JPH05206990A - スクランブル可能なコードレス電話システム及び該システムに用いられるコードレス電話機 - Google Patents

スクランブル可能なコードレス電話システム及び該システムに用いられるコードレス電話機

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JPH05206990A
JPH05206990A JP29180392A JP29180392A JPH05206990A JP H05206990 A JPH05206990 A JP H05206990A JP 29180392 A JP29180392 A JP 29180392A JP 29180392 A JP29180392 A JP 29180392A JP H05206990 A JPH05206990 A JP H05206990A
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雄二 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は交換網に接続されたコードレス電話
機のスクランブル通信方式に関し、スクランブル機能を
保持したままで、符号、復号の回数を極力少なくして通
話品質の悪化を防ぐことができることを目的とする。 【構成】 交換網を介して通信する2つのコードレス電
話機の親機と子機間のスクランブル方式が同じで同一特
性の時、前記各コードレス電話機の子機でスクランブル
された信号を親機で復号化せずそのまま交換網を介して
相手コードレス電話機の親機に転送する。相手側の親機
はその信号に対しスクランブルをかけることなく子機に
送信し、子機は受信信号を復号するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、盗聴を防止するため
に通信信号のスクランブルが可能なコードレス電話シス
テム及び該システムに用いられるコードレス電話機に係
り、詳しくは、スクランブルにより通信品質が低下する
ことを防止するようにしたコードレス電話システム及び
該システムに用いられるコードレス電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コードレス電話機がかなり普及す
るようなったが、コードレス電話機は第三者により盗聴
されるおそれがある。そこで、盗聴を防止するためにス
クランブルの技術がコードレス電話機に利用されてい
る。
【0003】無線転送すべき通信信号は例えば、図5
(a)に示すようなスクランブラーによってスクランブ
ルされる。このスクランブラーは、入力音声信号の周波
数スペクトルを反転させ、反転周波数スペクトルの反転
信号を出力する。それにより、入力音声信号がスクラン
ブルされる。この種のスクランブル方式を周波数反転方
式という。
【0004】図5(a)において、入力通信信号(音声
信号)は第一のローパスフィルタ40(LPF)に供給
され、高遮断周波数f2 (例えば、3300Hz)と低
遮断周波数f1 (例えば、300Hz)の間の領域の周
波数成分だけが第一のローパスフィルタ40を通過す
る。その結果、第一のローパスフィルタ40の出力点
(A)にて図5(b)に示すような周波数スペクトルが
得られる。第一のローパスフィルタ40から出力された
通信信号は変調器41に供給される。変調器41は周波
数fm の搬送波を第一のローパスフィルタ40から供給
される通信信号に基づいて変調、この変調器41の出力
点(B)にて図5(c)に示すような2つの周波数スペ
クトルが得られる。第一の周波数スペクトルは(f2
m )と(f 1 −fm )との間に位置し、第二の周波数
スペクトルは(f2 +m)と(f1 +fm )との間に位
置する。変調器41からの出力信号は第2のローパスフ
ィルタ42に供給され、第一の周波数スペクトル内の周
波数成分だけが第二のローパスフィルタ42を通過し得
る。その結果、第二のローパスフィルタ42の出力点
(C)にて図5(d)に示すような周波数スペクトルが
得られる。即ち、このスクランブラーは図5(d)に示
すような周波数スペクトルを有する反転信号を出力す
る。
【0005】スクランブラーから出力された反転信号は
無線チャネルの無線周波数にてFM変調され、変調信号
は無線信号として無線チャネルを介して転送される。こ
の無線信号は受信機にて復調され、反転周波数スペクト
ルの信号が搬送波(fm )に基づいて変調される。その
結果、元の周波数スペクトルの信号が復元される。そし
て、通信信号が得られる。
【0006】その他に、上記周波数反転方式を応用した
周波数分割反転方式や、無線チャネルを通話中に可変に
する方式等、種々のスクランブル方式がある。
【0007】図6はスクランブル通信可能な従来のコー
ドレス電話システムを示す。
【0008】図6において、第一のコードレス電話機は
子機A及び親機Aからなる。親機Aは公衆回線網(IS
DN、専用回線網等)に結合している。第二のコードレ
ス電話機は子機B及び親機Bからなる。親機Bもまた公
衆回線網に結合し、第一及び第二のコードレス電話の親
機A,Bは公衆回線網を介して接続されている。この従
来のコードレス電話システムにおいては、ユーザの音声
に対応した通信信号が第一のコードレス電話機の子機A
にてスクランブルされ(a)、そのスクランブルされた
通信信号が所定の無線チャネルを介して子機Aから親機
Aに転送される。親機によって受信されたスクランブル
通信信号は元の通信信号が復元されるようにディススク
ランブルされる(b)。第一のコードレス電話機の親機
Aから出力された通信信号は公衆回線網を介して第二の
コードレス電話機の親機Bに転送される。第二のコード
レス電話機の親機Bにて受信された通信信号は再度スク
ランブルされ(c)、そのスクランブルされた通信信号
が所定の無線チャネルを介して親機Bから子機Bに転送
される。第二のコードレス電話機の子機Bにて受信され
たスクランブル通信信号は再度ディススクランブルされ
(d)、元の通信信号が復元される。そして、第二のコ
