JPH10170116A - 自動製氷装置の給水装置 - Google Patents
自動製氷装置の給水装置Info
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- JPH10170116A JPH10170116A JP32959296A JP32959296A JPH10170116A JP H10170116 A JPH10170116 A JP H10170116A JP 32959296 A JP32959296 A JP 32959296A JP 32959296 A JP32959296 A JP 32959296A JP H10170116 A JPH10170116 A JP H10170116A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製氷皿に確実に一定量の水を給水できるとと
もに、また、浄水能力が高い自動製氷装置における給水
装置を提供する。 【解決手段】 給水タンク24の蓋28に計量室60を
設け、この計量室60の天井面に空気抜け穴44を設
け、側面に水通過穴66を設け、蓋28に設けられた給
水口30を弁体50によって開閉する。
もに、また、浄水能力が高い自動製氷装置における給水
装置を提供する。 【解決手段】 給水タンク24の蓋28に計量室60を
設け、この計量室60の天井面に空気抜け穴44を設
け、側面に水通過穴66を設け、蓋28に設けられた給
水口30を弁体50によって開閉する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫の自動製氷装
置に関するものである。
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫に設けられた自動製氷装置におい
て、この製氷を行う製氷皿に水を給水するために給水タ
ンクが設けられ、これから一定量の水を供給するように
している。この構造として、例えば、次のようなものが
提案されている(特開平7−280403号)。
て、この製氷を行う製氷皿に水を給水するために給水タ
ンクが設けられ、これから一定量の水を供給するように
している。この構造として、例えば、次のようなものが
提案されている(特開平7−280403号)。
【0003】給水タンクにくびれ部を有する給水口を設
け、この給水口に結合する弁付の蓋と、この蓋側にある
仕切板とを備え、この仕切板を前記くびれ部内側に当接
して、これら仕切板、くびれ部、蓋で囲まれて形成され
る空間領域を浄水室とし、給水タンク本体との区画部に
浄水器を設けるとともに、弁軸を弁付の蓋の下部に配設
されたソレノイドの鉄心により移動させるように構成し
たものである。
け、この給水口に結合する弁付の蓋と、この蓋側にある
仕切板とを備え、この仕切板を前記くびれ部内側に当接
して、これら仕切板、くびれ部、蓋で囲まれて形成され
る空間領域を浄水室とし、給水タンク本体との区画部に
浄水器を設けるとともに、弁軸を弁付の蓋の下部に配設
されたソレノイドの鉄心により移動させるように構成し
たものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような自動製氷
装置において、製氷皿に一定の水を給水するためには、
浄水室を構成して一定量の水を確保するものであった。
しかしながら、これには次のような問題があった。
装置において、製氷皿に一定の水を給水するためには、
浄水室を構成して一定量の水を確保するものであった。
しかしながら、これには次のような問題があった。
【0005】すなわち、給水量にばらつきがあり、ま
た、この給水タンクの蓋部分における構成部品が多く、
さらに、浄水器を区画部に設けているが、この位置では
浄水器の効果が少ないという問題があった。
た、この給水タンクの蓋部分における構成部品が多く、
さらに、浄水器を区画部に設けているが、この位置では
浄水器の効果が少ないという問題があった。
【0006】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、製氷
皿に確実に一定量の水を給水できるとともに、また、浄
水能力が高い自動製氷装置における給水装置を提供する
