかも全体的に縮小或いは拡大する場合に比較し
て、副走査方向においてのみの縮小或いは拡大であるの
で、そのための処理が簡単で手軽である。
【0017】次に、縮小、拡大の具体的な方法例を示
す。図3は、縮小する場合の例を示した説明図であり、
先ず(1)は、縮小しないときの”A”という画像の印
字例であり、各マス目が1ドット(画素)を示してい
る。図3の(2)は、図3の(1)を縮小した図である
が、その縮小方法は、副走査方向のドットピッチを半分
にして縮小する方法であり、具体的にはモータの送りピ
ッチ(記録紙の送りピッチ)を半分にするわけである。
【0018】図3の(3)は、図3の(1)の画像にお
いて、1ラインおきにデータを間引くことにより縮小さ
せる方法で作成した縮小画像である。この他の方法とし
ては、図3の(3)の方法で単純に間引くと情報が少な
くなり画像が粗くなるので、2ラインデータの平均をと
ったり、副走査方向に適当なフィルタをかけて、縮小す
るなどの方法がある。
【0019】図4は、拡大する場合の例を示した説明図
であり、図4の(1)は拡大しないときの”A”という
画像の印字例を示しており、各マス目が1ドットを示し
ている。図4の(2)は、図4の(1)の画像の拡大画
像であるが、その拡大方法は、副走査方向のドットピッ
チを2倍にする方法であり、具体的にはモータの送りピ
ッチ(記録紙の送りピッチ)を2倍にするわけである。
【0020】図4の(3)は、やはり図4の(1)の画
像の拡大画像であるが、その拡大方法は、送りピッチは
そのままで、1ライン分のデータを2ラインずつ印字す
る方法である。図4の(3)の方法は、いわゆる前ライ
ン補間という方法であるが、この他、前後のラインを使
って補間したりしてもよい。
【0021】図5は、図3の(2)の方法によって、受
信しながら画像を縮小して印字する場合の画像処理部の
動作を示すフローチャートである。この図5を用いて、
先の図1の回路動作例を説明する。
【0022】図1,図5を参照する。電話回線101と
モデム102を介してファクシミリ通信が始まると、ま
ず、手順制御部103で前手順の通信(501)を行な
う。前手順では、送受信機双方の能力を比較して、伝送
スピードや線密度、符号化方式などを決める。
【0023】ここで線密度を調べ(502)、もし3.
85本/mmならば、画像処理部105、モータ制御部
107によって、モータの送りピッチを7.7本/mm
に設定する(503)。前手順で、線密度が7.7本/
mmならば、モータの送りピッチを15.4本/mmに
設定する(504)。
【0024】このように設定し、1ライン分の画データ
を受信(505)すると、このデータを復号化部104
で復号化し、画像処理部105を介して印字部106で
1ライン印字(506)する。これを全ライン行ない
(507)、後手順を通信して(508)終了する。な
お、図3の(3)のようにデータを間引いたりする場合
には、画像処理部105で間引き処理を行なう。
【0025】図6は、図4の(2)の方法によって、受
信しながら画像を拡大して印字する場合のフローチャー
トである。この場合には、まず、前手順の通信(60
1)を行ない、線密度が決まると、この線密度によって
(602)、3.85本/mmの場合にはモータの送り
ピッチも3.85本/mmに設定し(603)、7.7
本/mmの場合にはモータの送りピッチも7.7本/m
mに設定する(604)。
【0026】そして、1ライン分の画像データを受信す
ると(605)、これを復号化部104で復号化した
後、画像処理部105に一時蓄え、同じデータを2ライ
ン印字する(606)。これを全ライン繰り返した後
(607)、後手順を通信して(608)終了する。
【0027】本発明によるファクシミリ装置の受信部の
別の実施例を図7に示す。図7に示す実施例は、いわゆ
るメモリ機能を搭載し、さらに倍率マークを付加できる
場合の実施例を示している。図7において、図1におけ
るのと同一部分は同一符号で示してある。
【0028】そのほか、図7において、701は受信し
た画像データを記憶するメモリ、702は受信した画像
データをメモリ701に記憶するかどうか、メモリ70
1に記憶された画像を印字するかどうか、さらに印字す
る際に本発明による縮小や拡大印字をするかどうかなど
を指示して操作する操作部、703は倍率マークを生成
する倍率マーク生成部である。
【0029】例えば、操作部702によってメモリ受信
が指示され選択されると、受信した画像データは復号化
部104で復号化された後、メモリ701に記憶され
る。その後、操作部702によって、印字が指示される
と、メモリ701に記憶された画像データが読み出さ
れ、画像処理部105を介して印字部106で印字され
る。
【0030】この時、操作部702で縮小印字が指示さ
れれば、例えば、画像デ−タを印字する前に倍率マーク
生成部703によって生成された倍率マークを印字し、
次に画像処理部105やモータ制御部107の制御によ