ードレス電話機の子機Bは復元された通信信号に基づい
て音声を再生する。第二のコードレス電話の子機Bから
通信信号が転送される場合、第一のコードレス電話機の
子機から通信信号が転送される上述の場合と同様に、子
機Bは通信信号をスクランブルし(e)、第二のコード
レス電話機の親機Bがスクランブル通信信号をディスス
クランブルし(f)、第一のコードレス電話機の親機A
が受信通信信号を再度スクランブルし(g)、そして、
第一のコードレス電話の子機Aがスクランブル通信信号
を再度スクランブルする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のコードレス
電話システムでは、子機及び親機からなる第一のコード
レス電話はスクランブルと、ディススクランブルの双方
を行なう。第二のコードレス電話もまたスクランブルと
ディススクランブルの双方を行なう。通信信号の周波数
特性はスクランブル又はディススクランブル処理を行な
う毎に変化する。従って、従来のコードレス電話システ
ムでは、多くの回数のスクランブル、ディススクランブ
ル処理が行なわれるので、子機間の通話品質がスクラン
ブルを行なわない場合の通話品質に比べて劣化する。
【0010】そこで、本発明はスクランブル、ディスス
クランブルの回数を極力少なくして子機間の通信品質の
劣化を防止できるようにしたコードレス電話システムを
提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】互いにネットワークによ
り結合された、第一の子機及び第一の親機からなる第一
のコードレス電話機と、第二の子機及び第二の親機から
なる第二のコードレス電話機とを有するコードレス電話
システムにおいて、上記課題は、第一の子機に設けら
れ、通信信号を所定のスクランブル方式にてスクランブ
ルし、該スクランブルされた通信信号が第一の子機から
第一の親機に無線転送されるようにしたスクランブル手
段と、第一の親機に設けられ、第一の子機からの通信信
号を受信し、該受信信号をネットワークを介して第二の
親機にディススクランブルすることなく転送する第一の
中継手段と、第二の親機に設けられ、該第一の親機から
の通信信号を受信し、該受信信号を第二の子機にスクラ
ンブルすることなく無線転送する第二の中継手段と、第
二の子機に設けられ、第一の子機にて発生した通信信号
が復元されるように、第二の親機から無線転送された通
信信号を第一の子機でのスクランブル方式に対応したデ
ィススクランブル方式によりディススクランブルするデ
ィススクランブル手段とを備えるようにしたコードレス
電話システムにより達成される。
【0012】上記課題を解決するため、本発明に係る他
のコードレス電話システムは、請求項2に記載されるよ
うに、互いにネットワークにより結合された、第一の子
機及び第一の親機からなる第一のコードレス電話機と、
第二の子機及び第二の親機からなる第二のコードレス電
話機とを有するコードレス電話システムにおいて、第一
の子機に設けられ、通信信号を第一のスクランブル方式
にてスクランブルし、該スクランブルされた通信信号が
第一の子機から第一の親機に無線転送されるようにした
第一のスクランブル手段と、第一の親機に設けられ、第
一の子機から無線転送された通信信号をディススクラン
ブルする第一のディススクランブル手段と、第一の親機
に設けられ、第一のディススクランブル手段が通信信号
をディススクランブルすることを取消す第一の取消し手
段と、第一の親機に設けられ、第一のディススクランブ
ル手段によってディススクランブルされた通信信号又は
ディススクランブルされない通信信号のいずれかがネッ
トワークを介して第二の親機に転送されるように、該第
一のディススクランブル手段又は該第一の取消手段のい
ずれかを選択する第一の選択手段と、第二の親機に設け
られ、ネットワークを介して第一の親機から転送された
通信信号を第二のスクランブル方式にてスクランブルす
る第二のスクランブル手段と、第二の親機に設けられ、
該第二のスクランブル手段が通信信号をスクランブルす
ることを取消す第二の取消し手段と、第二の親機に設け
られ、第二のスクランブル手段によってスクランブルさ
れた通信信号又はスクランブルされない通信信号のいず
れかが第二の子機に無線通信されるように、該第二のス
クランブル手段又は第二の取消し手段のいずれかを選択
する第二の選択手段と、第一のスクランブル手段での第
一のスクランブル方式と第二のスクランブル手段での第
二のスクランブル方式とが同じであるか否かを判別する
判別手段と、該判別手段が第一のスクランブル方式と第
二のスクランブル方式が同じであると判別したときに上
記第一及び第二の選択手段を第一及び第二の取消し手段
が選択されるように制御する制御手段と、第二の子機に
設けられ、第一の子機にて発生した通信信号が復元され
るように、第二の親機から転送される通信信号をディス
スクランブルする第二のディススクランブル手段とを備
えるようにした。
【0013】また、上記コードレス電話システムに用い
られるコードレス電話機は、請求項6に記載されるよう
に、相互に無線通信が行なわれる子機及びケーブルによ
ってネットワークに接続されるべき親機とを有するコー
ドレス電話において、上記子機は、通信信号を所定のス
クランブル方式にてスクランブルし、該スクランブルさ
れた通信信号が親機に無線転送されるようにした第一の
スクランブル手段を備え、上記親機は、子機から無線転
送される通信信号を受信し、通信信号を子機に無線手相
する無線手段と、ネットワークに通信信号を送出し、ネ
ットワークからの通信信号を受信する入出力手段と、無
線手段を介した子機からの通信信号をディススクランブ
ルする第一のディススクランブル手段と、第一のディス
スクランブル手段が通信信号をディススクランブルする
ことを取消す第一の取消手段と、第一のディススクラン
ブル手段によってディススクランブルされた通信信号又
はディススクランブルされない通信信号のいずれかが入
出力手段を介してネットワークに転送されるように第一
のディススクランブル手段又は第一の取消手段のいずれ