ものである。
皿に確実に一定量の水を給水できるとともに、また、浄
水能力が高い自動製氷装置における給水装置を提供する
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の自動
製氷装置の給水装置は、給水タンクから製氷皿へ水を供
給して製氷を行う自動製氷装置において、前記給水タン
クの下面に開口部を設け、前記開口部に蓋を設け、前記
給水タンクの蓋に計量室を設け、前記計量室の底面に位
置する蓋に水供給口を設け、前記水供給口を開閉する弁
を設け、前記計量室の側面に第1の穴を設け、前記計量
室の天井面に第2の穴を設け、前記給水タンクの前記蓋
の下方に前記弁によって前記水供給口を開閉させる開閉
手段を設けたものである。
製氷装置の給水装置は、給水タンクから製氷皿へ水を供
給して製氷を行う自動製氷装置において、前記給水タン
クの下面に開口部を設け、前記開口部に蓋を設け、前記
給水タンクの蓋に計量室を設け、前記計量室の底面に位
置する蓋に水供給口を設け、前記水供給口を開閉する弁
を設け、前記計量室の側面に第1の穴を設け、前記計量
室の天井面に第2の穴を設け、前記給水タンクの前記蓋
の下方に前記弁によって前記水供給口を開閉させる開閉
手段を設けたものである。
【0008】請求項2の自動製氷装置の給水装置は、請
求項1のものにおいて、前記開閉手段による前記弁の開
時間を、前記蓋に計量室を設けた場合における前記弁の
開いて閉じるまでの給水量と、前記蓋に計量室を設けな
い場合における前記弁の開いて閉じるまでの給水量とが
略同一になる時間に設定したものである。
求項1のものにおいて、前記開閉手段による前記弁の開
時間を、前記蓋に計量室を設けた場合における前記弁の
開いて閉じるまでの給水量と、前記蓋に計量室を設けな
い場合における前記弁の開いて閉じるまでの給水量とが
略同一になる時間に設定したものである。
【0009】請求項3の自動製氷装置の給水装置は、請
求項1のものにおいて、前記計量室の内周面に沿って、
かつ、前記第1の穴以外の位置に浄水フィルターを設け
たものである。
求項1のものにおいて、前記計量室の内周面に沿って、
かつ、前記第1の穴以外の位置に浄水フィルターを設け
たものである。
【0010】請求項4の自動製氷装置の給水装置は、請
求項1のものにおいて、前記蓋と一体に形成され、か
つ、前記弁の弁軸を支える弁軸支え部で前記計量室の天
井面の少なくとも一部を構成し、これ以外の前記計量室
の天井面及び側面を一つの部材である計量室本体で構成
したものである。
求項1のものにおいて、前記蓋と一体に形成され、か
つ、前記弁の弁軸を支える弁軸支え部で前記計量室の天
井面の少なくとも一部を構成し、これ以外の前記計量室
の天井面及び側面を一つの部材である計量室本体で構成
したものである。
【0011】請求項1の自動製氷装置の給水装置におい
ては、計量室内部には第1の穴を経て水が確実に入り、
また、弁の開閉により浸入した空気は第2の穴を経て外
部に排出されるため、必ず一定量の水が計量室内部に浸
入する。そのため、確実に一定量の水が給水される。
ては、計量室内部には第1の穴を経て水が確実に入り、
また、弁の開閉により浸入した空気は第2の穴を経て外
部に排出されるため、必ず一定量の水が計量室内部に浸
入する。そのため、確実に一定量の水が給水される。
【0012】請求項2の自動製氷装置の給水装置である
と、蓋に計量室を設けない場合であっても、計量室を設
けた場合と同じ給水量が給水されるため、使用者が計量
室を取り外して使用しても同じ給水量が給水される。
と、蓋に計量室を設けない場合であっても、計量室を設
けた場合と同じ給水量が給水されるため、使用者が計量
室を取り外して使用しても同じ給水量が給水される。
【0013】請求項3の自動製氷装置の給水装置である
と、計量室の内周面に浄水フィルターが設けられている
ため、計量室内部にある水のみが浄水フィルターに接し
ており、効果的にその浄水をすることができる。また、
第1の穴は浄水フィルター以外の位置に設けられている
ため、水の浸入を阻止することがない。
と、計量室の内周面に浄水フィルターが設けられている
ため、計量室内部にある水のみが浄水フィルターに接し
ており、効果的にその浄水をすることができる。また、
