JP2930805B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2930805B2
JP2930805B2 JP4170569A JP17056992A JP2930805B2 JP 2930805 B2 JP2930805 B2 JP 2930805B2 JP 4170569 A JP4170569 A JP 4170569A JP 17056992 A JP17056992 A JP 17056992A JP 2930805 B2 JP2930805 B2 JP 2930805B2
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真広 畑下
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置に関す
る。さらに詳しくは、異なる単位系のファクシミリ装置
相互の通信における走査基準の変換技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にファクシミリ装置には、その基準
とする単位系に応じてミリ系とインチ系の2種類があ
る。そして図4に示すように、走査ドット(画素)の配
列がこの単位系ごとに異なっている。すなわちインチ系
では、主走査方向(たとえばサーマルヘッドの移動方
向)および副走査方向(紙送り方向)のドット間隔がい
ずれも0.127mm と正方形の格子状である。またミリ系で
は、主走査方向が0.125mm 、副走査方向が0.130mm と上
下に長い長方形の格子状である。
【0003】したがって異なる単位系のファクシミリ装
置相互で通信する場合、受信側の装置が自己の単位系が
インチ系かミリ系かを宣言するデジタル識別信号(DI
S)を送る。そして送信側において、読み取り時または
その後にドットの間引き、内挿などの変換処理を行な
い、受信側が通信原稿を正確にプリントアウトできるよ
うにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのような変換は、主
走査方向については問題が少ない。しかし副走査方向に
ついては、紙送りローラを駆動するステッピングモータ
の回転角度ピッチが定まっているなどのため、うまく変
換できないことがある。そのため現行の規格(CCIT
Tによる勧告)では、送信側がミリ系からインチ系への
変換を行なわず、そのまま送ることも認められている。
【0005】したがってとくに送信側がミリ系で受信側
がインチ系の場合、インチ系で受信する保証がない。そ
のため送信側のレベルによっては受信できないか、ある
いは受信しても画像に歪が生ずるという問題がある。
【0006】本発明は送信側の変換能力がどのレベルで
あっても常に正確に受信し、鮮明にプリントしうるファ
クシミリ装置を提供することを技術課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ファクシミリ装置において、インチ系のプリンタ部
と、ミリ系の画像信号をインチ系の画像信号に変換する
画像信号変換手段と、インチ系とミリ系の画像信号のい
ずれも受信可能である旨を宣言するデジタル識別信号を
発生し、送信側に送信するデジタル識別信号発生手段
と、送信側からの画像信号がインチ系であるかミリ系で
あるかを識別する識別手段を有し、該識別手段からの出
力に基づいて、送信側からの画像信号がインチ系である
場合はそのまま前記プリンタ部に出力し、送信側からの
画像信号がミリ系である場合は前記画像信号変換手段に
よりインチ系の画像信号に変換して前記プリンタ部に出
力することを特徴とするものである。また、請求項2に
記載の発明は、ファクシミリ装置において、ミリ系のプ
リンタ部と、インチ系の画像信号をミリ系の画像信号に
変換する画像信号変換手段と、ミリ系とインチ系の画像
信号のいずれも受信可能である旨を宣言するデジタル識
別信号を発生し、送信側に送信するデジタル識別信号発
生手段と、送信側からの画像信号がミリ系であるかイン
チ系であるかを識別する識別手段を有し、該識別手段か
らの出力に基づいて、送信側からの画像信号がミリ系で
ある場合はそのまま前記プリンタ部に出力し、送信側か
らの画像信号がインチ系である場合は前記画像信号変換
手段によりミリ系の画像信号に変換して前記プリンタ部
に出力することを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明のファクシミリ装置は送信側に対し、