かを選択する第一の選択手段と、入出力手段を介したネ
ットワークからの通信信号をスクランブルする第二のス
クランブル手段と、第二のスクランブル手段が通信信号
をスクランブルすることを取消す第二の取消手段と、第
二のスクランブル手段にてスクランブルされた通信信号
又はスクランブルされない通信信号のいずれかが無線手
段を介して子機に転送されるように第二のスクランブル
手段又は第二の取消手段のいずれかを選択する第二の選
択手段を備え、第一及び第二のスクランブル手段でのス
クランブル方式が当該コードレス電話機と通信される他
のコードレス電話機でのスクランブル方式が同じとき
に、第一及び第二の選択手段が夫々第一及び第二の取消
手段を選択するように外部ユニットからの制御信号によ
って制御されるようにし、上記子機が更に、他のコード
レス電話機にて発生した通信信号が復元されるように、
無線手段から転送される通信信号をディススクランブル
する第二のディススクランブル手段を備えるようにし
た。
【0014】更にまた、上記コードレス電話システムに
用いられる本発明に係る他のコードレス電話機は、請求
項7に記載されるように、相互に無線通信が行なわれる
子機及びケーブルによってネットワークに接続されるべ
き親機とを有するコードレス電話において、上記子機
は、通信信号を所定のスクランブル方式にてスクランブ
ルし、該スクランブルされた通信信号が親機に無線通信
されるようにした第一のスクランブル手段を備え、上記
親機は、子機から無線転送される通信信号を受信し、通
信信号を子機に無線転送する無線手段と、ネットワーク
に通信信号を送出し、ネットワークからの通信信号を受
信する入出力手段と、無線手段を介した子機からの通信
信号をディススクランブルする第一のディススクランブ
ル手段と、第一のディススクランブル手段が通信信号を
ディススクランブルすることを取消す第一の取消し手段
と、第一のディススクランブル手段によってディススク
ランブルされた通信信号又はディススクランブルされな
い通信信号のいずれかが入出力手段を介してネットワー
クに転送されるように第一のディススクランブル手段又
は第一の取消し手段のいずれかを選択する第一の選択手
段と、入出力手段を介したネットワークからの通信信号
をスクランブルする第二のスクランブル手段と、第二の
スクランブル手段が通信信号をスクランブルすることを
取消す第二の取消し手段と、第二のスクランブル手段に
てスクランブルされた通信信号又はスクランブルされな
い通信信号のいずれかが無線手段を介して子機に転送さ
れるように第二のスクランブル手段又は第二の取消手段
のいずれかを選択する第二の選択手段と、第一及び第二
のスクランブル手段でのスクランブル方式が当該コード
レス電話機と通信される他のコードレス電話機でのスク
ランブル方式と同じであるか否かを判別する判別手段
と、該判別手段が第一及び第二のスクランブル手段での
スクランブル方式が当該コードレス電話機と通信される
他のコードレス電話機でのスクランブル方式と同じであ
ると判別したときに、第一及び第二の取消手段が選択さ
れるように第一及び第二の選択手段を制御する制御手段
とを備え、上記子機が更に、他のコードレス電話機にて
発生した通信信号が復元されるように、無線手段から転
送される通信信号をディススクランブルする第二のディ
ススクランブル手段を備えるようにした。
【0015】
【作用】相互に通話を行なうコードレス電話機でのスク
ランブル方式が同じである場合、子機にてスクランブル
された通信信号は親機にてディススクランブルされずに
他のコードレス電話機の親機にネットワークを介して転
送される。そして、当該他のコードレス電話機では、親
機からスクランブルされた通信信号が再度のスクランブ
ルがなされずに子機に無線転送される。このスクランブ
ル通信信号を受信した子機はディススクランブルして元
の通信信号を復元する。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0017】図1は本発明の実施例に係るコードレス電
話システムを示すブロック図である。図1において、第
一のコードレス電話機100は子機1及び親機3を有す
る。この子機1及び親機3間で無線通信が行なわれる。
親機3はケーブルにてネットワーク7(PBXネットワ
ーク、ISDN等を含む)に結合している。第二のコー
ドレス電話300は子機12とケーブルにてネットワー
ク7に結合された親機8とを有する。子機1及び12は
夫々スクランブラー及びディススクランブラーを有する
秘話部2及び13を備えている。親機3及び8は夫々秘
話部4及び9とセレクタ5及び10と制御部6及び11
を備えている。制御部6及び11は夫々秘話部4及び9
の出力ポート又は線路14及び15を介した秘話部4及
び9の入力ポートのいずれかを選択するようにセレクタ
5及び10を制御する。
【0018】第一のコードレス電話の子機1が第二のコ
ードレス電話をダイヤルすると、第二のコードレス電話
の子機12がネットワーク7及び親機8を介してコール
される。そして、そのコールに対して子機12の操作を
行なうと、子機1,12間の通話が可能となる。制御部
6は第二のコードレス電話300が第一のコードレス電
話100と同じスクランブル方式にて通信信号をスクラ
ンブルするか否か判定する。第二のコードレス電話30
0が第一のコードレス電話100と同じスクランブル方
式にてスクランブルを行なう場合、制御部6はセレクタ
5に経路14を介した秘話部4の入力ポートを選択させ
る。その結果、無線にて子機1から供給されるスクラン
ブル通信信号がディススクランブルされることなくセレ
クタ5及びネットワーク7を介して第二のコードレス電
話機300の親機8に転送される。第二のコードレス電
話機300の親機8において、制御部11は第一のコー
ドレス電話機100が第二のコードレス電話機300と
同じスクランブル方式にてスクランブルを行なうか否か
を判定する。この制御部11が第一のコードレス電話機
100が第二のコードレス電話機300と同じスクラン
ブル方式にてスクランブルを行なうと判定すると、制御
部11はセレクタ10に経路15を介した秘話部9の入
