JPH05203538A - 熱機関の加熱装置 - Google Patents

熱機関の加熱装置

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Publication number
JPH05203538A
JPH05203538A JP1360392A JP1360392A JPH05203538A JP H05203538 A JPH05203538 A JP H05203538A JP 1360392 A JP1360392 A JP 1360392A JP 1360392 A JP1360392 A JP 1360392A JP H05203538 A JPH05203538 A JP H05203538A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
combustion chamber
housing
heat engine
heating device
fuel
Prior art date
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Pending
Application number
JP1360392A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Honda
勉 本多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP1360392A priority Critical patent/JPH05203538A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気抵抗検出装置を使用しなくても点火また
は燃焼の確認ができるとともに、白金を使用しなくても
確認できる熱機関の加熱装置を得る。 【構成】 ハウジングの所定位置に、少なくとも1個所
の耐熱性のある透明部材を嵌め込んだものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、燃焼室における着火
状態を検出する熱機関の加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、例えば特開昭63-36052号公報に
示された従来の熱機関の加熱装置を示す縦断面図であ
る。図において、1はエンジン等の本体、2はこの本体
1の上部に接続された膨張室、3はこの膨張室2と接続
され、膨張室2内のガスを暖めるためのヒータ管、4は
このヒータ管3内のガスを暖める燃焼室、5はこの燃焼
室4や上記ヒータ管3を覆い、包むようにして設けられ
たハウジング、6はこのハウジング5に支承され、上記
燃焼室4へ燃料を供給する燃料ノズル、7は上記ハウジ
ング5の内側に設けられ、上記燃料ノズル6の燃料噴出
口周囲近傍に設けられ燃料噴出口へ空気を送る空気供給
路である。
【0003】従来の熱機関の加熱装置は上記のように構
成され、例えば燃料ノズル6の先端部の燃料噴出口より
燃焼室4に噴出された燃料は、燃料ノズル6の周囲に設
けられた空気供給路7の空気と混合されて燃焼する。な
お、このときの点火はアース極である燃料ノズル6と、
その近傍に設けられた点火用放電電極(図示せず)との
間のアーク放電によって行なわれる。また、着火の確認
は、燃料ノズル6および火災検知電極(図示せず)間に
電圧を印加し、これらの間に存在する火災の電気抵抗を
検出することにより行なわれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の熱機関の加熱装
置は以上のように構成されているので、点火または燃焼
の確認のため電気抵抗検出装置を用いるが、これは検出
棒の先端部に白金を埋め込まねばならず、炎の近くに近
づけて検出することが必要で、そのため白金の寿命が短
かく何度も取替えねばならず、また、白金が高価なため
電気抵抗検出装置そのものも高価となるなどの問題点が
あった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、電気抵抗検出装置を使用しなく
ても点火または燃焼の確認ができるとともに、白金を使
用しなくてもできる熱機関の加熱装置を得ることを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る熱機関の
加熱装置はハウジングの所定位置に少なくとも1個所の
透明部材を嵌め込んだものである。
【0007】また、ハウジングに少なくとも1個の音感
装置を取付けたものである。
【0008】また、空気供給路に空気供給量検出装置を
設けたものである。
【0009】
【作用】上記のように構成された熱機関の加熱装置に嵌
め込まれた透明部材は透明部材を通して外部より点火の
確認ができる。
【0010】また、ハウジングに取付けた音感装置は、
着かの音、または燃焼中の炎の音を検知する。なおま
た、空気供給路の検出装置は、燃焼中には所定量以上の
空気が空気供給路を流れていることを検出する。
【0011】
【実施例】
実施例1.図1は、この発明の一実施例を示す断面図で
あり、1〜7は上記従来装置と全く同一のものである。
8はハウジング5の上部で燃料ノズル6の周囲近傍に1
個又は複数個嵌め込まれた耐熱性のある透明部材であっ