第1の穴は浄水フィルター以外の位置に設けられている
ため、水の浸入を阻止することがない。
【0014】請求項4の自動製氷装置の給水装置である
と、給水タンクに水を補給する場合に、給水タンクを取
り外す必要がある。この場合に給水タンクの上下を逆に
して持ち運ぶこととなるが、この場合に計量室もその上
下が逆になる。そのため、計量室の天井面に当たる弁軸
支え部と計量室本体との間の隙間から水がタンク内に戻
され、計量室内に水が残ることがない。
と、給水タンクに水を補給する場合に、給水タンクを取
り外す必要がある。この場合に給水タンクの上下を逆に
して持ち運ぶこととなるが、この場合に計量室もその上
下が逆になる。そのため、計量室の天井面に当たる弁軸
支え部と計量室本体との間の隙間から水がタンク内に戻
され、計量室内に水が残ることがない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1〜
図5に基づいて説明する。
図5に基づいて説明する。
【0016】図1は、本実施例の自動製氷装置10を有
する冷蔵庫1の縦断面図を示したものである。
する冷蔵庫1の縦断面図を示したものである。
【0017】この図に示すように、冷蔵庫1の最上段に
ある冷蔵室2の下部に自動製氷装置10が設けられてお
り、この自動製氷装置10の給水装置から給水された水
が製氷皿3に供給される。この製氷皿3は冷凍室4に配
されているため、製氷皿3内部の水が氷結し、これら氷
は、製氷皿3の下方に位置する貯氷皿5に供給される。
ある冷蔵室2の下部に自動製氷装置10が設けられてお
り、この自動製氷装置10の給水装置から給水された水
が製氷皿3に供給される。この製氷皿3は冷凍室4に配
されているため、製氷皿3内部の水が氷結し、これら氷
は、製氷皿3の下方に位置する貯氷皿5に供給される。
【0018】次に、この自動製氷装置10の詳細な構造
について図2〜図5に基づいて説明する。
について図2〜図5に基づいて説明する。
【0019】符号12は、冷蔵室2の底面に設けられた
タンク支持台である。このタンク支持台12の中央部に
は水受けケース14が設けられ、この水受ケース14の
最下部には、製氷皿3に通じる給水パイプ16が設けら
れている。
タンク支持台である。このタンク支持台12の中央部に
は水受けケース14が設けられ、この水受ケース14の
最下部には、製氷皿3に通じる給水パイプ16が設けら
れている。
【0020】符号18は、水受ケース14の内部にあっ
て、給水パイプ16の上方に設けられたフロートボール
である。このフロートボール18は、水受ケース14内
部に水が溜るとその浮力により浮かび、一方、水受ケー
ス14から水がなくなると給水パイプ16の上部を閉塞
する。
て、給水パイプ16の上方に設けられたフロートボール
である。このフロートボール18は、水受ケース14内
部に水が溜るとその浮力により浮かび、一方、水受ケー
ス14から水がなくなると給水パイプ16の上部を閉塞
する。
【0021】符号20は、水受ケース14の略中央部に
設けられた弁駆動装置である。この弁駆動装置20は、
その上端部に設けられた皿状であって、その中央部が突
出した押圧部22を上下動させるものであり、この上下
動させる手段としてソレノイドが設けられている。そし
て、このソレノイドは、給水指令信号によって作動す
る。
設けられた弁駆動装置である。この弁駆動装置20は、
その上端部に設けられた皿状であって、その中央部が突
出した押圧部22を上下動させるものであり、この上下
動させる手段としてソレノイドが設けられている。そし
て、このソレノイドは、給水指令信号によって作動す
る。
【0022】符号24は、タンク支持台12の上部に載
置される給水タンクであり、タンク支持台12に対し着
脱自在に設けられている。給水タンク24の下面には、
水を出入れするための開口部26が設けられている。
置される給水タンクであり、タンク支持台12に対し着
脱自在に設けられている。給水タンク24の下面には、
水を出入れするための開口部26が設けられている。
【0023】符号28は、開口部26を閉塞するための
蓋である。この蓋28は、開口部26に対し螺合するこ
とによって取付けられる。
蓋である。この蓋28は、開口部26に対し螺合するこ
とによって取付けられる。
