JPH05205697A - 高圧放電ランプ - Google Patents
高圧放電ランプInfo
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- JPH05205697A JPH05205697A JP4285335A JP28533592A JPH05205697A JP H05205697 A JPH05205697 A JP H05205697A JP 4285335 A JP4285335 A JP 4285335A JP 28533592 A JP28533592 A JP 28533592A JP H05205697 A JPH05205697 A JP H05205697A
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- halide
- discharge lamp
- pressure discharge
- high pressure
- sodium
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- H01J61/125—Selection of substances for gas fillings; Specified operating pressure or temperature having an halogenide as principal component
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- H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
- H01J61/02—Details
- H01J61/30—Vessels; Containers
- H01J61/35—Vessels; Containers provided with coatings on the walls thereof; Selection of materials for the coatings
Landscapes
- Discharge Lamp (AREA)
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】室内照明に適しかつ同時に比較的低い色温度と
良好な演色性と長寿命とに優れている、金属ハロゲン化
物を備えた小電力用の高圧放電ランプを提供する。 【構成】小電力用の高圧放電ランプは主としてナトリウ
ム、スカンジウムおよびタリウム金属のハロゲン化物
(H.)を含む充填物を有している。Na.−H./S
c.−H.の比は5〜24:1であり、一方Na.−
H./TL.−H.の比は25〜73:1である。放電
管2は反射被膜15、16を有している。
良好な演色性と長寿命とに優れている、金属ハロゲン化
物を備えた小電力用の高圧放電ランプを提供する。 【構成】小電力用の高圧放電ランプは主としてナトリウ
ム、スカンジウムおよびタリウム金属のハロゲン化物
(H.)を含む充填物を有している。Na.−H./S
c.−H.の比は5〜24:1であり、一方Na.−
H./TL.−H.の比は25〜73:1である。放電
管2は反射被膜15、16を有している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は小電力(約35〜200
W)用の高圧放電ランプに関する。
W)用の高圧放電ランプに関する。
【0002】
【従来の技術】一般用照明には約2600〜4600K
の色温度に相当する温白色(WDL)または昼白色(N
DL)の光色で優れているメタルハライドランプの使用
が好適である。
の色温度に相当する温白色(WDL)または昼白色(N
DL)の光色で優れているメタルハライドランプの使用
が好適である。
【0003】一般照明における適格性基準には特に60
00時間以上の長寿命と、高いRa評価数で表わされる
できるだけ良好な演色性とがある。平均演色評価数に関
してはRa=80の最低値が得られるように努められ
る。その他に赤色スペクトル範囲における演色性の尺度
を形成する特殊演色評価数R9が特に重要である。従来
は長寿命と良好な演色性との間に満足できる妥協を見出
すことが出来なかった。
00時間以上の長寿命と、高いRa評価数で表わされる
できるだけ良好な演色性とがある。平均演色評価数に関
してはRa=80の最低値が得られるように努められ
る。その他に赤色スペクトル範囲における演色性の尺度
を形成する特殊演色評価数R9が特に重要である。従来
は長寿命と良好な演色性との間に満足できる妥協を見出
すことが出来なかった。
【0004】ドイツ連邦共和国特許第2106447号
明細書によれば、NDL光色のために開発されたナトリ
ウムハロゲン化物と種々の希土類金属とから成る充填物
が公知である。この充填物はしかしながらWDL光色に
は適さない。というのは、この光色を得るためには極め
て高い管壁負荷が必要とされ、この管壁負荷はランプ内
の希土類材料の主成分が凝縮物として存在するというこ
とと結び付いて充填物質と石英ガラスとの化学反応を迅
速に惹き起こし(失透)、このことにより寿命に著しい
悪影響を与えるからである。
明細書によれば、NDL光色のために開発されたナトリ
ウムハロゲン化物と種々の希土類金属とから成る充填物
が公知である。この充填物はしかしながらWDL光色に
は適さない。というのは、この光色を得るためには極め
て高い管壁負荷が必要とされ、この管壁負荷はランプ内
の希土類材料の主成分が凝縮物として存在するというこ
とと結び付いて充填物質と石英ガラスとの化学反応を迅
速に惹き起こし(失透)、このことにより寿命に著しい
悪影響を与えるからである。
【0005】光色WDLのために既にテストされている
他の特殊な系はNa−Sn充填物(ドイツ連邦共和国特
許第2655167号明細書参照)であるが、しかしな
がらこの充填物を用いても従来充分な演色性が得られ
ず、しかも不所望な残留ガスの除去が不完全な場合に強
い電極腐食を生ぜしめる。
他の特殊な系はNa−Sn充填物(ドイツ連邦共和国特
許第2655167号明細書参照)であるが、しかしな
がらこの充填物を用いても従来充分な演色性が得られ
ず、しかも不所望な残留ガスの除去が不完全な場合に強
い電極腐食を生ぜしめる。
【0006】さらに純粋なNa−Sc充填物(ヨーロッ
パ特許第165587号明細書参照)が提案されている
が、この充填物は従来特に米国において広まっている。
この系の比較的悪い演色性は従来その長寿命(6000
時間以上)のために甘受されているが、平均演色評価数
Ra8 は約70に過ぎず、また特殊演色評価数R9は−
90である。
パ特許第165587号明細書参照)が提案されている
が、この充填物は従来特に米国において広まっている。
この系の比較的悪い演色性は従来その長寿命(6000
時間以上)のために甘受されているが、平均演色評価数
Ra8 は約70に過ぎず、また特殊演色評価数R9は−