力ポートを選択させる。その結果、親機8で受信したス
クランブル信号が再度のスクランブルなしに子機12に
無線転送される。子機12の秘話部13は親機8から転
送されたスクランブル信号をディススクランブルし、元
の通信信号が第二のコードレス電話機300の子機12
にて復元される。
【0019】上記コードレス電話システムにおいて、子
機1,12間の通信がスクランブルを伴って行なわれる
場合、スクランブル処理とディススクランブル処理が各
1回だけ行なわれる。通信信号がスクランブルまたディ
ススクランブルされる回数が減少し、よって、通話品質
がほとんど劣化しない。
【0020】第一のコードレス電話機100の制御部6
は、例えば、この第一のコードレス電話機100と同じ
スクランブル方式にてスクランブルを行なうコードレス
電話機を特定する電話番号を記憶する記憶ユニットを有
する。この場合、制御部6は記憶ユニット内の電話番号
を参照して、第二のコードレス電話機300内で第一の
コードレス電話機100と同じスクランブル方式にてス
クランブルが行なわれるか否かを判定する。制御部11
もまた、第二のコードレス電話機300と同じスクラン
ブル方式にてスクランブルを行なうコードレス電話機を
特定する電話番号を記憶する記憶ユニットを有する。
【0021】ネットワーク7に結合するコードレス電話
機のスクランブル方式を登録しておくことも可能であ
る。この場合、第一のコードレス電話機100と第二の
コードレス電話300とが通信する際に、ネットワーク
7が第一及び第二のコードレス電話機100,300の
夫々に通信相手となる第二及び第一のコードレス電話機
300及び100でのスクランブル方式を通知する。制
御部6及び11が夫々第一及び第二のコードレス電話機
100,300でのスクランブル方式がネットワークか
ら通知されたスクランブル方式と同じであると判定した
ときには、制御部6及び11は夫々セレクタ5及び10
に経路14,15を介した秘話部4及び9の入力ポート
を選択させる。一方、制御部6及び11が夫々第一及び
第二のコードレス電話機100,300でのスクランブ
ル方式がネットワーク7から通知されたスクランブル方
式と異なると判定すると、制御部6及び11はセレクタ
5及び10に秘話部4及び9の出力ポートを選択させ
る。
【0022】次に実施例を詳細に説明する。
【0023】図2はコードレス電話機の親機を示す。図
2に示される親機20は、光ファイバー等のケーブルに
てネットワーク(例えば、公衆回線網、専用網、ISD
N)に結合されている。親機20は無線にて子機にも結
合される。図2において、親機20は、無線ユニット2
00、分配器201、セレクタ202,207、ディス
スクランブラー204,オアゲート205,210、ス
ピーチネットワーク206及びスクランブラー208を
有している。親機20は更にキーボード211、制御部
212及びメモリユニット213を有している。無線ユ
ニット200は子機に対する無線通信における通信信号
及び制御信号の送受信を制御する。分配器201は無線
ユニット200を介して子機からの通信信号内の電話番
号情報と制御部212に供給する。通信信号内の他の情
報は分配器201を通過する。セレクタ202は経路2
03又はディススクランブラー204のいずれかを選択
し、分配器201からの通信信号が選択された経路20
3又はディススクランブラー204のいずれか一方に供
給される。経路203及びディススクランブラー204
からの通信信号はオアゲート205を介してスピーチネ
ットワーク206に供給される。スピーチネットワーク
206は公衆回線網に結合している。セレクタ207は
経路209又はスクランブラー208のいずれかを選択
し、スピーチネットワーク206を介した公衆回線網か
らの通信信号が選択された経路209又はスクランブラ
ー208のいずれか一方に供給される。経路209及び
スクランブラー208からの通信信号はオアゲート21
0をいして無線ユニット200に供給される。キーボー
ド211は電話番号等の情報を入力するために操作され
る。制御部212は親機20全体を制御する。メモリユ
ニット213はROM,RAD等を有する。メモリユニ
ット213は制御部212で使用されるコントロールプ
ログラム及び種々の情報を記憶している。メモリユニッ
ト213は更に、この親機20と同じスクランブル方式
にて通信信号を処理する他のコードレス電話機を特定す
る電話番号を示したテーブルを記憶している。ISDN
のための網終端装置(NT)は図示されないが、親機2
0と公衆回線網との間に設けられている。
【0024】第一及び第二のコードレス電話機間の通信
は図3に示すフローチャートに従って行なわれる。
【0025】第一のコードレス電話機の子機が発信する
と、親機20の無線ユニット200は発呼情報(ダイヤ
ル情報、ISDNの呼設定情報等)を受信する。そし
て、制御部212は経路203が選択されるようにセレ
クタ202を制御する。発呼情報はスピーチネットワー
ク206を介して公衆回線網に送出される。発呼情報は
公衆回線網を介して第二のコードレス電話機の親機20
に転送され、第二のコードレス電話機が発呼される。第
一のコードレス電話機からの発呼に応答して第二のコー
ドレス電話機にて所定の操作が行なわれると、第一及び
第二のコードレス電話機が通信可能な状態となる。この
後、第一及び第二のコードレス電話機間の通信が図3に
示すフローチャートに従って行なわれる。
【0026】第一のコードレス電話機の子機が所定のス
クランブル方式にて通信信号をスクランブルし、そのス
クランブルされた通信信号が子機から無線転送される
(ステップS1)。子機からのスクランブルされた通信
信号は親機20の無線ユニット200にて受信される
(ステップS2)。第一のコードレス電話機の親機20
において、制御部212は、子機から通信信号と共に転
送されるスクランブル情報に基づいて、受信した通信信
号がスクランブルされているか否かを判定する(ステッ
プS3)。ステップS3にて受信信号がスクランブルさ
れていると判定されると、制御部212は、メモリユニ
