JPH0520416A

JPH0520416A - ネツトワークシステム

Info

Publication number: JPH0520416A
Application number: JP3169686A
Authority: JP
Inventors: Akio Sakurai; 桜井明男; Tatsu Suzuki; 鈴木達; Satoshi Ono; 大野聡
Original assignee: Topcon Corp
Current assignee: Topcon Corp
Priority date: 1991-07-10
Filing date: 1991-07-10
Publication date: 1993-01-29

Abstract

(57)【要約】【目的】安価でしかも画像を転送する必要のないネッ
トワークシステムを提供する。【構成】画像を記録した記録装置１３と、該記録装置
に記録されている画像を読み出す画像処理装置１１とを
所定の部屋１０に設置し、この部屋とは別な部屋２０
に、前記画像処理装置によって画像の読み出しを行なわ
せる操作手段２４と、前記画像処理装置によって読み出
された画像を表示するディスプレイ２３とを設置したも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、所定の部屋に設置し
た画像処理装置を他の部屋から操作できるようにすると
ともに、該画像処理装置で読み出した画像を他の部屋で
観察できるようにしたネットワークシステムに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、例えば診察室にホストコンピュー
タと眼底を撮像する眼科撮影装置と撮像した眼底像を表
示するディスプレイとを設置し、前記眼科撮影装置で撮
像した画像を前記ホストコンピュータの記録装置に入力
させ、その後、前記画像を読み出してディスプレイに眼
底像を表示させて眼底像の解析等を行なっている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、診察室
には各種の機器が設けられているので、十分に落ちつい
て解析を行なう環境になっていない。このため、綿密な
解析を行なう場合には、コンピュータ等を他の部屋に移
動させて解析を行なわなければならず、非常に不便であ
るという問題があった。また、各部屋にコンピュータを
設置し、これらコンピュータとホストコンピュータとを
LANやVAN等のシステムで結べば前記問題を解消すること
はできる。しかし、非常に高価なものとなってしまうほ
か、画像の転送にも長時間を要してしまう等の問題があ
った。

【０００４】そこで、この発明は、上記問題点に鑑みて
なされたもので、その目的は、安価でしかも画像を転送
する必要のないネットワークシステムを提供することに
ある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために、画像を記録した記録装置と、該記録装
置に記録されている画像を読み出す画像処理装置とを所
定の部屋に設置し、この部屋とは別な部屋に、前記画像
処理装置によって画像の読み出しを行なわせる操作手段
と、前記画像処理装置によって読み出された画像を表示
するディスプレイとを設置したことを特徴とする。

【０００６】

【作用】この発明は、上記構成により、他の部屋に設け
た操作手段を操作することにより所定の部屋に設けた画
像処理装置が記録装置に記録されている画像を読み出
し、該画像が他の部屋に設けたディスプレイに表示され
る。

【０００７】

【実施例】以下、この発明に係わるネットワークシステ
ムの実施例を図面に基づいて説明する。

【０００８】図１において、１０は診察室（第１部屋）
で、この診察室１０にはコンピュータ等からなる制御装
置（画像処理装置）１１と、眼底を撮像する眼科撮像装
置１２と、この眼科撮像装置１２で撮像した眼底像を光
デイスク等に記録する記録装置１３と、制御装置１１に
接続されたオートセレクタ１４と、このオートセレクタ
１４に接続された端末機１５とが設けられている。

【０００９】端末機１５には、眼科撮像装置１２によっ
て撮像された画像等を表示するイメージ用モニタ１６
と、操作メニュー等の表示を行なうオペレート用モニタ
１７と、記録装置１３に記録されている画像の読み出し
や他の操作等を行なうキーボード１８と、読み出された
画像の処理等を行なうマウス１９等が設けられている。

【００１０】制御装置１１は、眼科撮像装置１２で撮像
された画像を記録装置１３に記録させたり、記録装置１
３に記憶された画像を読み出したりするほか、画像の合
成処理や眼科撮像装置１２の制御等を行なうようになっ
ている。

