JPH05203304A - 冷蔵庫の製氷装置 - Google Patents

冷蔵庫の製氷装置

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JPH05203304A
JPH05203304A JP1075792A JP1075792A JPH05203304A JP H05203304 A JPH05203304 A JP H05203304A JP 1075792 A JP1075792 A JP 1075792A JP 1075792 A JP1075792 A JP 1075792A JP H05203304 A JPH05203304 A JP H05203304A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
tank
small hole
partition wall
tray
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1075792A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneji Nihei
恒二 仁平
Hideo Kobayashi
英雄 小林
Ryoichi Hisatomi
良一 久富
Ichiro Oshima
一郎 大島
Hideo Suzuki
英男 鈴木
Masao Ugajin
政男 宇賀神
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP1075792A priority Critical patent/JPH05203304A/ja
Publication of JPH05203304A publication Critical patent/JPH05203304A/ja
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  • Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】給水量の変動が少なく、安定した大きさの氷を
自動的に得るために、その給水量を制御する小穴の穴径
を極力小さくできる方策を提供する。 【構成】51は冷蔵室に配された定量皿で、仕切壁52
を境にして定量槽54と予備槽57に仕切られている。
仕切壁52には、小穴58が設けてあり、該小穴58の
上下方向の位置は丁度電動ポンプ53の吸水口下端62
の位置と、定量槽54の底面5の位置の間に設けてあ
る。また、仕切壁52の定量槽54側の面に小穴下端か
ら定量槽54底面5にかけて溝を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷蔵庫等に備えられ、安
定した給水量により安定した大きさの氷を自動的に得る
ことができる冷蔵庫の製氷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からの家庭用の冷蔵庫で行われてい
る製氷装置の給水部構造と機構について、図5〜図7に
従い説明する。51は冷蔵室に配された水受皿で、仕切
壁52を境にして電動ポンプ53の設置される定量槽5
4と給水タンク55がその流出口56が下向きになるよ
うに着脱自在に配してある予備槽57に仕切られてい
る。該仕切壁の底部には小穴58を有しており、給水タ
ンク55内の水は流出口56を通り一旦予備槽57に溜
められるが、小穴58を通じて定量槽54に流れ込み定
量槽57の水位が流出口下端59の位置aと一致した水
位となった時点で、給水タンク55からの水の流れ込み
は停止し水位が安定する。その後定時的に電動ポンプ5
3が一定時間運転され、水は給水パイプ60を通して冷
凍室に配された製氷皿61に給水される。定量槽54内
の水位がbの位置(電動ポンプの吸水口下端59の位
置)まで下った時点で電動ポンプの吸水口下端62から
エアーを吸い込み、電動ポンプ53は空運転となり、給
水が止まる。この電動ポンプ53の運転中には、定量槽
54内の水位が下がると同時に小穴58から予備槽57
の水が流れ込むことにより、予備槽57の水位も徐々に
下り流出口59からエアーが給水タンク55内に侵入
し、その分の水が予備槽57内に流れ込む。つまり、電
動ポンプ53の運転中にも予備槽57内の水位をaの位
置(流出口下端59の位置)に保とうとする。言い換え
ると、電動ポンプ53運転中にも小穴58から定量槽5
4内に水が流れ込むため、最終的に製氷皿61へ給水さ
れる給水量は、定量槽54にあらかじめ溜っていた水量
(aの位置からbの位置までの分)と、電動ポンプ53
運転中に小穴58を通して定量槽54内に流れ込む水量
の和で決定されるということである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、本従来例の場
合は、小穴が仕切壁の底部に設けられているため、給水
タンク中の水に含まれているゴミ等が本来沈殿して水受
皿底面部に溜るところを、すべて電動ポンプにより吸い
上げてしまうものである。また、給水量の変動を左右す
る要因について考えると、定量槽内にあらかじめ溜って
いる水量は、全体の構造的な寸法関係で決定されるため
ほぼ一定と考えられる。主に給水量の変動を支配する要
因は電動ポンプ運転中に小穴を通して定量槽内に流れ込
む水量の変動である。この要因を少しでも小さくするた
めには、小穴の穴径または穴面積を極力小さくすること
にある。また、小穴を小さくすることは、水と小穴内周
面との界面張力により水受皿を乾燥状態から使用する時
等に水が小穴を通過しきれずに定量槽内に水が流れ込ま
ず給水せずとなり、同時に製氷せずとなる可能性があ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】仕切壁に設ける小穴を電
動ポンプの吸水口下端と定量槽底面の間に設けると同時
に、水受皿の仕切壁の定量槽側の面に小穴下端から定量
槽底面にかけて溝を設けることにより、水受皿を乾燥状
態から使用しても水が必ず小穴を通るようにした。
【0005】
【作用】仕切壁に設ける小穴を電動ポンプの吸水口下端
と定量槽底面の間に設けるということは、すなわち小穴
の下に必ず数ミリの仕切壁を残すということになる。こ
れにより、小穴の下部に給水タンク中の水に含まれるゴ
ミ等がこの部分に沈殿し通常の給水時には上面のゴミ等
のない水が製氷皿へ供給されることになり非常に衛生的