90である。
【0007】ランプ特性を改善するためにNa−Sc系
において種々の添加物、特にトリウム(ヨーロッパ特許
第220633号明細書参照)とタリウムとのハロゲン
化物(H.と短縮)がテストされている。米国特許第4
866342号明細書によれば、3800Kと4600
Kとの間の色温度(光色NDLに相当)と、高電力(4
00W)とのために、配量として25:1〜50:1の
Na−H.:Sc−H.間のモル比と、同様に75:1
〜280:1のNa−H.:Tl−H.間のモル比とが
示されている。
において種々の添加物、特にトリウム(ヨーロッパ特許
第220633号明細書参照)とタリウムとのハロゲン
化物(H.と短縮)がテストされている。米国特許第4
866342号明細書によれば、3800Kと4600
Kとの間の色温度(光色NDLに相当)と、高電力(4
00W)とのために、配量として25:1〜50:1の
Na−H.:Sc−H.間のモル比と、同様に75:1
〜280:1のNa−H.:Tl−H.間のモル比とが
示されている。
【0008】同様の配量指定は4500K(昼白色)の
標準的な色温度を有する自動車用放電ランプに関するド
イツ連邦共和国特許出願公開第3341846号公報に
おいても見られる。しかしこの場合演色性は問題になっ
ていない。
標準的な色温度を有する自動車用放電ランプに関するド
イツ連邦共和国特許出願公開第3341846号公報に
おいても見られる。しかしこの場合演色性は問題になっ
ていない。
【0009】Na−Sc系を改善するために、例えば、
元素のスカンジウムを添加すること(ヨーロッパ特許第
173235号明細書参照)、放電管上に被膜を設ける
こと(ヨーロッパ特許第220633号および第173
235号明細書参照)または補助的な熱蓄積管を使用し
ながら外管を排気すること(ヨーロッパ特許第1655
87号明細書参照)等の他のやり方も試みられている。
元素のスカンジウムを添加すること(ヨーロッパ特許第
173235号明細書参照)、放電管上に被膜を設ける
こと(ヨーロッパ特許第220633号および第173
235号明細書参照)または補助的な熱蓄積管を使用し
ながら外管を排気すること(ヨーロッパ特許第1655
87号明細書参照)等の他のやり方も試みられている。
【0010】良好な演色性と低い色温度(WDLに相
当)とを有する満足すべきランプを得るために、特別な
努力がヨーロッパ特許出願公開第215524号公報に
記載されている。ランプはNa−Tl系を基礎とし、必
要に応じて希土類(Scを含む)が添加される。ランプ
はしかしながらセラミック放電管が使用されなければな
らないような高い管壁負荷(25W/cm2 以上、標準
的には60W/cm2 )で点灯されなければならない。
さらに、放電管の容積および電極配置に関する多数の幾
何学的条件を守らなければならない。このような解決策
は理論上は興味深いが、実際上はセラミック材料の使用
が全く新しい技術を必要としこのことが著しく高いコス
トと技術上の問題とを生ぜしめるので不満足である。こ
の場合特に貫通リード線の永続的な気密性保持と耐ハロ
ゲン性ガラスろうの開発が問題となる。
当)とを有する満足すべきランプを得るために、特別な
努力がヨーロッパ特許出願公開第215524号公報に
記載されている。ランプはNa−Tl系を基礎とし、必
要に応じて希土類(Scを含む)が添加される。ランプ
はしかしながらセラミック放電管が使用されなければな
らないような高い管壁負荷(25W/cm2 以上、標準
的には60W/cm2 )で点灯されなければならない。
さらに、放電管の容積および電極配置に関する多数の幾
何学的条件を守らなければならない。このような解決策
は理論上は興味深いが、実際上はセラミック材料の使用
が全く新しい技術を必要としこのことが著しく高いコス
トと技術上の問題とを生ぜしめるので不満足である。こ
の場合特に貫通リード線の永続的な気密性保持と耐ハロ
ゲン性ガラスろうの開発が問題となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、室内
照明に適し、それゆえ同時に比較的低い色温度と、良好
な演色性と、長寿命とを有する、金属ハロゲン化物充填
物を備えた小電力用の高圧放電ランプを提供することに
ある。
照明に適し、それゆえ同時に比較的低い色温度と、良好
な演色性と、長寿命とを有する、金属ハロゲン化物充填
物を備えた小電力用の高圧放電ランプを提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明は、石英ガラスから成る放電管と、内部に放
電管が配置された半透明の外管と、希ガス、水銀ならび
に主としてナトリウム、スカンジウムおよびタリウム金
属を基礎とする金属ハロゲン化物成分を含む放電管内の
イオン化可能な充填物とを備え、リード線が外管の壁と
放電管の壁とを通って放電管内の2つの電極へ延びてお
り、ナトリウムハロゲン化物成分とスカンジウムハロゲ
ン化物成分との間のモル比は5:1〜24:1であり、
ナトリウムハロゲン化物成分とタリウムハロゲン化物成
分との間のモル比は25:1〜73:1であり、放電管
は熱蓄積特性を改善するために反射被膜を設けられてい
ることを特徴とする。
に、本発明は、石英ガラスから成る放電管と、内部に放
電管が配置された半透明の外管と、希ガス、水銀ならび
に主としてナトリウム、スカンジウムおよびタリウム金
属を基礎とする金属ハロゲン化物成分を含む放電管内の
イオン化可能な充填物とを備え、リード線が外管の壁と
放電管の壁とを通って放電管内の2つの電極へ延びてお
り、ナトリウムハロゲン化物成分とスカンジウムハロゲ
ン化物成分との間のモル比は5:1〜24:1であり、
ナトリウムハロゲン化物成分とタリウムハロゲン化物成
分との間のモル比は25:1〜73:1であり、放電管
は熱蓄積特性を改善するために反射被膜を設けられてい
ることを特徴とする。
【0013】本発明の特に有利な実施態様は請求項2以
降に記載されている。
降に記載されている。
【0014】
【作用効果】室内照明のために良好な演色性と長寿命と
を有する小電力用放電ランプを開発するという願望はず
っと以前からあったが、従来充分に満足できる解決策を
見出すことに成功していなかった。問題は、上述の良好
な演色性と長寿命とが或る程度相互に排除し合い、しか
も演色評価数を高めると効率が悪化することである。そ
のために互いに相反する要求の間にできるだけ釣り合い
の取れた妥協が見出されなければならない。このために
採用されている個々の技術的特徴は原理的にはずっと以
前から公知であるが、これらの技術的特徴は互いに複雑
に絡み合っており、実際の試みだけが最良の組合わせを
見出させるにすぎない。
を有する小電力用放電ランプを開発するという願望はず
っと以前からあったが、従来充分に満足できる解決策を
見出すことに成功していなかった。問題は、上述の良好
な演色性と長寿命とが或る程度相互に排除し合い、しか
も演色評価数を高めると効率が悪化することである。そ