「ミリ系、インチ系のいずれも可能である」旨の宣言を
デジタル識別信号として送る。これにより送信側に対
し、自身の側では一切変換せず、元の単位系で送信させ
るようにする。その上で、送信側の単位系が自己と同一
の単位系のときはそのままプリントアウトし、異なると
きは変換したうえでプリントアウトする。
【0009】
【実施例】つぎに図面を参照しながら本発明のファクシ
ミリ装置を説明する。
【0010】図1は本発明のファクシミリ装置の一実施
例を示すブロック線図である。図2はそのファクシミリ
装置のモデムの内部構成を示すブロック図、図3は本発
明のファクシミリ装置の受信時の作用を示すフローチャ
ートである。
【0011】図1に示すファクシミリ装置は通信データ
記憶機能を備えた従来のファクシミリ装置と基本的に同
じであり、制御プログラムが異なるだけである。すなわ
ち中央演算処理装置(CPU)1は読み出し専用メモリ
(ROM)2に格納した制御プログラムにしたがって、
通信回路3、操作/表示部4、プリンタ部5、原稿読み
取り部6などを制御する。そしてROM2内に本発明の
装置を実現する制御プログラムが格納されている。なお
処理手順の途中に記憶しておくべきデータはランダムア
クセスメモリ(RAM)7に保持する。
【0012】また通信回路3は入出力制御部(NCU)
8および信号変調復調用モデム装置9を備えており、操
作/表示部4はキー操作部10、液晶表示装置(LC
D)11を備えている。またプリンタ部5は記録処理部
12、サーマルヘッド13および感熱紙送り用ステッピ
ングモータMを備えている。原稿読み取り部6は電荷
結合素子(CCD)15、画像信号処理回路16および
原稿送り用ステッピングモータMを備えている。本実
施例ではインチ系のファクシミリ装置を例示しており、
前記ステッピングモータM、Mはいずれもインチ系
のものとする。
【0013】さらに図1の18は受信時刻をプリントし
たり、自動発信のときに利用する時計回路であり、19
はそのバックアップ用電池である。各回路はデータ、ア
ドレスおよび制御用のバス20を介して接続されると共
に、直接的な制御線21を介して接続されている。
【0014】図2は前記モデム装置9の構成を示してお
り、22はトーン検出回路、23はトーン発生回路であ
る。また24は2400bps、4800bps、72
00bpsまたは9600bpsの変調/復調速度を有
する高速モデム(MODEM−V27terV29)で
ある。このものは高速で画像信号を変換するときに作用
する。一方、25は300bpsの処理速度を有する低
速モデム(V21)である。この低速モデム25は画像
信号を受信するに先立って、送信側と受信側とで送信速
度や相手機種の単位系をバイナリーコードで問い合わせ
したり回答するときに用いる。すなわち通信の最初は通
信手続に関するバイナリーコードデータを間違いなく送
受信できるように低速モデム25を用いる。そして、そ
の後に高速モデム24に切り換えて画像信号を送受信す
る。
【0015】以上のことく構成されるファクシミリ装置
が受信するときは、図3に示すように、まず自動受信し
(ステップS1 )、着信を確認したうえで(ステップS
2 )低速モデムで被呼局識別(CED)の信号を送る
(ステップS3 )。
【0016】続いて自己の受信能力をデジタル識別信号
/非標準機能命令(DIS/NSF)として送出する
(ステップS4 )。すなわち、自己の受信能力(伝送速
度、符号化方式、記録紙幅等)と、非標準機能の有無/
内容を知らせる。
【0017】このときインチ系のプリンタ部5しか有し
ないにも拘らず、ミリ系とインチ系のいずれの画像操作
信号であっても受信可能である旨の宣言を行なう。これ
はDISの47番目および48番目のビットを共に1に
することにより行なう。
【0018】さらに相手機(送信側)からの受信コマン
ド(DCS/NSS)を受信し(ステップS5 )、送信
側のトレーニングを行ない(ステップS6 )、その結果
をチェックする(ステップS7 )。そしてOKが出なけ
ればトレーニング失敗(FTT)信号を送信して再度ト
レーニング(ステップS6 )を繰り返す。OKであれば
受信準備確認信号(CFR)を送出する(ステップ
8 )。前記DCS(デジタル命令信号)中には、相手
機がミリ系又はインチ系のいずれで送信するかの情報が
含まれている。
【0019】ついで高速モデムに変換して送信側が送信
側自身の単位系で送ってくる画像信号を受信する(ステ
ップS9 )。さらに画像信号がミリ系かインチ系かを判
断する(ステップS10)。そしてたとえば送信側が受信