である。また、水受皿の仕切壁の定量槽側の面に小穴下
端から定量槽底面にかけて溝を設けるということは、水
が水自身の表面張力で球状になろうとする力で小穴を塞
ごうとするのを、小穴の下部に設けた溝により部分的に
開放し、水を小穴から低い水位でも、また水受皿が乾燥
状態であっても必ず流れるようにする作用がある。さら
に、給水量の変動をおさえるために小穴を極力小さくし
ても、この溝があるがために水が小穴を通過しきれない
という心配がなくなるものである。
【0006】
【実施例】以下本発明の一実施例の冷蔵庫の製氷装置に
ついて図1〜図4に従い説明する。なお、従来と同一構
成については同一符号を付し、その詳細な説明を省略す
る。水受皿51を定量槽54と予備槽57に仕切る仕切
壁52には、小穴58が設けてあり、該小穴58の上下
方向の位置は丁度電動ポンプ53の吸水口下端62の位
置(図1に示すbの位置)と、定量槽54の底面5の位
置の間に設けてある。すなわち、小穴58の下には必ず
数ミリの仕切壁52部を残した状態となるように構成さ
れているということである。
【0007】以上の構成により、小穴58の下部の仕切
壁52部分に給水タンク55中の水に含まれるゴミ等が
沈殿するため、約2〜3時間ごとに電動ポンプ53が運
転された時には上面に溜ったゴミ等のない水が製氷皿へ
供給されることになり非常に衛生的なものである。ま
た、定量槽底面5部に小穴58がある場合のような、小
穴58の目詰りの可能性もかなり低いものとなる効果が
ある。
【0008】また、水受皿51の仕切壁52の定量槽5
4側の面8に小穴下端6から定量槽底面5にかけて溝7
を設けてあり、これにより水が水自身の表面張力で球状
になろうとする力と、水と小穴58の内周面に働く界面
張力により小穴58を塞ごうとするのを部分的に開放
し、どんな場合でも小穴58を水が通るようにすること
ができる。これにより小穴58の穴径を極力小さくで
き、すなわち給水量の変動の少ない安定した給水量が得
られることになる。更に、小穴58部の界面張力を小さ
くするために通常は仕切壁52の厚さを極力薄くするこ
とが望ましいが、製氷装置としての重要な部分であるた
め、充分な強度をもたせなければならない。この時溝7
があれば充分な強度を有する仕切壁52の板厚としても
小穴58を必ず水が通るようにすることができる。
【0009】
【発明の効果】給水量を制御する小穴の位置を電動ポン
プの吸水口下端と定量槽底面の間に設けることにより、
本発明の製氷装置を長期間使用していても、水受皿の底
面に沈殿したゴミ等を吸い込むことなく、きれいな衛生
的な水を常に製氷皿に供給することができる。また、小
穴の目詰まりもしにくいという効果もあることは明らか
である。また、小穴下部の仕切壁面に溝を設けることに
より、どんな場合でも、必ず水を通すことができるとと
もに、小穴の穴径を極力小さくでき、安定した給水量が
得られる冷蔵庫の製氷装置とできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体の構成図である。
【図2】本発明の水受皿の斜視図である。
【図3】本発明の水受皿の要部断面図である。
【図4】本発明の水受皿の要部断面図である。
【図5】従来例を示す全体の構成図である。
【図6】従来例の水受皿の斜視図である。
【符号の説明】
5…定量槽底面、6…小穴下端、7…溝、51…水受
皿、52…仕切壁、53…電動ポンプ、54…定量槽、
55…給水タンク、57…予備槽、58…小穴、60…
給水パイプ、62…吸水口下端。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大島 一郎 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地株 式会社日立製作所栃木工場内 (72)発明者 鈴木 英男 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地株 式会社日立製作所栃木工場内 (72)発明者 宇賀神 政男 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地株 式会社日立製作所栃木工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷蔵室内において水受皿を配し、この水受
    皿を小穴を有する仕切壁により定量槽と予備槽とに区画
    してなり、前記予備槽の上部開口部には、給水タンクを
    その流出口が下向きとなるように着脱自在に配して、水
    受皿内の水位が給水タンク流出口の下端の位置と一致し
    た水位とするようになし、給水パイプにより定量槽内の
    水を電動ポンプにより冷凍室に配した製氷皿に給水する
    ようにした冷蔵庫の製氷装置において、前記小穴を電動
    ポンプの吸水口下端と定量槽底面の間に設けると共に、
    前記仕切壁の定量槽側の面に小穴下端から定量槽底面に
    かけて溝を設けたことを特徴とする冷蔵庫の製氷装置。
JP1075792A 1992-01-24 1992-01-24 冷蔵庫の製氷装置 Pending JPH05203304A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1075792A JPH05203304A (ja) 1992-01-24 1992-01-24 冷蔵庫の製氷装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1075792A JPH05203304A (ja) 1992-01-24 1992-01-24 冷蔵庫の製氷装置

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JPH05203304A true JPH05203304A (ja) 1993-08-10

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ID=11759202

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JP1075792A Pending JPH05203304A (ja) 1992-01-24 1992-01-24 冷蔵庫の製氷装置

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