のために互いに相反する要求の間にできるだけ釣り合い
の取れた妥協が見出されなければならない。このために
採用されている個々の技術的特徴は原理的にはずっと以
前から公知であるが、これらの技術的特徴は互いに複雑
に絡み合っており、実際の試みだけが最良の組合わせを
見出させるにすぎない。
【0015】充填物の各成分の選定とその相対的な割合
はきわめて重要である。材料を適宜に選定しかつランプ
ガラス球の幾何学的寸法を適宜に選定することは特に有
利である。
はきわめて重要である。材料を適宜に選定しかつランプ
ガラス球の幾何学的寸法を適宜に選定することは特に有
利である。
【0016】本発明の重要な視点は、充填物の成分を厳
密に選定すると石英ガラス製放電管の管壁負荷を、専門
家が今まで想定していたよりも高く選定できるという考
えにある。限界値として従来は一般に20W/cm2 の
負荷が顧慮されており、このことは例えば「オスラム社
の技術的・科学的研究報告書(Technisch−w
issenschaftliche Abhandlu
ng der OSRAM−Gesellschaf
t)(TWAOG)」第12巻、シュプリンガー出版
社、ハイデルベルク、1986年発行、第11頁以下、
特に第15頁の第3表に記載されている。またドイツ連
邦共和国特許出願公開第4013039号公報の第3頁
にも同様のことが記載されている。管壁負荷は定格電力
の減少に応じて増大する。そのために、ランプ寸法の小
形化に応じて増大する熱損失が補償される。管壁負荷は
室内照明に対して丁度優れている100W以下の電力に
対して特に問題となる。
密に選定すると石英ガラス製放電管の管壁負荷を、専門
家が今まで想定していたよりも高く選定できるという考
えにある。限界値として従来は一般に20W/cm2 の
負荷が顧慮されており、このことは例えば「オスラム社
の技術的・科学的研究報告書(Technisch−w
issenschaftliche Abhandlu
ng der OSRAM−Gesellschaf
t)(TWAOG)」第12巻、シュプリンガー出版
社、ハイデルベルク、1986年発行、第11頁以下、
特に第15頁の第3表に記載されている。またドイツ連
邦共和国特許出願公開第4013039号公報の第3頁
にも同様のことが記載されている。管壁負荷は定格電力
の減少に応じて増大する。そのために、ランプ寸法の小
形化に応じて増大する熱損失が補償される。管壁負荷は
室内照明に対して丁度優れている100W以下の電力に
対して特に問題となる。
【0017】このような基本的な考えに基づいて、ラン
プ点灯時に攻撃作用のある材料から成る沈澱物(凝縮
物)を僅かしか形成しないような充填物系が求められ
た。何故ならば、この凝縮物は付加的に放電管材料に負
荷を与え、高い失透によって寿命を短縮するからであ
る。容易に思いつくかつ一般にテストされているNa−
SE系はそのためには適していない。何故ならば、この
Na−SE系は高寿命を得るためには飽和状態で作動さ
れなければならず、充填物材料の約90%(!)が沈澱
物内に存在するからである。同じようなことからヨーロ
ッパ特許第220633号明細書に記載されている飽和
Na−Sc系も適していない。
プ点灯時に攻撃作用のある材料から成る沈澱物(凝縮
物)を僅かしか形成しないような充填物系が求められ
た。何故ならば、この凝縮物は付加的に放電管材料に負
荷を与え、高い失透によって寿命を短縮するからであ
る。容易に思いつくかつ一般にテストされているNa−
SE系はそのためには適していない。何故ならば、この
Na−SE系は高寿命を得るためには飽和状態で作動さ
れなければならず、充填物材料の約90%(!)が沈澱
物内に存在するからである。同じようなことからヨーロ
ッパ特許第220633号明細書に記載されている飽和
Na−Sc系も適していない。
【0018】しかしながら、驚くべきことに、ランプに
関して比較的悪い演色性(Ra=70)を有することで
良く知られているNa−Sc系がTlを添加された場合
には目的を達成するための最高の条件を有することが明
らかとなった。しかしながら、このNa−Sc−Tl系
は、従来の一般的な配量(Na−H.:Sc−H.=2
5〜50:1もしくはNa−H.:Tl−H.=75〜
280:1のモル比)とは異なって使用される場合に所
望の要求を満たす。
関して比較的悪い演色性(Ra=70)を有することで
良く知られているNa−Sc系がTlを添加された場合
には目的を達成するための最高の条件を有することが明
らかとなった。しかしながら、このNa−Sc−Tl系
は、従来の一般的な配量(Na−H.:Sc−H.=2
5〜50:1もしくはNa−H.:Tl−H.=75〜
280:1のモル比)とは異なって使用される場合に所
望の要求を満たす。
【0019】本発明によれば、Na−H.:Sc−H.
=5〜24:1(特に5〜22:1、特に好ましくは5
〜19:1)およびNa−H.:Tl−H.=25〜7
3:1のモル比が使用される。従ってナトリウム成分は
減少している。25以下:1のNa−Sc比によって寿
命が改善される。何故ならば、光発生とガラス球の失透
とに対して同じように重要であるNa−Sc−X4 錯体
(X=ハロゲン)が公知のようにランプ点灯時に形成さ
れて、不飽和状態で存在するからである。この錯体は完
全に蒸発し、壁と充填物との間の反応(この反応は失透
を生ぜしめる)のために凝縮物の形態で関与しないから
である。これに対して失透に対して余り重要な役割を演
じないNaハロゲン化物(特にNaI)の沈澱体が生じ
る。本発明は基本的には充填物−壁反応に関するこの両
ナトリウム化合物の種々の役割についての知識およびそ
れから出された結論を基礎としている。この場合の成果
は部分飽和形ランプであり、この部分飽和形ランプはN
aハロゲン化物に関しては飽和するが、錯化合物ならび
にScハロゲン化物およびTlハロゲン化物に関しては
不飽和であるように設計される。5以下:1のNa−S
c比では所望の色温度が得られない。
=5〜24:1(特に5〜22:1、特に好ましくは5
〜19:1)およびNa−H.:Tl−H.=25〜7
3:1のモル比が使用される。従ってナトリウム成分は
減少している。25以下:1のNa−Sc比によって寿
命が改善される。何故ならば、光発生とガラス球の失透
とに対して同じように重要であるNa−Sc−X4 錯体
(X=ハロゲン)が公知のようにランプ点灯時に形成さ
れて、不飽和状態で存在するからである。この錯体は完
全に蒸発し、壁と充填物との間の反応(この反応は失透
を生ぜしめる)のために凝縮物の形態で関与しないから
である。これに対して失透に対して余り重要な役割を演
じないNaハロゲン化物(特にNaI)の沈澱体が生じ
る。本発明は基本的には充填物−壁反応に関するこの両
ナトリウム化合物の種々の役割についての知識およびそ
れから出された結論を基礎としている。この場合の成果
は部分飽和形ランプであり、この部分飽和形ランプはN