ット213内のテーブルを参照して、発呼情報内の電話
番号がテーブル内に示される電話番号のいずれかに等し
いか否かを判定する(ステップS4)。即ち、ステップ
S4は第二のコードレス電話機が第一のコードレス電話
機と同じスクランブル方式にてスクランブルするか否か
を判定している。ステップS4にて得られる結果がYE
Sのとき、制御部212は経路203が選択されるよう
にセレクタ202を制御する。その結果、無線ユニット
200にて受信されたスクランブル通信信号が分配器2
01、セレクタ202、オアゲート205及びスピーチ
ネットワーク206を介して公衆回線網に送出される
(ステップS7)。そして、スクランブル通信信号が第
二のコードレス電話機の親機20に転送される。このと
き、制御部212は経路209が選択されるようにセレ
クタ207を制御する。従って、スピーチネットワーク
206がセレクタ207、経路209及びオアゲート2
10を介して無線ユニット200に結合される。
【0027】第二のコードレス電話機の親機20におい
て、第一のコードレス電話機から転送されるスクランブ
ル通信信号をスピーチネットワーク206が受信する
と、制御部212はこの呼が第一コードレス電話機の親
機又は子機のいずれから発信されたかを判定する(ステ
ップS8)。制御部212がこの呼が子機から発信され
たものと判定すると、制御部212は更に通信信号がス
クランブルされているか否かを判定する(ステップS
9)。ステップS9にて得られる結果がYESのとき、
制御部212は、メモリユニット213内のテーブルを
参照して第一のコードレス電話機の電話番号がテーブル
にて示される電話番号のいずれかに等しいか否かを判定
する(ステップS10)。即ち、ステップS10は、第
一のコードレス電話機が第二のコードレス電話機と同じ
スクランブル方式にてスクランブルを行なっているか否
かを判定している。ステップS10で得られる結果がY
ESのとき、制御部212は経路209が選択されるよ
うにセレクタ207を制御する。その結果、スピーチネ
ットワーク206にて受信されたスクランブル通信信号
はセレクタ207、経路209及びオアゲート210を
介して無線ユニット200に供給され、第二のコードレ
ス電話機でのスクランブル処理がキャンセルされる(ス
テップS11)。そして、無線ユニット200から転送
されたスクランブル通信信号は第二のコードレス電話機
の子機にて受信される(ステップS13)。第二のコー
ドレス電話機の子機において、受信したスクランブル通
信信号はディススクランブルされる。この場合、第二の
コードレス電話機のスクランブル方式が第一のコードレ
ス電話機のそれと同じであるので、第一のコードレス電
話機の子機にて発せられた元の通信信号が、このディス
スクランブル処理により、第二のコードレス電話機の子
機にて復元される。
【0028】第一のコードレス電話機から転送された通
信信号に応じて第二のコードレス電話機の子機で生成さ
れた通信信号は、上記の場合と同様に処理され、第一の
コードレス電話機に返送される。
【0029】一方、第一のコードレス電話機の親機20
における制御部212が当該テーブル内に第二のコード
レス電話機と同じ電話番号がないとステップS4で判定
すると、制御部212はディススクランブラー204が
選択されるようにセレクタ202を制御する。その結
果、無線ユニット200から出力されるスクランブル通
信信号はディススクランブラー204によってディスス
クランブルされる(ステップS5)。ディススクランブ
ラー204から出力された通信信号はオアゲート205
及びスピーチネットワーク206を介して公衆回線に送
出される(ステップS7)。制御部212はスクランブ
ラー208が選択されるようにセレクタ207を制御す
る。
【0030】第二のコードレス電話機の親機20におい
て、スピーチネットワーク206が通信信号を受信する
と、ステップS9は通信信号がスクランブルされていな
いと判定する。従って、制御部212はスクランブラー
208が選択されるようにセレクタ207を制御する
(ステップS14)。その結果、スピーチネットワーク
206にて受信された通信信号は、スクランブラー20
8によってスクランブルされオアゲート210を介して
無線ユニットに供給される。そのスクランブル通信信号
は無線ユニット200から無線転送される(ステップS
12)。第二のコードレス電話機の子機は親機20から
転送されるスクランブル通信信号を受信する(ステップ
S13)。スクランブル通信信号は子機にてディススク
ランブルされ、元の通信信号が復元される。
【0031】更に、第一のコードレス電話機の親機が第
二のコードレス電話機を発呼した場合、ユーザの音声に
対応した通信信号もまた親機にて生成される(ステップ
S6)。この後、通信信号はスピーチネットワーク20
6からスクランブルせずに公衆回線網に送出される(ス
テップS7)。この場合、第二のコードレス電話機の親
機20において、制御部212はこの呼が第一のコード
レス電話機の親機からなされたことを判定する(ステッ
プS8)。そして、第二のコードレス電話機の親機によ
って受信された通信信号は、スクランブルされ(ステッ
プS14)、無線ユニット200から無線転送される
(ステップS12)。第二のコードレス電話機の子機に
よって受信されたスクランブル通信信号はディススクラ
ンブルされ、元の通信信号が復元される。
【0032】次に、図4を参照して本発明に係る第二の
実施例を説明する。
【0033】図4において、コードレス電話システム
は、第一,第二及び第三のコードレス電話機(A),
(B),(C)と通常の電話機37とを有する。第一,
第二及び第三のコードレス電話機(A),(B),
(C)は夫々、子機30,36,39と親機31,3
5,38とを備えている。親機31,35,38及び電
話機37はケーブルによってネットワーク(公衆回線
網、専用網、ISDN等)に接続されている。このコー
ドレス電話システムはネットワークを制御する制御部3
3及びこの制御部33に接続されたメモリユニット34
もまた備えている。メモリユニット34は第一,第二,