り、既に述べたような縮小印字を行なう。同様に、操作
部702で拡大印字が指示されれば、拡大印字を行な
う。
【0031】なお、メモリ701に記憶された画像デー
タを印字した際、メモリ701をクリアしなければ、ま
ず、縮小印字を行ない、文字が小さくて見にくいような
場合には、通常印字や拡大印字で印字し直すようにして
もよい。なお、今の説明では、復号化したデータをメモ
リに記憶したが、復号化する前の符号化されたままのデ
ータを記憶するようにしてもよい。その場合には、印字
する際に、復号化しながら印字することになる。
【0032】図8は、本発明によるファクシミリ装置の
受信部のさらに別の実施例を示すブロック図である。図
8の実施例は、表示器を備えたファクシミリ装置の場合
であり、図8において、図1および図7におけるのと同
一部分には同一符号を付した。
【0033】そのほか、図8において、801はメモリ
701に記憶された画像などを表示するためのデータの
処理や表示器の制御を行なう表示制御部、802は液晶
などで構成される表示器である。図8の実施例の場合、
メモリ701に記憶された画像を表示器802に表示で
きること以外は、図1や図7の回路動作と基本的に同じ
であるが、この場合には、メモリ701の内容をまず表
示器802で確認し、文字が大きければ縮小印字にし、
文字が小さいようであれば拡大印字をするなどのことが
できる。
【0034】また、表示器802に画像を表示する際
に、本発明を適用してもよい。すなわち、メモリ701
に記憶された画像を表示制御部801によって副走査方
向においてのみ縮小あるいは拡大の処理をして、表示器
802に表示するわけである。なお、液晶などの表示器
の場合、解像度(画素数)が印字の解像度に比べて低い
場合が多い。例えば、B4サイズの場合、主走査方向の
解像度は、印字する場合が2048ドットであるのに対
して、液晶表示器のそれは512ドット程度である。
【0035】従って、このような場合には、通常、画像
を縦横1/4に圧縮して表示することが多い。このよう
な場合に本発明を適用するには、縦横の圧縮率を異なる
値にすればよい。例えば、横(主走査方向)を1/4に
して、縦(副走査方向)を1/8にすれば、表示器80
2の上では副走査方向においてのみ1/2に縮小された
ように見える。また、横を1/4に、縦を1/2にすれ
ば、表示器802の上では副走査方向においてのみ2倍
に拡大したように見える。
【0036】次に、本発明をファクシミリ装置の複写機
能(コピー機能)に適用した場合の実施例について説明
する。図9は、ファクシミリ装置において複写動作を行
なう部分の構成を示したブロック図である。
【0037】図9において、901はCCDセンサや密
着センサなどで構成される読取部、902は読取部90
1で原稿を読む際のモータの制御を行なう読取モータ制
御部、903は本発明にかかる縮小や拡大の処理をする
画像処理部、904は感熱印字やインクジェットによる
印字などを行なう印字部、905は印字する際に記録紙
を送るモータなどの制御を行なう印字モータ制御部、9
06は複写動作の開始や本発明にかかる縮小や拡大など
を指示する操作部、907は倍率マークを生成する倍率
マーク生成部である。
【0038】通常の複写動作の場合には、読取モータ制
御部902と印字モータ制御部905で紙送りのピッチ
を同一(例えば、7.7本/mm)に設定する。縮小し
て印字する場合には、例えば、読取モータ制御部902
の紙送りピッチを7.7本/mmに設定し、印字モータ
制御部905の紙送りピッチを15.4本/mmに設定
すれば、副走査方向においてのみ1/2に縮小される。
【0039】逆に、拡大して印字する場合には、例え
ば、読取モータ制御部902の紙送りピッチを7.7本
/mmに設定し、印字モータ制御部905の紙送りピッ
チを3.85本/mmに設定すれば、副走査方向におい
てのみ2倍に拡大される。
【0040】図10は、本発明を送信時に適用した場合
の実施例であり、ファクシミリ装置の送信部分の構成を
ブロック図で示している。同図において、1001は送
信原稿を読み取る読取部、1002は送信原稿の送りモ
ータを制御するモータ制御部、1003は本発明にかか
る縮小拡大処理を行なう画像処理部、である。
【0041】そのほか、1004は送信する画像データ
をMH符号やMR符号に符号化する符号化部、1005
は送信開始動作や縮小拡大処理を指示する操作部、10
06はファクシミリ通信の手順の制御を行なう手順制御
部、1007は信号を変復調するモデム、1008は電
話回線、1009は倍率マーク生成部である。
【0042】送信時に本発明を適用するには、例えば、
まず、倍率マーク生成部1009によって生成された倍
率マークを符号化して送信した後、例えばモータ制御部
1002で送りピッチを7.7本/mmに設定し、縮小
して送信するときには、手順制御部1006によって相
手に対しては線密度(すなわち、送りピッチ)が15.