【0024】以下、この蓋28の構造を説明する。
【0025】符号32は、蓋28の略中央部が平面円形
に突出して形成された弁座である。この弁座32の略中
央部よりやや偏心した位置に給水口32が設けられてい
る。この弁座32は、蓋28に対しやや傾斜して設けら
れている。
に突出して形成された弁座である。この弁座32の略中
央部よりやや偏心した位置に給水口32が設けられてい
る。この弁座32は、蓋28に対しやや傾斜して設けら
れている。
【0026】符号34は、蓋28と別体に設けられた弁
軸支え部材である。この弁軸支え部材34は、円環状の
基部36より4本の脚部38が立設され、その脚部38
の上端部に弁軸支え板40が設けられている。この弁軸
支え板40は平面円形であるが、水平な面に対しやや傾
斜して設けられ、この中央部に弁軸52が貫通する弁軸
穴42が開口している。さらに、傾斜した弁軸支え板4
0の上側、すなわち、弁軸穴42の側方には空気抜け穴
44が開口している。一方、円環状の基部36の外周に
沿って蓋28の内面と嵌合するための突条46が突出し
ている。さらに、この突条46の途切れた部分のやや上
方には、一対の突部48が相対向する位置に設けられて
いる。
軸支え部材である。この弁軸支え部材34は、円環状の
基部36より4本の脚部38が立設され、その脚部38
の上端部に弁軸支え板40が設けられている。この弁軸
支え板40は平面円形であるが、水平な面に対しやや傾
斜して設けられ、この中央部に弁軸52が貫通する弁軸
穴42が開口している。さらに、傾斜した弁軸支え板4
0の上側、すなわち、弁軸穴42の側方には空気抜け穴
44が開口している。一方、円環状の基部36の外周に
沿って蓋28の内面と嵌合するための突条46が突出し
ている。さらに、この突条46の途切れた部分のやや上
方には、一対の突部48が相対向する位置に設けられて
いる。
【0027】符号50は、柔軟性のある合成樹脂より形
成された平面円形の弁体であって、弁軸52に取付けら
れている。なお、この弁軸52にはコイル状のバネ54
が配されており、常に弁体50が給水口30を閉塞する
ように付勢している。
成された平面円形の弁体であって、弁軸52に取付けら
れている。なお、この弁軸52にはコイル状のバネ54
が配されており、常に弁体50が給水口30を閉塞する
ように付勢している。
【0028】符号56は、蓋28の内周部と基部36と
の間に設けられた円環状のパッキングである。このパッ
キング56は蓋28を開口部26に取付けた場合に、両
者をシールする。
の間に設けられた円環状のパッキングである。このパッ
キング56は蓋28を開口部26に取付けた場合に、両
者をシールする。
【0029】符号58は、カップ状の計量容器である。
この計量容器58は円筒形を成し、その下面は開口して
おり、また、上面はその中央部のみが開口している。す
なわち、この計量容器58は弁軸支え部材34の上方か
ら蓋28を覆うように設けられるものであり、計量容器
58の側面が計量室60の側面となり、計量容器58の
天井面及び弁軸支え板40によって計量室60の天井面
が形成される。計量容器58の天井面と弁軸支え板40
との間には若干の円環状の隙間62が形成されている。
また、計量容器58の側面下端には、突出部48と係合
するための切欠62が形成されている。さらに、この切
欠64の上方には、水通過穴66が設けられている。
この計量容器58は円筒形を成し、その下面は開口して
おり、また、上面はその中央部のみが開口している。す
なわち、この計量容器58は弁軸支え部材34の上方か
ら蓋28を覆うように設けられるものであり、計量容器
58の側面が計量室60の側面となり、計量容器58の
天井面及び弁軸支え板40によって計量室60の天井面
が形成される。計量容器58の天井面と弁軸支え板40
との間には若干の円環状の隙間62が形成されている。
また、計量容器58の側面下端には、突出部48と係合
するための切欠62が形成されている。さらに、この切
欠64の上方には、水通過穴66が設けられている。
【0030】符号68は、計量容器58の内周面、すな
わち、計量室60の内周面に沿って設けられる円筒形の
浄水フィルターであり、水通過穴66に相当する位置が
切欠かれ、平面形状C字状に形成されている。浄水フィ