第三のコードレス電話機(A),(B),(C)でのス
クランブル方式の種類を示すテーブルを記憶している。
このテーブルにおいて、第一,第二,第三のコードレス
電話機を特定する電話番号のそれぞれがスクランブル方
式の種類に対応している。
【0034】第二の実施例において、コードレス電話機
間でネットワーク32を介して通信が行なわれていると
き、制御部33は親機から他の親機に転送される通信信
号がスクランブルされているか否かを制御する。
【0035】第一のコードレス電話機(A)の子機30
は、例えば、第二のコードレス電話機(B)を発呼す
る。第一のコードレス電話機(A)の親機31が発信す
ると、該親機31は発呼情報をネットワーク32に送出
する。この発呼情報はネットワーク32を介して制御部
33に供給される。制御部33は、第一及び第二のコー
ドレス電話(A),(B)がネットワーク32によって
接続されるようにネットワーク32を制御する。もし、
第二のコードレス電話機(B)が空いていれば、制御部
33は第二のコードレス電話機(B)の呼出しの制御を
行なう。制御部33は、メモリユニット34内のテーブ
ルを参照して、第一のコードレス電話(A)の電話番号
に対応するスクランブル方式が第二のコードレス電話
(B)の電話番号に対応するスクランブル方式が同じか
否かを判定する。制御部33がそれらのスクランブル方
式が同じであると判別すると、制御部33はネットワー
ク32を介して第一及び第二のコードレス電話機
(A),(B)の親機31,35に、ディススクランブ
ル処理を取消すための制御信号を与える。その結果、第
一のコードレス電話機(A)の子機30にてスクランブ
ルされた通信信号がディススクランブル及びスクランブ
ルの処理なしにその親機31を介して第二のコードレス
電話機(B)の子機36に供給される(図4参照)。
そして、第二のコードレス電話機(B)の子機36は、
親機35から無線転送されたスクランブル通信信号をデ
ィススクランブルし、それにより、元の通信信号が第二
のコードレス電話機(B)の子機36にて得られる。
【0036】制御部33が第一のコードレス電話機
(A)から第三のコードレス電話機(C)への呼を検出
すると、制御部33は、メモリユニット34内のテーブ
ルを参照して、第一のコードレス電話機(A)に対応し
たスクランブル方式が第三のコードレス電話機(C)の
スクランブル方式と同じか否かを判定する。制御部33
が第一のコードレス電話機(A)のスクランブル方式と
第三のコードレス電話機(C)のスクランブル方式とが
同じでないと判別すると、制御部33は第一及び第三の
親機31,38に制御信号を与えない。従って、子機3
0から転送されたスクランブル通信信号は第一のコード
レス電話機(A)の親機31にてディススクランブルさ
れる。第三のコードレス電話機(C)の親機38にネッ
トワーク32を介して転送された通信信号は所定の方式
にてスクランブルされる。そして、スクランブルされた
通信信号は親機38から無線転送される。スクランブル
された通信信号は第三のコードレス電話機(C)の子機
39にてディススクランブルされ、元の通信信号が復元
される。
【0037】第一のコードレス電話機(A)が電話機3
7を発呼する場合、制御部33はスクランブル通信信号
がディススクランブルされるように第一のコードレス電
話機(A)の親機31を制御する。
【0038】第一のコードレス電話機(A)が第三のコ
ードレス電話機(C)又は電話機37を発呼する上記場
合の通信信号の状態は図4ので示される。
【0039】本発明は上記実施例に限定されることはな
く、変形例等は適宜可能である。
【0040】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、コードレス電話機の子機間の通信において、双方の
スクランブルの方式が同じ場合には、スクランブルとデ
ィススクランブルが1回行なわれるだけである。従っ
て、スクランブル、ディススクランブルに起因した通信
品質の劣化はほとんどない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】親機の構成図である。
【図3】コードレス電話システムの動作を表わすフロー
チャートである。
【図4】他の実施例に係るコードレス電話システムを示
すブロック図である。
【図5】従来のスクランブル機能の説明図である。
【図6】従来のコードレス電話システムを示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 第一のコードレス電話機の子機 2 秘話部 3 第一のコードレス電話機の親機 4 秘話部 5 セレクタ 6 制御部 7 ネットワーク 8 第二のコードレス電話機の親機 9 秘話部 10 セレクタ 11 制御部 12 第二のコードレス電話機の子機 13 秘話部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いにネットワーク(7)により結合さ
    れた、第一の子機(1)及び第一の親機(3)からなる
    第一のコードレス電話機と、第二の子機(12)及び第
    二の親機(8)からなる第二のコードレス電話機とを有
    するコードレス電話システムであって、 第一の子機(1)に設けられ、通信信号を所定のスクラ
    ンブル方式にてスクランブルし、該スクランブルされた
    通信信号が第一の子機(1)から第一の親機(3)に無
    線転送されるようにしたスクランブル手段(2)と、 第一の親機(3)に設けられ、第一の子機(1)からの
    通信信号を受信し、該受信信号をネットワークを介して
    第二の親機にディススクランブルすることなく転送する
    第一の中継手段(14,5)と、 第二の親機(8)に設けられ、該第一の親機(3)から
    の通信信号を受信し、該受信信号を第二の子機(12)
    にスクランブルすることなく無線転送する第二の中継手
    段(15,10)と、 第二の子機(12)に設けられ、第一の子機(1)にて
    発生した通信信号が復元されるように、第二の親機