側と同じインチ系であれば、そのまま記録し(ステップ
11)、ミリ系の場合にはミリ−インチ変換を行なった
うえで画像データを記録する(ステップS12)。すなわ
ち主走査方向については127/2ドットごとに1ドッ
ト間引き、副走査方向については127/3本ごとに1
本内挿する。
【0020】さらに記録後のリターントゥコントロール
(RTC)を行い(ステップS13)、問題があれば受信
のステップS9 に戻る。問題がなければ頁終了信号が出
たかどうかを判断する(ステップS14)。ここで手続中
断(MPS)があれば再度受信ステップS9 に戻る。ま
たメッセージ終了信号(EDM)が出ていれば、デジタ
ル識別信号/非標準機能命令のステップS4 からやりな
おす。
【0021】手続終了信号(EOP)が出ていれば、送
信側からのメツセージ確認(MCF)を送信したうえで
(ステップS15)回線の切断命令(DCN)を受信し
(ステップS16)、回線を切断する(ステップS17)。
【0022】前記実施例ではインチ系のプリンタを有す
るファクシミリについて説明したが、ミリ系のファクシ
ミリ装置であっても実質的に同じである。なお図3のフ
ローチャートは本発明の基本的な受信手順の流れを示し
ており、各種のオプションの送受信操作をこれらに追加
することができる。
【0023】
【発明の効果】本発明のファクシミリ装置は、受信側が
ミリ系とインチ系の画像信号のいずれも受信してプリン
トできる場合、受信側のファクシミリ装置が、ミリ系と
インチ系の画像信号のいずれも受信可能である旨を宣言
するデジタル識別信号を発生し、送信側に送信するよう
にした。したがって、送信側では、受信側のファクシミ
リ装置の単位系に合わせた解像度の画像データを作成し
て送信をする必要がなく、常に送信側に都合の良い自身
の単位系で画像信号を送ることができる。そして、受信
側では、そのままの解像度、または、自己の単位系の解
像度に変換してプリントする。そのため、鮮明な画像を
得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の一実施例を示すブ
ロック線図である。
【図2】図1のファクシミリ装置におけるモデム装置の
内部構成を示すブロック図である。
【図3】本発明のファクシミリ装置の受信時の作用を示
すフローチャートである。
【図4】図4Aはインチ系の走査パターンを示す説明図
であり、図4Bはミリ系の走査パターンを示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 中央演算処理装置 2 読み出し専用メモリ 5 プリンタ部 7 ランダムアクセスメモリ 12 記憶処理回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インチ系のプリンタ部と、ミリ系の画像
    信号をインチ系の画像信号に変換する画像信号変換手段
    と、インチ系とミリ系の画像信号のいずれも受信可能で
    ある旨を宣言するデジタル識別信号を発生し、送信側に
    送信するデジタル識別信号発生手段と、送信側からの画
    像信号がインチ系であるかミリ系であるかを識別する識
    別手段を有し、該識別手段からの出力に基づいて、送信
    側からの画像信号がインチ系である場合はそのまま前記
    プリンタ部に出力し、送信側からの画像信号がミリ系で
    ある場合は前記画像信号変換手段によりインチ系の画像
    信号に変換して前記プリンタ部に出力することを特徴と
    するファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 ミリ系のプリンタ部と、インチ系の画像
    信号をミリ系の画像信号に変換する画像信号変換手段
    と、ミリ系とインチ系の画像信号のいずれも受信可能で
    ある旨を宣言するデジタル識別信号を発生し、送信側に
    送信するデジタル識別信号発生手段と、送信側からの画
    像信号がミリ系であるかインチ系であるかを識別する識
    別手段を有し、該識別手段からの出力に基づいて、送信
    側からの画像信号がミリ系である場合はそのまま前記プ
    リンタ部に出力し、送信側からの画像信号がインチ系で
    ある場合は前記画像信号変換手段によりミリ系の画像信
    号に変換して前記プリンタ部に出力することを特徴とす
    るファクシミリ装置。
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