aハロゲン化物に関しては飽和するが、錯化合物ならび
にScハロゲン化物およびTlハロゲン化物に関しては
不飽和であるように設計される。5以下:1のNa−S
c比では所望の色温度が得られない。
【0020】ナトリウム量の減少は2つの措置を施すこ
とによって補償される。第1の措置は同じ温白色の色温
度を得るためにコールド・スポット温度を適当に高める
ことである。このことは反射被膜によって生ぜしめられ
る。特に両側を絞られた放電管の両端部に熱蓄積被膜が
設けられる。熱蓄積特性はコールド・スポット温度Tc
が800゜Cを上回るように最適化される。従来の一般
的なTc値は石英ガラスに対しては約600〜800゜
Cであり、一方高いTc値は従来セラミック放電管を用
いる場合のみ実現できた。この温度が熱蓄積被膜の膜厚
を従来例に比して厚くすることによって得られることは
特に有利である。この効果は外管が排気されることによ
ってさらに強められる。このような条件の下に、ナトリ
ウム蒸気密度は、ランプのスペクトルにおいてNa共振
線が589nmの際に著しく圧力拡大され中心部が自己
吸収されるような大きさとなる。このようにして、共振
線の長波長側部におけるエミッションによって赤色の演
色性(R9)がさらに改善される。両側部の最大値(山
頂)間の間隔が約7〜12nmとなるように作動条件が
選定される場合には特に良好な成果が得られる。
とによって補償される。第1の措置は同じ温白色の色温
度を得るためにコールド・スポット温度を適当に高める
ことである。このことは反射被膜によって生ぜしめられ
る。特に両側を絞られた放電管の両端部に熱蓄積被膜が
設けられる。熱蓄積特性はコールド・スポット温度Tc
が800゜Cを上回るように最適化される。従来の一般
的なTc値は石英ガラスに対しては約600〜800゜
Cであり、一方高いTc値は従来セラミック放電管を用
いる場合のみ実現できた。この温度が熱蓄積被膜の膜厚
を従来例に比して厚くすることによって得られることは
特に有利である。この効果は外管が排気されることによ
ってさらに強められる。このような条件の下に、ナトリ
ウム蒸気密度は、ランプのスペクトルにおいてNa共振
線が589nmの際に著しく圧力拡大され中心部が自己
吸収されるような大きさとなる。このようにして、共振
線の長波長側部におけるエミッションによって赤色の演
色性(R9)がさらに改善される。両側部の最大値(山
頂)間の間隔が約7〜12nmとなるように作動条件が
選定される場合には特に良好な成果が得られる。
【0021】第2の措置は本発明による配量にTlを使
用することである。Tlは演色性を改善するためのその
直接的な寄与がそれほど大きな課題にはなってないこと
である。それどころかTlは電子供与体としてNaの機
能を部分的に持っている点に重きが置かれている。これ
によってナトリウム蒸気相のイオン化度は相応して小さ
くなる。ナトリウムの大部分は中性原子として存在し、
このことによってNa共振線の拡大が助成される。タリ
ウム添加物は、ランプが(約100時間後の)燃焼状態
においてプランクの放射法則の曲線上にほぼ正確に位置
し、従って他の光源と良好に調和するように設定され
る。25以下:1のNa−Tl比はランプに緑を帯びた
色彩を与えるおそれがある。73以上:1の比は燃焼電
圧および再点弧特性に悪影響を与えるおそれがある。
用することである。Tlは演色性を改善するためのその
直接的な寄与がそれほど大きな課題にはなってないこと
である。それどころかTlは電子供与体としてNaの機
能を部分的に持っている点に重きが置かれている。これ
によってナトリウム蒸気相のイオン化度は相応して小さ
くなる。ナトリウムの大部分は中性原子として存在し、
このことによってNa共振線の拡大が助成される。タリ
ウム添加物は、ランプが(約100時間後の)燃焼状態
においてプランクの放射法則の曲線上にほぼ正確に位置
し、従って他の光源と良好に調和するように設定され
る。25以下:1のNa−Tl比はランプに緑を帯びた
色彩を与えるおそれがある。73以上:1の比は燃焼電
圧および再点弧特性に悪影響を与えるおそれがある。
【0022】温白色の光色の際、ハロゲン化物としてヨ
ウ素が専ら使用される場合に25:1〜50:1の間の
Na−Tl比を使用すると特に有利である。昼白色の光
色に対しては、40:1〜73:1、特に50:1〜7
3:1のNa−Tl比が適している。このことは純粋な
ヨウ素充填物に対してもまた同様にヨウ素と臭素との混
合充填物に対しても当てはまる。
ウ素が専ら使用される場合に25:1〜50:1の間の
Na−Tl比を使用すると特に有利である。昼白色の光
色に対しては、40:1〜73:1、特に50:1〜7
3:1のNa−Tl比が適している。このことは純粋な
ヨウ素充填物に対してもまた同様にヨウ素と臭素との混
合充填物に対しても当てはまる。
【0023】熱蓄積特性は2個の球欠体の形状をした熱
蓄積被膜の入念な構成によって明らかに有利な影響が与
えられる。この場合、被膜の厚みと、その純度と、両被
膜球欠体間の間隔とが重要である。ドイツ連邦共和国特
許出願公開第3832643号公報に示すように少なく
とも97%の純度を持つ酸化ジルコニウムまたは酸化ア
ルミニウムを使用すると有利である。従来特に考慮され
ていなかった膜厚は、この膜が充分な厚みを有すること
つまり光学上厚いように配慮すべきである。酸化アルミ
ニウム膜または酸化ジルコニウム膜の場合には厚みは少
なくとも0.15mmの大きさでなければならない。被
膜の両球欠体の間隔は電極間隔の約90%〜105%の
大きさとなるように選定されると有利である。
蓄積被膜の入念な構成によって明らかに有利な影響が与
えられる。この場合、被膜の厚みと、その純度と、両被
膜球欠体間の間隔とが重要である。ドイツ連邦共和国特
許出願公開第3832643号公報に示すように少なく
とも97%の純度を持つ酸化ジルコニウムまたは酸化ア
ルミニウムを使用すると有利である。従来特に考慮され
ていなかった膜厚は、この膜が充分な厚みを有すること
つまり光学上厚いように配慮すべきである。酸化アルミ
ニウム膜または酸化ジルコニウム膜の場合には厚みは少
なくとも0.15mmの大きさでなければならない。被
膜の両球欠体の間隔は電極間隔の約90%〜105%の
大きさとなるように選定されると有利である。
【0024】Na−Sc−Tl系の絶対配量は放電管の
内部容積に対して特に2.5〜5.5mg/cm3 であ
り、それゆえ系は正に飽和限界にある。ハロゲンとして
はヨウ素が使用され、必要に応じて臭素が或る程度添加
される。
内部容積に対して特に2.5〜5.5mg/cm3 であ
り、それゆえ系は正に飽和限界にある。ハロゲンとして
はヨウ素が使用され、必要に応じて臭素が或る程度添加
される。
【0025】最初の100時間の点灯時間中に充填物質
が或る程度消滅するためにSc分圧が減少する。という
のは、ScはNaとは異なり沈澱体からの補給が自由に
できないからである。このことにより低い色温度への移
行が生じる。従って、僅かな量の元素スカンジウムを補