4本/mmとして送信するわけである。逆に、拡大して
送信するときには、手順制御部1006によって相手に
対しては線密度(すなわち、送りピッチ)が3.85本
/mmとして送信するわけである。
【0043】図11は、ファクシミリ装置の送信部の別
の実施例を示すブロック図である。この実施例は、いわ
ゆるメモリ機能を搭載したファクシミリ装置の例で、図
11において図10におけるのと同一部分には同一符号
を付してある。
【0044】そのほか、図11において、1101は読
み取った画像データを記憶するメモリである。この場合
には、読み取った画像データをメモリに記憶し、この時
画像データと一緒に、読み取ったときの線密度を記憶し
ておき、実際に送信する際にこの線密度を参照して、縮
小や拡大に相当する線密度を手順制御部1006を介し
て相手に知らせ、その後メモリ1101に記憶した画像
データを画像処理部1003、符号化部1004で符号
化して送信する。
【0045】図12は、本発明の一実施例としてのファ
クシミリ装置全体の構成を示すブロック図である。同図
において、1201は電話回線、1202は電話回線1
201と電話機やモデムとの接続などを制御する網制御
装置(NCU: Network Control Unit)、1203は外
部に接続する電話機、1204は内蔵する電話機を制御
する電話制御部、1205は内蔵する電話機のハンドセ
ット、1206は信号の変復調を行なうモデム、であ
る。
【0046】そのほか、1207はファクシミリ装置全
体を制御する中央演算処理装置(CPU:Central Proc
essing Unit )で、8ビットや16ビットのマイクロコ
ンピュータなどで構成される。1208はCPU120
7の動作プログラムなどを格納するリードオンリーメモ
リ(ROM)、1209はCPU1207のワークエリ
アや送受信データなどを一時的に格納しておくランダム
アクセスメモリ(RAM)、1210はアドレスバスや
データバスなどで構成されるシステムバス、である。
【0047】更に、1211は送受信開始や本発明にか
かる縮小拡大処理の指示などを行なう操作部、1212
は画像データの符号化や復号化を行なう符号化部、12
13は送信原稿や記録紙の送りを行なうモータを制御す
るモータ制御部、1214は読み取りの制御を行なう読
取制御部、1215はCCDセンサや密着センサなどで
構成される読取センサ、1216は印字の制御を行なう
印字制御部、1217は感熱ヘッドやインクジェットな
どで構成される印字ヘッドである。
【0048】受信、複写、送信時の各動作は、基本的に
図1、図9、図10の場合と同様であるが、手順の制御
や縮小、拡大にかかる制御、倍率マークの生成などは、
全てROM1208に格納されたプログラムに従って、
CPU1207が制御することになる。
【0049】図13は、本発明によるファクシミリ装置
の別の実施例を示すブロック図で、画像データを記憶す
るメモリと、その内容を確認できる表示器を備えてい
る。図13において、図12におけるのと同一部分には
同一符号を付してある。
【0050】そのほか、図13において、1301は画
像データを記憶するメモリで、半導体メモリや磁気ディ
スクなどで構成される。1302は液晶などで構成され
る表示器、1303は表示データを記憶する表示メモ
リ、1304は表示器1302への表示を制御する表示
制御部である。
【0051】受信、複写、送信の基本的な動作は、図1
2のそれと同じであり、メモリ1301や表示器130
2の動作は、図7、図8、図11などにおけるそれと同
様であるが、メモリ1301や表示制御部1304の制
御は、ROM1208に格納されたプログラムに従っ
て、CPU1207が行なう。
【0052】本発明を実施例をもとに説明したが、本発
明の実施に際し、倍率マークの付加は必ずしも必要では
ない。また、受信時などの倍率マークは、記録紙に印字
する代わりに、操作部などに設けられた操作パネルや操
作状態などを示す小型の表示器などに表示するようにし
てもよい。
【0053】さらに、上記の説明ではGIIIファクシ
ミリを例にしたが、本発明はGIIIファクシミリに限
らず、GI,GII,GIVなどの他の方式のファクシ
ミリにも適用できるのは、言うまでもないことである。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、ファクシミリ装置にお
いて、画像走査方向における副走査方向のみの簡単な処
理制御によって、画像の縮小や拡大ができる。そして、
画像を縮小して印字することにより、記録紙を節約する