ルター68は、繊維状の活性炭を平面形状C字状に構成
し、その内周面及び外周面は不織布で覆い、他の露出部
分はメルト材によって覆っている。
わち、計量室60の内周面に沿って設けられる円筒形の
浄水フィルターであり、水通過穴66に相当する位置が
切欠かれ、平面形状C字状に形成されている。浄水フィ
ルター68は、繊維状の活性炭を平面形状C字状に構成
し、その内周面及び外周面は不織布で覆い、他の露出部
分はメルト材によって覆っている。
【0031】上記構成の自動製氷装置10の給水動作を
図2に基づいて説明する。
図2に基づいて説明する。
【0032】(1) 蓋28を上面にした状態で蓋28を取
外し、給水タンク24に水を入れる。その後、蓋28を
閉めて給水タンク24を上下逆にして蓋28を下面にす
る。そして、給水タンク24をタンク支持台12に取り
付ける。この場合に、蓋28の給水口30は弁体50に
よって閉塞されているため、水が外部に漏れることはな
い。
外し、給水タンク24に水を入れる。その後、蓋28を
閉めて給水タンク24を上下逆にして蓋28を下面にす
る。そして、給水タンク24をタンク支持台12に取り
付ける。この場合に、蓋28の給水口30は弁体50に
よって閉塞されているため、水が外部に漏れることはな
い。
【0033】(2) 給水タンク24を上下逆にすると、蓋
28にある計量室60に水通過穴66を経て水が浸入す
る。一方、計量室内60の空気は空気抜け穴44を経て
上面に排出される。なお、水通過穴66の位置には浄水
フィルター68が存在していないため、その通過はスム
ーズに行われる。さらに、計量室60内部に水が溜って
いる場合には、浄水フィルター68と常に接しているた
め、確実に浄水が行われる。
28にある計量室60に水通過穴66を経て水が浸入す
る。一方、計量室内60の空気は空気抜け穴44を経て
上面に排出される。なお、水通過穴66の位置には浄水
フィルター68が存在していないため、その通過はスム
ーズに行われる。さらに、計量室60内部に水が溜って
いる場合には、浄水フィルター68と常に接しているた
め、確実に浄水が行われる。
【0034】(3) 以上のように給水タンク24を取付け
た後、弁駆動装置20に給水指令信号が入るとソレノイ
ドが作動し、押圧部22が上方に移動し、弁軸52の下
端を上方に押圧する。
た後、弁駆動装置20に給水指令信号が入るとソレノイ
ドが作動し、押圧部22が上方に移動し、弁軸52の下
端を上方に押圧する。
【0035】弁軸52がバネ54の付勢力に反して上昇
すると、弁体50が給水口30を開口して計量室60内
部の水が水受ケース14に流れる。一方、計量室60か
ら水が排出されることにより、水受ケース14から空気
が給水口30を経て浸入するが、この空気は空気抜け穴
44を経て計量室60から排出される。
すると、弁体50が給水口30を開口して計量室60内
部の水が水受ケース14に流れる。一方、計量室60か
ら水が排出されることにより、水受ケース14から空気
が給水口30を経て浸入するが、この空気は空気抜け穴
44を経て計量室60から排出される。
【0036】ここで水受ケース14に流れる量は、計量
室60の容積と略一致している。
室60の容積と略一致している。
【0037】(4) 給水指令信号が停止すると、押圧部2
2が下降し、弁体50が閉じ、給水が停止する。この場
合に、給水指令信号が入力して停止するまでの時間、す
なわち、弁体50が給水口30を開口している時間(以
下、開時間という)は2つの要素によって決定される。
2が下降し、弁体50が閉じ、給水が停止する。この場
合に、給水指令信号が入力して停止するまでの時間、す
なわち、弁体50が給水口30を開口している時間(以
下、開時間という)は2つの要素によって決定される。
【0038】第1の要素は、開時間に給水される水の量
が製氷皿3に供給される水の量となるため、この量は製
氷皿3を常に一定量満たす量に該当するようにする。
が製氷皿3に供給される水の量となるため、この量は製
氷皿3を常に一定量満たす量に該当するようにする。
【0039】第2の要素は、図5に示すように、計量容
器58(計量室60)がある場合と無い場合の給水量を
同一にすることである。すなわち、D2の給水量が給水
されるように開時間を決定する。この図5では、t1が