償材として添加し、これによって燃焼時間の始まりにお
ける色ドリフトが低減され得るようにすることが推奨さ
れる。
が或る程度消滅するためにSc分圧が減少する。という
のは、ScはNaとは異なり沈澱体からの補給が自由に
できないからである。このことにより低い色温度への移
行が生じる。従って、僅かな量の元素スカンジウムを補
償材として添加し、これによって燃焼時間の始まりにお
ける色ドリフトが低減され得るようにすることが推奨さ
れる。
【0026】色ドリフトの低減のために、ハロゲン化物
として臭素の一部使用が可能である。この場合ヨウ素量
は70%まで臭素によって置換され得る。標準値は光色
に関係なく30%である。臭素の使用は米国特許第48
66342号明細書に記載されているように純粋なヨウ
素充填物に対する理論的互換物として既に知られてい
る。しかしながら、臭素の使用は本発明の対象であるラ
ンプにおいては今まで実際には行われていなかった。今
初めてヨウ素と臭素とから成る混合充填物の特性が明ら
かにされ、それによりその使用が特に有利であることが
判明した。
として臭素の一部使用が可能である。この場合ヨウ素量
は70%まで臭素によって置換され得る。標準値は光色
に関係なく30%である。臭素の使用は米国特許第48
66342号明細書に記載されているように純粋なヨウ
素充填物に対する理論的互換物として既に知られてい
る。しかしながら、臭素の使用は本発明の対象であるラ
ンプにおいては今まで実際には行われていなかった。今
初めてヨウ素と臭素とから成る混合充填物の特性が明ら
かにされ、それによりその使用が特に有利であることが
判明した。
【0027】ScI3 と比較してScBr3 は大きな結
合エネルギーを有するので、混合充填物の場合、酸化ス
カンジウムを形成しながら行われるスカンジウムハロゲ
ン化物と放電管の石英壁との不所望な相互作用は明らか
に弱くなる。しかも臭素はNaBr3 として導入され、
しかしながら点灯中には解離に基づく平衡が保たれ、そ
れゆえ元々存在するScI3 の他にScBr3 が同様に
形成される。スカンジウム配量と臭素含有の混合充填物
との組合わせは高い管壁負荷(小ワットタイプおよび/
または極端に良好な演色性)の際には特に推奨し得る。
というのは、スカンジウムの損失メカニズムは高温度の
際には迅速に消滅するからである。
合エネルギーを有するので、混合充填物の場合、酸化ス
カンジウムを形成しながら行われるスカンジウムハロゲ
ン化物と放電管の石英壁との不所望な相互作用は明らか
に弱くなる。しかも臭素はNaBr3 として導入され、
しかしながら点灯中には解離に基づく平衡が保たれ、そ
れゆえ元々存在するScI3 の他にScBr3 が同様に
形成される。スカンジウム配量と臭素含有の混合充填物
との組合わせは高い管壁負荷(小ワットタイプおよび/
または極端に良好な演色性)の際には特に推奨し得る。
というのは、スカンジウムの損失メカニズムは高温度の
際には迅速に消滅するからである。
【0028】臭素の添加によって、光束の減少(従来3
0%以下)、色温度の減少(従来600K以下)ならび
に色位置のドリフト(y座標の減少は従来0.10点以
下)は最初の100〜500点灯時間中に50%以上改
善される。
0%以下)、色温度の減少(従来600K以下)ならび
に色位置のドリフト(y座標の減少は従来0.10点以
下)は最初の100〜500点灯時間中に50%以上改
善される。
【0029】ハロゲン化物として専らヨウ素が使用され
ている場合には5〜13:1(ハロゲン化物に対して)
のNa−Sc比が優れているのに対して、I−Br混合
充填物の場合には高い値、特に22以下:1、場合によ
ってはさらに24以下:1が推奨される。その理由は、
青色スペクトル範囲においてヨウ素によって生ぜしめら
れる吸収が部分的に欠落するので、臭素の添加が高い色
温度を制限するということにある。このことはNa−S
c比を高めることによって補償されなければならない。
ている場合には5〜13:1(ハロゲン化物に対して)
のNa−Sc比が優れているのに対して、I−Br混合
充填物の場合には高い値、特に22以下:1、場合によ
ってはさらに24以下:1が推奨される。その理由は、
青色スペクトル範囲においてヨウ素によって生ぜしめら
れる吸収が部分的に欠落するので、臭素の添加が高い色
温度を制限するということにある。このことはNa−S
c比を高めることによって補償されなければならない。
【0030】演色性をさらに改善するために、全量で金
属ハロゲン化物充填物の4モル%までのジルコニウムお
よび/またはハフニウムのハロゲン化物が補助的に使用
され得る。
属ハロゲン化物充填物の4モル%までのジルコニウムお
よび/またはハフニウムのハロゲン化物が補助的に使用
され得る。
【0031】HfおよびZrは点弧特性およびエミッシ
ョン特性を改善するのに対して、Zrはさらに評価数R
9の改善に適する。というのは、Zrは赤色スペクトル
範囲においても光を発するからである。
ョン特性を改善するのに対して、Zrはさらに評価数R
9の改善に適する。というのは、Zrは赤色スペクトル
範囲においても光を発するからである。
【0032】他の改善は幾何学的寸法を最適化すること
によって可能である。驚くべきことに、種々異なった電
力に対する本発明によるランプ形式においては電極間隔
(単位mm)と電力(単位W)との間に非直線的な関係
があることが判明した。従来は直線的な関係が常に出発
点にあったが、最善の成果は電極間隔が電力の根に比例
して選定される場合に得られることが判明した。比例係
数は公差幅±0.1を持つ0.85である。
によって可能である。驚くべきことに、種々異なった電
力に対する本発明によるランプ形式においては電極間隔
(単位mm)と電力(単位W)との間に非直線的な関係
があることが判明した。従来は直線的な関係が常に出発
点にあったが、最善の成果は電極間隔が電力の根に比例
して選定される場合に得られることが判明した。比例係
数は公差幅±0.1を持つ0.85である。
【0033】他の重要な点は(放電管容積の最大内径)
対(電極間隔)の比である。この比は約1.1〜1.4
であるのが有利であり、従って従来の標準値0.9より
も明らかに大きい。最大内径という概念から、放電管は
特に中心部に膨らみを持たせるべきであることが認識さ
れる。特に樽の形が適しているが、楕円形でも良い。膨
らみの度合はいわゆる有効中心内径が電極間隔の約0.
9〜1.2倍の大きさとなるように選定される。有効中
心内径は電極間隔によって除算された内部容積の根によ
って規定される(ヨーロッパ特許第215524号明細
書参照)。
対(電極間隔)の比である。この比は約1.1〜1.4
であるのが有利であり、従って従来の標準値0.9より
も明らかに大きい。最大内径という概念から、放電管は
特に中心部に膨らみを持たせるべきであることが認識さ
れる。特に樽の形が適しているが、楕円形でも良い。膨
らみの度合はいわゆる有効中心内径が電極間隔の約0.
