JPH0520217U - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JPH0520217U
JPH0520217U JP7701091U JP7701091U JPH0520217U JP H0520217 U JPH0520217 U JP H0520217U JP 7701091 U JP7701091 U JP 7701091U JP 7701091 U JP7701091 U JP 7701091U JP H0520217 U JPH0520217 U JP H0520217U
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switch
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sleeve
power supply
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正明 佐野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造が容易であり、かつ、内部配線を短くす
ることができる電源装置を提供する。 【構成】 変圧機構等が内蔵されたケーシング1を備え
ている。ケーシング1の一壁1aから電源コード2が突
出している。一壁1aには、スイッチ3が付設されてい
る。電源コード2用スリーブ18がスイッチ3を保持する
保持部材を兼ねている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電源装置は、図12に示すように、ケーシングaの一壁bから電源コード cが突設され、該一壁bに対向する他壁dに、スイッチeが設けられていた。f は電源コードc用のスリーブである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従って、図12に示す従来の電源装置では、電源コードcに対してスイッチeは 最大に離間した位置に設けられることになり、内部配線が長くなるという欠点が あり、さらに、両壁b,dに夫々孔加工を施さねばならず、その製造が面倒であ った。
【0004】 そこで、本考案では、内部配線が長くならず、しかも、ケーシングの加工を簡 単に行なえる電源装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本考案に係る電源装置は、電源コード用のスリ ーブを、ケーシングの一壁に付設して、該電源コードを該一壁から突出させ、か つ、該スリーブにスイッチ保持部を設けると共に、該スイッチ保持部にスイッチ を付設して、上記ケーシングの一壁からスイッチの操作用ノブを突出させたもの である。
【0006】
【作用】
電源コードが突出する一壁に、スイッチが設けられるので、電源コードとスイ ッチを接続する内部電線を短くすることができ、しかも、スイッチ用の孔部を、 ケーシングの一壁と対向する他壁に設ける必要がなくなる。
【0007】
【実施例】
以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を詳説する。
【0008】 図4と図5は本考案に係る電源装置を示し、この電源装置は、図示省略の変圧 手段等が内蔵されるケーシング1と、該ケーシング1の一壁1aから突出する電 源コード2と、該一壁1aに設けられるスイッチ3と、を備えたものである。
【0009】 しかして、ケーシング1は上蓋4と下蓋5とからなり、また、上蓋4は略矩形 状の上壁6と該上壁6の4辺から垂下される垂下壁7,8,9,10とからなり、 下蓋5は略矩形状の底壁11と該底壁11の4辺から立設される立上り壁12,13,14 ,15とからなる。そして、下蓋5の各立上り壁12,13,14,15と、上蓋4の各垂 下壁7,8,9,10とが相互に係合され、中空のケーシング1が形成される。つ まり、垂下壁7と立上り壁12とでもって上述の一壁1aが形成される。
【0010】 ここで、スイッチ3とは、図1と図2に示すように、スイッチ本体3aと、該 スイッチ本体3aから突設される突出部3bと、該突出部3bから突設される操 作用ノブ3cと、からなり、該ノブ3cは、平面視において、スイッチ軸心に対 して傾斜しており、図2の実線で示す状態から矢印Aの如く揺動させて仮想線で 示す状態に切換えたり、仮想線で示す状態から矢印Bの如く揺動させて実線で示 す状態に切換えたりして、ON−OFFが切換えられる。そして、スイッチ3は その本体3aがケーシング1内に内装された基板16に取付けられる。
【0011】 また、図5に示すように、上蓋4の垂下壁7の下面の垂下壁10側に半円形状の 切欠き部17が形成され、この切欠き部17を介して、図1と図2に示すように、ス イッチ3の操作用ノブ3cが外部へ突出する。
【0012】 しかして、電源コード2は、スリーブ18を介して、ケーシング1内に導入され るものであり、このスリーブ18がケーシング1の下蓋5の立上り壁12に付設され る。
【0013】 即ち、スリーブ18は、図1〜図3に示すように、上面19基端部に突隆部20を有 する略直方体形状の本体21と、該本体21の基端面に連設されるスイッチ保持部22 と、からなる。ここで、スイッチ保持部22とは、上面23中央に凹窪部24を有する 平板部25と、該平板部25に連設されると共にその先端部26が上方へ突出する突出 板部27と、からなり、平板部25の両側面乃至下面に凹溝28が形成され、突出板部 25の先端部26に上方へ開口する大切欠き部29が形成されている。つまり、大切欠 き部29と凹窪部24に、図1と図2に示すように、スイッチ3の突出部3bが嵌合 し、スイッチ3はこのスリーブ18に保持されて付設される。
【0014】 また、図5に示すように、下蓋5の立上り壁12の上面の立上り壁15側には矩形 状の切欠部30が形成され、この切欠部30にスリーブ18が係合している。つまり、 切欠部30の切欠端31が図1に示すようにスリーブ18の凹溝28に嵌合し、このスリ ーブ18は、本体21が外部に突出するように、ケーシング1に保持される。また、 上蓋4の切欠部17の切欠端には、図2に示すように折曲部32が形成され、この折 曲部32にスイッチ3の突出部3bが係止している。