それに相当する。
器58(計量室60)がある場合と無い場合の給水量を
同一にすることである。すなわち、D2の給水量が給水
されるように開時間を決定する。この図5では、t1が
それに相当する。
【0040】このように、計量容器58をある場合と無
い場合の給水量を一致させるのは、使用者が仮に計量容
器58を取り付けていない状態で使用しても、同一の給
水量が供給されて製氷皿3に水が溢れないようにするた
めである。
い場合の給水量を一致させるのは、使用者が仮に計量容
器58を取り付けていない状態で使用しても、同一の給
水量が供給されて製氷皿3に水が溢れないようにするた
めである。
【0041】(5) 給水タンク24内部の水が全て供給さ
れ、給水タンク24へ水を補給する場合には水受ケース
14から給水タンク24を取り外し、上下逆にして蓋2
8が上面に来るようにする。計量室60に残っている水
は、空気抜け穴44と隙間62から給水タンク24内部
に排出され、計量室60内部に水が残ることがない。こ
の場合に、水通過穴66が逆に空気抜け穴の役割を果た
す。そして、蓋28を給水タンク24から取り外して給
水タンク24に水を供給する。蓋28の計量室60には
前記したように水が残っていないため、蓋28の空気抜
け穴44を下にしても、そこから水がこぼれない。
れ、給水タンク24へ水を補給する場合には水受ケース
14から給水タンク24を取り外し、上下逆にして蓋2
8が上面に来るようにする。計量室60に残っている水
は、空気抜け穴44と隙間62から給水タンク24内部
に排出され、計量室60内部に水が残ることがない。こ
の場合に、水通過穴66が逆に空気抜け穴の役割を果た
す。そして、蓋28を給水タンク24から取り外して給
水タンク24に水を供給する。蓋28の計量室60には
前記したように水が残っていないため、蓋28の空気抜
け穴44を下にしても、そこから水がこぼれない。
【0042】以上により本実施例の自動製氷装置10で
あると、計量室60内部の水が給水されるため、必ず一
定量の水が供給される。この場合に、計量室60には水
通過穴66と空気抜け穴44とが設けられているため、
その水の流入及び空気の排出がスムーズに行われる。
あると、計量室60内部の水が給水されるため、必ず一
定量の水が供給される。この場合に、計量室60には水
通過穴66と空気抜け穴44とが設けられているため、
その水の流入及び空気の排出がスムーズに行われる。
【0043】
【発明の効果】以上により本発明の請求項1の自動製氷
装置の給水装置であると、計量室内部の水が給水される
ため、必ず一定量の水が供給される。この場合に、計量
室には第1の穴と第2の穴とが設けられているため、そ
の水の流入及び空気の排出がスムーズに行われる。
装置の給水装置であると、計量室内部の水が給水される
ため、必ず一定量の水が供給される。この場合に、計量
室には第1の穴と第2の穴とが設けられているため、そ
の水の流入及び空気の排出がスムーズに行われる。
【0044】請求項2の自動製氷装置の給水装置である
と、蓋に計量室を設ける場合と設けない場合との給水量
が同一であるため、計量室を設けずに使用しても同一の
給水量が給水される。
と、蓋に計量室を設ける場合と設けない場合との給水量
が同一であるため、計量室を設けずに使用しても同一の
給水量が給水される。
【0045】請求項3の自動製氷装置の給水装置である
と、計量室内部に水がある場合にはこの水は浄水フィル
ターに接しているため必ず浄水される。一方、第1の穴
の位置以外に浄水フィルターが設けられているため、水
の通過はスムーズに行われる。
と、計量室内部に水がある場合にはこの水は浄水フィル
ターに接しているため必ず浄水される。一方、第1の穴
の位置以外に浄水フィルターが設けられているため、水
の通過はスムーズに行われる。
【0046】請求項4の自動製氷装置の給水装置である
と、弁軸支え部と計量室本体との間の隙間から水が排出
することができるため、給水タンクから蓋を取り外した
場合にも、計量室に水が残っていることがないため、第
2の穴から水がこぼれたりすることがない。
と、弁軸支え部と計量室本体との間の隙間から水が排出
することができるため、給水タンクから蓋を取り外した
場合にも、計量室に水が残っていることがないため、第