【００１１】２０,３０,４０は診察室１０とは異なる居
室（第２部屋）で、これら各居室２０,３０,４０には、
端末機２１,３１,４１が設けられている。各端末機２
１,３１,４１は、メニュー画面等が表示されるオペレー
タ用モニタ２２,３２,４２と、制御装置１１によって読
み出された眼底像を表示するイメージ用モニタ（ディス
プレイ）２３,３３,４３と、画像の処理等を行なうマウ
ス２４,３４,４４とを備えている。そして、各端末機２
１,３１,４１はケーブル５１,５２,５３によりオートセ
レクター１４に接続されている。

【００１２】オートセレクター１４は、各端末機２１,
３１,４１のうちの一つと制御装置１１とを接続するも
のであり、各端末機１５,２１,３１,４１のいずれかを
操作すると、その操作した端末機１５,２１,３１,４１
と制御装置１１とを接続する。例えば、端末機２１を操
作すると、この端末機２１と制御装置１１とが接続さ
れ、制御装置１１で読み出した画像が端末機２１のイメ
ージモニタ２３のみに表示される。そして、端末機２１
の操作中やその画像が表示されている間は他の端末機１
５,３１,４１を操作しても割り込めないようになってい
る。

【００１３】いま、眼科撮像装置１２によって被検眼
(図示せず)の眼底が撮像されていくと、眼底像が制御装
置１１によって記憶装置１３に記憶されていく。この
後、検者は例えば居室２０へ移動して、端末機２１を操
作すると、端末機２１と制御装置１１とが接続される。
そして、オペレート用モニタ２２に表示されるメニュー
に従ってマウス２４を操作すると記憶装置１３に記憶さ
れた眼底像がモニタ２３に表示され、この眼底像の解析
や、画像合成の処理等を行なう。他の部屋３０,４０で
行なう場合にも同様にして行なえばよい。

【００１４】このように、診察室１０と異なる任意の居
室２０,３０,４０で眼底像の読み込みや画像処理を行な
うことができるので、眼底像の解析を綿密に行なうこと
ができる。また、端末機２１,３１,４１をオートセレク
ター１４を介して制御装置１１に接続しただけであるか
ら、安価なシステムとなり、しかも、LANやVANのシステ
ムを使用していないので画像を転送する必要がなく、マ
ウス２４,３４,４４の操作だけで画像の処理を短時間で
行なうことができる。

【００１５】なお、上記実施例では、眼底像を解析する
場合のネットワークシステムについて説明しているが、
これに限るものではなく、他のものでもよい。また、複
数の居室２０,３０,４０の場合について説明したが、１
つの居室の場合であってもよいことは勿論である。

【００１６】また、各居室２０,３０,４０にキーボード
を設けて、各居室２０,３０,４０から各種の操作が行え
るようにしてもよい。

【００１７】

【発明の効果】この発明によれば、診察室と異なる任意
の部屋で眼底像の読み込みや、画像処理を行なうことが
できるので、眼底像の解析を綿密に行なうことができ
る。また、操作手段やディスプレイを制御装置に接続し
ただけであるから、安価なシステムとなり、しかも、LA
NやVANのシステムを使用していないので画像を転送する
必要がなく、操作手段の操作だけで画像の処理を短時間
で行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明に係わるネットワークシステムの構成
を示したブロック図である。

【符号の説明】

１１制御装置１３記憶装置２１,３１,４１端末機２３,３３,４３モニタ２４,３４,４４マウス

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】画像を記録した記録装置と、該記録装置
に記録されている画像を読み出す画像処理装置とを所定
の部屋に設置し、この部屋とは別な部屋に、前記画像処
理装置によって画像の読み出しを行なわせる操作手段
と、前記画像処理装置によって読み出された画像を表示
するディスプレイとを設置したことを特徴とするネット
ワークシステム。
【請求項２】画像を記録した記録装置と、該記録装置
に記録されている画像を読み出す画像処理装置とを所定
の第１部屋に設置し、この第１部屋とは別な複数の各第
２部屋に、前記画像処理装置によって画像の読み出しを
行なわせる操作手段と、前記画像処理装置によって読み
出された画像を表示するディスプレイとをそれぞれ設置
し、前記複数の第２部屋の１つを選択して該選択された
第２部屋の操作手段とディスプレイを前記画像処理装置
に接続させるセレクターを設けたことを特徴とするネッ
トワークシステム。