9〜1.2倍の大きさとなるように選定される。有効中
心内径は電極間隔によって除算された内部容積の根によ
って規定される(ヨーロッパ特許第215524号明細
書参照)。
【0034】本発明によるランプの特別な利点は、10
0Vの燃焼電圧が寿命期間に亘ってほぼ一定に保持され
る点である。
0Vの燃焼電圧が寿命期間に亘ってほぼ一定に保持され
る点である。
【0035】さらに、色温度のばらつきが低減する。ラ
ンプは各燃焼状態において色値の大きな変化を生じるこ
となく点灯される。これによってランプは大面積(例え
ばホール)の照明用に特に良好に適する。というのは、
個々のランプは互いに僅かに異なった色値を示すにすぎ
ないからである。
ンプは各燃焼状態において色値の大きな変化を生じるこ
となく点灯される。これによってランプは大面積(例え
ばホール)の照明用に特に良好に適する。というのは、
個々のランプは互いに僅かに異なった色値を示すにすぎ
ないからである。
【0036】本発明によれば、室内照明に適する小電力
用の高圧放電ランプが提供される。寿命が6000時間
の場合、平均演色評価数はRa8 ≧80および特殊演色
評価数はR9≧−90となる。赤色成分は15%から2
0%以上へ増大する。
用の高圧放電ランプが提供される。寿命が6000時間
の場合、平均演色評価数はRa8 ≧80および特殊演色
評価数はR9≧−90となる。赤色成分は15%から2
0%以上へ増大する。
【0037】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
【0038】図1に示された75Wの高圧放電ランプ1
は両側が絞られた石英ガラス製放電管2から構成され、
この放電管2は両側を固定されて排気された外管3によ
って取囲まれている。電極4、5は概略的に示されてい
るが、この電極4、5は金属箔6、7によって気密に放
電管2内へ封着され、そしてリード線8、9と外管3の
密封箔10、11と短いリード線とを介してセラミック
製口金(R7s)の電気端子12、13に接続されてい
る。リード線8、9は石英繊維(図示せず)から成る織
物によって被覆されており、この織物は外管内に光電子
が形成されるのを抑制する。これによって寿命が明らか
に6000時間以上に延ばされる。
は両側が絞られた石英ガラス製放電管2から構成され、
この放電管2は両側を固定されて排気された外管3によ
って取囲まれている。電極4、5は概略的に示されてい
るが、この電極4、5は金属箔6、7によって気密に放
電管2内へ封着され、そしてリード線8、9と外管3の
密封箔10、11と短いリード線とを介してセラミック
製口金(R7s)の電気端子12、13に接続されてい
る。リード線8、9は石英繊維(図示せず)から成る織
物によって被覆されており、この織物は外管内に光電子
が形成されるのを抑制する。これによって寿命が明らか
に6000時間以上に延ばされる。
【0039】外管3の狭窄部内には付加的に金属板片上
に設けられたゲッター材料14がワイヤ部材を介してポ
テンシャルフリーに封入されている。放電管2の端部に
は約0.2mmの膜厚を有する酸化ジルコニウム製熱反
射被膜15、16が設けられており、それによりコール
ド・スポット温度は明らかに800℃以上に保持され
る。被膜は内側縁部が電極先端部の高さに配置された2
つの球欠体を形成している。従って、7mmの電極間隔
は内側縁部間の間隔と一致している。
に設けられたゲッター材料14がワイヤ部材を介してポ
テンシャルフリーに封入されている。放電管2の端部に
は約0.2mmの膜厚を有する酸化ジルコニウム製熱反
射被膜15、16が設けられており、それによりコール
ド・スポット温度は明らかに800℃以上に保持され
る。被膜は内側縁部が電極先端部の高さに配置された2
つの球欠体を形成している。従って、7mmの電極間隔
は内側縁部間の間隔と一致している。
【0040】放電管2は樽の形に膨らみを付けられてい
る。樽は11.1mmの半径を持つ円弧によって形成さ
れている。放電管2の内部長さは14mmであり、その
内部容積は22W/cm2 以下の管壁負荷の際には0.
69m3 である。石英ガラスは約1.3mmの厚みを有
する。
る。樽は11.1mmの半径を持つ円弧によって形成さ
れている。放電管2の内部長さは14mmであり、その
内部容積は22W/cm2 以下の管壁負荷の際には0.
69m3 である。石英ガラスは約1.3mmの厚みを有
する。
【0041】充填物として放電管2は3000Kの色温
度を持つ温白色の光色(WDL)を得るために16mg
の水銀と120mbarのアルゴンの他に、全体で2m
gの次の金属ハロゲン化物(全金属ハロゲン化物の%モ
ル成分):89%NaI、8.3%ScI3 および2.
7%TlIを含んでいる。これはスカンジウムハロゲン
化物に対するナトリウムハロゲン化物のモル比11:1
もしくはタリウムハロゲン化物に対するナトリウムハロ
ゲン化物のモル比33:1に相当する。光束(100時
間−値)はナトリウム、スズ、タリウム、インジウムお
よびリチウムのハロゲン化物を有する公知の充填物を備
えたランプに比較して20%だけ6000lmへ増大し
た。効率は67lm/Wの代わりに77lm/W(15
%アップ)である。平均演色評価数は先のRa8 =76
の代わりにRa8 =82となる。特殊演色評価数R9は
−90から−20へ改善され、その際赤色成分は15%
から21%へ高まった。寿命は6000時間である。色
温度のばらつきは±300Kから±130Kへ低減し
た。標準色度はx=0.418、y=0.400であ
る。
度を持つ温白色の光色(WDL)を得るために16mg
の水銀と120mbarのアルゴンの他に、全体で2m
gの次の金属ハロゲン化物(全金属ハロゲン化物の%モ
ル成分):89%NaI、8.3%ScI3 および2.