    (8)から無線転送された通信信号を第一の子機(1)
    でのスクランブル方式に対応したディススクランブル方
    式によりディススクランブルするディススクランブル手
    段(13)とを備えたことを特徴とするコードレス電話
    システム。
  2. 【請求項2】 互いにネットワーク(7)により結合さ
    れた、第一の子機(1)及び第一の親機(3)からなる
    第一のコードレス電話機と、第二の子機(12)及び第
    二の親機(8)からなる第二のコードレス電話機とを有
    するコードレス電話システムであって、 第一の子機(1)に設けられ、通信信号を第一のスクラ
    ンブル方式にてスクランブルし、該スクランブルされた
    通信信号が第一の子機(1)から第一の親機(3)に無
    線転送されるようにした第一のスクランブル手段(2)
    と、 第一の親機(3)に設けられ、第一の子機(1)から無
    線転送された通信信号をディススクランブルする第一の
    ディススクランブル手段(4)と、 第一の親機(3)に設けられ、第一のディススクランブ
    ル手段(4)が通信信号をディススクランブルすること
    を取消す第一の取消し手段(14)と、 第一の親機(3)に設けられ、第一のディススクランブ
    ル手段(4)によってディススクランブルされた通信信
    号又はディススクランブルされない通信信号のいずれか
    がネットワーク(7)を介して第二の親機(8)に転送
    されるように、該第一のディススクランブル手段(4)
    又は該第一の取消し手段(14)のいずれかを選択する
    第一の選択手段(5)と、 第二の親機(8)に設けられ、ネットワーク(7)を介
    して第一の親機(3)から転送された通信信号を第二の
    スクランブル方式にてスクランブルする第二のスクラン
    ブル手段(19)と、 第二の親機(8)に設けられ、該第二のスクランブル手
    段(9)が通信信号をスクランブルすることを取消す第
    二の取消し手段(15)と、 第二の親機(8)に設けられ、第二のスクランブル手段
    (9)によってスクランブルされた通信信号又はスクラ
    ンブルされない通信信号のいずれかが第二の子機(1
    2)に無線通信されるように、該第二のスクランブル手
    段(9)又は第二の取消し手段(15)のいずれかを選
    択する第二の選択手段(10)と、 第一のスクランブル手段(2)での第一のスクランブル
    方式と第二のスクランブル手段(9)での第二のスクラ
    ンブル方式とが同じであるか否かを判別する判別手段
    (6)(11)と、 該判別手段(6)(11)が第一のスクランブル方式と
    第二のスクランブル方式が同じであると判別したときに
    上記第一及び第二の選択手段(5)(10)を第一及び
    第二の取消し手段(14)(15)が選択されるように
    制御する制御手段(6)(11)と、 第二の子機(12)に設けられ、第一の子機(1)にて
    発生した通信信号が復元されるように、第二の親機
    (8)から転送される通信信号をディススクランブルす
    る第二のディススクランブル手段とを備えたことを特徴
    とするコードレス電話システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のコードレス電話システム
    において、判定手段及び制御手段(6)(11)が第一
    及び第二の親機(3)(8)に設けられたことを特徴と
    するコードレス電話システム。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のコードレス電話システム
    において、判定手段及び制御手段(33,34)がネッ
    トワーク(32)と結合し、制御手段(33)がネット
    ワーク(32)を介して第一及び第二の選択手段(20
    2)(207)を制御するようにしたことを特徴とする
    コードレス電話システム。
  5. 【請求項5】 請求項2乃至4いずれか記載のコードレ
    ス電話システムにおいて、 判定手段は、第一のスクランブル方式と第二のスクラン
    ブル方式とが同じであるか否かを示すテーブルを記憶し
    た記憶手段(213,34)を有し、該判定手段が記憶
    手段に記憶されたテーブルを参照して第一のスクランブ
    ル方式と第二のスクランブル方式とが同じであるか否か
    を判別するようにしたことを特徴とするコードレス電話
    システム。
  6. 【請求項6】 相互に無線通信が行なわれる子機(1)
    及びケーブルによってネットワーク(7)に接続される
    べき親機(20)とを有するコードレス電話であって、
    上記子機(1)は、 通信信号を所定のスクランブル方式にてスクランブル
    し、該スクランブルされた通信信号が親機(20)に無
    線転送されるようにした第一のスクランブル手段(2)
    を備え、 上記親機(20)は、 子機(1)から無線転送される通信信号を受信し、通信
    信号を子機(1)に無線転送する無線手段(200)
    と、 ネットワーク(7)に通信信号を送出し、ネットワーク
    (7)からの通信信号を受信する入出力手段(206)
    と、 無線手段(200)を介した子機(1)からの通信信号
    をディススクランブルする第一のディススクランブル手
    段(204)と、 第一のディススクランブル手段(204)が通信信号を
    ディススクランブルすることを取消す第一の取消し手段
    (203)と、 第一のディススクランブル手段(204)によってディ
    ススクランブルされた通信信号又はディススクランブル
    されない通信信号のいずれかが入出力手段(206)を
    介してネットワーク(7)に転送されるように第一のデ
    ィススクランブル手段(204)又は第一の取消し手段
    (203)のいずれかを選択する第一の選択手段(20