【0015】 しかして、このスリーブ18には、図3に示すように、一対の貫孔33,33がその 先端面34から基端面35(図1参照)まで貫設され、この貫孔33,33に電源コード 2,2が挿通される。なお、図1において、40はスイッチ3のリード線であり、 基板16に接続されている。また、スリーブ18の本体21の突隆部20は、その先端面 が弯曲面20aとされた断面矩形状体からなり、その上面20bがスイッチ3の操作 用ノブ3cに対応し、操作用ノブ3cを保護している。
【0016】 また、ケーシング1の上蓋4の上壁6の内面6a、及び、ケーシング1の下蓋 5の底壁11の内面11aには、銅等の導体の箔テープからなる熱分散材36が貼付さ れている。即ち、内部の図示省略の変圧手段(例えば、トランスや電子部品)等 が発熱した場合、その熱をケーシング1全体に分散させ、ケーシング1が局部的 に熱くなるのを防止している。なお、ケーシング1の6つの内面全部にこの熱分 散材36を貼付するも、内面の一部のみに貼付するも自由であり、全く貼付しない も自由である。
【0017】 従って、熱分散材36を貼付した電源装置では、(樹脂製である)ケーシング1 が局部的に熱くならず、ケーシング1の部分的劣化、亀裂等が発生することがな くなる。さらに、この熱分散材36の一部分を電気的に接地することにより、電磁 シールド板として用いることもできる。これにより、変圧手段から発生する不要 なノイズが、電源装置外部へ輻射されることを効果的に防止できる。
【0018】 次に、図6と図7はケーシング1の変形例を示し、この場合、ケーシング1の 一壁1aに、スイッチ3の操作用ノブ3cが介在状となる一対の保護用突起部37 ,37が突設されている。つまり、突起部37,37は、上蓋4の垂下壁7の表て面に 設けられるものであって、上面に四半円弧状の切欠き部が形成された矩形体から なり、操作用ノブ3cの左右に配設される。
【0019】 従って、この突起部37,37は不意に操作用ノブ3cが押圧され、スイッチ切換 が行なわれるのを防止している。なお、この突起部37,37の突出長さCとしては 、操作用ノブ3cの突出長さDと同一乃至僅かに小さく設定するのが好ましく、 また、突起部37,37間寸法Eとしても、操作用ノブ3cが各突起部37,37に当接 しない寸法とする。また、この場合、突起部37はケーシング1の上蓋4と一体成 形されている。
【0020】 また、図8と図9は他の実施例を示し、この場合のスリーブ18は、その本体21 に所定ピッチに配設される周方向凹溝38…が形成されたものであり、該本体21を 可撓性を有するものとしている。
【0021】 次に、図10と図11はさらに別の実施例を示し、この場合、スイッチ3の操作用 ノブ3cの下方に、下蓋5の立上り壁12から平板体の保護用突起部39を突設して いる。即ち、操作用ノブ3cの下方への不意の押圧に対して、該操作用ノブ3c を保護している。従って、この場合、スリーブ18の本体21の突隆部20を省略して いる。なお、図例では、本体21に、図8と図9に示すスリーブ18と同様、凹溝38 …を設けているが、勿論、凹溝38…を省略するも自由である。また、平板体から なる保護用突起部39を操作用ノブ3cの上方にも設けるも、上方のみに設けるも 自由である。
【0022】 しかして、上述の各電源装置によれば、電源コード2が突出する一壁1aに、 スイッチ3が設けられるので、電源コード2とスイッチ3とを接続する内部配線 を短くすることができると共に、電源コード2用のスリーブ18が、スイッチ3を 保持する保持部材を兼ね、全体の部品点数が減少し、組立て作業が容易となり、 しかも、一壁1aと相対向する他壁1bにスイッチ用の孔を加工する必要がなく なる。
【0023】 なお、本考案は上述の実施例に限定されず、本考案の要旨を逸脱しない範囲で 設計変更自由であり、例えば、スイッチ3として、実施例のようなトグルスイッ チに限らず、プッシュスイッチ、スライドスイッチ等の各種のスイッチを用いる ことができる。また、スリーブ18は、上述の図例においては、本体21とスイッチ 保持部22とが一体成形されたものであるが、本体21とスイッチ保持部22とを別部 材として形成して、組立てても良い。さらに、スイッチ3───具体的には、ス イッチ本体3a及び/又は突出部3b───と、スイッチ保持部22とを、一体成 形するも自由である。
【0024】
【考案の効果】
本考案は上述の如く構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0025】 内部配線を短く又は簡略化することができるので、電源装置内部を簡素化 することができ、しかもコストの低減に寄与する。
【0026】 一壁1aと相対向する他壁1b等に孔加工を行なう必要がなくなり、製造 しやすいものとなる。
【0027】 電源コード2用のスリーブ18が、スイッチ3を保持することができ、全体 の部品点数が減少し、組立て作業が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す要部拡大断面側面図で
ある。
【図2】要部拡大断面平面図である。
【図3】スリーブの拡大斜視図である。
【図4】全体の平面図である。
【図5】全体の正面図である。
【図6】ケーシングの変形例を示す要部平面図である。
【図7】ケーシングの変形例を示す要部側面図である。
【図8】他の実施例を示す要部平面図である。
【図9】他の実施例を示す要部側面図である。
【図10】さらに別の実施例を示す要部平面図である。
【図11】さらに別の実施例を示す要部側面図である。
【図12】従来例の平面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 1a 一壁 2 電源コード 3 スイッチ 3c 操作用ノブ 18 スリーブ 22 スイッチ保持部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源コード2用のスリーブ18を、ケーシ
    ング1の一壁1aに付設して、該電源コード2を該一壁
    1aから突出させ、かつ、該スリーブ18にスイッチ保持
    部22を設けると共に、該スイッチ保持部22にスイッチ3
    を付設して、上記ケーシング1の一壁1aからスイッチ
    3の操作用ノブ3cを突出させたことを特徴とする電源
    装置。
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