7%TlIを含んでいる。これはスカンジウムハロゲン
化物に対するナトリウムハロゲン化物のモル比11:1
もしくはタリウムハロゲン化物に対するナトリウムハロ
ゲン化物のモル比33:1に相当する。光束(100時
間−値)はナトリウム、スズ、タリウム、インジウムお
よびリチウムのハロゲン化物を有する公知の充填物を備
えたランプに比較して20%だけ6000lmへ増大し
た。効率は67lm/Wの代わりに77lm/W(15
%アップ)である。平均演色評価数は先のRa8 =76
の代わりにRa8 =82となる。特殊演色評価数R9は
−90から−20へ改善され、その際赤色成分は15%
から21%へ高まった。寿命は6000時間である。色
温度のばらつきは±300Kから±130Kへ低減し
た。標準色度はx=0.418、y=0.400であ
る。
【0042】図2は公知のナトリウム−スズ充填物を有
する75Wランプのスペクトル(破線)と本発明による
上記ナトリウム−スカンジウム−タリウム充填物を含む
同一構成のランプのスペクトル(実線)との比較を示
す。色温度は3300Kに調節されている。スペクトル
は演色評価数の改善に寄与する補助的な個別線(a)を
有する。これらの個別線はスカンジウム添加物によって
生ぜしめられる。スペクトルの均一性は著しく改善され
ている。ナトリウム線(b)、リチウム線(c)、イン
ジウム線(d)、水銀線(e)およびタリウム線(f)
のような従来のランプのスペクトルにおける強い個別線
は多かれ少なかれ平らにされている(リチウムはまだ不
純物として存在している)。特に目立つことはナトリウ
ム共振線の長波長側部(b2)におけるエミッションが
著しく改善されていることであり、これによって特に赤
色成分が明らかに高められる(+40%)。これにより
全ての飽和色がより自然に再現される。このことは室内
照明、食料品照明およびショーウインドー照明の際には
特に重要である。
する75Wランプのスペクトル(破線)と本発明による
上記ナトリウム−スカンジウム−タリウム充填物を含む
同一構成のランプのスペクトル(実線)との比較を示
す。色温度は3300Kに調節されている。スペクトル
は演色評価数の改善に寄与する補助的な個別線(a)を
有する。これらの個別線はスカンジウム添加物によって
生ぜしめられる。スペクトルの均一性は著しく改善され
ている。ナトリウム線(b)、リチウム線(c)、イン
ジウム線(d)、水銀線(e)およびタリウム線(f)
のような従来のランプのスペクトルにおける強い個別線
は多かれ少なかれ平らにされている(リチウムはまだ不
純物として存在している)。特に目立つことはナトリウ
ム共振線の長波長側部(b2)におけるエミッションが
著しく改善されていることであり、これによって特に赤
色成分が明らかに高められる(+40%)。これにより
全ての飽和色がより自然に再現される。このことは室内
照明、食料品照明およびショーウインドー照明の際には
特に重要である。
【0043】他の実施例では温白色の光色(WDL)を
有する類似構成の150Wランプが、その充填物として
水銀およびアルゴンの他に全体で4mgの上述の実施例
における金属ハロゲン化物成分と同じ金属ハロゲン化物
成分を有する。
有する類似構成の150Wランプが、その充填物として
水銀およびアルゴンの他に全体で4mgの上述の実施例
における金属ハロゲン化物成分と同じ金属ハロゲン化物
成分を有する。
【0044】これにより3000Kの色温度と現在は8
5lm/W(従来は75lm/W)の効率の場合、約1
2800lmの光束と従来のRa8 =85の代わりにR
a8=92の平均演色評価数とが得られる。特に赤色に
おいては演色評価数はR9=−70からR9=0へ改善
された。1.5cm3 の燃焼容積と11.0mmの電極
間隔の場合、管壁負荷は18W/cm2 以下となる。
5lm/W(従来は75lm/W)の効率の場合、約1
2800lmの光束と従来のRa8 =85の代わりにR
a8=92の平均演色評価数とが得られる。特に赤色に
おいては演色評価数はR9=−70からR9=0へ改善
された。1.5cm3 の燃焼容積と11.0mmの電極
間隔の場合、管壁負荷は18W/cm2 以下となる。
【0045】このランプも同様に少なくとも6000時
間の寿命が得られる。色温度のばらつきは±300Kか
ら±130Kへ低減する。従来の比較値は金属ハロゲン
化物としてジスプロシウムと、ホルニウムと、ツリウム
と、ナトリウムと、タリウムとのヨウ化物を含む充填物
に関するものである。
間の寿命が得られる。色温度のばらつきは±300Kか
ら±130Kへ低減する。従来の比較値は金属ハロゲン
化物としてジスプロシウムと、ホルニウムと、ツリウム
と、ナトリウムと、タリウムとのヨウ化物を含む充填物
に関するものである。
【0046】75Wランプに対するWDL充填物の他の
実施例では、点弧特性を改善しかつ失透を減少させるた
めに補助的に1%HfI4 またはZrIの成分が添加さ
れる。Zrはさらに赤色放出体であるので、ZrIの添
加によってさらにRa8 =90の平均演色評価数と22
%の赤色成分が得られる。
実施例では、点弧特性を改善しかつ失透を減少させるた
めに補助的に1%HfI4 またはZrIの成分が添加さ
れる。Zrはさらに赤色放出体であるので、ZrIの添
加によってさらにRa8 =90の平均演色評価数と22
%の赤色成分が得られる。
【0047】さらにNaI成分は一部分(標準的には3
0%)をNaBrによって置換され得る。
0%)をNaBrによって置換され得る。
【0048】3000Kの色温度と70Wの電力とを有
するWDLランプの場合、次の充填物(全体で2m
g):58.8%NaI、34.3%NaBr、4.9
%ScI3 、1.3%TlIおよび0.7%HfI
4 (単位モル%)を用いて非常に良好な成果が得られ
た。さらに、ハフニウムの無い次の充填物:59.2%
NaI、34.5%NaBr、4.9%ScI3 およ
び1.4%TlIが提案される。この充填物の場合、N
a−Sc比は約19:1であり、一方Na−Tl比は約
70:1である。臭素成分はハロゲン化物の約31%で
ある。この充填物を用いると、平均演色評価数Ra8 =
82および赤色演色評価数R9=−20の場合には77
lm/Wの効率が得られる。このランプの光束流減少は
最初の100時間でまだ15%(従来30%)であり、
色温度は200K(従来600K)へ減少し、一方色位
置のy座標の減少はまだ0.04点(従来0.11点)
である。
するWDLランプの場合、次の充填物(全体で2m
g):58.8%NaI、34.3%NaBr、4.9
%ScI3 、1.3%TlIおよび0.7%HfI
4 (単位モル%)を用いて非常に良好な成果が得られ
た。さらに、ハフニウムの無い次の充填物:59.2%
NaI、34.5%NaBr、4.9%ScI3 およ
び1.4%TlIが提案される。この充填物の場合、N
a−Sc比は約19:1であり、一方Na−Tl比は約
70:1である。臭素成分はハロゲン化物の約31%で
ある。この充填物を用いると、平均演色評価数Ra8 =
82および赤色演色評価数R9=−20の場合には77
lm/Wの効率が得られる。このランプの光束流減少は
最初の100時間でまだ15%(従来30%)であり、
色温度は200K(従来600K)へ減少し、一方色位
置のy座標の減少はまだ0.04点(従来0.11点)
である。
【0049】第1の実施例のNa−Sc−Tl充填物に
は補助的に0.03mgの量の元素のScを添加するこ
とができる。これによって最初の100時間において避
けることのできない充填量の損失が止められ、それによ
り色値の一定性が改善され、さらに燃焼電圧が改善され
る。このためにはScを化学量論的量以下で解離する他
のスカンジウム化合物、例えばScI2 も適する。
は補助的に0.03mgの量の元素のScを添加するこ
とができる。これによって最初の100時間において避
けることのできない充填量の損失が止められ、それによ
り色値の一定性が改善され、さらに燃焼電圧が改善され
る。このためにはScを化学量論的量以下で解離する他
のスカンジウム化合物、例えばScI2 も適する。
【0050】放電管の上述の寸法は特に高周波安定器で
の作動の際の音響共振を回避するので特に有利である。
の作動の際の音響共振を回避するので特に有利である。
【0051】NDL充填物(色温度4000K)の一例
は75Wランプの場合に次の金属ハロゲン化物成分(モ
ル%成分):81.9%NaI、14%ScI3 、2.