    2)と、 入出力手段(206)を介したネットワーク(7)から
    の通信信号をスクランブルする第二のスクランブル手段
    (208)と、 第二のスクランブル手段(208)が通信信号をスクラ
    ンブルすることを取消す第二の取消し手段(209)
    と、 第二のスクランブル手段(208)にてスクランブルさ
    れた通信信号又はスクランブルされない通信信号のいず
    れかが無線手段(200)を介して子機(1)に転送さ
    れるように第二のスクランブル手段(208)又は第二
    の取消し手段(209)のいずれかを選択する第二の選
    択手段(207)を備え、第一及び第二のスクランブル
    手段(2)(208)でのスクランブル方式が当該コー
    ドレス電話機と通信される他のコードレス電話機でのス
    クランブル方式と同じときに、第一及び第二の選択手段
    (202)(207)が夫々第一及び第二の取消し手段
    (203)(209)を選択するように外部ユニット
    (33)からの制御信号によって制御されるようにし、 上記子機(1)が更に、他のコードレス電話機にて発生
    した通信信号が復元されるように無線手段(200)か
    ら転送される通信信号をディススクランブルする第二の
    ディススクランブル手段(2)を備えるようにしたこと
    を特徴とするコードレス電話機。
  7. 【請求項7】 相互に無線通信が行なわれる子機(1)
    及びケーブルによってネットワーク(7)に接続される
    べき親機(20)とを有するコードレス電話であって、
    上記子機(1)は、 通信信号を所定のスクランブル方式にてスクランブル
    し、該スクランブルされた通信信号が親機(20)に無
    線転送されるようにした第一のスクランブル手段(2)
    を備え、 上記親機(20)は、 子機(1)から無線転送される通信信号を受信し、通信
    信号を子機(1)に無線転送する無線手段(200)
    と、 ネットワーク(7)に通信信号を送出し、ネットワーク
    (7)からの通信信号を受信する入出力手段(206)
    と、 無線手段(200)を介した子機(1)からの通信信号
    をディススクランブルする第一のディススクランブル手
    段(204)と、 第一のディススクランブル手段が通信信号をディススク
    ランブルすることを取消す第一の取消し手段(203)
    と、 第一のディススクランブル手段(204)によってディ
    ススクランブルされた通信信号又はディススクランブル
    されない通信信号のいずれかが入出力手段(206)を
    介してネットワーク(7)に転送されるように第一のデ
    ィススクランブル手段(204)又は第一の取消し手段
    (203)のいずれかを選択する第一の選択手段(20
    2)と、 入出力手段(206)を介したネットワーク(7)から
    の通信信号をスクランブルする第二のスクランブル手段
    (208)と、 第二のスクランブル手段(208)が通信信号をスクラ
    ンブルすることを取消す第二の取消し手段(209)
    と、 第二のスクランブル手段(208)にてスクランブルさ
    れた通信信号又はスクランブルされない通信信号のいず
    れかが無線手段(200)を介して子機(1)に転送さ
    れるように第二のスクランブル手段(208)又は第二
    の取消手段(209)のいずれかを選択する第二の選択
    手段(207)と、 第一及び第二のスクランブル手段(2)(208)での
    スクランブル方式が当該コードレス電話機と通信される
    他のコードレス電話機でのスクランブル方式と同じであ
    るか否かを判別する判別手段(213,S4,S10)
    と、 該判別手段(213,S4,S10)が第一及び第二の
    スクランブル手段(2)(208)でのスクランブル方
    式が当該コードレス電話機と通信される他のコードレス
    電話機でのスクランブル方式と同じであると判別したと
    きに、第一及び第二の取消手段(203)(209)が
    選択されるように第一及び第二の選択手段(202)
    (207)を制御する制御手段(S4,S11)とを備
    え、 上記子機(1)が更に、他のコードレス電話機にて発生
    した通信信号が復元されるように、無線手段(200)
    から転送される通信信号をディススクランブルする第二
    のディススクランブル手段(2)を備えたことを特徴と
    するコードレス電話機。
  8. 【請求項8】 請求項7のコードレス電話機において、 判定手段は、第一及び第二のスクランブル手段(2)
    (208)でのスクランブル方式と同じスクランブル方
    式にて通信信号をスクランブルする他のコードレス電話
    機を示すテーブルを記憶した記憶手段(213)を有
    し、該判定手段が、記憶手段(213)内のテーブルを
    参照して、第一及び第二のスクランブル手段(2)(2
    08)でのスクランブル方式が当該コードレス電話機と
    通信を行なう他のコードレス電話機でのスクランブル方
    式と同じであるか否かを判別するようにしたことを特徴
    とするコードレス電話機。
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JP2007027937A (ja) * 2005-07-13 2007-02-01 Renesas Technology Corp 暗号化・復号化回路

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US8559634B2 (en) 2005-07-13 2013-10-15 Renesas Electronics Corporation Encoding/decoding circuit
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