ことができ、また、拡大して印字することにより、見や
すくなるなどという効果が安価に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのファクシミリ装置の
受信部の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明のファクシミリ装置による受信結果の表
示例を示す説明図である。
【図3】本発明による画像の縮小方法の一例を示す説明
図である。
【図4】本発明による画像の拡大方法の一例を示す説明
図である。
【図5】本発明のファクシミリ装置において受信時に縮
小印字する場合の処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明のファクシミリ装置において受信時に拡
大印字する場合の処理を示すフローチャートである。
【図7】本発明によるファクシミリ装置の受信部の別の
実施例を示す構成図である。
【図8】本発明によるファクシミリ装置の受信部のさら
に別の実施例を示す構成図である。
【図9】本発明によるファクシミリ装置の複写部の構成
例を示すブロック図である。
【図10】本発明によるファクシミリ装置の送信部の実
施例を示す構成図である。
【図11】本発明によるファクシミリ装置の送信部の別
の実施例を示す構成図である。
【図12】本発明の一実施例としてのファクシミリ装置
全体の構成を示すブロック図である。
【図13】本発明の別の実施例としてのファクシミリ装
置全体の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
101…電話回線、102…モデム、103…手順制御
部、104…復号化部、105…画像処理部、106…
印字部、107…モータ制御部、701…メモリ、70
2…操作部、703…倍率マーク生成部、801…表示
制御部、802…表示器、907…倍率マーク生成部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ装置において、扱うべき画
    像データを副走査方向においてのみ縮小あるいは拡大す
    る画像処理手段を設け、受信した画像データを、前記画
    像処理手段により副走査方向においてのみ縮小あるいは
    拡大して印字することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 ファクシミリ装置において、扱うべき画
    像データを副走査方向においてのみ縮小あるいは拡大す
    る画像処理手段を設け、読み取った画像データを、前記
    画像処理手段により副走査方向においてのみ縮小あるい
    は拡大して送信することを特徴とするファクシミリ装
    置。
  3. 【請求項3】 ファクシミリ装置において、扱うべき画
    像データを副走査方向においてのみ縮小あるいは拡大す
    る画像処理手段を設け、複写動作時に読み取った画像デ
    ータを、前記画像処理手段により副走査方向においての
    み縮小あるいは拡大して複写することを特徴とするファ
    クシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3に記載のファクシミ
    リ装置において、前記画像処理手段により副走査方向に
    おいてのみ縮小あるいは拡大の処理を施す際は、そのこ
    とを特に指示する指示操作手段を設けておき、該指示操
    作手段による指示があったときだけ、縮小あるいは拡大
    の処理を行なうことを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のファクシミリ装置にお
    いて、前記画像処理手段は、受信した画像データの副走
    査線密度と印字に際しての副走査線密度とを変えること
    によって縮小あるいは拡大をする手段から成ることを特
    徴とするファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1,2,3又は4に記載のファク
    シミリ装置において、縮小あるいは拡大の処理をしたこ
    とを示す倍率マーク生成手段を設け、前記画像処理手段
    によって画像の縮小あるいは拡大を行なった場合に、前
    記倍率マーク生成手段によって生成した倍率マークを印
    字あるいは送信することを特徴とするファクシミリ装
    置。
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