て、図1で示すように燃焼室4を外部から透明部材8を
通して覗き見ることができる。なお、矢印は空気の流れ
を示す。
【0012】前記のように構成された熱機関の加熱装置
においては、ハウジング5に嵌め込まれた透明部材8に
より、装置の外部から燃焼室4を覗き、肉眼にて炎が出
ているかどうかをたしかめ点火または、燃焼状態の確認
ができる。
【0013】実施例2.上記実施例1では、透明部材8
をハウジング5へ嵌め込むことにより、点火を肉眼で確
認できたが、本実施例では図2に示すように、ハウジン
グ5の所定位置に少なくとも1個の音感装置を取付ける
ことによって、点火時のボーという音や燃焼中のボーボ
ーという音などにより、点火または燃焼の確認ができ
る。
【0014】実施例3.図3は空気供給路7に、空気供
給量検出装置10を取付ける場合の他の実施例を示すもの
で、空気供給路7を通過する空気の量を検出し、点火ま
たは燃焼中には所定量以上の空気の流れからその状態を
検出することができる。
【0015】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
ハウジングに透明部材を嵌め込むことにより、装置の外
部から肉眼で点火または燃焼の確認ができる。
【0016】ハウジングに音感装置を取付けることによ
り、炎の音で点火または燃焼の確認ができる。
【0017】空気供給路に空気供給量検出装置を設ける
ことにより、空気の流れる量によって点火または燃焼が
検知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す縦断面図である。
【図2】この発明の実施例2を示す縦断面図である。
【図3】この発明の実施例3を示す縦断面図である。
【図4】従来の熱機関の加熱装置の縦断面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 膨張室 3 ヒータ管 4 燃焼室 5 ハウジング 6 燃料ノズル 7 空気供給路 8 透明部材 9 音感装置 10 空気供給量検出装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に接続された膨張室と、この膨張室
    にホットガスを循環させるヒータ管と、このヒータ管を
    暖ためるための燃焼室と、この燃焼室を覆うようにして
    形成されたハウジングと、このハウジングに支承され上
    記燃焼室へ燃料を供給する燃料ノズルと、この燃料ノズ
    ルの燃料噴出口近傍へ空気を供給する空気供給路とを備
    えた熱機関の加熱装置において、上記ハウジングの所定
    位置に少なくとも1個所に耐熱性のある透明部材を嵌め
    込んだことを特徴とする熱機関の加熱装置。
  2. 【請求項2】 本体に接続された膨張室と、この膨張室
    にホットガスを循環させるヒータ管と、このヒータ管を
    暖ためるための燃焼室と、この燃焼室を覆うようにして
    形成されたハウジングと、このハウジングに支承され上
    記燃焼室へ燃料を供給する燃料ノズルと、この燃料ノズ
    ルの燃料噴出口近傍へ空気を供給する空気供給路とを備
    えた熱機関の加熱装置において、上記ハウジングの所定
    位置に少なくとも1個の音感装置を取付けたことを特徴
    とする熱機関の加熱装置。
  3. 【請求項3】 本体に接続された膨張室と、この膨張室
    にホットガスを循環させるヒータ管と、このヒータ管を
    暖ためるための燃焼室と、この燃焼室を覆うようにして
    形成されたハウジングと、このハウジングに支承され上
    記燃焼室へ燃料を供給する燃料ノズルと、この燃料ノズ
    ルの燃料噴出口近傍へ空気を供給する空気供給路とを備
    えた熱機関の加熱装置において、上記空気供給路に空気
    供給量検出装置を設けたことを特徴とする熱機関の加熱
    装置。
JP1360392A 1992-01-29 1992-01-29 熱機関の加熱装置 Pending JPH05203538A (ja)

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JP1360392A JPH05203538A (ja) 1992-01-29 1992-01-29 熱機関の加熱装置

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JP1360392A JPH05203538A (ja) 1992-01-29 1992-01-29 熱機関の加熱装置

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JPH05203538A true JPH05203538A (ja) 1993-08-10

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ID=11837802

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JP1360392A Pending JPH05203538A (ja) 1992-01-29 1992-01-29 熱機関の加熱装置

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