7%HfI4 および1.4%TlIによって作成され
る。この充填物の場合、NaI/ScJ3 のモル比は
6:1であり、NaI/TlIのモル比は58:1であ
る。
は75Wランプの場合に次の金属ハロゲン化物成分(モ
ル%成分):81.9%NaI、14%ScI3 、2.
7%HfI4 および1.4%TlIによって作成され
る。この充填物の場合、NaI/ScJ3 のモル比は
6:1であり、NaI/TlIのモル比は58:1であ
る。
【0052】要約すると、本発明は室内照明にとって特
に注目される約3000Kの範囲の色温度(光色WDL
に相当)の場合に重要な利点を示すことが明らかであ
る。この際、タリウム添加物は、純ヨウ素充填物に対す
る25〜50:1または混合充填物に対する73以下:
1のハロゲン化物比Na/Tlに対応して極めて重要な
意義がある。しかしながら、本発明の原理は約4300
Kの色温度(光色NDLに相当)へ転用することができ
る。この場合勿論タリウムの影響は低下するのでこの場
合には純ヨウ素充填物に対する70以下:1のハロゲン
化物比Na/Tlが推奨される。50:1〜65:1の
比は特に有利である。混合充填物に対しては50:1〜
73:1の比が特に適する。
に注目される約3000Kの範囲の色温度(光色WDL
に相当)の場合に重要な利点を示すことが明らかであ
る。この際、タリウム添加物は、純ヨウ素充填物に対す
る25〜50:1または混合充填物に対する73以下:
1のハロゲン化物比Na/Tlに対応して極めて重要な
意義がある。しかしながら、本発明の原理は約4300
Kの色温度(光色NDLに相当)へ転用することができ
る。この場合勿論タリウムの影響は低下するのでこの場
合には純ヨウ素充填物に対する70以下:1のハロゲン
化物比Na/Tlが推奨される。50:1〜65:1の
比は特に有利である。混合充填物に対しては50:1〜
73:1の比が特に適する。
【図1】両側を絞られた放電管を備えた両端据付け式高
圧放電ランプの構成を示す概略図。
圧放電ランプの構成を示す概略図。
【図2】公知の充填物を備えた75Wランプのスペクト
ル(破線)と本発明による充填物を備えた75Wランプ
のスペクトル(実線)との比較を示すスペクトル特性
図。
ル(破線)と本発明による充填物を備えた75Wランプ
のスペクトル(実線)との比較を示すスペクトル特性
図。
【符号の説明】 1 75W高圧放電ランプ 2 放電管 3 外管 4、5 電極 6、7 箔 7、9 リード線 10、11 密封箔 12、13 セラミック製口金 14 ゲッター材料 15、16 熱反射被膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デイートリツヒ フロム ドイツ連邦共和国 8151 ワルンガウ ア ウシユトラーセ 7 (72)発明者 アンドレアス ホールフエルト ドイツ連邦共和国 1000 ベルリン 12 ライプニツツシユトラーセ 87 (72)発明者 ギユンター ゼーリング ドイツ連邦共和国 8000 ミユンヘン 83 ベルト‐ブレヒト‐アレー 6
Claims (9)
- 【請求項1】 石英ガラスから成る放電管(2)と、内
部に放電管(2)が配置された半透明の外管(3)と、
希ガス、水銀ならびに主としてナトリウム、スカンジウ
ムおよびタリウム金属を基礎とする金属ハロゲン化物成
分を含む放電管内のイオン化可能な充填物とを備え、リ
ード線が外管の壁と放電管の壁とを通って放電管内の2
つの電極(4、5)へ延びており、ナトリウムハロゲン
化物成分とスカンジウムハロゲン化物成分との間のモル
比は5:1〜24:1であり、ナトリウムハロゲン化物
成分とタリウムハロゲン化物成分との間のモル比は2
5:1〜73:1であり、放電管(2)は熱蓄積特性を
改善するために反射被膜(15、16)を設けられてい
ることを特徴とする高圧放電ランプ。 - 【請求項2】 3800K〜4600Kの色温度に相当
する昼白色の光色を得るために、ナトリウムハロゲン化
物成分とタリウムハロゲン化物成分との間のモル比は5
0:1〜73:1であることを特徴とする請求項1記載
の高圧放電ランプ。 - 【請求項3】 充填物はハロゲンとして専らヨウ素を含
み、ナトリウムハロゲン化物対スカンジウムハロゲン化
物のモル比は5:1〜13:1であることを特徴とする
請求項1または2記載の高圧放電ランプ。 - 【請求項4】 2600K〜3500Kの色温度に相当
する温白色の光色を得るために、ナトリウムハロゲン化
物成分とタリウムハロゲン化物成分との間のモル比は2
5:1〜50:1であることを特徴とする請求項3記載
の高圧放電ランプ。 - 【請求項5】 充填物はハロゲンとしてヨウ素と臭素と
の混合物を含み、ナトリウムハロゲン化物対スカンジウ
ムハロゲン化物のモル比は8:1〜24:1であること
を特徴とする請求項1または2記載の高圧放電ランプ。 - 【請求項6】 ハロゲン量における臭素成分は70%以
下であることを特徴とする請求項5記載の高圧放電ラン
プ。 - 【請求項7】 外管(3)は排気されることを特徴とす
る請求項1記載の高圧放電ランプ。 - 【請求項8】 金属ハロゲン化物成分はハフニウムおよ
び/またはジルコニウムの化合物を含むことを特徴とす
る請求項1記載の高圧放電ランプ。 - 【請求項9】 充填物は元素のスカンジウムを含むこと
を特徴とする請求項1記載の高圧放電ランプ。
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