2の穴から水がこぼれたりすることがない。
【図1】本発明の一実施例を示す冷蔵庫の縦断面図であ
る。
る。
【図2】自動製氷装置の給水部分における要部拡大縦断
面図である。
面図である。
【図3】蓋の斜視図である。
【図4】蓋の分解斜視図である。
【図5】計量室を設けた場合と設けない場合の給水量の
関係を示すグラフである。
関係を示すグラフである。
10 自動製氷装置 20 弁駆動装置 22 押圧部 24 給水タンク 26 開口部 28 蓋 30 吸水口 32 弁座 34 弁軸支え部材 38 脚部 40 弁軸支え板 42 弁軸穴 44 空気抜け穴 46 突条 48 突出部 50 弁 52 弁軸 56 パッキング 58 計量容器 60 計量室 62 隙間 66 水通過穴 68 浄水フィルター
Claims (4)
- 【請求項1】給水タンクから製氷皿へ水を供給して製氷
を行う自動製氷装置において、 前記給水タンクの下面に開口部を設け、 前記開口部に蓋を設け、 前記給水タンクの蓋に計量室を設け、 前記計量室の底面に位置する蓋に水供給口を設け、 前記水供給口を開閉する弁を設け、 前記計量室の側面に第1の穴を設け、 前記計量室の天井面に第2の穴を設け、 前記給水タンクの前記蓋の下方に前記弁によって前記水
供給口を開閉させる開閉手段を設けたことを特徴とする
自動製氷装置の給水装置。 - 【請求項2】前記開閉手段による前記弁の開時間を、 前記蓋に計量室を設けた場合における前記弁の開いて閉
じるまでの給水量と、前記蓋に計量室を設けない場合に
おける前記弁の開いて閉じるまでの給水量とが略同一に
なる時間に設定したことを特徴とする請求項1記載の自
動製氷装置の給水装置。 - 【請求項3】前記計量室の内周面に沿って、かつ、前記
第1の穴以外の位置に浄水フィルターを設けたことを特
徴とする請求項1記載の自動製氷装置の給水装置。 - 【請求項4】前記蓋と一体に形成され、かつ、前記弁の
弁軸を支える弁軸支え部で前記計量室の天井面の少なく
とも一部を構成し、これ以外の前記計量室の天井面及び
側面を一つの部材である計量室本体で構成したことを特
徴とする請求項1記載の自動製氷装置の給水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32959296A JPH10170116A (ja) | 1996-12-10 | 1996-12-10 | 自動製氷装置の給水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32959296A JPH10170116A (ja) | 1996-12-10 | 1996-12-10 | 自動製氷装置の給水装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10170116A true JPH10170116A (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=18223078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32959296A Pending JPH10170116A (ja) | 1996-12-10 | 1996-12-10 | 自動製氷装置の給水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10170116A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100764288B1 (ko) | 2006-09-06 | 2007-10-05 | 엘지전자 주식회사 | 냉장고용 물통 어셈블리 |
-
1996
- 1996-12-10 JP JP32959296A patent/JPH10170116A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100764288B1 (ko) | 2006-09-06 | 2007-10-05 | 엘지전자 주식회사 | 냉장고용 물통 어셈블리 |
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